JPH04305976A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH04305976A JPH04305976A JP6996591A JP6996591A JPH04305976A JP H04305976 A JPH04305976 A JP H04305976A JP 6996591 A JP6996591 A JP 6996591A JP 6996591 A JP6996591 A JP 6996591A JP H04305976 A JPH04305976 A JP H04305976A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- channel
- insulating layer
- drain
- field insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 15
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 16
- 108091006146 Channels Proteins 0.000 abstract description 38
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 12
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 12
- 239000010703 silicon Substances 0.000 abstract description 12
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 abstract description 10
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 abstract description 10
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 9
- 239000000969 carrier Substances 0.000 abstract description 7
- 108010075750 P-Type Calcium Channels Proteins 0.000 abstract description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 abstract 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 16
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 description 8
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 8
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 8
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 description 8
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 description 8
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 5
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 4
- 238000001020 plasma etching Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 3
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 2
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 2
- ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N Boron Chemical compound [B] ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241000293849 Cordylanthus Species 0.000 description 1
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばMOS型FET
(電界効果トランジスタ)等の半導体装置に関する。
(電界効果トランジスタ)等の半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の例えばNチャンネルMOS型FE
Tは、図5に示すように、例えばP型のシリコン基板2
1上に選択酸化によって形成されたフィールド絶縁層2
2を有し、該フィールド絶縁層22によって囲まれた素
子活性領域23内に夫々N型のドレイン領域24及びソ
ース領域25が形成され、これらドレイン領域24及び
ソース領域25間のチャンネル領域26上にゲート絶縁
膜27を介して例えば多結晶シリコン層によるゲート電
極28が形成され、更に、フィールド絶縁層22下にP
型のチャンネル・ストッパ領域29が形成されて構成さ
れている。
Tは、図5に示すように、例えばP型のシリコン基板2
1上に選択酸化によって形成されたフィールド絶縁層2
2を有し、該フィールド絶縁層22によって囲まれた素
子活性領域23内に夫々N型のドレイン領域24及びソ
ース領域25が形成され、これらドレイン領域24及び
ソース領域25間のチャンネル領域26上にゲート絶縁
膜27を介して例えば多結晶シリコン層によるゲート電
極28が形成され、更に、フィールド絶縁層22下にP
型のチャンネル・ストッパ領域29が形成されて構成さ
れている。
【0003】次に、上記従来のNチャンネルMOS型F
ETの製法を図7及び図8に基いて説明すると、まず、
図7Aに示すように、P型のシリコン基板21上全面に
SiO2 からなる熱酸化膜、即ちゲート絶縁膜27を
形成したのち、該ゲート絶縁膜27上にSiN膜(耐酸
化膜)30を形成し、その後、該SiN膜30をパター
ニングして後に素子活性領域となる部分の上にSiN膜
30を残す。
ETの製法を図7及び図8に基いて説明すると、まず、
図7Aに示すように、P型のシリコン基板21上全面に
SiO2 からなる熱酸化膜、即ちゲート絶縁膜27を
形成したのち、該ゲート絶縁膜27上にSiN膜(耐酸
化膜)30を形成し、その後、該SiN膜30をパター
ニングして後に素子活性領域となる部分の上にSiN膜
30を残す。
【0004】次に、図7Bに示すように、上記SiN膜
30をマスクとしてP型の不純物をシリコン基板21表
面にイオン注入してチャンネル・ストッパ領域29を形
成する。
30をマスクとしてP型の不純物をシリコン基板21表
面にイオン注入してチャンネル・ストッパ領域29を形
成する。
【0005】次に、図7Cに示すように、全面に選択酸
化を行って、上記SiN膜30以外の部分に熱酸化によ
るフィールド絶縁層22を形成する。このとき、該フィ
ールド絶縁層22下に上記チャンネル・ストッパ領域2
9が形成された形になると共に、シリコン基板21上に
フィールド絶縁層22によって囲まれた素子活性領域2
3が形成される。また、SiN膜30上には薄い熱酸化
膜31が形成される。
化を行って、上記SiN膜30以外の部分に熱酸化によ
るフィールド絶縁層22を形成する。このとき、該フィ
ールド絶縁層22下に上記チャンネル・ストッパ領域2
9が形成された形になると共に、シリコン基板21上に
フィールド絶縁層22によって囲まれた素子活性領域2
3が形成される。また、SiN膜30上には薄い熱酸化
膜31が形成される。
【0006】次に、図8Aに示すように、上記熱酸化膜
31及びSiN膜30を剥離(エッチング除去)したの
ち、フィールド絶縁層22上を含む全面に多結晶シリコ
ン層を形成し、その後、該多結晶シリコン層をパターニ
ングして素子活性領域23上に多結晶シリコン層による
ゲート電極28を形成する。その後、ゲート電極28及
びフィールド絶縁層22をマスクとしてLDD領域形成
用のN型不純物を素子活性領域23表面にイオン注入し
て素子活性領域23表面にLDD領域32を形成する。
31及びSiN膜30を剥離(エッチング除去)したの
ち、フィールド絶縁層22上を含む全面に多結晶シリコ
ン層を形成し、その後、該多結晶シリコン層をパターニ
ングして素子活性領域23上に多結晶シリコン層による
ゲート電極28を形成する。その後、ゲート電極28及
びフィールド絶縁層22をマスクとしてLDD領域形成
用のN型不純物を素子活性領域23表面にイオン注入し
て素子活性領域23表面にLDD領域32を形成する。
【0007】次に、図8Bに示すように、ゲート電極2
8を含む全面にSiO2 膜を形成したのち、例えばR
IE(反応性イオンエッチング)にてエッチバックする
ことにより、ゲート電極28の側壁にSiO2 膜を残
す。 即ち、サイドウォール33を形成する。その後、ゲート
電極28、サイドウォール33及びフィールド絶縁層2
2をマスクとしてソース、ドレイン領域形成用のN型不
純物を素子活性領域23表面にイオン注入して素子活性
領域23に夫々ソース領域25及びドレイン領域24を
形成することにより、図5で示すNチャンネルMOS型
FETを得る。
8を含む全面にSiO2 膜を形成したのち、例えばR
IE(反応性イオンエッチング)にてエッチバックする
ことにより、ゲート電極28の側壁にSiO2 膜を残
す。 即ち、サイドウォール33を形成する。その後、ゲート
電極28、サイドウォール33及びフィールド絶縁層2
2をマスクとしてソース、ドレイン領域形成用のN型不
純物を素子活性領域23表面にイオン注入して素子活性
領域23に夫々ソース領域25及びドレイン領域24を
形成することにより、図5で示すNチャンネルMOS型
FETを得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般に、半導体集積回
路が高集積化されるに従って、ウェハ上に形成される不
純物拡散領域の不純物濃度が上がることから、上記従来
のNチャンネルMOS型FETの場合、例えばドレイン
領域24とチャンネル・ストッパ領域29とが高濃度同
士で接合することになる。
路が高集積化されるに従って、ウェハ上に形成される不
純物拡散領域の不純物濃度が上がることから、上記従来
のNチャンネルMOS型FETの場合、例えばドレイン
領域24とチャンネル・ストッパ領域29とが高濃度同
士で接合することになる。
【0009】その結果、図6に示すように、ゲート電極
28下におけるドレイン領域24とチャンネル・ストッ
パ領域29との接合点P(ドレイン端)にて電界集中が
起こり、該ドレイン端Pでのホットキャリアの発生を引
き起こすという問題がある。即ち、ホットキャリアがゲ
ート絶縁膜27中にトラップされることによって負電荷
として働き、これにより、しきい値電圧の変動やチャン
ネルコンダクタンスの低下を招来させ、NチャンネルM
OS型FETの特性劣化をもたらすという不都合があり
、また、ドレイン耐圧の低下を引き起こすという不都合
もある。
28下におけるドレイン領域24とチャンネル・ストッ
パ領域29との接合点P(ドレイン端)にて電界集中が
起こり、該ドレイン端Pでのホットキャリアの発生を引
き起こすという問題がある。即ち、ホットキャリアがゲ
ート絶縁膜27中にトラップされることによって負電荷
として働き、これにより、しきい値電圧の変動やチャン
ネルコンダクタンスの低下を招来させ、NチャンネルM
OS型FETの特性劣化をもたらすという不都合があり
、また、ドレイン耐圧の低下を引き起こすという不都合
もある。
【0010】また、上記チャンネル・ストッパ領域29
がFETの微細化に伴って高濃度になることから、チャ
ンネル・ストッパ領域29の横方向への拡散が進行し、
チャンネル・ストッパ領域29がフィールド絶縁層22
のバーズビークよりも素子活性領域23側へ回り込むこ
とになる。
がFETの微細化に伴って高濃度になることから、チャ
ンネル・ストッパ領域29の横方向への拡散が進行し、
チャンネル・ストッパ領域29がフィールド絶縁層22
のバーズビークよりも素子活性領域23側へ回り込むこ
とになる。
【0011】従って、素子活性領域23の幅に関する設
計値Wと実際値Weとの差ΔW(=W−We)が大きく
なり(実際値が小さくなる)、設計値通りの幅を得るた
めには、予め素子活性領域23の幅を大きく設定するこ
とが必要である。即ち、図7Aで示す工程にてシリコン
基板21上に残すSiN膜30の面積を大きくする必要
があり、FETの高集積化に限界が生じるという不都合
がある。しかも、チャンネル・ストッパ領域29の拡散
にばらつきがあるため、ウェハ上に形成されるFETの
再現性が劣化するという問題もある。
計値Wと実際値Weとの差ΔW(=W−We)が大きく
なり(実際値が小さくなる)、設計値通りの幅を得るた
めには、予め素子活性領域23の幅を大きく設定するこ
とが必要である。即ち、図7Aで示す工程にてシリコン
基板21上に残すSiN膜30の面積を大きくする必要
があり、FETの高集積化に限界が生じるという不都合
がある。しかも、チャンネル・ストッパ領域29の拡散
にばらつきがあるため、ウェハ上に形成されるFETの
再現性が劣化するという問題もある。
【0012】本発明は、このような課題に鑑み成された
もので、その目的とするところは、ホットキャリア発生
の抑制及びドレイン耐圧の改善を図ることができ、MO
S型FETの特性の向上を図ることができる半導体装置
を提供することにある。
もので、その目的とするところは、ホットキャリア発生
の抑制及びドレイン耐圧の改善を図ることができ、MO
S型FETの特性の向上を図ることができる半導体装置
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、基体(例えば
シリコン基板)2上にフィールド絶縁層3により囲まれ
た素子活性領域4を有し、該素子活性領域4にゲート電
極9、チャンネル領域7、ドレイン領域5及びソース領
域6からなる半導体素子が形成され、上記フィールド絶
縁層3下にチャンネル・ストッパ領域10が形成されて
なる半導体装置1において、少なくともドレイン領域5
とチャンネル・ストッパ領域10間に所定間隔のオフセ
ットOSを形成して構成する。
シリコン基板)2上にフィールド絶縁層3により囲まれ
た素子活性領域4を有し、該素子活性領域4にゲート電
極9、チャンネル領域7、ドレイン領域5及びソース領
域6からなる半導体素子が形成され、上記フィールド絶
縁層3下にチャンネル・ストッパ領域10が形成されて
なる半導体装置1において、少なくともドレイン領域5
とチャンネル・ストッパ領域10間に所定間隔のオフセ
ットOSを形成して構成する。
【0014】
【作用】上述の本発明の構成によれば、ドレイン領域5
とチャンネル・ストッパ領域10間に基板濃度レベルの
オフセットOSを形成するようにしたので、直接ドレイ
ン領域5とチャンネル・ストッパ領域10とが接合する
ということがなくなり、両領域5及び10間の接合濃度
を低減することができる。
とチャンネル・ストッパ領域10間に基板濃度レベルの
オフセットOSを形成するようにしたので、直接ドレイ
ン領域5とチャンネル・ストッパ領域10とが接合する
ということがなくなり、両領域5及び10間の接合濃度
を低減することができる。
【0015】その結果、ゲート電極9下におけるドレイ
ン端Pでの電界集中を防止することができ、該ドレイン
端Pでのホットキャリアの発生を抑制することができる
と共に、ドレイン耐圧の改善を図ることができる。また
、チャンネル・ストッパ領域10の素子活性領域4への
拡散を抑えることができるため、素子活性領域4の幅に
関する設計値Wと実際値Weとの差ΔW(=W−We)
が小さくなり、ほぼ設計通りに素子活性領域4を形成す
ることができる。このことは、ウェハ上に形成される半
導体装置1の再現性並びに高集積化の向上につながる。
ン端Pでの電界集中を防止することができ、該ドレイン
端Pでのホットキャリアの発生を抑制することができる
と共に、ドレイン耐圧の改善を図ることができる。また
、チャンネル・ストッパ領域10の素子活性領域4への
拡散を抑えることができるため、素子活性領域4の幅に
関する設計値Wと実際値Weとの差ΔW(=W−We)
が小さくなり、ほぼ設計通りに素子活性領域4を形成す
ることができる。このことは、ウェハ上に形成される半
導体装置1の再現性並びに高集積化の向上につながる。
【0016】従って、本発明の半導体装置1によれば、
ウェハ上に形成される半導体素子の特性を向上させるこ
とができると共に、半導体装置1自体の高集積化を効率
よく図ることができる。
ウェハ上に形成される半導体素子の特性を向上させるこ
とができると共に、半導体装置1自体の高集積化を効率
よく図ることができる。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図4を参照しながら本発明の実
施例を説明する。図1は、本実施例に係る半導体装置、
例えばNチャンネルMOS型FET(以下、単にFET
と記す)1を示す構成図、図2はその平面図である。
施例を説明する。図1は、本実施例に係る半導体装置、
例えばNチャンネルMOS型FET(以下、単にFET
と記す)1を示す構成図、図2はその平面図である。
【0018】このFET1は、図示する如く、例えばP
型のシリコン基板2上に選択酸化によって形成されたフ
ィールド絶縁層3を有し、該フィールド絶縁層3によっ
て囲まれた素子活性領域4内に夫々N型のドレイン領域
5及びソース領域6が形成され、これらドレイン領域5
及びソース領域6間のチャンネル領域7上にゲート絶縁
膜8を介して例えば多結晶シリコン層によるゲート電極
9が形成され、更に、フィールド絶縁層3下にP型のチ
ャンネル・ストッパ領域10が形成されて構成されてい
る。尚、図において、11はサイドウォール、12はL
DD領域である。
型のシリコン基板2上に選択酸化によって形成されたフ
ィールド絶縁層3を有し、該フィールド絶縁層3によっ
て囲まれた素子活性領域4内に夫々N型のドレイン領域
5及びソース領域6が形成され、これらドレイン領域5
及びソース領域6間のチャンネル領域7上にゲート絶縁
膜8を介して例えば多結晶シリコン層によるゲート電極
9が形成され、更に、フィールド絶縁層3下にP型のチ
ャンネル・ストッパ領域10が形成されて構成されてい
る。尚、図において、11はサイドウォール、12はL
DD領域である。
【0019】しかして、本例においては、ドレイン領域
5とチャンネル・ストッパ領域10並びにソース領域6
とチャンネル・ストッパ領域10間に夫々0.1〜0.
2μm程度のオフセットOSが形成されて構成される。 従って、特にドレイン領域5とチャンネル・ストッパ領
域10とは、上記オフセットOSを介して間接的に接合
された形となり、図2に示すように、ゲート電極9下の
ドレイン端(点Pで示す)における接合濃度は従来の場
合と比べ非常に低いものとなる。
5とチャンネル・ストッパ領域10並びにソース領域6
とチャンネル・ストッパ領域10間に夫々0.1〜0.
2μm程度のオフセットOSが形成されて構成される。 従って、特にドレイン領域5とチャンネル・ストッパ領
域10とは、上記オフセットOSを介して間接的に接合
された形となり、図2に示すように、ゲート電極9下の
ドレイン端(点Pで示す)における接合濃度は従来の場
合と比べ非常に低いものとなる。
【0020】次に、本例に係るFET1の製法を図3及
び図4に基いて説明する。尚、図1と対応するものにつ
いては同符号を記す。
び図4に基いて説明する。尚、図1と対応するものにつ
いては同符号を記す。
【0021】まず、図3Aに示すように、P型のシリコ
ン基板2上全面にSiO2 からなる熱酸化膜、即ちゲ
ート絶縁膜8を形成したのち、該ゲート絶縁膜8上にS
iN膜(耐酸化膜)13を形成し、その後、該SiN膜
13をパターニングして後に素子活性領域となる部分の
上にSiN膜13を残す。
ン基板2上全面にSiO2 からなる熱酸化膜、即ちゲ
ート絶縁膜8を形成したのち、該ゲート絶縁膜8上にS
iN膜(耐酸化膜)13を形成し、その後、該SiN膜
13をパターニングして後に素子活性領域となる部分の
上にSiN膜13を残す。
【0022】次に、図3Bに示すように、SiN膜13
を含む全面に厚み約1000〜2000ÅのSiO2
膜14を例えばCVD(化学気相成長)法にて形成する
。
を含む全面に厚み約1000〜2000ÅのSiO2
膜14を例えばCVD(化学気相成長)法にて形成する
。
【0023】次に、図3Cに示すように、全面に対し、
RIE(反応性イオンエッチング)によるエッチバック
を行って、SiN膜13の側壁に横方向の厚みが約0.
1〜0.2μm程度のSiO2 膜、即ちサイドウォー
ル15を形成する。
RIE(反応性イオンエッチング)によるエッチバック
を行って、SiN膜13の側壁に横方向の厚みが約0.
1〜0.2μm程度のSiO2 膜、即ちサイドウォー
ル15を形成する。
【0024】次に、図3Dに示すように、上記SiN膜
13及びサイドウォール15をマスクとしてP型の不純
物、例えばボロン(B)をシリコン基板2表面にイオン
注入してチャンネル・ストッパ領域10を形成する。こ
のとき、SiN膜13の両端部とチャンネル・ストッパ
領域10の端部間に幅が約0.1〜0.2μm程度のオ
フセットOSが形成される。
13及びサイドウォール15をマスクとしてP型の不純
物、例えばボロン(B)をシリコン基板2表面にイオン
注入してチャンネル・ストッパ領域10を形成する。こ
のとき、SiN膜13の両端部とチャンネル・ストッパ
領域10の端部間に幅が約0.1〜0.2μm程度のオ
フセットOSが形成される。
【0025】次に、図4Aに示すように、全面に選択酸
化を行って、上記SiN膜13以外の部分に熱酸化によ
るフィールド絶縁層3を形成する。このとき、該フィー
ルド絶縁層3下に上記チャンネル・ストッパ領域10が
形成された形になると共に、シリコン基板2上にフィー
ルド絶縁層3によって囲まれた素子活性領域4が形成さ
れる。また、SiN膜13上には薄い熱酸化膜16が形
成される。
化を行って、上記SiN膜13以外の部分に熱酸化によ
るフィールド絶縁層3を形成する。このとき、該フィー
ルド絶縁層3下に上記チャンネル・ストッパ領域10が
形成された形になると共に、シリコン基板2上にフィー
ルド絶縁層3によって囲まれた素子活性領域4が形成さ
れる。また、SiN膜13上には薄い熱酸化膜16が形
成される。
【0026】次に、図4Bに示すように、上記熱酸化膜
16及びサイドウォール15をエッチング除去したのち
、SiN膜13をエッチング除去する。その後、全面に
多結晶シリコン層を形成したのち、該多結晶シリコン層
をパターニングして素子活性領域4上に多結晶シリコン
層によるゲート電極9を形成する。その後、ゲート電極
9及びフィールド絶縁層3をマスクとしてLDD領域形
成用のN型不純物を素子活性領域4表面にイオン注入し
て素子活性領域4表面にLDD領域12を形成する。
16及びサイドウォール15をエッチング除去したのち
、SiN膜13をエッチング除去する。その後、全面に
多結晶シリコン層を形成したのち、該多結晶シリコン層
をパターニングして素子活性領域4上に多結晶シリコン
層によるゲート電極9を形成する。その後、ゲート電極
9及びフィールド絶縁層3をマスクとしてLDD領域形
成用のN型不純物を素子活性領域4表面にイオン注入し
て素子活性領域4表面にLDD領域12を形成する。
【0027】次に、図4Cに示すように、ゲート電極9
を含む全面にSiO2 膜を形成したのち、例えばRI
Eにてエッチバックすることにより、ゲート電極9の側
壁にSiO2 膜によるサイドウォール11を形成する
。その後、ゲート電極9、サイドウォール11及びフィ
ールド絶縁層3をマスクとしてソース、ドレイン領域形
成用のN型不純物を素子活性領域4表面にイオン注入し
て素子活性領域4に夫々ソース領域6及びドレイン領域
5を形成することにより、図1で示すNチャンネルMO
S型FET1を得る。
を含む全面にSiO2 膜を形成したのち、例えばRI
Eにてエッチバックすることにより、ゲート電極9の側
壁にSiO2 膜によるサイドウォール11を形成する
。その後、ゲート電極9、サイドウォール11及びフィ
ールド絶縁層3をマスクとしてソース、ドレイン領域形
成用のN型不純物を素子活性領域4表面にイオン注入し
て素子活性領域4に夫々ソース領域6及びドレイン領域
5を形成することにより、図1で示すNチャンネルMO
S型FET1を得る。
【0028】ここで、図3Dで形成されたオフセットO
Sは、上記図4Aで示す選択酸化によって、チャンネル
・ストッパ領域10が横方向に拡散することにより、そ
の幅が幾分狭まるが、この図4Cで示す工程にて形成さ
れたドレイン領域5並びにソース領域6と上記チャンネ
ル・ストッパ領域10間には、依然0.1〜0.2μm
のオフセットOSが介在することになる。
Sは、上記図4Aで示す選択酸化によって、チャンネル
・ストッパ領域10が横方向に拡散することにより、そ
の幅が幾分狭まるが、この図4Cで示す工程にて形成さ
れたドレイン領域5並びにソース領域6と上記チャンネ
ル・ストッパ領域10間には、依然0.1〜0.2μm
のオフセットOSが介在することになる。
【0029】尚、上記工程以降は、Al配線層等による
配線処理が行われるが、ここでは、その説明は省略する
。
配線処理が行われるが、ここでは、その説明は省略する
。
【0030】上述のように、本例によれば、ドレイン領
域5とチャンネル・ストッパ領域10間に約0.1〜0
.2μm程度の幅を有し、かつ不純物濃度が基板濃度レ
ベルのオフセットOSを形成するようにしたので、直接
ドレイン領域5とチャンネル・ストッパ領域10とが高
濃度にて接合するということがなくなり、両領域5及び
10間の接合濃度を低減することができる。
域5とチャンネル・ストッパ領域10間に約0.1〜0
.2μm程度の幅を有し、かつ不純物濃度が基板濃度レ
ベルのオフセットOSを形成するようにしたので、直接
ドレイン領域5とチャンネル・ストッパ領域10とが高
濃度にて接合するということがなくなり、両領域5及び
10間の接合濃度を低減することができる。
【0031】その結果、ゲート電極9下におけるドレイ
ン端Pでの電界集中を防止することができ、該ドレイン
端Pでのホットキャリアの発生を抑制することができる
と共に、ドレイン耐圧の改善を図ることができる。また
、チャンネル・ストッパ領域10の素子活性領域4への
拡散を抑えることができるため、素子活性領域4の幅に
関する設計値Wと実際値Weとの差ΔW(=W−We)
が小さくなり、ほぼ設計通りに素子活性領域4を形成す
ることができる。
ン端Pでの電界集中を防止することができ、該ドレイン
端Pでのホットキャリアの発生を抑制することができる
と共に、ドレイン耐圧の改善を図ることができる。また
、チャンネル・ストッパ領域10の素子活性領域4への
拡散を抑えることができるため、素子活性領域4の幅に
関する設計値Wと実際値Weとの差ΔW(=W−We)
が小さくなり、ほぼ設計通りに素子活性領域4を形成す
ることができる。
【0032】従って、本発明のFET1によれば、ウェ
ハ上に形成されるFETの特性を向上させることができ
ると共に、ウェハ上に形成されるFETの再現性並びに
高集積化を効率よく図ることができる。
ハ上に形成されるFETの特性を向上させることができ
ると共に、ウェハ上に形成されるFETの再現性並びに
高集積化を効率よく図ることができる。
【0033】また、図3及び図4で示す製法によれば、
ドレイン領域5とチャンネル・ストッパ領域10間に上
記オフセットOSを容易に形成することができる。また
、サイドウォール15を介してセルフアラインによりチ
ャンネル・ストッパ領域形成用のP型不純物をイオン注
入することができるため、上記オフセットOSを形成す
る場合において、マスクアライメントによる合わせずれ
が無く、高精度にオフセットOSを形成することができ
る。また、上記合わせずれをいちいち考慮する必要がな
くなるため、製造工程の簡略化(容易化)を図ることが
できる。
ドレイン領域5とチャンネル・ストッパ領域10間に上
記オフセットOSを容易に形成することができる。また
、サイドウォール15を介してセルフアラインによりチ
ャンネル・ストッパ領域形成用のP型不純物をイオン注
入することができるため、上記オフセットOSを形成す
る場合において、マスクアライメントによる合わせずれ
が無く、高精度にオフセットOSを形成することができ
る。また、上記合わせずれをいちいち考慮する必要がな
くなるため、製造工程の簡略化(容易化)を図ることが
できる。
【0034】上記実施例では、NチャンネルMOS型F
ETに適用した例を示したが、もちろんPチャンネルM
OS型FETにも適用することができる。
ETに適用した例を示したが、もちろんPチャンネルM
OS型FETにも適用することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置によれば、ホッ
トキャリア発生の抑制及びドレイン耐圧の改善を図るこ
とができ、MOS型FETの特性の向上を図ることがで
きる。
トキャリア発生の抑制及びドレイン耐圧の改善を図るこ
とができ、MOS型FETの特性の向上を図ることがで
きる。
【図1】本実施例に係るNチャンネルMOS型FETを
示す構成図。
示す構成図。
【図2】本実施例に係るNチャンネルMOS型FETを
示す平面図。
示す平面図。
【図3】本実施例に係るNチャンネルMOS型FETの
製造方法を示す工程図(その1)。
製造方法を示す工程図(その1)。
【図4】本実施例に係るNチャンネルMOS型FETの
製造方法を示す工程図(その2)。
製造方法を示す工程図(その2)。
【図5】従来例に係るNチャンネルMOS型FETを示
す構成図。
す構成図。
【図6】従来例に係るNチャンネルMOS型FETを示
す平面図。
す平面図。
【図7】従来例に係るNチャンネルMOS型FETの製
造方法を示す工程図(その1)。
造方法を示す工程図(その1)。
【図8】従来例に係るNチャンネルMOS型FETの製
造方法を示す工程図(その2)。
造方法を示す工程図(その2)。
1 NチャンネルMOS型FET
2 シリコン基板
3 フィールド絶縁層
4 素子活性領域
5 ドレイン領域
6 ソース領域
7 チャンネル領域
8 ゲート絶縁膜
9 ゲート電極
10 チャンネル・ストッパ領域
11 サイドウォール
12 LDD領域
OS オフセット
Claims (1)
- 【請求項1】 基体上にフィールド絶縁層により囲ま
れた素子活性領域を有し、該素子活性領域にゲート電極
、チャンネル領域、ドレイン領域及びソース領域からな
る半導体素子が形成され、上記フィールド絶縁層下にチ
ャンネル・ストッパ領域が形成されてなる半導体装置に
おいて、少なくとも上記ドレイン領域と上記チャンネル
・ストッパ領域間に所定間隔のオフセットを有すること
を特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6996591A JPH04305976A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6996591A JPH04305976A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04305976A true JPH04305976A (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=13417876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6996591A Pending JPH04305976A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04305976A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07183371A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-21 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
-
1991
- 1991-04-02 JP JP6996591A patent/JPH04305976A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07183371A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-21 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6518623B1 (en) | Semiconductor device having a buried-channel MOS structure | |
JP3448546B2 (ja) | 半導体装置とその製造方法 | |
JP2510599B2 (ja) | 電界効果トランジスタ | |
JP3106757B2 (ja) | Mos電界効果半導体装置の製造方法 | |
KR0183785B1 (ko) | 모스 트랜지스터 제조방법 | |
JP2729422B2 (ja) | 半導体装置 | |
US5759900A (en) | Method for manufacturing MOSFET | |
JPH04305976A (ja) | 半導体装置 | |
KR100415191B1 (ko) | 비대칭형 씨모스 트랜지스터의 제조 방법 | |
JPH0491481A (ja) | Mis電界効果トランジスタ | |
KR930001290B1 (ko) | 고 접합파괴전압을 갖는 모오스 트랜지스터 및 그 제조방법 | |
JPS6211516B2 (ja) | ||
JP3848782B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
KR0155301B1 (ko) | 중첩구조를 구비한 모스 전계효과 트랜지스터의 제조방법 | |
KR0130626B1 (ko) | 측면 소스/드레인 구조의 트랜지스터 및 그 제조방법 | |
JP3260485B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2705583B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0621464A (ja) | Mos型薄膜トランジスタ | |
JPS63296374A (ja) | Mos型半導体装置 | |
JPH01155665A (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH0529624A (ja) | 薄膜トランジスタ及びその製造方法 | |
JPH0571191B2 (ja) | ||
JPH04359567A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPH04139765A (ja) | 半導体装置 | |
JPH04346233A (ja) | Mosトランジスタおよびその製造方法 |