JPH0535321Y2 - - Google Patents

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JPH0535321Y2
JPH0535321Y2 JP1800388U JP1800388U JPH0535321Y2 JP H0535321 Y2 JPH0535321 Y2 JP H0535321Y2 JP 1800388 U JP1800388 U JP 1800388U JP 1800388 U JP1800388 U JP 1800388U JP H0535321 Y2 JPH0535321 Y2 JP H0535321Y2
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grain
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grains
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moisture
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、穀粒水分測定装置に関する。
(従来の技術) 穀粒水分の構成部材である電極の間隙が一定で
ある。
(この考案が解決しようとする問題点) 然し乍ら、穀粒は品種等の性状条件により大き
さが一定でないので測定精度の向上を図れないこ
とがある。
(問題点を解決するための手段) この考案は、穀粒水分の測定精度の向上を図る
ものであつて、つぎのような技術的手段を講じ
た。即ち、左右一対の電極1,1の間に穀粒を受
けて粉砕しながら電気抵抗値を水分値に換算する
水分測定装置において、穀粒の大きさを演算する
ことのできる演算手段を設け、この演算手段の演
算結果から電極1,1の間隔の大小を選択する選
択制御手段を設ける構成とした穀粒水分測定装置
の構成とする。
(作用) 演算手段による演算結果より穀粒の大きさが判
別され、穀粒の大きさによつて電極1,1間隔の
大小が選択設定される。
(効果) 上記のように、穀粒の大きさが予め判別され、
これに基づいて電極1,1間隔の大小が選択設定
されるものであるから、電極間での穀粒の粉砕漏
れがなく水分の測定精度の向上がはかれる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
まず、その構成について説明すると、穀粒乾燥
機2の上部には貯留室3が設けられているととも
に、その下部には前後方向に細長い一対の穀粒流
下路4が連通連設され、且つ各穀粒流下路4の下
端には低速で回転する繰出バルブ5が前後方向に
架設されていて、穀粒流下路4の穀粒が少量づつ
下部の回収室6に送り出す構成としている。又、
両穀粒流下路4の左右側壁は網又は多孔板で構成
されていて左右方向に通気可能に構成している。
さらに、該両穀粒流下路4の間に形成された中空
室は熱風室(図示せず)に構成し、また、夫々の
穀粒流下路4の外側に排風室(図示せず)を設け
ている。そして、該、熱風室は機体の前壁外面に
設置したバーナ7に連通し、排風室は機体の後壁
外面に設置したフアン8に連通している。したが
つて、熱風は熱風室から穀粒流下路4を通つて排
風室に入り、その後、フアン8によつて機外に排
出されるが、この穀粒流下路4を通るときに穀粒
を乾燥する構成としている。
そして、前記回収室6の底部にはスクリユーコ
ンベア9が前後方向に架設されており、また、前
記貯粒室3の上部には上部スクリユーコンベア1
0が前後方向に架設されている。
11は揚穀始端部をスクリユーコンベア9に連
通し、揚穀終端部を上部スクリユーコンベア10
に連通しているバケツト型の揚穀機であつて、機
体の前壁外面に着脱自在に設けている。そして、
該揚穀機11の中間部には、落下する穀粒の一部
を回収して一粒づつ搬送することのできる搬送装
置12と、この搬送装置12から排出された穀粒
を矢印方向に回転して粉砕する円筒形状の電極1
とを備えた穀粒水分測定装置13を着脱自在に設
けている。なお、該電極1の一方は正逆転可能な
モータ14を駆動源として作動する調節手段(図
示せず)を介して他方の電極に対して遠近移動す
る構成としている。そして、該実施例では、前記
したように電極間隔を調節する構成としている
が、第3図に示すように、小径部Aと大径部Bと
を有する電極1に形成し、供給樋15の排出端部
を小径側又は大径側に切換える構成としてもよ
い。
16はデータや制御プログラム等を内蔵してい
るメモリ(図示せず)を有するマイクロコンピユ
ータの演算制御部(以下、CPUとする)であつ
て、算術・論理演算及び比較演算を行なう。
そして、該CPU16に抵抗電圧変換器17及
びA/D変換器18を介して入力される情報とし
ては穀粒の水分情報がある。また、CPU16か
ら出力される信号としては、モータ14への正転
又は逆転駆動指令信号と、搬送装置12及び電極
1の回転駆動源であるモータ19への駆動指令信
号と、表示装置20への表示指令信号等がある。
CPU16は以下の機能を有する。即ち、作
業開示信号を入力したとき、モータ19に駆動指
令信号を出力する。抵抗電圧変換器17から出
力される電圧の波高値をA/D変換器18を介し
て取込んで、水分値に換算する。において、
同時にデータ数をカウントし、所定数(例えば、
16粒)に達したとき、平均水分値を演算する。
平均水分値を表示する信号を表示装置20へ出力
する。また、抵抗電圧変換器17から出力され
る電圧の波形幅値をA/D変換器18を介して取
込んで、予め設定した設置値とこの測定値を比較
して穀粒の大きさ(幅が広い場合は大きい、狭い
場合は小さい)を演算する。の演算値と比較
値とを比較演算して、演算値が大きいと判断する
とモータ14に正転駆動指令信号を出力し、反対
に演算値が小さいと判断するとモータ14に逆転
駆動指令信号を出力し一方の電極を所定量移動す
る。なお、演算値と比較値との差が所定幅内であ
れば、モータ14への駆動指令信号を出力しな
い。
また、実施例では、電極1の移動を1段階移動
する構成であるが、複数段階調節可能に構成して
もよいことは勿論である。
つぎに、その作用について説明する。まず、機
体の回転各部及びモータ19を回転し、作業を開
始すると、揚穀機11の揚穀作業時にバケツトか
ら落下した穀粒の一部は適宜構成の回収手段によ
つて搬送装置12側に案内される。その後、この
搬送装置12によつて搬送される穀粒は搬送終端
から一粒づつ排出されて矢印方向に回転する電極
1によつて粉砕される。
この場合、水分抵抗は抵抗電圧変換器17によ
つて電圧に変換された後A/D変換器18によつ
てデジタル量に変換されCPU16に取込まれる。
そして、CPU16はこのデータを水分値に換算
してメモリに保存し、データが所定数に達したと
きに平均水分値を演算して表示装置20に表示す
る。一方、CPU16はデータの波形幅から穀粒
の大きさを演算し、そして、このデータが所定数
に達したとき平均大きさを演算する。そして、
CPU16がこの演算値と比較値とを比較演算し
て、演算値が比較値よりも大きいと判断するとモ
ータ14に正転の駆動指令信号を出力する。する
と、移動可能に設けた電極1は矢印イ方向に移動
して電極間隙を広くする。反対に、CPU16が
演算値よりも比較値の方が小さいと判断すると、
モータ14に逆転の駆動指令信号を出力する。す
ると前記電極1は矢印イ方向とは反対側の方向に
移動して電極間隙を狭くする。したがつて、穀粒
の大小に関連して電極間隙を選択できるので、粉
砕漏れによる測定精度の低下を防止し得る。
なお、穀粒の大きさを検出する手段としては光
学式でもよくこの実施例にのみ限定されるもので
はない。
【図面の簡単な説明】
図は、この考案の実施例を示すものであつて、
第1図は穀粒乾燥機の側断面図、第2図はブロツ
ク回路図、第3図は別実施例の電極を示す図であ
る。 1は電極を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対の電極1,1の間に穀粒を受けて圧砕
    しながら電気抵抗値を水分値に換算する水分測定
    装置において、穀粒の大きさを演算することので
    きる演算手段を設け、この演算手段の演算結果か
    ら電極1,1の間隔の大小を選択する選択制御手
    段を設ける構成とした穀粒水分測定装置。
JP1800388U 1988-02-12 1988-02-12 Expired - Lifetime JPH0535321Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1800388U JPH0535321Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12

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JP1800388U JPH0535321Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01121840U JPH01121840U (ja) 1989-08-18
JPH0535321Y2 true JPH0535321Y2 (ja) 1993-09-08

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