JPH04290634A - ダンパの製造方法 - Google Patents
ダンパの製造方法Info
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- JPH04290634A JPH04290634A JP7825591A JP7825591A JPH04290634A JP H04290634 A JPH04290634 A JP H04290634A JP 7825591 A JP7825591 A JP 7825591A JP 7825591 A JP7825591 A JP 7825591A JP H04290634 A JPH04290634 A JP H04290634A
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- Japan
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- sleeve
- hub
- rubber
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- bush
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 6
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims abstract description 28
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims abstract description 28
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 claims description 5
- NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N Sulfur Chemical compound [S] NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 claims 1
- 239000011593 sulfur Substances 0.000 claims 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Springs (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車エンジンのクラ
ンクシャフトなど各種の回転駆動系に生起される振動を
吸収減衰するダンパに係り、特に、その製造方法に関す
る。
ンクシャフトなど各種の回転駆動系に生起される振動を
吸収減衰するダンパに係り、特に、その製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示すように、ハブ1の
外周側に、スリーブ3、弾性体4および質量体5よりな
るブッシュ2を嵌着したブッシュタイプのトーショナル
ダンパが知られている。このダンパは自動車エンジンの
クランクシャフトに取り付けられ、該シャフトに対して
一種の共振系を構成して該シャフトに生じる捩り振動を
吸収減衰するもので、弾性体4は所定のゴムによって成
形され、ハブ1、スリーブ3および質量体5はそれぞれ
所定の金属によって成形され、特にスリーブ3は一般に
板金によって成形されている。
外周側に、スリーブ3、弾性体4および質量体5よりな
るブッシュ2を嵌着したブッシュタイプのトーショナル
ダンパが知られている。このダンパは自動車エンジンの
クランクシャフトに取り付けられ、該シャフトに対して
一種の共振系を構成して該シャフトに生じる捩り振動を
吸収減衰するもので、弾性体4は所定のゴムによって成
形され、ハブ1、スリーブ3および質量体5はそれぞれ
所定の金属によって成形され、特にスリーブ3は一般に
板金によって成形されている。
【0003】上記ダンパは、従来、次の方法によって製
造されている。
造されている。
【0004】すなわち、まず、スリーブ3の内径寸法を
ハブ1の外径寸法より小さく設定し、スリーブ3と該ス
リーブ3の外周側に配置した質量体5の間に弾性体4を
構成するゴムを加硫接着してブッシュ2を成形する。次
いで、このブッシュ2をハブ1の外周側に嵌着する。こ
の嵌着によりスリーブ3は強制的に拡径されてハブ1に
対する締め代が設定され、この締め代がブッシュ2のハ
ブ1に対する抜け止めとして作用する。
ハブ1の外径寸法より小さく設定し、スリーブ3と該ス
リーブ3の外周側に配置した質量体5の間に弾性体4を
構成するゴムを加硫接着してブッシュ2を成形する。次
いで、このブッシュ2をハブ1の外周側に嵌着する。こ
の嵌着によりスリーブ3は強制的に拡径されてハブ1に
対する締め代が設定され、この締め代がブッシュ2のハ
ブ1に対する抜け止めとして作用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の製造方法に
対しては次の問題が指摘される。すなわち、金属製のス
リーブ3を強制的に拡径させてハブ1に嵌着しているた
めに、スリーブ3のハブ1に対する締め代が大きくなり
がちであり、嵌着後、ハブ1に径方向の大きな荷重が作
用し、ハブ1の内周面(ボス内周面)に歪が生じたり、
ハブ1の内径寸法が設定値より小さくなったりする。内
径寸法の縮小は実寸で0.05mm程度であるがそれで
も製品によってはスパロールなどによる修正が必要とさ
れ、生産性に悪影響が及ぶ。
対しては次の問題が指摘される。すなわち、金属製のス
リーブ3を強制的に拡径させてハブ1に嵌着しているた
めに、スリーブ3のハブ1に対する締め代が大きくなり
がちであり、嵌着後、ハブ1に径方向の大きな荷重が作
用し、ハブ1の内周面(ボス内周面)に歪が生じたり、
ハブ1の内径寸法が設定値より小さくなったりする。内
径寸法の縮小は実寸で0.05mm程度であるがそれで
も製品によってはスパロールなどによる修正が必要とさ
れ、生産性に悪影響が及ぶ。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点に鑑み
、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出された
ものであって、この目的を達成するため、孔を穿ったス
リーブの内径寸法をハブの外径寸法より大きく設定し、
前記スリーブと前記スリーブの外周側に配置した質量体
の間にゴムを加硫接着して前記スリーブ、前記ゴムおよ
び前記質量体よりなるブッシュを成形し、前記加硫時に
前記ゴムの一部を前記孔を介して前記スリーブの内周側
に回し、前記ブッシュを前記ハブの外周側に嵌着し、前
記スリーブの内周側のゴムを前記ハブに圧接させて抜け
止めとするダンパの製造方法を提供する。
、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出された
ものであって、この目的を達成するため、孔を穿ったス
リーブの内径寸法をハブの外径寸法より大きく設定し、
前記スリーブと前記スリーブの外周側に配置した質量体
の間にゴムを加硫接着して前記スリーブ、前記ゴムおよ
び前記質量体よりなるブッシュを成形し、前記加硫時に
前記ゴムの一部を前記孔を介して前記スリーブの内周側
に回し、前記ブッシュを前記ハブの外周側に嵌着し、前
記スリーブの内周側のゴムを前記ハブに圧接させて抜け
止めとするダンパの製造方法を提供する。
【0007】
【作用】スリーブの内径寸法を初めからハブの外径寸法
より大きく設定してスリーブのハブに対する締め代を零
とする一方で、スリーブの内周側にゴムの一部を回して
該ゴムの弾性による抜け止めを設定し、ハブに作用する
径方向の荷重を小さくする。またスリーブに予め孔を開
けておき、弾性体を構成するゴムを加硫成形するときに
スリーブの内周側のゴムを同時に加硫成形する。
より大きく設定してスリーブのハブに対する締め代を零
とする一方で、スリーブの内周側にゴムの一部を回して
該ゴムの弾性による抜け止めを設定し、ハブに作用する
径方向の荷重を小さくする。またスリーブに予め孔を開
けておき、弾性体を構成するゴムを加硫成形するときに
スリーブの内周側のゴムを同時に加硫成形する。
【0008】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明すると、図1は当該方法によって製造したダンパの完
成状態を示している。
明すると、図1は当該方法によって製造したダンパの完
成状態を示している。
【0009】まず、孔6を穿ったスリーブ3を用意し、
該スリーブ3の内径寸法φaを初めからハブ1の外径寸
法φbより大きく設定しておく。スリーブ3には、図2
に示すように、全周に亙って万遍なく孔6を開けておく
。次いで、スリーブ3の外周側に質量体5を配置し、該
スリーブ3と質量体5の間に弾性体4を構成するゴム4
aを加硫接着してスリーブ3、ゴム4aおよび質量体5
よりなるブッシュ2を成形し、このとき同時に、ゴム4
aの一部4bを孔6を介してスリーブ3の内周側に回し
てスリーブ3の内周面に加硫接着する。次いで、ブッシ
ュ2をハブ1の外周側に嵌着し、スリーブ3の内周側の
ゴム4bをハブ1に圧接させて抜け止めとする。
該スリーブ3の内径寸法φaを初めからハブ1の外径寸
法φbより大きく設定しておく。スリーブ3には、図2
に示すように、全周に亙って万遍なく孔6を開けておく
。次いで、スリーブ3の外周側に質量体5を配置し、該
スリーブ3と質量体5の間に弾性体4を構成するゴム4
aを加硫接着してスリーブ3、ゴム4aおよび質量体5
よりなるブッシュ2を成形し、このとき同時に、ゴム4
aの一部4bを孔6を介してスリーブ3の内周側に回し
てスリーブ3の内周面に加硫接着する。次いで、ブッシ
ュ2をハブ1の外周側に嵌着し、スリーブ3の内周側の
ゴム4bをハブ1に圧接させて抜け止めとする。
【0010】上記方法によれば、スリーブ3のハブ1に
対する締め代が零となり、これに代わってゴム4bの弾
性による小さな締め代(圧接力)が設定されるだけであ
るためにハブ1に作用する径方向の荷重が小さくなり、
これに伴ってハブ1の内周面に歪が生じたり、ハブ1の
内径寸法が設定値より小さくなったりするのを未然に防
止することができる。またスリーブ3に孔6を穿って、
弾性体4を構成するゴム4aを加硫成形するのと同時に
スリーブ3の内周側のゴム4bを加硫成形するために、
スリーブ3の外周側と内周側にそれぞれゴム4a,4b
を有するのに拘らず、加硫成形を1度で済ませることが
できる。
対する締め代が零となり、これに代わってゴム4bの弾
性による小さな締め代(圧接力)が設定されるだけであ
るためにハブ1に作用する径方向の荷重が小さくなり、
これに伴ってハブ1の内周面に歪が生じたり、ハブ1の
内径寸法が設定値より小さくなったりするのを未然に防
止することができる。またスリーブ3に孔6を穿って、
弾性体4を構成するゴム4aを加硫成形するのと同時に
スリーブ3の内周側のゴム4bを加硫成形するために、
スリーブ3の外周側と内周側にそれぞれゴム4a,4b
を有するのに拘らず、加硫成形を1度で済ませることが
できる。
【0011】
【発明の効果】本発明のダンパの製造方法は以上の構成
と作用によって次の効果を奏する。すなわち、スリーブ
のハブに対する締め代を零とする一方で、スリーブの内
周側にゴムの一部を回して該ゴムの弾性による抜け止め
を設定し、ハブに作用する径方向の荷重を小さくしたた
めに、ハブの内周面に歪が生じたり、ハブの内径寸法が
設定値より小さくなったりするのを未然に防止すること
ができ、生産性を向上させることができる。
と作用によって次の効果を奏する。すなわち、スリーブ
のハブに対する締め代を零とする一方で、スリーブの内
周側にゴムの一部を回して該ゴムの弾性による抜け止め
を設定し、ハブに作用する径方向の荷重を小さくしたた
めに、ハブの内周面に歪が生じたり、ハブの内径寸法が
設定値より小さくなったりするのを未然に防止すること
ができ、生産性を向上させることができる。
【図1】本発明の実施例に係る方法によって製造された
ダンパの半裁断面図
ダンパの半裁断面図
【図2】スリーブの斜視図
【図3】従来の方法によって製造されたダンパの一般構
成を示す半裁断面図
成を示す半裁断面図
1 ハブ
2 ブッシュ
3 スリーブ
4 弾性体
4a,4b ゴム
5 質量体
6 孔
Claims (1)
- 【請求項1】 孔6を穿ったスリーブ3の内径寸法を
ハブ1の外径寸法より大きく設定し、前記スリーブ3と
前記スリーブ3の外周側に配置した質量体5の間にゴム
4aを加硫接着して前記スリーブ3、前記ゴム4aおよ
び前記質量体5よりなるブッシュ2を成形し、前記加硫
時に前記ゴム4aの一部4bを前記孔6を介して前記ス
リーブ3の内周側に回し、前記ブッシュ2を前記ハブ1
の外周側に嵌着し、前記スリーブ3の内周側のゴム4b
を前記ハブ1に圧接させて抜け止めとするダンパの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3078255A JP2984858B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | ダンパの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3078255A JP2984858B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | ダンパの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04290634A true JPH04290634A (ja) | 1992-10-15 |
JP2984858B2 JP2984858B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=13656891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3078255A Expired - Lifetime JP2984858B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | ダンパの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2984858B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115045957A (zh) * | 2021-10-13 | 2022-09-13 | 长城汽车股份有限公司 | 吸振器及汽车 |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP3078255A patent/JP2984858B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115045957A (zh) * | 2021-10-13 | 2022-09-13 | 长城汽车股份有限公司 | 吸振器及汽车 |
CN115045957B (zh) * | 2021-10-13 | 2024-08-30 | 长城汽车股份有限公司 | 吸振器及汽车 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2984858B2 (ja) | 1999-11-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990803 |