JP3480362B2 - ダイボンディング用のペースト塗布装置 - Google Patents

ダイボンディング用のペースト塗布装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、リードフレームな
どの基板にダイボンディング用のペーストを塗布するダ
イボンディング用のペースト塗布装置に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】半導体装置製造のダイボンディング工程
では、リードフレームなどの基板に半導体チップを接着
するためのペーストが塗布される。このペースト塗布は
ディスペンサから吐出されるペーストを塗布ノズルに導
き基板の塗布エリア内に塗布することにより行われる。
この塗布方法の一つとして、塗布ノズルを塗布エリア内
で移動させながらペーストを吐出することにより塗布を
行う描画塗布が知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この描画塗布において
塗布効率を向上させるためには、高速描画を行うために
塗布ノズルを移動させる速度を高速化することが求めら
れる。このため移動部分を極力軽量・コンパクト化する
目的で、移動部分は塗布ノズルのみとし、ペーストを吐
出させるディスペンサ本体は固定して別途配置する方法
が用いられる。 【0004】しかしながら、この方法では、塗布ノズル
の移動を許容するため塗布ノズルとディスペンサとを可
撓性を有するチューブなどで連結する必要がある。この
ため、塗布ノズルから塗布エリアに対して塗布されるペ
ーストの吐出断続動作の応答性が悪く、ディスペンサが
吐出を停止した後にも少量のペーストが塗布ノズルから
吐出されるいわゆる糸引き現象が発生するなどの問題点
があった。 【0005】そこで本発明は、吐出断続動作の応答性に
優れ、塗布効率を向上させることができるダイボンディ
ング用のペースト塗布装置を提供することを目的とす
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明のダイボンディン
グ用のペースト塗布装置は、塗布ノズルを塗布開始点か
ら塗布終了点へペーストを吐出しながら移動させて描画
塗布を行うことにより基板に半導体チップを接着するた
めのペーストを塗布するダイボンディング用のペースト
塗布装置であって、前記基板に対して相対的に移動しな
がら下端部の塗布口からペーストを吐出して基板に 塗布する塗布ノズルと、この塗布ノズルと一体的に設け
られ前記塗布口を開閉する開閉手段と、前記塗布ノズル
に可撓性の管部材によって連結されペーストを吐出して
前記管部材を介して前記塗布ノズルにペーストを圧送す
るペースト吐出手段とを備え、前記ノズルは、軸方向に
連通する内孔を設けたノズルブロックから成り、この内
孔にバルブステムを上下動自在に嵌入し、またバルブス
テムを上方に付勢するスプリングを設けるとともに、バ
ルブステムの上端部が嵌合するシリンダ部を設け、更に
ノズルブロックに第1の空間を設けてこの第1の空間に
前記管部材を連結し、また前記吐出口の直前に第2の空
間を設け、この第2の空間と前記第1の空間を前記バル
ブステムが挿通するクリアランス部を介して連通させ、
且つ前記バルブステムを下方に延出させて前記第2の空
間に到達させ、前記バルブステムの下端部にシール面を
設け、前記シリンダ部内を加圧して前記バルブステムを
下降位置にすると前記管部材を介して圧送されてきたペ
ーストが前記第1の空間、前記クリアランス部、前記第
2の空間を経由して前記吐出口から吐出され、また前記
シリンダ部の加圧を解除して前記バルブステムを上昇位
置にすると、前記シール面が前記クリアランス部の下端
部に設けられたバルブシートに当接してペーストの吐出
を停止するようにし、前記バルブステムと前記バルブシ
ートを前記開閉手段とした。 【0007】本発明によれば、ペーストを基板に塗布す
る塗布ノズルと一体的に設けられた開閉手段によって塗
布口を開閉することにより、吐出断続動作の応答性を向
上させることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のダイ
ボンディング装置の斜視図、図2は同ペースト吐出用デ
ィスペンサの断面図、図3(a),(b)は同ペースト
塗布ノズルの断面図、図4は同ダイボンディング装置の
制御系の構成を示すブロック図、図5は同ペースト塗布
パターンの説明図である。 【0009】まず図1を参照してダイボンディング装置
の構造を説明する。図1においてチップ供給部1にはウ
ェハシート2が図示しない保持テーブルによって保持さ
れている。ウェハシート2には多数の半導体素子である
チップ3が貼着されている。チップ供給部1の側方には
搬送路5が配設されており、搬送路5はリードフレーム
6を搬送しペースト塗布位置およびボンディング位置に
リードフレーム6を位置決めする。チップ供給部1の上
方にはボンディングヘッド4が配設されており、ボンデ
ィングヘッド4は図示しない移動機構により水平移動お
よび上下動する。 【0010】搬送路5の側方にはペースト塗布部9が配
設されている。ペースト塗布部9は移動テーブル10に
L型のブラケット15を介して塗布ノズル18を装着し
て構成されている。塗布ノズル18は、不動のプレート
21上に固定配置されたペースト吐出手段であるディス
ペンサ16と可撓性の管部材であるチューブ17によっ
て連結されており、更にエアチューブ20を介して吐出
制御バルブ19と接続されている。ディスペンサ16を
駆動することにより、ペーストがチューブ17を介して
塗布ノズル18へ圧送され、塗布ノズル18の下端部に
設けられた塗布口より吐出されてリードフレーム6の塗
布エリア6aに塗布される。塗布ノズル18からのペー
スト吐出の断続は、吐出制御バルブ19によって制御さ
れる。 【0011】移動テーブル10は、Y軸テーブル11上
にX軸テーブル12を段積みし、さらにその上にL型の
ブラケット13を介してZ軸テーブル14を垂直方向に
結合して構成されている。Y軸テーブル11、X軸テー
ブル12、Z軸テーブル14は、それぞれY軸モータ1
1a、X軸モータ12a、Z軸モータ14aを備えてい
る。X軸モータ12a、Y軸モータ11aおよびZ軸モ
ータ14aを駆動することにより、塗布ノズル18はリ
ードフレーム6上で水平方向および上下方向に移動す
る。 【0012】リードフレーム6上面のチップ3がボンデ
ィングされるチップボンディング部位6aは、ペースト
が塗布される塗布エリア6aであり、塗布ノズル18を
塗布エリア6a内に位置させ、塗布ノズル18からペー
ストを吐出させながら塗布ノズル18を移動させること
により、塗布対象物であるリードフレーム6の表面に設
定された塗布エリア6a内には、X字形状の塗布パター
ンでペースト7が塗布される。 【0013】このペースト塗布後、リードフレーム6は
搬送路5上をボンディング位置8に送られ、位置決めさ
れる。、そして塗布エリア6a内に塗布されたペースト
7上に、ボンディングヘッド4のノズル4aによってチ
ップ供給部1からピックアップされたチップ3がボンデ
ィングされる。 【0014】次に図2を参照してディスペンサ16の構
造について説明する。図2において、マニホールドブロ
ック25の上面にはペースト7を貯溜する容器であるシ
リンジ26が装着されている。シリンジ26の下端部2
6aは、マニホールドブロック25に設けられた内孔2
7に嵌入し、シリンジ26の内部は空間27aと連通し
ている。空間27aには水平方向の内孔27bが連通し
ており、内孔27bは空間31に通じている。 【0015】空間27aの内部には、ステム29が往復
動機構28によって往復動自在に貫入しており、ステム
29を突出させることにより、シール面29aによって
内孔27bの端部を閉塞する。ステム29と内孔27a
は第1のバルブV1を構成する。ステム29の摺動面は
シール部材30によってシールされ、シリンジ26から
空間27a内に流入したペースト7の外部への漏出を防
いでいる。 【0016】空間31内にはピストン32が貫入してい
る。ピストン32は、保持部材34によって保持され、
モータ35、送りねじ36およびナット37より成る往
復動手段によって保持部材34を往復動させることによ
り、ピストン32は空間31内に挿入されまた抽き出さ
れる。往復動手段としては、ピストン32の位置または
速度を制御可能なものであればよい。空間31から下方
に向けて設けられた内孔31bと直交して、吐出口42
が設けられている。内孔31bと直交して設けられた内
孔38には、ステム40が往復動機構39により往復動
自在に嵌入している。ステム40を突出させることによ
り、シール面40aによって吐出口42は閉塞される。
ステム40と吐出口42は第2のバルブV2を構成す
る。 【0017】次にディスペンサ16の動作を説明する。
まず、シリンジ26内のペースト7を吸入して空間31
に充填させる吸入工程について説明する。このときには
まず、ステム40を突出させて第2のバルブV2を閉
じ、バルブステム29を後退させて第1のバルブV1を
開ける。そしてこの状態で、ピストン32を抽き出す吸
入動作を行うが、このときエア源43からのエアを制御
弁44を介してシリンジ26内に供給することによりペ
ースト7は加圧されており、ピストン32の抽き出し動
作とあいまって、ペースト7は空間27a、内孔27b
を介して空間31内に到達する。このとき、第2のバル
ブV2が閉じられていることから、空間31はペースト
7によって充填される。 【0018】次にペーストの吐出工程について説明す
る。前述の状態から第1のバルブV1を閉じるとともに
第2のバルブV2を開け、ピストン32を空間31内に
挿入する。これにより、空間31内のペースト7は内孔
31bより押し出され、吐出口42から吐出される。そ
して上述の吸入工程、吐出工程を反復して行うことによ
り、シリンジ26内のペースト7は空間31内に間欠的
に吸入され、吐出口42から吐出される。吐出されたペ
ースト7は、チューブ17を介して塗布ノズル18に圧
送される。このとき、モータ35の回転数を制御してピ
ストン32の動作速度を制御することにより、単位時間
あたりの吐出量である吐出流量を調整することができ
る。 【0019】次に図3を参照して塗布ノズル18につい
て説明する。図3において、ノズルブロック18aは下
部が円錐状に加工された略円柱形状の部材であり、円柱
の中心部には軸方向に連通した段付きの内孔53が設け
られている。この内孔53にはバルブステム54が上下
動自在に嵌入しいる。内孔53の上部はバルブステム5
4の上端部のピストン54aが嵌合するシリンダ部50
と連通しており、ピストン54aはスプリング52によ
って上方に付勢されている。ノズルブロック18aに設
けられたカバー部材18bによって閉じられたシリンダ
部50内に管継手51を介してエアチューブ20からエ
アを供給することにより、ピストン54aはエアにより
加圧され、スプリング52の付勢力に抗してバルブステ
ム54を押し下げる。 【0020】ノズルブロック18aの中間部分に設けら
れた第1の空間53aには、管継手55を介してペース
ト7が圧送されるチューブ17が連結されている。第1
の空間53aは、ペースト7を吐出して塗布する塗布口
57の直前に設けられた第2の空間56と、バルブステ
ム54が挿通するクリアランス部53bを介して連通し
ている。バルブステム54は下方に延出して第2の空間
56内に到達しており、バルブステム54の下端部には
テーパ状のシール面54bが設けられている。シール面
54bは図3(b)に示すように、クリアランス部53
bの下端部に設けられたバルブシート53cと当接して
クリアランス部53bの下端部を閉塞する。 【0021】したがって図3(a)に示すように、シリ
ンダ部50内を加圧した状態ではバルブステム54は下
降位置にあり、チューブ17を介して圧送されるペース
ト7は、第1の空間53a、クリアランス部53b、第
2の空間56を経由して塗布口57から吐出される。ま
た図3(b)に示すように、シリンダ部50の加圧を解
除した状態ではバルブステム54は上昇位置にあり、バ
ルブシート53cがクリアランス部53bを閉塞してペ
ースト7の吐出は停止される。すなわち塗布ノズル18
に設けられたバルブステム54およびバルブシート53
cは、塗布ノズルと一体的に設けられ塗布口57を開閉
する開閉手段となっている。 【0022】次に図4を参照してダイボンディング装置
の制御系の構成を説明する。図4において、ディスペン
サ制御部60は、ピストン32を駆動するモータ36、
第1のバルブおよび第2のバルブをそれぞれ駆動する往
復動機構28,39を制御して、ディスペンサ16によ
るペーストの吐出を制御する。吐出制御バルブ駆動部6
1は、吐出制御バルブ19の開閉を駆動することにより
塗布ノズル18のシリンダ部50に供給される制御エア
を制御し、塗布ノズル18の前記開閉手段の開閉を行
う。 【0023】Z軸モータ駆動部62、Y軸モータ駆動部
63、X軸モータ駆動部64は、移動テーブル10のZ
軸モータ14a、Y軸モータ11a、X軸モータ12a
をそれぞれ駆動する。ボンディングヘッド駆動部65
は、チップ3をボンディングするボンディングヘッド4
を駆動する。記憶部66は、各部の動作や処理に必要な
プログラムや塗布パターンのデータを記憶する。制御部
67は、記憶部66に記憶されたプログラムに基づいて
各部の動作を制御する。操作部68は、キーボードやマ
ウスなどの入力手段であり制御コマンドの入力やデータ
入力を行う。表示部69はディスプレイ装置であり、操
作入力時の画面を表示する。 【0024】このダイボンディング装置は上記の様に構
成されており、以下ダイボンディング装置のペースト塗
布処理について、図5を参照して説明する。図5におい
て、リードフレーム6上の塗布エリア6aには、X字状
の塗布パターンを構成する第1の塗布線L1、第2の塗
布線L2が設定されており、第1の塗布線L1、第2の
塗布線L2は、それぞれ塗布開始点PS(1),PS
(2)、および塗布終了点PE(1),PE(2)によ
って位置が特定される。 【0025】リードフレーム6をペースト塗布部9に位
置決めしたならば、まず塗布ノズル18を塗布開始点P
S(1)上に移動させ、所定のノズル高さまで下降させ
てペーストの吐出を開始する。このペーストの吐出は、
制御部67からの指令に従い、ディスペンサ制御部60
によってディスペンサ16を駆動するとともに、吐出制
御バルブ駆動部61によって吐出制御バルブ19を駆動
して塗布口57を開状態にすることにより行われる。 【0026】ペーストの吐出とともに塗布ノズル18は
塗布終了点PE(1)に向って移動し、塗布終了点PE
(1)に到達したならば塗布ノズル18からのペースト
の吐出を停止する。この後塗布ノズル18はペーストの
吐出を停止した状態で第2の塗布線L2の塗布開始点P
S(2)まで移動し(破線矢印参照)、この後再びペー
ストの吐出を開始して塗布終了点PE(2)までペース
トを吐出しながら移動する。そしてこの位置でペースト
の吐出を停止し、塗布ノズル18は上昇して、1つの塗
布エリア6aに対するペースト塗布を終了する。 【0027】このペースト塗布過程において、前述のよ
うな塗布ノズル18を用いてペーストを塗布することに
より、以下に説明するような優れた効果を得ることがで
きる。まず、描画塗布において、軽量・コンパクトな塗
布ノズル18のみを移動させるようにしているため移動
速度を高速化して高速描画を行わせることが可能とな
り、塗布効率を向上させることができる。 【0028】また、塗布ノズル18からのペースト7の
吐出の断続は、塗布ノズル18と一体にしかも塗布口5
7の直前に設けられて塗布口57を開閉する開閉手段に
よって行われるため、ペースト吐出の断続時の応答性が
極めて良好である。さらに、吐出を遮断する閉塞動作時
には、塗布口57の直前に設けられた第2の空間56内
でバルブステム54が上方に移動するため、第2の空間
56内のペースト7は確実に上方に引き戻されて塗布口
57からの吐出が停止される。これにより、従来のディ
スペンサで生じていたような吐出停止指令後もなお少量
のペーストが吐出される糸引き現象が発生しない。した
がって描画塗布による複雑な塗布パターンに対しても、
塗布パターンを構成する各塗布線ごとに正確にペースト
の吐出開始・終了を制御することができる。 【0029】これにより、従来はペーストの糸引きによ
る塗布不良を避けるために採用されていた一筆描き描画
の問題点、すなわち、同一塗布線上を吐出口が複数回移
動することによる塗布時間の増大を招くことなく、より
複雑な塗布パターンを短時間で描画塗布することができ
る。また吐出断続動作を高い応答性で行えることから、
塗布開始・終了点での安定時間を必要とせず、塗布ノズ
ル18移動速度の高速化と相まって高効率の描画塗布を
実現できる。 【0030】 【発明の効果】本発明によれば、塗布口からペーストを
吐出して基板に塗布する塗布ノズルと一体的に設けられ
た開閉手段によって塗布口を開閉することにより、吐出
断続動作の応答性を向上させて、描画塗布の効率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態のダイボンディング装置
の斜視図 【図2】本発明の一実施の形態のペースト吐出用ディス
ペンサの断面図 【図3】(a)本発明の一実施の形態のペースト塗布ノ
ズルの断面図 (b)本発明の一実施の形態のペースト塗布ノズルの断
面図 【図4】本発明の一実施の形態のダイボンディング装置
の制御系の構成を示すブロック図 【図5】本発明の一実施の形態のペースト塗布パターン
の説明図 【符号の説明】 3 チップ 6 リードフレーム 6a 塗布エリア 7 ペースト 16 ディスペンサ 17 チューブ 18 塗布ノズル 19 吐出制御バルブ 50 シリンダ部 53c バルブシート 54 バルブステム 54b シール面 57 塗布口

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】塗布ノズルを塗布開始点から塗布終了点へ
    ペーストを吐出しながら移動させて描画塗布を行うこと
    により基板に半導体チップを接着するためのペーストを
    塗布するダイボンディング用のペースト塗布装置であっ
    て、前記基板に対して相対的に移動しながら下端部の
    布口からペーストを吐出して基板に塗布する塗布ノズル
    と、この塗布ノズルと一体的に設けられ前記塗布口を開
    閉する開閉手段と、前記塗布ノズルに可撓性の管部材に
    よって連結されペーストを吐出して前記管部材を介して
    前記塗布ノズルにペーストを圧送するペースト吐出手段
    とを備え、前記ノズルは、軸方向に連通する内孔を設け
    たノズルブロックから成り、この内孔にバルブステムを
    上下動自在に嵌入し、またバルブステムを上方に付勢す
    るスプリングを設けるとともに、バルブステムの上端部
    が嵌合するシリンダ部を設け、更にノズルブロックに第
    1の空間を設けてこの第1の空間に前記管部材を連結
    し、また前記吐出口の直前に第2の空間を設け、この第
    2の空間と前記第1の空間を前記バルブステムが挿通す
    るクリアランス部を介して連通させ、且つ前記バルブス
    テムを下方に延出させて前記第2の空間に到達させ、前
    記バルブステムの下端部にシール面を設け、前記シリン
    ダ部内を加圧して前記バルブステムを下降位置にすると
    前記管部材を介して圧送されてきたペーストが前記第1
    の空間、前記クリアランス部、前記第2の空間を経由し
    て前記吐出口から吐出され、また前記シリンダ部の加圧
    を解除して前記バルブステムを上昇位置にすると、前記
    シール面が前記クリアランス部の下端部に設けられたバ
    ルブシートに当接してペーストの吐出を停止するように
    し、前記バルブステムと前記バルブシートを前記開閉手
    段としたことを特徴とするダイボンディング用のペース
    ト塗布装置。
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