JPS592465Y2 - 穀類乾燥機 - Google Patents
穀類乾燥機Info
- Publication number
- JPS592465Y2 JPS592465Y2 JP1977085338U JP8533877U JPS592465Y2 JP S592465 Y2 JPS592465 Y2 JP S592465Y2 JP 1977085338 U JP1977085338 U JP 1977085338U JP 8533877 U JP8533877 U JP 8533877U JP S592465 Y2 JPS592465 Y2 JP S592465Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moisture content
- grains
- grain
- storage chamber
- same phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、貯溜室、乾燥部、揚穀機を循環せしめて穀粒
を乾燥する穀類乾燥機の改良に係るものである。
を乾燥する穀類乾燥機の改良に係るものである。
従来、この種の穀類乾燥機においては、穀類の含水率を
検出するために、貯溜室内に１個の含水率センサーを設
けて含水率の測定を行なっていたが、含水率を１個所に
おいて測定するために、含水率センサーを設ける位置に
よって穀粒の乾燥条件が異なり正確な含水率の測定が困
難であった。
検出するために、貯溜室内に１個の含水率センサーを設
けて含水率の測定を行なっていたが、含水率を１個所に
おいて測定するために、含水率センサーを設ける位置に
よって穀粒の乾燥条件が異なり正確な含水率の測定が困
難であった。
本考案は上記のごとき従来の問題に鑑み考案したもので
、貯溜室、乾燥部、揚穀機を循環せしめて穀粒を乾燥す
る穀類乾燥機において、前記貯溜室内を流下する穀粒の
流れの同位相位置に穀粒の含水率を検出するための複数
個の含水率センサーを設け、前記複数の含水率センサー
の検出する含水率を演算して平均値を算出するための演
算装置と、前記演算装置の指令により熱風温度等の乾燥
条件を制御する制御装置とを設けることにより、正確な
含水率を測定し、これに関連して、熱風温度等の乾燥条
件を制御して、穀類の乾燥を効率的に行なわしめようと
するものである。
、貯溜室、乾燥部、揚穀機を循環せしめて穀粒を乾燥す
る穀類乾燥機において、前記貯溜室内を流下する穀粒の
流れの同位相位置に穀粒の含水率を検出するための複数
個の含水率センサーを設け、前記複数の含水率センサー
の検出する含水率を演算して平均値を算出するための演
算装置と、前記演算装置の指令により熱風温度等の乾燥
条件を制御する制御装置とを設けることにより、正確な
含水率を測定し、これに関連して、熱風温度等の乾燥条
件を制御して、穀類の乾燥を効率的に行なわしめようと
するものである。
以下、図面を用いて本考案の実施例について詳細な説明
を行なつ０ 図において、１は貯溜室で、下部は傾斜面を備えたホッ
パ一部３を形成している。
を行なつ０ 図において、１は貯溜室で、下部は傾斜面を備えたホッ
パ一部３を形成している。
５はホッパ一部３の下部に連通ずる乾燥部、７は乾燥部
５の底部の排出口９に設けられた回転弁で、穀粒を適度
に排出せしめるものである。
５の底部の排出口９に設けられた回転弁で、穀粒を適度
に排出せしめるものである。
１１は排出口９の下方に傾斜して設けた傾斜板で、下部
は搬送螺旋１３に連通している。
は搬送螺旋１３に連通している。
１７は吸引ファンで、火炉１９により発生した熱風は熱
風通路２１を経て、乾燥部５の側壁に設けた連通孔２３
，２３・・・・・・から乾燥部５内に入り、乾燥部５内
を徐々に流下する穀粒の間を通って穀粒を乾燥してのち
、反対側の側壁に設けた連通孔２５．２５・・・・・・
を通って排風通路２７に入り、吸引ファン１７から外部
に排出されるものである。
風通路２１を経て、乾燥部５の側壁に設けた連通孔２３
，２３・・・・・・から乾燥部５内に入り、乾燥部５内
を徐々に流下する穀粒の間を通って穀粒を乾燥してのち
、反対側の側壁に設けた連通孔２５．２５・・・・・・
を通って排風通路２７に入り、吸引ファン１７から外部
に排出されるものである。
２９は搬送螺旋１３から送られる穀粒を上方に搬送する
揚穀機で、上部に設けた搬送螺旋３１に連通している。
揚穀機で、上部に設けた搬送螺旋３１に連通している。
３３は搬送螺旋３１の端部に設けた回転散布器で、搬送
螺旋３１により送られた穀粒を遠心力により貯溜室１内
に散布するものである。
螺旋３１により送られた穀粒を遠心力により貯溜室１内
に散布するものである。
すなわち、３５は搬送螺旋３１の外筒３７に垂直方向に
軸支された軸３９に固着して回転する散布板、４１は搬
送螺旋３１の端部の排出口で、散布板３５の直上位置に
開口している。
軸支された軸３９に固着して回転する散布板、４１は搬
送螺旋３１の端部の排出口で、散布板３５の直上位置に
開口している。
４３．４３・・・・・・は貯溜室１内のホッパ一部３に
、穀粒の流れの同位相位置に固着して設けた複数個の含
水率センサーで、交互に並設した極４５．４７よりなり
、極４５．４７に接する穀粒を介して電流を通じ、穀粒
の電気抵抗により変化する電流によって穀粒の含水率を
検出するものである。
、穀粒の流れの同位相位置に固着して設けた複数個の含
水率センサーで、交互に並設した極４５．４７よりなり
、極４５．４７に接する穀粒を介して電流を通じ、穀粒
の電気抵抗により変化する電流によって穀粒の含水率を
検出するものである。
４９は検出電流を発する発信器、５１は含水率センサー
４３．４３・・・・・・の検出した含水率を演算して平
均値を算出する演算装置、５３は演算装置５１の指令お
よび温度感知用の温度センサー５５の指令により作動す
る制御装置で、熱風温度調節装置５乙循環速度調節装置
５９等の乾燥条件を制御するものである。
４３．４３・・・・・・の検出した含水率を演算して平
均値を算出する演算装置、５３は演算装置５１の指令お
よび温度感知用の温度センサー５５の指令により作動す
る制御装置で、熱風温度調節装置５乙循環速度調節装置
５９等の乾燥条件を制御するものである。
演算装置５１．制御装置５３．温度センサー５５．熱風
温度調節装置５７．循環速度調節装置５９の構成作用（
二ついては通常用いられるものと同じであるので、ここ
に詳細な説明を省略する。
温度調節装置５７．循環速度調節装置５９の構成作用（
二ついては通常用いられるものと同じであるので、ここ
に詳細な説明を省略する。
６１は演算装置５１の指令により警報を発するブザーあ
るいはランプ等の警報装置である。
るいはランプ等の警報装置である。
以上の構成において、張込ホッパー（図示せず）から投
入された穀粒は揚穀機２９により上昇し、搬送螺旋３１
により送られて、回転散布器３３により散布されて貯溜
室１内に貯溜される。
入された穀粒は揚穀機２９により上昇し、搬送螺旋３１
により送られて、回転散布器３３により散布されて貯溜
室１内に貯溜される。
貯溜室１内の穀粒は回転弁７，７の回転に応じて、乾燥
部５，５内を徐々に流下し、この間に熱風により乾燥さ
れて、排出口９から回転弁７を介して排出され、傾斜板
１１．１１上を流下して搬送螺旋１３に入り、再び揚穀
機２９により上昇されて循環し、乾燥が繰り返して行な
われる。
部５，５内を徐々に流下し、この間に熱風により乾燥さ
れて、排出口９から回転弁７を介して排出され、傾斜板
１１．１１上を流下して搬送螺旋１３に入り、再び揚穀
機２９により上昇されて循環し、乾燥が繰り返して行な
われる。
穀粒の含水率は、複数個の含水率センサー４３．４３・
・・・・・を通過する電気量の変化により検出され、演
算装置５１により演算されて平均値を算出し、この平均
値が所定の値に達すると、演算装置５１の指令により制
御装置５３が作動して、熱風温度調節装置５乙循環速度
調節装置５９を作動せしめて乾燥条件を制御する。
・・・・・を通過する電気量の変化により検出され、演
算装置５１により演算されて平均値を算出し、この平均
値が所定の値に達すると、演算装置５１の指令により制
御装置５３が作動して、熱風温度調節装置５乙循環速度
調節装置５９を作動せしめて乾燥条件を制御する。
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、本考
案の要旨は実用新案登録請求の範囲に記載のとおりの構
成であるから、乾燥機における乾燥部において穀粒の乾
燥を行なおうとするとき、同位相の異なる位置の含水率
を検出でき、同位相の含水率の平均値を算出できるもの
である。
案の要旨は実用新案登録請求の範囲に記載のとおりの構
成であるから、乾燥機における乾燥部において穀粒の乾
燥を行なおうとするとき、同位相の異なる位置の含水率
を検出でき、同位相の含水率の平均値を算出できるもの
である。
したがって、乾燥部への経路が図示例のごとく異なって
いても、何等の問題なしに、前記平均値に基いて熱風温
度等の乾燥条件を制御できるものである。
いても、何等の問題なしに、前記平均値に基いて熱風温
度等の乾燥条件を制御できるものである。
ために、局部的に過乾燥な部分あるいは乾燥不足な部分
があっても、熱風温度等を下げ過ぎたり、上げ過ぎたり
するようなことがなく、乾燥条件の急激な変化がないも
のである。
があっても、熱風温度等を下げ過ぎたり、上げ過ぎたり
するようなことがなく、乾燥条件の急激な変化がないも
のである。
よって、熱風温度等急激な温度変化による悪影響を穀粒
に与えずに、効率のよい乾燥を行なうことができるもの
である。
に与えずに、効率のよい乾燥を行なうことができるもの
である。
第１図は本考案の実施例の正断面説明図、第２図は第１
図のＩＩ −ＩＩ線の側温説明図、第３図は要部の説明
図、第４図は電気回路の要部の説明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明 １・・・・・・
貯溜室、５・・・・・・乾燥部、２９・・・・・・揚穀
機、４３・・・・・・含水率センサー、５１・・・・・
・演算装置、５３・・・・・・制御装置。
図のＩＩ −ＩＩ線の側温説明図、第３図は要部の説明
図、第４図は電気回路の要部の説明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明 １・・・・・・
貯溜室、５・・・・・・乾燥部、２９・・・・・・揚穀
機、４３・・・・・・含水率センサー、５１・・・・・
・演算装置、５３・・・・・・制御装置。
Claims (1)
- 貯溜室１、乾燥部５、揚穀機２９を循環せしめて穀粒を
乾燥する穀類乾燥機において、前記貯溜室１内の流下穀
粒に対して同位相位置にもうけられ当該同位相位置の互
いに異なる個所で穀粒の含水率を夫々検出する複数個の
含水率センサー４３．４３・・・・・・と、各含水率セ
ンサー４３．４３・・・・・・により検出された各々の
含水率を並列的に受けてその平均値を演算出力する演算
装置５１と、当該演算装置５１の出力に基づいて乾燥条
件を制御する制御装置５３とを有することを特徴とする
穀類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977085338U JPS592465Y2 (ja) | 1977-06-30 | 1977-06-30 | 穀類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977085338U JPS592465Y2 (ja) | 1977-06-30 | 1977-06-30 | 穀類乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5413881U JPS5413881U (ja) | 1979-01-29 |
| JPS592465Y2 true JPS592465Y2 (ja) | 1984-01-23 |
Family
ID=29008871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977085338U Expired JPS592465Y2 (ja) | 1977-06-30 | 1977-06-30 | 穀類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS592465Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4369361A (en) * | 1980-03-25 | 1983-01-18 | Symbol Technologies, Inc. | Portable, stand-alone, desk-top laser scanning workstation for intelligent data acquisition terminal and method of scanning |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5139092A (ja) * | 1974-09-27 | 1976-04-01 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Kansopurosesuniokeru gansuiritsusokuteihoho |
-
1977
- 1977-06-30 JP JP1977085338U patent/JPS592465Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5139092A (ja) * | 1974-09-27 | 1976-04-01 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Kansopurosesuniokeru gansuiritsusokuteihoho |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5413881U (ja) | 1979-01-29 |
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