JPH0430744Y2 - - Google Patents

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JPH0430744Y2
JPH0430744Y2 JP6794087U JP6794087U JPH0430744Y2 JP H0430744 Y2 JPH0430744 Y2 JP H0430744Y2 JP 6794087 U JP6794087 U JP 6794087U JP 6794087 U JP6794087 U JP 6794087U JP H0430744 Y2 JPH0430744 Y2 JP H0430744Y2
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dome
pattern
dome switch
switch according
conductive
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JP6794087U
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ドームスイツチに関し、特に片面に
回路パターンが形成されたフレツクスボードの使
用を可能にして低価格化および耐久性の向上を図
つたドームスイツチに関する。
[従来の技術] 第2図は、電子式卓上計算機等の電子機器に使
用されている従来型のドームスイツチの構造を示
す。同図のドームスイツチは、フレツクスボード
等のプリント基板1上に形成された導電性の中心
パターン3と、この中心パターン3の周辺部に形
成された導電性の外側パターンと、これらの中心
パターン3および外側パターン5上に置かれた導
電性コンタクトドーム7とを具備している。プリ
ント基板1には、その両面に導電性のパターンが
形成され、中心パターン3はプリント基板1の裏
面に形成された引出部パターン9を介して外部回
路に接続されている。
このようなドームスイツチにおいては、コンタ
クトドーム7を例えば指で押圧することにより中
心パターン3と外側パターン5とが導通され、ま
た該コンタクトドーム7の押圧を解除することに
より中心パターン3と外側パターン5との導通が
遮断される。
ところが、第2図のドームスイツチはプリント
基板として両面に導電パターンが形成されたいわ
ゆる両面基板を使用する必要があり、かつ中心パ
ターンにおいて両面に形成された導電パターン間
を電気的に接続するためのスルーホール回路を形
成する必要があるため、ドームスイツチの構造が
複雑になるとともに価値が上昇するという不都合
があつた。
このため、従来、片面プリント基板を使用した
ドームスイツチとして第3図に示すものが考えら
れている。第3図のドームスイツチは、プリント
基板11の片面上に中心パターン13と外側パタ
ーン15とが形成され、中心パターン13の引出
部17も同じ片面上に中心パターン13につなが
る導電パターンとして形成されている。そして、
これらの中心パターン13と外側パターン15と
の上に導電性のコンタクトドーム19が載置され
ているが、中心パターン13の引出部17とコン
タクトドーム19とが電気的に接触することを防
止するため、コンタクトドーム19のエツジ付近
において引出部17上に絶縁性のカバーフイルム
21が形成されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、第3図に示す従来型のドームス
イツチにおいては、コンタクトドーム19の片側
が導電性フイルム21の上に置かれるため、コン
タクトドーム19の片側即ちカバーフイルム部分
に荷重が集中するとともにカバーフイルム21に
おいても1点に荷重が集中するため、カバーフイ
ルム21が切断されてコンタクトドーム19と引
出部17とが短絡するなど耐久性に問題があり、
信頼性が十分高いとはいえなかつた。
本考案の目的は、このような従来型のドームス
イツチにおける問題点に鑑み、簡単な構成でドー
ムスイツチの耐久性および信頼性を向上させると
ともに低価格化を図ることにある。
[問題点を解決するための手段] 上記課題を解決するための手段は、導電性の中
心パターン、該中心パターンの周辺部に位置する
導電性の外側パターン、該外側パターンの開口部
にあつて前記中心パターンに接続された引出部が
形成された支持部材と、該支持部材上において押
圧に応じて前記中心パターンと前記外側パターン
とを電気的に接続させるように配置された導電性
コンタクトドームと、該導電性コンタクトドーム
と前記引出部との間を絶縁する絶縁性カバーフイ
ルムとを具備し、前記支持部材において前記導電
性コンタクトドームのエツジと前記引出部とが交
差する位置の近傍に逃げ空間を設けたものであ
る。
[作用] 上述の手段によれば、中心パターンの引出部付
近にかかるコンタクトドームの荷重を支持部材の
逃げ空間により軽減する。これにより、コンタク
トドームの片側に荷重が集中したり、あるいはカ
バーフイルムに直接大きな荷重がかかることが防
止され、ドームスイツチの耐久性が向上する。
[実施例] 以下、図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は、本考案の1実施例にかかわるドームス
イツチの構造を示す。同図のドームスイツチにお
いては、柔かい絶縁性の基板即ちフレツクスボー
ド23の片面上に導電性の中心パターン25とこ
の導電性中心パターン25を囲む導電性の外側パ
ターン27とが形成されている。また、中心パタ
ーン25の引出部29も該中心パターン25と同
じ導電性パターンとして形成されている。そし
て、導電性のコンタクトドーム31がこれらの中
心パターン25および外側パターン27の上に載
置され、該コンタクトドーム31のエツジ部分に
対応する中心パターン25の引出部29上には絶
縁性のカバーフイルム33が形成されている。こ
のカバーフイルム33は、太線で示すように引出
部29の上およびコンタクトドーム31の外側に
形成されている。また、フレツクスボード23に
はコンタクトドーム31のエツジ部分と前記中心
パターン25の引出部とが対応する場所付近にお
いて該引出部29の両側に逃げ穴35が設けられ
ている。以上のような構成を有するドームスイツ
チアセンブリは第1図に示すように取付ベース3
7上に取付けられるが、該取付ベース37にも前
記コンタクトドーム31と引出部29とが対応す
る位置付近に逃げ穴39が設けられている。な
お、取付ベース37の逃げ穴39は必ずしも該取
付ベース37を貫通するものでなくてもよく、例
えば何らかのくぼみを設けてもよいことは明らか
である。
以上のような構成を有するドームスイツチにお
いて、コンタクトドーム31を指等で押圧すると
該コンタクトドーム31により中心パターン25
と外側パターン27とが導通され、該コンタクト
ドーム31が押圧されないときには、これらの各
パターン25および27の間は電気的に遮断され
ている。そして、コンタクトドーム31が押圧さ
れた場合等に該コンタクトドーム31のエツジ部
分に荷重がかかる。この場合、引出部29はこの
荷重によつて取付ベース37の逃げ穴39の方向
にたわむから、コンタクトドーム31のエツジ部
分からカバーフイルム33、引出部29およびフ
レツクスボード23に直接かかる荷重が軽減さ
れ、コンタクトドーム31のエツジ部分全体に平
均して荷重がかかる。従つて、絶縁性カバーフイ
ルムの切断等によりコンタクトドーム31と引出
部29とが電気的に短絡される等の事故が的確に
予防されドームスイツチの耐久性および信頼性が
向上する。また、カバーフイルム33の内周、コ
ンタクトドーム31の外周、外側パターン27の
外周は、第1図に示すように、同心円状で形成さ
れている。このコンタクトドーム31の外周部に
おけるカバーフイルム33の抜き直径をコンタク
トドーム31の直径よりわずかに大きくすること
により、コンタクトドーム31の位置決めが的確
に行われ、ドームスイツチの製造過程における作
業性が向上するとともに、ドームスイツチを長期
間使用した場合にもコンタクトドーム31の位置
ずれを生ずることがなくなり信頼性が向上する。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、簡単な構造で、
ドームスイツチの耐久性および信頼性を向上させ
ることができるとともに、片面プリント基板の使
用によりドームスイツチの低価格化を図ることが
できる。さらに、コンタクトドームの位置決めが
的確に行われ作業性および信頼性の向上が図られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の1実施例に係わるドームス
イツチを示す平面図、第1図bは第1図aにおけ
る−線から見た断面図、第2図aは従来型の
ドームスイツチを示す平面図、第2図bは第2図
aにおける−線から見た断面図、第3図aは
他の従来型のドームスイツチを示す平面図、そし
て第3図bは第3図aにおける−線から見た
断面図である。 1,11……絶縁性基板、3,13,25……
中心パターン、5,15,27……外側パター
ン、7,19,31……コンタクトドーム、9,
17,29……引出部、21,33……カバーフ
イルム、23……フレツクスボード、35……逃
げ穴、37……取付ベース、39……逃げ穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 導電性の中心パターン25、該中心パターン
    の周辺部に位置する導電性の外側パターン2
    7、該外側パターンの開口部にあつて、前記中
    心パターンに接続された引出部29が形成され
    た支持部材23,37と、 該支持部材上において押圧に応じて前記中心
    パターンと前記外側パターンとを電気的に接続
    させるように配置された導電性コンタクトドー
    ム31と、 該導電性コンタクトドームと前記引出部との
    間を絶縁する絶縁性カバーフイルム33とを具
    備し、 前記支持部材において前記導電性コンタクト
    ドームのエツジと前記引出部とが交差する位置
    の近傍に逃げ空間35,39を設けたドームス
    イツチ。 2 前記支持部材は、 前記中心パターン、前記外側パターン、及び
    前記引出部が直接形成された絶縁性フレツクス
    ボード23と、 該絶縁性フレツクスボードが取付けられた取
    付ベース37と を具備する実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載のドームスイツチ。 3 前記逃げ空間は前記絶縁性フレツクスボード
    に設けられた逃げ穴35である実用新案登録請
    求の範囲第2項に記載のドームスイツチ。 4 前記逃げ穴は前記外側パターンと前記引出部
    との間のフレツクスボードの部分に設けられた
    実用新案登録請求の範囲第3項に記載のドーム
    スイツチ。 5 前記逃げ空間は前記絶縁性フレツクスボード
    に設けられたくぼみである実用新案登録請求の
    範囲第2項に記載のドームスイツチ。 6 前記くぼみは前記外側パターンと前記引出部
    との間のフレツクスボードの部分に設けられた
    実用新案登録請求の範囲第5項に記載のドーム
    スイツチ。 7 前記逃げ空間は前記取付ベースに設けられた
    逃げ穴39である実用新案登録請求の範囲第2
    項に記載のドームスイツチ。 8 前記逃げ穴は前記導電性コンタクトドームの
    エツジと前記引出部とが交差する位置の直下の
    取付ベースの部分に設けられた実用新案登録請
    求の範囲第7項に記載のドームスイツチ。 9 前記逃げ空間は前記取付ベースに設けられた
    くぼみである実用新案登録請求の範囲第2項に
    記載のドームスイツチ。 10 前記くぼみは前記導電性コンタクトドームの
    エツジと前記引出部とが交差する位置の直下取
    付ベースの部分に設けられた実用新案登録請求
    の範囲第9項に記載のドームスイツチ。 11 前記カバーフイルムは前記外側パターンの周
    辺部にも設けられ、該カバーフイルムの抜き直
    径をコンタクトドームの外径よりわずかに大き
    くした実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    ドームスイツチ。
JP6794087U 1987-05-08 1987-05-08 Expired JPH0430744Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6794087U JPH0430744Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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JP6794087U JPH0430744Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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JPS63178023U JPS63178023U (ja) 1988-11-17
JPH0430744Y2 true JPH0430744Y2 (ja) 1992-07-24

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ID=30907302

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JP6794087U Expired JPH0430744Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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JP (1) JPH0430744Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000057892A (ja) * 1999-05-31 2000-02-25 Hokuriku Electric Ind Co Ltd プッシュスイッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000057892A (ja) * 1999-05-31 2000-02-25 Hokuriku Electric Ind Co Ltd プッシュスイッチ

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Publication number Publication date
JPS63178023U (ja) 1988-11-17

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