JPH0429595Y2 - - Google Patents
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- JPH0429595Y2 JPH0429595Y2 JP1986153117U JP15311786U JPH0429595Y2 JP H0429595 Y2 JPH0429595 Y2 JP H0429595Y2 JP 1986153117 U JP1986153117 U JP 1986153117U JP 15311786 U JP15311786 U JP 15311786U JP H0429595 Y2 JPH0429595 Y2 JP H0429595Y2
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- side plate
- plate
- movable side
- fixed
- fixed side
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910001335 Galvanized steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000004566 building material Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000008397 galvanized steel Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/14—Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
- H05K7/1417—Mounting supporting structure in casing or on frame or rack having securing means for mounting boards, plates or wiring boards
- H05K7/1418—Card guides, e.g. grooves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、各種電気・電子機器に組み込まれる
プリント基板やその他の産業分野で使 用される
板材(たとえば、建築材料としてのパネル等)を
収納する枠体であつて、詳しくは、それら板材の
幅寸法の変化に対応できる収納枠に関するもので
ある。
プリント基板やその他の産業分野で使 用される
板材(たとえば、建築材料としてのパネル等)を
収納する枠体であつて、詳しくは、それら板材の
幅寸法の変化に対応できる収納枠に関するもので
ある。
(従来の技術)
上記目的に合致する収納枠として、たとえば第
4図のようなものがある。これは、上下に一定の
間隔をあけて天板1と底板2を4本の支柱3,
3,3,3で固定し、左右いずれか一方に直立し
た固定側板4を備え、他方に直立した可動側板5
を水平方向に移動可能に設けると共に所望位置で
固定できるように、前記天板1と底板2に長孔6
を設け、該長 孔6には外側から固定できる六角
ボルトや蝶ねじ等の回転締結部材7の軸部を挿通
させて、前記可動側板5の外側で前記長孔6に対
応する位置にスライド枠8を固着させ、該スライ
ド枠8の上下端に前記回転締結部材7が締結でき
るナツト等の相手部材9を固着した構造としてい
る。そして、図示したように、固定側板4と可動
側板5の内面には、それぞれ対応する複数の水平
な支持溝10,10,10,……が形成されてい
るので、設定した両側板の間隔に応じて、板材1
1が水平位置で向い合つた左右の支持溝10,1
0に掛け渡された状態に多段に載置収納できるよ
うになつている。
4図のようなものがある。これは、上下に一定の
間隔をあけて天板1と底板2を4本の支柱3,
3,3,3で固定し、左右いずれか一方に直立し
た固定側板4を備え、他方に直立した可動側板5
を水平方向に移動可能に設けると共に所望位置で
固定できるように、前記天板1と底板2に長孔6
を設け、該長 孔6には外側から固定できる六角
ボルトや蝶ねじ等の回転締結部材7の軸部を挿通
させて、前記可動側板5の外側で前記長孔6に対
応する位置にスライド枠8を固着させ、該スライ
ド枠8の上下端に前記回転締結部材7が締結でき
るナツト等の相手部材9を固着した構造としてい
る。そして、図示したように、固定側板4と可動
側板5の内面には、それぞれ対応する複数の水平
な支持溝10,10,10,……が形成されてい
るので、設定した両側板の間隔に応じて、板材1
1が水平位置で向い合つた左右の支持溝10,1
0に掛け渡された状態に多段に載置収納できるよ
うになつている。
(本考案が解決しようとする問題点)
ところが、この従来の収納枠では、大きくなれ
ばなるほど可動側板5の撓みが生じ易くなるた
め、可動側板5を移動させようとして該可動側板
5のある1箇所を手で押したり引いたりしただけ
では、各々の長孔6内に位置する回転締結部材7
の軸部に等分な力が作用することは望めず、4箇
所の回転締結部材7,7,7,7が同一の距離を
移動せず、いずれかの長孔6内の回転締結部材7
の軸部のみに大きな抵抗がかかり可動側板5の移
動を円滑に行なうことが難しかつた。更に、どう
にか移動させることができたとしも、固定側板4
と可動側板5の上部と下部及び前部と後部でそれ
らの間隔が異なつていたのでは板材の収納に支障
をきたすことになるので、それらの間隔を一致さ
せるための位置決め作業が必要であつた。
ばなるほど可動側板5の撓みが生じ易くなるた
め、可動側板5を移動させようとして該可動側板
5のある1箇所を手で押したり引いたりしただけ
では、各々の長孔6内に位置する回転締結部材7
の軸部に等分な力が作用することは望めず、4箇
所の回転締結部材7,7,7,7が同一の距離を
移動せず、いずれかの長孔6内の回転締結部材7
の軸部のみに大きな抵抗がかかり可動側板5の移
動を円滑に行なうことが難しかつた。更に、どう
にか移動させることができたとしも、固定側板4
と可動側板5の上部と下部及び前部と後部でそれ
らの間隔が異なつていたのでは板材の収納に支障
をきたすことになるので、それらの間隔を一致さ
せるための位置決め作業が必要であつた。
そこで、本考案は上記従来の収納枠が持つ以上
のような欠点を除去するため、簡易な操作で収納
幅を調節できる収納枠を提供することを目的とす
る。
のような欠点を除去するため、簡易な操作で収納
幅を調節できる収納枠を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段)
本考案はその目的を達成するため、一定間隔を
あけて設けられた天板と底板との間に2枚の直立
する側板を向い合わせて設け、該側板の一方を固
定側板とし他方を該固定側板と平行な状態に移動
でき所望の位置で固定できる可動側板とした収納
枠において、可動側板の4隅部近に互いに連動す
る少くとも各1個のピニオン歯車を回動自在に設
け、該全てのピニオン歯車と噛合するラツクを刻
設したガイドレールを固定側板に対し直角方向に
なるよう天板及び底板の内面に配設し、可動側板
のある1箇所に加えた力によつて前記全てのピニ
オン歯車を同じ量回転させる力を生じるように考
えられたものである。
あけて設けられた天板と底板との間に2枚の直立
する側板を向い合わせて設け、該側板の一方を固
定側板とし他方を該固定側板と平行な状態に移動
でき所望の位置で固定できる可動側板とした収納
枠において、可動側板の4隅部近に互いに連動す
る少くとも各1個のピニオン歯車を回動自在に設
け、該全てのピニオン歯車と噛合するラツクを刻
設したガイドレールを固定側板に対し直角方向に
なるよう天板及び底板の内面に配設し、可動側板
のある1箇所に加えた力によつて前記全てのピニ
オン歯車を同じ量回転させる力を生じるように考
えられたものである。
(作用)
本考案によれば、可動側板の4隅部近くに回動
自在に設けられたピニオン歯車は互いに連動する
ようにしているから、1個のピニオン歯車が回転
しようとすれば残りのピニオン歯車の全部が回転
すると共に、その回転量も全てのピニオン歯車で
同じとなる。そして、全てのピニオン歯車に固定
側板に対し直角方向に配設したラツクが噛合して
いるので、可動側板の4隅部近くに設けた全ての
ピニオン歯車が同じ量だけ回転することにより、
該全てのピニオン歯車がラツク上を同一の距離だ
け移動することになり、結局可動側板の4隅部は
同時に同一の距離だけ移動することが可能とな
る。
自在に設けられたピニオン歯車は互いに連動する
ようにしているから、1個のピニオン歯車が回転
しようとすれば残りのピニオン歯車の全部が回転
すると共に、その回転量も全てのピニオン歯車で
同じとなる。そして、全てのピニオン歯車に固定
側板に対し直角方向に配設したラツクが噛合して
いるので、可動側板の4隅部近くに設けた全ての
ピニオン歯車が同じ量だけ回転することにより、
該全てのピニオン歯車がラツク上を同一の距離だ
け移動することになり、結局可動側板の4隅部は
同時に同一の距離だけ移動することが可能とな
る。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図は、本考案の実施例を示す斜視図であ
る。天板1と底板2は、亜鉛メツキ鋼板等をプレ
スにて曲げ加工して適度な剛性を持たせた成形品
である。固定側板4と可動側板5は、内面に多数
の平行な支持溝10,10,10……が形成さ
れ、外面には長手方向の両端部よりやや内側に互
いに向い合つた一対の鉤形片12,12を上下に
複数並設した単位13を複数枚組み合せた構成と
している。つまり、固定側板4と可動側板5は、
夫々単位板13を同一平面内に上下に複数枚重ね
合せて外面の一対の鉤形片12,12内にハツト
材14の舌片15を差し込んで、複数枚の単位板
13を串刺し状にして一体化している。固定側板
4は、ハツト形材14の上下端に取付けられたア
ングル材16にて、収納枠17の左右いずれか一
方の端で天板1と底板2に固着されている。収納
枠17の他方の端の角部には支柱18を立設し、
天板1と底板2とを一定の間隔に支持固定してい
る。つまり、天板1と底板2、固定側板4のハツ
ト形材14とアングル材16及び支柱18にて、
収納枠としての剛性のある箱体が完成される。可
動側板5が固定側板4と向い合つた状態で行に移
動して、固定側板4に近づけたり遠ざけたりでき
るように、天板1と底板2の内面に、ガイドレー
ル19を固定側板4に対して直角方向に配設する
と共に、該ガイドレール19を跨いで摺動自在な
スライダ20を設けている。ガイドレール19
は、可動側板5の4隅部近くに設けたピニオン歯
車21に対応させた位置に、つまり天板1と底板
2に各2本(合計4本)を、取付けている。
る。天板1と底板2は、亜鉛メツキ鋼板等をプレ
スにて曲げ加工して適度な剛性を持たせた成形品
である。固定側板4と可動側板5は、内面に多数
の平行な支持溝10,10,10……が形成さ
れ、外面には長手方向の両端部よりやや内側に互
いに向い合つた一対の鉤形片12,12を上下に
複数並設した単位13を複数枚組み合せた構成と
している。つまり、固定側板4と可動側板5は、
夫々単位板13を同一平面内に上下に複数枚重ね
合せて外面の一対の鉤形片12,12内にハツト
材14の舌片15を差し込んで、複数枚の単位板
13を串刺し状にして一体化している。固定側板
4は、ハツト形材14の上下端に取付けられたア
ングル材16にて、収納枠17の左右いずれか一
方の端で天板1と底板2に固着されている。収納
枠17の他方の端の角部には支柱18を立設し、
天板1と底板2とを一定の間隔に支持固定してい
る。つまり、天板1と底板2、固定側板4のハツ
ト形材14とアングル材16及び支柱18にて、
収納枠としての剛性のある箱体が完成される。可
動側板5が固定側板4と向い合つた状態で行に移
動して、固定側板4に近づけたり遠ざけたりでき
るように、天板1と底板2の内面に、ガイドレー
ル19を固定側板4に対して直角方向に配設する
と共に、該ガイドレール19を跨いで摺動自在な
スライダ20を設けている。ガイドレール19
は、可動側板5の4隅部近くに設けたピニオン歯
車21に対応させた位置に、つまり天板1と底板
2に各2本(合計4本)を、取付けている。
第2図は、本考案の実施例の要部を示す一部破
断した斜視図である。可動側板5のハツト形材1
4の上下端にスライダ20を固着している。スラ
イダ20の内部には、軸心が直交するよう配置し
た2個のピニオン歯車21,21を回動自在に設
けている。4個のスライダ20,20,20,2
0の隣り合う2個のスライダ20,20の内部に
設けられたピニオン歯車21,21は、一本の回
転軸22で連結されている。ガイドレール19の
水平面上23と垂直側面24には、スライダ20
内に設けたピニオン歯車21,21と噛合するラ
ツク25がその全長に渡って刻設されている。し
たがつて、可動側板5の4隅近くにスライダ20
とピニオン歯車21が位置しており、これらに対
応して天板1と底板2の内面にガイドレール19
とラツク25が設けられているので、ガイドレー
ル19とスライダ20の組み合せ及びラツク25
とピニオン歯車21の組み合せの作用により、可
動側板5の円滑な平行移動を可能としている。
断した斜視図である。可動側板5のハツト形材1
4の上下端にスライダ20を固着している。スラ
イダ20の内部には、軸心が直交するよう配置し
た2個のピニオン歯車21,21を回動自在に設
けている。4個のスライダ20,20,20,2
0の隣り合う2個のスライダ20,20の内部に
設けられたピニオン歯車21,21は、一本の回
転軸22で連結されている。ガイドレール19の
水平面上23と垂直側面24には、スライダ20
内に設けたピニオン歯車21,21と噛合するラ
ツク25がその全長に渡って刻設されている。し
たがつて、可動側板5の4隅近くにスライダ20
とピニオン歯車21が位置しており、これらに対
応して天板1と底板2の内面にガイドレール19
とラツク25が設けられているので、ガイドレー
ル19とスライダ20の組み合せ及びラツク25
とピニオン歯車21の組み合せの作用により、可
動側板5の円滑な平行移動を可能としている。
図示実施例では、可動側板5の4隅部近くに設
けた4個のスライダ20,20,20,20の全
てに、軸心が直交するように配置した2個のピニ
オン歯車21,21を設けて、全部で8個のピニ
オン歯車21,21,21,……を使用している
が、本考案はこれに限られるものではない。要す
るに、可動側板5の4隅が同じ量だけ移動できる
構造であればよいので、少くともスライダ1個に
つき1個のピニオン歯車を備え、これに対応した
ラツクを4箇所設ければよい。
けた4個のスライダ20,20,20,20の全
てに、軸心が直交するように配置した2個のピニ
オン歯車21,21を設けて、全部で8個のピニ
オン歯車21,21,21,……を使用している
が、本考案はこれに限られるものではない。要す
るに、可動側板5の4隅が同じ量だけ移動できる
構造であればよいので、少くともスライダ1個に
つき1個のピニオン歯車を備え、これに対応した
ラツクを4箇所設ければよい。
第3図は、本考案の実施例に採用している挾圧
式の固定手段の分解斜視図である。スラダ20の
一部には、天板1及び底板2の内面に接触する固
定片26が突設しており(第1図参照)、該固定
片26には天板1と底板2とに穿設したガイドレ
ール19と平行な長孔6に対応させて取付孔27
を穿設している。固定片26上には、取付孔27
と長孔6を貫通し長孔6の裏側に膨大頭部28を
有するテンシヨンロツド29をレバー30の簡単
な揺動操作により固定片26側に引き寄せたり離
したりできるよう、カム面31を外周に形成した
ロツクレバー32がテンシヨンロツド29とピン
結合して設けられている。図示実施例では、レバ
ー30を寝せた時にテンシヨンロツド29が固定
片26から遠ざかり、膨大頭部28が長孔6の裏
側から離れてロツク解除の状態となり、レバー3
0を起こした時にテンシヨンロツド29が固定片
26に近づき、膨大頭部28が長孔6の裏側に強
く押し当てられてロツクの状態となるよう、カム
面31の形状が設計されている。本考案の挾圧式
の固定手段は、図示実施例のような外周にカム面
31を形成したロツクレバー32に限られるもの
ではなく、テンシヨンロツド29の外周に長孔6
の幅に合せた平行な2面を形成するなどして回り
止め手段を施すと共にテンシヨンロツド29に雌
ねじを設けて固定片26上からボルトをねじ込
み、該ボルトの回転操作によつてテンシヨンロツ
ド29を固定片26側に引き寄せたり離したりで
きるようにしてもよい。
式の固定手段の分解斜視図である。スラダ20の
一部には、天板1及び底板2の内面に接触する固
定片26が突設しており(第1図参照)、該固定
片26には天板1と底板2とに穿設したガイドレ
ール19と平行な長孔6に対応させて取付孔27
を穿設している。固定片26上には、取付孔27
と長孔6を貫通し長孔6の裏側に膨大頭部28を
有するテンシヨンロツド29をレバー30の簡単
な揺動操作により固定片26側に引き寄せたり離
したりできるよう、カム面31を外周に形成した
ロツクレバー32がテンシヨンロツド29とピン
結合して設けられている。図示実施例では、レバ
ー30を寝せた時にテンシヨンロツド29が固定
片26から遠ざかり、膨大頭部28が長孔6の裏
側から離れてロツク解除の状態となり、レバー3
0を起こした時にテンシヨンロツド29が固定片
26に近づき、膨大頭部28が長孔6の裏側に強
く押し当てられてロツクの状態となるよう、カム
面31の形状が設計されている。本考案の挾圧式
の固定手段は、図示実施例のような外周にカム面
31を形成したロツクレバー32に限られるもの
ではなく、テンシヨンロツド29の外周に長孔6
の幅に合せた平行な2面を形成するなどして回り
止め手段を施すと共にテンシヨンロツド29に雌
ねじを設けて固定片26上からボルトをねじ込
み、該ボルトの回転操作によつてテンシヨンロツ
ド29を固定片26側に引き寄せたり離したりで
きるようにしてもよい。
次に、本考案の使用方法を図示実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
収納すべき板材11の幅寸法より、固定側板4
と可動側板5との夫々の内面に形成されている支
持溝10,10,10……の同一水平面上の間隔
をやや広めに設定する方法について説明する。ま
ず、ロツクレバー32のレバー30を寝かせてロ
ツク解除の状態にする。次に、可動側板5の一部
に押すか引くかの力を加える。これにより、可動
側板5を移動させる力が発生し、可動側板5の4
隅近くに設けたスライダ20内のピニオン歯車2
1のいずれか1個(最も大きな力がかかる部分に
相当するもの)が回転しようとするが、ピニオン
歯車21は全て隣り合つたピニオン歯車21と連
動するようになつているから、結局4箇所のスラ
イダ20内にある全てのピニオン歯車21が同時
に同じ量だけ回転することになり、全てのピニオ
ン歯車21がラツク25上を転がることにより可
動側板5の4隅が同じ量だけ移動することにな
る。したがつて、他に何の力も必要としないで、
可動側板5が固定側板4に向い合った状態で平行
移動できる。そこで、収納すべき板材11を、固
定側板4と可動側板5の同一水平面上に形成され
た一対の支持溝10,10のいずれかの1箇所に
仮挿入して(板材11を位置合せの治具として使
用して)、該支持溝10,10に掛け渡された状
態に支持できる位置で可動側板5を移動させよう
とする力を除去して、ロツクレバー32のレバー
30を起こしてロツク状態にする。以上の操作
で、可動側板5の位置決めが完了し、後は一般の
収納幅の調節のできない収納枠と同様の使用方法
により、複数の板材を収納して運搬されるもので
あるから、説明は省略する。
と可動側板5との夫々の内面に形成されている支
持溝10,10,10……の同一水平面上の間隔
をやや広めに設定する方法について説明する。ま
ず、ロツクレバー32のレバー30を寝かせてロ
ツク解除の状態にする。次に、可動側板5の一部
に押すか引くかの力を加える。これにより、可動
側板5を移動させる力が発生し、可動側板5の4
隅近くに設けたスライダ20内のピニオン歯車2
1のいずれか1個(最も大きな力がかかる部分に
相当するもの)が回転しようとするが、ピニオン
歯車21は全て隣り合つたピニオン歯車21と連
動するようになつているから、結局4箇所のスラ
イダ20内にある全てのピニオン歯車21が同時
に同じ量だけ回転することになり、全てのピニオ
ン歯車21がラツク25上を転がることにより可
動側板5の4隅が同じ量だけ移動することにな
る。したがつて、他に何の力も必要としないで、
可動側板5が固定側板4に向い合った状態で平行
移動できる。そこで、収納すべき板材11を、固
定側板4と可動側板5の同一水平面上に形成され
た一対の支持溝10,10のいずれかの1箇所に
仮挿入して(板材11を位置合せの治具として使
用して)、該支持溝10,10に掛け渡された状
態に支持できる位置で可動側板5を移動させよう
とする力を除去して、ロツクレバー32のレバー
30を起こしてロツク状態にする。以上の操作
で、可動側板5の位置決めが完了し、後は一般の
収納幅の調節のできない収納枠と同様の使用方法
により、複数の板材を収納して運搬されるもので
あるから、説明は省略する。
(考案の効果)
本考案によれば、可動側板を固定側板と向い合
つた状態に平行移動させる場合において、可動側
板のどの箇所(1箇所でも複数箇所でもよい)に
力を加えても、可動側板全体が同じ量だけ移動で
きるようになつているので、従来のように人為的
に可動側板の4隅を同じ量だけ動かそうとする必
要はない。そのため移動操作の煩わしさがなくな
ると共に、移動が円滑であるから操作力も僅かで
すむ。
つた状態に平行移動させる場合において、可動側
板のどの箇所(1箇所でも複数箇所でもよい)に
力を加えても、可動側板全体が同じ量だけ移動で
きるようになつているので、従来のように人為的
に可動側板の4隅を同じ量だけ動かそうとする必
要はない。そのため移動操作の煩わしさがなくな
ると共に、移動が円滑であるから操作力も僅かで
すむ。
また、収納幅決定に伴う可動側板の位置合せ作
業において、可動側板が常に固定側板と向い合つ
た状態が平行であるから、可動側板のどこか1箇
所を収納する板材に合わせるだけで全体の収納幅
が一度に調節できるため、従来のように可動側板
の4隅を1箇所ずつ調節していくような煩しさも
ない。
業において、可動側板が常に固定側板と向い合つ
た状態が平行であるから、可動側板のどこか1箇
所を収納する板材に合わせるだけで全体の収納幅
が一度に調節できるため、従来のように可動側板
の4隅を1箇所ずつ調節していくような煩しさも
ない。
したがつて、本考案により、収納幅調節に伴う
移動操作と位置決め操作を容易迅速に行なうこと
ができる収納枠が提供できたことになる。
移動操作と位置決め操作を容易迅速に行なうこと
ができる収納枠が提供できたことになる。
第1図は、本考案の実施例を示す斜視図であ
る。第2図は、本考案の実施例の要部を示す一部
破断した斜視図である。第3図は、本考案の実施
例の挾圧式の固定手段を示す分解斜視図である。
第4図は、従来の技術を示す斜視図である。 1は天板、2は底板、3,18は支柱、4は固
定側板、5は可動側板、6は長孔、10は支持
溝、11は板材、14はハツト形材、16はアン
グル材、17は収納枠、19はガイドレール、2
0はスライダ、21はピニオン歯車、22は回転
軸、25はラツク、26は固定片、32はロツク
レバー(挾圧式の固定手段)。
る。第2図は、本考案の実施例の要部を示す一部
破断した斜視図である。第3図は、本考案の実施
例の挾圧式の固定手段を示す分解斜視図である。
第4図は、従来の技術を示す斜視図である。 1は天板、2は底板、3,18は支柱、4は固
定側板、5は可動側板、6は長孔、10は支持
溝、11は板材、14はハツト形材、16はアン
グル材、17は収納枠、19はガイドレール、2
0はスライダ、21はピニオン歯車、22は回転
軸、25はラツク、26は固定片、32はロツク
レバー(挾圧式の固定手段)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一定間隔をあけて設けられた天板と底板との
間に2枚の直立する側 板を向い合わせて設
け、該側板の一方を固定側板とし他方を該固定
側板と平行な状態で移動でき所望の位置で固定
できる可動側板とした収納枠において、可動側
板の4隅部近くに互いに連動する少なくとも各
1個のピニオン歯車を回動自在に設け、該全て
のピニオン歯車と噛合するラツクを刻設したガ
イドレールを固定側板に対して直角方向になる
よう天板及び底板の内面に配設したことを特徴
とする収納幅可変式板材収納枠。 (2) 天板と底板には夫々ガイドレールと平行な長
孔を穿設し、該長孔を貫通し表と裏から挾圧す
る固定手段を設けると共に、該固定手段の操作
部を天板と底板の内側に設けた実用新案登録請
求の範囲第1項記載の収納幅可変式板材収納
枠。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986153117U JPH0429595Y2 (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | |
US07/093,626 US4761044A (en) | 1986-10-07 | 1987-09-08 | Frame structure for housing panel plates |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986153117U JPH0429595Y2 (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS6359388U JPS6359388U (ja) | 1988-04-20 |
JPH0429595Y2 true JPH0429595Y2 (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=15555341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986153117U Expired JPH0429595Y2 (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 |
Country Status (2)
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JP (1) | JPH0429595Y2 (ja) |
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