JP2876383B2 - 組立式自動車ホイール - Google Patents

組立式自動車ホイール

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JP2876383B2 JP29864693A JP29864693A JP2876383B2 JP 2876383 B2 JP2876383 B2 JP 2876383B2 JP 29864693 A JP29864693 A JP 29864693A JP 29864693 A JP29864693 A JP 29864693A JP 2876383 B2 JP2876383 B2 JP 2876383B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【利用分野】本発明は、リムとディスクとが別個に製作
され、これらを多数のボルトにより組み立てる形式のホ
イール、特に、リムとディスクとの取り付け部がドロッ
プセンターから外側にずれた形式の組立式自動車ホイー
ルに関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】近年、自動車用ホイール
の内側空間に収容されるブレーキ装置が大型化される傾
向にあり、これに対応させるべく上記した形式のホイー
ルが多用されている。そして、このようなホイールの従
来のものとして、リム内周面におけるドロップセンター
から外側にずれた位置にディスク取付用の環状板を突設
し、これの外側面にディスクの外周部を対接させてこれ
らをボルト止めした構成のものがあるが、このもので
は、このホイールの外側に露出するディスクの外周縁と
リムとの間に間隙が生じやすい。これによって、この間
隙部分にごみ等の異物が侵入しやすく、長期間使用して
いると、この部分が見苦しくなるという問題があった。
【0003】このような不都合を解消するものとして、
実開平3- 45302号に開示されるものがある。このもので
は、図1及び図2に示すように、ディスク(2) の外周部
に、外側面がこのディスク(2) の意匠形成部の外面から
一段内側に後退したフランジ部(2a)が設けられ、このフ
ランジ部(2a)の外径は、リム内周面におけるディスク取
付用の環状板(11)の内側の内径より僅かに小径に設定さ
れ、これに円周方向に所定ピッチでボルト孔が設けられ
ている。そして、前記フランジ部(2a)の外周部には、弦
の方向に切欠いた一対の切欠部(22)(22)が相互に対称な
位置に設けられ、これら切欠部(22)(22)間の間隔は、リ
ム(1) のドロップセンター部(12)の内径よりも僅かに小
さく設定されている。このものでは、ディスク(2) の切
欠部(22)(22)間の間隔がドロップセンター部(12)の内径
よりも僅かに小さく設定されているから、これら切欠部
(22)(22)をドロップセンター部(12)の内面に一致させ且
つディスク(2) をリム(1) の軸線に対して傾斜させた姿
勢として、ディスク(2) をドロップセンター部(12)内に
挿入する。この後、ディスク(2) を直立状態に復帰させ
て環状板(11)とドロップセンター部(12)との間の空間に
その全体を位置させ、更に、環状板(11)にフランジ部(2
a)を対接させると共に、ディスク(2) におけるフランジ
部(2a)の外側の外周面を環状板(11)の内周面に一致さ
せ、この状態の環状板(11)とフランジ部(2a)とをボルト
止めすると、ホイールが組み立てられる。
【0004】このものでは、ディスク(2) の外周縁とリ
ム(1) との間の不連続部がこのホイールの内側に位置す
ることとなって上記不都合が解消される。そして、この
ものでは、ディスク(2) においてフランジ部(2a)の内周
側に形成される意匠部の大きさが、上記ホイールと同程
度に確保される。ところが、前記ドロップセンター部(1
2)と環状板(11)とが比較的近接して設けられ、ドロップ
センター部(12)の内周面の外側端縁と環状板(11)の内側
面との間の間隔が小さいホイールの場合には、ディスク
(2) を上記傾斜姿勢から直立状態にできず、このホイー
ルの組み立てができないという問題があった。
【0005】
【技術的課題】本発明は、このような点に鑑みてなされ
たものであり、『リム(1) におけるドロップセンター部
(12)から外側に外れた位置に設けたディスク取付用の環
状板(11)と、これの内側面に対接させたディスク(2) の
外周部とを多数のボルト(3)(3)によってネジ止めする形
式の組立式自動車ホイール』において、ドロップセンタ
ー部(12)と環状板(11)とが近接して設けられたホイール
であっても、ディスク(2) の意匠形成部の大きさを確保
しつつ組立可能となるようにすることをその課題とす
る。
【0006】
【技術的手段】上記課題を解決するために講じた本発明
の技術的手段は、『ディスク(2) の外周部に内側にずら
せてフランジ部(2a)を設け、前記フランジ部(2a)の外径
を、リム(1) の内側からドロップセンター部(12)に挿通
可能となる最大径に設定し、他方の環状板(11)を、リム
内周面に続く基部(11a) の内周側に外側面が前記基部(1
1a) のそれに一致するように外側にずらせて配置した薄
肉部(11b) が連設された構成とし、この薄肉部(11b) の
内周面をディスク(2) におけるフランジ部(2a)の外側の
外周面に密に嵌合させ、前記基部(11a) 内にフランジ部
(2a)を収容させてこの基部(11a) の内側面とフランジ部
(2a)の内側面とを一致させる構成とし、前記基部(11a)
と薄肉部(11b) との境界部に、これらにまたがる態様で
ボルト挿通用の透孔(14)(14)を設けると共に、前記フラ
ンジ部(2a)には外周側に開放する円弧状のボルト挿通用
の切欠(26)(26)を形成した』ことである。
【0007】
【作用】本発明の上記技術的手段は次のように作用す
る。このものを組み立てるに際しては、ディスク(2)
を、リム(1) の内側から挿入する。このとき、このディ
スク(2) の外周部に内側にずらせて設けたフランジ部(2
a)の外径は、リム(1) の内側からドロップセンター部(1
2)に挿通可能となる最大径に設定されていることから、
このディスク(2) をドロップセンター部(12)に挿通させ
て環状板(11)とドロップセンター部(12)との間の空間に
このディスク(2) の全体を位置させることができる。
【0008】そして、環状板(11)に設けた透孔(14)(14)
とディスク(2) の切欠(26)(26)とが同軸となる状態にデ
ィスク(2) を保持してこのディスク(2) を外側に押し込
み、環状板(11)の薄肉部(11b) の内周面にディスク(2)
におけるフランジ部(2a)の外側の外周面を密に嵌合させ
ると共に、前記基部(11a) 内にフランジ部(2a)を収容さ
せてこの基部(11a) の内側面とフランジ部(2a)の内側面
とを一致させる。このとき、前記切欠(26)(26)と透孔(1
4)(14)とがボルト孔を形成することとなるから、この
後、前記ボルト孔にボルト(3)(3)を挿入して環状板(11)
とディスク(2) の外周部とをネジ止めすると、このホイ
ールの組み立てが完了する。
【0009】このネジ止め状態においては、切欠(26)の
周縁部と、これと同一線上にある薄肉部(11b) の内面側
の透孔(14)(14)の周縁部とが、共にボルト(3)(3)の頭部
又はナットによって加圧された状態に固着され、同時
に、ディスク(2) と薄肉部(11b) との密嵌によって結合
一体化される。
【0010】
【効果】本発明は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。このものでは、ディスク(2) を、リム(1) の軸
線に対して略直角となる姿勢でドロップセンター部(12)
の内周側に挿通させて環状板(11)とドロップセンター部
(12)との間にこのディスク(2) の全部を位置させること
ができ、既述の従来例における前記挿入動作時のディス
ク(2) の姿勢変化が不要となることから、環状板(11)と
ドロップセンター部(12)との間の間隔が小さいホイール
であっても、これの組み立てが可能である。
【0011】又、このものでは、ディスク(2) のフラン
ジ部(2a)の外周縁部がこれのネジ止め部となるから、こ
れの内周側に形成される意匠形成部の大きさを、既述の
従来例のものと同程度に設定可能である。更に、このも
のでは、ディスク(2) が環状板(11)の内周部に密に嵌合
されているから、このホイールにおけるリム(1) とディ
スク(2) との連結部の剛性が1ピースホイールのそれと
同程度に確保される。
【0012】尚、既述の従来例においては、ディスク
(2) の切欠部(22)(22)に対応させてこの部分をネジ止め
する為の座金が必要であるが、本発明のものでは、この
ような座金が不要であり、ホイールの構成部品点数が少
なくなる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。この実施例のホイールは、図3及び図4に示すよう
に、ディスク(2) を、5本スポーク式の意匠形成部の外
周にこれを包囲する態様で設けられた環状リング(28)の
外周面に、既述のフランジ部(2a)が連設された構成と
し、このフランジ部(2a)を、既述の基部(11a) 及び薄肉
部(11b) とからなる環状板(11)にネジ止めしたものであ
る。
【0014】前記ディスク(2) は、アルミ合金を鍛造成
形して製作され、図3及び図4に示すように、その意匠
形成部が、中央の大略円板状のハブ(23)と、これから放
射状に延出した板状のスポーク(24)(24)と、これらスポ
ーク(24)(24)の先端を連結した環状リング(28)とから構
成され、前記環状リング(28)の外周面にこれより内側に
ずらせてフランジ部(2a)が連設された構成となってい
る。そして、このディスク(2) の外径(即ち、フランジ
部(2a)の外径)は、後述のリム(1) のドロップセンター
部(12)の内径より僅かに小さく設定され、例えば、直径
差1mm〜数mm程度に設定されている。尚、前記フラ
ンジ部(2a)の外側面は、環状リング(28)における軸線方
向中程に連続し、他方の内側面は、環状リング(28)のそ
れに一致した構成となっており、このフランジ部(2a)の
半径方向幅は、このディスク(2) をネジ止めする際に使
用するワッシャの外周半径と略一致させている。
【0015】そして、前記フランジ部(2a)の外周部に
は、これの外周側に開放する円弧状のボルト挿通用の切
欠(26)(26)が設けられ、その円弧の半径は、後述の透孔
(14)(14)のそれに一致し、ディスク(2) と環状板(11)と
を重ね合わせた状態において、切欠(26)の円弧中心と透
孔(14)の中心とが一致するように各切欠(26)が配設され
ている。
【0016】尚、前記ハブ(23)には、自動車の車軸側ハ
ブ(図示せず)とこのディスク(2)とをネジ止めする為
のボルト挿通用の複数のネジ孔(27)(27)が設けられてい
る。上記ディスク(2) を装着するリム(1) は、ロール成
形によって環状に製作され、その断面は、図3及び図5
に示すように、これの略中央部にドロップセンター部(1
2)が形成されると共に、このリム(1) の内周面における
ドロップセンター部(12)から所定距離外側にずれた位置
に環状板(11)が突設された形状となっている。
【0017】そして、前記環状板(11)は、リム内周面に
続く基部(11a) の内周側に、外側面が前記基部(11a) の
それに一致するように外側にずらせて配置した薄肉部(1
1b)が連設された構成となっており、この環状板(11)の
肉厚は、前記環状リング(28)の軸線方向幅と一致させて
いる。尚、前記薄肉部(11b) の内径は、この内周面に環
状リング(28)の外周面が密に嵌合し得る大きさに設定さ
れ、又、基部(11a) の内径は、これにフランジ部(2a)を
スムーズに嵌入可能とすべくフランジ部(2a)の外径に対
して所定の嵌め合い交差となるように設定され、更に、
基部(11a) の内側面から薄肉部(11b) の内側面までの距
離は、フランジ部(2a)の肉厚と一致している。
【0018】更に、上記環状板(11)には、基部(11a) と
薄肉部(11b) との境界部に、これらにまたがる態様でボ
ルト挿通用の透孔(14)(14)が所定ピッチで設けられ、各
透孔(14)の軸心と前記境界部とが一致している。上記し
たリム(1) 及びディスク(2) をホイールとして組み立て
るに際しては、ディスク(2) を、リム(1) の内側から挿
入する。このとき、フランジ部(2a)の外径がドロップセ
ンター部(12)の内径より僅かに小さく設定されているか
ら、ディスク(2) をドロップセンター部(12)に挿通させ
ることができ、このディスク(2)を環状板(11)とドロッ
プセンター部(12)との間に位置させる。
【0019】そして、環状板(11)に設けた透孔(14)(14)
の基部(11a) 側とディスク(2) の切欠(26)(26)とを各別
に対向させた状態にディスク(2) を保持してこれを環状
板(11)側に押し込むと、薄肉部(11b) の内周面に環状リ
ング(28)の外周面が密に嵌合し、基部(11a) 内にフラン
ジ部(2a)が丁度収容されて、この基部(11a) の内側面と
フランジ部(2a)の内側面とが同一面となる。このとき、
前記切欠(26)(26)と透孔(14)(14)とが、図6に示すよう
に、ボルト孔を形成することとなる。尚、上記圧入に際
して環状板(11)に対するディスク(2) の円周方向の位置
決めを容易にするために、図4、図6及び図7に示すよ
うに、ディスク(2) の環状リング(28)の外周面に軸線方
向に凸条(25)を設けると共に、これに対向する薄肉部(1
1b) の内周面に前記凸条(25)に一致する溝(15)を設けて
おり、これによって、前記切欠(26)(26)と透孔(14)(14)
とが正確に一致するようにしている。
【0020】この後、上記の各ボルト孔の両端周縁部に
ワッシャ(32)(32)を対接させ且このボルト孔に環状板(1
1)の外側からボルト(3) を挿入して、このボルト(3) と
環状板(11)の内側に位置させたナット(31)とを螺合する
と、環状板(11)とフランジ部(2a)とがネジ止めされて、
このホイールの組み立てが完了する。このとき、基部(1
1a) の内側面とフランジ部(2a)のそれとが同一平面とな
るから、各ワッシャ(32)が前記基部(11a) の内側面とフ
ランジ部(2a)のそれとに共に加圧された状態となり、軸
線方向の締付力が基部(11a) とフランジ部(2a)の両方に
作用し、これにより、ディスク(2) と環状板(11)とが結
合される。
【0021】尚、上記したディスク(2) の環状板(11)へ
の圧入をスムーズにするために、フランジ部(2a)の基部
の外側に続く環状リング(28)の外周面の形状を、図8に
示すように、ディスク(2) の軸線と平行な内側周面(28
a) の外側に、先端に向って径が縮小するテーパ状の外
側周面(28b) が連続した形状とすると共に、薄肉部(11
b) の内周面の形状をこれら内側周面(28a) 及び外側周
面(28b) に一致させ、内側周面(28a) の直径とこれに対
応する薄肉部(11b) の内側内周面の内径とのはめ合い交
差を、JISに規定するしまりばめに設定した構成とし
てもよい。この構成のものでは、前記環状リング(28)を
薄肉部(11b) 内に挿入する最初の段階で、外側周面(28
b) が薄肉部(11b) の内周面の内側部分にスムーズに嵌
入され、前記挿入の後半の段階で、内側周面(28a) と薄
肉部(11b) の内周面の内側部分とがしまりばめの関係に
嵌合されることとなり、この挿入の作業性が向上する。
【0022】又、ディスク(2) を取外し可能に圧入する
ようにしてもよい。この場合には、環状リング(28)の外
周面の直径と薄肉部(11b) の内周面のそれとのはめ合い
交差を、JISにおけるごく僅かのしまりばめ又は中間
ばめ程度に設定しておく。更に、ディスク(2) の環状板
(11)への圧入完了時点において薄肉部(11b) の内側面と
これに対接するフランジ部(2a)の外側面との密着度合い
を高めてこれらフランジ部(2a)と環状板(11)とをネジ止
めした際の軸線方向の支圧力を確実に発揮させるため
に、図9に示すように、フランジ部(2a)の外側面にこれ
の周縁に沿う環状突起(51)(51)を設け、これの高さを
0.5mm程度に設定し、フランジ部(2a)の内側面から
前記環状突起(51)(51)の先端までの距離を、薄肉部(11
b) の内側面から基部(11a) の内側面までの距離より
0.1〜0.2mm程度大きく設定した構成としてもよ
い。このものでは、ディスク(2) の圧入により、薄肉部
(11b)の内側面とフランジ部(2a)のそれとを同一面とし
た時点で、環状突起(51)(51)が薄肉部(11b) の内側面に
僅かに食い込むこととなり、前記ネジ止めによる軸線方
向支圧力が確実に発揮される。尚、上記環状突起(51)(5
1)に限定されるものではなく、他にも、例えば、ローレ
ット加工等によりメッシュ状に凸条が配置された構成と
してもよい。
【0023】尚、フランジ部(2a)の形状は、上記した形
状のものに限定されるものではなく、他にも、図10に
示すように、フランジ部(2a)の内側面がこのディスク
(2) のそれよりも内側に突出した形状としてもよい。
又、基部(11a) の内側面及びこれに対接するフランジ部
(2a)の外側面とは、上記したように軸線に対して直角を
なす面でなくても、図11に示すように、これを、テー
パ面としてもよい。更に、図12に示すように、環状板
(11)の外側面における透孔(14)の開口周縁部を内側に凹
ませて、これにボルト頭部を収容する形式としてもよ
い。この場合には、ボルト(3) として、六角穴付きボル
ト等が採用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術における組立式自動車ホイールの断面
【図2】これに用いるディスク(2) の正面図
【図3】本発明実施例における組立式自動車ホイールの
断面図
【図4】これに用いるディスク(2) の正面図
【図5】ディスク(2) と環状板(11)との連結部を示す要
部断面図
【図6】これを内側から見たネジ止め前の要部説明図
【図7】ディスク(2) を環状板(11)に圧入する際の要部
断面図
【図8】環状リング(28)の外周面を他の形状とした場合
の要部断面図
【図9】フランジ部(2a)の外側面に環状突起(51)(51)を
設けた場合の要部断面図
【図10】他の形式のフランジ部(2a)と環状板(11)との
連結部を示す要部断面図
【図11】他の形式の薄肉部(11b) とフランジ部(2a)と
の連結部を示す要部断面図
【図12】環状板(11)にボルト(3) の頭部を没入する形
式とした場合の要部断面図
【符号の説明】
(1) ・・・リム (11)・・・環状板 (12)・・・ドロップセンター部 (2) ・・・ディスク (3) ・・・ボルト (2a)・・・フランジ部 (11a) ・・・基部 (11b) ・・・薄肉部 (14)・・・透孔 (26)・・・切欠

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リム(1) におけるドロップセンター部(1
    2)から外側に外れた位置に設けたディスク取付用の環状
    板(11)と、これの内側面に対接させたディスク(2) の外
    周部とを多数のボルト(3)(3)によってネジ止めする形式
    の組立式自動車ホイールにおいて、ディスク(2) の外周
    部に内側にずらせてフランジ部(2a)を設け、前記フラン
    ジ部(2a)の外径を、リム(1) の内側からドロップセンタ
    ー部(12)に挿通可能となる最大径に設定し、他方の環状
    板(11)を、リム内周面に続く基部(11a) の内周側に外側
    面が前記基部(11a) のそれに一致するように外側にずら
    せて配置した薄肉部(11b) が連設された構成とし、この
    薄肉部(11b) の内周面をディスク(2) におけるフランジ
    部(2a)の外側の外周面に密に嵌合させ、前記基部(11a)
    内にフランジ部(2a)を収容させてこの基部(11a) の内側
    面とフランジ部(2a)の内側面とを一致させる構成とし、
    前記基部(11a) と薄肉部(11b) との境界部に、これらに
    またがる態様でボルト挿通用の透孔(14)(14)を設けると
    共に、前記フランジ部(2a)には外周側に開放する円弧状
    のボルト挿通用の切欠(26)(26)を形成した組立式自動車
    ホイール。
  2. 【請求項2】 環状板(11)の薄肉部(11b) を、ディスク
    (2) の外周部の外側部分にしまりばめ状態に圧入させた
    請求項1に記載の組立式自動車ホイール。
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