JPH04296861A - 感光性平版印刷版の処理方法及び自動現像機 - Google Patents
感光性平版印刷版の処理方法及び自動現像機Info
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- JPH04296861A JPH04296861A JP6312791A JP6312791A JPH04296861A JP H04296861 A JPH04296861 A JP H04296861A JP 6312791 A JP6312791 A JP 6312791A JP 6312791 A JP6312791 A JP 6312791A JP H04296861 A JPH04296861 A JP H04296861A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像露光された感光性
平版印刷版を自動現像機で処理する処理方法及び処理装
置に関し、さらに詳しくは、現像、水洗、次いでリンス
処理又は不感脂化処理する処理方法及び処理装置におけ
るリンス処理又は不感脂化処理に使用される処理液の補
充に関する。
平版印刷版を自動現像機で処理する処理方法及び処理装
置に関し、さらに詳しくは、現像、水洗、次いでリンス
処理又は不感脂化処理する処理方法及び処理装置におけ
るリンス処理又は不感脂化処理に使用される処理液の補
充に関する。
【0002】
【従来の技術】自動現像機による感光性平版印刷版の処
理は、アルカリ性の現像液で非画像部の感光層を膨潤な
いし溶解して除去する現像処理を行った後、水洗して版
面の現像液及び感光層の溶出物を洗い流し、次いでリン
ス液を版面に付与する処理(リンス処理)又は不感脂化
液(ガム液)を版面に付与する処理(不感脂化処理)を
行うことが一般的である。このリンス処理は、水洗後に
もなお平版印刷版に付着して持ち込まれる現像液成分、
溶解した感光層組成物等を分散安定化し、乾燥後も感光
性平版印刷版表面に固着させない機能、不感脂化処理は
、非画像部の不感脂化及び版面保護の機能を有している
。
理は、アルカリ性の現像液で非画像部の感光層を膨潤な
いし溶解して除去する現像処理を行った後、水洗して版
面の現像液及び感光層の溶出物を洗い流し、次いでリン
ス液を版面に付与する処理(リンス処理)又は不感脂化
液(ガム液)を版面に付与する処理(不感脂化処理)を
行うことが一般的である。このリンス処理は、水洗後に
もなお平版印刷版に付着して持ち込まれる現像液成分、
溶解した感光層組成物等を分散安定化し、乾燥後も感光
性平版印刷版表面に固着させない機能、不感脂化処理は
、非画像部の不感脂化及び版面保護の機能を有している
。
【0003】このようなリンス処理や不感脂化処理にお
いて、通常、処理液はノズルから版面へ付与され、余剰
の処理液は処理液タンクに戻り循環して使用される。こ
のため、現像工程からの持ち込み成分によってリンス液
及び不感脂化液が汚染され、これらを頻繁に交換しない
と長期に亙って安定した処理が行えないという問題があ
る。
いて、通常、処理液はノズルから版面へ付与され、余剰
の処理液は処理液タンクに戻り循環して使用される。こ
のため、現像工程からの持ち込み成分によってリンス液
及び不感脂化液が汚染され、これらを頻繁に交換しない
と長期に亙って安定した処理が行えないという問題があ
る。
【0004】ところで、繰り返し使用するリンス液及び
不感脂化液の機能を維持するため、これら処理液の補充
技術として、処理液のpH、比重、電気伝導度等の物性
値で管理して補充する技術が知られている(特開昭61
−175641号公報)。しかしながら、上記の物性値
で管理する場合、測定に使用されるセンサ等が汚れるな
どの原因で、測定値がバラツキ、補充量が最適値から外
れ、これらの後処理が安定に行えないことがある。
不感脂化液の機能を維持するため、これら処理液の補充
技術として、処理液のpH、比重、電気伝導度等の物性
値で管理して補充する技術が知られている(特開昭61
−175641号公報)。しかしながら、上記の物性値
で管理する場合、測定に使用されるセンサ等が汚れるな
どの原因で、測定値がバラツキ、補充量が最適値から外
れ、これらの後処理が安定に行えないことがある。
【0005】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、自動現像機に
よる感光性平版印刷版の処理において、リンス液及び不
感脂化液に対する補充精度が改良され、これにより、こ
れらの後処理の安定性が改善される処理方法及び処理装
置を提供することである。
よる感光性平版印刷版の処理において、リンス液及び不
感脂化液に対する補充精度が改良され、これにより、こ
れらの後処理の安定性が改善される処理方法及び処理装
置を提供することである。
【0006】
【発明の構成】本発明の上記目的は、下記(1)の処理
方法及び(2)の処理装置によって達成される。
方法及び(2)の処理装置によって達成される。
【0007】(1)自動現像機を用い、画像露光された
感光性平版印刷版を搬送し、現像液で現像処理した後、
水洗し、次いで繰り返し使用するリンス液又は不感脂化
液で処理する方法において、自動現像機に挿入される感
光性平版印刷版の面積を自動現像機の入口に設けたセン
サで検出し、検出された面積に応じてリンス液又は不感
脂化液を補充することを特徴とする感光性平版印刷版の
処理方法。 (2)感光性平版印刷版を自動的に搬送しながら現像処
理した後、水洗し、次いで繰り返し使用するリンス液又
は不感脂化液で処理する手段を有する自動現像機におい
て、該自動現像機に挿入される感光性平版印刷版の面積
を、自動現像機の入口に設けたセンサの検出信号に基づ
いて検出する手段、及び該手段によって検出された面積
に応じた補充量でリンス液又は不感脂化液を補充する手
段を有することを特徴とする自動現像機。
感光性平版印刷版を搬送し、現像液で現像処理した後、
水洗し、次いで繰り返し使用するリンス液又は不感脂化
液で処理する方法において、自動現像機に挿入される感
光性平版印刷版の面積を自動現像機の入口に設けたセン
サで検出し、検出された面積に応じてリンス液又は不感
脂化液を補充することを特徴とする感光性平版印刷版の
処理方法。 (2)感光性平版印刷版を自動的に搬送しながら現像処
理した後、水洗し、次いで繰り返し使用するリンス液又
は不感脂化液で処理する手段を有する自動現像機におい
て、該自動現像機に挿入される感光性平版印刷版の面積
を、自動現像機の入口に設けたセンサの検出信号に基づ
いて検出する手段、及び該手段によって検出された面積
に応じた補充量でリンス液又は不感脂化液を補充する手
段を有することを特徴とする自動現像機。
【0008】
【実施例】以下、本発明の自動現像機の実施例を示す図
面によって本発明を詳細に説明する。
面によって本発明を詳細に説明する。
【0009】第1図は、本発明の自動現像機の実施例を
示す概略構成図である。自動現像機は、感光性平版印刷
版を挿入する入口部A、現像を行う現像部B、水洗を行
う水洗部C、リンス処理又は不感脂化処理を行うリンス
・ガム部D、乾燥を行う乾燥部E、及び感光性平版印刷
版の自動現像機への挿入を検知し、かつ挿入された感光
性平版印刷版の面積を検出するセンサ及び制御機構から
主として構成されている。同図及び以下の図面において
、PSは感光性平版印刷版又はその搬送路である。
示す概略構成図である。自動現像機は、感光性平版印刷
版を挿入する入口部A、現像を行う現像部B、水洗を行
う水洗部C、リンス処理又は不感脂化処理を行うリンス
・ガム部D、乾燥を行う乾燥部E、及び感光性平版印刷
版の自動現像機への挿入を検知し、かつ挿入された感光
性平版印刷版の面積を検出するセンサ及び制御機構から
主として構成されている。同図及び以下の図面において
、PSは感光性平版印刷版又はその搬送路である。
【0010】入口部Aは、感光性平版印刷版の挿入を案
内する挿入台1、感光性平版印刷版を反射光で検知する
光センサ2、感光性平版印刷版をニップして搬送するニ
ップ搬送ローラ3A、3Bを備えている。
内する挿入台1、感光性平版印刷版を反射光で検知する
光センサ2、感光性平版印刷版をニップして搬送するニ
ップ搬送ローラ3A、3Bを備えている。
【0011】現像部Bは、感光性平版印刷版をニップ搬
送ローラ3A、3B、搬送ローラ4により、現像槽5に
容れた現像液中を湾曲して搬送するようになっており、
現像槽5中での浸漬現像中に現像液を感光性平版印刷版
の感光層面に噴射させる処理液吐出ノズル6A、6B、
処理液吐出ノズル6A、6Bへ現像液を送るマグネット
ポンプ7、感光性平版印刷版の表面をこすって現像を促
進させるブラシローラ8、感光性平版印刷版を支持する
版押えローラ9、現像液の温度を所定の温度範囲に保た
せるためのヒータ10、濃縮現像補充液を容れる濃縮現
像補充液タンク11、濃縮現像補充液を現像槽5へ送る
ベローズポンプ12、希釈水を容れる希釈水タンク15
、希釈水を現像槽5へ送るベローズポンプ16、光セン
サ2からの感光性平版印刷版の検出信号に基づいて面積
を検出する面積計算現像補充回路17、現像廃液タンク
17、オーバーフローを現像廃液タンク17へ導く配管
18から主として構成されている。水洗部Cは、水洗水
を容れる水洗水槽20、マグネットポンプ21、処理液
吐出ノズル6A、6B、ニップ搬送ローラ3A、3,B
から主として構成されている。
送ローラ3A、3B、搬送ローラ4により、現像槽5に
容れた現像液中を湾曲して搬送するようになっており、
現像槽5中での浸漬現像中に現像液を感光性平版印刷版
の感光層面に噴射させる処理液吐出ノズル6A、6B、
処理液吐出ノズル6A、6Bへ現像液を送るマグネット
ポンプ7、感光性平版印刷版の表面をこすって現像を促
進させるブラシローラ8、感光性平版印刷版を支持する
版押えローラ9、現像液の温度を所定の温度範囲に保た
せるためのヒータ10、濃縮現像補充液を容れる濃縮現
像補充液タンク11、濃縮現像補充液を現像槽5へ送る
ベローズポンプ12、希釈水を容れる希釈水タンク15
、希釈水を現像槽5へ送るベローズポンプ16、光セン
サ2からの感光性平版印刷版の検出信号に基づいて面積
を検出する面積計算現像補充回路17、現像廃液タンク
17、オーバーフローを現像廃液タンク17へ導く配管
18から主として構成されている。水洗部Cは、水洗水
を容れる水洗水槽20、マグネットポンプ21、処理液
吐出ノズル6A、6B、ニップ搬送ローラ3A、3,B
から主として構成されている。
【0012】リンス・ガム部Dはリンス液又は不感脂化
液を容れるリンス・ガム液槽30、マグネットポンプ3
1、処理液吐出ノズル6A、6B、濃縮リンス・ガム液
タンク32、ベローズポンプ33、34、希釈水タンク
15、光センサ2からの感光性平版印刷版の検出信号に
基づいて面積を検出する面積計算現像補充回路35、リ
ンス・ガム廃液タンク36、オーバーフローをリンス・
ガム廃液タンク36へ導く配管37から主として構成さ
れている。
液を容れるリンス・ガム液槽30、マグネットポンプ3
1、処理液吐出ノズル6A、6B、濃縮リンス・ガム液
タンク32、ベローズポンプ33、34、希釈水タンク
15、光センサ2からの感光性平版印刷版の検出信号に
基づいて面積を検出する面積計算現像補充回路35、リ
ンス・ガム廃液タンク36、オーバーフローをリンス・
ガム廃液タンク36へ導く配管37から主として構成さ
れている。
【0013】乾燥部Eは、温風吐出ノズル40A、40
B、ニップ搬送ローラ3A、3Bから主として構成され
ている。
B、ニップ搬送ローラ3A、3Bから主として構成され
ている。
【0014】上記自動現像機の入口部Aに設けた光セン
サ2は、第2図に示すように、搬送幅方向に搬送幅に亙
って等間隔に多数個配設されており、これらの光センサ
は感光性平版印刷版の表面による反射光を検知し、この
検知信号を面積計算現像補充回路17及び面積計算リン
ス・ガム補充回路35によって積分して積分信号を得て
、この積分された面積に比例する所要の補充量が補充さ
れるようにベローズポンプ33、34の作動を制御する
ように構成されている。
サ2は、第2図に示すように、搬送幅方向に搬送幅に亙
って等間隔に多数個配設されており、これらの光センサ
は感光性平版印刷版の表面による反射光を検知し、この
検知信号を面積計算現像補充回路17及び面積計算リン
ス・ガム補充回路35によって積分して積分信号を得て
、この積分された面積に比例する所要の補充量が補充さ
れるようにベローズポンプ33、34の作動を制御する
ように構成されている。
【0015】本発明において、挿入される感光性平版印
刷版の面積を検出するセンサとしては、光センサが好ま
しく、光センサとしては光の反射を検知するもの及び光
の透過を検知するものを使用できるが、光の反射を利用
するタイプが好ましい。反射型の光センサを用いる場合
、光センサの下部の挿入台を黒色にし、感光性平版印刷
版が無い時は光の反射が無く、感光性平版印刷版が通過
している間は光が反射することにより検知するようにす
る。光の波長は600〜900nmとすることが好まし
い。反射型光センサとしては、例えばオムロン(株)製
E3C−VM35Rを使用することができる。面積検出
用センサの間隔は、所望の面積測定精度に応じて任意に
決めればよいが、通常1〜10cm程度の間隔で設ける
のが適当である。
刷版の面積を検出するセンサとしては、光センサが好ま
しく、光センサとしては光の反射を検知するもの及び光
の透過を検知するものを使用できるが、光の反射を利用
するタイプが好ましい。反射型の光センサを用いる場合
、光センサの下部の挿入台を黒色にし、感光性平版印刷
版が無い時は光の反射が無く、感光性平版印刷版が通過
している間は光が反射することにより検知するようにす
る。光の波長は600〜900nmとすることが好まし
い。反射型光センサとしては、例えばオムロン(株)製
E3C−VM35Rを使用することができる。面積検出
用センサの間隔は、所望の面積測定精度に応じて任意に
決めればよいが、通常1〜10cm程度の間隔で設ける
のが適当である。
【0016】次に、第1図を参照して同図に示す装置の
動作及び本発明の処理方法を説明する。
動作及び本発明の処理方法を説明する。
【0017】自動現像機本体の電源がオンされるとマグ
ネットポンプ7及びヒータ10が作動し、現像槽5に容
れた現像液の温度の調整が行われ、これが完了した後、
感光性平版印刷版が挿入台1の上面に沿って挿入される
と、光センサ2及び面積計算現像補充回路17により感
光性平版印刷版の搬入及び感光性平版印刷版の面積が検
出され、ニップ搬送ローラ3A、3B、搬送ローラ4、
ブラシローラ8、版押えローラ9が回転し、感光性平版
印刷版が図上右方向へ搬送される。また、光センサ2の
検出信号が面積計算現像補充回路17及び面積計算リン
ス・ガム補充回路35に供給され、該回路により、所定
のタイミングで、所定の時間、ベローズポンプ12、1
6、32、34が作動し、所定量の濃縮現像補充液及び
希釈水が現像槽5へ補給され、また所定量の濃縮リンス
液又は濃縮不感脂化液及び希釈水がリンス・ガム液槽3
0へ補給される。
ネットポンプ7及びヒータ10が作動し、現像槽5に容
れた現像液の温度の調整が行われ、これが完了した後、
感光性平版印刷版が挿入台1の上面に沿って挿入される
と、光センサ2及び面積計算現像補充回路17により感
光性平版印刷版の搬入及び感光性平版印刷版の面積が検
出され、ニップ搬送ローラ3A、3B、搬送ローラ4、
ブラシローラ8、版押えローラ9が回転し、感光性平版
印刷版が図上右方向へ搬送される。また、光センサ2の
検出信号が面積計算現像補充回路17及び面積計算リン
ス・ガム補充回路35に供給され、該回路により、所定
のタイミングで、所定の時間、ベローズポンプ12、1
6、32、34が作動し、所定量の濃縮現像補充液及び
希釈水が現像槽5へ補給され、また所定量の濃縮リンス
液又は濃縮不感脂化液及び希釈水がリンス・ガム液槽3
0へ補給される。
【0018】感光性平版印刷版は現像槽5中で現像液に
よって非画像部感光層が膨潤ないし溶出し、ブラシロー
ラ8で感光層面が摩擦され、非画像部感光層が除去され
て現像を終了し、引き続き、水洗部Cで水洗され、次い
でリンス・ガム部3へ搬送されリンス液又は不感脂化液
が版面に付与された後、乾燥部Eで乾燥され、処理を終
わる。
よって非画像部感光層が膨潤ないし溶出し、ブラシロー
ラ8で感光層面が摩擦され、非画像部感光層が除去され
て現像を終了し、引き続き、水洗部Cで水洗され、次い
でリンス・ガム部3へ搬送されリンス液又は不感脂化液
が版面に付与された後、乾燥部Eで乾燥され、処理を終
わる。
【0019】本発明は、繰り返し使用されるリンス液及
び不感脂化液の補充を自動現像機の入口に設けたセンサ
で検出した処理される感光性平版印刷版の面積に応じて
行う点に特徴を有するものであり、それ以外の処理方法
、処理装置、感光性平版印刷版等について制限は無く、
常法に従うことができる。現像方法は、現像液を循環し
て繰り返し使用する方法及び新液による使い捨てで現像
する方法のいずれでもよく、現像後の水洗は循環して繰
り返し使用する方法及び少量又は多量の水を使い捨てで
水洗する方法のいずれでもよい。また、リンス処理及び
不感脂化処理には、処理液の組成、処理の条件等を含め
て制限はなく、通常用いられる技術を適用することがで
き、例えば、リンス処理には、特開昭62−58253
号公報に記載された界面活性剤を含む水溶液による処理
、不感脂化処理には、特開昭62−58255号公報に
記載された不感脂化剤による処理のような処理が包含さ
れる。また、本発明におけるリンス処理、不感脂化処理
及び感光性平版印刷版には、本出願人による特願平1−
212569号明細書の第18頁〜第51頁に記載され
た内容が包含される。
び不感脂化液の補充を自動現像機の入口に設けたセンサ
で検出した処理される感光性平版印刷版の面積に応じて
行う点に特徴を有するものであり、それ以外の処理方法
、処理装置、感光性平版印刷版等について制限は無く、
常法に従うことができる。現像方法は、現像液を循環し
て繰り返し使用する方法及び新液による使い捨てで現像
する方法のいずれでもよく、現像後の水洗は循環して繰
り返し使用する方法及び少量又は多量の水を使い捨てで
水洗する方法のいずれでもよい。また、リンス処理及び
不感脂化処理には、処理液の組成、処理の条件等を含め
て制限はなく、通常用いられる技術を適用することがで
き、例えば、リンス処理には、特開昭62−58253
号公報に記載された界面活性剤を含む水溶液による処理
、不感脂化処理には、特開昭62−58255号公報に
記載された不感脂化剤による処理のような処理が包含さ
れる。また、本発明におけるリンス処理、不感脂化処理
及び感光性平版印刷版には、本出願人による特願平1−
212569号明細書の第18頁〜第51頁に記載され
た内容が包含される。
【0020】本発明において、リンス液及び不感脂化液
の補充は、感光性平版印刷版の処理面積1〜10m2単
位で行うことが好ましく、また、これらの処理液量の調
整、ローラ等の乾燥防止のために時間の経過で補充する
ことが好ましい。また、リンス液又は不感脂化液の補充
のための感光性平版印刷版の面積検出結果は、現像補充
液の補充にも使用することが好ましい。
の補充は、感光性平版印刷版の処理面積1〜10m2単
位で行うことが好ましく、また、これらの処理液量の調
整、ローラ等の乾燥防止のために時間の経過で補充する
ことが好ましい。また、リンス液又は不感脂化液の補充
のための感光性平版印刷版の面積検出結果は、現像補充
液の補充にも使用することが好ましい。
【0021】本発明において、リンス液及び不感脂化液
のそれぞれの補充液は母液と同種の液、母液よりも水に
より希釈されている液、及び母液よりもpHを下げた液
のいずれでもよい。リンス液及び不感脂化液の補充は、
蒸発による濃縮化を補償するため、時間の経過に対して
水のみを補充してもよい。
のそれぞれの補充液は母液と同種の液、母液よりも水に
より希釈されている液、及び母液よりもpHを下げた液
のいずれでもよい。リンス液及び不感脂化液の補充は、
蒸発による濃縮化を補償するため、時間の経過に対して
水のみを補充してもよい。
【0022】次に本発明方法の実施例を示す。
【0023】実施例1
第1図の現像槽5にポジ専用現像液SDR−1(コニカ
(株)製)6倍希釈液を24l入れ、30℃に温調した
。搬送スピードは2000mm/minとし、現像時間
が12秒になるようにした。濃縮現像補充液タンク11
にSDR−1R(コニカ(株)製)を10l入れ、希釈
水タンク15に水を10l入れ、SDR−1Rと水が1
対3になるようにベローズポンプ12、16を調整した
。
(株)製)6倍希釈液を24l入れ、30℃に温調した
。搬送スピードは2000mm/minとし、現像時間
が12秒になるようにした。濃縮現像補充液タンク11
にSDR−1R(コニカ(株)製)を10l入れ、希釈
水タンク15に水を10l入れ、SDR−1Rと水が1
対3になるようにベローズポンプ12、16を調整した
。
【0024】水洗水槽20に水洗水として水を20l入
れた。リンス・ガム液槽30には下記リンス液を10l
入れた。
れた。リンス・ガム液槽30には下記リンス液を10l
入れた。
【0025】
〈リンス液〉
ジ−(2−エチレンヘキシル)スルホこはく酸エス
テルナトリウム塩 1.5 重量部 リン酸二水素ナ
トリウム・二水塩
0.54重量部 クエン酸・
一水塩
0.12重
量部 水
100重量部濃縮リンス・ガ
ム液タンク32に下記濃縮リンス液を10l入れ、ベロ
ーズポンプ33と34で濃縮リンス液が10倍に水で希
釈されるように調整した。
テルナトリウム塩 1.5 重量部 リン酸二水素ナ
トリウム・二水塩
0.54重量部 クエン酸・
一水塩
0.12重
量部 水
100重量部濃縮リンス・ガ
ム液タンク32に下記濃縮リンス液を10l入れ、ベロ
ーズポンプ33と34で濃縮リンス液が10倍に水で希
釈されるように調整した。
【0026】
〈濃縮リンス液〉
ジ−(2−エチレンヘキシル)スルホこはく酸エス
テルナトリウム塩 1.5重量部 リン酸二水素ナ
トリウム・二水塩
0.54重量部 クエン酸・
一水塩
0.24重
量部 水
10重量部次に、感光性平
版印刷版SMP−N(コニカ(株)製)サイズ1003
mm×800mmを画像露光し、2000枚処理した。
テルナトリウム塩 1.5重量部 リン酸二水素ナ
トリウム・二水塩
0.54重量部 クエン酸・
一水塩
0.24重
量部 水
10重量部次に、感光性平
版印刷版SMP−N(コニカ(株)製)サイズ1003
mm×800mmを画像露光し、2000枚処理した。
【0027】この時、現像液は、感光性平版印刷版5m
2処理したごとに60ml入るようにし、リンス液の補
充は5m2処理したごとに100ml入るようにした所
、2000枚目の処理した版においても印刷時の汚れの
発生は見られなかった。
2処理したごとに60ml入るようにし、リンス液の補
充は5m2処理したごとに100ml入るようにした所
、2000枚目の処理した版においても印刷時の汚れの
発生は見られなかった。
【0028】実施例2
第1図の現像槽5にネガ専用現像液SDR−21(コニ
カ(株)製)6倍希釈液を24l入れ、30℃に温調し
た。搬送スピードは2000mm/minとし現像時間
が12秒になるようにした。濃縮現像補充液タンク11
にSDN−21(コニカ(株)製)に10l入れ、希釈
水タンク15に水を10l入れ、SDR−21と水が1
対3になるようにベローズポンプ12、16を調整した
。
カ(株)製)6倍希釈液を24l入れ、30℃に温調し
た。搬送スピードは2000mm/minとし現像時間
が12秒になるようにした。濃縮現像補充液タンク11
にSDN−21(コニカ(株)製)に10l入れ、希釈
水タンク15に水を10l入れ、SDR−21と水が1
対3になるようにベローズポンプ12、16を調整した
。
【0029】水洗水槽20に水洗水として水を20l入
れた。リンス・ガム液槽30には下記ガム液を10l入
れた。
れた。リンス・ガム液槽30には下記ガム液を10l入
れた。
【0030】
〈ガム液〉
デキストリン(商品名PENON JE−66、日
澱化学(株)製) 8重量部 カル
ボキシメチルセルロースナトリウム塩
0.45重量部 リン酸
0.2重量部 ポリエチレンオキサイド(エチレ
ンオキサイド平均付加モル数19) ノニルフェ
ノールエーテル硫酸ナトリウム
0.5重量部 アラビアガム
0.3重量部
p−ヒドロキシエチルベンゾエード
0.05
重量部 水
180重量部次に、感光性
平版印刷版SWN(コニカ(株)製)サイズ1003m
m×800mmを画像露光し、2000枚処理した。
澱化学(株)製) 8重量部 カル
ボキシメチルセルロースナトリウム塩
0.45重量部 リン酸
0.2重量部 ポリエチレンオキサイド(エチレ
ンオキサイド平均付加モル数19) ノニルフェ
ノールエーテル硫酸ナトリウム
0.5重量部 アラビアガム
0.3重量部
p−ヒドロキシエチルベンゾエード
0.05
重量部 水
180重量部次に、感光性
平版印刷版SWN(コニカ(株)製)サイズ1003m
m×800mmを画像露光し、2000枚処理した。
【0031】この時、現像補充液は感光性平版印刷版5
m2処理したごとに200ml入るようにし、ガム液補
充は下記濃縮ガム液を濃縮リンス・ガム液タンク32に
10l入れ、ベローズポンプ33と34で濃縮ガム液が
水で2倍に希釈されるように調整し、感光性平版印刷版
を5m2処理したごとに100ml入るようにした。2
000版目の処理した版において印刷時の汚れの発生は
見られなかった。
m2処理したごとに200ml入るようにし、ガム液補
充は下記濃縮ガム液を濃縮リンス・ガム液タンク32に
10l入れ、ベローズポンプ33と34で濃縮ガム液が
水で2倍に希釈されるように調整し、感光性平版印刷版
を5m2処理したごとに100ml入るようにした。2
000版目の処理した版において印刷時の汚れの発生は
見られなかった。
【0032】
〈濃縮ガム液〉
デキストリン(商品名PENON JE−66、日
澱化学(株)製) 8重量部 カル
ボキシメチルセルロースナトリウム塩
0.45重量部 リン酸
0.2重量部 ポリエチレンオキサイド(エチレ
ンオキサイド平均付加モル数19) ノニルフェ
ノールエーテル硫酸ナトリウム
0.5重量部 アラビアガム
0.3重量部
p−ヒドロキシエチルベンゾエード
0.05
重量部 水
90重量部
澱化学(株)製) 8重量部 カル
ボキシメチルセルロースナトリウム塩
0.45重量部 リン酸
0.2重量部 ポリエチレンオキサイド(エチレ
ンオキサイド平均付加モル数19) ノニルフェ
ノールエーテル硫酸ナトリウム
0.5重量部 アラビアガム
0.3重量部
p−ヒドロキシエチルベンゾエード
0.05
重量部 水
90重量部
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、現像、水洗、次いで補
充液を補充して繰り返し使用されるリンス液又は不感脂
化液によるリンス処理又は不感脂化処理を行う自動現像
機による感光性平版印刷版の処理において、リンス液及
び不感脂化液に対する補充の精度が向上し、それにより
、これらの処理の安定性が改善される。
充液を補充して繰り返し使用されるリンス液又は不感脂
化液によるリンス処理又は不感脂化処理を行う自動現像
機による感光性平版印刷版の処理において、リンス液及
び不感脂化液に対する補充の精度が向上し、それにより
、これらの処理の安定性が改善される。
第1図は本発明の自動現像機の実施例を示す概略構成図
、第2図はその要部の斜視図である。
、第2図はその要部の斜視図である。
A‥入口部
B‥現像部
C‥水洗部
D‥リンス・ガム部
E‥乾燥部
2‥センサ
15‥希釈水タンク
32‥リンス・ガム液タンク
35‥面積計算リンス・ガム補充回路
Claims (2)
- 【請求項1】自動現像機を用い、画像露光された感光性
平版印刷版を搬送し、現像液で現像処理した後、水洗し
、次いで繰り返し使用するリンス液又は不感脂化液で処
理する方法において、自動現像機に挿入される感光性平
版印刷版の面積を自動現像機の入口に設けたセンサで検
出し、検出された面積に応じてリンス液又は不感脂化液
を補充することを特徴とする感光性平版印刷版の処理方
法。 - 【請求項2】感光性平版印刷版を自動的に搬送しながら
現像処理した後、水洗し、次いで繰り返し使用するリン
ス液又は不感脂化液で処理する手段を有する自動現像機
において、該自動現像機に挿入される感光性平版印刷版
の面積を、自動現像機の入口に設けたセンサの検出信号
に基づいて検出する手段、及び該手段によって検出され
た面積に応じた補充量でリンス液又は不感脂化液を補充
する手段を有することを特徴とする自動現像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6312791A JPH04296861A (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 感光性平版印刷版の処理方法及び自動現像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6312791A JPH04296861A (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 感光性平版印刷版の処理方法及び自動現像機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04296861A true JPH04296861A (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=13220301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6312791A Pending JPH04296861A (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 感光性平版印刷版の処理方法及び自動現像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04296861A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8899175B2 (en) | 2002-03-23 | 2014-12-02 | Lg Display Co., Ltd. | Apparatus and method for dispensing liquid crystal material |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP6312791A patent/JPH04296861A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8899175B2 (en) | 2002-03-23 | 2014-12-02 | Lg Display Co., Ltd. | Apparatus and method for dispensing liquid crystal material |
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