JPH04304245A - 発泡可能熱可塑性成形組成物 - Google Patents

発泡可能熱可塑性成形組成物

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JPH04304245A
JPH04304245A JP3358176A JP35817691A JPH04304245A JP H04304245 A JPH04304245 A JP H04304245A JP 3358176 A JP3358176 A JP 3358176A JP 35817691 A JP35817691 A JP 35817691A JP H04304245 A JPH04304245 A JP H04304245A
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hydroxyphenyl
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クラウス・キルヒヤー
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ウルリツヒ・グリゴ
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クラウス・ホルン
Wolfgang Dr Ebert
ボルフガング・エベルト
Charles-Earl Lundy
チヤールズ−アール・ランデイ
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    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/04Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent
    • C08J9/12Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a physical blowing agent
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は熱可塑性ポリカーボネート樹脂及
びより詳細にはかかる樹脂から製造されるフォームに関
する。
【0002】本発明は、a)芳香族ポリカーボネート、
及びb)無機塩の水和物0.1〜5重量%、からなる発
泡可能(foamable)熱可塑性組成物に関する。
【0003】本発明の組成物は随時更にc)10重量%
までの増核剤、及びd)30重量%までのガラス繊維を
含んでいてもよい。その際に重量%は該ポリカーボネー
トの重量を基準とする。
【0004】芳香族ポリカーボネートのフォーム及びそ
の製造は公知である。例えば、芳香族ポリカーボネート
は窒素または二酸化炭素を発生させるブローイング(b
lowing)剤−分解ブローイング剤を用いて発泡さ
せ得る(ドイツ国特許出願公告第1,031,507号
及びドイツ国特許出願公開第2,434,085号参照
)。分子量の明らかな減少が一般に見られる。ブローイ
ング剤の不揮発性分解生成物はフォーム中に残留する。
【0005】また芳香族ポリカーボネートは完全に乾燥
している場合にのみ、十分に処理し得る。存在するいず
れかの水分により処理中に分子量の減少及び泡の生成が
生じる[プラスチック・テクノロジー(Plastic
s  Technology)10、1964、32〜
36頁;英国特許第841,652号参照]。
【0006】本発明は芳香族ポリカーボネートに対して
不活性であり、そして100℃以上の温度でその水和水
を放出するのみである水和された、無機塩の状態で導入
される場合に、水が芳香族ポリカーボネートからの良好
な細孔構造を有するフォームの製造に対する物理的蒸発
ブローイング剤として使用し得ることを特徴とする観点
をベースとする。
【0007】ブローイング剤としての水で発泡されたポ
リカーボネートは水が発泡反応中に完全に蒸発するため
にブローイング剤の残渣を含まない。この発泡方法にお
いて重合体が実質的に損傷されないように驚くべき程に
少ない分子量の減少が観察されるため、得られたフォー
ムを再循環し得る。これらのものは実質的に損失なしに
再溶融し、そして発泡可能混合物の製造に再使用し得る
【0008】本発明はa)芳香族ポリカーボネート、b
)a)をベースとして0.1〜5重量%の無機塩の水和
物、c)a)をベースとして随時10重量%までの増核
剤、d)a)をベースとして随時30重量%までのガラ
ス繊維を含む発泡可能混合物に関する。
【0009】芳香族ポリカーボネートa)は文献中にし
ばしば記載されている標準法によりジフェノール及びカ
ーボネートから製造された熱プラスチックである[H.
シュネル(Schnell)、ポリカーボネートの化学
及び物理(Chemistry  and  Phys
ics  of  Polycarbonates)、
インターサイエンス(Interscience)出版
、ニューヨーク、1964;米国特許第3,028,3
65号及びドイツ国特許出願公開第3,832,396
号参照]。
【0010】適当なジフェノールは例えばハイドロキノ
ン、レゾルシノール、ジヒドロキシジフェニル、ビス−
(ヒドロキシフェニル)−アルカン、ビス−(ヒドロキ
シフェニル)−シクロアルカン、ビス−(ヒドロキシフ
ェニル)−スルフィド、ビス−(ヒドロキシフェニル)
−エーテル、ビス−(ヒドロキシフェニル)−ケトン、
ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルオン、ビス−(ヒ
ドロキシフェニル)−スルホキシド、α,α′−ビス−
(ヒドロキシフェニル)−ジイソプロピルベンゼン並び
にまたその核アルキル化及び核ハロゲン化された誘導体
である。
【0011】好適なジフェノールは4,4′−ジヒドロ
キシジフェニル、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−プロパン、2′,4−ビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)−2−メチルブタン、1,1−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、
2,2−ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル
)−プロパン、2,2−ビス−(3−クロロ−4−ヒド
ロキシフェニル)−プロパン、ビス−(3,5−ジメチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)−メタン、2,2−ビス
−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−プ
ロパン、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−スルホン、2,4−ビス−(3,5−ジメチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、1
,1−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、2,2−ビス−
(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロ
パン、2,2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロ
キシフェニル)−プロパン及び1,1−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘ
キサンである。
【0012】殊に好適なジフェノールは2,2−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス
−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−プ
ロパン、2,2−ビス−(3,5−ジクロロ−4−ヒド
ロキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3,5
−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、1
,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキ
サン及び1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサンである。
【0013】ジフェノールは個々にか、または混合物と
して用いることができ、即ちホモポリカーボネート及び
コポリカーボネートが共に含まれる。ジフェノールは公
知であるか、または公知の方法により製造し得る。
【0014】分枝鎖状ポリカーボネートを製造するため
に少量、好ましくは用いるジフェノールのモル数をベー
スとして0.05〜2.0モル%の3官能性またはそれ
以上の化合物、殊に3個またはそれ以上のフェノール性
ヒドロキシル基を含むものを使用し得る。かかる化合物
の例には例えばフロログルシノール、4,6−ジメチル
−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘ
プト−2−エン、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ
−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプタン、1,3,5
−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ベンゼン、1,
1,1−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−エタン、
トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−フェニルメタン、
2,2−ビス−[4,4−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−シクロヘキシル]−プロパン、2,4−ビス−
(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)−フェノール
、2,6−ビス−(2−ヒドロキシ−5′−メチルベン
ゼン)−4−メチルフェノール、2−(4−ヒドロキシ
フェニル)−2−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−
プロパン、ヘキサ−[4−(4−ヒドロキシフェニルイ
ソプロピル)−フェニル]−オルトテレフタル酸エステ
ル、テトラ−(4−ヒドロキシフェニル)−メタン、テ
トラ−[4−(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)
−フェノキシ]−メタン、1,4−ビス−(4′,4″
−ジヒドロキシトリフェニル)−メチルベンゼン、2,
4−ジヒドロキシ安息香酸、トリメシン酸、塩化シアヌ
ル及び3,3−ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロインドールが
ある。
【0015】分枝鎖剤はジフェノール自身とか、または
分子量調節剤のいずれかと共に水性アルカリ相中に最初
に導入するか、またはホスゲン化反応前に有機溶媒の溶
液中に加え得る。
【0016】適当な分子量調節剤は公知の1官能性化合
物、好ましくはモノフェノール例えばフェノール自身で
ある。
【0017】本発明により用いる芳香族ポリカーボネー
トは5,000〜50,000の範囲、好ましくは15
,000〜35,000の範囲の平均分子量Mw(重量
平均、ゲル浸透クロマトグラフィーにより測定)を有す
る。
【0018】従って、好適なポリカーボネートの溶液粘
度はDIN  51,562、パート3によりジクロロ
メタン中(0.5g/100ml)で測定した際に1.
15〜1.35の範囲である。
【0019】本発明に関連した熱可塑性芳香族ポリカー
ボネートは熱可塑性芳香族ポリエステルカーボネート、
即ちそのカーボネート構造単位の一部(多くとも50モ
ル%)が芳香族ジカルボキシレート構造単位により置換
された「ポリカーボネート」を含む。
【0020】適当な芳香族ジカルボン酸は例えばオルト
フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、t−ブチルイ
ソフタル酸、3,3′−ジフェニルジカルボン酸、4,
4′−ジフェニルジカルボン酸、4,4′−ジフェニル
エーテルジカルボン酸、4,4′−ベンゾフェノンジカ
ルボン酸、3,4′−ベンゾフェノンジカルボン酸、4
,4′−ジフェニルスルホンジカルボン酸、2,2−ビ
ス−(4−カルボキシフェニル)−プロパン、トリメチ
ル−3−フェニルインダン−4,5′−ジカルボン酸で
ある。
【0021】芳香族ジカルボン酸の中で、テレフタル酸
及び/またはイソフタル酸が殊に好ましい。
【0022】適当なジフェノールはポリカーボネートの
製造に対して上記のものである。
【0023】同じものが分枝鎖剤及び1官能性連鎖停止
剤に適用されるが、例えばその酸塩化物またはエステル
の状態の芳香族モノカルボン酸もこの目的に使用し得る
【0024】選ばれる製造方法に依存して、即ちポリエ
ステルカーボネートの製造に界面重縮合または溶融エス
テル転位を用いるか、否かに依存して、炭酸をCOCl
2を介するか、またはジフェニルカーボネートのいずれ
かを介してポリエステルカーボネート中に配合し得る。
【0025】同じものが芳香族ジカルボン酸に適用され
る。これらのものは界面法における芳香族ジカルボン酸
二塩化物または溶融エステル転位法におけるジカルボン
酸ジエステルのいずれかとして用いる。モノカルボン酸
の場合に同じものが連鎖停止剤として用いられる。
【0026】本発明により用いるポリエステルカーボネ
ートは公知の方法により、即ち例えば既に挙げられたよ
うに界面法または溶融エステル転位法により製造される
【0027】従って、用いるポリエステルカーボネート
は連鎖状及び公知の方法での分枝鎖状の両方であり得る
【0028】本発明に用いる芳香族ポリエステルカーボ
ネートは5,000〜50,000の範囲、好ましくは
15,000〜35,000の範囲の平均分子量Mw(
重量平均、ゲル浸透クロマトグラフィーにより測定)を
有する。
【0029】適当な水和した無機塩b)は殊に周期表の
第2及び第3主族の金属と鉱酸との塩の水和物である。 この塩は例えばマグネシウム、カルシウム、ストロンチ
ウム及びアルミニウムの硫酸塩、亜硫酸塩、ハロゲン化
物(塩化物)、硝酸塩、亜硝酸塩、リン酸塩、亜リン酸
塩である。硫酸マグネシウム七水和物、塩化マグネシウ
ム六水和物、硫酸亜鉛七水和物、Al2(SO4)3・
18H2O及び硫酸カルシウム二水和物が殊に好ましい
。水和塩を選ぶ際に、これらのものが100℃以上の温
度でのみその水和水を放出し、そして塩自身はポリカー
ボネートを攻撃しないことを確認することが重要である
。従って、アルカリ反応を示す塩、即ち強塩基を弱酸と
の塩はそれらが比較的高い温度でポリカーボネートを攻
撃するために含まれない。
【0030】水和塩を用いる量はポリカーボネートをベ
ースとして約0.05〜1重量%の水が発泡に対して得
られるように計量しなければならない。従って一般に、
0.1〜約5重量%の量の水和塩が好ましい。この数字
は殊に上記の好適な水和塩に対して適用する。勿論また
水または水和塩の量は製造されるフォームの密度に依存
する。
【0031】フォーム生成に役立たせるために加え得る
適当な増核剤には中性から適度に酸性のフィラー例えば
ガラス粉末、石英砂、微細に分散したシリカ及びまたガ
ラス繊維がある。増核剤は一般にポリカーボネートをベ
ースとして10重量%までの量で用いる。加えてまた、
ガラス繊維は約30重量%までの比較的多い量で使用し
得る。本発明におけるガラス繊維は殊にミリングされた
(milled)繊維である。
【0032】本発明による発泡可能混合物を製造するた
めに、成分をいずれかの順序で機械的に混合し得る。温
度は水の早期放出及び蒸発を避けるために100℃を越
えてはならない。本タイプの固体成分を強く、そして均
一に混合する方法は専門家に公知である。
【0033】混合物は約100℃までの温度で安定であ
り、従ってこれらのものはいずれの時点でも製造するこ
とができ、そして無期限に貯蔵し得る。
【0034】本発明による混合物からフォームを製造す
るために、混合物を熱プラスチックに通常用いるいずれ
かの方法により処理し得る。従って、混合物は好ましく
は射出成形機または押出ダイまでの少なくとも30バー
ルの溶融圧力を可能にする機械を用いて射出成形または
押出しにより処理し得る。混合物を射出成形により処理
する場合、240〜340℃、好ましくは260〜32
0℃の温度が適している。押出しに対しては210〜3
40℃、好ましくは220〜270℃の温度が良好に使
用された。かくていずれかのタイプの成形物、より詳細
には大表面積及び大容積の製品例えばランプ部品、カバ
ー、事務機のハウジング、キャビネット部品を本発明に
よる発泡可能混合物から製造し得る。1つの特殊な用途
は使用された部品の再使用がかかる用途では重要である
ために広告用の大表面積のパネル、自動車製造及びビル
ディング建設に対しである。
【0035】フォーム成形品の溶融によりポリカーボネ
ート及び存在する場合に増核剤またはガラスの混合物が
与えられる。この混合物は本発明による混合物の製造に
対して再使用し得る。換言すれば、ポリカーボネートは
完全にリサイクル可能である。
【0036】本発明を次の実施例により更に説明するが
、これに限定されるものではなく、その際にすべての部
及び%は特記せぬ限り重量による。
【0037】
【実施例】実施例1(本発明) DIN  51,562、パート3による1.290の
相対溶液粘度を有する未乾燥のポリカーボネートの混合
物94.5重量%をSyloid74(微細に分散され
たシリカ)0.3重量%及び微細に粉砕したMgSO4
・7H2O  0.25重量%と共に回転混合機中で混
合し、そして生じた混合物を次のように0.7g/cm
3の密度を有する成形品に処理した:粒状混合物をDe
mag  D  80射出成形機[シリンダー温度26
0℃(原料)、280℃及び300℃;300℃の溶融
温度に対応する300℃のノズル温度]中で150mm
×90mm×6.4mmの大きさの発泡した成形物に射
出成形した。成形温度は23℃であった。積分密度分布
を有する成形物が60.5gのショット(shot)重
量に対して得られた。
【0038】得られたフォームは極めて微細なセルを有
し、そして比較的大きい泡を含んでいた。
【0039】DIN  51,562、パート3による
相対溶液粘度は1.275として測定された。DIN 
 53,453によるシャルピー(Charpy)衝撃
強さは56kJ/m2として測定された。
【0040】実施例2(本発明) DIN  51,562、パート3による相対溶液粘度
1.31を有する添加剤を含まぬポリカーボネート99
.5重量%を予備乾燥せずに微細に粉砕したMgSO4
・7H2O  0.5重量%と共に回転混合機中で混合
し、そして生じた混合物をReiffenhauser
押出機(シリンダー直径70mm、ノズル間隙での溶融
温度230℃、350mm×2mmフラット・ノズル)
中で押出し、5mmのプレート間隔を有する低摩擦キャ
リブレーター(calibrator)中で平滑であり
、そしてキタピラー形テークオフ装置により取りはずし
た延長成形物を製造した。
【0041】得られた押出されたフォームは0.7g/
cm3の密度を有し、そして成形物の表面から0.5m
mの距離での末端ゾーン中で数及び大きさが明らかに減
少した均一に分布された、小さい泡を含んでいた。
【0042】成形物中のポリカーボネートの相対溶液粘
度は1.302であった。
【0043】実施例3(本発明) ポリカーボネート99.2重量%、微細に粉砕したMg
SO4・7H2O  0.5重量%及び更にSyloi
d74(微細に分散したシリカ)0.3重量%を用い、
そして0.5g/cm3の密度に調整する以外、実施例
2のとおりの方法で行った。
【0044】圧縮した末端ゾーン及び成形物の中央に小
さい泡を有する極めて良好なフォームが得られた。
【0045】成形物中のポリカーボネートの相対溶液粘
度は1.30であった。
【0046】実施例4(本発明) 相対溶液粘度1.31を有するポリカーボネート97.
5重量%を他は同じ条件下で回転混合機中で微細に粉砕
したMgSO4・7H2O  0.5重量%及び粉砕し
、チョッピングされたストランド(chopped  
strand)(MF7901、Bayer  AGの
生成物)2重量%と混合し、続いて生じた混合物を押出
す以外は実施例2のとおりの方法で行った。押出したフ
ォーム(密度0.50g/cm3)は1.30の相対溶
液粘度及び実施例3におけるものに匹敵するフォーム構
造を有していた。
【0047】実施例5(本発明) ポリカーボネート(相対溶液粘度1.31)97.2重
量%並びに微細に粉砕されたa)MgSO4・7H2O
、MF7901チョッピングされたストランド及びSy
loid74微細分散シリカからなる混合物2.8重量
%を最終混合物がMgSO4・7H2O  0.5重量
%、MF7901  2重量%及びSyloid74 
 0.3重量%を含むような量でColortroni
c計量器及び混合装置を介して押出機の供給ホッパー中
に導入した。
【0048】生じたフォーム(密度0.50g/cm3
)は殊に微細なセルを有し、そして均一であった。 フォームの構造は実施例3及び4より明らかに良好であ
った。
【0049】実施例6 相対溶液粘度1.31を有するポリカーボネート97.
4重量%を他は同じ条件下にて回転乾燥器中で微細に粉
砕したZnSO4・7H2O  0.6重量%及び粉砕
され、チョッピングされたストランド(MF7901、
Bayer  AGの生成物)2重量%と混合し、続い
て生じた混合物を押出した。押出したフォーム(密度0
.6g/cm3)は1.301の相対溶液粘度及び実施
例3におけるものと匹敵するフォーム構造を有していた
【0050】本発明を説明の目的で上に詳細に記述した
が、かかる詳細は完全にその目的のためであり、そして
特許請求の範囲により限定され得る以外は本発明の精神
及び範囲から逸脱せずに本分野に精通せる者により変法
を行い得ることが理解されよう。
【0051】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
【0052】1.a)芳香族ポリカーボネート、b)該
ポリカーボネートに対して不活性であり、そしてその水
和水を100℃以上の温度でのみ放出し得ることを特徴
とする無機塩の水和物0.1〜5%からなり、その際に
該%が該ポリカーボネートの重量を基準とする、発泡可
能熱可塑性成形組成物。
【0053】2.更に10%までの増核剤を含む、上記
1に記載の組成物。
【0054】3.更に30%までのガラス繊維からなる
、上記1に記載の組成物。
【0055】4.該ポリカーボネート及び該水和物を1
00℃以下の温度で強く物理的に混合することからなる
、上記1に記載の成形組成物の製造方法。
【0056】5.上記1に記載の組成物から成形される
製品。
【0057】6.上記b)が元素の周期表の第2及び第
3主族から選ばれる金属と鉱酸との塩の水和物である、
上記1に記載の組成物。
【0058】7.該塩が硫酸塩、亜硫酸塩、ハロゲン化
物、硝酸塩、亜硝酸塩、リン酸塩及び亜リン酸塩よりな
る群から選ばれる員である、上記6に記載の組成物。
【0059】8.該金属がマグネシウム、カルシウム、
亜鉛、ストロンチウム及びアルミニウムよりなる群から
選ばれる員である、上記6に記載の組成物。
【0060】9.該水和物が硫酸マグネシウム七水和物
、塩化マグネシウム六水和物、硫酸亜鉛五水和物、Al
2(SO4)3・18H2O及び硫酸カルシウム二水和
物よりなる群から選ばれる少なくとも1つの員である、
上記1に記載の組成物。
【0061】10.上記9に記載の組成物から成形され
る製品。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  a)芳香族ポリカーボネート、b)該
    ポリカーボネートに対して不活性であってその水和水を
    100℃以上の温度でのみ放出し得る無機塩の水和物0
    .1〜5%、該%は該ポリカーボネートの重量を基準と
    する、からなることを特徴とする発泡可能熱可塑性成形
    組成物。
  2. 【請求項2】  該ポリカーボネート及び該水和物を1
    00℃以下の温度で強く物理的に混合することからなる
    、請求項1に記載の成形組成物の製造方法。
  3. 【請求項3】  請求項1に記載の組成物から成形され
    る製品。
JP03358176A 1991-01-04 1991-12-27 発泡可能熱可塑性成形組成物 Expired - Fee Related JP3107625B2 (ja)

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