JPH0635323Y2 - 基板対向型メンブレンスイッチ - Google Patents

基板対向型メンブレンスイッチ

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JPH0635323Y2
JPH0635323Y2 JP6536089U JP6536089U JPH0635323Y2 JP H0635323 Y2 JPH0635323 Y2 JP H0635323Y2 JP 6536089 U JP6536089 U JP 6536089U JP 6536089 U JP6536089 U JP 6536089U JP H0635323 Y2 JPH0635323 Y2 JP H0635323Y2
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JP
Japan
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dome
contact
circuit board
printed circuit
key top
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JP6536089U
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JPH034621U (ja
Inventor
剛 福田
正弘 大野
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は導電パターンを形成したメンブレンシートと,
プリント回路基板に形成した導体パターンとをキートッ
プを用いてスイッチ操作する基板対向型メンブレンスイ
ッチに関する。
[従来の技術] 従来の基板対向型のメンブレンスイッチとしては,第4
図に示すように,プリント回路基板1の上に電気絶縁性
のスペーサ3を介して配されたメンブレンシート9と,
このメンブレンシート9の上に粘着性シート11で貼付け
られた導電性のドームコンタクト13とを有したものがあ
る。メンブレンシート9には多数の接点5及びプリント
回路が印刷されている。ドームコンタクト13の上には電
気絶縁性のキートップ15が設けられている。ドームコン
タクト13はキートップ15の押圧によって,反転可能なド
ーム部17を有している。このドーム部17は粘着シート11
で貼付けたハウジング21の上板23に形成されている空間
部25に位置している。
キートップ15には側面から水平方向にのびた支持板27が
設けられている。支持板27はハウジング21の上板23から
空間部25の上方にのびている係止板29に係合している。
キートップ15は下面から下方に少し突出している中央部
分31がドーム部17の頂面33によって上方に押された状態
にある。この状態でキートップ15の上面は上板21の上面
よりも上方に突出している。なおキートップ15の必要以
上の上方への移動は係止板29によって係止されている。
また,プリント回路基板1の上面には,メンブレンシー
ト9の接点5に対向するように接点35が設けられてい
る。両接点5,35はキートップ15とドーム部17との中心線
に一致するように位置し,かつスペーサ3によって互い
に離間されている。
キートップ15の上面を押し下げると,キートップ15の下
面がドーム部17の頂部33を押圧して,このドーム部17を
反転させる。この結果,メンブレンシート9の接点5
が,ドーム部17の頂部33によって押し下げられて,対向
するプリント回路基板1の接点35に電気的に接触する。
これによって,メンブレンシート9の導電パターンで構
成するマトリックス回路とプリント回路基板1の回路が
接続する。
キートップ15の押圧を解除すると,ドーム部17が元の形
状に復帰して,接点5,35を開く。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら,従来の基板対向型メンブレンスイッチ
は,接点5,35の間隔が短かいために,耐電圧の試験に対
する信頼性に問題がある。
また,荷重特性はドームコンタクト13とメンブレンシー
ト9との荷重特性を合わせたものとなり,双方の特性の
バラツキがあるため,全体の荷重特性が不安定である。
このため,操作感触は不安定となる。
さらに,接点材料として樹脂を用いているため接点5,35
の粘着性(タック性)による復帰不良の危険性がある。
また,メンブレンシート9を要求される位置に固定する
ために粘着シート11を用いなければならない。しかもそ
のメンブレンシート9の上に,さらにドームコンタクト
13を貼付ける必要がある。この場合,部品点数の多量化
や工程が複雑化してしまい,製品のコストアップとな
る。
それ故に,本考案の課題は,接点間の耐電圧試験に対す
る信頼性を向上するとともに荷重特性を安定化し,樹脂
接点の粘性による接点の復帰不良を回避した基板対向型
メンブレンスイッチを提供することにある。
また,本考案の他の課題は,部品点数の削減により工程
を簡略化し,コストの低減を計る基板対向型メンブレン
スイッチを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によればキートップとプリント回路基板との間
に,上記キートップの押圧により反転可能に設けた導電
性のドームコンタクトと,導電パターンを形成したメン
ブレンシートとを設けた基板対向型メンブレンスイッチ
において,上記プリント回路基板は,上記ドームコンタ
クトの中央部下方に接点を有し,上記ドームコンタクト
は上記キートップに当接したドーム部と,該ドーム部の
周囲の環状部と,該ドーム部と環状部との間に接続した
帯板とを有し,上記帯板は,上記メンブレンシートと上
記プリント回路基板との間に設けたスペーサにより固定
され,上記帯板に形成した突部を上記メンブレンシート
の導体パターンと上記プリント回路基板との間で接続し
たことを特徴とする基板対向型メンブレンスイッチが得
られる。
[実施例] 第1図乃至第3図は,本考案の一実施例による基板対向
型メンブレンスイッチを示している。このメンブレンス
イッチにおいて,第4図と同じ部分には同じ符号を付し
て説明を省略する。なお導電性のドームコンタクトを記
号41で示した。
ドームコンタクト41は,第3図に最もよく示したよう
に,ドーム部17と,このドーム部17の周縁から離間して
環状にのびている環状部43とを有している。ドーム部17
と環状部43とは4本の帯板45によって接続されている。
これらの帯板45のうち,2本の帯板45についてのみ中間部
に上方に突出して突部47が形成されている。残りの2本
の帯板45はフラット形状にされている。なおドームコン
タクト41は薄い導電板を打抜いた後に,曲げ加工を施し
て作られている。
スペーサ3にはドーム部17を受け入れるために,それよ
りも少し大きな穴49と,ドームコンタクト41の2つの突
部47を受け入れる長穴51がスペーサ3の穴49から連続し
て形成されている。
さらに,メンブレンシート9にはスペーサ3の穴49とほ
ぼ同じ直径の穴53が形成されている。このメンブレンシ
ート9にはスペーサ3の上面に対向する面にマトリック
ス回路を構成する導電パターン55が形成されている。導
電パターン55はスペーサ3の長穴51に対向している。
ドームコンタクト41はドーム部17の頂部33を上にしてプ
リント回路基板1の上面に設けられている。プリント回
路基板1にはドーム部17の頂部33の下方に接点35が形成
されている。接点35はプリント回路基板1の導電パター
ン59に接続されている。プリント回路基板1の接点35を
除く全面にはレジスト(絶縁被覆)処理が施されてい
る。このため,導電パターン59と,これらの導電パター
ン59の上に設けられているドームコンタクト41の環状部
43及び帯板45との間は電気的に絶縁されている。
このドームコンタクト41の突部47はメンブレンシート9
の導電パターン55に接触している。ドームコンタクト41
のフラット形状の帯板45は,プリント回路基板1とスペ
ーサ3との間にスペーサ3に塗布した粘着剤(図示せ
ず)によって固定されている。
次に,この基板対向型メンブレンスイッチの操作を説明
する。
まず,キートップを下方に押し下げると,ドームコンタ
クト41のドーム部17が反転し,ドーム部17の頂部33の裏
面と接点35が接触する。この際,メンブレンシート9の
導電パターン55とドームコンタクト41の突部47とが接触
しているので,導電パターン55,59の間を電流が流れ
る。
このように,荷重特性はドームコンタクト41に依存して
いるため,接点35に対するドームコンタクト41の復帰が
確実に行われる。
[考案の効果] 以上実施例により説明したように,ドームコンタクトと
プリント回路基板の接点との間が大きく離れているた
め,耐電圧試験に対する信頼性の向上が計れる。
また,メンブレンシート側の接点としてドームコンタク
トを採用しているため,荷重特性に対する安定性がよ
く,樹脂材料の粘性による接点復帰の不良が回避でき
る。
さらに,ドームコンタクトを固定する粘着シートがスペ
ーサと共用できるため,部品点数の削減や工程の簡略化
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による基板対向型メンブレン
スイッチの要部を示す断面図,第2図は第1図の基板対
向型メンブレンスイッチの直角方向の要部を示す断面
図,第3図は第1図基板対向型メンブレンスイッチの分
解斜視図,第4図は従来の基板対向型メンブレンスイッ
チの断面図である。 1;プリント回路基板,3;スペーサ,9;メンブレンシート,1
3;ドームコンタクト,15;キートップ,21;ハウジング,35;
接点,41;ドームコンタクト,43;環状部,47;突部,51;長
穴,55;導電パターン,59;導電パターン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キートップとプリント回路基板との間に,
    上記キートップの押圧により反転可能に設けた導電性の
    ドームコンタクトと,導電パターンを形成したメンブレ
    ンシートとを設けた基板対向型メンブレンスイッチにお
    いて,上記プリント回路基板は,上記ドームコンタクト
    の中央部下方に接点を有し,上記ドームコンタクトは上
    記キートップに当接したドーム部と,該ドーム部の周囲
    の環状部と,該ドーム部と環状部との間に接続した帯板
    とを有し,上記帯板は,上記メンブレンシートと上記プ
    リント回路基板との間に設けたスペーサにより固定さ
    れ,上記帯板に形成した突部を上記メンブレンシートの
    導体パターンと上記プリント回路基板との間で接続した
    ことを特徴とする基板対向型メンブレンスイッチ。
JP6536089U 1989-06-06 1989-06-06 基板対向型メンブレンスイッチ Expired - Lifetime JPH0635323Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6536089U JPH0635323Y2 (ja) 1989-06-06 1989-06-06 基板対向型メンブレンスイッチ

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JP6536089U JPH0635323Y2 (ja) 1989-06-06 1989-06-06 基板対向型メンブレンスイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH034621U JPH034621U (ja) 1991-01-17
JPH0635323Y2 true JPH0635323Y2 (ja) 1994-09-14

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JP6536089U Expired - Lifetime JPH0635323Y2 (ja) 1989-06-06 1989-06-06 基板対向型メンブレンスイッチ

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