JPH0429441Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0429441Y2 JPH0429441Y2 JP15757687U JP15757687U JPH0429441Y2 JP H0429441 Y2 JPH0429441 Y2 JP H0429441Y2 JP 15757687 U JP15757687 U JP 15757687U JP 15757687 U JP15757687 U JP 15757687U JP H0429441 Y2 JPH0429441 Y2 JP H0429441Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- light
- reflecting mirror
- irradiation direction
- vehicle lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は自動車など車両に取付けられる灯具に
関するものであり、詳細には車体のデザインに沿
うようにレンズが湾曲し、それにより照射方向に
対してレンズの傾斜角が変化するものに係る。
関するものであり、詳細には車体のデザインに沿
うようにレンズが湾曲し、それにより照射方向に
対してレンズの傾斜角が変化するものに係る。
《従来の技術》
従来のこの種の車両用灯具２０を示すものが第
２図であり、例えばフロントマーカーランプなど
の場合レンズ２１は車体のデザインに沿つて湾曲
して設けられ、このレンズ２１に電球などの光源
２２と回転放物面の反射鏡２３とが設けられるも
のである。
２図であり、例えばフロントマーカーランプなど
の場合レンズ２１は車体のデザインに沿つて湾曲
して設けられ、このレンズ２１に電球などの光源
２２と回転放物面の反射鏡２３とが設けられるも
のである。
《考案が解決しようとする問題点》
しかしながら、前記した従来の構造の車両用灯
具２０は照射方向（光軸）Ｓに対して所定の配光
特性が要求されるものであり、このために前記レ
ンズ２１にはレンズカツトが施されるものである
が、このとき前記レンズ２１の照射方向Ｓに対す
る傾斜角が強くなると、いかなるレンズカツトも
作用をしない無効部Ｎが生ずるものとなり、この
理由により有効部Ｅのみの光量で前記した配光特
性を設計せざるを得ず照度不足などの問題点を生
ずるものとなつている。
具２０は照射方向（光軸）Ｓに対して所定の配光
特性が要求されるものであり、このために前記レ
ンズ２１にはレンズカツトが施されるものである
が、このとき前記レンズ２１の照射方向Ｓに対す
る傾斜角が強くなると、いかなるレンズカツトも
作用をしない無効部Ｎが生ずるものとなり、この
理由により有効部Ｅのみの光量で前記した配光特
性を設計せざるを得ず照度不足などの問題点を生
ずるものとなつている。
《問題点を解決するための手段》
本考案は前記した従来の構造に生ずる問題点を
解決するための具体的手段として、光源と反射鏡
とで定められる照射方向に対しレンズの傾斜角が
レンズカツトの無効部を生ずる程に変化するよう
に設けられる車両用灯具において、前記レンズカ
ツトの無効部に対応する位置の前記反射鏡には、
レンズの有効部へ反射光を偏寄させる偏角が設け
られていることを特徴とする車両用灯具を提供す
ることで前記有効部に達する光量を増加させて、
前記従来の問題点を解決するものである。
解決するための具体的手段として、光源と反射鏡
とで定められる照射方向に対しレンズの傾斜角が
レンズカツトの無効部を生ずる程に変化するよう
に設けられる車両用灯具において、前記レンズカ
ツトの無効部に対応する位置の前記反射鏡には、
レンズの有効部へ反射光を偏寄させる偏角が設け
られていることを特徴とする車両用灯具を提供す
ることで前記有効部に達する光量を増加させて、
前記従来の問題点を解決するものである。
《実施例》
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第１図に符号１で示すものは本考案による車両
用灯具であり、この車両用灯具１のレンズ２は従
来例のものと同様に照射方向Ｓに対し湾曲傾斜す
るものであり、当然に有効部２ａと無効部２ｂと
を生ずるものである。
用灯具であり、この車両用灯具１のレンズ２は従
来例のものと同様に照射方向Ｓに対し湾曲傾斜す
るものであり、当然に有効部２ａと無効部２ｂと
を生ずるものである。
ここで本考案により反射鏡３の前記無効部２ｂ
に対応する位置、即ちこの反射鏡３が回転放物面
のものであるならば光源４からの光線を平行光線
として照射方向Ｓに反射するものであるので前記
レンズ２の有効部２ａと無効部２ｂとの境界から
照射方向Ｓに平行線を降ろした外側の部分の位置
の反射鏡補正部３ａには、前記光源４からの光を
前記有効部２ａに向けて反射する偏角が設けられ
複合反射面とされている。
に対応する位置、即ちこの反射鏡３が回転放物面
のものであるならば光源４からの光線を平行光線
として照射方向Ｓに反射するものであるので前記
レンズ２の有効部２ａと無効部２ｂとの境界から
照射方向Ｓに平行線を降ろした外側の部分の位置
の反射鏡補正部３ａには、前記光源４からの光を
前記有効部２ａに向けて反射する偏角が設けられ
複合反射面とされている。
図中に点線で示したものは従来例の反射鏡であ
り、これに対して回転放物面の回転軸を要求され
る角度だけ傾けることで原則的に目的とする反射
鏡補正部３ａが得られるものとなる。
り、これに対して回転放物面の回転軸を要求され
る角度だけ傾けることで原則的に目的とする反射
鏡補正部３ａが得られるものとなる。
この様にしたことで前記光源４から発せられ前
記反射鏡３に反射して照射方向に向かう光線は全
て前記レンズ２の有効部２ａを通過するものとな
り、前記したレンズカツトにより調整可能な光量
は増加するものとなる。このとき前記無効部２ｂ
には反射鏡３からの光が当接しないものとなるが
本来配光特性に関与せず、又光源４からの直射光
が当接し全くの暗黒となるものでも無いので、実
用上の不都合を生ずることはない。
記反射鏡３に反射して照射方向に向かう光線は全
て前記レンズ２の有効部２ａを通過するものとな
り、前記したレンズカツトにより調整可能な光量
は増加するものとなる。このとき前記無効部２ｂ
には反射鏡３からの光が当接しないものとなるが
本来配光特性に関与せず、又光源４からの直射光
が当接し全くの暗黒となるものでも無いので、実
用上の不都合を生ずることはない。
尚、この実施例では前記反射鏡補正部３ａは回
転放物面に偏角を設けた例で照明したが実施に当
たり例えば平面鏡としても良く、要は本考案の要
旨である有効部２ａに向かい光を反射するもので
あればどの様な形状としても良いものである。
転放物面に偏角を設けた例で照明したが実施に当
たり例えば平面鏡としても良く、要は本考案の要
旨である有効部２ａに向かい光を反射するもので
あればどの様な形状としても良いものである。
《考案の効果》
以上に説明したように本考案により反射鏡に偏
角を設けた反射鏡補正部を形成し、全ての反射光
をレンズの有効部に達するものとしたことで、配
光特性を定められる光量の増加が可能となり、こ
れにより明るい灯具の実現を計ることが出来ると
云う優れた効果を奏するものである。
角を設けた反射鏡補正部を形成し、全ての反射光
をレンズの有効部に達するものとしたことで、配
光特性を定められる光量の増加が可能となり、こ
れにより明るい灯具の実現を計ることが出来ると
云う優れた効果を奏するものである。
第１図は本考案に係る車両用灯具の一実施例を
示す断面図、第２図は従来例を示す断面図であ
る。 １……車両用灯具、２……レンズ、２ａ……有
効部、２ｂ……無効部、３……反射鏡、３ａ……
反射鏡補正部、４……光源。
示す断面図、第２図は従来例を示す断面図であ
る。 １……車両用灯具、２……レンズ、２ａ……有
効部、２ｂ……無効部、３……反射鏡、３ａ……
反射鏡補正部、４……光源。
Claims (1)
- 光源と反射鏡とで定められる照射方向に対しレ
ンズの傾斜角がレンズカツトの無効部を生ずる程
に変化するように設けられる車両用灯具におい
て、前記レンズカツトの無効部に対応する位置の
前記反射鏡には、レンズの有効部へ反射光を偏寄
させる偏角が設けられていることを特徴とする車
両用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15757687U JPH0429441Y2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15757687U JPH0429441Y2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0162603U JPH0162603U (ja) | 1989-04-21 |
| JPH0429441Y2 true JPH0429441Y2 (ja) | 1992-07-16 |
Family
ID=31437137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15757687U Expired JPH0429441Y2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0429441Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-15 JP JP15757687U patent/JPH0429441Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0162603U (ja) | 1989-04-21 |
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