JPH0429391Y2 - - Google Patents

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JPH0429391Y2
JPH0429391Y2 JP15248886U JP15248886U JPH0429391Y2 JP H0429391 Y2 JPH0429391 Y2 JP H0429391Y2 JP 15248886 U JP15248886 U JP 15248886U JP 15248886 U JP15248886 U JP 15248886U JP H0429391 Y2 JPH0429391 Y2 JP H0429391Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
rough road
road block
rough
circumferential surface
Prior art date
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Expired
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JP15248886U
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English (en)
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JPS6358734U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は表面にラフロード模様を形成したラフ
ロードブロツクが車輌用動力計のローラに取り付
けられたラフロードブロツク取付けローラに関す
る。
B 考案の概要 被検車輌の車輪が載置され且つ動力計に連結さ
れるとともに外周面に表面凹凸部が環状に形成さ
れたローラの外周面に、表面にラフロード模様を
形成し且つ裏面には上記ローラの表面凹凸部に対
向して逃げ部を備えると共にローラの周方向に複
数個に分割されたラフロードブロツクを取り付
け、上記ラフロードブロツクの逃げ部にゴムシー
トを介在させ、これによつて、ラフロードブロツ
ク上に作用する車輌の荷重をゴムシートの弾性変
形により緩衝させ、ラフロードブロツクによつて
ローラの表面凹凸部が摩耗破損されないようにし
たものである。
C 従来の技術 被検車輌の車輪が載置され、且つ動力計に連結
されたローラの外周面には通常は実際の路面の摩
擦抵抗に近似したローレツトとか溝加とかの表面
凹凸部が施してある。かかるローラでラフロード
模擬テストを行う場合には、ローラの上に外周面
にラフロード模様を持つたラフロードブロツクを
張り付けることがある。
このようなラフロード走行テスト装置の従来例
を第2図に示す。第2図に示すように、ラフロー
ド走行テストを受ける車輌11が例えば後輪駆動
車である場合、遊動輪の前輪は、支持台14に係
止具15によつて係止され、駆動輪である後輪1
2は基台19に回転自在に支持されているととも
に支持台14の開口14から一部露出されたラフ
ロードブロツク17を張りつけたローラ16上に
後輪12の軸とローラ16の軸とが並行になるよ
うに載置されている。かかるラフロードブロツク
17をローラ16上に取付けた部分的断面図を第
3図に示す。
ラフロードブロツク17は第2図及び第3図に
示すようにローラ16の外周面に設けられた表面
凹凸部20に直接当接される平滑な内周面をも
ち、その外周面にはラフロード模様17aが形成
されている。ラフロードブロツク17はローラ1
6の周方向に複数個に分割されていてローラ16
の外周面に密着し且つ分割面18でつき合わされ
てローラ16の幅方向両側縁部にてボルト21に
よつて固定されている。
D 考案が解決しようとする問題点 第3図に示すように、従来のラフロードブロツ
ク17はローラ16の表面凹凸部に直接内周面が
当接するようにローラ16上に固定されているた
め、ラフロードブロツク17上に重量のある車輌
11の後輪12が載置されると、ラフロード走行
テストにおいて、車輌の激しい振動による衝撃荷
重がラフロードブロツク17を介してローラ16
に作用するため、ローラ16の表面凹凸部20の
特に突出部分が平坦化され損傷を受け易い欠点が
あつた。
本考案はかかる従来技術の問題点に鑑みてなさ
れたもので、ローラの表面凹凸部を痛めないラフ
ロードブロツク取付けローラを提供することを目
的とするものである。
E 問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決した本考案によるラフロー
ドブロツク取付けローラの構成は、被検車輌の車
輪が載置され且つ動力計に連結されるとともに外
周面に表面凹凸部が環状に形成されているローラ
上に、外周面にラフロード模様が形成され且つ複
数個に分割された円弧状のラフロードブロツクを
上記ローラの幅方向両側端部にボルトを用いて固
定したラフロードブロツク取付けローラにおい
て、ラフロードブロツクの内周面の上記ローラの
表面凹凸部と対向する部分に逃げ部を形成し、該
逃げ部にゴムシートを介在させたことを特徴とす
るものである。
F 作用 ローラの表面凹凸部に対応して内周面に逃げ部
を設けたラフロードブロツクをローラの外周面に
取り付け、ローラの表面凹凸部と逃げ部の間にゴ
ムシートを介在させて、車輌からの大きい荷重の
際に発生するラフロードブロツクの撓みに対し、
ゴムシートが弾性変形して表面凹凸部の損傷を未
然に防止する。
G 実施例 本考案によるラフロードブロツク取付けローラ
を図面を参照して説明する。本考案のラフロード
ブロツク取付けローラの一実施例の部分的断面図
を第1図に示す。第1図において、第2図に示す
ようなラフロード走行テスト装置のローラ1の外
周面には表面凹凸部2とこれら表面凹凸部2に挾
まれた平坦部3とがそれぞれ環状に設けられてい
る。ローラ1の外周方向に複数個に分割されたラ
フロードブロツク4は、ボルト5によつてローラ
1の周縁部にそつて固定されている。ローラ1の
外周面を蔽うこれらラフロードブロツク4の外周
面にはラフロード模様9が形成され、内周面には
ローラ1の表面凹凸部2に対応した逃げ部6とロ
ーラ1の平坦部3に対応した接合部7とがそれぞ
れ形成されている。またローラ1の表面凹凸部2
とのラフロードブロツク4の逃げ部6との間の間
隙にはゴムシート8が介装されている。またゴム
シート8はラフロードブロツク4の逃げ部6に接
着しておくことによつて組立・解体作業における
取扱いが容易となり便利である。
第1図に示うよな本実施例のラフロードブロツ
ク取付けローラにおいて車輌の荷重がラフロード
ブロツク4に作用すると荷重はラフロードブロツ
ク4の接合部7とローラ1の平坦部3を介してロ
ーラ1に伝えられる。従つてローラ1の表面凹凸
部2はラフロードブロツク4の逃げ部6のため、
ラフロードブロツク4の内周面が直接ローラ1の
表面凹凸部2に接触することはない。このため、
ローラ1の表面凹凸部2は損傷を受けることはな
い。
たとえ車輌が大きく振動して衝撃荷重がラフロ
ードブロツク4に作用してラフロードブロツク4
が撓んだとしても、ゴムシート8が弾性変形を起
して荷重が緩衝された状態で表面凹凸部2に伝え
られるため、表面凹凸部2が摩耗破損することは
起らない。
H 考案の効果 本考案によるラフロードブロツク取付けローラ
によれば、ローラの表面凹凸部に対応してラフロ
ードブロツクの内周面に逃げ部を設けるととも
に、ローラの表面凹凸部とラフロードブロツクの
逃げ部との間にゴムシートを介在させたことによ
り、ローラの表面凹凸部にラフロードブロツクの
内周面が接触してローラの表面凹凸部を摩耗破損
することは起らない。
またラフロードブロツクの逃げ部が荷重で撓ん
でもゴムシートが弾性変形してローラの表面凹凸
部を保護するので、ラフロードブロツクが荷重で
撓んでも差し支えない程度にラフロードブロツク
の厚さを薄くすることができ、材料的に節約とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるラフロードブロツク取付
けローラの部分断面図、第2図はラフロード走行
テスト装置の概念図、第3図は従来のラフロード
ブロツク取付けローラの部分的断面図である。 図面中、1はローラ、2は表面凹凸部、3は平
坦部、4はラフロードブロツク、5はボルト、6
は逃げ部、7は接合部、8はゴムシート、9はラ
フロード模様である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検車輌の車輪が載置され且つ動力計に連結さ
    れるとともに外周面に表面凹凸部が環状に形成さ
    れているローラ上に、外周面にラフロード模様が
    形成され且つ複数個に分割された円弧状のラフロ
    ードブロツクを上記ローラの幅方向両側端部にボ
    ルトを用いて固定したラフロードブロツク取付け
    ローラにおいて、ラフロードブロツクの内周面の
    上記ローラの表面凹凸部と対向する部分に逃げ部
    を形成し、該逃げ部にゴムシートを介在させたこ
    とを特徴とするラフロードブロツク取付けロー
    ラ。
JP15248886U 1986-10-06 1986-10-06 Expired JPH0429391Y2 (ja)

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JP15248886U JPH0429391Y2 (ja) 1986-10-06 1986-10-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15248886U JPH0429391Y2 (ja) 1986-10-06 1986-10-06

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Publication Number Publication Date
JPS6358734U JPS6358734U (ja) 1988-04-19
JPH0429391Y2 true JPH0429391Y2 (ja) 1992-07-16

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JPS6358734U (ja) 1988-04-19

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