JPH04299139A - 耐スクラッチ性エンボス化粧シートの製造方法 - Google Patents
耐スクラッチ性エンボス化粧シートの製造方法Info
- Publication number
- JPH04299139A JPH04299139A JP3089755A JP8975591A JPH04299139A JP H04299139 A JPH04299139 A JP H04299139A JP 3089755 A JP3089755 A JP 3089755A JP 8975591 A JP8975591 A JP 8975591A JP H04299139 A JPH04299139 A JP H04299139A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- embossing
- decorative sheet
- hardness
- onto
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 10
- 230000003678 scratch resistant effect Effects 0.000 title claims description 8
- 238000004049 embossing Methods 0.000 claims abstract description 13
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 11
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 9
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 9
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims abstract description 8
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims abstract description 8
- 229920006352 transparent thermoplastic Polymers 0.000 claims abstract description 6
- 238000007639 printing Methods 0.000 claims abstract description 4
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 19
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 4
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 8
- -1 benzoin compound Chemical class 0.000 abstract description 7
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 abstract description 5
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 abstract description 5
- 244000028419 Styrax benzoin Species 0.000 abstract description 4
- 235000000126 Styrax benzoin Nutrition 0.000 abstract description 4
- 235000008411 Sumatra benzointree Nutrition 0.000 abstract description 4
- 229960002130 benzoin Drugs 0.000 abstract description 4
- ISAOCJYIOMOJEB-UHFFFAOYSA-N desyl alcohol Natural products C=1C=CC=CC=1C(O)C(=O)C1=CC=CC=C1 ISAOCJYIOMOJEB-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- 235000019382 gum benzoic Nutrition 0.000 abstract description 4
- ZXEKIIBDNHEJCQ-UHFFFAOYSA-N isobutanol Chemical compound CC(C)CO ZXEKIIBDNHEJCQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 4
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 238000007646 gravure printing Methods 0.000 abstract description 2
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 239000004014 plasticizer Substances 0.000 abstract description 2
- 239000003505 polymerization initiator Substances 0.000 abstract description 2
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 abstract description 2
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 abstract description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 2
- CTQNGGLPUBDAKN-UHFFFAOYSA-N O-Xylene Chemical compound CC1=CC=CC=C1C CTQNGGLPUBDAKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 abstract 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 abstract 1
- 239000008096 xylene Substances 0.000 abstract 1
- 238000001723 curing Methods 0.000 description 9
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 8
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 5
- 230000002087 whitening effect Effects 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-M Acrylate Chemical compound [O-]C(=O)C=C NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 2
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 2
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- KWOLFJPFCHCOCG-UHFFFAOYSA-N Acetophenone Natural products CC(=O)C1=CC=CC=C1 KWOLFJPFCHCOCG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004721 Polyphenylene oxide Substances 0.000 description 1
- 238000003848 UV Light-Curing Methods 0.000 description 1
- XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N Vinyl acetate Chemical compound CC(=O)OC=C XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 1
- 229920006026 co-polymeric resin Polymers 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- UHESRSKEBRADOO-UHFFFAOYSA-N ethyl carbamate;prop-2-enoic acid Chemical compound OC(=O)C=C.CCOC(N)=O UHESRSKEBRADOO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920000570 polyether Polymers 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- KCTAWXVAICEBSD-UHFFFAOYSA-N prop-2-enoyloxy prop-2-eneperoxoate Chemical compound C=CC(=O)OOOC(=O)C=C KCTAWXVAICEBSD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 239000005315 stained glass Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンボス化粧シートの
製造方法に関し、詳しくは窓ガラス等に貼ってステンド
グラス機能を持たせたり、階調印刷して庇(ひさし)機
能を持たせたりする、意匠性の高い耐スクラッチ性エン
ボス化粧シートの製造方法に関する。
製造方法に関し、詳しくは窓ガラス等に貼ってステンド
グラス機能を持たせたり、階調印刷して庇(ひさし)機
能を持たせたりする、意匠性の高い耐スクラッチ性エン
ボス化粧シートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エンボス化粧シートとして透
明熱可塑性樹脂シート上に紫外線硬化塗料を塗布し、紫
外線を照射して硬化させたあとエンボス加工し、さらに
、シートの裏面に絵柄を印刷したあと粘着剤を塗布して
なるものは一般に知られており、また、これを窓ガラス
等にスキージーを用いて貼る方法も知られている。
明熱可塑性樹脂シート上に紫外線硬化塗料を塗布し、紫
外線を照射して硬化させたあとエンボス加工し、さらに
、シートの裏面に絵柄を印刷したあと粘着剤を塗布して
なるものは一般に知られており、また、これを窓ガラス
等にスキージーを用いて貼る方法も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如きエンボス化
粧シートの場合、スキージー等を用いるため、シートが
耐スクラッチ性を有することが重要な条件となるが、こ
の特性を向上させるために紫外線硬化塗料層を硬くする
方法が考えられる。しかしながら、このような方法では
、シートに傷は付きにくくなるが、エンボスが入りにく
くなり、また、折り曲げなどの加工性が劣下することが
知られている。
粧シートの場合、スキージー等を用いるため、シートが
耐スクラッチ性を有することが重要な条件となるが、こ
の特性を向上させるために紫外線硬化塗料層を硬くする
方法が考えられる。しかしながら、このような方法では
、シートに傷は付きにくくなるが、エンボスが入りにく
くなり、また、折り曲げなどの加工性が劣下することが
知られている。
【0004】このような欠点を改良するため、逆に紫外
線硬化塗料層を柔らかくするとエンボス性や折り曲げ加
工性は改良されるが、今度はスキージー等を用いて窓に
貼る際に傷が付きやすいという欠点が生じる。
線硬化塗料層を柔らかくするとエンボス性や折り曲げ加
工性は改良されるが、今度はスキージー等を用いて窓に
貼る際に傷が付きやすいという欠点が生じる。
【0005】従って本発明の目的は、スキージー等で窓
に貼る際の傷付きを防止し、さらに、エンボス性や折り
曲げ加工性の良好な耐スクラッチ性エンボス化粧シート
の製造方法を提供することにある。
に貼る際の傷付きを防止し、さらに、エンボス性や折り
曲げ加工性の良好な耐スクラッチ性エンボス化粧シート
の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意研究
の結果、本発明の上記目的は、透明熱可塑性樹脂シート
上に紫外線硬化塗料を塗布し、該塗料に紫外線を照射し
て硬化させた後エンボス加工し、さらに、上記熱可塑性
樹脂シートの裏面に絵柄を印刷した後粘着剤を塗布する
エンボス化粧シートの製造方法であって、上記紫外線硬
化塗料として硬化後の塗膜硬度が鉛筆硬度で4B〜Hの
間にあるものを用いることを特徴とする耐スクラッチ性
エンボス化粧シートの製造方法により達成されることを
見出した。
の結果、本発明の上記目的は、透明熱可塑性樹脂シート
上に紫外線硬化塗料を塗布し、該塗料に紫外線を照射し
て硬化させた後エンボス加工し、さらに、上記熱可塑性
樹脂シートの裏面に絵柄を印刷した後粘着剤を塗布する
エンボス化粧シートの製造方法であって、上記紫外線硬
化塗料として硬化後の塗膜硬度が鉛筆硬度で4B〜Hの
間にあるものを用いることを特徴とする耐スクラッチ性
エンボス化粧シートの製造方法により達成されることを
見出した。
【0007】以下、本発明を更に詳細に説明する。
【0008】本発明に用いる透明熱可塑性樹脂シートと
しては、塩化ビニル樹脂が望ましいが、他の熱可塑性樹
脂も目的に応じて使用できる。その厚みは、0.06〜
0.20mmが望ましい。
しては、塩化ビニル樹脂が望ましいが、他の熱可塑性樹
脂も目的に応じて使用できる。その厚みは、0.06〜
0.20mmが望ましい。
【0009】本発明における紫外線硬化塗料としては、
硬化後の塗膜硬度がJIS K 5400の規定による
鉛筆硬度で4B〜Hの間にあるものが用いられ、好まし
くは3B〜Fのものが用いられる。このような紫外線硬
化塗料としては、具体的にはエポキシアクリレート、ウ
レタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリ
エーテルアクリレート等の化合物からなるものが用いら
れる。
硬化後の塗膜硬度がJIS K 5400の規定による
鉛筆硬度で4B〜Hの間にあるものが用いられ、好まし
くは3B〜Fのものが用いられる。このような紫外線硬
化塗料としては、具体的にはエポキシアクリレート、ウ
レタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリ
エーテルアクリレート等の化合物からなるものが用いら
れる。
【0010】更に、本発明においては、紫外線硬化塗料
として、硬化後の塗膜の静摩擦係数が0.35以下、更
に0.04〜0.30であり、かつ動摩擦係数が0.3
0以下、更に0.05〜0.30であるものが好ましく
用いられる。このような静摩擦係数及び動摩擦係数はい
ずれもASTM D 1894−78に規定されるもの
が用いられる。このような摩擦係数値は塗料中への添加
剤の添加により達成しうる。用いられる添加剤としては
例えば変性ポリシロキサン樹脂等が挙げられる。
として、硬化後の塗膜の静摩擦係数が0.35以下、更
に0.04〜0.30であり、かつ動摩擦係数が0.3
0以下、更に0.05〜0.30であるものが好ましく
用いられる。このような静摩擦係数及び動摩擦係数はい
ずれもASTM D 1894−78に規定されるもの
が用いられる。このような摩擦係数値は塗料中への添加
剤の添加により達成しうる。用いられる添加剤としては
例えば変性ポリシロキサン樹脂等が挙げられる。
【0011】上記のような紫外線硬化塗料は、本発明に
おいては一般に5〜30μmの厚さで塗布されうる。
おいては一般に5〜30μmの厚さで塗布されうる。
【0012】本発明における絵柄インキ層の印刷には、
塩酢ビ系等の通常用いられる種々のインクを用いること
ができる。また、本発明に用いる粘着剤には、例えばア
クリル樹脂系等通常用いられる粘着剤を用いる。
塩酢ビ系等の通常用いられる種々のインクを用いること
ができる。また、本発明に用いる粘着剤には、例えばア
クリル樹脂系等通常用いられる粘着剤を用いる。
【0013】更に、エンボスは、公知の種々の方法を用
いて、適宜模様や深さを設定することができるが、本発
明においては、エンボスロールを用いてエンボスをつけ
る方法に特に好適である。
いて、適宜模様や深さを設定することができるが、本発
明においては、エンボスロールを用いてエンボスをつけ
る方法に特に好適である。
【0014】
【作用】本発明の方法を用いて製造された耐スクラッチ
性エンボス化粧シートは、紫外線硬化塗料の硬化層の硬
度を調節することによって、折り曲げても割れや白化が
少なくなる。更に、紫外線硬化塗料の硬化層の摩擦係数
を調節し、化粧シートの表面を滑りやすくすることによ
って、本化粧シートを窓等に貼るときスキージー等で擦
っても傷がつきにくくなる。
性エンボス化粧シートは、紫外線硬化塗料の硬化層の硬
度を調節することによって、折り曲げても割れや白化が
少なくなる。更に、紫外線硬化塗料の硬化層の摩擦係数
を調節し、化粧シートの表面を滑りやすくすることによ
って、本化粧シートを窓等に貼るときスキージー等で擦
っても傷がつきにくくなる。
【0015】
【実施例】実施例1
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
【0016】以下のようにして図1に示すエンボス化粧
シートを作製した。
シートを作製した。
【0017】可塑剤を20PHR(Per Hundr
ed Resin)含有する厚み0.10mmのポリ塩
化ビニルシート1上に、シリコーン系樹脂をキシレン/
イソブタノール溶液として0.01〜0.10%及び重
合開始剤としてベンゾイン系化合物を4%含むウレタン
アクリル系樹脂からなる紫外線硬化塗料2を5〜12μ
mの厚みで塗設した。得られた紫外線硬化塗料層2に高
圧水銀灯により紫外線を照射して鉛筆硬度Fの硬さを有
し、静摩擦係数が0.25、動摩擦係数が0.20の硬
化層とし、これにエンボスロールによりエンボス加工を
行ない、エンボス3を施した。次いで、ポリ塩化ビニル
シート1の裏面側にグラビア印刷用インキVCGTK(
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂,東洋インキ製造株
式会社製)を用いて所定の絵柄インキ層4を印刷した後
、アクリル系樹脂からなる粘着剤層5を塗布し、本発明
の化粧シートを得た。
ed Resin)含有する厚み0.10mmのポリ塩
化ビニルシート1上に、シリコーン系樹脂をキシレン/
イソブタノール溶液として0.01〜0.10%及び重
合開始剤としてベンゾイン系化合物を4%含むウレタン
アクリル系樹脂からなる紫外線硬化塗料2を5〜12μ
mの厚みで塗設した。得られた紫外線硬化塗料層2に高
圧水銀灯により紫外線を照射して鉛筆硬度Fの硬さを有
し、静摩擦係数が0.25、動摩擦係数が0.20の硬
化層とし、これにエンボスロールによりエンボス加工を
行ない、エンボス3を施した。次いで、ポリ塩化ビニル
シート1の裏面側にグラビア印刷用インキVCGTK(
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂,東洋インキ製造株
式会社製)を用いて所定の絵柄インキ層4を印刷した後
、アクリル系樹脂からなる粘着剤層5を塗布し、本発明
の化粧シートを得た。
【0018】得られた化粧シートについて、エンボスの
つき具合、折り曲げ試験及びスキージー試験を行ない評
価した。結果を表1に示す。
つき具合、折り曲げ試験及びスキージー試験を行ない評
価した。結果を表1に示す。
【0019】実施例2及び3
実施例1における紫外線硬化塗料のベンゾイン系化合物
4%をアセトフェノン系化合物1%及びチオキサントン
系化合物5%にそれぞれかえることにより樹脂硬度を表
1に示すようにした以外は実施例1と同様にして実施例
2及び3を行ない、同様に評価した。結果を表1に示す
。
4%をアセトフェノン系化合物1%及びチオキサントン
系化合物5%にそれぞれかえることにより樹脂硬度を表
1に示すようにした以外は実施例1と同様にして実施例
2及び3を行ない、同様に評価した。結果を表1に示す
。
【0020】比較例1〜4
実施例1における紫外線硬化塗料のベンゾイン系化合物
4%を表1に示すようにかえ、更に、比較例1及び4に
関してはシリコーン系樹脂を添加しない以外は実施例1
と同様にして比較例1〜4をそれぞれ行ない、同様に評
価した。結果を表1に示す。
4%を表1に示すようにかえ、更に、比較例1及び4に
関してはシリコーン系樹脂を添加しない以外は実施例1
と同様にして比較例1〜4をそれぞれ行ない、同様に評
価した。結果を表1に示す。
【0021】
【表1】
評価
*1:スキージーでシートの塗工面をこすり、キズの程
度を目視で判断する。 ○:キズなし △:キズ少 ×:キズ多 *2:エンボス高さ10μmの版で160℃に加熱した
シートを1.0kgf/cm2の圧力でプレスし、エン
ボスの深さを測る。 ○:8μm〜10μm △:6μm〜8μm ×:6μm以下 *3:ASTM D 1593−81の方法で試験し、
クラックの発生とシートの白化で判断する。 ○:クラック,白化なし △:クラック,白化少ない ×:クラック,白化多い
度を目視で判断する。 ○:キズなし △:キズ少 ×:キズ多 *2:エンボス高さ10μmの版で160℃に加熱した
シートを1.0kgf/cm2の圧力でプレスし、エン
ボスの深さを測る。 ○:8μm〜10μm △:6μm〜8μm ×:6μm以下 *3:ASTM D 1593−81の方法で試験し、
クラックの発生とシートの白化で判断する。 ○:クラック,白化なし △:クラック,白化少ない ×:クラック,白化多い
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の製造方法に
よれば、耐スクラッチ性とエンボス加工性を兼ね備え、
さらに、折り曲げ加工に優れた、エンボス化粧シートを
製造することができる。
よれば、耐スクラッチ性とエンボス加工性を兼ね備え、
さらに、折り曲げ加工に優れた、エンボス化粧シートを
製造することができる。
【図1】本発明の耐スクラッチ性エンボス化粧シートの
一実施例の断面図である。
一実施例の断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 透明熱可塑性樹脂シート上に紫外線硬
化塗料を塗布し、該塗料に紫外線を照射して硬化させた
後エンボス加工し、さらに、上記熱可塑性樹脂シートの
裏面に絵柄を印刷した後粘着剤を塗布するエンボス化粧
シートの製造方法であって、上記紫外線硬化塗料として
硬化後の塗膜硬度が鉛筆硬度で4B〜Hの間にあるもの
を用いることを特徴とする耐スクラッチ性エンボス化粧
シートの製造方法。 - 【請求項2】 紫外線硬化塗料として硬化後の塗膜の
静摩擦係数が0.35以下であり、かつ動摩擦係数が0
.30以下であるものを用いることを特徴とする請求項
1記載の耐スクラッチ性エンボス化粧シートの製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3089755A JPH04299139A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 耐スクラッチ性エンボス化粧シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3089755A JPH04299139A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 耐スクラッチ性エンボス化粧シートの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04299139A true JPH04299139A (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=13979549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3089755A Pending JPH04299139A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 耐スクラッチ性エンボス化粧シートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04299139A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002364144A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Bridgestone Corp | ラッピンク処理を施したバスルーム |
JP2006264299A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-10-05 | Riken Technos Corp | 装飾用フィルム |
JP2008247020A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-10-16 | Toppan Cosmo Inc | 化粧材 |
JP2009137028A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Daiken Corp | 凹凸模様を有する化粧板の製造方法 |
JP2014166748A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-09-11 | Nitto Denko Corp | 多層粘着シート |
CN112574457A (zh) * | 2019-09-30 | 2021-03-30 | Sk新技术株式会社 | 窗覆盖膜和包括其的柔性显示面板 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP3089755A patent/JPH04299139A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002364144A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Bridgestone Corp | ラッピンク処理を施したバスルーム |
JP2006264299A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-10-05 | Riken Technos Corp | 装飾用フィルム |
JP2008247020A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-10-16 | Toppan Cosmo Inc | 化粧材 |
JP2009137028A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Daiken Corp | 凹凸模様を有する化粧板の製造方法 |
JP2014166748A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-09-11 | Nitto Denko Corp | 多層粘着シート |
CN112574457A (zh) * | 2019-09-30 | 2021-03-30 | Sk新技术株式会社 | 窗覆盖膜和包括其的柔性显示面板 |
US11654665B2 (en) * | 2019-09-30 | 2023-05-23 | Sk Innovation Co., Ltd. | Window cover film and flexible display panel including the same |
CN112574457B (zh) * | 2019-09-30 | 2024-02-23 | Sk新技术株式会社 | 窗覆盖膜和包括其的柔性显示面板 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2618885C1 (ru) | Декоративный лист и декоративный элемент, в котором он применяется | |
JPH0671814A (ja) | 塗装感を有する化粧シートおよびその製造方法 | |
TW200936397A (en) | Decorated products and process for producing the same | |
JP5790378B2 (ja) | 水圧転写フィルム、その製造方法並びにこれを用いた加飾成形品の製造方法 | |
JPH04299139A (ja) | 耐スクラッチ性エンボス化粧シートの製造方法 | |
KR20100106714A (ko) | 고광택 곡면 장식 패널 및 그 제조방법 | |
JPS6059878B2 (ja) | 転写絵付方法 | |
JP2008062217A (ja) | 硬化塗膜の形成方法および硬化塗膜を有する物品 | |
JP5119639B2 (ja) | 床材用化粧シート | |
JPS61195900A (ja) | 転写シ−ト | |
JPH07290675A (ja) | 化粧シート | |
JP2004345228A (ja) | ハードコート転写材及びその製造方法並びにハードコート体 | |
JPH0372169B2 (ja) | ||
JP2960173B2 (ja) | 高鮮映積層金属板およびそれに使用する化粧シート | |
JPH06262133A (ja) | つや消し化粧材 | |
JPS63159098A (ja) | 筆記用シ−ト材料およびその製造方法 | |
JPS6323906B2 (ja) | ||
JP2009114363A (ja) | 樹脂積層体 | |
JPH05269427A (ja) | 化粧シートの製造方法 | |
JPH08141499A (ja) | 化粧鋼板 | |
TW553851B (en) | A liquid pressure pattern transfer method, a liquid pressure pattern transferred article and coating material for liquid pressure pattern | |
JP2001062979A (ja) | 化粧シート及びその製造方法 | |
KR0158226B1 (ko) | 장식 시트의 제조방법 | |
JPH04298350A (ja) | 凹凸模様を有する耐傷性化粧シートの製造方法 | |
JPH07242074A (ja) | 転写シート |