JP2695968B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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Description
する検出手段からの出力に応じて表示を行う表示手段を
備えた電気掃除機に関する。
るように、掃除機本体内の空気流路中の空気の状態であ
る圧力を検出手段により検出し、この検出手段からの出
力に応じて、電気送風機の入力を制御するとともに、表
示手段により表示を行う電気掃除機が知られている。こ
の表示手段による表示は、掃除時における電動送風機の
運転状態を使用者に知らせるとともに、集塵部のフィル
タなどでの目詰りを警報して使用者に適切な処置をとら
せるためのものである。そして。従来のこの種の電気掃
除機においては、検出手段からの出力変化をそのまま追
従するように表示を行っていた。
出手段の出力信号成分はあまり変化せず、したがって、
表示ももとよりあまり変化しない。これに対して、掃除
時は、空気流路中の圧力が激しく変化し続け、したがっ
て、検出手段の出力も大きく激しく変化する。そのた
め、前述のような検出手段からの出力変化をそのまま追
従する表示では、この表示が目まぐるしく変化してしま
い、使用者にとって見やすいものではない。
手段に時定数手段を設けて、表示手段が所定の時定数を
有する表示を行うようにもしている。この時定数を有す
る表示では、所定の表示保持時間、同一の表示内容が保
持され、これにより、表示の目まぐるしい変化が防止さ
れる。
われるかを第14図を参照しながら説明する。
る検出手段の出力の時間変化を示すものであり、横軸は
時間、縦軸は出力値である。また、第14図(b),
(c)は表示手段1を示しており、この表示手段1は、
ダストインジケータとして例えば4つの発光素子2,3,4,
5を有している。
るが、例えば、圧力が大きくなるほど検出手段の出力も
大きくなるようになっている。検出手段を介しての圧力
の読み取りは、例えば0.2秒毎に行われる。これに対し
て、例えば5秒の表示保持時間が設定されていて、その
5秒の間で読み取られた圧力値のうちの最小値すなわち
検出手段の出力値のうちの最小値pが記憶され、この最
小値pに応じて、次の5秒間の表示内容が決定される。
>P2>P3>P4)に対して、p>P1ならば次の5秒間いず
れの発光素子2,3,4,5も発光せず、P1≧p>P2ならば1
つの発光素子2が発光し、P2≧p>P3ならば2つの発光
素子2,3が発光し、P3≧p>P4ならば3つの発光素子2,
3,4が発光し、P4≧pならばすべての発光素子2,3,4,5が
発光する。なお、P3ないしP4は、フィルタなどの目詰り
が生じたときの値に設定されており、3つないし4つの
発光素子2,3,4,5が発光したときは、使用者に対してフ
ィルタの交換などの処置が求められていることになる。
段の出力値のうちの最小値pに応じて、次の5秒間同一
の表示内容が保持されることになる。
こしたときには、検出手段の出力はもとよりあまり変化
しないので、表示の正確さが損なわれるものではない。
ば5秒の表示保持時間が常に一定に保たれるようになっ
ていた。
を基板に1つの回路ユニットとして組み立てた後、検出
手段の出力および表示手段の動作の検証を行う。その際
には、例えば、検査器により検出手段に一定の増加率で
増加する基準圧力を加え、それに応じて、表示手段によ
る表示がどう行われるかを調べる。
電気掃除機では、例えば5秒の一定の表示保持時間が設
定されているため、検出手段および表示手段の検査時、
この検出手段に加える圧力を急激に増加させたとして
も、これを表示手段が追従しない。したがって、表示手
段の表示を追従させるには、例えば数10秒間かけて圧力
を増加させなければならず、多くの時間を要していた。
出手段の出力に応じた表示を行う表示手段に時定数手段
を設けた従来の電気掃除機では、表示保持時間が常に一
定に保たれるようになっていたため、製造時に検出手段
および表示手段を検査するとき、多くの時間を要する問
題がある。
で、掃除時における表示手段の動作に悪影響を及ぼすこ
となく、製造時における検出手段および表示手段の検査
を短時間で確実に行える電気掃除機を提供することを目
的とするものである。
に吸気側が連通した電動送風機と、これら集塵部および
電動送風機を含む空気流路と、この吸気流路内の空気の
圧力または流量を検出してこの空気の圧力または流量に
応じた出力を行う検出手段と、この検出手段の出力に応
じて前記空気流路内の空気の圧力または流量を表示する
表示手段とを備え、この表示手段は、所定の表示保持時
間に同一の表示内容を保持させる時定数手段を有すると
ともに、前記検出手段の出力が設定時間内に常に増加傾
向の時に前記時定数手段における前記表示保持時間をT1
とし、前記検出手段の出力が前記設定時間内において増
減したとき前記時定数手段における前記表示保持時間を
T2とし、T1をT2より短くしたものである。
に吸気側が連通した電動送風機と、これら集塵部および
電動送風機を含む空気流路と、この空気流路内の空気の
圧力または流量を検出してこの空気の圧力または流量に
応じた出力を行う検出手段と、この検出手段の出力に応
じて前記空気流路内の空気の圧力または流量を表示する
表示手段とを備え、この表示手段は、所定の表示保持時
間に同一の表示内容を保持させる時定数手段を有すると
ともに、前記検出手段の出力が設定時間内に常に減少傾
向の時に前記時定数手段における前記表示保持時間をT1
とし、前記検出手段の出力が前記設定時間内において増
減したとき前記時定数手段における前記表示保持時間を
T2とし、T1をT2よりも短くしたものである。
の運転により、塵埃が集塵部へ吸い込まれて捕捉される
際、集塵部および電動送風機を含む空気流路内の空気の
圧力または流量を検出手段が検出し、この検出手段の出
力に応じて、表示手段が空気流路内の空気の圧力または
流量を表示する。このとき、空気流路内の空気の圧力ま
たは流量が激しく変化することにより、検出手段の出力
も設定時間内において増減するので、時定数手段により
表示保持時間はT1よりも長いT2となり、所定の表示保持
時間T2に同一の表示内容が保持され、空気流路内の空気
の圧力または流量が激しく変化しても、表示手段の表示
が目まぐるしく変化することが防止される。また、例え
ば製造時に、検出手段および表示手段などを1つの回路
ユニットとして組み立てた後、検出手段および表示手段
を検査する際、検査器にて検出手段にその出力が常に増
加し続けるような単調に増加傾向の圧力または流量の入
力を与え、検出手段の出力が設定時間内に増加し続ける
ことにより、時定数手段における表示保持時間が掃除時
における表示保持時間T2よりも短いT1になり、その後
は、この短い表示保持時間T1で表示が行われることにな
り、検出手段の出力に対する表示手段の応答が速くな
り、迅速に表示手段による表示がどう行われるかを調べ
られる。
の運転により、塵埃が集塵部へ吸い込まれて捕捉される
際、集塵部および電動送風機を含む空気流路内の空気の
圧力または流量を検出手段が検出し、この検出手段の出
力に応じて、表示手段が空気流路内の空気の圧力または
流量を表示する。このとき、空気流路内の空気の圧力ま
たは流量が激しく変化することにより、検出手段の出力
も設定時間内において増減するので、時定数手段により
表示保持時間はT1よりも長いT2となり、所定の表示保持
時間T2に同一の表示内容が保持され、空気流路内の空気
の圧力または流量が激しく変化しても、表示手段の表示
が目まぐるしく変化することが防止される。また、例え
ば製造時に、検出手段および表示手段などを1つの回路
ユニットとして組み立てた後、検出手段および表示手段
を検査する際、検査器にて検出手段にその出力が常に減
少し続けるような単調に減少傾向の圧力または流量の入
力を与え、検出手段の出力が設定時間内に減少し続ける
ことにより、時定数手段における表示保持時間が掃除時
における表示保持時間T2よりも短いT1になり、その後
は、この短い表示保持時間T1で表示が行われることにな
り、検出手段の出力に対する表示手段の応答が速くな
り、迅速に表示手段による表示がどう行われるかを調べ
られる。
図ないし第5図を参集して説明する。
11の内部には、電動送風機12が後部に配設されていると
ともに、この電動送風機12の吸気側に補助集塵フィルタ
13を介して連通する集塵部としての集塵室14が前部に区
画形成されている。また、掃除機本体11の上面部前側に
は、集塵室14に臨んで、シャッタ15により開閉される吸
込口16が開口形成されている。一方、掃除機本体11の後
面部には、電動送風機12の排気側に排気フィルタ17を介
して連通する排気口18が開口形成されている。さらに、
集塵室14内には、主集塵フィルタである集塵袋19が着脱
自在に装着されている。なお、掃除機本体11には電源コ
ード20も設けられている。
16にはホース21の一端部が着脱自在に接続され、このホ
ース21の他端部の手元部22に延長管23を介して吸込口体
24が着脱自在に接続されるようになっている。
しない吸込開口部から吸込口体24内、延長管23内、ホー
ス21内、集塵室14、電動送風機12を経て排気口18に至る
空気流路が形成されるようになっている。
する。
り、商用交流電源30に電源コード20を介して着脱自在に
接続される電動送風機12、電動送風機制御手段31、検出
手段32、検出対応制御手段33および表示手段34などを有
している。さらに、この表示手段34は時定数手段35を有
している。なお、Δ接続されたコンデンサからなる雑防
回路36が電動送風機12のフレームに接続されている。
12および商用交流電源30間に接続される双方向性サイリ
スタを有しており、この双方向性サイリスタの位相制御
により電動送風機12の入力を制御するものである。ここ
で、電動送風機制御手段31の出力制御、例えば、双方向
性サイリスタのトリガの位相角の制御は、ホース21の他
端部などに設けられ使用者により操作されるスイッチな
どからの入力に応じて、マイクロコンピュータにおける
ソフトウェア上の処理などにより行われるようになって
いる。
空気の状態である圧力または流量を検出してこの空気の
圧力または流量の増減に応じて増減する出力を行うもの
である。すなわち、検出手段32は、例えば、電動送風機
12の吸気側と補助集塵フィルタ13との間の配設された圧
力センサを有しており、この圧力センサの周囲の圧力で
ある電動送風機12の吸気側と補助集塵フィルタ13との間
の圧力が大きくなるほど、検出手段32の出力が大きくな
るものである。
などにて構成され、ホース21の他端部のスイッチの操作
により自動運転が選択されているとき、検出手段32の出
力に応じて電動送風機制御手段31の出力を制御して電動
送風機12の入力を制御するものである。具体的には、検
出手段32により検出される圧力が低く、すなわち負圧が
高くなると、電動送風機12の入力が増加されるようにな
っている。
気流路内の空気の状態である圧力または流量を表示する
ものであり、表示のために、掃除機本体11の上面に配設
された複数の発光素子などを有している。また、時定数
手段35は、所定の表示保持時間に同一の表示内容を保持
させるものである。そして、表示手段34により行われる
時定数を有する表示処理は、マイクロコンピュータにお
けるソフトウェア上の処理などにより行われ、先に第14
図により説明した従来のものと同様である。
別する識別手段を有しており、検出手段32の出力が設定
時間内増加し続けたとき時定数手段35における表示保持
時間をT1とし、検出手段32の出力が設定時間内において
増減したとき表示保持時間をT1よりも長いT2とするもの
である。
とともに吸込口体24へ吸い込まれ、延長管23およびホー
ス21を介して掃除機本体11の集塵室14内に導かれて、集
塵袋19内に捕捉される。一方、この集塵袋19により濾過
された空気は、補助集塵フィルタ13、電動送風機12およ
び排気フィルタ17を通って排気口18から掃除機本体11外
へ排出される。
ッチなどを操作することにより、電動送風機12をオン・
オフしたり、この電動送風機12の入力を変化させたりす
ることができる。とくに、自動運転を選択した場合に
は、検出手段32により検出された圧力に応じて、電動送
風機12の入力が制御され、これにより、各種被掃除物に
それぞれ適した吸込力が自動的に得られる。
行うが、この表示のための検出手段32の出力値の読み込
みルーチンは、例えば、第5図のフローチャートに示す
ように行われる。
され(ステップ2)、所定時間Aが経っていなければ、
検出手段32の出力値が読み取られる(ステップ3)とと
もに、それまでに読み取られた出力値のうちの最小値の
更新が行われる(ステップ4)。そして、検出手段32の
出力値の読み取りは、例えば0.2秒毎に行われることに
なる。そして、所定時間Aが経てば、最小値が記憶され
る(ステップ5)。すなわち、所定時間A内において読
み取られた出力値のうちの最小値のみがその後の処理の
ためのデータとして保存されることになる。
後繰り返し、第4図のフローチャートに示す出力形態識
別ルーチンが行われる。この出力形態識別ルーチンは、
検出手段32の出力が予め設定されたある時間B内増加し
続けたかどうかを識別して、表示内容保持時間を設定す
るためのものである。
テップ11)。この読み込みにおいては、第9図に示すよ
うに、設定時間Bをいくつか、例えば3つに分割してな
るそれぞれの時間bについて、第5図に示す読み込みル
ーチンにより、検出手段32の出力値の最低値がその後の
処理のためのデータp1,p2,p3として記憶される。この場
合、A=bである。
テップ12,13)。そして、前回のデータp2が前々回のデ
ータp1よりも大きく、かつ、今回のデータp3が前回のデ
ータp2よりも大きければ、表示保持時間がT1に設定され
(ステップ14)、表示保持時間がT2に設定される(ステ
ップ15)。ここで、T1<T2であり、このT2は例えば5秒
である。
続ける増加傾向の場合には、そうでない場合よりも、表
示保持時間が短い方へ切り替えられることになる。
タの数は、3つに限るものではなく、むしろ、より多く
のデータを比較した方がよい。
された表示保持時間T1,T2で表示処理が行われる。すな
わち、設定された表示保持時間T1,T2が第5図に示す読
み込みルーチンにおいてAとなり、ある表示保持時間
T1,T2内での読み取られた検出手段の出力値のうちの最
小値に応じて、次の表示保持時間T1,T2内の表示内容が
決定され、この表示保持時間T1,T2内で同一の表示内容
が保持される。
などを1つの回路ユニットとして組み立てた後、検出手
段32および表示手段34を検査する。その際には、検査器
により、検出手段32に基準圧力を入力として与え、それ
に応じて、表示手段34による表示がどう行われるかを調
べるが、与える入力は、第6図に示すような時間経過と
ともに徐々に単調に増加する傾向のものとする。
力が与えられることにより、検出手段32の出力も単調に
増加し続けることになるが、検出手段32の出力が設定時
間B内に増加し続けると、時定数手段35における表示保
持時間が減少し、その後は、この減少した表示保持時間
T1で表示が行われることになる。
答が速くなり、短時間で確実に検査を行える。
ように、段階的に上昇するものであることもあるが、こ
の場合、圧力の最初の立ち上がりで、表示保持時間が短
い方へ切り替わるようにすればよい。
状態の変化などのために、第7図に示すように、検出手
段32により検出される空気流路内の圧力が時間経過とと
もに激しく上昇および下降を繰り返す。そのため、検出
手段32の出力も激しく増減し、この出力が設定時間B内
増加し続けることはほとんどないので、表示保持時間は
T2となり、検査時よりも長くなる。これにより、空気流
路内の圧力が激しく変化しても、表示手段34の表示が目
まぐるしく変化することが防止され、見やすい表示とな
る。
替器を設けたとすると、検査時に表示保持時間を短い方
へ切り替えたとしても、その後表示保持時間を長い方へ
切り替えることを忘れたとすると、通常の使用時には表
示処理が適正な表示保持時間をもって行われないことに
なる。ところが、上記実施例の構成によれば、検査時に
は、検査器による圧力の加え方により、表示保持時間が
自動的に短くなり、また、通常使用時には、表示保持時
間が自動的に長くなるので、検査時には、検出手段32の
出力に対する表示の追従性を確実に高めることができ、
また、通常使用時における表示手段34の動作には悪影響
がおよぶことがなく、製品としての誤動作を防止でき
る。
コンピュータにおけるソフトウェア上の処理で行えるの
で、特別な切替器が不要である。
例は、検出手段32の出力が設定時間内に減少し続けたと
き時定数手段35における表示保持時間が減少するもので
ある。そのために、先の実施例の出力形態識別ルーチン
のステップ12,13において、不等号<を>に代えてい
る。
検出手段32に単調に減少する減少傾向の圧力を与えて、
その出力が設定時間以上減少し続けるようにすれば、検
出手段32の出力に対する表示手段34の応答が速くなる。
ときと、設定時間内減少し続けたときとの両方で、表示
保持時間を減少させるようにしてもよい。
で、この実施例では、第11図に示すように、時定数手段
35に表示保持時間可変手段37を設けている。この表示保
持時間可変手段37は、検出手段32の出力が設定時間内に
増加し続けることにより減少されたときの表示保持時間
T1を可変設定するためのものであり、手動で操作される
ものである。
理においては、第12図に示すように、上述の第1実施例
の出力形態識別ルーチンのステップ13,14間に、表示保
持時間T1の設定ルーチン(ステップ16)を挿入してい
る。ここで、検査者は表示保持時間T1の設定を行う。
の検査器により検出手段32に加えられる圧力が厳密には
単調に増加または減少しない。そこで、検査器により検
出手段32に加えられる圧力の時間変化のゆらぎが比較的
大きい場合には、表示保持時間可変手段37により、表示
保持時間T1を長くすれば、検査時に、表示保持時間の自
動切り替えを確実に行える。一方、検査器の性能が良好
で、あるいは、調整により検査器の能力が安定してき
て、検査器により検出手段32に加えられる圧力の時間変
化のゆらぎが比較的小さい場合には、表示保持時間可変
手段37により、表示保持時間T1を短くすれば、より速や
かに検査を行うことができる。
や調整の具合に応じて、適切な表示保持時間T1を設定す
ることができる。
もので、この第4実施例では、検出手段32の出力が設定
時間内一定の増加率で増加し続けるとき、時定数手段35
における表示保持時間を減少させるものである。
第1実施例と同様に、例えば3つのデータp1,p2,p3を読
み込み(ステップ21)、検出手段32の出力の増加率とし
てp2−p1とp3−p2とを計算し(ステップ22)、これらを
基準増加率cL,cU(0<cL<cU)と比較する(ステップ2
3,24,25,26)。そして、p2−p1とp3−p2とがともにcLと
cUとの間にあれば、表示保持時間をより短いT1とし(ス
テップ27)、そうでなければ、表示保持時間をより長い
T2とする(ステップ28)。
口部に紙が詰まるといった使用時の異常状態における圧
力変化と、検査時に検出手段32に加えられる圧力変化と
を確実に区別できる。
少率で減少し続けるとき、時定数手段35における表示保
持時間を減少させてもよい。この場合、cL<cU<0とす
ればよい。
られた検出手段32の出力値のうちの最小値により表示内
容を決めるようにしたが、所定時間A内において読み取
られた検出手段32の出力値のうちの最大値により表示内
容を決めたり、所定時間A内において読み取られた検出
手段32の出力値の平均値により表示内容を決めたりする
ことも可能である。
を含む空気流路内の空気の状態として圧力を検出してい
たが、空気の状態として流量を検出するようにしてもよ
い。
と補助集塵フィルタ13との間に限るものではなく、空気
流路内の他の位置で検出を行うことも可能である。
動送風機を含む空気流路内の空気の圧力または流量を検
出する検出手段と、この検出手段の出力に応じて表示を
行う表示手段とを備え、この表示手段が、所定の表示保
持時間に同一の表示内容を保持させる時定数手段を有
し、検出手段の出力が設定時間内に常に増加し続ける増
加傾向の時に時定数手段における表示保持時間をT1と
し、検出手段の出力が設定時間内において増減したとき
表示保持時間をT2とし、T1をT2よりも短くしたので、例
えば製造時に、検出手段および表示手段などを1つの回
路ユニットとして組み立てた後、検出手段および表示手
段を検査するとき、検査器により検出手段にその出力が
設定時間以上で常に増加し続ける増加傾向の入力を与え
て、表示保持時間をより短いT1とすれば、検査を短時間
で確実に行うことができ、一方、掃除時には、検出手段
の出力が通常激しく変動して設定時間内で増減すること
により、表示保持時間がより長いT2となり、表示が目ま
ぐるしく変化することを防止できて、表示を見やすくで
きる。しかも、検査時と掃除時とで表示保持時間が自動
的に切り替わることになるので、手動の切替器を設けた
ような場合とは異なり、特に掃除時に、表示処理が適正
な表示保持時間をもって行われなくなることを確実に防
止できる。
動送風機を含む空気流路内の空気の圧力または流量を検
出する検出手段と、この検出手段の出力に応じて表示を
行う表示手段とを備え、この表示手段が、所定の表示保
持時間に同一の表示内容を保持させる時定数手段を有
し、検出手段の出力が設定時間内に常に減少し続ける減
少傾向の時に時定数手段における表示保持時間をT1と
し、検出手段の出力が設定時間内において増減したとき
表示保持時間をT2とし、T1をT2よりも短くしたので、例
えば製造時に、検出手段および表示手段などを1つの回
路ユニットとして組み立てた後、検出手段および表示手
段を検査するとき、検査器により検出手段にその出力が
設定時間以上で常に減少し続ける減少傾向の入力を与え
て、表示保持時間をより短いT1とすれば、検査を短時間
で確実に行うことができ、一方、掃除時には、検出手段
の出力が通常激しく変動して設定時間内で増減すること
により、表示保持時間がより長いT2となり、表示が目ま
ぐるしく変化することを防止できて、表示を見やすくで
きる。しかも、検査時と掃除時とで表示保持時間が自動
的に切り替わることになるので、手動の切替器を設けた
ような場合とは異なり、特に掃除時に、表示処理が適正
な表示保持時間をもって行われなくなることを確実に防
止できる。
は同上掃除機本体の断面図、第3図は同上全体の側面
図、第4図は同上検出手段の出力形態識別ルーチンを示
すフローチャート、第5図は同上検出手段の出力値の読
み込みルーチンを示すフローチャート、第6図ないし第
9図は検出手段の出力の時間変化を示すグラフ、第10図
は本発明の第2実施例を示す出力形態識別ルーチンのフ
ローチャート、第11図は本発明の第3実施例を示すブロ
ック図、第12図は同上出力形態識別ルーチンを示すフロ
ーチャート、第13図は本発明の第4実施例を示す出力形
態識別ルーチンのフローチャート、第14図(a)は検出
手段の出力の時間変化を示すグラフ、第14図(b),
(c)は表示手段の平面図である。 12……電動送風機、14……集塵部としての集塵室、31…
…電動送風機制御手段、32……検出手段、33……検出対
応制御手段、34……表示手段、35……時定数手段。
Claims (2)
- 【請求項1】集塵部と、この集塵部に吸気側が連通した
電動送風機と、これら集塵部および電動送風機を含む空
気流路と、この空気流路内の空気の圧力または流量を検
出してこの空気の圧力または流量に応じた出力を行う検
出手段と、この検出手段の出力に応じて前記空気流路内
の空気の圧力または流量を表示する表示手段とを備え、 この表示手段は、所定の表示保持時間に同一の表示内容
を保持させる時定数手段を有するとともに、前記検出手
段の出力が設定時間内に常に増加傾向の時に前記時定数
手段における前記表示保持時間をT1とし、前記検出手段
の出力が前記設定時間内において増減したとき前記時定
数手段における前記表示保持時間をT2とし、T1をT2より
も短くした ことを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項2】集塵部と、この集塵部に吸気側が連通した
電動送風機と、これら集塵部および電動送風機を含む空
気流路と、この空気流路内の空気の圧力または流量を検
出してこの空気の圧力または流量に応じた出力を行う検
出手段と、この検出手段の出力に応じて前記空気流路内
の空気の圧力または流量を表示する表示手段とを備え、 この表示手段は、所定の表示保持時間に同一の表示内容
を保持させる時定数手段を有するとともに、前記検出手
段の出力が設定時間内に常に減少傾向の時に前記時定数
手段における前記表示保持時間をT1とし、前記検出手段
の出力が前記設定時間内において増減したとき前記時定
数手段における前記表示保持時間をT2とし、T1をT2より
も短くした ことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13682390A JP2695968B2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13682390A JP2695968B2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0430822A JPH0430822A (ja) | 1992-02-03 |
JP2695968B2 true JP2695968B2 (ja) | 1998-01-14 |
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ID=15184344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13682390A Expired - Fee Related JP2695968B2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 電気掃除機 |
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