JPH04297297A - ミシンの給油装置 - Google Patents

ミシンの給油装置

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JPH04297297A
JPH04297297A JP6304291A JP6304291A JPH04297297A JP H04297297 A JPH04297297 A JP H04297297A JP 6304291 A JP6304291 A JP 6304291A JP 6304291 A JP6304291 A JP 6304291A JP H04297297 A JPH04297297 A JP H04297297A
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oil
pump body
sewing machine
lubricating oil
oil pan
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Toru Hiramatsu
徹 平松
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ミシンの給油装置に
関し、詳しくは給油時にポンプ本体が下降してその下端
部をオイルパン底部に密着させ所定箇所に潤滑油を霧化
給送するようにしたミシンの給油装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ミシンを例えば、ポケット付け自動機の
ような自動機として使用する場合、縫製仕様によりミシ
ンスピード、縫製距離が異なってくる。このため、ミシ
ンのオイルパン中のポンプをミシン立軸により駆動する
給油装置の場合は、ポンプの回転はミシン上軸に従動す
るから縫製仕様によるミシンスピードに即して各摺動部
が必要とする潤滑油量に対応した潤滑油の供給をなすこ
とができない。
【0003】このような不都合、例えば給油不足による
焼き付けや給油過多による油モレを防止するためには縫
製仕様の変更ごとにミシン内部の油送管絞り弁を調整す
るという煩雑な作業を強いられることになる。このため
、今日では、図5に示すような給油装置が提案されてい
る。図において、1は筒状をなし内部に潤滑油6を貯溜
するポンプ本体、2は空気孔2aを介して通路1aに連
通する圧力空気室、3はポンプ本体1中の潤滑油層6と
通路1aを結ぶ潤滑油吐出管、4は通路1aにおいて潤
滑油吐出管3の口端近傍に設けられ送気管5からの圧力
空気を矢符方向に噴出する空気ノズル、この空気ノズル
は5はその一端を通路1aの一端に、他端を図外の電磁
弁、圧力空気源等に連結している。7は通路1aにおけ
る霧化潤滑油をミシンの所要箇所に送給するための給油
管、1bはポンプ本体1の側壁に設けられた注油口であ
る。
【0004】ミシンが駆動を開始すると、縫製仕様に応
じて制御手段としてのコントローラ(不図示)に設定さ
れたプログラムにしたがって電磁弁が動作して圧力空気
が送気管5を介して通路1aに送られる。この圧力空気
の一部は空気孔2aを通り圧力空気室2に至り潤滑油6
を潤滑油吐出管3中において押し上げその口端より吐出
させる、一方圧力空気の他部は空気ノズル4から吐出さ
れ速い速度で潤滑油吐出管3の口端付近を通過する。こ
のため、潤滑油吐出管3の口端近傍は圧力が低下し口端
より吐出される潤滑油は霧化され給油管7を介してミシ
ンの要給油箇所へ送給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術には次のような問題がある。ミシンが大型化す
る一方注油時に油たれを生じやすく縫製品質、縫製能率
を阻害する要因となる。これは、図5に示すような従来
技術にあっては潤滑油の補充はポンプ本体に設けられた
注油口による関係上ミシン本体外にポンプ本体を設置し
なければならないことに起因する。
【0006】さらに、上述の従来技術にあっては潤滑油
はリサイクルされないため潤滑油の効率的な利用ができ
ないばかりか頻繁に潤滑油を補充する必要が生じる。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、ミシン特に
自動機に使用するミシンの給油装置を、潤滑油の霧化機
構を具えミシンのオイルパン中に上下動可能に設置され
たポンプ本体と、このポンプ本体の上下動をなす昇降手
段と、ポンプ本体への圧力空気供給源と、ポンプ本体と
圧力空気供給源との間に介装される電磁弁と、この電磁
弁を駆動制御するためのコントローラとで構成するとと
もに、前記霧化機構をオイルパンの油層に連通する圧力
空気室と、同じくオイルパンの油層に連通する潤滑油吐
出管と、この吐出管の口端近傍に設けた空気ノズルとで
構成して、ミシン所要箇所への給油時にポンプ本体を下
降させてその下端をオイルパンの底部に密着することに
より前記圧力空気室を密閉状態として圧力空気を圧力空
気室に送給し潤滑油を霧化給送するようにして上記従来
の課題を解決しようとするものである。
【0008】
【作用】この発明において、ミシンのオイルパン内に設
置されたポンプ本体の開口底部は常時はオイルパン底部
と離開し、ミシンのオイルパン内の潤滑油は圧力空気室
内に流入している。給油時には、昇降手段によりポンプ
本体が下降してポンプ本体の開口底部がオイルパン底部
に密着して圧力空気室を密閉状態とするのに併せて圧力
空気室と空気ノズルに圧力空気が送給されて潤滑油は霧
化状態で要給油箇所に送られた後オイルパンに還流する
。ポンプ本体は、給油動作終了後、原位置すなわちその
底部がオイルパン底部と離開した位置に上昇復帰しオイ
ルパン内の潤滑油は再び圧力空気室に流れ込むことにな
る。
【0009】
【発明の実施例】図面に基ずいてこの発明の実施例を説
明する。なお、従来例と同一箇所には同一符号を付して
重複説明は省略する。  図1ないし図4はこの発明の
一実施例を示す図である。図1はこの発明に係る給油装
置をミシンのオイルパン中に設置した状態を示す一部断
面図である。図において、1は、常時はその下端をオイ
ルパンOPの底部から離開して昇降手段としてのエアシ
リンダー8のピストンロッドによって潤滑油6中に下部
が浸漬されよう吊下されるポンプ本体、7はポンプ本体
1からミシンの要給油箇所に配設される給油管、13は
プーリ21を介して不図示のミシン駆動源により回転す
る上軸、14は上軸13の回転を下軸15に伝達するた
めの立軸、16は下軸15端に取り付けた釜、17は上
軸13端に取り付けた釣合錘り、18はクランクロッド
19によって上下動する針棒、20は縫い針である。
【0010】図2は、図1における要部断面説明図であ
る。ポンプ本体1は、底面が開口する筒状をなしており
、その中心位置に潤滑油吐出管3を有している。この潤
滑油吐出管3の下端はポンプ本体1の周壁の下端よりや
や短くなっている。そして、この潤滑油吐出管3の上端
すなわち口端はポンプ本体1の上部に形成された通路1
aに連通している。ポンプ本体1の頂部は図示のように
エアシリンダー8のピストンロッドに連結されており、
このピストンロッド部分においてエアシリンダー8下面
とポンプ本体1の頂面との間にはバネ9が介装されてい
て、常時はポンプ本体1の下端とオイルパンOP底部と
の間に間隙が形成されるようポンプ本体1を上方向に付
勢している。
【0011】8aはエアシリンダー8の取り付け板、8
bはエアシリンダー8への圧力空気を送給するための空
気チューブ、Fはミシン機枠である。10は電磁弁、1
1は圧力供給空気源、12は電磁弁10を所定タイミン
グで動作させるための制御手段としての電磁弁コントロ
ーラである。上述の構成の下にこの実施例の作用を図3
図4を中心に説明する。
【0012】図3において、ポンプ本体1は、電磁弁の
無磁状態でロッド側に加圧され上方へ付勢されており、
ポンプ本体1の開口底面は、オイルパンOPの底部から
やや離開している。この時バネ9は収縮している。ミシ
ンの縫製動作が開始され、ミシンスピード等の縫製仕様
に応じた給油タイミング゛ が到来すると、予め設定さ
れたプログラムにしたがって前述のコントローラ12か
らの駆動制御信号により、電磁弁が動作して、送気管5
、空気チューブ8bを介して圧力空気がポンプ本体1お
よびエアシリンダー8に送られる。
【0013】すると、エアシリンダー8のピストンロッ
ドがバネ9の収縮力とともにポンプ本体1を下降して図
4に示すように、その開口底部はオイルパンOPの底部
に密着する。バネ9は、圧力空気室2とエアシリンダー
8との対抗力に伴い下方に押し付ける作用を持つ。一方
、送気管5から通路1aに放出された圧力空気は、その
一部が空気孔2aを通って圧力空気室2に入り、他の一
部は通路1aに設けられている空気ノズル4から通路1
a内を先端の給油管7方向に噴出される。
【0014】圧力空気室2内の圧力は、空気孔2aから
の圧力空気の導入により大気圧より高くなるから底部に
貯溜された潤滑油6は、潤滑油吐出管3内を上昇してそ
の口端より通路1a内に吐出される。ところで、このよ
うにして潤滑油6が吐出した通路1a内は前述のように
空気ノズル2aから噴出された空気が高速で流通してい
て圧力が低くなっているから、潤滑油吐出管3の口端か
ら吐出された潤滑油6はここで霧化して矢符A方向に流
れ、給油管7を経てミシンの要給油箇所に送られる。
【0015】所定の給油動作が終了すると、電磁弁10
が作動してエアシリンダー8、ポンプ本体1への圧力空
気の送給が停止する。すると、エアシリンダー8のピス
トンロッドは、ロッド側に圧力空気が供給され、ポンプ
本体1上方へ引き上げられ、ポンプ本体1の下端はオイ
ルパンOPから離開し圧力空気室2の密閉状態が開放さ
れるとともに、空気孔2aからの圧力空気の流入も停止
し、次動作に備えることになる。
【0016】なお、所要箇所を潤滑した潤滑油の残余は
、ミシンヘッド内部を滴下してオイルパンOPに還流す
るようになっている。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上述べたように、ミシン
特に自動機に使用するミシンの給油装置を、潤滑油の霧
化機構を具えミシンのオイルパン中に上下動可能に設置
されたポンプ本体と、このポンプ本体の上下動をなす昇
降手段と、ポンプ本体への圧力空気供給源と、ポンプ本
体と圧力空気供給源との間に介装される電磁弁と、この
電磁弁を駆動制御するためのコントローラとで構成する
とともに、前記霧化機構をオイルパンの油層に連通する
圧力空気室と、同じくオイルパンの油層に連通する潤滑
油吐出管と、この吐出管の口端近傍に設けた空気ノズル
とで構成して、ミシン所要箇所への給油時にポンプ本体
を下降させてその下端をオイルパンの底部に密着するこ
とにより前記圧力空気室を密閉状態として圧力空気を圧
力空気室に送給し潤滑油を霧化給送するようにしたので
、従来のように潤滑油の補充はポンプ本体になす必要が
ないので給油装置はミシン内部に格納することができ、
給油装置をミシンの外部に設置する場合に生ずるミシン
の大型化、あるいは注油時の油汚れ等の不都合を防止で
きる。また、給油された潤滑油は、オイルパンに還流す
るので潤滑油を無駄に消費することがないばかりか、頻
繁な潤滑油補充を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】  この発明に係る給油装置をミシンのオイル
パン内に装着した場合の一実施例を示す一部断面説明図
である。
【図2】  同上要部説明図である。
【図3】  ポンプ本体のオイルパン内における常時の
状態を示す一部切欠側面図である。
【図4】  給油装置の動作状態を示す一部断面側面図
である。
【図5】  従来技術を示す一部断面側面図である。
【符号の説明】
1    ポンプ本体 1a  通路 2    圧力空気室 2a  空気孔 3    潤滑油吐出管 4    空気ノズル 8    エアシリンダー(昇降手段)10  電磁弁 11  圧力空気供給源 12  コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  潤滑油の霧化機構を具えミシンのオイ
    ルパン中に上下動可能に設置されたポンプ本体と、この
    ポンプ本体の上下動をなす昇降手段と、ポンプ本体への
    圧力空気供給源と、ポンプ本体と圧力空気供給源との間
    に介装される電磁弁と、この電磁弁を駆動制御するため
    のコントローラを具えるとともに、前記霧化機構をオイ
    ルパンの油層に連通する圧力空気室と、同じくオイルパ
    ンの油層に連通する潤滑油吐出管と、この吐出管の口端
    近傍に設けた空気ノズルとで構成して、ミシン所要箇所
    への給油時にポンプ本体が下降してその下端がオイルパ
    ンの底部に密着することにより前記圧力空気室を密閉状
    態として潤滑油を霧化給送するようにしたことを特徴と
    するミシンの給油装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108842323A (zh) * 2018-07-23 2018-11-20 诸暨市乐业机电有限公司 一种绣花机梭箱自动加油系统
CN109355825A (zh) * 2018-12-05 2019-02-19 杰克缝纫机股份有限公司 一种缝纫机自动换油机构和方法、以及缝纫机
CN113802280A (zh) * 2021-08-25 2021-12-17 浙江瑞尔斯机械有限公司 一种厚料用缝纫机针噪音小调节精度高的针距调节机构

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CN109355825B (zh) * 2018-12-05 2021-02-05 杰克缝纫机股份有限公司 一种缝纫机自动换油机构和方法、以及缝纫机
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