JPH04295690A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JPH04295690A
JPH04295690A JP3084486A JP8448691A JPH04295690A JP H04295690 A JPH04295690 A JP H04295690A JP 3084486 A JP3084486 A JP 3084486A JP 8448691 A JP8448691 A JP 8448691A JP H04295690 A JPH04295690 A JP H04295690A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のメモリセルによ
って構成されている半導体メモリ、特に、複数のメモリ
セルがそれぞれ強誘電体コンデンサとゲ−ト用トランジ
スタとによって構成され、情報の読み出しに先だってビ
ット線をプリチャ−ジすることによりダミ−用メモリセ
ルを省くようにした半導体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、強誘電材料からなる絶縁層を持つ
コンデンサ(以下、これを強誘電体コンデンサという)
を各メモリセルに用いてなる半導体メモリが開発されて
おり、この種の半導体メモリは、例えば、特開昭63−
201998号、特開昭64−66897号、特開平1
−158691号等に開示されている。
【0003】図8は、従来のこの種の半導体メモリにお
ける1つのメモリセル部分を示す回路構成図である。
【0004】図において、1はメモリセル、10はダミ
−用メモリセル、11はゲ−ト用トランジスタ、12は
強誘電体コンデンサ、30はワ−ド線、35はプレ−ト
線、40はビット線、43は反転ビット線をそれぞれ示
し、メモリセル1は1個の強誘電体コンデンサ12と1
個のゲ−ト用トランジスタ11とで1ビットメモリセル
を構成している。
【0005】始めに、前記メモリセル1に対する情報の
書き込み動作について説明する。
【0006】図9に示すように、プレ−ト線35を0V
に維持した状態で、ビット線40に正電圧の書き込み信
号50を供給し、その書き込み信号50の供給期間にワ
−ド線30に同じく正電圧の制御パルスを51を供給す
ると、トランジスタ11のソ−スSに正の電圧信号52
が発生し、この電圧信号52が強誘電体コンデンサ12
間に印加される。このとき、強誘電体コンデンサ12で
は電圧信号52により中にある強誘電材料に電界が加え
られて分極を生じるが、この分極ベクトルはトランジス
タ11の方向を向くようになり、それにより強誘電体コ
ンデンサ12に情報”1”が記憶されたことになる。
【0007】一方、図10に示すように、ビット線40
を0Vに維持した状態で、プレ−ト線35に正電圧の書
き込み信号54を供給し、その書き込み信号54の供給
期間にワ−ド線30に同じく正電圧の制御パルスを55
を供給すると、トランジスタ11のソ−スSはビット線
40と同じ0Vに維持されているので、強誘電体コンデ
ンサ12間には正電圧の電圧信号が印加されることにな
る。このとき、強誘電体コンデンサ12ではこの電圧信
号により強誘電材料に電界が加えられて同様に分極を生
じるが、この分極ベクトルは前の場合と逆にプレ−ト線
35の方向を向くようになり、強誘電体コンデンサ12
に情報”0”が記憶されたことになる。
【0008】図11は、強誘電体コンデンサ12の強誘
電材料における電界と分極との履歴を表すヒステリシス
曲線を示している。
【0009】この図において、横軸は電界、縦軸は分極
を表し、前述のように、分極ベクトルがトランジスタ1
1の方向を向いている場合に情報”1”、プレート線3
5の方向を向いている場合に情報”0”が記憶されてい
るものとし、その時の電荷をそれぞれQ1、Q0(ただ
し、Q1=−Q0)としたとき、これらの電荷Q1、Q
0は強誘電材料の残留分極に対応するものであって、当
該残留分極は強誘電体コンデンサ3の両端に電位差が与
えられていない場合においても保持されているものであ
るから、当該電荷Q1、Q0のいずれかを保持すること
により、強誘電体コンデンサ12に情報”1”か”0”
を不揮発状態で記憶できるものである。
【0010】次に、前記メモリセル1に対する情報の読
み出し動作について説明する。
【0011】図12に示すように、ビット線40を0V
に維持した状態で、ワ−ド線30に正電圧の読み出し信
号56を供給し、その読み出し信号56の供給期間にプ
レ−ト線35に正電圧の制御パルスを57を供給する。 このとき、強誘電体コンデンサ12中に情報”1”(電
荷Q1)が記憶されている場合は、トランジスタ11の
ドレインDの電圧は図の曲線58のように変化し、ビッ
ト線40の電位をΔV(=ΔQ1)だけ正方向に増大さ
せ、強誘電体コンデンサ12中に情報”0”(電荷Q0
)が記憶されている場合は、トランジスタ11のドレイ
ンDの電圧は図の曲線59のように変化し、ビット線4
0の電位をΔV(=ΔQ0)だけ正方向に増大させる。
【0012】この場合、図示されているように、電位の
増分ΔQ1、ΔQ0の間にはΔQ1>ΔQ0の関係があ
り、ビット線40の電位変化は強誘電体コンデンサ12
の中に情報”1”(電荷Q1)が記憶されている場合の
方が大きいので、ビット線40におけるこの電位変化を
センス増幅器で検出すれば、その大きさにより強誘電体
コンデンサ12中の情報”1”か”0”を読み取ること
ができるものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の半導体メモ
リにおいては、情報読み出しの際に、情報が”1”であ
るか”0”であるかの判断を行うときのビット線40の
電位変化基準として、図8に示すように、反転ビット線
43に当該読み出しを行うメモリセル1に記憶された情
報と相補な情報(メモリセル1に情報”1”が記憶され
ている場合には情報”0”、また、情報”0”が記憶さ
れている場合には情報”1”)が記憶されているダミー
用メモリセル10を接続し、1回の読み出し動作時に、
メモリセル1とダミー用メモリセル10の読み出しを同
時に行い、ダミー用メモリセル10の情報を読み出した
際の反転ビット線43の電位変化と、メモリセル1の情
報を読み出した際のビット線40の電位変化とを比較す
ることによって、メモリセル1の情報が”1”であるか
または”0”であるかの判断を行っていた。
【0014】このため、従来の半導体メモリは、1ビッ
トの情報を記憶させるために2つのメモリセル1、10
を必要とすることになり、本来の情報を記憶するための
記憶容量が半減してしまうという問題点があった。
【0015】前記問題点を解決するため、各メモリセル
1に内蔵されたコンデンサ12の容量と異なる容量を持
つコンデンサを内蔵した共通の1個のダミー用メモリセ
ルを設け、当該ダミー用メモリセルを前記各メモリセル
1とともに1本のビット線40に接続することにより、
メモリセルの数を少なくした読み出し手段も既に提案さ
れているところである。
【0016】図13は、当該共通のダミー用メモリセル
で得られた基準電位を利用し、読み出すべきメモリセル
1の記憶情報の判断を行っている前記読み出し手段に用
いる各部の信号波形図である。
【0017】そして、図における読み出し信号60、制
御パルス61、強誘電体コンデンサ12中に情報”1”
が記憶されている場合のトランジスタ11のドレインD
の電圧変化曲線63、強誘電体コンデンサ12中に情報
”0”が記憶されている場合のトランジスタ11のドレ
インDの電圧変化曲線64は、それぞれ、図12におけ
る読み出し信号56、制御パルス57、情報”1”のと
きの電圧変化曲線58、情報”0”のときの電圧変化曲
線59に対応する。なお、曲線65は共通のダミー用メ
モリセルで得られる電圧である。
【0018】この読み出し手段における読み出し動作は
、既に述べた各別のダミー用メモリセル10を用いたメ
モリセル1の読み出し動作をほぼ同じであるが、前記読
み出し手段においては、共通のダミー用メモリセルで得
られる基準電位65はメモリセル1の情報”1”と”0
”を読み出すことにより得られる電位のほぼ中間の電位
になるので、当該中間の電位65を基準にしてメモリセ
ル1より得られる電位の大小を判別すれば、メモリセル
1の情報が”1”であるかまたは”0”であるかの判断
を行うことができる。
【0019】しかしながら、前記読み出し手段は、各別
のダミー用メモリセル10を用いた読み出し手段を採用
するものに比べると、本来の情報の記憶に用いられるメ
モリセル数を相対的に増大させ、それにより記憶容量を
増大させることができる反面、ダミー用メモリセルの反
転(読み出し)回数が極端に多くなるため、当該ダミー
用メモリセルのコンデンサとして強誘電体コンデンサを
用いたときには、分極の鈍りが大きくなって、当該ダミ
ー用メモリセルで得られる基準電位が変化してしまうと
いう新たな問題点が発生する。
【0020】この問題点の解決には、当該ダミー用メモ
リセルを構成するコンデンサとして強誘電体コンデンサ
以外のコンデンサを用いることが考えられ、例えば、前
記コンデンサの誘電材料として2酸化珪素(SiO2 
)を用いようとすれば、2酸化珪素は誘電率が小さいた
めコンデンサは大型のものになり、また、2酸化珪素よ
りの高誘電率の誘電材料を用いようとすれば、新たな製
造プロセスが必要となって半導体メモリの製造コストが
上昇してしまうという欠点がある。さらに、前記手段で
は、情報”1”や”0”の読み出しの際に得られる微小
な電位のさらに中間の電位を発生させる必要を有するも
のであるため、前記新たな製造プロセスを採用したとき
には、その採用時の条件のバラツキ等により前記中間の
電位が変動してしまうという別の問題点も発生すること
になる。
【0021】本発明は、このような各種の問題点を解決
するために考案されもので、ダミー用メモリセルを用い
ることなしに、メモリセルからの情報を読み出して”1
”と”0”の判断が行える半導体メモリを提供すること
を主たる目的としている。
【0022】また、本発明は、集積度がより高くなるよ
うにメモリセルを配置した半導体メモリを提供すること
を付随的な目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記主たる目的の達成の
ために、本発明は、それぞれ強誘電体コンデンサとトラ
ンジスタとからなる第1及び第2のメモリセルと、第1
のメモリセルの強誘電体コンデンサに接続された第1の
プレート線と、第2のメモリセルの強誘電体コンデンサ
に接続された第2のプレート線と、第1のメモリセルの
トランジスタのゲートに接続された第1のワード線と、
第2のメモリセルのトランジスタのゲートに接続された
第2のワード線と、第1のメモリセルのトランジスタに
接続された第1のビット線と、第2のメモリセルのトラ
ンジスタに接続された第2のビット線と、第1及び第2
のビット線に接続されたセンスアンプを具備し、情報の
読み出しに先だって第1及び第2のビット線を所定電位
にプリチャージする手段を備えたものである。
【0024】また、前記付随的な目的の達成のために、
本発明は、各プレート線と各ビット線を平行配置させ、
半導体メモリの集積度向上を図るようにしたものである
【0025】
【作用】図1は本発明の第1の実施例を示す回路構成図
であり、また、図2及び図3はそれぞれ強誘電材料にお
ける電界と分極とのヒステリシス曲線とその曲線上の電
荷履歴図である。
【0026】以下、これらの図を用いて本発明の半導体
メモリの作用について説明する。
【0027】まず、ビット線40にプリチャージ電圧V
bを供給し、また、プレート線35に制御パルス信号6
0を供給する。このとき、前記制御パルス信号60の電
圧値Vpは電源電圧(Vcc)に等しいものであり、前
記プリチャージ電圧Vbは強誘電コンデンサ12の強誘
電材料膜の抗電界Ecに対応した電圧Vc(ここで、強
誘電材料膜の厚さをdとすると、電圧VcはEc×dで
求まる)に等しいものである。
【0028】次に、ワード線30に読み出し信号61を
供給すると、強誘電体コンデンサ12間には、ほぼ(V
p−Vb)の電位が印加される。ここで、当該強誘電材
料における分極方向が完全に反転する電界の大きさをE
maxとすると、一般に、前記抗電界EcはEmaxの
3分の1程度の大きさであるから、次式、 Vc=Emax/3  …  …  (1)が成立する
【0029】いま、強誘電体コンデンサ12に初期状態
として情報”1”が記憶され、電荷Q1が保持されてい
る場合に、その電荷Q1の極性を完全に反転させるため
には、強誘電体コンデンサ12間に印加される電位(V
p−Vb)がEmaxより大きければよいから、Vp−
Vb>Emax  …  …  (2)の関係があれば
足りる。
【0030】ここで、Vp=Vcc、Vb=Vc=Vc
c−Emax/3の関係があるから、(2)式を変形す
ると、Vcc−Emax/3>Emax  …  … 
 (3)が得られ、(3)式からさらに、   Vcc>(4/3)×Emax、または、Vcc>
4×Vc  …  …  (4)が成立する。
【0031】(4)式から、Vb=Vc=Vcc/4に
選べば、即ち、前記プリチャージ電圧Vbを電源電圧V
ccの4分の1以上に選べば、電荷Q1の極性は完全に
反転し、強誘電体コンデンサ12の電荷は図2の点Aの
位置に変遷し、ビット線40の電位は図4の曲線62の
ように変遷する。
【0032】このとき、プレート線35の電位を0Vに
戻すと、強誘電体コンデンサ12間の電位差はほぼ(−
Vb)=(−Vc)になって、強誘電体コンデンサ12
の電荷はほぼ0になるので、現在の電荷と初期状態の電
荷Q1との差はほぼQ1>0になり、ビット線40の電
位は図4の曲線64のように変遷する。
【0033】一方、強誘電体コンデンサ12に初期状態
として情報”0”が記憶され、電荷Q0が保持されてい
る場合には、強誘電体コンデンサ12間にEmax以上
の電位(Vp−Vb)を供給したとしても、前記電圧(
Vp−Vb)により形成される電界の向きが既に保持さ
れている分極向きと同方向であるので、前記電圧(Vp
−Vb)供給によっても電荷の反転は行われず、電荷Q
0は単に図3の点Aの位置にくるように変遷するだけで
あって、ビット線40の電位は図4の曲線63に示すよ
うに変遷する。
【0034】そして、このとき、プレート線35の電位
を0Vに戻すと、前の場合と同様に、強誘電体コンデン
サ12の電荷はほぼ0になり、現在の電荷と初期状態の
電荷Q0の差は符号が反転してほぼ(−Q0)<0にな
るとともに、ビット線40の電位は図4の曲線65に示
すように変遷する。
【0035】従って、初期状態に記憶されていた電荷Q
1、Q0の極性に応じて、電荷の状態が変化し、それに
比例してビット線40の電位も変化する。即ち、電荷Q
1が記憶されている場合は電荷が増加して、ビット線4
0の電位は前記曲線62に示すように以前の状態よりも
上昇し、また、電荷Q0が記憶されている場合は電荷が
減少して、ビット線40の電位は前記曲線63に示すよ
うに以前の状態よりも下降する。
【0036】一方、図4に示す線68は、基準電圧(プ
リチャージ電圧Vb)が供給されている他のビット線4
1の電圧状態を示すもので、メモリセル1の情報の読み
出し時には前記基準電圧(プリチャージ電圧Vb)を維
持するように構成されているので、この基準電圧(プリ
チャージ電圧Vb)を用いてビット線40の情報の検出
を行えば、当該情報の”1”または”0”の判断を行う
ことができる。
【0037】このように、プリチャージ電圧Vbを基準
電圧にしてメモリセル1の情報の検出を行えば、ダミー
用メモリセルを特に用意しなくても、メモリセル1に記
憶されている情報を読み出したときにその”1”または
”0”の判断が可能になる。
【0038】この場合、判断の基準として用いる反転ビ
ット線41としては、判断されるビット線40と全く同
一構成の他のビット線であって、当該反転ビット線41
は、ある期間に反転ビット線に選ばれたとしても、別の
ある期間には情報を書き込みまたは読み出すためのビッ
ト線として用いられるものである。
【0039】さらに、メモリセル1からの情報の感知(
センス)を行った後に、当該メモリセル1に情報の再書
き込みを行うためには、再書き込みの情報が”1”であ
る場合は電荷の状態をヒステリシス曲線の点A’に変遷
させ、再書き込みの情報が”0”である場合は電荷の状
態を当該曲線の点Aに変遷させればよい。即ち、再書き
込みの情報が”1”である場合は強誘電体コンデンサ1
2に−Emaxを印加し、再書き込みの情報が”0”で
ある場合は強誘電体コンデンサ12にEmaxを印加す
ればよい。
【0040】このため、前記情報が”1”である場合は
ビット線40の電位を図4の曲線66に示すようにVc
cに、かつ、プレート線35の電位を0Vにし、また、
前記情報が”0”である場合はビット線40の電位を図
4の曲線67に示すように0Vにし、かつ、プレート線
35の電位をVccにすればよい。
【0041】また、前記情報の再書き込み時には、前記
情報が”1”である場合は前記他のビット線41の電位
を図4の曲線70に示すように0Vにし、前記情報が”
0”である場合は前記他のビット線41の電位を図4の
曲線69に示すようにVccにする。
【0042】以上は本発明の半導体メモリの作用につい
て説明を行ったものであるが、前述の作用と比較のため
に、ビット線40にプリチャージ電圧Vbを供給しない
場合の作用を図14乃至図16を用いて説明する。
【0043】図14は、強誘電体コンデンサ12におけ
る初期状態の電荷がQ1である場合のヒステリシス曲線
上の変遷を示す図であり、図15は、強誘電体コンデン
サ12における初期状態の電荷がQ0である場合のヒス
テリシス曲線上の変遷を示す図である。また、図16は
図4に対応させた各部の信号波形図である。
【0044】ビット線40にプリチャージ電圧Vbを供
給せずに、ワ−ド線30に読み出し信号71を供給し、
かつ、プレ−ト線35に制御パルス72を供給すると、
図14及び図15に示すように、その初期状態に係わら
ず、電荷の状態はヒステリシス曲線上のA点に変遷し、
ビット線40の電位は図16の曲線73に示すように上
昇する。また、反転ビット線41の電位も図16の曲線
74に示すように僅かに上昇する。
【0045】次に、プレ−ト線35が0Vに戻った時に
、強誘電体コンデンサ12は、図14及び図15に示す
ように、その初期状態に係わらず、電荷の状態はヒステ
リシス曲線上のQ0点に変遷する。即ち、初期状態の電
荷がQ1の場合は電荷の変化がQ0−Q1(=2×Q0
)であり、ビット線40の電位は図16の曲線73に示
すように0Vよりも上昇するが、初期状態の電荷がQ0
の場合は、Q0−Q0(=0)であって、ビット線40
の電位は反転ビット線41の電位と同様に0Vに戻って
しまうものである。
【0046】このように、ビット線40にプリチャージ
電圧Vbを供給しない半導体メモリにおいては、前述の
ような本発明の半導体メモリが奏する作用が期待できず
、メモリセル1における情報の正しい検出ができないも
のである。
【0047】即ち、初期状態に応じてビット線電位が正
負に分かれるためには、ビット線をプリチャージしなけ
ればならない。
【0048】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0049】図1は、本発明の半導体メモリの第1の実
施例を示す回路構成図であり、図4は図1の実施例にお
ける各部の動作信号波形図である。
【0050】図において、1は第1のメモリセル、2は
第2のメモリセル、11、13はゲ−ト用トランジスタ
、12、14は強誘電体コンデンサ、30、31は第1
、第2のワード線、35、36は第1、第2のプレ−ト
線、40、41は第1、第2のビット線、45はセンス
アンプである。
【0051】そして、第1のメモリセル1はゲ−ト用ト
ランジスタ11と強誘電体コンデンサ12からなり、第
2のメモリセル2はゲ−ト用トランジスタ13と強誘電
体コンデンサ14からなっている。第1のメモリセル1
の強誘電体コンデンサ12の一端は第1のプレート線3
5に接続され、第2のメモリセル2の強誘電体コンデン
サ14の一端は第2のプレート線36に接続されている
。第1のメモリセル1のトランジスタ11のゲートは第
1のワード線30に接続され、第2のメモリセル2のト
ランジスタ13のゲートは第2のワード線31に接続さ
れている。また、第1及び第2のビット線40、41は
センスアンプ45に接続されている。
【0052】本実施例は、以下に述べるような動作を行
う。
【0053】ただし、ここでは、第1のメモリセル1に
記憶されている情報を読み出す場合について説明を行う
が、このときには第2のメモリセル2に記憶されている
情報は無関係であるから、前記読み出し動作の期間中、
第2のワード線31は0Vであって、ゲ−ト用トランジ
スタ13はカットオフされており、第2のプレート線3
6は開放状態になっている。
【0054】始めに、第1及び第2のビット線40、4
1を電圧Vb(Vc)でプリチャージするが、このとき
に第2のビット線41は反転ビット線として用いる。次
に、第1のプレート線35に制御パルス60として電源
電圧Vccを印加し、やや遅れて第1のワード線30に
読み出し信号61として電源電圧Vccを印加する。こ
こで、読み出し信号61が印加されるまでは、ゲ−ト用
トランジスタ11がカットオフされていて、強誘電体コ
ンデンサ12間には電位差が与えられていないので、強
誘電体コンデンサ12内で電荷は移動しない。ところが
、読み出し信号61が印加されると、ゲ−ト用トランジ
スタ11がオンになるので、強誘電体コンデンサ12に
は(Vcc−Vc)の電位差が与えられる。既に述べた
ように、プリチャージ電圧Vb(Vc)を電源電圧Vc
cの4分の1になるように、強誘電体コンデンサ12に
おける強誘電体の膜厚dを設定しておけば、Vcc−V
c=3×Vcとなって、強誘電体コンデンサ12の初期
状態の電荷がQ1であっても、電荷は極性が反転されて
図2に示されるヒステリシス曲線上の点Aまで変遷する
。その結果、第1のビット線40の電位は図4の曲線6
2に示すようにプリチャージ電圧Vb(Vc)より上昇
する。
【0055】次に、第1のプレート線35の制御パルス
60の電位が0Vに戻ると、強誘電体コンデンサ12に
は(−Vc)の電位差、即ち、抗電界Ecが加わり、そ
の電荷は殆ど0になる。このため、強誘電体コンデンサ
12の初期状態の電荷がQ1(情報”1”)である場合
は−Q1(=Q0>0)だけ電荷が移動、即ち、Q0の
電荷が入り込んだことになる。一方、強誘電体コンデン
サ12の初期状態の電荷がQ0(情報”0”)である場
合は−Q0(<0)だけ電荷が移動、即ち、Q0の電荷
が出ていったことになる。
【0056】従って、図4の曲線64に示すように、初
期状態の電荷がQ1(情報”1”)である場合は、第1
のビット線40の電位はプリチャージ電圧Vb(Vc)
より上昇するが、図4の曲線65に示すように、初期状
態の電荷がQ0(情報”0”)である場合は、第1のビ
ット線40の電位はプリチャージ電圧Vb(Vc)より
下降する。
【0057】このとき、反転ビット線となる第2のビッ
ト線41の電位はプリチャージ電圧Vb(Vc)のまま
であるので、第1及び第1のビット線40、41間に接
続されたセンスアンプ45を用いて、第2のビット線4
1のプリチャージ電位Vb(Vc)を基準として、第1
のビット線40の電位を、情報が”1”である場合はV
ccに上昇させ、また、情報が”0”である場合は0V
に下降させれば、当該情報をVcc、0Vのデジタル情
報として検出することができる。
【0058】次に、情報の再書き込みにおいて、情報”
1”の再書き込みの場合は、図4の曲線66に示すよう
に、第1のビット線40の電位をVccに上昇させ、強
誘電体コンデンサ12にVccを加えて情報”1”の再
書き込みを行っている。一方、情報”0”の再書き込み
の場合は、図4の曲線67に示すように、第1のビット
線40の電位を0Vに下降させるが、このときはゲ−ト
用トランジスタ11のカットオフにより、強誘電体コン
デンサ12には電位差が加わらず、情報”0”の再書き
込みができない。このため、情報”0”の再書き込みの
場合に限って、図4の再書き込みパルス75に示すよう
に、第1のプレート線35の電位を一時的にVccに上
昇させるようにすれば、強誘電体コンデンサ12には電
位差Vccが加わり、情報”0”の再書き込みを行うこ
とができる。
【0059】本実施例においては、第1のメモリセル1
の情報の読み出しのために、第2のビット線41を反転
ビット線に用いたものとして説明を行ったが、第2のメ
モリセル2の情報の読み出しを行うためには、第1のビ
ット線40を反転ビット線として用い、さらに、第1の
ワード線30の電位を0Vにし、第1のプレート線35
を開放状態にするとともに、前記説明中のゲ−ト用トラ
ンジスタ11、強誘電体コンデンサ12、第1のワード
線30、第1のプレート線35、それに第1のビット線
40を、それぞれ、ゲ−ト用トランジスタ13、強誘電
体コンデンサ14、第2のワード線31、第2のプレー
ト線36、それに第2のビット線41に読み変えれば、
同様の動作によって達成することができるものである。
【0060】さらに、本実施例においては、第1、第2
のビット線40、41及び第1、第2のプレート線35
、36がいずれも平行配置されるように構成し、しかも
、第1、第2のワード線30、31がそれらと交差配置
されるように構成している。
【0061】このような構成を採用すれば、第1、第2
のプレート線35、36と、第1、第2のワード線30
、31とが平行配置されていないため、情報の書き込み
及び読み出しを行っているワード線に接続されている全
てのメモリセルが選択された場合に、それらの強誘電体
コンデンサの分極状態が変化するのを避けることが可能
になる。
【0062】図5は、本発明の半導体メモリの第2の実
施例を示す回路構成図である。
【0063】図において、3は第3のメモリセル、4は
第4のメモリセル、15、17はゲ−ト用トランジスタ
、16、18は強誘電体コンデンサ、32は第3のワ−
ド線であり、その他に図1に示した構成要素と同じ構成
要素には同じ符号を付している。
【0064】そして、第3のメモリセル3はゲ−ト用ト
ランジスタ15と強誘電体コンデンサ16からなり、第
4のメモリセル4はゲ−ト用トランジスタ16と強誘電
体コンデンサ18からなっている。強誘電体コンデンサ
16の一端は第1のプレ−ト線35に、強誘電体コンデ
ンサ18の一端は第2のプレ−ト線36にそれぞれ接続
され、トランジスタ15のゲ−トは第2のワード線31
に、トランジスタ17のゲ−トは第3のワード線32に
それぞれ接続され、さらに、トランジスタ15は第1の
ビット線40に、トランジスタ17は第2のビット線4
1にそれぞれ接続されているもので、メモリセル対1、
2及び3、4を2組用いているにも係わらず、それらの
境界部分に配置されるワード線31を両者が共用するよ
うに構成したものである。
【0065】本実施例は、以下に述べるような動作を行
う。
【0066】ただし、ここでは、第2のメモリセル2の
情報を読み出す場合について説明する。
【0067】第2のメモリセル2の情報の読み出しを行
う場合には、第1及び第3のワード線30、32の電位
を0Vにし、第1のプレート線35を開放状態にする。 このような設定を行うと、第1及び第3のワード線30
、32の0V電位により、各トランジスタ11、17が
カットオフされるので、第1及び第4のメモリセル1、
4に記憶されている情報は他に影響を及ぼさず、保持さ
れたままになっている。また、第2のワード線31の電
位がVccとなることにより、第3のメモリセル3のト
ランジスタ15がオンにはなるが、当該メモリセル3に
接続されている第1のプレート線35が開放状態になっ
ているので、第3のメモリセル3の強誘電体コンデンサ
16の情報は反転ビット線となる第1のビット線30に
現れることがない。
【0068】従って、第1のビット線40を反転ビット
線として用い、第2のワード線31、第2のプレート線
36、それに第2のビット線41に、それぞれ、前述の
第1の実施例で説明したのと同様の、読み出し信号61
、制御パルス60と再書き込みパルス75、プリセット
電圧Vb(Vc)を供給すれば、前述の第1の実施例と
同じ読み出し動作を達成させることができる。
【0069】なお、本実施例では、第2のメモリセル2
の情報の読み出しについて説明したが、第1、第3、そ
れに第4のメモリセル1、3、4の情報の読み出しにつ
いても、同様の動作により達成することができる。
【0070】図6は、本発明の半導体メモリの第3の実
施例を示す回路構成図である。
【0071】図において、33は第4のワ−ド線であり
、図5に示した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を
付している。
【0072】そして、各強誘電体コンデンサ12、14
、16、18の一端はいずれも第1のプレ−ト線35に
接続され、第3のメモリセル3のトランジスタ15のゲ
−トは第3のワ−ド線32に、第4のメモリセル4のト
ランジスタ17のゲ−トは第4のワ−ド線33にそれぞ
れ接続されているもので、2組のメモリセル対1、2及
び3、4のそれぞれの中央部分に配置されるプレ−ト線
35を両メモリセル1、2及び3、4が共用するように
構成したものである。
【0073】本実施例は、以下に述べるような動作を行
う。
【0074】ただし、ここでは、第1のメモリセル1の
情報を読み出す場合について説明する。
【0075】第1のメモリセル1の情報の読み出しを行
う場合には、第2、第3、及び第4のワード線31、3
2、33の電位を0Vとする。このような設定を行うと
、第2乃至第4のワード線31〜33の0V電位により
、各トランジスタ13、15、17がカットオフされる
ので、第2乃至第4のメモリセル2〜4に記憶されてい
るは情報は他に影響を及ぼさず、保持されたままになっ
ている。そして、第2のビット線41を反転ビット線に
用いれば、第1の実施例で説明したのと同様に、第1の
メモリセル1の情報を読み出すことができる。
【0076】本実施例では、第1のメモリセル1の情報
の読み出しについて説明したが、第2、第3、及び第4
のメモリセル2、3、4の情報の読み出しについても、
前述の動作と同様の動作によって達成することができる
【0077】図7は、本発明の半導体メモリの第4の実
施例を示す回路構成図である。
【0078】図において、5は第5のメモリセル、6は
第6のメモリセル、7は第7のメモリセル、8は第8の
メモリセル、19、21、23、25はゲ−ト用トラン
ジスタ、20、22、24、26は強誘電体コンデンサ
、37は第3のプレ−ト線、42は第3のワード線であ
り、図6に示した構成要素と同じ構成要素には同じ符号
を付している。
【0079】そして、各強誘電体コンデンサ20、22
、24、26の一端はいずれも第2のプレ−ト線36に
接続され、第5のメモリセル5のトランジスタ19のゲ
−トは第1のワ−ド線30に、第6のメモリセル6のト
ランジスタ21のゲ−トは第3のワ−ド線32に、第7
のメモリセル7のトランジスタ23のゲ−トは第2のワ
−ド線31に、第8のメモリセル8のトランジスタ25
のゲ−トは第4のワ−ド線33にそれぞれ接続されてい
るもので、2組のメモリセル対1、2及び3、4のそれ
ぞれの中央部分に配置される第1のプレ−ト線35、他
の2組のメモリセル対5、7及び6、8のそれぞれの中
央部分に配置される第2のプレ−ト線36を、これらメ
モリセル対1、2及び3、4、並びに、5、7及び6、
8間で共用するように構成したものである。
【0080】本実施例は、以下に述べるような動作を行
う。
【0081】ただし、ここでも、第1のメモリセル1の
情報を読み出す場合について説明する。
【0082】第1のメモリセル1の情報を読み出す場合
は、第2のプレート線36を開放状態にして、第2、第
3、及び第4のワード線31、32、33の電位を0V
とする。このような設定を行うと、第2のプレート線3
6の開放状態により、第5乃至第8のメモリセル5乃至
8の各強誘電体コンデンサ20、22、24、26には
、電位差が与えられないことになって、第5乃至第8の
メモリセル5乃至8の情報は他に影響を及ぼさずにその
ままの状態で保持され、また、第2乃至第4のワード線
31〜33の0V電位により、第2乃至第4のメモリセ
ル2乃至4の各トランジスタ13、15、17がカット
オフされるので、第2乃至第4のメモリセル2〜4に記
憶されている情報も他に影響を及ぼさずに保持されたま
まになっている。そして、この場合に、第2のビット線
41を反転ビット線に用いれば、第1の実施例で説明し
たのと同様に、第1のメモリセル1の情報を読み出すこ
とができる。
【0083】本実施例では、第1のメモリセル1の情報
の読み出しについて説明したが、第2、第3、及び第4
のメモリセル2、3、4の情報の読み出しについても、
前述の動作と同様の動作によって達成することができる
【0084】また、第5乃至第8のメモリセル5乃至8
の情報の読み出しについては、第1のプレ−ト線35を
開放状態にし、かつ、第2のプレ−ト線36を能動状態
にすることによって、第1乃至第4のメモリセル1乃至
4の情報の読み出しと同様な動作を行わせることによっ
て、やはり、同様に情報の読み出しを達成することがで
きる。
【0085】前記各実施例において、各強誘電体コンデ
ンサ12、14、16、18、20、22、24、26
には、強誘電体膜材料としてPbZrO3−PbTiO
3 系(以下、これをPZTという)を用い、この場合
のZrの組成比を0.5としている。このときのPZT
の特性は、残留分極が12μC/cm2で、抗電界Ec
が50kV/cmである。そして、各強誘電体コンデン
サ12、14、16、18、20、22、24、26と
して、その電極面積が1μm2、強誘電体の膜厚dが0
.5μmのものを用いたときには、各ビット線40乃至
42のプリチャージ電圧(Ec×d)は1.25Vにな
り、電源電圧Vccとして5Vのものを用いたとすると
、丁度その1/4になるものである。
【0086】前述の強誘電体コンデンサ12、14、1
6、18、20、22、24、26を含むメモリセル1
乃至8を用いて半導体メモリを構成すると、当該半導体
メモリにおける各ビット線40乃至42の容量は約1.
5pFになるので、当該ビット線40乃至42の電位は
、情報が”1”の場合に反転ビット線のプリチャージ電
位よりも約70mVだけ上昇し、また、情報が”0”の
場合に反転ビット線のプリチャージ電位よりも約70m
Vだけ降下するようになり、その結果、センスアンプ4
5を用いれば、情報が”1”、または、”0”の場合も
十分検出することができることが実験によって確認でき
た。
【0087】本実施例では、前記強誘電体膜材料として
PZTを用いたが、LaをドープしたPbTiO3 (
以下、これをPLTという)を用いてもよい。このPL
TはPZTより残留分極が大きく、かつ、誘電率が小さ
いので、より大きなビット線40乃至42の電位変化を
得ることが可能となり、各強誘電体コンデンサ12、1
4、16、18、20、22、24、26の体積を小さ
くできるという利点がある。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報の読み出しに先だってビット線40乃至42にプリ
チャ−ジ電圧Vbを与えることにより、ダミー用メモリ
セル10を用いることなく、各メモリセル1乃至8から
の情報を読み出し、当該情報の”1”または”0”の判
断を行うことができる。そして、ダミー用メモリセル1
0が不要になるため、その分だけ各メモリセル1乃至8
の数を増やすことができ、結果的に、信頼性が高く、安
価な半導体メモリを得ることができるものである。
【0089】また、本発明によれば、各プレ−ト線35
乃至37と各ビット線40乃至42とを平行配置し、そ
れらの交差するように各ワ−ド線30乃至33を配置し
たので、各メモリセル1乃至8の配置がより合理的にな
り、高い集積度の半導体メモリを得ることが可能になる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体メモリの第1の実施例を示す回
路構成図である。
【図2】ヒステリシス曲線上の強誘電体コンデンサ電荷
の履歴図である。
【図3】ヒステリシス曲線上の強誘電体コンデンサ電荷
の他の履歴図である。
【図4】本発明の半導体メモリの第1の実施例における
各部の動作信号波形図である。
【図5】本発明の半導体メモリの第2の実施例を示す回
路構成図である。
【図6】本発明の半導体メモリの第3の実施例を示す回
路構成図である。
【図7】本発明の半導体メモリの第4の実施例を示す回
路構成図である。
【図8】従来の半導体メモリを示す回路構成図である。
【図9】メモリセルに対する情報の書き込み動作を説明
する信号波形図である。
【図10】メモリセルに対する情報の書き込み動作を説
明する他の信号波形図である。
【図11】ヒステリシス曲線上の強誘電体コンデンサ電
荷の履歴図である。
【図12】従来の半導体メモリにおける各部の動作信号
波形図である。
【図13】従来の半導体メモリにおける各部の他の動作
信号波形図である。
【図14】従来の半導体メモリにおける強誘電体コンデ
ンサ電荷の履歴図である。
【図15】従来の半導体メモリにおける強誘電体コンデ
ンサ電荷の他の履歴図である。
【図16】従来の他の半導体メモリにおける各部の動作
信号波形図である。
【符号の説明】
1  第1のメモリセル 2  第2のメモリセル 3  第3のメモリセル 4  第4のメモリセル 5  第5のメモリセル 6  第6のメモリセル 7  第7のメモリセル 8  第8のメモリセル 10  ダミ−用メモリセル 11、13、15、17、19、21、23、25  
ゲ−ト用トランジスタ 12、14、16、18、20、22、24、26  
強誘電体コンデンサ 30  第1のワ−ド線 31  第2のワ−ド線 32  第3のワ−ド線 33  第4のワ−ド線 35  第1のプレ−ト線 36  第2のプレ−ト線 37  第3のプレ−ト線 40  第1のビット線 41  第2のビット線 42  第3のビット線 43  反転用ビット線 45  センスアンプ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ強誘電体コンデンサとトランジス
    タとからなる第1及び第2のメモリセルと、第1のメモ
    リセルの強誘電体コンデンサに接続された第1のプレー
    ト線と、第2のメモリセルの強誘電体コンデンサに接続
    された第2のプレート線と、第1のメモリセルのトラン
    ジスタのゲートに接続された第1のワード線と、第2の
    メモリセルのトランジスタのゲートに接続された第2の
    ワード線と、第1のメモリセルのトランジスタに接続さ
    れた第1のビット線と、第2のメモリセルのトランジス
    タに接続された第2のビット線と、第1及び第2のビッ
    ト線に接続されたセンスアンプとを具備し、情報の読み
    出しに先だって第1及び第2のビット線を所定電位にプ
    リチャージすることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】前記第2または第1のビット線を反転ビッ
    ト線とし、情報の読み出し時に当該反転ビット線の電位
    を基準にして第1または第2のビット線の電位をセンス
    アンプで検出することを特徴とする請求項1記載の半導
    体メモリ。
  3. 【請求項3】前記プリチャージ電圧を、前記強誘電体コ
    ンデンサの強誘電材料の抗電界とその膜厚の積にほぼ等
    しくなるように選んだことを特徴とする請求項1乃至2
    記載の半導体メモリ。
  4. 【請求項4】前記プリチャージ電圧を、電源電圧のほぼ
    4分の1以下になるように選んだことを特徴とする請求
    項1乃至2記載の半導体メモリ。
  5. 【請求項5】第2のメモリセルのトランジスタのゲート
    に接続された第2のワード線を、ワード線配置方向にお
    いて当該第2のメモリセルに隣接した他の第1のメモリ
    セルのトランジスタのゲートに接続された第1のワード
    線と併用させたことを特徴とする請求項1乃至4記載の
    半導体メモリ。
  6. 【請求項6】第1のメモリセルの強誘電体コンデンサに
    接続された第1のプレート線を、第2のメモリセルの強
    誘電体コンデンサに接続された第2のプレート線と併用
    させたことを特徴とする請求項1乃至4記載の半導体メ
    モリ。
  7. 【請求項7】第1のメモリセルの強誘電体コンデンサに
    接続された第1のプレート線を、第2のメモリセルの強
    誘電体コンデンサに接続された第2のプレート線と併用
    させ、かつ、第1のメモリセルのトランジスタに接続さ
    れた第1のビット線及び第2のメモリセルのトランジス
    タに接続された第2のビット線を、ビット線配置方向に
    おいて、それぞれ、当該第1のメモリセルに隣接した他
    の第2のメモリセルのトランジスタに接続された第2の
    ビット線及び当該第2のメモリセルに隣接したさらに他
    の第1のメモリセルのトランジスタに接続された第1の
    ビット線と併用させたことを特徴とする請求項1乃至4
    記載の半導体メモリ。
  8. 【請求項8】各ビット線と各プレ−ト線とを平行配置し
    たことを特徴とする請求項1乃至7記載の半導体メモリ
  9. 【請求項9】第2または第1のビット線を反転ビット線
    とし、第2または第1のプレ−ト線を開放し、第1また
    は第2のプレ−ト線の電位を0V、電源電圧、0Vと変
    化させた後、第2または第1のビット線の電位を基準電
    位として、第1または第2のビット線の電位をセンスア
    ンプで検出する場合、センスアンプのセンス動作直前の
    第1または第2のビット線の電位が、プリチャ−ジ電圧
    よりも高い場合は第1または第2のプレ−ト線の電位を
    0Vのままにし、プリチャ−ジ電圧よりも低い場合は第
    1または第2のプレ−ト線の電位を電源電圧にして再書
    き込みを行うことを特徴とする請求項1乃至8記載の半
    導体メモリ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100470163B1 (ko) * 1997-09-05 2005-07-07 주식회사 하이닉스반도체 강유전체메모리장치
DE19860799B4 (de) * 1997-12-30 2007-03-22 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd., Ichon Ferroelektrische Speichervorrichtung
JP2016095889A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 富士通セミコンダクター株式会社 半導体記憶装置及びその制御方法

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