JP3001893U - はんだごて - Google Patents

はんだごて

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JP3001893U
JP3001893U JP1994003364U JP336494U JP3001893U JP 3001893 U JP3001893 U JP 3001893U JP 1994003364 U JP1994003364 U JP 1994003364U JP 336494 U JP336494 U JP 336494U JP 3001893 U JP3001893 U JP 3001893U
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JP
Japan
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tip
iron
soldering
heater
base end
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JP1994003364U
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English (en)
Inventor
野 正 三 河
Original Assignee
株式会社ジャパンユニックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 こて先が交換可能となった自動機用のはんだ
ごてにおいて、簡単な位置決め機構により、こて先を一
定の向きに簡単に取り付け得るようにする。 【構成】 こて本体10における筒状ヒータ11の内底
部に、突起14を備えた当接部13を形成し、こて先2
0の基端部に係止溝24を形成し、これらの突起14と
係止溝24との係合により、こて先20を回転方向に位
置決めした状態でこて本体10に取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案ははんだごてに関するものであり、更に詳しくは、はんだ付けロボット に取り付けて使用する自動機用のはんだごてに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品等のはんだ付けに使用されるはんだごてのこて先は、色々な先端形状 をもっている。例えば、次第に先が細くなった円錐状又は円錐台状のものや、円 柱の先端を斜めに切除した形のもの、先端をマイナスドライバーのような形に扁 平化したもの、先端に窪みを設けたものなどがあり、用途に応じてそれらを使い 分けるようにしている。こて先を交換可能とし、用途に応じてそれに適合するこ て先を選択的に使用することも行われており、特に、はんだ付けロボット等の自 動機に取り付けて使用するはんだごてにおいては、作業内容に応じてこて先だけ を交換する方法が一般化している。
【0003】 ところで、上記自動機用のはんだごてにおいてこて先を交換する場合に重要な ことは、こて先が方向性のある先端形状を有する場合、該こて先を常に一定の向 きに取り付けるということである。即ち、こて先の先端形状が円錐状又は円錐台 状である場合には、方向性がないから問題ないが、例えば、マイナスドライバー のように扁平化した先端形状である場合には、それを同じ形で先端幅の異なるこ て先と交換するような場合、交換前のものと同じ向きに取り付けることが必要で ある。さもなくば、自動機に、交換後のこて先の向きにあった動きをさせるため のティーチングをその都度施さなければならず、このために多くの時間と手数と を費やすことになるからである。
【0004】 しかるに、従来の自動機用のはんだごては、こて先を一定の向きに取り付ける ことが困難であったため、その交換作業に手数がかかり、ロボットに新たなティ ーチングを施さなければならないといったケースも多かった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な課題は、こて先が交換可能となっている自動機用のはんだこて において、簡単な位置決め機構を設けるだけで、こて先を一定の向きに簡単且つ 確実に取り付けることができるようにすることにある。 本考案の他の課題は、こて先を取り付けるための構成を簡単且つ合理的なもの として、こて先の交換作業を簡単且つ迅速に行い得るようにすると共に、こて先 の熱効率を高めてはんだ付け作業の効率化を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案によれば、はんだ付けロボットに取り付けて 使用する自動機用のはんだごてであって、ロボットアームに取り付けるためのこ て本体と、該こて本体に着脱自在のこて先とを有し、該こて先の基端部又はこて 本体における該基端部が当接する当接部の、いずれか一方に係止溝を形成すると 共に他方に突起を形成し、これらの係止溝と突起との係合により、こて先をこて 本体に対して回転方向に位置決めした状態で取付可能としたことを特徴とするは んだごてが提供される。 本考案においては、上記こて本体が、筒壁の内部に発熱体を内蔵する筒状のヒ ーターを有し、該筒状ヒータが、こて先を嵌着するための取付部を兼ねていて、 その内底部にこて先の基端部が当接する上記当接部を備えている。 また、本考案においては、上記こて本体が、こて先を取り付け状態に保持する ためのホルダを兼ねる筒状のヒータカバーを有し、該ヒータカバーが、筒状ヒー タの外周を覆う保護部と、該保護部の先端のこて先に係止する開孔とを有してい て、上記筒状ヒータ内にこて先を挿入して該ヒータカバーをこて本体に螺着する ことにより、上記こて先が取り付けられている。 筒状ヒータの内底部に設けられた上記当接部は、こて先を通じてアースするた めのアース用接続端子を兼ねることもできる。 本考案の具体的態様によれば、こて先の基端部に係止溝が形成され、こて本体 の当接部に突起が形成される。 上記こて先は、実質的に非中空の部材として構成することが望ましい。
【0007】
【作用】
こて先をこて本体に取り付ける際には、こて先の基端部とこて本体の当接部と に形成された係止溝と突起とを相互に係合させることにより、該こて先をこて本 体に対して回転方向に位置決めした状態で所要の向きに簡単且つ確実に取り付け ることができる。従って、こて先を交換するに当り、煩雑な位置決め作業やロボ ットに対するティーチング等を一切行う必要がなく、交換作業を簡単且つ迅速に 行うことができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら詳細に説明するに、図1は、本 考案のはんだごてをはんだ付けロボットのアームに取り付けた状態を例示するも ので、図中1はロボットアーム、2ははんだごて、3は糸はんだ4をはんだごて 2のこて先に導くためのガイドを示している。
【0009】 上記はんだごて2は、図2からも分かるように、ロボットアーム1に取り付け るためのこて本体10と、該こて本体10に着脱自在のこて先20とからなって いる。 上記こて本体10は、先端部分に円筒状のヒーター11を有すると共に、該筒 状ヒータ11の外周を覆う着脱自在の筒状のヒータカバー12を有している。上 記筒状ヒータ11は、筒壁11aの内部に図示しない電気抵抗発熱体を内蔵した もので、こて先20を嵌着するための取付部をも兼ねており、その内底部に、こ て先20の基端部が当接する当接部13が形成され、該当接部13に−字状の突 起14が形成されている。また、上記ヒータカバー12は、こて先20を取り付 け状態に保持するためのホルダをも兼ねるもので、筒状ヒータ11の外周を覆う 保護部15と、該保護部15の先端のこて先20に係止する大きさの開孔16と を有し、保護部15の基端に形成された螺子部17によってこて本体10の螺子 部18に着脱自在となっている。
【0010】 一方、上記こて先20は、図3からも分かるように、こて本体10における筒 状ヒータ11内に嵌入して加熱される円柱状の主体部21と、該主体部21の先 端のはんだ付け作業を行うための先頭部22と、これらの主体部21と先頭部2 2との間に位置して上記ヒータカバー12の開孔16が係止する係止部23とか らなるもので、熱伝動率を良好にして且つ蓄熱量を大きくするため、例えば銅や 鉄等の素材を単独で、あるいはそれらを嵌合やメッキ等の手段で組み合わせるこ とにより、実質的に非中空の部材として形成されている。該こて先20の表面に は、はんだ上がりをすくなくするため黒クローム処理を施すことが望ましい。
【0011】 上記こて先20の先頭部22は、用途に応じた先端形状、例えば、マイナスド ライバーのような扁平化した形状や、次第に先が細くなった円錐状又は円錐台状 のもの、円柱の先端を斜めに切除した形のもの、先端に窪みを設けたものなど、 作業内容に適した先端形状を有し、上記主体部21の基端面には、上記当接部1 3の突起14と係合する係止溝24が所要の向きに形成されている。この係止溝 24は、上記突起14と共に、こて先20の回り止めと回転方向の位置決めのた めの機構を構成するもので、該係止溝24を突起14に係合させた状態でこて先 20を取り付けたとき、該こて先20の先頭部22が所要の方向を向くようにな っている。
【0012】 上記係止溝24は、突起14と同じ−字状であることが望ましいが、十字状で あっても良く、十字状とした場合には、先頭部22の向きに適合する方向の溝に 選択的に突起14を係合させれば良い。
【0013】 上記構成を有するはんだこてにおいて、こて先20をこて本体10に取り付け る際には、該こて先20を筒状ヒータ11内に挿入し、該こて先20の基端部に 形成された係止溝24とヒータ内底の当接部13に形成された突起14とを相互 に係合させて、該こて先20を回転方向に位置決めをしたあと、ヒータカバー1 2をこて本体10に螺着することにより、該こて先20を取り付ける。
【0014】 かくしてこて先20を、突起14と係止溝24とからなる簡単な位置決め機構 により、回転を防止した状態で所要の向きに簡単且つ確実に取り付けることが可 能となり、こて先を交換する際にも、煩雑な位置決め作業やロボットに対するテ ィーチング等を一切行う必要がないため、交換作業を簡単且つ迅速に行うことが できる。 また、上記筒状ヒータ11がこて先20を嵌着するための取付部を兼ねると共 に、ヒータカバー12がこて先20を取付状態に保持するホルダを兼ねているた め、はんだごて2の構成が非常に合理的且つシンプルなものとなり、こて先の交 換作業も非常に容易である。
【0015】 更に、上記こて先20を実質的に非中空部材として構成しているため、熱伝動 率が良好で蓄熱量も大きく、しかも、ヒータ11を筒状ヒータとしてその内部に 該こて先20を嵌着するようにしているため、こて先20への熱伝達も良好とな り、このため通電後の立ち上がりが早いばかりでなく、蓄熱量が大きいためには んだと接触してもこて先温度が低下しにくく、はんだ付け作業を迅速且つ効率良 く行うことができる。 筒状ヒータ11の内底部に設けられた上記当接部13は、こて先20を通じて アースするためのアース用接続端子を兼ねることもできる。
【0016】 なお、上記実施例では、突起14をこて本体10の当接部13に形成し、係止 溝24をこて先20の基端部に形成しているが、その逆に、突起14をこて先2 0の基端部に形成し、係止溝24をこて本体10の当接部13に形成しても良い ことは勿論である。
【0017】
【考案の効果】
このように、本考案のはんだごてによれば、こて本体とこて先とに形成した突 起と係止溝とからなる簡単な位置決め機構により、該こて先を一定の向きに簡単 且つ確実に取り付けることができるため、煩雑な位置決め作業やロボットに対す るティーチング等を一切行う必要がなく、交換作業を簡単且つ迅速に行うことが できる。 また、はんだごての構成が非常に合理的且つシンプルであるばかりでなく、こ て先の交換作業も非常に容易であり、こて先の熱伝動率が良好で蓄熱量も大きい ため、はんだ付け作業を迅速且つ効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るはんだごての一実施例を示す、ロ
ボットアームに取り付けた状態の側面図である。
【図2】図1のはんだごての要部拡大断面図である。
【図3】こて先の斜視図である。
【符号の説明】
1 アーム 2 はんだごて 10 こて本体 11 ヒータ 12 ヒータカバー 13 当接部 14 突起 15 保護部 16 開孔 20 こて先 24 係止溝

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 はんだ付けロボットに取り付けて使用す
    る自動機用のはんだごてであって、ロボットアームに取
    り付けるためのこて本体と、該こて本体に着脱自在のこ
    て先とを有し、該こて先の基端部又はこて本体における
    該基端部が当接する当接部の、いずれか一方に係止溝を
    形成すると共に他方に突起を形成し、これらの係止溝と
    突起との係合により、こて先をこて本体に対して回転方
    向に位置決めした状態で取付可能としたことを特徴とす
    るはんだごて。
  2. 【請求項2】 こて本体が、筒壁の内部に発熱体を内蔵
    する筒状のヒーターを有し、該筒状ヒータが、こて先を
    嵌着するための取付部を兼ねていて、その内底部にこて
    先の基端部が当接する上記当接部を備えていることを特
    徴とする請求項1に記載のはんだごて。
  3. 【請求項3】 こて本体が、こて先を取り付け状態に保
    持するためのホルダを兼ねる筒状のヒータカバーを有
    し、該ヒータカバーが、筒状ヒータの外周を覆う保護部
    と、該保護部の先端のこて先に係止する開孔とを有し、
    上記筒状ヒータ内にこて先を挿入して該ヒータカバーを
    こて本体に螺着することにより、上記こて先が取り付け
    られていることを特徴とする請求項2に記載のはんだご
    て。
  4. 【請求項4】 筒状ヒータの内底部に設けられた当接部
    が、こて先を通じてアースするためのアース用接続端子
    を兼ねていることを特徴とする請求項2又は3に記載の
    はんだごて。
  5. 【請求項5】 こて先の基端部に係止溝が設けられ、こ
    て本体の当接部に突起が設けられていることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれかに記載のはんだごて。
  6. 【請求項6】 こて先が実質的に非中空の部材として構
    成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    かに記載のはんだごて。
JP1994003364U 1994-03-10 1994-03-10 はんだごて Expired - Lifetime JP3001893U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003251460A (ja) * 2002-03-06 2003-09-09 Nakajima Doukou Kk 半田ごて
JP2011036870A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Hajime Hatano 超音波ロウ付装置

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