JP3493818B2 - ホイールセンターキャップ - Google Patents

ホイールセンターキャップ

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JP3493818B2
JP3493818B2 JP16491995A JP16491995A JP3493818B2 JP 3493818 B2 JP3493818 B2 JP 3493818B2 JP 16491995 A JP16491995 A JP 16491995A JP 16491995 A JP16491995 A JP 16491995A JP 3493818 B2 JP3493818 B2 JP 3493818B2
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  • Connection Of Plates (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、自動車の走行用ホイー
ルに装着するホイールセンターキャップに関する。 【0002】 【従来の技術】図5は、自動車1の走行用ホイール2に
ホイールセンターキャップ3を装着しているのを示し、
図6は、ホイールセンターキャップ3をホイール2に取
付けるための構造を示す。 【0003】図6に示すように、ホイール2部にはハブ
5に設けた貫通孔にスタッドボルト6を挿通している。
ホイールセンターキャップ3は、ホイールディスク4を
介在させて、ホイールセンターキャップ3に形成してい
る孔3aをスタッドボルト6に挿通し、ホイールナット
7を螺合して取付けている。 【0004】このホイールセンターキャップ3の取付方
法は、ホイールディスク4とホイールセンターキャップ
3とを、ホイールナット7で共締めしている。したがっ
て、この取付方法は、ホイールセンターキャップ3の孔
3a部がホイールナット7により締付けられるので、ホ
イールセンターキャップ3の材質が金属製であるときは
問題ないが、樹脂製であるときは破損するようなことも
あり、強度的に不向きである。 【0005】図7は、走行用ホイール8に、樹脂製のホ
イールセンターキャップ9を取付けるための構造を示
す。ホイールセンターキャップ9は、ホイールディスク
10を介在させて、ホイールセンターキャップ9に形成
している孔9aを、ハブ11に形成した孔に配設したス
タッドボルト12に挿通している。そして、ゴム製のワ
ッシャ13をホイールセンターキャップ9の孔9a部と
ホイールナット14との間に挟み込んで、スタッドボル
ト12にホイールナット14を螺合して取付けている。 【0006】このホイールセンターキャップ9の取付方
法は、ゴム製のワッシャ13を介在させて、ホイールセ
ンターキャップ9をホイールディスク10と共締めして
いる。したがって、ホイールセンターキャップ9の孔9
a部を締付ける力がワッシャ13により緩和され、ホイ
ールセンターキャップ9の材質が樹脂製であっても、取
付けることができる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】この取付方法だと、樹
脂等のようにホイールナットの締付けに弱い材質で成る
ホイールセンターキャップを取付けることは可能であ
る。しかしながら、ホイールナットの締付け部にゴム製
のワッシャを必要とすることから、コストがかかってい
た。 【0008】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、樹脂等のようにホイールナットの締付けに弱いホイ
ールセンターキャップを取付けるのに、上記ゴム製のワ
ッシャを使用することなく取付けることができるホイー
ルセンターキャップを提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】以上の目的は、自動車の
ホイールのホイールディスクの周方向に配設したボルト
に挿通される貫通孔を備え、この貫通孔がホイールナッ
トのテーパ面に係合するようにした弾性体から成るホイ
ールセンターキャップにおいて、ホイールディスクに係
合する突出部を設け、ホイールナットの締結時に、上記
貫通孔部とホイールディスクとの間に、貫通孔部がホイ
ールディスク側に弾性変形する隙間を形成したことを特
徴とするホイールセンターキャップによって達成され
る。 【0010】 【作用】ホイールセンターキャップにホイールディスク
と係合する突出部を設け、この突出部がボルトの貫通孔
部とホイールディスクとの間に隙間を形成する。ボルト
にホイールナットを締結すると、貫通孔部が上記隙間で
弾性変形する。すなわち、ホイールセンターキャップ
は、突出部がホイールディスクに係合し、貫通孔部がホ
イールナットに係合することによりホイール部に固定さ
れる。 【0011】 【実施例】以下、本発明の実施例によるホイールセンタ
ーキャップについて、図面を参照しながら説明する。 【0012】図1は、自動車の走行用ホイール20が配
設されるホイール部21を示す。図に示すようにホイー
ル部21は、ハブ22にセレーション孔22aを形成
し、この孔22aにホイールディスク23とホイールセ
ンターキャップ24を取付けるためのスタッドボルト2
5を挿通している。全てを図示していないが、スタッド
ボルト25は、ハブ22の周方向に等間隔に5箇所設け
られている。 【0013】図2は、ハブ22にホイールディスク23
とホイールセンターキャップ24を、取付けている状態
を示す拡大図である。図に示すように、スタッドボルト
25の軸部には、ホイールディスク23に形成された取
付孔23aが挿通される。取付孔23aは、スタッドボ
ルト25に螺合しているホイールナット26のテーパ面
26aに嵌合するように、テーパ状に形成している。 【0014】図3は、材質が樹脂製で成るホイールセン
ターキャップ24の側面図であり、図4は底面図であ
る。図4に示すように、ホイールセンターキャップ24
は環状形であり、外周部には同じ形状の5つの凸部24
aと湾曲した凹部24bが形成されている。各凸部24
aと内孔24cとの間には、図2に示すように横方向に
窪みが設けられ、その底部24dにはホイールナット2
6のテーパ面26aに嵌合するテーパ孔である貫通孔2
4eが形成されている。 【0015】ホイールセンターキャップ24の各貫通孔
24eの側部には、突出部24fが形成されている。突
出部24fは、ホイールディスク23のハブ孔23bの
縁部に係止される傾斜面を有する。この傾斜面は、ホイ
ールナット26をスタッドボルト25に螺合させていな
いときに、ホイールセンターキャップ24の底部24d
とホイールディスク23とが重なり合わないように、こ
れらの間に隙間27を設けるようにしている。 【0016】したがって、ホイールセンターキャップ2
4のテーパ状の貫通孔24eの小径部の径は、ホイール
ディスク23のテーパ状の取付孔23aの大径部と同じ
にするか、それよりも大きくする。そして、ホイールナ
ット26をスタッドボルト25に締付けたときは、それ
らの孔23a,24eが軽く重なり合うか、または僅か
に隙間ができるようにする。すなわち、ホイールナット
26を取付ける前のその隙間の厚さは、ホイールナット
26を締結したときに、底部24dと突出部24fの弾
性変形量を考慮して定める。 【0017】以上、本発明の実施例によるホイールセン
ターキャップ24の構成について説明したが、次にその
作用について説明する。 【0018】図2に示すように、ホイールナット26
を、ハブ22に形成された孔を貫通するスタッドボルト
25に締着したときに、ホイールディスク23は、ホイ
ールナット26のテーパ面26aの小径部分とハブ22
の間に固定される。一方、ホイールセンターキャップ2
4は、ホイールナット26の締付けにより、貫通孔24
eとテーパ面26aの大径部分とが嵌合し、底部24d
を弾性変形させながらホイールディスク23側に押圧す
る。 【0019】このとき、ホイールディスク23のハブ孔
23bの縁部には、ホイールセンターキャップ24の突
出部24fの傾斜面が係止している。突出部24fは、
弾性体であるので、僅かに変形してホイールディスク2
3側に食い込んで、ホイールセンターキャップ24の移
動を規制する。テーパ状の貫通孔24eの小径部は、テ
ーパ状の取付孔23aの大径部の径よりも同じか、また
はそれよりも大きくしているので、底部24dがホイー
ルディスク23に接触することはなく、または接触して
も強く押付けられないので、貫通孔24e部がホイール
ナット26の締付け力で破損することはない。 【0020】このように、ホイールセンターキャップ2
4は、5箇所の突出部24fがハブ取付孔23aの縁部
に係止され、5箇所の貫通孔24eがホイールナット2
6のテーパ面26aに係止されることにより、ホイール
部21に固定される。 【0021】以上のように、本実施例ではゴムワッシャ
ーを使用せずに、樹脂製のホイールセンターキャップ2
4を僅かに変更するだけで、ホイール21部に取付ける
ことができる。 【0022】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明の
技術的思想に基いて種々の変形が可能である。 【0023】例えば、上記の実施例では、突出部24f
に傾斜面を設け、この傾斜面をホイールディスク23の
ハブ孔23bの縁部に係止させたが、この傾斜面を設け
た突出部24fを単なる凸形にして、その先端を縁部ま
たは直接平板面に係止するようにしてもよい。 【0024】また、上記実施例では、ホイールセンター
キャップ24にテーパ状の貫通孔24eを形成したが、
貫通孔24eはテーパを形成しない孔であってもよい。
ホイールセンターキャップ24については、樹脂製とし
たが底部24dと突出部24f部のみが樹脂製のもので
あってもよいし、いずれか一方のみを樹脂製にしてもよ
い。 【0025】 【発明の効果】以上述べたように、本発明のホイールセ
ンターキャップは、材質が弾性体であればゴムワッシャ
ーを使用せずに、締付け力に弱い材質であってもホイー
ル部に取付けることができる。また、突出部を設けたこ
とから、ホイールセンターキャップの取付時に位置決め
が簡単になり、また貫通孔の孔位置精度もラフにでき、
ホイールセンターキャップが何らかの要因で変形して
も、締付けが不安定になることを軽減することができ
る。構造的にも、ホイールセンターキャップを僅かに変
更するだけで製作できるので、コストを軽減することが
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例によるホイールセンターキャッ
プの取付状態を示す側面図である。 【図2】同ホイールセンターキャップの取付状態を示す
拡大側面図である。 【図3】同ホイールセンターキャップの側面図である。 【図4】同ホイールセンターキャップの低面図である。 【図5】自動車にホイールセンターキャップが装着され
ている状態を示す斜視図である。 【図6】従来例のホイールセンターキャップの取付状態
を示す側面図である。 【図7】他の従来例におけるホイールセンターキャップ
の取付方法を示す側面図である。 【符号の説明】 20 ホイール 23 ホイールディスク 24 ホイールセンターキャップ 24e 貫通孔 24f 突出部 25 スタッドボルト 26 ホイールナット 26a テーパ面 27 隙間
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−189202(JP,U) 実開 昭62−127001(JP,U) 実開 昭55−160902(JP,U) 実開 昭63−67301(JP,U) 実開 昭60−158901(JP,U) 実開 昭64−35101(JP,U) 実開 昭63−6901(JP,U) 実開 平5−93902(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60B 7/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 自動車のホイールのホイールディスクの
    周方向に配設したボルトに挿通される貫通孔を備え、こ
    の貫通孔がホイールナットのテーパ面に係合するように
    した弾性体から成るホイールセンターキャップにおい
    て、ホイールディスクに係合する突出部を設け、ホイー
    ルナットの締結時に、上記貫通孔部とホイールディスク
    との間に、貫通孔部がホイールディスク側に弾性変形す
    る隙間を形成したことを特徴とするホイールセンターキ
    ャップ。
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