JPH0430822A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0430822A
JPH0430822A JP13682390A JP13682390A JPH0430822A JP H0430822 A JPH0430822 A JP H0430822A JP 13682390 A JP13682390 A JP 13682390A JP 13682390 A JP13682390 A JP 13682390A JP H0430822 A JPH0430822 A JP H0430822A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電子制御を行なう電気掃除機に係わり、とく
に、空気流路内の空気の状態たとえば圧力または流量な
どを検出する検出手段からの出力に応じて表示を行なう
表示手段に関する。
(従来の技術) 従来、たとえば特開平1−212528号公報に記載さ
れているように、掃除機本体内の空気流路中の空気の状
態たとえば圧力を検出手段により検出し、この検出手段
からの出力に応じて、電動送風機の入力を制御するとと
もに、表示手段により表示を行なう電気掃除機が知られ
ている。前記表示は、掃除時における電動送風機の運転
状態を使用者に知らせるとともに、集塵部のフィルター
などでの目詰りを警報して使用者に適切な処置をとらせ
るためのものである。そして、従来のこの種の電気掃除
機においては、検出手段からの出力変化をそのまま追従
するように表示を行なっていた。
ところで、フィルターが目詰りを起こしたときには、検
出手段の出力信号成分はあまり変化せず、したがって、
表示ももとよりあまり変化しない。これに対して、掃除
時は、空気流路中の圧力が激しく変化し続け、したがっ
て、検出手段の出力も大きく激しく変化する。そのため
、前述のような検出手段からの出力変化をそのまま追従
する表示では、この表示が目まぐるしく変化してしまい
、使用者にとって見やすいものではない。
そこで、表示をより見やすくするために、従来、表示手
段に時定数手段を設けて、表示手段が所定の時定数を有
する表示を行なうようにもしていた。時定数を有する表
示では、所定の表示保持時間、同一の表示内容が保持さ
れ、これにより、表示の目まぐるしい変化が防止される
ここで、時定数を有する表示が具体的にどのように行な
われるかを第14図を参照しながら説明する。
第14図(a)のグラフは、空気流路内の圧力に対応す
る検出手段の出力の時間変化を示すものであり、横軸は
時間、縦軸は出力値である。また、第14図(b) 、
  (c)は表示手段1を示しており、この表示手段1
は、ダストインジケーターとしてたとえば4つの発光素
子2.3,4.5を有している。
そして、空気流路内の圧力が検出手段により検出される
が、たとえば、圧力が大きくなるほど検出手段の出力も
太き(なるようになっている。
検出手段を介しての圧力の読取りは、たとえば0.2秒
毎に行なわれる。これに対して、たとえば5秒の表示保
持時間が設定されていて、その5秒の間で読み取られた
圧力値のうちの最小値すなわち検出手段の出力値のうち
の最小値pが記憶され、この最小値pに応じて、次の5
秒間の表示内容が決定される。
そして、予め設定された4つの値P、  P2、P3 
、P4  (p、>P2 >p3>P4 )に対して、
p > P +ならば次の5秒問いずれの発光素子2゜
3.4.5も発光せず、P、≧p>P2ならば1つの発
光素子2が発光し、P2≧p>P3ならば2つの発光素
子2.3が発光し、P3≧p>P4ならば3つの発光素
子2,3.4が発光し、P4≧pならばすべての発光素
子2,3,4.5が発光する。なお、P3ないしP4は
、フィルターなどの目詰りが生じたときの値に設定され
ており、3つないし4つの発光素子2.3.4.5が発
光したときは、使用者に対してフィルターの交換などの
処置が求められていることになる。
このように、ある5秒間において読み取られた検出手段
の出力値のうちの最小値pに応じて、次の5秒間同一の
表示内容が保持されることになる。
なお、時定数手段があっても、フィルターが目詰りを起
こしたときには、検出手段の出力はもとよりあまり変化
しないので、表示の正確さが損なわれるものではない。
そして、従来のこの種の電気掃除機においては、たとえ
ば5秒の表示保持時間が常に一定に保たれるようになっ
ていた。
ところで、製造時には、検出手段および表示手段などを
基板に1つの回路ユニットとして組立てた後、検出手段
の出力および表示手段の動作の検証を行なう。その際に
は、たとえば、検査器により検出手段に一定の増加率で
増加する基準圧力を加え、それに応じて、表示手段によ
る表示がどう行なわれるかを調べる。
このとき、当然時定数手段も作用するが、前記従来の電
気掃除機では、たとえば5秒の一定の表示保持時間が設
定されているため、検出手段および表示手段の検査時、
この検出手段に加える圧力を急激に増加させたとしても
、これを表示手段が追従しない。したがって、表示手段
の表示を追従させるには、たとえば数10秒間かけて圧
力を増加させなければならず、多くの時間を要していた
(発明が解決しようとする課題) 前述のように、空気流路中の空気の状態を検出する検出
手段の出力に応じた表示を行なう表示手段に時定数手段
を設けた従来の電気掃除機では、表示保持時間が常に一
定に保たれるようになっていたため、製造時に検出手段
および表示手段を検査するとき、多くの時間を要する問
題があった。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、通常の使用時すなわち掃除時における表示手段の動作
に悪影響を及ぼすことなく、製造時における検出手段お
よび表示手段の検査を短時間で確実に行なえる電気掃除
機を提供することを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の請求項1の電気掃除機は、前記目的を達成する
ために、集塵部と、この集塵部に吸気側が連通した電動
送風機と、これら集塵部および電動送風機を含む空気流
路と、この空気流路内の空気の状態たとえば圧力または
流量などを検出してこの空気の状態に応じた出力を行な
う検出手段と、この検出手段の出力に応じて前記空気流
路内の空気の状態を表示する表示手段とを備え、前記表
示手段は、所定の表示保持時間同一の表示内容を保持さ
せる時定数手段を有するとともに、前記検出手段の出力
が設定時間内増加し続けたとき前記時定数手段における
前記表示保持時間をT1とし、前記検出手段の出力が前
記設定時間内において増減したとき前記時定数手段にお
ける前記表示保持時間をT2とし、T1をT2よりも短
くしたものである。
なお、請求項2の電気掃除機のように、検出手段の出力
が設定時間内減少し続けたとき時定数手段における表示
保持時間をより短いT1としてもよい。
(作用) 本発明の請求項1の電気掃除機では、掃除時、電動送風
機の運転により、塵埃が集塵部へ吸込まれて捕捉される
。このとき、集塵部および電動送風機を含む空気流路内
の空気の状態たとえば圧力または流量などを検出手段が
検出し、この検出手段の出力に応じて、表示手段が空気
流路内の空気の状態を表示するが、このとき、時定数手
段により、所定の表示保持時間T2同一の表示内容が保
持される。これにより、空気流路内の空気の状態が激し
く変化しても、表示手段の表示が目まぐるしく変化する
ことが防止される。また、製造時に、検出手段および表
示手段などを1つの回路ユニットとして組立てた後、検
出手段および表示手段を検査するときには、たとえば検
査器により検出手段に単調に増加する圧力などの入力を
与え、それに応じて、表示手段による表示がどう行なわ
れるかを調べる。このとき、検出手段にその出力が増加
し続けるような入力が与えられることにより、たとえば
、検出手段に単調に増加する圧力などの入力が与えられ
ることにより、この検出手段の出力が設定時間内増加し
続けると、時定数手段における前記表示保持時間が前記
掃除時における表示保持時間T2よりも短いT1になり
、その後は、この短い表示保持時間T1で表示が行なわ
れることになり、検出手段の出力に対する表示手段の応
答が速くなる。一方、掃除時には、前述のように空気流
路内の空気の状態が激しく変化することにより、検出手
段の出力が前記設定時間内において増減するので、表示
保持時間はT1よりも長いT2になる。
なお、請求項2の電気掃除機では、検出手段の出力が設
定時間内減少し続けたとき、時定数手段における表示保
持時間がより短いT、になる。
したがって、検出手段および表示手段の検査時、検出手
段にその出力が減少し続けるような入力を設定時間以上
与えれば、検出手段の出力に対する表示手段の応答が速
くなる。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の第1実施例の構成を第1図
ないし第5図に基づいて説明する。
第2図において、11は掃除機本体で、この掃除機本体
11の内部には、電動送風機12が後部に配設されてい
るとともに、この電動送風機12の吸気側に補助集塵フ
ィルター13を介して連通ずる集塵部としての集塵室1
4が前部に区画形成されている。
また、前記掃除機本体11の上面部前側には、前記集塵
室14に臨んで、シャッター15により開閉される吸込
口I6が開口形成されている。一方、前記掃除機本体1
1の後面部には、前記電動送風機12の排気側に排気フ
ィルター17を介して連通ずる排気口18が開口形成さ
れている。さらに、前記集塵室14内には、主集塵フィ
ルターである集塵袋19が着脱自在に装着されている。
なお、前記掃除機本体11には電源コード20も設けら
れている。
そして、第3図に示すように、前記掃除機本体11の吸
込口16にはホース21の一端部が着脱自在に接続され
、このホース21の他端部の手元部22に延長管23を
介して吸込口体24が着脱自在に接続されるようになっ
ている。
こうして、この吸込口体24の下面部に形成された図示
しない吸込開口部から吸込口体24内、延長管23内、
ホース21内、集塵室14、電動送風機12を経て排気
口18に至る空気流路が形成されるようになっている。
つぎに、電気回路の構成の概略を第1図を参照して説明
する。
この電気回路は、前記掃除機本体ll内などに配設され
ており、商用交流電源3Gに前記電源コード20を介し
て着脱自在に接続される前記電動送風機12、電動送風
機制御回路31、検出手段32、検出対応制御手段33
および表示手段34などを有している。さらに、この表
示手段34は時定数手段35を有している。なお、Δ接
続されたコンデンサーからなる雑防回路36が前記電動
送風機12のフレームに接続されている。
前記電動送風機制御手段31は、たとえば、電動送風機
12および交流電源30間に接続される双方向性サイリ
スターを有しており、この双方向性サイリスターの位相
制御により電動送風機12の入力を制御するものである
。ここで、電動送風機制御手段31の出力制御、たとえ
ば、双方向性サイリスターのトリガーの位相角の制御は
、ホース21の他端部などに設けられ使用者により操作
されるスイッチなどからの入力に応じて、マイクロコン
ピュータ−におけるソフトウェア上の処理などにより行
なわれるようになっている。
前記検出手段32は、前記空気流路中のある位置におけ
る空気の状態を検出してこの空気の状態に応じた出力を
行なうものである。すなわち、検出手段32は、たとえ
ば、前記電動送風機12の吸気側と補助集塵フィルター
13との間に配設された圧力センサーを有しており、こ
の圧力センサーの周囲の圧力が大きくなるほど出力が大
きくなるものである。
前記検出対応圧力手段33は、前記マイクロコンピュー
タ−などからなっていて、前記ホース21の他端部のス
イッチの操作により自動運転が選択されているとき、前
記検出手段32の出力に応じて前記電動送風機制御手段
31の出力を制御して電動送風機12の入力を制御する
ものである。具体的には、検出手段32により検出され
る圧力が低((負圧が高く)なると、電動送風機12の
入力が増加されるようになっている。
前記表示手段34は、前記検出手段32の出力に応じて
前記空気流路内の空気の状態を表示するものであり、表
示のために、前記掃除機本体11の上面に配設された複
数の発光素子などを有している。
また、前記時定数手段35は、所定の表示保持時間同一
の表示内容を保持させるものである。前記表示手段34
により行なわれる時定数を有する表示処理は、前記マイ
クロコンピュータ−におけるソフトウェア上の処理など
により行なわれ、先に第14図により説明した従来のも
のと同様である。
さらに、前記表示手段34は、前記検出手段32の出力
の形態を識別する識別手段を有しており、検出手段32
の出力が設定時間内増加し続けたとき前記時定数手段3
5における前記表示保持時間をT、とし、検出手段32
の出力が前記設定時間内において増減したとき表示保持
時間を前記T、よりも長いT2とするものである。
つぎに、前記実施例の作用について説明する。
掃除時には、電動送風機12の運転により、塵埃が空気
とともに吸込口体24へ吸込まれ、延長管23およびホ
ース21を介して掃除機本体11の集塵室14内に導か
れて、集塵袋19内に捕捉される。一方、この集塵袋1
9により濾過された空気は、補助集塵フィルター13、
電動送風機12および排気フィルター17を通って排気
口18から掃除機本体11外へ排出される。
このとき、使用者は、ホース21の手元部22にあるス
イッチなどを操作することにより、電動送風機12をオ
ン・オフしたり、この電動送風機12の入力を変化させ
たりすることができる。とくに、自動運転を選択した場
合には、検出手段32により検出された圧力に応じて、
電動送風機12の入力が制御され、これにより、各種被
掃除物にそれぞれ適した吸込力が自動的に得られる。
つぎに、表示手段34の作用を詳しく説明する。
表示手段34は、検出手段32からの出力に応じて表示
を行なうが、この表示のための検出手段32の出力値の
味み込みルーチンは、たとえば、第5図のフローチャー
トに示すように行なわれる。
タイマーのリセット(ステップ1)後、経過時間が判定
され(ステップ2)、所定時間A経っていなければ、検
出手段32の出力値が読み取られる(ステップ3)とと
もに、それまでに読み取られた出力値のうちの最小値の
更新が行なわれる(ステップ4)。検出手段32の出力
値の読み取りは、たとえば0.2秒毎に行なわれること
になる。
そして、所定時間A経てば、最小値が記憶される(ステ
ップ5)。すなわち、前記所定時間A内において読み取
られた出力値のうちの最小値のみがその後の処理のため
のデータとして保存されることになる。
また、たとえば、電源投入後1回、あるいは、電源投入
後繰り返し、第4図のフローチャートに示す出力形態識
別ルーチンが行なわれる。この出力形態識別ルーチンは
、検出手段32の出力が予め設定されたある時間B内増
加し続けたかどうかを識別して、表示内容保持時間を設
定するためのものである。
まず、検出手段32の出力値の読み込みが行なわれる(
ステップ11)。この読み込みにおいては、第9図に示
すように、前記設定時間Bをいくつか、たとえば3つに
分割してなるそれぞれの時間すについて、前記第5図に
示す読み込みルーチンにより、検出手段32の出力値の
最低値がその後の処理のためのデータp1.  p2.
  p3として記憶される。この場合、A=bである。
ついで、前記データp++  2.p3の大小関係が比
較される(ステップ12.13)。そして、前回のデー
タp2が前々回のデータp、よりも大きく、かつ、今回
のデータp3が前回のデータp2よりも大きければ、表
示保持時間がT、に設定され(ステップ14)、そうで
なければ、表示保持時間がT2に設定される(ステップ
15)。ここで、T、<72であり、このT2はたとえ
ば5秒である。
こうして、検出手段32の出力が設定時間B内増加し続
けた場合には、そうでない場合よりも、表示保持時間が
短い方へ切り替えられることになる。
なお、前記出力形態識別ルーチンにおいて、比較するデ
ータの数は、3つに限るものではなく、むしろ、より多
くのデータを比較した方がよい。
その後、表示手段34においては、このようにして設定
された表示保持時間1.T2で表示処理が行なわれる。
すなわち、設定された表示保持時間T、、T2が前記第
5図に示す読み込みルーチンにおいてAとなり、ある表
示保持時間TT2内での読み取られた検出手段の出力値
のうちの最小値に応じて、次の表示保持時間T、、T2
内の表示内容が決定され、この表示保持時間TT2内同
−の表示内容が保持される。
ところで、製造時には、検出手段32および表示手段3
4などを1つの回路ユニットとして組立てた後、検出手
段32および表示手段34を検査する。
その際には、検査器により、検出手段32に基準圧力を
入力として与え、それに応じて、表示手段34による表
示がどう行なわれるかを調べるが、与える入力は、第6
図に示すような時間経過とともに徐々に単調に増加する
傾向のものとする。
このとき、検出手段32に単調に増加する圧力が与えら
れることにより、検出手段32の出力も単調に増加し続
けることになるが、検出手段32の出力が設定時間B内
増加し続けると、時定数手段35における表示保持時間
が減少し、その後は、この減少した表示保持時間T1で
表示が行なわれることになる。
その結果、検出手段32の出力に対する表示手段34の
応答が速くなり、短時間で確実に検査を行なえる。
なお、検査器により与えられる圧力は、第8図に示すよ
うに、段階的に上昇するものであることもあるが、この
場合、圧力の最初の立ち上がりで、表示保持時間が短い
方へ切り替わるようにすればよい。
一方、通常の使用時すなわち掃除時には、被掃除物の状
態の変化などのために、第7図に示すように、検出手段
32により検出される空気流路内の圧力が時間経過とと
もに激しく上昇および下降を繰り返す。そのため、検出
手段32の出力も激しく増減し、この出力が設定時間B
内増加し続けることはほとんどないので、表示保持時間
はT2となり、検査時よりも長くなる。これにより、空
気流路内の圧力が激しく変化しても、表示手段34の表
示が目まぐるしく変化することが防止され、見やすい表
示となる。
ところで、表示保持時間を切り替えるために手動の切替
器を設けたとすると、検査時に表示保持時間を短い方へ
切り替えたとしても、その後表示保持時間を長い方へ切
り替えることを忘れたとすると、通常の使用時には表示
処理が適正な表示保持時間をもっては行なわれないこと
になる。ところが、前記構成によれば、検査時には、検
査器による圧力の加え方により、表示保持時間が自動的
に短くなり、また、通常使用時には、表示保持時間が自
動的に長くなるので、検査時には、検出手段32の出力
に対する表示の追従性を確実に高めることができ、また
、通常使用時における表示手段34の動作には悪影響が
及ぶことがなく、製品としての誤動作を防止できる。
これとともに、表示保持時間の切り替えが、マイクロコ
ンピュータ−におけるソフトウェア上の処理で行なえる
ので、特別な切替器が不要である。
第10図は本発明の第2実施例を示すもので、この実施
例は、検出手段32の出力が設定時間内減少し続けたと
き時定数手段35における表示保持時間が減少するもの
である。そのために、先の実施例の出力形態識別ルーチ
ンのステップ12.13において、不等号くを〉に代え
ている。
したがって、検出手段32および表示手段34の検査時
、検出手段32に単調に減少する圧力を与えて、その出
力が前記設定時間以上減少し続けるようにすれば、検出
手段32の出力に対する表示手段34の応答が速くなる
なお、検出手段32の出力が設定時間内増加し続けたと
きと、設定時間内減少し続けたときとの両方で、表示保
持時間を減少させるようにしてもよい。
第11図および第12図は本発明の第3実施例を示すも
ので、この実施例では、第11図に示すように、時定数
手段35に表示保持時間可変手段37を設けている。こ
の表示保持時間可変手段37は、検出手段32の出力が
設定時間内増加し続けることにより減少されたときの表
示保持時間T、を可変設定するためのものであり、手動
で操作されるものである。
そして、マイクロコンピュータ−のソフトウェア上の処
理においては、第12図に示すように、前記第1実施例
の出力形態識別ルーチンのステップ13.14間に、表
示保持時間T1の設定ルーチン(ステップ16)を挿入
している。ここで、検査者は表示保持時間T、の設定を
行なう。
ところで、検査器の性能や調整の具合によっては、この
検査器により検出手段32に加えられる圧力が厳密には
単調に増加または減少しない。そこで、検査器により検
出手段32に加えられる圧力の時間変化のゆらぎが比較
的大きい場合には、表示保持時間可変手段37により、
表示保持時間T1を長くすれば、検査時に、表示保持時
間の自動切り替えを確実に行なえる。一方、検査器の性
能が良好で、あるいは、調整により検査器の能力が安定
してきて、検査器により検出手段32に加えられる圧力
の時間変化のゆらぎが比較的小さい場合には、表示保持
時間可変手段37により、表示保持時間T、を短くすれ
ば、より速やかに検査を行なうことができる。
こうして、前記第3実施例の構成によれば、検査器の性
能や調整の具合に応じて、適切な表示保持時間T、を設
定することができる。
第13図のフローチャートは本発明の第4実施例を示す
もので、この実施例では、検出手段32の出力が設定時
間内一定の増加率で増加し続けるとき、時定数手段35
における表示保持時間を減少させるものである。
そのために、出力形態識別ル゛−チンにおいて、前記第
1実施例と同様にたとえば3つのデータp++  1)
21 1)3を読み込み(ステップ21)、検出手段3
2の出力の増加率としてp2  I)I とp。
I)2とを計算しくステップ22)、これらを基準増加
率CL 、Co  (0< Ct < Co )と比較
する(ステップ23.24.25.26)。そして、p
2  T)Iと1)3  T)2とがともにC5とC1
との間にあれば、表示保持時間をより短いT、としくス
テップ27)、そうでなければ、表示保持時間をより長
いT2とする(ステップ28)。
前記第4実施例の構成によれば、吸込口体24の吸込開
口部に紙が詰まるといった使用時の異常状態における圧
力変化と、検査時に検出手段32に加えられる圧力変化
とを確実に区別できる。
もちろん、検出手段32の出力が設定時間内−定の減少
率で減少し続けるとき、時定数手段35における表示保
持時間を減少させてもよい。この場合、CL<CU<O
とすれ(′よい。
なお、前記実施例では、所定時間A内において読み取ら
れた検出手段32の出力値のうちの最小値により表示内
容を決めるようにしたが、所定時間A内において読み取
られた検出手段32の出力値のうちの最大値により表示
内容を決めたり、所定時間A内において読み取られた検
出手段32の出力値の平均値により表示内容を決めたり
することも可能である。
また、前記実施例では、電動送風機12および集塵室1
4を含む空気流路内の空気の状態として圧力を検出して
いたが、空気の状態として流量を検出するようにしても
よい。
さらに、空気の状態を検出する位置も、電動送風機12
と集塵フィルター13との間に限るものではなく、空気
流路内の他の位置で検出を行なうことも可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、つぎのような効果が得られる。
請求項1の電気掃除機では、集塵部および電動送風機を
含む空気流路内の空気の状態を検出する検出手段と、こ
の検出手段の出力に応じて表示を行なう表示手段とを備
え、この表示手段が、所定の表示保持時間同一の表示内
容を保持させる時定数手段を有しているが、検出手段の
出力が設定時間内増加し続けたとき時定数手段における
前記表示保持時間をT、とし、検出手段の出力が前記設
定時間内において増減したとき表示保持時間をT2とし
、T1〈T2としたので、製造時に、検出手段および表
示手段などを1つの回路ユニットとして組立てた後、検
出手段および表示手段を検査するとき、検査器により検
出手段にその出力が前記設定時間以上増加し続けるよう
な入力を与えて、前記表示保持時間をより短いT1とす
れば、検査を短時間で確実に行なうことができ、一方、
掃除時には、検出手段の出力が通常激しく変動して前記
設定時間内で増減することにより、表示保持時間がより
長いT2となり、表示が目まくるしく変化することを防
止できて、見やすい表示とてきる。しかも、前述のよう
な検査時と掃除時とで表示保持時間が自動的に切り替わ
ることになるので、手動の切替器を設けたような場合と
は異なり、とくに掃除時に、表示処理が適正な表示保持
時間をもって行なわれなくなることを確実に防止するこ
とができる。
なお、請求項2の電気掃除機のように、検出手段の出力
が設定時間内減少し続けたとき時定数手段における表示
保持時間をより短いT、にしても、同様の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示すブロック図、第2図
は同上掃除機本体の断面図、第3図は同上全体の側面図
、第4図は同上検出手段の出力形態識別ルーチンを示す
フローチャート、第5図は同上検出手段の出力値の読み
込みルーチンを示すフローチャート、第6図ないし第9
図は検出手段の出力の時間変化を示すグラフ、第10図
は本発明の第2実施例を示す出力形態識別ルーチンのフ
ローチャート、第11図は本発明の第3実施例を示すブ
ロック図、第12図は同上出力形態識別ルーチンを示す
フローチャート、第13図は本発明の第4実施例を示す
出力形態識別ルーチンのフローチャート、第14図(1
)は検出手段の出力の時間変化を示すグラフ、第14図
(b) 、  (c)は表示手段の平面図である。 12・・電動送風機、14・・集塵部としての集塵室、
31・・電動送風機制御手段、32・・検出手段、33
・・検出対応制御手段、34・・表示手段、35・・時
定数手段。 時間 時閉 傳巨11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)集塵部と、この集塵部に吸気側が連通した電動送
    風機と、これら集塵部および電動送風機を含む空気流路
    と、この空気流路内の空気の状態を検出してこの空気の
    状態に応じた出力を行なう検出手段と、この検出手段の
    出力に応じて前記空気流路内の空気の状態を表示する表
    示手段とを備え、 この表示手段は、所定の表示保持時間同一の表示内容を
    保持させる時定数手段を有するとともに、前記検出手段
    の出力が設定時間内増加し続けたとき前記時定数手段に
    おける前記表示保持時間をT_1とし、前記検出手段の
    出力が前記設定時間内において増減したとき前記時定数
    手段における前記表示保持時間をT_2とし、T_1を
    T_2よりも短くしたことを特徴とする電気掃除機。
  2. (2)集塵部と、この集塵部に吸気側が連通した電動送
    風機と、これら集塵部および電動送風機を含む空気流路
    と、この空気流路内の空気の状態を検出してこの空気の
    状態に応じた出力を行なう検出手段と、この検出手段の
    出力に応じて前記空気流路内の空気の状態を表示する表
    示手段とを備え、 この表示手段は、所定の表示保持時間同一の表示内容を
    保持させる時定数手段を有するとともに、前記検出手段
    の出力が設定時間内減少し続けたとき前記時定数手段に
    おける前記表示保持時間をT_1とし、前記検出手段の
    出力が前記設定時間内において増減したとき前記時定数
    手段における前記表示保持時間をT_2とし、T_1を
    T_2よりも短くしたことを特徴とする電気掃除機。
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