JPH03132941A - 光ディスク製造方法 - Google Patents

光ディスク製造方法

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JPH03132941A
JPH03132941A JP27119889A JP27119889A JPH03132941A JP H03132941 A JPH03132941 A JP H03132941A JP 27119889 A JP27119889 A JP 27119889A JP 27119889 A JP27119889 A JP 27119889A JP H03132941 A JPH03132941 A JP H03132941A
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Application number
JP27119889A
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Tetsuya Iida
哲哉 飯田
Takanobu Higuchi
隆信 樋口
Kunizo Ogoshi
国三 尾越
Shinichi Yokozeki
横関 伸一
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/26Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ビデオディスク、コンパクトディスク等の光
ディスクの製造方法に関する。
背景技術 従来から光ディスクの製造方法としては、第3図のフロ
ーチャートに示す如き方法が知られている。
かかる製造方法によれば、まず、第4図(al)に示す
ようにガラス盤1の主面上に一様にフォトレジスト層2
を形成したフォトレジスト原盤を用意して、レーザーカ
ッティング工程S。において、レーザービームLaによ
りフォトレジスト層2上に、所定情報に対応したスポッ
ト列の潜像を螺旋又は同心円状に形成する。
次に、現像工程S1において、現像装置に露光したフォ
トレジスト原盤を装若しこれを現像して、フォトレジス
ト原盤上に記録すべき信号に対応する微小凹凸(以下ピ
ットと称する)の列を設け、第4図(al)に示す如き
、情報記録層であるピットを有するフォトレジスト層2
とガラス盤1とからなる現像原盤を得る。
次に、ボストベーク工程S2において、かかる現像原盤
のフォトレジスト層2を乾燥させガラス盤1上に定着さ
せて、第4図(b)に示す如き乾燥した原盤を得る。
次に、銀スバツタ工程S3において、銀によりスパッタ
リングを施し、フォトレジスト層2上に銀導電膜3を形
成して、第4図(C)に示す如き積層されたマスタリン
グ原盤3aを得る。このように、ピットを有するフォト
レジスト層上に金属をスパッタリングすることによりピ
ットを有する情報記録面を導電化している。以上の工程
がマスタリング原盤作成工程である。
次に、Niスタンパ作成工程については、まずNi電鋳
工程S4において、ニッケル電鋳槽中に得られたマスタ
リング原盤を浸してニッケル(N1)を銀導電膜3上に
メツキして肉厚のニッケル層4すなわちニッケルスタン
パを形成して、第4図(d)に示す如き構成のものを得
る。
次に、スタンパ分離工程S5においては、第4図(e)
に示す如くニッケル層4であるスタンパをガラス盤1か
ら分離する。
次に、フォトレジスト剥離工程S6においてニッケル層
4上に残ったフォトレジスト層2を剥離して、第4図(
f)に示す如き構成のものを得る。
フォトレジスト剥離にはアルカリ溶液または市販の有機
溶剤が用いられている。
次に、銀剥離工程S7において銀導電膜3をニッケル層
4から剥離して、スタンパ加工工程S8において得られ
たニッケル層4の周囲を加工して、第4図(g)に示す
如きニッケルスタンパを得る。
以上の工程がニッケルスタンパ作成工程である。
次に、レプリカ作成工程としての射出成形工程に入る前
に、第4図(h)に示す如く、射出成形装置5の所定位
置にニッケルスタンパを取り付ける(スタンパ取付工程
S9)。
次に、第4図(i)に示す如く型締め後に、かかる射出
成形装置5を作動させて溶融したPMMA(ポリメタア
クリレート)、PC(ポリカーボネート)等の透明樹脂
材料をニッケルスタンパ上に射出して、樹脂材料の硬化
後これを取り出して、第4図(j)に示す如き所定情報
記録面を有した光ディスクレプリカが作成される(射出
成形工程510)。以上の工程がレプリカ作成工程であ
る。
このようにして得られたレプリカは、公知の方法によっ
て、レプリカの情報fi2録面上面上ルミニウム等によ
り反射膜を形成して(S 11) 、さらに反射膜上に
保護膜をオーバーコートして(S12)、光ディスクが
形成される。また、この光ディスクを2枚貼り合わせ(
313)、仕上げ工程を経て(S14)、通常、両面光
ディスクとじている。
しかし、かかる従来の製造方法においては、Niスタン
パの製造までに上記の如く電鋳工程の工程数が多くメツ
キに時間が掛かり、さらに、レプリカ製造用の射出成形
装置が比較的大型の装置である故にスタンパの交換に手
間が掛かる。従来方法では大量生産には問題がないが、
近年の少量多品種の映像音声ソフトに対応した光ディス
クの製造には十分適しているとはいえない。
更に、射出成形装置のほか電鋳槽も大きいために工場設
備が大規模化するので光ディスクの製造コストが上がる
という問題もある。
発明の概要 [発明の目的] 本発明の目的は、比較的簡素な工程にて少量多品種及び
大量生産に適する光ディスク製造方法を提供することに
ある。
[発明の構成及び作用] 本発明による光ディスク製造方法においては、微少凹凸
を有する情報記録面を金属膜で被覆したマスタリング原
盤を静置する原盤固定工程と、情報記録面の上に、紫外
線により硬化しかつ金属膜に対して剥離性を有する液状
のスタンパ用フォトポリマ剤を付与するフォトポリマ剤
供給工程と、 透明なスタンパ基板をスタンパ用フォトポリマ剤を介し
てマスタリング原盤の上に載置してスタンパ基板及びマ
スタリング原盤の主面間にスタンパ用フォトポリマ剤を
行き亘らせるフォトポリマ剤展開工程と、 スタンパ用フォトポリマ剤に紫外線を照射してこれを硬
化させてスタンパ基板の主面に硬化スタンパ用フォトポ
リマ剤からなるスタンパ情報記録層を形成させる紫外線
照射工程と、 マスタリング原盤からスタンパ情報記録層と共にスタン
パ基板を剥離して、スタンパ情報記録層とそれを担持し
たスタンパ基板とからなる樹脂スタンパを形成する剥離
工程と、 得られた樹脂スタンパを静置する固定工程と、樹脂スタ
ンパのスタンパ情報記録面の上に、紫外線により硬化し
かつスタンパ情報記録面に対して剥離性を有する液状の
レプリカ用フォトポリマ剤を付与するフォトポリマ剤共
給工程と、透明なレプリカ基板をレプリカ用フォトポリ
マ剤を介してスタンパ情報記録面の上に載置してレプリ
カ基板及びスタンパ情報記録面の主面間にレプリカ用フ
ォトポリマ剤を行き亘らせるフォトポリマ剤展開工程と
、 レプリカ用フォトポリマ剤に紫外線を照射してこれを硬
化させてレプリカ基板の主面に硬化レプリカ用フォトポ
リマ剤からなるレプリカ情報記録層を形成させる紫外線
照射工程と、 樹脂スタンパからレプリカ情報記録層と共にレプリカ基
板を剥離して、レプリカ情報記録層とそれを担持したレ
プリカ基板とからなる光ディスクレプリカを形成する剥
離工程と、 を含むことを特徴とする。
ここで、フォトポリマ剤は紫外線線等の放射線照射によ
り流動体から固体に硬化する物質である。
まず、上記の金属に対して剥離性の高いスタンパ用フォ
トポリマ剤は、R8はH若しくはCH。
であり、R2は−CH,CH20−若しくはし10の整
数(m≧l、n≧1)である下式(At)で示されるベ
ンゼン環含有2官能性アクリレート又はメタクリレート
である主成分モノマ、と、 R,はH若しくはCH,であり、kは工ないし8の整数
であり、gは3ないし8の整数である下式(A2)で示
される弗素含有1官能性アクリレート又はメタクリレー
トである副成分モノマ、■ す ・・・・・・(A2) と、 全体に対して1〜10wt、%の光重合開始剤と、から
なり、前記主成分モノマと前記副成分モノマとの重量比
が、 主成分モノマ:副成分モノマ ー90〜99.9:10〜0.1 であるフォトポリマ剤である。
上記の金属に対して剥離性の高いスタンパ用フォトポリ
マ剤は、弗素やベンゼン環が無極性のため、疎水性を有
する。このように疎水性を有する弗素やベンゼン環の原
子団、分子骨格を副及び主成分モノマの分子構造に含む
ので、スタンパ用フォトポリマ剤は、硬化後金属に対し
て剥離性が高くなり望ましい。また、副成分の弗素含有
モノマは、フォトポリマ剤層表面に弗素原子を配向させ
た方が疎水性について効果がある。そのため、弗素含有
モノマは1官能が良い。弗素を架橋構造中でフリーにす
るためである。この弗素含有モノマは、レプリカ作成時
にもレプリカを形成するフォトポリマ剤との剥離性をも
向上させる。
さらに、上記のスタンパ用フォトポリマ剤は、転写工程
のフォトポリマ剤の展開の際の転写性を向上させる。す
なわち弗素含有モノマは、界面活性材としての機能も有
しており、銀やアルミニウム等の金属膜との濡れ性を向
上させ、転写時の動的接触角を下げる効果がある。これ
はまた、ボイド(空孔)の発生を防止し、硬化後の転写
精度を向上させる。一方、フォトポリマ側糸の表面張力
が低下するため、同粘度モノマと比較して、濾過速度は
大き?なる。
さらにまた、上記のスタンパ用フォトポリマ剤は、スタ
ンパとしての耐久性を有し、硬化収縮率が低い。上記(
A1)式のR2の主成分モノマ骨格が硬化時の収縮を抑
制するからである。また耐久性を持たせるために、主成
分モノマは架橋する必要がある。しかし架橋のため主成
分モノマは多官能(2官能以上)モノマを使用する必要
があるが、3官能以上のモノマは硬化速度が速くなる反
面、硬化収縮率が著しく大きくなり、転写精度低下、カ
ップリングとの接着力が低下する。したがって、主成分
モノマとして2官能モノマが最もバランスがとれている
また、上記のスタンパ用フォトポリマ剤は、低粘度モノ
マ例えば光重合開始剤の添加をを10νt、%以下に止
どめている故にマスタリング原盤のフォトレジストを侵
すことがない。低粘度モノマ(モノマの種類を問わず、
100cps以下)を10vt、%以上含むフォトポリ
マ側糸は、フォトレジストを侵す傾向を示すからである
さらに、上記のスタンパ用フォトポリマ剤は、紫外線硬
化性が良い。ベンゼン骨格を有する主成分モノマは、紫
外線領域に強い吸収を示すため、薄膜(フォトポリマ剤
層)においては、紫外線吸収効率が高くなり、紫外線に
よる硬化速度か増す。
次に、最終的に先ディスクレプリカを形成する上記の樹
脂スタンパに対して剥離性の高いレプリカ用フォトポリ
マ剤は、R,はH若しくはCHうであり、mは1ないし
3の整数であり、aは1ないし6の整数であり、bはO
ないしらの整数であり、a及びbの和は6である下式(
B1)で示される極性基ベンゼン環非含有多官能性アク
リレート又はメタクリレートである第1モノマ、 と、 R8は1−1若しくはcH,であり、R2は一0C5H
+oCO−であり、in及びnの和は2ないし10の整
数(m≧l、n≧1)である下式(B2)て示される硬
化特低収縮性アクリレート又はメタクリレートである第
2モノマ、 と、 RはH若しくはCH,である下式(B3)で示される稀
釈低粘度アクリレート又はメタクリレートである第3モ
ノマ、 と、 全体に対して1〜10vt、%の光重合開始剤とからな
り、前記第1、第2及び第3モノマの重量比が、 第1モノマ:第2モノマ:第3モノマ ー5〜30: 20〜70:10〜60であるフォトポ
リマ剤である。
このレプリカ用フォトポリマ剤は、−OH基−C00H
基、−NH基等の極性基を含むモノマの使用していない
ので、樹脂スタンパに対して剥離性が高い。樹脂スタン
パの成分モノマと分子構造が類似したモノマによるレプ
リカは、樹脂スタンパからの剥離性が悪くなる。このた
め、レプリカ用フォトポリマ剤は樹脂スタンパの成分モ
ノマと異る分子構造を有するモノマを使用している。樹
脂スタンパの主成分モノマはベンゼン骨格を有するので
、レプリカ用フォトポリマ剤は、脂肪族モノマ、脂環族
モノマ等のベンゼン骨格を含まぬ系が用いられる。
また、上記のレプリカ用フォトポリマ剤は、硬化性に優
れている。硬化性向上のために、該フォトポリマ剤には
、第1モノマとして2〜6官能性の多官能モノマを使用
している。
さらにまた、上記のレプリカ用フォトポリマ剤は、硬化
収縮率が低く、PMMA基板との接着力に優れている。
硬化収縮率を抑制するために第2モノマとして低収縮モ
ノマを使用している。上記(B2)式のR2の第2モノ
マの骨格が硬化時の収縮を抑制するからである。この低
収縮モノマの含有により、レプリカ用フォトポリマ剤は
レプリカ基板のPMMA基板との接着力が向上する。硬
化時に両者のズレの発生が少なくなるからである。該フ
ォトポリマ剤は、弾性率を低下する機能を有しているの
で、樹脂スタンパからの剥離性、転写性がよい。
また、上記のレプリカ用フォトポリマ剤は、第3モノマ
として脂肪族の稀釈モノマを含んでいるので、濾過速度
が大きい。濾過速度の向上、転写精度の向上には、モノ
マの低粘度化が必要があるからである。稀釈モノマの組
成比率により、粘度調整が可能となる。第3モノマとし
て脂肪族、同様脂環族モノマを用いても紫外線領域の吸
収が少ないため、樹脂スタンパのフォトポリマ剤層の耐
光性(耐変色性)が優れるので望ましい。また、第1、
第2及び第3モノマの重量比は、第1モノマ:第2モノ
マ、第3モノマが5〜30 : 20〜70:10〜6
0の範囲で構成されることが望ましい。
以下に、本発明を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明による光ディスクの製造工程のフローチ
ャートを示している。
この製造工程においては、マスタリング原盤を得る銀ス
バツタ工程S3までは第3図に示す従来の方法と同様に
行われる。本実施例の光ディスクの製造工程は、ニッケ
ルスタンパ及びレプリカを製造する工程において従来の
方法と異なる。
まず、スタンパ製造工程においては、硬化フォトポリマ
剤を転写層とする所謂2P転写法を用いて、銀スバツタ
工程S3で得られた銀被覆マスタリング原盤を成形型と
して、スタンパ用フォトポリマ剤によって情報記録面を
スタンパ基板すなわちガラス盤上に転写して、ニッケル
スタンパではなく、樹脂スタンパを成形する。
具体的にかかる2P転写法は、第2図(a)に示す如く
、情報記録面を金属膜で肢覆したマスタリング原盤3a
をその情報記録面が上方へ向くように転写装置のテーブ
ル10に水平に載せる(原盤固定工程521)。
その後、第2図(b)に示す如く、マスタリング原盤3
aの情報記録面の上に、金属膜に対して剥離性の高い液
状のスタンパ用フォトポリマ剤11を付与する(フォト
ポリマ剤供給工程522)。
次に、第2図(c)に示す如<、基板前処理としてシラ
ンカップリング剤12をコートした透明ガラス盤13を
転写装置のスタンパ基板治具14上に置きガラス盤13
を水平に保ちつつ治具14を下降させ、マスタリング原
盤3aの上にスタンパ用フォトポリマ剤11を介して同
心的に載置し、位置決めをしてガラス盤13及びマスタ
リング原盤38開会体にスタンパ用フォトポリマ剤11
を行き亘らせる(フォトポリマ剤展開工程823)。
その後、第2図(d)に示す如く、ガラス盤13側から
スタンパ用フォトポリマ剤11へ紫外線(矢印)を照射
してスタンパ用フォトポリマ剤11を硬化させてガラス
盤13の主面上に硬化スタンパ用フォトポリマ剤からな
る情報記録層を形成すなわち転写させる(紫外線照射工
程524)。
次に、第2図(e)に示す如く、マスタリング原盤3a
からスタンパ用フォトポリマ剤の情報記録層と共にガラ
ス盤13を剥離して、スタンパ用フォトポリマ剤11の
情報記録層とそれを担持したガラス盤13とからなる樹
脂スタンパ13aが得られる(剥離工程525)。この
樹脂スタンパ製造工程では、従来から知られている2P
転写法を実行する所謂2P転写装置が用いられ、マスタ
リング原盤3aの固定の次から樹脂スタンパ13aの取
り出しまで自動的に行われる。
続いて、得られた樹脂スタンパ13aを成形型として用
いてレプリカを製造する。このレプリカ製造工程は、従
来の溶融PMMA、PCによる射出成形ではなく、上記
樹脂スタンパ製造工程と同様に2P転写法及び装置を用
いて、レプリカ基板すなわち硬化PMMA基板上に情報
記録面をレプリカ用フォトポリマ剤によって転写して光
ディスクレプリカを成形する。
具体的には、第2図(f)に示す如く、得られた樹脂ス
タンパ13aをその情報記録面が上方へ向くように転写
装置のテーブル10に水平に載せる(スタンパ固定工程
526)。
その後、第2図(g)に示す如く、樹脂スタンパ13a
の情報記録面の上に、硬化スタンパ用フォトポリマ剤1
1に対して剥離性の高い液状のレプリカ用フォトポリマ
21を付与する(フォトポリマ剤供給工程527)。次
に、第2図(h)に示す如く、基板前処理として密管力
向上フォトポリマ剤12をコートした透明PMMA盤2
3を転写装置のスタンパ基板治具14上に置きPMMA
盤23盤木3に保ちつつ治具14を下降させ、樹脂スタ
ンパ13aの上にレプリカ用フォトポリマ21を介して
同心的に載置し、位置決めをしてPM M A盤23及
び樹脂スタンパ13a間全体にレプリカ用フォトポリマ
21を行き亘らせる(フォトポリマ剤展開工程528)
。その後、第2図(i)に示す如く、PMMA盤23側
からレプリカ用フォトポリマ剤21へ紫外線(矢印)を
照射してレプリカ用フォトポリマ剤21を硬化させてP
 M FvI A盤23の主面上に硬化レプリカ用フォ
トポリマ剤からなる情報記録層を形成すなわち転写させ
る(紫外線照射工程529)。次に、第2図(j)に示
す如く、樹脂スタンパ13aからレプリカ用フォトポリ
マ剤の情報記録層と共にP M MA盤23を剥離して
、レプリカ用フォトポリマ剤21の情報記録層とそれを
担持したPM〜IA盤23とからなる光ディスクレプリ
カ23a1所:172Pレプリカが得られる(剥離工程
530)。この2Pレプリカ製造工程でも、2P転写装
置か用いられ、樹脂スタンパ13aの固定の次から樹脂
スタンパの取り出しまで自動的に行われる。
このようにして得られたレプリカは、公知の方法によっ
て、レプリカの情報記録面上にアルミニウム等により反
射膜を形成して、さらに反射膜上こ保護膜をオーバーコ
ートして、また、この光ディスクレプリカを2枚貼り合
わせ、仕上げ工程を経て、両面光ディスクを得る。
発明の効果 以上のように、本発明の光ディスク製造方法によれば、
マスタリング原盤から2P転写法を用いて樹脂スタンパ
を作成し、該樹脂スタンパより2P転写法を用いてレプ
リカを作成しているので、樹脂スタンパ及びレプリカを
作成の作成工程が簡略化され少量多品種の映像音声ソフ
トに対応した光ディスクの製造に十分適するようになる
実施例 本発明の光ディスク製造方法によって、樹脂スタンパを
形成する上記の金属に対して剥離性の高いスタンパ用フ
ォトポリマ剤としては、日立化成工業(株)製のアクリ
レートrov−toos Jを使用し、最終的に光ディ
スクを形成する上記の樹脂スタンパに対して剥離性の高
いレプリカ用フォトポリマ剤としては、日立化成工業(
株)製のアクリレートrOV−1022J、rOV−1
024J及びrOV−1026」を使用して、光ディス
クのレプリカを製造しオニ。
その結果、本発明の光ディスク製造方法では、電鋳によ
りニッケルスタンパを作成し該ニッケルスタンパより射
出成形法を用いてレプリカを作成する従来の製造方法の
約半分以下の時間で光ディスクのレプリカを製造できた
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光ディスクの製造方法の要部の工
程を示すフローチャート、第2図は第1図の2P転写工
程における部材の概略断面図、第3図は従来の光ディス
クの製造方法を示すフローチャート、第4図は第3図の
各工程における部材の概略断面図である。 主要部分の符号の説明 3a・・・・・・マスタリング原盤 11・・・・・・スタンパ用フォトポリマ剤13・・・
・・・ガラス盤 21・・・・・・レプリカ用フォトポリマ剤23・・・
・・・PMMA盤

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 微少凹凸を有する前記情報記録面を金属膜で被覆したマ
    スタリング原盤を静置する原盤固定工程と、 前記情報記録面の上に、紫外線により硬化しかつ金属膜
    に対して剥離性を有する液状のスタンパ用フォトポリマ
    剤を付与するフォトポリマ剤供給工程と、 透明なスタンパ基板を前記スタンパ用フォトポリマ剤を
    介して前記マスタリング原盤の上に載置して前記スタン
    パ基板及び前記マスタリング原盤の主面間に前記スタン
    パ用フォトポリマ剤を行き亘らせるフォトポリマ剤展開
    工程と、 前記スタンパ用フォトポリマ剤に紫外線を照射してこれ
    を硬化させて前記スタンパ基板の主面に硬化スタンパ用
    フォトポリマ剤からなるスタンパ情報記録層を形成させ
    る紫外線照射工程と、前記マスタリング原盤から前記ス
    タンパ情報記録層と共に前記スタンパ基板を剥離して、
    前記スタンパ情報記録層とそれを担持した前記スタンパ
    基板とからなる樹脂スタンパを形成する剥離工程と、 得られた前記樹脂スタンパを静置する固定工程と、 前記樹脂スタンパの前記スタンパ情報記録面の上に、紫
    外線により硬化しかつ前記スタンパ情報記録面に対して
    剥離性を有する液状のレプリカ用フォトポリマ剤を付与
    するフォトポリマ剤供給工程と、 透明なレプリカ基板を前記レプリカ用フォトポリマ剤を
    介して前記スタンパ情報記録面の上に載置して前記レプ
    リカ基板及び前記スタンパ情報記録面の主面間に前記レ
    プリカ用フォトポリマ剤を行き亘らせるフォトポリマ剤
    展開工程と、 前記レプリカ用フォトポリマ剤に紫外線を照射してこれ
    を硬化させて前記レプリカ基板の主面に硬化レプリカ用
    フォトポリマ剤からなるレプリカ情報記録層を形成させ
    る紫外線照射工程と、前記樹脂スタンパから前記レプリ
    カ情報記録層と共に前記レプリカ基板を剥離して、前記
    レプリカ情報記録層とそれを担持した前記レプリカ基板
    とからなる光ディスクレプリカを形成する剥離工程と、
    を含むことを特徴とする光ディスク製造方法。
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