JPH0429613Y2 - - Google Patents

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JPH0429613Y2
JPH0429613Y2 JP1988024844U JP2484488U JPH0429613Y2 JP H0429613 Y2 JPH0429613 Y2 JP H0429613Y2 JP 1988024844 U JP1988024844 U JP 1988024844U JP 2484488 U JP2484488 U JP 2484488U JP H0429613 Y2 JPH0429613 Y2 JP H0429613Y2
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cushion member
vibrating body
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はシートの振動体取付構造に関し、更に
詳細に説明すると、シートのパツド材に収納凹部
を形成し、該収納凹部に振動体ユニツトを収納
し、着座者に振動を伝達させるようになされたシ
ートの振動体取付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来より、車両等のシートまたは座椅子等のシ
ートのシートバツクには着座者の疲労感等を除去
し、心地よい振動を与えるための振動体ユニツト
が種々設けられており、これらの振動体の取付構
造は、シートバツクの表面側に単に振動体ユニツ
トを取付けた構造、またはシートバツクの裏面側
に振動体ユニツトを取付け、シートバツクのパツ
ド材の裏面側より振動を伝達するようになされた
構造が存在し、これらは一般的に固定的に設けら
れている。
また実公昭56−37415号公報には複数の小クツ
シヨン体を背もたれ部のクツシヨン体に形成した
収納溝を着脱自在に収納し、この小クツシヨン体
にバイブレータを埋設した構成が示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、従来の車両等のシートまたは座椅子
等のシートの振動体取付構造のうちシートバツク
の表面側に単に振動体ユニツトを取付けた場合に
は、シートバツクのパツト材の裏面側に振動ユニ
ツトを取付けた場合より一層着座者に振動を伝え
易いが、乗車時またはシートを単なる座椅子とし
て使用して振動体ユニツトを使用しない場合に
は、該振動体ユニツトが着座者の背中等にあたつ
て異物感を与える虞れを有するものであり、振動
体ユニツトの強弱振動作用を着座者に選択的に与
える事が出来ず、また共振等による異音を発生さ
せる虞れがあり、然も取付け状態が不安定となつ
たり、外観を悪化させる虞れを有するものであつ
た。
また実公昭56−37415号公報に示される小クツ
シヨン体を用いる場合には、クツシヨン部材が単
一の硬さを有し、常に同一のクツシヨン性しか得
られず、また小クツシヨン体を反転する構成の場
合には複数のバイブレータを用いなければなら
ず、座感を向上させることが出来ず、また経済性
に欠けるものであつた。
本考案の目的は、着座者が振動体ユニツトを適
宜選択して使用することが出来、振動体ユニツト
の不使用時においては着座者が異物感を感じるこ
とがなく、座感を著しく向上させることが出来、
また共振等による異音の発生を防止出来、然も振
動体ユニツトを確実に位置決めして取付けること
の出来る外観及び経済性に優れたシートの振動体
取付構造を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述せる課題に鑑みてなされたもの
で、シートのパツド材に収納凹部を形成し、該収
納凹部に振動体ユニツトを収納し、着座者に振動
を伝達させるようになされたシートの振動体取付
構造において、前記振動体ユニツトは前面側の第
1のクツシヨン部材と、裏面側の第2のクツシヨ
ン部材とにより挟持され、前記第1のクツシヨン
部材は弾力性を有し且つ軟質のパツド材より形成
され、前記第2のクツシヨン部材は前記第1のク
ツシヨン部材より硬質、または薄く形成されたパ
ツド材より形成され、前記振動体ユニツトの使用
時には前記第2のクツシヨン部材を表面側にして
前記収納凹部に収納し、前記振動体ユニツトの不
使用時には前記第1のクツシヨン部材を表面側に
して収納凹部に収納し得るようになされているこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本考案に依れば、振動体ユニツトは前面側の第
1のクツシヨン部材と、裏面側の第2のクツシヨ
ン部材とにより挟持され、前記第1のクツシヨン
部材は弾力性を有し且つ軟質のパツド材より形成
され、前記第2のクツシヨン部材は前記第1のク
ツシヨン部材より硬質、または薄く形成されたパ
ツド材より形成され、シートのパツド材に形成さ
れた収納凹部に、振動体ユニツトを第1のクツシ
ヨン部材側と第2のクツシヨン部材側とを反転さ
せて選択的に表面側として使用することが出来る
ので、振動体ユニツト使用時には硬質または薄く
形成された第2のクツシヨン部材側を、不使用時
には弾力性を有し且つ軟質の第1のクツシヨン部
材側を表面側として使用し得るものである。
〔実施例〕
以下本考案に係るシートの振動体取付構造を図
面を参照して詳述する。
第1図乃至第5図には、本考案に係わるシート
の振動体取付構造の一実施例の概略が夫々示され
ており、このシートの振動体取付構造は本実施例
ではシート1のシートバツク2に適用した場合が
示されているが、これに限定されるものではなく
シートクツシヨン3に適用することも出来、また
取付け位置も適宜変更し得るものである。
第1図及び第2図に示す如く、シートバツク2
のパツド材5の表面側には略四角形状の収納凹部
6が形成され、該収納凹部6の一側面に図示しな
いバツテリー等の電源側に接続されたコンセント
11が形成されている。前記パツド材5と収納凹
部6は表皮材8により被覆されている。
第3図及び第4図に示す如く、前記収納凹部6
には第1及び第2のクツシヨン部材12,13に
よりサンドイツチ状に挟持された振動体ユニツト
7が収納されている。該振動体ユニツト7には、
前記収納凹部6に形成されたコンセント11に接
続されるプラグ15が、前記第1及び第2のクツ
シヨン部材12,13の間よりコード17を引き
出した状態で連結されている。
第5図には振動体ユニツト7の一実施例が示さ
れており、この振動体ユニツト7はケーシング2
0に取付けられた金属製基板21と、この金属製
基板21に取付けられた略U字形状の板ばね23
と、該板ばね23の自由端23a側に取付けられ
た電磁石24とを備えている。
前記電磁石24の電磁コイル25に周期的に通
電することにより、電磁石24が金属製基板21
に吸着され、継続的に電磁石24が金属製基板2
1を叩打し、この際発生する振動がケーシング2
0より外部に伝達される。
尚、振動体ユニツト7は上述せるものに限定さ
れるものではなく、振動を発生し得るものであれ
ばどのような構成の振動体ユニツト7であつても
よく、更に体感音響振動装置及び圧電性高分子フ
イルム等を振動体ユニツト7とすることが出来
る。
前記第1及び第2のクツシヨン部材12,13
は表皮材8で被覆されて一体化されている。前記
第1及び第2のクツシヨン部材12,13は発砲
ウレタン、わた、フエルト材等のパツド材32,
33から形成されており、第1のクツシヨン部材
12のパツド材32は第2のクツシヨン部材13
のパツド材33に比べて弾力性を有するように、
例えば厚く形成され、また軟質に形成されてい
る。尚、同一の材質のパツド材を用い、厚さを変
化させて用い、または異なる材質のパツド材を用
い同一の厚さで用いることも出来る。
前記振動体ユニツト7を使用する場合には、収
納凹部6に、硬質または薄く形成された第2のク
ツシヨン部材13を表面側にして振動体ユニツト
7を収納し、逆に不使用時には、弾力性を有し且
つ軟質の第1のクツシヨン部材12を表面側にし
て振動体ユニツト7を収納する。この時、収納凹
部6のコンセント11と、振動体ユニツト7のプ
ラグ15を接続するので該収納凹部6に該振動体
ユニツト7が一層確実に固定される。
尚、振動体ユニツト7のプラグ15と収納凹部
6のコンセント11を配設せず、振動体ユニツト
7のコード17を直接電源側に接続してもよく、
要は反転可能な状態で振動体ユニツト7が収納さ
れるものであればよい。
〔考案の効果〕
以上が本考案に係るシートの振動体取付構造の
一実施例の構成であるが、斯る構成に依れば、振
動体ユニツトが前面側の第1のクツシヨン部材と
裏面側の第2のクツシヨン部材とにより挟持さ
れ、前記第1のクツシヨン部材は弾力性を有し且
つ軟質のパツド材より形成され、前記第2のクツ
シヨン部材は前記第1のクツシヨン部材より硬
質、または薄く形成されたパツド材より形成さ
れ、然も収納凹部に着脱自在に収納出来、振動体
ユニツトを反転させて第1のクツシヨン部材側と
第2のクツシヨン部材側とを選択的に表面側とし
て使用することが出来、振動体ユニツト使用時に
は硬質、または薄く形成された第2のクツシヨン
部材側を、不使用時には弾力性を有し、且つ軟質
の第1のクツシヨン部材側を使用し得るので、着
座者が適宜選択して使用することが出来、振動体
ユニツトの不使用時においては着座者が異物感を
感じることがなく、著しく座感を向上させること
が出来、また共振等による異音を防止出来、然も
振動体ユニツトを確実に位置決めして固定出来る
外観及び経済的に優れたシートの振動体取付構造
を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の係るシートの振動
体取付構造の一実施例の概略を夫々示すもので、
第1図はシートの斜視図、第2図はシートの一部
断面斜視図、第3図は第1及び第2のクツシヨン
部材で挟持された振動体ユニツトの断面図、第4
図は第1及び第2のクツシヨン部材で挟持された
振動体ユニツトの斜視図、第5図は振動体ユニツ
トの断面図である。 図中、1……シート、2……シートバツク、3
……シートクツシヨン、5……パツド材、6……
収納凹部、7……振動体ユニツト、11……コン
セント、12……第1のクツシヨン部材、13…
…第2のクツシヨン部材、15……プラグ、17
……コード、20……ケーシング、21……金属
製基板、23a……U字形状の板ばねの自由端、
23……U字形状の板ばね、24……電磁石、2
5……電磁コイル、32……第1のクツシヨン部
材のパツド材、33……第2のクツシヨン部材の
パツド材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートのパツド材に収納凹部を形成し、該収納
    凹部に振動体ユニツトを収納し、着座者に振動を
    伝達させるようになされたシートの振動体取付構
    造において、前記振動体ユニツトは前面側の第1
    のクツシヨン部材と、裏面側の第2のクツシヨン
    部材とにより挟持され、前記第1のクツシヨン部
    材は弾力性を有し且つ軟質のパツド材より形成さ
    れ、前記第2のクツシヨン部材は前記第1のクツ
    シヨン部材より硬質、または薄く形成されたパツ
    ド材より形成され、前記振動体ユニツトの使用時
    には前記第2のクツシヨン部材を表面側にして前
    記収納凹部に収納し、前記振動体ユニツトの不使
    用時には前記第1のクツシヨン部材を表面側にし
    て収納凹部に収納し得るようになされていること
    を特徴とするシートの振動体取付構造。
JP1988024844U 1988-02-26 1988-02-26 Expired JPH0429613Y2 (ja)

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JP1988024844U JPH0429613Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26

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JP1988024844U JPH0429613Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26

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JPH01130335U JPH01130335U (ja) 1989-09-05
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JPS5637415U (ja) * 1979-08-31 1981-04-09

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