JPH04295492A - アルキルグリコシドおよびアルキルポリグリコシドの製造方法 - Google Patents

アルキルグリコシドおよびアルキルポリグリコシドの製造方法

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JPH04295492A
JPH04295492A JP4005096A JP509692A JPH04295492A JP H04295492 A JPH04295492 A JP H04295492A JP 4005096 A JP4005096 A JP 4005096A JP 509692 A JP509692 A JP 509692A JP H04295492 A JPH04295492 A JP H04295492A
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Stefan Schmidt
シユテフアン・シユミット
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Huels AG
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Huels AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/02Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
    • C07H15/04Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サッカリドと12ない
し20個の炭素原子を有するアルコールとの酸触媒反応
により、アルキルグリコシドおよびアルキルポリグリコ
シドを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】C12− ないしC20− アルキル基
を有するアルキルグリコシドおよびアルキルポリグリコ
シドは、全部または一部再生性(nachwachse
nde) 原料から製造されうる。これらのアルキルグ
リコシドおよびアルキルポリグリコシドは、それらの興
味ある界面活性と同時に極めてすぐれた生分解性のゆえ
に次第に重要性を増しつつある。家庭においてまた化粧
品の領域において使用するためには、これらの生成物は
、高い審美的要求事項を満さなければならない。従って
、アルキルグリコシドおよびアルキルポリグリコシドが
透明な、色彩的に美しい水溶液中で製造されうる方法に
興味がもたれている。
【0003】長鎖アルキル基を有するアルキルグリコシ
ドおよびアルキルポリグリコシドを製造するためには、
まず短鎖アルコールでサッカリドをグリコシド化するこ
とにより、C1 ないしC6−アルキル基を有するアル
キルグリコシドおよびアルキルポリグリコシドを製造し
てもよい。次いでこれらの生成物は、比較的高い温度に
おいて長鎖アルコールで再グリコシド化することによっ
て所望のアルキルグリコシドおよびアルキルポリグリコ
シドに変換される。しかしながら、そのようにして製造
された生成物は、暗黒色を呈していた。
【0004】ヨーロッパ特許第0,165,721号に
よれば、そのような生成物の色は、過酸化水素を用いる
多段階漂白によって改善され、そして二酸化硫黄を遊離
させる化合物の添加によって安定化されうる。明色化効
果は、二酸化硫黄なしでは短期間にすぎない。
【0005】ヨーロッパ特許第0,077,167号に
は、アルドースまたはケトースが長鎖アルコールと1:
1.25ないし1:4のモル比で直接に反応せしめられ
る1段階製造法が記載されている。この反応は、含水量
が少ない場合には還元剤の存在下に実施される。還元剤
としては、主として次亜リン酸が使用される。同様に使
用される次亜リン酸ナトリウムは、サッカリドに関して
0.4%以下の量で使用される。反応後アルカリで中和
され、その後で過剰の長鎖アルコールは留去される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、この方
法は、12ないし20個の炭素原子を有するアルコール
を使用した場合には、明らかに着色された生成物をもた
らすことを見出した。
【0007】従って、本発明の解決すべき課題は、次亜
リン酸ナトリウムおよび1.3%までの水の存在下にサ
ッカリドと12ないし20個の炭素原子を有するアルコ
ールとから1段階でアルキルグリコシドおよびアルキル
ポリグリコシドを製造する際に生成物の色を改善するこ
とであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よれば、サッカリド/アルコールのモル比を1:5ない
し1:10となし、そして反応終了後に1ないし4個の
炭素原子を有するアルコール中に溶解された水酸化アル
カリで中和することによって解決される。
【0009】サッカリドとしては、アルドースおよびケ
トースが使用される。それらの例は、グルコース、マン
ノース、ガラクトースおよびフルクトースである。その
際、グルコースが好ましく使用される。
【0010】本発明の方法にとって好適なアルコールは
、例えば、ラウリルアルコール、ミリスチル− 、パル
ミチル− およびステアリルアルコールである。アルコ
ールの混合物もまた使用されうる。好ましくは、12な
いし16個の炭素原子を有するアルコールが使用される
【0011】サッカリド/アルコールのモル比は、好ま
しくは1:5ないし1:8の範囲内にある。
【0012】触媒としては、鉱酸および強い有機酸が適
当である。それらの例は、硫酸、リン酸およびp− ト
ルエンスルホン酸である。触媒は、好ましくはサッカリ
ドに関して0.2ないし5%の濃度で使用される。
【0013】反応は、80ないし140℃の温度におい
て実施される。その際、90ないし120℃の温度が特
に好ましい。
【0014】反応は、使用されたサッカリドに関して0
.5ないし5%の次亜リン酸ナトリウムの存在下に実施
される。その際、1ないし2%の量が好ましい。
【0015】その上、反応前には計算されそして反応の
間はカール− フィッシャー滴定によって測定され得る
含水量がサッカリドおよび長鎖アルコールの合計に関し
て1.3%を超えないように留意されなければならない
。 含水量がより高い場合には、生成物の着色は明らかによ
り濃くなる。
【0016】反応中、生成された水は、直ちに留去され
る。それによって、含水量は、低い水準に保たれる。含
水量は、好ましくは0.1ないし1%の範囲内である。
【0017】アルキルグリコシドおよびアルキルポリグ
リコシドは、反応の間中製出される。その際、その平均
重合度が1よりも大きいすべての生成物は、アルキルポ
リグリコシドとして計算される。平均重合度は、好まし
くは1ないし8の範囲内にある。
【0018】アルコール性水酸化アルカリ溶液で中和す
る。この場合、溶媒として使用される短鎖アルコールは
、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール
およびブタノールである。好ましくは、20%アルコー
ル性水酸化アルカリ溶液を用いて中和される。その際、
メタノール性水酸化カリウムが好ましく使用される。
【0019】本発明による方法によれば、淡色のアルキ
ルグリコシドおよびアルキルポリグリコシドが製造され
る。これらの生成物の50%水溶液は、一般に<10の
ヨウ素色価を示す。例えば過酸化水素を用いる事後の漂
白は、不必要である。これらの生成物は、更に処理する
ことなく直接に化粧品の分野にまた洗剤の分野において
使用されうる。
【0020】
【実施例】以下の例は、本発明をより詳細に説明するも
のである。 例1 水を含まないグルコース225g(1.25mol)、
n− ドデカノールおよびn− テトラデカノールより
なる75:25の混合物1,215g(6.25mol
)、濃硫酸3.6g(0.035mol)および次亜リ
ン酸ナトリウム3.8g(0.035mol)を撹拌下
に水流による真空(20hPa)中で100℃に4時間
加熱される。この時間の後では、反応混合物中にはグル
コースはもはや検出されない。 反応開始前の含水量:0.30% 反応混合物を約50℃まで冷却し、そして水酸化カリウ
ムの2%メタノール溶液でpH6ないし7に調整する。 メタノールおよび過剰の脂肪アルコールを回転式蒸発器
で除去する。固体の残渣を1:1の割合で水と混合する
。このようにして得られたアルキルポリグリコシド溶液
は、透明で完全に無色である。 ヨウ素色価:<2 例2 水を含まないグルコース225g(1.25ml)、n
− ドデカノールおn−テトラデカノールよりなる75
:25の混合物1,215g(6.25mol)、濃硫
酸4.6g(0.045mol)および次亜リン酸ナト
リウム3.7g(0.034mol)を撹拌下に水流に
よる真空(20hPa)中で110℃に4時間加熱する
。 この時間の後では、反応混合物中にはグルコースは、も
はや検出されない。 反応開始前の含水量:0.30% 精製は、例1と同様に行われる。 ヨウ素色価:4ないし7 比較例A 水を含まないグルコース45g(0.25mol)、n
− ドデカノールおよびn− テトラデカノールの75
:25混合物121g(0.625mol)、濃硫酸1
75mg(1.75mMol)および50%の次亜リン
酸430mg(3.25mMol)を撹拌下に水流によ
る真空(20hPa)中で100℃に6時間加熱する。 この時間の後では、反応混合物中にグルコースは、もは
や検出されない。しかしながら、黒い点が現われる。 反応開始前の含水量:0.40% 精製は、例1と同様に実施される。しかしながら、中和
のために固体粉末状の炭酸ナトリウムが使用される。こ
こでは黒い点がまじっているアルキルポリグリコシド溶
液が得られる。 比較例B 水を含まないグルコース45g(0.25mol)、n
− ドデカノールおよびn− テトラデカノールよりな
る75:25混合物121g(0.625mol)、濃
硫酸500mg(5mMol)および次亜リン酸ナトリ
ウム185mg(1.75mMol)が撹拌下に水流に
よる真空(20hPa)中で100℃に加熱する。6時
間の反応時間後に、バッチ中になお明らかにグルコース
が検出される。 反応開始前の含水量:0.28% 精製は、比較例Aと同様に行われる。 ヨウ素色価:700ないし900 本発明は、特許請求の範囲に記載されたアルキルグルコ
シドおよびアルキルポリグリコシドの製造を発明の要旨
とするものであるが、その実施の態様として下記事項を
も包含する。 (1)サッカリド/アルコールのモル比が1:5ないし
1:8である請求項1に記載の方法。 (2)1ないし20%の水酸化アルカリ溶液で中和され
る請求項1に記載の方法。 (3)メタノール性水酸化カリウムで中和される請求項
1に記載の方法。 (4)サッカリドとしてグルコースが使用される請求項
1に記載の方法。 (5)反応のために12ないし16個の炭素原子を有す
るアルコールが使用される請求項1に記載の方法。 (6)反応が水0.1ないし1.0%の存在下に実施さ
れる請求項1に記載の方法。 (7)反応が80ないし140℃の温度において実施さ
れる請求項1に記載の方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  サッカリドおよび12ないし20個の
    炭素原子を有するアルコールを、次亜リン酸ナトリウム
    およびサッカリドとアルコールとの合計に関して1.3
    %までの水の存在下に酸触媒反応により1段階において
    アルキルグリコシドおよびアルキルポリグリコシドを製
    造する方法において、サッカリド/アルコールのモル比
    を1:5ないし1:10となし、そして反応終了後に1
    ないし4個の炭素原子を有するアルコール中に溶解され
    た水酸化アルカリで中和することを特徴とする上記アル
    キルグリコシドおよびアルキルポリグリコシドの製造方
    法。
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