JPH0429466B2 - - Google Patents

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JPH0429466B2
JPH0429466B2 JP59230498A JP23049884A JPH0429466B2 JP H0429466 B2 JPH0429466 B2 JP H0429466B2 JP 59230498 A JP59230498 A JP 59230498A JP 23049884 A JP23049884 A JP 23049884A JP H0429466 B2 JPH0429466 B2 JP H0429466B2
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soldering
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Publication of JPH0429466B2 publication Critical patent/JPH0429466B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K3/00Tools, devices, or special appurtenances for soldering, e.g. brazing, or unsoldering, not specially adapted for particular methods
    • B23K3/02Soldering irons; Bits
    • B23K3/03Soldering irons; Bits electrically heated
    • B23K3/033Soldering irons; Bits electrically heated comprising means for controlling or selecting the temperature or power

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般に、はんだ付け工具に関し、特
に、いろいろな目的に広く適用することができる
温度調節型はんだ付け工具に関する。
従来の技術 あらゆるはんだ付け作業を同じはんだ付け尖端
によつて実施することはできない。従つて、いろ
いろなはんだ付け用途のために多数の異る形状の
はんだ付け尖端が提供されている。例えば、作業
者が2つ以上の異なる形状のはんだ付け尖端の使
用を必要とする作業をしている場合、それぞれ異
る形状のはんだ付け尖端を装着した2つ以上のは
んだ付け工具を手元において仕事をするのは不便
である。従つて、作業者は、1つのはんだ付け工
具を手元に置き、その工具のはんだ付け尖端だけ
を作業内容に応じてその都度、迅速かつ容易に別
の異なる形状のはんだ付け尖端と交換できること
が望ましい。
電子式温度制御器を備えた従来のはんだ付け工
具の問題点の1つは、加熱素子が熱を発生し、そ
の熱が放射され、あるいは操作者が握る工具のハ
ンドル(柄部)にまで伝わつてしまうことであ
る。これは、はんだ付け工具を長時間の製造工程
に使用する場合、操作者が熱いハンドルを握つて
いられなくなるので特に困つた問題となる。
従来の温度制御型はんだ付け工具のもう1つの
問題点は、銅製のはんだ付け尖端と軸部を必要と
することである。銅は、良好な伝熱性を有し、加
熱素子から尖端へ容易に熱を伝達するという点で
あるが、銅製はんだ付け尖端の欠点は、摩耗し易
く、はんだおよびフラツクスにより腐蝕されるこ
とである。従つて、尖端として鉄を利用すること
ができれば有利であると思われる。しかし、鉄製
の尖端は耐久性に優れているが、加熱素子からの
熱を伝達する能力が劣つている。従つて、鉄製尖
端の使用を可能にするためには、該尖端を加熱素
子の温度より低い所望の温度に保持するように加
熱素子の加熱温度を高くしなければならない。従
つて、熱伝導性の良好な銅と、鉄製被覆層または
スリーブとの組合せが、加熱素子と尖端との間の
熱伝達が良好であり、かつ、耐久性の優れた尖端
を得るのに最良であろう。
更に、はんだ付け工具の使用に当つてそのハン
ドルと加熱素子との間に良好な断熱処理を施すこ
とも肝要である。
また、フラツクスが尖端の軸部にはい上つてく
るのを防止するために尖端の銅芯をステンレス鋼
でめつきすることも必要とされよう。
発明が解決しようとする課題 従つて、本発明は、多目的はんだ付け工具と称
することができるような、はんだ付け尖端を迅速
かつ容易に交換することができるはんだ付け工具
を提供することである。
本発明の他の目的は、加熱素子とハンドルとの
間の熱伝達が防止されるようにした温度制御型は
んだ付け工具を提供することである。
本発明の他の目的は、銅または鉄で作ることが
でき、後者の場合には銅製の芯と特定の材料の被
覆体とで形成することができるはんだ付け尖端を
提供することである。
課題を解決するための手段 略述すれば、本発明は、上記課題を解決するた
めに、減径された電気コード受容端を有し、ハン
ドルの役割を果す円筒状ハウジングと、電子温度
制御回路を担持した回路板を案内するために前記
ハウジングの内部に互いに対向して配設された1
対の内部突起と、該回路板によつて付勢される加
熱素子と、該加熱素子に対して熱伝達関係に配置
されたはんだ付け尖端と、該加熱素子を囲包した
保持スリーブと、該保持スリーブの後端の外側後
端カラーに係合した保持ブツシユと、前記ハウジ
ングの外周面に螺着されたねじ付カラーとから成
り、前記はんだ付け尖端は、前記保持スリーブの
減径前端部分内に前記加熱素子の端部に当接して
保持されており、前記保持ブツシユは、前記ねじ
付カラーによつて係合され所定位置に固定されて
いることを特徴とするはんだ付け工具を提供す
る。
発明の作用および効果 本発明のはんだ付け工具においては、その本体
であるハウジングに螺着させたねじ付カラーは、
ハウジングの内周面ではなく外周面に螺着させた
ものであるから、ハウジングより大径であり、従
つてそれだけ放熱量が大であるから作業中比較的
熱くならない。しかも、このねじ付カラーをハウ
ジングから螺退させて外すだけで、はんだ付け尖
端を保持スリーブ、保持ブツシユ及びねじ付カラ
ーを通して後方へ引抜くことができるので、はん
だ付け尖端を迅速かつ容易に交換することができ
る。しかも、それは、加熱素子からはんだ付け尖
端への熱伝達効率を損なうような構成を採ること
なく達成することができる。
前記ハンドルを構成するハウジングと、はんだ
付け尖端を加熱する加熱素子との間の連結部は、
低い熱伝導性を有するプラスチツク材によつて主
として構成することが好ましい。それによつて、
ハンドルを操作者の手に熱く感じないような温度
に維持する。
電気コードが工具から引抜かれるのを防止する
ために電気コードを縫うように通す開口を備えた
ひずみ軽減部材を設けることができる。このひず
み軽減部材には、ハンドルの内壁に当節させて前
記回路板を割出し位置ぎめする2つの平坦な側面
を設けることができる。回路板の他端は、加熱素
子組立体に当節させて軸方向に移動しないように
することができる。
はんだ付け尖端およびその軸部は、いろいろな
態様で固定することができる。例えば、それを保
持スリーブによつて保持し、その保持スリーブを
ねじ付カラーによつて保持するようにすることが
できる。あるいは、はんだ付け尖端および軸部を
割りコレツトによつて位置調節自在に保持するよ
うにしてもよい。
また、はんだ付け尖端および軸部は、銅芯と、
銅芯を被覆した鉄製の尖端部分と、銅芯の後部を
囲包するステンレス鋼製スリーブとで構成するこ
とができる。
はんだ付け尖端および軸部をコレツトによつて
保持するようにした場合は、加熱素子とはんだ付
け尖端との間の距離を調節することができ、それ
によつて尖端の温度を制御することができる。ま
た、銅製の尖端である場合、摩耗した分だけ軸部
を外方へ延長させることによつて該尖端を使用可
能状態とすることができる。
更に、本発明の構成によれば、軸部の両端にそ
れぞれはんだ付け尖端を設け、それらの尖端を逆
にすることによつてどちらかの尖端を異る目的の
ために選択的に使用するようにすることもでき
る。
実施例の説明 第1〜9図を参照すると、本発明の多目的はん
だ付工具の一実施例が示されている。第1図に示
されるように、この工具は、はんだ付け尖端35
を備えており、該尖端は、それに連接し、好まし
くはそれと一体に形成された軸部36を有してい
る。尖端35の後部には加熱素子組立体37が連
接しており、その後部には尖端35の方に面する
円形リム41を有するねじ付カラー40が設けら
れている。ねじ付カラー40は、第3図に示され
るように、工具のハンドル(柄部)を構成するハ
ウジング44の雄ねじ43と螺合する雌ねじ42
を有している。
ハウジング44の周壁には、常態ではカラー4
0によつて覆われる円形開口45が穿設されてい
るが、開口45は、第2図に示されるように、リ
ム41を備えたカラー40を尖端35の方に向つ
て螺退させることによつて露出させることができ
る。この開口45内には、回路板46上に設置さ
れたポテンシヨメータ47が挿入される。ポテン
シヨメータ47には十字形凹溝48が刻設されて
おり、木ねじをこの凹溝に係合されてポテンシヨ
メータ47を回すことにより、加熱組立体の一部
を構成する加熱素子の温度を制御することができ
る。ハウジング44は後方へ延長し、減径された
コード受容ブツシユ50を構成する。電気コード
51は、ブツシユ50の後方へ延長する。
第3図に示される回路板46は、慣用のもので
あり、増幅器などのいろいろな回路要素を備えて
いる。回路板46の後部には、電気コードがハウ
ジング44から引抜かれるのを防止するためのね
じりおよび引抜け防止用コード受容ブツシユ53
が取付けられている。第4,5図に明示されてい
るように、ブツシユ53は、コード51(第7,
8図)を通す2つの円形開口54を備えている。
ブツシユ53は、また、ハウジング44の内壁に
当接する真直ぐな両側縁55(第9図)を有して
いる。これによつて、コード受容ブツシユ53が
ハウジング44に対して回動するのを防止し、従
つて、回路板46を割出すことを可能にする。回
路板46は、ハウジング44の内壁面に互いに対
向して付設された2つの突起または張出し片56
(第28〜30図)上に座置する。
コード受容ブツシユ53には、それを回路板4
6に固定するためのピン57(第5図)を設けて
もよく、あるいは、ブツシユ53を第6図に示さ
れるように回路板と一体に成型してもよい。
加熱素子組立体37には、例えば第10,11
図に関連して後述する保持スリーブと螺合する雄
ねじ60を有する加熱器ブツシユ58を設けるこ
とができる。
第10,11図には、本発明の別の実施例によ
るはんだ付け工具が示されている。この工具は、
減径前端部分63を有する保持スリーブ62と、
Oリングなどのリング64と、保持ブツシユ65
を備えたことを特徴とする。その他の部分は、第
1〜9図のものと同じである。この工具の組立て
られた状態は第11図に示されている。はんだ付
け尖端35には拡径カラー69が装着されてお
り、カラー69が保持スリーブ62の減径前端部
分63によつて保持される。加熱素子組立体37
は、保持スリーブ62によつて囲包される。保持
ブツシユ65は、保持スリーブ62の外側後端カ
ラー66を保持し、リング64は、保持ブツシユ
65の内側肩部67に当接する。ねじ付カラー4
0は、保持ブツシユ65に嵌合する。カラー40
は、やはり、外方に突出した突部即ちリム41を
有している。
第10,11図の実施例では、ねじ付カラー4
0をハウジング44のねじ43に螺着させる(第
3図)こと以外は、保持スリーブ62と保持ブツ
シユ62とを螺着連結する必要がない。
場合によつては、加熱素子組立体37とはんだ
付け尖端35との間の熱伝導を増大させることが
望ましい場合がある。これは、例えば、蓄熱体を
加熱素子と尖端35との間に介設することによつ
て達成することができる。そのような内部蓄熱体
72は、第12,13図に示されている。第1
2,13図に明示されているように、大型はんだ
付け尖端35の軸部36は、符号68で示される
ように中空である。軸部36の前端部分には雌ね
じ70が切られており、この雌ねじが内部蓄熱体
72の雄ねじ71と螺合する。その他の点は、第
10,11図に示されたものと同じ構造である。
内部蓄熱体72は、熱の追加通路を構成するの
で、加熱素子37と尖端35との間の熱伝導を良
好にする。
このような内部蓄熱体を用いる代りに、尖端保
持体の役割をも果す外部蓄熱体を設けるのも良策
である。そのような蓄熱体兼尖端保持体74は第
14,15図に示されている。蓄熱体兼尖端保持
体74の後端には外側カラー75を設け、カラー
75が、多少短くされた保持スリーブ62によつ
て保持されるようにする。保持スリーブ62は、
カラー75に係合してそれを保持する内方折曲部
分77を有している。その他の部分は、先に述べ
たのと同じ構造である。
本発明によれば、銅製または鉄製、または両方
の組合せで形成したはんだ付け尖端および軸部を
使用することができる。銅と鉄の利点および欠点
は、先に指摘した通りである。即ち、基本的に
は、銅は、鉄よりはるかに優れた熱伝導体である
が、はんだフラツクスおよび熱による腐蝕を受け
易い。他方、鉄は、はんだ工程中の高温にも、フ
ラツクスおよび他の腐蝕性物質に対しても耐性を
有するが、銅に比べて熱伝導性が劣る。
第16図を参照すると、はんだ付け尖端35と
一定直径の軸部36が示されているが、この軸部
36は、スロツト付コレツト80によつて任意所
望の位置に固定することができる。そのようなコ
レツト80は、第19,20図に明示されてい
る。コレツト80の周壁の一側は符号81で示さ
れるように完全に切通されており、他側は符号8
2で示されるように途中まで切込まれている。こ
のコレツトは、保持スリーブ62の円錐形前端8
3に密嵌合し、それによつて保持される。保持ス
リーブ62には、また、雌ねじ85を有し、保持
ブツシユ86を有する嵌挿体84を装着すること
ができる。かくして、この組立体を後方へ引張る
ことによつて、はんだ付け尖端35および軸部3
6を長手方向の任意所望の位置に保持することが
できる。
はんだ付け尖端35および軸部36の長さと、
該尖端の、加熱素子組立体37からの距離とによ
つて、該尖端が達する温度が決定される。また、
該尖端および軸部が銅製である場合、尖端が摩耗
したならば、それを再加工し、尖端全体を前方へ
押進めて、コレツト80により新しい位置に保持
することができる。
第17図は、カラー69を保持スリーブ62の
円錐形前端83によつて保持させることによりは
んだ付け尖端35および軸部36を固定するよう
にした別の構成を示す。
第18図には更に別の構成が示されている。こ
の構成では、はんだ付け尖端組立体は、銅芯89
と、銅芯を囲包する鉄製の尖端91および軸部9
0と、軸部の外側カラー88の下から延長し、銅
芯89を囲包するステンレス鋼製スリーブ87と
から成つている。銅芯89は、尖端91の先細形
状に対応して減径された段状減径部分92,93
を有している。
ステンレス鋼製スリーブ87は、銅芯89の腐
蝕を防止し、はんだまたはフラツクスが軸部90
に沿つてはい上がつてくるのを防止するためのも
のである。第18図の構成は、銅の高い熱伝導性
と、フラツクス等による腐蝕に対する鉄の耐性と
が組合わさるという利点を有する。しかし、この
構成では、尖端を再加工することができない。従
つて、尖端が摩耗したときは、尖端組立体全体を
棄てなければならない。
第19図は、第16図の構成の分解図である。
コレツト80は、保持スリーブ62の円錐端83
によつて保持され、後方肩部66は、高温に耐え
ることができる保持ブツシユ86によつて保持さ
れる。
第21図は、第12図のものと類似している
が、多少改変された構造の内部蓄熱体72を示
す。この蓄熱体も、やはり、はんだ付尖端35お
よびその軸部36の雌ねじと螺合する雄ねじ71
を有している。この組立体は、加熱器ブツシユ5
8の雄ねじ60(第3図)に螺合する雌ねじ付保
持ブツシユ97を有する保持スリーブ96によつ
て保持される。
第22図は、コレツトを設ける必要がないよう
にカラー69を備えたはんだ付尖端35および軸
部36の構成を示す。この組立体は、保持スリー
ブ62および保持ブツシユ65(第10、11
図)によつて保持される。
第23,24図に示されるように、上下逆にし
て使用することができるように両端に作動尖端3
5,100を備えたはんだ付尖端組立体を設ける
こともできる。軸部36と尖端36は銅で形成
し、他方の尖端100は、例えば銅製軸部36に
プレス嵌めした高鉄合金製の尖端とすることがで
きる。そのような低炭素鋼は、インゴツト鉄と称
され、その組成は、炭素0.04%、マンガン0.05
%、燐0.007%、硫黄0.20%、シリコン微量、残
部が鉄である。
第23図は、第24図の尖端を逆位置にしたと
ころを示す。この場合、2つの尖端35,100
を適正位置に保持するのにコレツト80を用いる
ことができる。
第25〜30図を参照すると、はんだ付け工程
中に発生するヒユームを除去し、操作者から遠く
へ排出させるための2つの方法が示されている。
第25図は、軸部36を挿通するための円形穴
を有し、保持スリーブ62内に嵌合するほぼ四角
形のそらせ板101を示す。そらせ板101の周
縁とスリーブ102の内壁との間には開口102
(第27図)が固定される。この場合、ヒユーム
は、保持スリーブ62内を通り、該スリーブから
延長したチユーブ103および可撓チユーブ10
4を通り、フイルタ105を通つて真空ポンプま
たは圧力ポンプ106へ吸引される。ポンプ10
6は、真空ポンプとして作動しているときは、ヒ
ユームの発生点即ちフラツクスおよびハンダが加
熱される地点の近くでヒユームを吸引し、操作者
から離れたところでポンプから排出することがで
きる。
場合によつては、ハウジング44内を貫通して
工具の後部の方へ延長する特別のチユーブまたは
ホースを通してヒユームを導出することが望まし
い場合がある。そのような構成は第26図に示さ
れている。この構成の場合にも、そらせ板101
が設けられており、ヒユームは、そらせ板101
の周りの開口102を通り、スリーブ62の内面
に沿つて流れ、ハウジング44内をその後部に向
つて延長した接続ホース107を通つて流出す
る。ホース107は、やはり、フイルタ105お
よびポンプ106に接続することができる。
第25図の実施例では、ポンプ106は、空気
圧を創生することもでき、空気を保持スリーブ6
2を通し、加熱素子組立体37に沿つて圧送し、
そらせ板101の周りを通してはんだ付け作業が
行われる部位に向つて吹きつける。この高温空気
流は、回路板46を予熱し、乾燥させ、電気回路
要素の故障点険のために使用することができる。
第28〜30図は、1枚または2枚の回路板4
6を懸架し、あるいは例えばホース107のため
の空間を創生するのにハウジング44の内壁面に
付設された突起56の使用態様を示す。第28図
では、単一の回路板46が突起56の下にあり、
回路板の上にいろいろな回路要素を保持すること
ができるようになされている。
第29図の構成では、突起56の上下に2枚の
回路板46,110が保持されている。各回路板
に電子要素を設置することができ、従つて、より
多数の電子要素を必要とする。より精巧な温度制
御回路を用いることを可能にする。あるいはま
た、各回路板46,110にそれぞれ別個の回路
を設置することも可能である。
第30図の例では、回路板46が突起56の上
に保持され、ヒユームを排出するためのホース1
07(第26図)を通すための広い空間を画定す
るようになされている。
第31図は、本発明のはんだ付け工具をはんだ
除去工具に変換する方法を示す。この目的のため
に、チユーブ113およびそれから延長するホー
ス114などの特別の付属品を用いる。チユーブ
113は、保持スリーブ62から延長している。
スリーブ62の後端には、加熱素子組立体37の
一部を構成する雄ねじ43と螺合する雌ねじ付カ
ラー115が設けられている。
はんだ除去用中空軸部117内に内部蓄熱体7
2が延設されており、蓄熱体72の雄ねじ71
と、はんだ除去用尖端118を備えた軸部117
の雌ねじと螺合するようになされている。このよ
うに、はんだ付け尖端35,36をはんだ除去用
尖端118,117と交換することによつて簡単
にはんだ除去用工具に変換することができる。
本発明のはんだ付け工具には鉄製尖端を用いる
ことができることに留意すべきである。なぜな
ら、本発明では、従来可能であつたよりはるかに
高い温度で長時間使用することができる加熱素子
を用いることができるからである。本発明の工具
は、例えば日本の京セラ・コーポレーシヨン社か
ら販売されているFM−95型のようなセラミツク
製加熱器を用いることを1つの特徴としている。
この加熱器は、24vAC、120vACまたは220vAC
で用いることができる。基本的には、電気抵抗材
がセラミツクに付設された後加熱され、セラミツ
ク断熱材で被覆されている。この加熱器は、
PTC型、即ち、ポジテイブ温度係数型である。
はんだ付け尖端をハンドル44に連結する部
材、即ち、ねじ付カラー40、保持スリーブ6
2、保持ブツシユ65などは、プラスチツク材、
または非常に低い伝熱性を有する金属で形成され
る。そのような材料としては、ポリフエニレンス
ルフイド(PPS)、アセタル、ステンレス鋼など
がある。この構成により、加熱器をはんだ付け尖
端より高い温度で、即ち、はんだ付けに必要とさ
れる温度より高い温度で作動させることを可能に
する。
また、講入者が加熱器の設定温度を自由に変え
ることができないように、常態では開口45を覆
つているねじ付カラー40に封印シールを貼付し
ておくことができる。温度調節は、工場で行うべ
きであり、使用者によつて変えられないようにし
ておくべきである。
以上、多くの目的に適用することができ、か
つ、損傷することなく一日中使用することができ
る本発明の多目的はんだ付け工具を開示した。加
熱素子組立体とはんだ付け尖端との間の熱伝達
は、はんだ付け尖端組立体の内部または外部に配
設された蓄熱体によつて増大させることができ
る。はんだ付け作業中、特にフラツクスから発生
するヒユームは、保持スリーブから外部へ、ある
いはハンドルから直接ポンプによつて除去するこ
とができる。本発明の工具には、それぞれ一長一
短がある銅製尖端または鉄製尖端を用いることが
できる。これは、より高い温度を達成することが
できる加熱器を設けたことと、加熱素子組立体と
ハンドルとの間により優れた断熱を施したことに
よつて可能にされる。また、本発明においては、
電気コード51が工具から引抜かれるのを防止す
るとともに、回路板を割出して位置ぎめするひず
み軽減部材即ちねじれ防止兼引抜防止ブツシユ5
3が設けられる。回路板は、数個の異る位置をと
ることができ、それぞれの電子要素を備えた2枚
の回路板を設けることもできる。また、コレツト
80を設けることにより、はんだ付け尖端の軸線
方向の位置を調節することができ、それによつて
尖端の温度を制御することができる。また、尖端
を長く突出させた場合は、狭い間隔で配置された
電子素子の間ではんだ付け作業を行うことができ
る。尖端を銅製とした場合は、それを再加工する
ことができ、保持スリーブ62の尖端との間の距
離をコレツト80によつて調節することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の多目的はんだ付け工具の立面
図、第2図は第1図の工具の部分立面図であり、
電子制御回路によりはんだ付け尖端の温度を調節
するためにハンドルの側壁に設けられた開口を露
出させたところを示す。第3図は第1図の工具
の、はんだ付け尖端を除いた分解図、第4および
5図は、電気コードを保持するためのひずみ軽減
部材の、それぞれ側面図、および正面図、第6図
は、一体に成型されたひずみ軽減部材と回路板の
側面図、第7図はハンドルの後端の断面図であ
り、電気コードを装着したひずみ軽減部材を示
す。第8図は、第7図と同様の断面図であるが、
第7図の位置から90゜回転させた部位の断面図で
ある。第9図は第8図の線9−9に沿つてみた断
面図であり、ひずみ軽減部材がハンドルの後部内
に固定される態様を示す。第10図ははんだ付け
尖端およびその軸部、およびそれらを保持するた
めの部材の分解図、第11図は、はんだ付け尖端
およびその軸部を保持するための別の実施例によ
る構造の断面図、第12図は本発明の工具の前端
部分の別の実施例の断面図、第13図は第12図
の組立体の一部分の分解図、第14図は、本発明
の工具の前端部分の更に別の実施例の断面図、第
15図は第14図の組立体の一部分の分解図、第
16図はコレツトを用いることによりはんだ付け
尖端の軸部を保持スリーブに対し所望の調節位置
に固定するための別の実施例の断面図、第17図
はカラーを有するはんだ付け尖端の軸部および保
持スリーブの断面図、第18図は、はんだ付け尖
端および軸部の更に別の実施例の断面図、第19
図ははんだ付け尖端の軸部を任意所望の位置に固
定するためのコレツトおよび保持スリーブ等の分
解図、第20図は第19図のコレツトの正面図、
第21図は加熱素子組立体、内部蓄熱体および保
持スリーブ等の分解図、第22図ははんだ付け尖
端および軸部と、保持スリーブの別の実施例の分
解図、第23および24図は、それぞれ両端には
んだ付け尖端を備えたはんだ付け軸部の一部立面
図による断面図、第25図はヒユーム除去手段を
備えた本発明の工具の前端部の断面図、第26図
は本発明の工具のハンドルの一部分および前端部
分の断面図、第27図は第26図の線27−27
に沿つてみた断面図、第28図は第26図の線2
8−28に沿つてみた断面図、第29図は、第2
8図と同様の断面図であるが、2枚の別個の回路
板を設けた実施例を示す。第30図は、第28図
と同様の図であるが、ハウジング内の断面積の半
分より小さい部分を占める回路板を示す。第31
図ははんだ除去工具に変換された本発明の工具の
分解透視図である。 35:はんだ付け尖端、36:軸部、37:加
熱素子組立体、40:ねじ付カラー、44:ハウ
ジング(ハンドル)、45:開口、46:回路板、
47:ポテンシヨメータ、53:ひずみ軽減部材
(ねじれ防止兼引抜防止ブツシユ)、56:突起、
張出し片、58:加熱器ブツシユ、62:保持ス
リーブ、65:保持ブツシユ、72:内部蓄熱
体、74:外部蓄熱体(尖端保持体)、80:ス
ロツト付コレツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 減径された電気コード受容端を有し、ハンド
    ルの役割を果す円筒状ハウジングと、電子温度制
    御回路を担持した回路板を案内するために前記ハ
    ウジングの内部に互いに対向して配設された1対
    の内部突起と、該回路板によつて付勢される加熱
    素子と、該加熱素子に対して熱伝達関係に配置さ
    れたはんだ付け尖端と、該加熱素子を囲包した保
    持スリーブと、該保持スリーブの後端の外側後端
    カラーに係合した保持ブツシユと、前記ハウジン
    グの外周面に螺着されたねじ付カラーとから成
    り、前記はんだ付け尖端は、前記保持スリーブの
    減径前端部分内に前記加熱素子の端部に当接して
    保持されており、前記保持ブツシユは、前記ねじ
    付カラーによつて係合され所定位置に固定されて
    いることを特徴とするはんだ付け工具。 2 前記はんだ付け尖端への熱伝達を高めるため
    に該はんだ付け尖端と前記加熱素子との間に蓄熱
    体が介設されている特許請求の範囲第1項に記載
    のはんだ付け工具。 3 前記蓄熱体は、前記加熱素子の外部で前記保
    持スリーブ内に配設されている特許請求の範囲第
    2項に記載のはんだ付け工具。 4 前記はんだ付け尖端は、中空軸部を有してお
    り、前記蓄熱体は、該中空軸部内に配設されてい
    る特許請求の範囲第2項に記載のはんだ付け工
    具。 5 前記蓄熱体は、前記中空軸部の内壁に刻設さ
    れた雌ねじと螺合する雄ねじを有している特許請
    求の範囲第4項に記載のはんだ付け工具。 6 電気コードを堅く保持するためのひずみ軽減
    部材が設けられており、該ひずみ軽減部材は、前
    記電気コードを挿通するための2つの開口と、前
    記ハウジングの前記コード受容端内での該ひずみ
    軽減部材の回転を防止するための2つの平坦な側
    部を有しており、かつ、前記回路板の一端に設け
    られた対応する小さい孔に係合する1対のピンを
    備えている特許請求の範囲第1〜5項のいずれか
    に記載のはんだ付け工具。 7 前記対向した突起の上と下に1枚づつ、2枚
    の回路板が設けられている特許請求の範囲第1〜
    6項のいずれかに記載のはんだ付け工具。 8 はんだ付け作業によつて発生するヒユームを
    真空作用によつて除去するために前記保持スリー
    ブの自由端とはんだ付け尖端の間に環状空間が設
    けられている特許請求の範囲第1〜7項のいずれ
    かに記載のはんだ付け工具。 9 前記環状空間に連通し、前記保持スリーブか
    ら外部に延長して真空源に接続するためのチユー
    ブが設けられている特許請求の範囲第8項に記載
    のはんだ付け工具。 10 前記保持スリーブの前端内部にそらせ板が
    設けられており、該そらせ板は、ほぼ正方形であ
    り、保持スリーブの円形内壁面との間にヒユーム
    を通すための開口を画定するようになされている
    特許請求の範囲第9項に記載のはんだ付け工具。 11 前記はんだ付け尖端は、軸部を有してお
    り、該軸部は、該軸部を位置調節自在に保持する
    ためのコレツトを備え、前記保持スリーブは、該
    軸部を所望の位置に保持するために該コレツトを
    錠止するための手段を有している特許請求の範囲
    第1〜10項のいずれかに記載のはんだ付け工
    具。 12 前記はんだ付け尖端は、前記軸部の両端に
    設けられており、該軸部を反対向きにして前記コ
    レツトにより保持することによつて両方の尖端の
    どちらかを選択的に使用することができるように
    なされた特許請求の範囲第11項に記載のはんだ
    付け工具。 13 前記はんだ付け尖端は、銅芯とそれを囲包
    する鉄とから成るものである特許請求の範囲第1
    〜12項のいずれかに記載のはんだ付け工具。 14 前記銅芯は、前記軸部から前記はんだ付け
    尖端の方に向つて段状の減径部分を有している特
    許請求の範囲第13項に記載のはんだ付け工具。 15 はんだおよびフラツクスが前記軸部に沿つ
    てはい上るのを防止し、かつ、前記銅芯の腐蝕を
    防止するために、該軸部を囲包するステンレス鋼
    製スリーブが設けられている特許請求の範囲第1
    4項に記載のはんだ付け工具。
JP23049884A 1983-11-03 1984-11-02 はんだ付け工具 Granted JPS60174256A (ja)

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JPS60174256A JPS60174256A (ja) 1985-09-07
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CA1292393C (en) 1991-11-26
AU569122B2 (en) 1988-01-21
JPS60174256A (ja) 1985-09-07
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