JPH04301241A - 光ディスク製造方法 - Google Patents

光ディスク製造方法

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JPH04301241A
JPH04301241A JP3064613A JP6461391A JPH04301241A JP H04301241 A JPH04301241 A JP H04301241A JP 3064613 A JP3064613 A JP 3064613A JP 6461391 A JP6461391 A JP 6461391A JP H04301241 A JPH04301241 A JP H04301241A
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photoresist
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Tetsuya Iida
哲哉 飯田
Takanobu Higuchi
隆信 樋口
Hironao Sasaki
宏尚 佐々木
Kunizo Ogoshi
国三 尾越
Shinichi Yokozeki
横関 伸一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、光ディスクを製造する方法及び
該製造方法により得られる光ディスクに関する。
【0002】
【背景技術】光ディスク例えばビデオディスクの製造方
法としては、従来から図2に示す如き方法が知られてい
る。かかる製造方法によれば、まず、図2(a)に示す
ようにガラス盤1の主面上に一様にフォトレジスト層2
を形成したフォトレジスト原盤を用意して、所定の信号
に応じて明滅するレーザービームLaを照射してフォト
レジスト層2上に、所定情報に対応したスポット列の潜
像を螺旋又は同心円状に形成する。次に、露光したフォ
トレジスト原盤を現像して、フォトレジスト原盤上に記
録すべき信号に対応する微小凹部(以下ピットと称する
)の列を設け、図2(b)に示す如き、ピットを有する
フォトレジスト層2(情報記録層)とガラス盤1とから
なる現像原盤を得る。次に、かかる現像原盤のフォトレ
ジスト層2を乾燥させガラス盤1上に定着(ポストベー
キング)させて、図2(c)に示す如き乾燥した原盤を
得る。次に、銀又はニッケル等の金属をスパッタリング
してフォトレジスト層2上に導電膜3を形成して、図2
(d)に示す如き積層されたマスタリング原盤3aを得
る。このように、ピットを有するフォトレジスト層上に
金属をスパッタリングすることによりピットを有する情
報記録面を導電化する。次に、得られたマスタリング原
盤をニッケル電鋳槽中に浸してニッケル(Ni)を導電
膜3上にメッキ(電鋳)して肉厚のニッケル層4すなわ
ちニッケルスタンパを形成して、図2(e)に示す如き
円盤を得る。次に、図2(f)に示す如くニッケル層4
であるスタンパをガラス盤1から分離する。次に、スタ
ンパ上に残ったフォトレジスト層2及び導電膜3を除去
して、図2(g)に示すニッケルスタンパを得る。
【0003】その後は、ニッケルスタンパを射出成形装
置の所定位置に取り付け、型締め後に、溶融した流動性
PMMA(ポリメチルメタクリレート)、PC(ポリカ
ーボネート)等の透明樹脂材料をニッケルスタンパ上に
射出して、樹脂材料の硬化後これを取り出して、所定情
報記録面を有した光ディスクレプリカが作成される。こ
のようにして得られたレプリカは、公知の方法によって
、レプリカの情報記録面上にアルミニウム等の反射膜を
形成して、さらに反射膜上に保護膜をオーバーコートし
て、光ディスクが形成される。また、この光ディスクを
2枚貼り合わせ、仕上げ工程を経て、通常、両面光ディ
スクを得ている。
【0004】しかしながら、このような従来方法におい
ては、スタンパの製造までに電鋳工程の工程数が多くメ
ッキに時間が掛かり、さらに、レプリカ製造用の射出成
形装置が比較的大型の装置が必要である。スタンパ製造
に時間、コストが掛かかるので、近年の少量多品種の映
像音声ソフトに対応した数枚の光ディスクの製造には十
分適しているとはいえない。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、比較的簡素な工程にて
少量多品種生産に適する光ディスク及びその製造方法を
提供することにある。
【0006】
【発明の構成】本発明による光ディスク製造方法は、透
明基板と、該透明基板上に形成され樹脂、感光剤及びバ
ラスト化合物を含有するフォトレジスト層とからなる原
盤上への集光レーザー光の照射によって前記フォトレジ
ストを露光する工程と、前記原盤を現像し微小凹凸を前
記フォトレジスト層の表面に形成する現像工程と、前記
フォトレジスト層を加熱して定着させるポストベーキン
グ工程と、前記原盤の表面に紫外線を照射する紫外線照
射工程と、フォトレジスト層上に反射膜を形成する工程
と、前記反射膜上に保護膜を形成する工程とを含むこと
を特徴とする。
【0007】本発明による光ディスクは、透明基板と、
前記透明基板上に形成されかつ微小凹凸を表面に有しか
つ樹脂、感光剤及びバラスト化合物とからなるフォトレ
ジスト層と、前記フォトレジスト層上に形成された反射
膜とからなることを特徴とする。
【0008】
【発明の作用】本発明によれば、光ディスクの製造工程
数を減少させ、光ディスクの長寿命化ができる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明による実施例を図面を参照し
つつ説明する。基板としてガラス、PMMA、PC等か
らなる洗浄された透明基盤10の主面上に亘って一様に
フォトレジスト層20をスピンコート法等により形成し
たフォトレジスト原盤を用意する。図1(a)に示すよ
うに、所定の記録すべき信号に応じて明滅するレーザー
ビームLaを照射してフォトレジスト層20上に、所定
情報に対応したスポット列の潜像を螺旋又は同心円状に
形成する。フォトレジスト層20は樹脂、感光剤及びバ
ラスト化合物からなり、その成分は後に詳述する。
【0010】次に、露光したフォトレジスト原盤を現像
して、該原盤上に記録すべき信号に対応する微小凹部の
列を設け、図1(b)に示す如き、ピットを有するフォ
トレジスト層20(情報記録層)と透明基盤10とから
なる現像原盤を得る。次に、かかる現像原盤のフォトレ
ジスト層20を加熱、乾燥させ透明基盤10上に定着(
ポストベーキング)させて、図1(c)に示す如き原盤
を得る。
【0011】次に、図1(d)に示すように、紫外線を
フォトレジスト層20上から照射してフォトレジスト層
20における樹脂などの架橋を促進させ、情報記録面と
してフォトレジスト層を硬化させる。次に、図1(e)
に示すように、この微小凹部列の情報記録面上にアルミ
ニウム等の反射膜30を形成して、図1(f)に示すよ
うに、さらに反射膜30上に保護膜40をオーバーコー
トして、光ディスクが形成される。
【0012】本実施例の光ディスク製造方法においては
、ポストベーキング工程までは従来と同様である。本実
施例ではポストベーキング工程後にフォトレジスト層2
0の架橋促進工程を設けたことを特徴とする。すなわち
、本実施例の1枚〜数枚の光ディスクを作製するにあた
り、フォトレジスト層にピットを形成したものに反射膜
をつけて光ディスクとしている。そのために、フォトレ
ジスト層20の経時劣化をおさえ、かつフォトレジスト
層による反射膜の腐食を防止する必要がある。そこで、
フォトレジスト層20の架橋を進行させることにより、
フォトレジスト層20を安定な状態にし反射膜の腐食を
も抑制している。
【0013】従来、フォトレジスト層にピットを形成し
たものに反射膜をつけてそのまま光ディスクとしようと
試みられたこともあったが、フォトレジスト層の劣化、
およびフォトレジスト層に密着した反射膜の劣化のため
、性能を長期間にわたり維持することができなかった。 かかる実施例の製造方法によりこれらの問題や、上記し
た時間的、製造工程数的問題などを解決した。かかる実
施例の光ディスクは、製造工程中スタンパによるレプリ
カを作成する工程がないので、正確な情報記録面を有し
ている。
【0014】フォトレジスト層20は以下の(1)〜(
3)の成分を有するものが好ましい。 (1)  樹脂成分(ベースポリマー):樹脂は下記化
学式1に示す主としてクレゾールノボラックが好ましい
【0015】
【化1】
【0016】(2)感光剤:感光剤は下記化学式2に示
す主として1,2ナフトキノンジアジド−5−スルホニ
ッククロライドと下記化学式3〜15で示すバラスト化
合物とエステルが好ましい。
【0017】
【化2】
【0018】(3)  バラスト化合物:バラスト化合
物は下記化学式3〜15で示されるものが好ましく、配
合量はフォトレジスト全体の3〜9wt.%が好ましい
【0019】
【化3】
【0020】
【化4】
【0021】
【化5】
【0022】
【化6】
【0023】
【化7】
【0024】
【化8】
【0025】
【化9】
【0026】
【化10】
【0027】
【化11】
【0028】
【化12】
【0029】
【化13】
【0030】
【化14】
【0031】
【化15】
【0032】上記化学式2に示されるようなナフトキノ
ンアジド等のフォトレジストの感光剤の紫外線hνによ
る光反応は下記の化学式16に示されるように進む。
【0033】
【化16】
【0034】ここで、架橋の進行という点から考えると
、架橋しやすいインデンケテンのまま、水のない状態で
、熱(ベーキング)又は光(紫外線)を与えると、イン
デンケテンによりベースポリマーが架橋され効率的であ
る。特に現在のポジ型フォトレジストのベースポリマー
主成分であるクレゾールノボラックの場合は架橋を進行
させることによって最終的には安定な熱硬化性のベーク
ライト(クレゾールホルマリン樹脂)になる。バラスト
化合物は、その−OH基に感光剤を付加してレジスト中
に大量の感光剤を導入出来できベースポリマーとの架橋
度を上げることが出来る。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明の光ディスク製造
方法によれば、製造工程を簡略化出来、少量多品種の映
像音声ソフトに対応した少量の光ディスクの製造に適す
る。本発明の光ディスクによれば、ピット形状が整って
いる情報記録面が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスクの製造方法の各工程に
おける部材の概略断面図である。
【図2】従来の光ディスクの製造方法の各工程における
部材の概略断面図である。
【符号の説明】
10……透明基盤 20……フォトレジスト層 30……反射層 40……保護層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  透明基板と、該透明基板上に形成され
    樹脂、感光剤及びバラスト化合物を含有するフォトレジ
    スト層とからなる原盤上への集光レーザー光の照射によ
    って前記フォトレジストを露光する工程と、前記原盤を
    現像し微小凹凸を前記フォトレジスト層の表面に形成す
    る現像工程と、前記フォトレジスト層を加熱して定着さ
    せるポストベーキング工程と、前記原盤の表面に紫外線
    を照射する紫外線照射工程と、フォトレジスト層上に反
    射膜を形成する工程と、前記反射膜上に保護膜を形成す
    る工程とを含むことを特徴とする光ディスク製造方法。
  2. 【請求項2】  透明基板と、前記透明基板上に形成さ
    れかつ微小凹凸を表面に有しかつ樹脂、感光剤及びバラ
    スト化合物とからなるフォトレジスト層と、前記フォト
    レジスト層上に形成された反射膜とからなることを特徴
    とする光ディスク。
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