JPH04306218A - 低粘度ポリイソシアネート - Google Patents

低粘度ポリイソシアネート

Info

Publication number
JPH04306218A
JPH04306218A JP917252A JP725291A JPH04306218A JP H04306218 A JPH04306218 A JP H04306218A JP 917252 A JP917252 A JP 917252A JP 725291 A JP725291 A JP 725291A JP H04306218 A JPH04306218 A JP H04306218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyisocyanate
diisocyanate
reaction
isocyanurate
viscosity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP917252A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3137201B2 (ja
Inventor
Hideki Sakai
秀樹 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP03007252A priority Critical patent/JP3137201B2/ja
Publication of JPH04306218A publication Critical patent/JPH04306218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3137201B2 publication Critical patent/JP3137201B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車、建築物、電気製
品などを対象とした塗料分野のうち、特に作業性、耐候
性の優れた2液型ポリウレタン塗料用ポリイソシアネー
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヘキサメチレンジイソシアネートやイソ
ホロンジイソシアネートなどの飽和炭化水素ジイソシア
ネートより誘導される無黄変型ポリイソシアネートは、
特に耐候性に優れたポリウレタン樹脂の硬化剤として用
いられている。その中でも特にイソシアヌレート構造を
有するポリイソシアネートは、イソシアヌレート環の化
学的安定性が高いことから、ビューレット型およびアダ
クト型ポリイソシアネートに比べて、耐候性や耐久性に
優れていることが知られている。
【0003】このように、イソシアヌレート構造を有す
るポリイソシアネートは極めて優れた特性を有するもの
である処から、一層幅広い産業上の用途に利用されてい
くことが望まれている。ところが、このイソシアヌレー
ト構造を有するポリイソシアネートを塗料として使用す
る際、溶解力が強くかつ毒性の強い酢酸エチル、トルエ
ンまたはキシレンなどの有機溶剤で希釈することが必要
であるため、塗装作業時の作業環境に重大な支障をきた
し、また補修作業などの場合、下地塗膜を侵す危険性が
ある。
【0004】また、最近は環境問題により、揮発性有機
溶剤の使用量を極力少なくすることが求められてきてい
る。そこで、塗装作業時の作業環境に何ら支障がなく、
下地塗膜を侵すことのない非極性有機溶剤で希釈でき、
かつ溶剤の使用量を少なくすることのできる、低粘度で
非極性有機溶剤に対する希釈性および耐候性の優れたポ
リイソシアネートが望まれている。
【0005】非極性有機溶剤に対する希釈性の優れたポ
リイソシアネートに関しては、これまで種々のアルコー
ルとジイソシアネートを反応させて得られるポリイソシ
アネートが提案されている。例えば、特公昭62−51
968号公報では、ジイソシアネートと炭素数10〜4
0のジオールをイソシアヌレート化触媒の存在下で反応
させてイソシアヌレート構造を有するポリイソシアネー
トを作る方法が、また特開平2−250872号公報で
は、ジイソシアネートと炭素数10〜50のモノアルコ
ールをイソシアヌレート化触媒の存在下で反応させてイ
ソシアヌレート構造を有するポリイソシアネートを作る
方法が、さらに特開昭61−151179号公報では、
ジイソシアネートと炭素数6〜9の脂肪族モノアルコー
ルをイソシアヌレート化触媒の存在下で反応させてイソ
シアヌレート構造を有するポリイソシアネートを作る方
法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公昭62−
51968号公報および特開平2−250872号公報
で提案されているポリイソシアネートはいずれも粘度が
高く、塗装するために必要な所定の粘度まで下げるため
に、希釈溶剤として多量の有機溶剤を加える必要がある
。また、特開昭61−151179号公報で提案されて
いるポリイソシアネートは非極性有機溶剤に対する溶解
性に劣っている。
【0007】そこで非極性有機溶剤に対する溶解性に優
れており、かつ希釈溶剤の使用量をできるだけ減らすこ
とができるような粘度の低いポリイソシアネートが望ま
れている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、特定のモノ
アルコールとジイソシアネートを反応させて得られるポ
リイソシアネートが上述の目的にかなうものであること
を見いだし、本発明を完成した。即ち、本発明は、ヘキ
サメチレンジイソシアネート単独またはヘキサメチレン
ジイソシアネートとイソホロンジイソシアネートの混合
物からなるジイソシアネートと、炭素数6〜9の脂肪族
モノアルコールをウレタン化反応させたのち、イソシア
ヌレート化触媒の存在下で反応させて得られる、イソシ
アヌレート構造のポリイソシアネートとアロハネート構
造のポリイソシアネートの混合物である。
【0009】本発明において、ポリイソシアネート中に
含まれる脂肪族モノアルコールに由来する成分の量が少
なすぎると非極性有機溶剤に対する溶解性が低下する傾
向にあり、逆に多すぎるとポリイソシアネートのイソシ
アネート含有量を著しく低下させるため、樹脂設計上あ
まり好ましくない。そこで、ポリイソシアネート中に含
まれる脂肪族モノアルコールの量としては10〜30重
量%の範囲内であることが好ましい。
【0010】ここで「脂肪族モノアルコールに由来する
成分」とは、下記の構造のものを意味する。 R−O− (式中、Rは炭素数6〜9の脂肪族炭化水素残基を表す
。)本発明の対象であるポリイソシアネートは、ジイソ
シアネートと炭素数6〜9の脂肪族モノアルコールをウ
レタン化反応させ、反応が完結したのちイソシアヌレー
ト化触媒を添加してイソシアヌレート化反応を行い、反
応終了後余剰のジイソシアネートを除去することにより
得られる。
【0011】本発明で重要な事は、ウレタン化反応を完
結させた後にイソシアヌレート化触媒を添加することに
より、アロハネート構造のポリイソシアネートとイソシ
アヌレート構造のポリイソシアネートの両方を生成させ
ることにある。特開昭61−15179号公報において
、イソシアヌレート化触媒の存在下でヘキサメチレンジ
イソ シアネートと炭素数6〜9の脂肪族モノアルコールを反
応させてウレタン化反応と同時にイソシアヌレート化反
応を行う提案がなされているが、この場合にはアロハネ
ート構造のポリイソシアネートはほとんど得られず、代
わりにイソシアヌレート構造のポリイソシアネートと、
ジイソシアネートとモノアルコールが1分子同士反応し
て得られるウレタンプレポリマーが得られる。こうして
得られたポリイソシアネートの場合、非極性有機溶剤に
対する溶解性が不十分である。
【0012】脂肪族モノアルコールとしては、ヘキサノ
ール、2ーエチルヘキサノール、オクタノールなどが挙
げられる。反応は溶媒を用いても用いなくてもよい。溶
媒を用いる際には当然、イソシアネート基に対し反応活
性をもたない溶媒を選択すべきである。溶媒の具体例と
しては、トルエンやキシレン等の芳香族炭化水素類や酢
酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類が挙げられる。
【0013】反応温度は通常ウレタン化反応は60〜1
60℃、イソシアヌレート化反応は40〜120℃の範
囲から選ばれる。反応の進行は反応液のNCO%測定や
屈折率測定等で追跡することができる。また、イソシア
ヌレート化反応は、熱安定性の低い環状2量体であるウ
レトジオン構造を経由するか、または副反応としてウレ
トジオン構造のものを併発すると一般に言われている。 そのため反応を低転化率で停止した場合、製品中のウレ
トジオン濃度が高くなりやすい。したがって、製品中の
ウレトジオン含有量を抑えるため、触媒としてはウレト
ジオン残留の少ないものを選択する必要がある。かかる
条件に好適な触媒としては、■例えば、テトラメチルア
ンモニウム、テトラエチルアンモニウム、テトラブチル
アンモニウム等のテトラアルキルアンモニウムのハイド
ロオキサイドや有機弱酸塩、■例えばトリメチルヒドロ
キシプロピルアンモニウム、トリメチルヒドロキシエチ
ルアンモニウム、トリエチルヒドロキシプロピルアンモ
ニウム、トリエチルヒドロキシエチルアンモニウム等の
ヒドロキシアルキルアンモニウムのハイドロオキサイド
や有機弱酸塩、■例えば酢酸、カプロン酸、オクチル酸
、ミリスチン酸等のアルキルカルボン酸のアルカリ金属
塩、および■上記アルキルカルボン酸の錫、亜鉛、鉛等
の金属塩、■例えばヘキサメチルジシラザン等のアミノ
シリル基含有化合物等が挙げられる。
【0014】触媒濃度は、使用する触媒および反応濃度
により異なるが、通常、ジイソシアネートに対して10
〜1000ppmの範囲から選択される。また、イソシ
アヌレート化反応が進みすぎると、生成物の粘度が上昇
し、イソシアヌレート環状3量体含有量が低下して目的
とする物性の製品が得られないため、反応の転化率はお
おむね25%以下に止めるのが好ましい。しかしながら
、イソシアヌレート化反応は初期の反応速度が非常に速
いため、反応の進行を初期で停止することは困難が伴い
、反応条件、特に触媒の添加量及び添加方法に関しては
、慎重に選択する必要がある。例えば、触媒の一定時間
毎の分割添加方法等が好適なものとして推奨される。
【0015】反応が目的の転化率に達したならば、例え
ば硫酸、リン酸等の触媒失活剤を添加し、反応を停止す
る。反応を停止後、必要であれば失活触媒を除去した後
、余剰のジイソシアネートおよび溶剤を除去して製品を
得る。このジイソシアネートおよび溶剤の除去は、例え
ば薄膜蒸発罐や溶剤抽出法により行われる。
【0016】
【実施例】以下、実施例によりさらに具体的に説明する
が、本発明は実施例により限定されるものではない。な
お、製品の物性値は以下の方法により求めた。粘度は、
B型粘度計を用いて25℃にて測定した。
【0017】NCO含有量は、製品に過剰のジーnーブ
チルアミンを添加してイソシアネートと反応させた後、
未反応のアミンの量を塩酸で逆滴定して求めた。残存ヘ
キサメチレンジイソシアネート(以下HDIと略す)ま
たは残存イソホロンジイソシアネート(以下IPDIと
略す)の量は、ガスクロマトグラフ(日立製作所製、F
ID検出器)を用いて内部標準法にて求めた。
【0018】IR測定は、フーリエ変換赤外分光光度計
(島津製作所製)を用いて岩塩板塗布法にて行った。 1HーNMR測定は、核磁気共鳴装置(日本電子(株)
製、溶媒:CDCl3)を用いて行った。 GPC測定は、ゲル浸透クロマトグラフィ(東洋曹達(
株)製、検出器:示差屈折率計、キャリヤー:THF)
を用いて行った。
【0019】
【実施例1】攪拌器、冷却管、温度計を取り付けた四つ
口フラスコに、HDIを500gと2ーオクタノール2
0gを仕込み、攪拌下80℃で2時間ウレタン化反応を
行った。ついで、温度を60℃に下げた後、触媒として
テトラメチルアンモニウムカプリエート0.2gを分割
して30分毎に加えた。
【0020】60℃4時間イソシアヌレート化反応を行
った後、停止剤として89%リン酸0.15gを加え反
応を停止させた。さらに、温度を90℃に上げ1時間加
熱を続けた後、常温に冷却すると失活触媒であるテトラ
メチルアンモニウム・リン酸塩が析出した。この析出物
を濾過により除去した後、流下式薄膜蒸発罐を用いて、
1回目0.5mmHg/150℃、2回目0.1mmH
g/160℃の条件下で未反応HDIを除去回収した。
【0021】得られた生成物は、淡黄色、透明の液体で
、粘度は460cP、NCO含有量は21.0%、遊離
HDI量は0.2%であった。また、生成物の収量は1
20gであったので、この中に含まれる2ーオクタノー
ルに由来する構成成分の量は16.6%である。この生
成物のIR測定を行った結果、1680cmー1 付近
にイソシアヌレート環の吸収が見られた。結果を図1に
示す。
【0022】次に、この生成物の1H−NMR測定を行
った結果、δ=8.6ppm付近にアロハネート構造の
窒素原子に直接結合しているプロトンのピークが見られ
た。結果を図2に示す。また、この生成物のGPC測定
を行った結果、ヘキサメチレンジイソシアネートと2ー
オクタノールが1分子同士反応したウレタンプレポリマ
ーのピークは非常に小さく、ほとんど残っていないこと
がわかった。結果を図3に示す。
【0023】こうして得られたポリイソシアネートに、
非極性有機溶剤(丸善石油(株)製、商品名:スワゾー
ル310)を加えたところ、20℃で完全に溶解した。
【0024】
【実施例2】攪拌器、冷却管、温度計を取り付けた四つ
口フラスコに、HDIを500gと2ーエチルヘキサノ
ール15gを仕込み、実施例1と同様にして反応を行っ
た。その結果、淡黄色で透明な生成物が得られた。また
、生成物の収量は110gであったので、この中に含ま
れる2ーエチルヘキサノールに由来する構成成分の量は
13.6%である。
【0025】この生成物の粘度は750cP、NCO含
有量は21.3%、遊離HDI量は0.2%であった。 この生成物のIR測定を行ったところ、1680cmー
1 付近にイソシアヌレート環の吸収が見られた。また
、この生成物の1H−NMR測定を行ったところ、δ=
8.6ppm付近にアロハネート構造の窒素原子に直接
結合しているプロトンのピークが見られた。
【0026】こうして得られたポリイソシアネートにス
ワゾール310を加えたところ、20℃で完全に溶解し
た。
【0027】
【実施例3】攪拌器、冷却管、温度計を取り付けた四つ
口フラスコに、HDIを450gとIPDI50gおよ
び2ーエチルヘキサノール25gを仕込み、実施例1と
同様にして反応を行った。その結果、淡黄色で透明な生
成物が得られた。この生成物の粘度は900cP、NC
O含有量は20.0%、遊離HDIおよび遊離IPDI
の合計量は0.5%であった。
【0028】また、生成物の収量は130gであったの
で、この中に含まれる2ーエチルヘキサノールに由来す
る構成成分の量は19.2%である。この生成物のIR
測定を行ったところ、1680cmー1 付近にイソシ
アヌレート環の吸収が見られた。また、この生成物の1
H−NMR測定を行ったところ、δ=8.6ppm付近
にアロハネート構造の窒素原子に直接結合しているプロ
トンのピークが見られた。
【0029】こうして得られたポリイソシアネートにス
ワゾール310を加えたところ、20℃で完全に溶解し
た。
【0030】
【比較例1】攪拌器、冷却管、温度計を取り付けた四つ
口フラスコに、HDIを500gを仕込み、温度60℃
一定で触媒としてテトラメチルアンモニウムカプリエー
ト0.2gを分割して30分毎に加えた。60℃4時間
イソシアヌレート化反応を行った後、停止剤として89
%リン酸0.15gを加え反応を停止させた。さらに、
温度を90℃に上げ1時間加熱を続けた後、常温に冷却
すると失活触媒であるテトラメチルアンモニウム・リン
酸塩が析出した。
【0031】この析出物を濾過により除去した後、流下
式薄膜蒸発罐を用いて、1回目0.5mmHg/150
℃、2回目0.1mmHg/160℃の条件下で未反応
HDIを除去回収した。得られた生成物は、淡黄色、透
明の液体で、粘度は1400cP、NCO含有量は23
.2%、遊離HDI量は0.2%、収量は110gであ
った。
【0032】この生成物のIR測定を行った結果、16
80cmー1 付近にイソシアヌレート環の吸収が見ら
れた。次に、この生成物の1H−NMR測定を行った結
果、δ=8.6ppm付近には何らピークは見られなか
った。こうして得られたポリイソシアネートにスワゾー
ル310を加えたところ、20℃で全く溶解せず白濁し
てしまった。
【0033】
【比較例2】実施例1の2−オクタノールの代わりに、
ステアリルアルコール75gを用いる以外は実施例1と
同様にして行った。ところが、反応終了後常温まで冷却
したところ生成物が固化してしまい、未反応のジイソシ
アネートの除去ができなかった。
【0034】
【比較例3】実施例1の2−オクタノールの代わりに、
1、3ーブタンジオール20gを用いる以外は実施例1
と同様にして行った。その結果、淡黄色で透明な生成物
が得られた。この生成物の粘度は3000cP、NCO
含有量は18.9%、遊離HDI量は0.2%、収量は
160gであった。この生成物のIR測定を行ったとこ
ろ、1680cmー1 付近にイソシアヌレート環の吸
収が見られた。また、この生成物の1H−NMR測定を
行ったところ、δ=8.6ppm付近にアロハネート構
造の窒素原子に直接結合しているプロトンの小さいピー
クが見られた。
【0035】こうして得られたポリイソシアネートにス
ワゾール310を加えたところ、20℃で全く溶解せず
白濁してしまった。
【0036】
【発明の効果】本発明のポリイソシアネートは、非極性
有機溶剤に対する溶解性に優れており、かつ低粘度のた
め希釈溶剤量を少なくすることができる。そのため、ポ
リウレタン塗料用硬化剤として用いた場合、極性溶剤の
使用量を大幅に低減化できるという大きな利点を有する
【0037】また、重ね塗りの際の塗膜のウキ、チヂミ
等の欠陥の発生を防止できる利点や、さらにはプラスチ
ック基材の表面を侵す心配もない利点を持った優れた塗
料組成を設計することが可能となる。また、優れた耐熱
性をも有しているため、例えば塗料、接着剤、コーティ
ング材、注型材、エラストマー、発泡材等のポリウレタ
ン塗料用硬化剤として極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化合物の1例の赤外線吸収スペクトル
図である。
【図2】本発明の化合物の1例の1H−NMRスペクト
ル図である。
【図3】本発明の化合物の1例のGPC溶出曲線図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘキサメチレンジイソシアネート単独また
    はヘキサメチレンジイソシアネートとイソホロンジイソ
    シアネートの混合物からなるジイソシアネートと、炭素
    数6〜9の脂肪族モノアルコールをウレタン化反応させ
    たのち、イソシアヌレート化触媒の存在下で反応させて
    得られる、イソシアヌレート構造のポリイソシアネート
    とアロハネート構造のポリイソシアネートの混合物。
JP03007252A 1991-01-24 1991-01-24 低粘度ポリイソシアネート Expired - Lifetime JP3137201B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03007252A JP3137201B2 (ja) 1991-01-24 1991-01-24 低粘度ポリイソシアネート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03007252A JP3137201B2 (ja) 1991-01-24 1991-01-24 低粘度ポリイソシアネート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04306218A true JPH04306218A (ja) 1992-10-29
JP3137201B2 JP3137201B2 (ja) 2001-02-19

Family

ID=11660838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03007252A Expired - Lifetime JP3137201B2 (ja) 1991-01-24 1991-01-24 低粘度ポリイソシアネート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3137201B2 (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5444146A (en) * 1991-10-02 1995-08-22 Bayer Corporation Polyisocyanates containing allophanate and isocyanurate groups, a process for their production and their use in two-component coating compositions
EP0893460A1 (de) * 1997-07-24 1999-01-27 Bayer Ag Wässrige PUR-Dispersionen mit verbesserten Eigenschaften
JP2000290586A (ja) * 1999-04-06 2000-10-17 Sk Kaken Co Ltd ポリウレタン塗料組成物
JP2001026626A (ja) * 1999-06-16 2001-01-30 Bayer Ag 非極性溶媒に良好な溶解性を有する耐光堅牢性ポリイソシアネート
WO2005082966A1 (ja) 2004-03-01 2005-09-09 Asahi Kasei Chemicals Corporation (ブロック)ポリイソシアネート組成物及びそれを用いた塗料組成物
JP2006052265A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Asahi Kasei Chemicals Corp ポリイソシアネート組成物および2液型ポリウレタンコーティング組成物
JP2006089582A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Inoac Corp ポリウレタン発泡体
US7294659B2 (en) 2003-04-07 2007-11-13 Seiko Epson Corporation Aqueous ink composition
JP2007332194A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Asahi Kasei Chemicals Corp 水系ポリイソシアネート組成物及びそれを含有する水系塗料組成物
WO2008041766A1 (en) * 2006-10-05 2008-04-10 Mitsui Chemicals Polyurethanes, Inc. Composition for two-component fluorine coating material
WO2008047761A1 (fr) 2006-10-16 2008-04-24 Asahi Kasei Chemicals Corporation Composition de revêtement à base de fluor
WO2008065732A1 (fr) * 2006-11-27 2008-06-05 Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd. Procédé de production d'un mélange à base d'isocyanate modifié contenant une liaison allophanate et une liaison isocyanurate
WO2009098841A1 (ja) * 2008-02-08 2009-08-13 Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd. 繊維積層体用表層材形成性組成物、並びにそれを用いた合成皮革又は人工皮革及び合成皮革又は人工皮革の製造方法
WO2009113407A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 日本ポリウレタン工業株式会社 ポリイソシアネート組成物およびそれを用いた2液型塗料組成物
JP2012052019A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Asahi Kasei Chemicals Corp ウレタン基含有(メタ)アクリレート樹脂組成物
JP2013237726A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Asahi Kasei Chemicals Corp ブロックポリイソシアネート組成物
US8952120B2 (en) 2005-09-22 2015-02-10 Asahi Kasei Chemicals Corporation Polyisocyanate composition and coating composition containing the same
JP2016141788A (ja) * 2015-02-05 2016-08-08 旭化成株式会社 ポリイソシアネート組成物、塗料組成物、及び塗膜
CN110982045A (zh) * 2019-11-21 2020-04-10 万华化学集团股份有限公司 一种低粘度且低色号的异氰酸酯固化剂、制备方法及应用

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100583222B1 (ko) 2001-09-20 2006-05-25 아사히 가세이 케미칼즈 가부시키가이샤 알로파네이트기를 갖는 폴리이소시아네이트 조성물 및하이 솔리드 코팅 재료

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5444146A (en) * 1991-10-02 1995-08-22 Bayer Corporation Polyisocyanates containing allophanate and isocyanurate groups, a process for their production and their use in two-component coating compositions
EP0893460A1 (de) * 1997-07-24 1999-01-27 Bayer Ag Wässrige PUR-Dispersionen mit verbesserten Eigenschaften
US6248415B1 (en) 1997-07-24 2001-06-19 Bayer Aktiengesellschaft Aqueous polyurethane dispersions having improved water and solvent resistance
JP2000290586A (ja) * 1999-04-06 2000-10-17 Sk Kaken Co Ltd ポリウレタン塗料組成物
JP2001026626A (ja) * 1999-06-16 2001-01-30 Bayer Ag 非極性溶媒に良好な溶解性を有する耐光堅牢性ポリイソシアネート
US7981947B2 (en) 2003-04-07 2011-07-19 Seiko Epson Corporation Aqueous ink composition and method of manufacturing the same
US8110617B2 (en) 2003-04-07 2012-02-07 Seiko Epson Corporation Aqueous ink composition and method of manufacturing the same
US7294659B2 (en) 2003-04-07 2007-11-13 Seiko Epson Corporation Aqueous ink composition
WO2005082966A1 (ja) 2004-03-01 2005-09-09 Asahi Kasei Chemicals Corporation (ブロック)ポリイソシアネート組成物及びそれを用いた塗料組成物
JP2006052265A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Asahi Kasei Chemicals Corp ポリイソシアネート組成物および2液型ポリウレタンコーティング組成物
JP2006089582A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Inoac Corp ポリウレタン発泡体
US8952120B2 (en) 2005-09-22 2015-02-10 Asahi Kasei Chemicals Corporation Polyisocyanate composition and coating composition containing the same
JP2007332194A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Asahi Kasei Chemicals Corp 水系ポリイソシアネート組成物及びそれを含有する水系塗料組成物
WO2008041766A1 (en) * 2006-10-05 2008-04-10 Mitsui Chemicals Polyurethanes, Inc. Composition for two-component fluorine coating material
JP5438970B2 (ja) * 2006-10-05 2014-03-12 三井化学株式会社 二液型フッ素塗料用組成物
US8344071B2 (en) 2006-10-16 2013-01-01 Asahi Kasei Chemicals Corporation Fluorine coating composition
WO2008047761A1 (fr) 2006-10-16 2008-04-24 Asahi Kasei Chemicals Corporation Composition de revêtement à base de fluor
WO2008065732A1 (fr) * 2006-11-27 2008-06-05 Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd. Procédé de production d'un mélange à base d'isocyanate modifié contenant une liaison allophanate et une liaison isocyanurate
WO2009098841A1 (ja) * 2008-02-08 2009-08-13 Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd. 繊維積層体用表層材形成性組成物、並びにそれを用いた合成皮革又は人工皮革及び合成皮革又は人工皮革の製造方法
WO2009113407A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 日本ポリウレタン工業株式会社 ポリイソシアネート組成物およびそれを用いた2液型塗料組成物
JP2012052019A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Asahi Kasei Chemicals Corp ウレタン基含有(メタ)アクリレート樹脂組成物
JP2013237726A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Asahi Kasei Chemicals Corp ブロックポリイソシアネート組成物
JP2016141788A (ja) * 2015-02-05 2016-08-08 旭化成株式会社 ポリイソシアネート組成物、塗料組成物、及び塗膜
CN110982045A (zh) * 2019-11-21 2020-04-10 万华化学集团股份有限公司 一种低粘度且低色号的异氰酸酯固化剂、制备方法及应用
CN110982045B (zh) * 2019-11-21 2022-01-07 万华化学集团股份有限公司 一种低粘度且低色号的异氰酸酯固化剂、制备方法及应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP3137201B2 (ja) 2001-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3137201B2 (ja) 低粘度ポリイソシアネート
JP2832451B2 (ja) イソシアヌレート基含有ポリイソシアネートの製造方法およびそれらの使用
JP2832473B2 (ja) イソシアヌレート基含有ポリイソシアネートの製造方法
JP4612155B2 (ja) 非極性溶媒に良好な溶解性を有する耐光堅牢性ポリイソシアネート
JPH04211418A (ja) ポリイソシアネート混合物、その製造方法、並びに被覆組成物用の結合剤として或いはイソシアネート基もしくはカルボキシル基に対し反応性の化合物に関する反応体としてのその使用
JP3065889B2 (ja) ポリイソシアネート組成物
JP5597352B2 (ja) ウレトジオンポリイソシアネートの製造
JP2770329B2 (ja) ポリイソシアネートの製造方法
JPH0881458A (ja) 1,3−ジオキサン−2−オン基含有オリゴウレタン
JP2001064352A (ja) ポリイソシアネート組成物
JP4476057B2 (ja) ポリイソシアネート組成物およびコーティング組成物
JP2005036244A (ja) ブロックドイソシアネートおよびその粉体組成物
US5925711A (en) Polyamines and their use in aqueous coating compositions
WO2021088416A1 (zh) 脂肪族多异氰酸酯组合物、其制备方法及涂料组合物
JP3647074B2 (ja) ポリイソシアネート及び伸展性を有する樹脂組成物
CA2169226A1 (en) Blocked polyisocyanates, process for their preparation, and coating materials and coating systems produced therefrom
JP3948011B2 (ja) アロファネート変性ポリイソシアネートの製造方法
JP3298132B2 (ja) イソシアヌレート環含有ポリイソシアネート、その製造方法及びイソシアヌレート環含有ブロックポリイソシアネート
JP2997307B2 (ja) ポリイソシアネート
US6127514A (en) One-component thermoset coating compositions
JPH04230651A (ja) ポリイソシアネート
JP2007169520A (ja) ポリイソシアネート組成物
JPS5995259A (ja) 有機ポリイソシアネ−ト及びその製造方法
JPH04130171A (ja) ポリウレタン塗料用硬化剤
JPH04132782A (ja) ポリウレタン塗料用硬化剤

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101208

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101208

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111208

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111208

Year of fee payment: 11