JPH04299732A - マルチウインドウシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】［発明の目的］

【０００２】

【産業上の利用分野】本発明はコンピュータシステム等
において使用されるマルチウインドウシステムに関する
。

【０００３】

【従来の技術】マルチウインドウシステムを使用したコ
ンピュータシステム等においては、ディスプレィ装置の
画面上に各処理のウインドウを表示しながら、マルチタ
スク処理によって複数の処理を同時に行なったり、その
処理結果を各ウインドウに表示したりするようにしてい
る。

【０００４】この場合、各ウインドウを重なり合うよう
に表示することで、ウインドウの大きさに柔軟性を持た
せて、ウインドウ内の表示精度を高めている。また、１
つのウインドウを小さな図形（アイコン）で代用するこ
とで、ウインドウの多重を防ぐようにしている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のマルチウインドウシステムにおいては、ウイン
ドウが重なり合っているとき、目的のウインドウを検索
するのに手間取ったり、処理内容がアイコンで表示され
ているとき、表示情報量の不足から内容が良く理解でき
なかったりするという問題があった。

【０００６】本発明は上記の事情に鑑み、ウインドウが
重なり合っているときでも、目的のウインドウをすぐに
検索させることができるとともに、アイコンの内容を良
く理解させることができるマルチウインドウシステムを
提供することを目的としている。

【０００７】［発明の構成］

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明によるマルチウインドウシステムは、複数の
ウインドウをオーバーラップさせて画面上に表示させる
マルチウインドウシステムにおいて、各ウインドウに対
して入力された内容に基づいてインデックスデータを作
成するインデックス作成部と、このインデックス作成部
によって作成されたインデックスデータに基づいて表示
データを作成して指定された各ウインドウと対応する位
置にインデックスを表示させるインデックス表示制御部
とを備えたことを特徴としている。

【０００９】

【作用】上記の構成において、各ウインドウに対するイ
ンデックス内容が入力されれば、インデックス作成部に
よってインデックスデータが作成されるとともに、イン
デックス表示制御部によって前記インデックスデータか
ら表示データが作成されて指定された各ウインドウと対
応する位置にインデックスが表示される。

【００１０】

【実施例】図１は本発明によるマルチウインドウシステ
ムの一実施例を示すブロック図である。

【００１１】この図に示すマルチウインドウシステムは
入力装置１と、処理装置２と、ディスプレィ装置３とを
備えており、入力装置１から入力された指令に基づいて
処理装置２が動作してディスプレィ装置３上に各ウイン
ドウ１２（図２参照）や各アイコン１３とともに、これ
ら各ウインドウ１２や各アイコン１３の内容を示すイン
デックス１４を表示しながら、指定された各種の処理を
行なう。

【００１２】入力装置１は各種のキーやキーエンコーダ
等を有するキーボード４と、ポインティングデバイス等
として使用されるマウス５とを備えており、これらキー
ボード４やマウス５が操作されたとき、その操作内容に
応じた入力信号を発生してこれを処理装置２に供給する
。

【００１３】処理装置２は入力インタフェース６と、Ｒ
ＯＭ７と、ＲＡＭ８と、ＣＰＵ９と、グラフィックメモ
リ１０と、表示コントローラ１１とを備えており、前記
入力装置１から供給される入力信号に基づいてディスプ
レィ装置３上に各ウインドウ１２や各アイコン１３とと
もに、これら各ウインドウ１２や各アイコン１３の内容
を示すインデックス１４を表示しながら、指定された各
種の処理を行なう。

【００１４】入力インタフェース６は各種のインタフェ
ース回路を備えており、前記入力装置１から入力信号が
供給されたとき、これを取り込んで前記ＣＰＵ９に供給
する。

【００１５】また、ＲＯＭ７は前記ＣＰＵ９の動作を規
定するプログラムや各種の定数データ等が格納されてお
り、前記ＣＰＵ９から読出し指令が供給されたとき、こ
の読出し指令によって指定された場所に格納されている
プログラムや各種の定数データ等を読出してこれを前記
ＣＰＵ９に供給する。

【００１６】また、ＲＡＭ８は前記ＣＰＵ９の作業エリ
ア等として使用される部分であり、前記ＣＰＵ９から書
込み指令が供給されたときには、この書込み指令ととも
に供給されるデータを指定された場所に記憶させ、また
前記ＣＰＵ９から読出し指令が供給されたときには、こ
の読出し指令によって指定された場所に記憶されている
データを読み出してこれを前記ＣＰＵ９に供給する。

【００１７】ＣＰＵ９は各種の処理を行なうマイクロプ
ロセッサ等を備えており、前記ＲＯＭ７に格納されてい
るプログラムに基づいて各ウインドウデータおよび各ア
イコンデータの作成処理や、各ウインドウ１２および各
アイコン１３に対するインデックスデータの作成処理、
表示パラメータの設定処理、各種の演算処理等の処理を
行なう。

【００１８】また、グラフィックメモリ１０は表示に必
要な容量の記憶素子等を備えており、前記ＣＰＵ９や表
示コントローラ１１から書込み指令が供給されたときに
は、この書込み指令とともに供給される表示データを指
定された場所に書込み、また前記ＣＰＵ９や表示コント
ローラ１１から読出し指令が供給されたときには、この
読出し指令によって指定された場所に記憶されている表
示データを読出してこれを前記ＣＰＵ９や表示コントロ
ーラ１１に供給する。

【００１９】表示コントローラ１１はＧＤＣ（グラフィ
ックディスプレィコントローラ）等を備えており、前記
ＣＰＵ９から供給される書込み指令に基づいてこの書込
み指令とともに供給されるパラメータに対応する表示デ
ータを作成してこれを前記グラフィックメモリ１０に書
き込んだりしながら、所定の周期で前記グラフィックメ
モリ１０上に記憶されている内容を順次、読み出し、こ
れを表示データとしてディスプレィ装置３に供給する。

【００２０】ディスプレィ装置３は所定の表示容量を持
つＣＲＴ等を備えており、前記処理装置２から表示デー
タが供給されたとき、この表示データに対応する内容を
前記ＣＲＴ上に表示させる。

【００２１】次に、図１に示すブロック図および図２に
示す模式図を参照しながらこの実施例の動作を説明する
。

【００２２】まず、入力装置１のキーボード４やマウス
５が操作されてウインドウやアイコンの表示指令が入力
されれば、処理装置２のＣＰＵ９はＲＯＭ７やＲＡＭ８
をアクセスして指定されたウインドウやアイコンの内容
を読み出してこれらウインドウやアイコンの表示データ
を作成してこれをグラフィックメモリ１０の指定された
部分に書き込むとともに、前記ウインドウやアイコンに
対するインデックスデータがあれば、このインデックス
の表示データを作成してこれをグラフィックメモリ１０
上の前記ウインドウやアイコンの右端上部に書き込む。

【００２３】またこのとき、未使用のインデックスがあ
れば、ＣＰＵ９はこのインデックスに対する表示データ
を作成してこれをグラフィックメモリ１０上の予め指定
されている部分に書き込む。

【００２４】また、この動作と並行して、表示コントロ
ーラ１１が所定の周期で動作してグラフィックメモリ１
０の内容を読み出し、これをディスプレィ装置３に転送
して図２に示す如く指定されたウインドウ１２やアイコ
ン１３を表示させる。

【００２５】そしてこのとき、これらウインドウ１２や
アイコン１３に対するインデックスの表示データがあれ
ば、前記ウインドウ１２やアイコン１３の右端上部に注
釈が書き込まれたインデックス１４が表示され、また未
使用のインデックスに対する表示データがあれば、画面
の予め指定されている部分に未使用のインデックス１５
が表示される。

【００２６】この後、入力装置１のキーボード４やマウ
ス５が操作されてウインドウやアイコンの表示指令が入
力される毎に、ＣＰＵ９は上述した動作を繰り返して図
３に示す如く指定されたウインドウ１２やアイコン１３
をディスプレィ装置３にオーバーラップ方式で表示させ
るとともに、これらに対するインデックス１４が既に表
示されているインデックス１４と重ならないように表示
させる。

【００２７】またこのとき、新たなウインドウ１２やア
イコン１３に付加されている新たなインデックス１４が
既に表示されているインデックス１４と重なるときには
、ＣＰＵ９は図４に示す如く下になったインデックス１
４を画面の右端上部に移動させる。

【００２８】また、入力装置１が操作されて未使用のイ
ンデックス１５を使用する命令が入力されれば、ＣＰＵ
９は前記命令とともに入力された内容（注釈）を取り込
んでインデックスデータを作成した後、これを指定され
たウインドウ１２やアイコン１３に付加してその内容を
ＲＡＭ８に記憶させるとともに、グラフィックメモリ１
０に書き込んでディスプレィ装置３上に表示させるとと
もに、前記グラフィックメモリ１０から未使用のインデ
ックス１５に対応する表示データを１つ削除してディス
プレィ装置３上に表示されていた未使用のインデックス
１５を消去させる。

【００２９】このように、この実施例においては、ウイ
ンドウ１２やアイコン１３を表示するとき、これらの内
容を示す注釈が書き込まれたインデックス１４を前記ウ
インドウ１２やアイコン１３に付けるとともに、これら
の各インデックス１４が重ならないように表示するよう
にしたので、ウインドウ１２が重なり合っているときで
も、目的のウインドウ１２をすぐに検索することができ
るとともに、アイコン１３の内容を良く理解させること
ができる。

【００３０】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ウ
インドウが重なり合っているときでも、目的のウインド
ウをすぐに検索させることができるとともに、アイコン
の内容を良く理解させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明によるマルチウインドウシステムの一実
施例を示すブロック図である。

【図２】図１に示す実施例の動作例を示す模式図である
。

【図３】図１に示す実施例の動作例を示す模式図である
。

【図４】図１に示す実施例の動作例を示す模式図である
。

【符号の説明】

１　　入力装置 ３　　ディスプレィ装置 ９　　インデックス作成部、インデックス表示制御部（
ＣＰＵ） １２　　ウインドウ １４　　インデックス

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　複数のウインドウをオーバーラップさ
   せて画面上に表示させるマルチウインドウシステムにお
   いて、各ウインドウに対して入力された内容に基づいて
   インデックスデータを作成するインデックス作成部と、
   このインデックス作成部によって作成されたインデック
   スデータに基づいて表示データを作成して指定された各
   ウインドウと対応する位置にインデックスを表示させる
   インデックス表示制御部と、を備えたことを特徴とする
   マルチウインドウシステム。