JPH04290624A - ガススプリング - Google Patents

ガススプリング

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JPH04290624A
JPH04290624A JP8085491A JP8085491A JPH04290624A JP H04290624 A JPH04290624 A JP H04290624A JP 8085491 A JP8085491 A JP 8085491A JP 8085491 A JP8085491 A JP 8085491A JP H04290624 A JPH04290624 A JP H04290624A
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piston
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piston rod
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rod
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばバンやワゴン車
のバックドアの開閉用等に用いて好適なガススプリング
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、バンやワゴン車のバックドアに
あっては、開扉時にバックドアのロックを解除し、該バ
ックドアに軽い力を作用させるだけで自動的な開扉を可
能にするために、該バックドアと車体ボディとの間にガ
ススプリングを取り付けるようにしている。
【0003】そして、この種のガススプリングは、両端
が閉塞され、内部に加圧状態のガスが封入されたシリン
ダと、該シリンダの一端側に設けられ、一方の固定部に
固着される一側ジョイントと、前記シリンダ内を二つの
室に画成するように軸方向に摺動可能に設けられ、該各
室間を連通させる連通穴を有するピストンと、一端が前
記シリンダ内に侵入して該ピストンに取付けられ、他端
が前記シリンダ外に突出したピストンロッドと、該ピス
トンロッドの他端側に設けられ、他方の固定部に固着さ
れる他側ジョイントとからなり、バックドアの開扉時に
は、前記ガスがピストンを押圧して前記ピストンロッド
を伸長させると共に、前記連通穴は該連通穴を通過する
ガスに抵抗を与えることによって、該ピストンロッドの
変位速度、例えば伸長速度を一定に制御するようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるガススプリングでは、ピストンの連通穴の
開口面積は設計時に決定された一定の値に固定されてい
るから、ガススプリング全体を交換しなければ、ピスト
ンロッドの変位速度を変更することができず、荷物の出
し入れ等の使用状況や運転者の好み等に応じて、容易に
バックドアの開扉速度を変更することができないという
問題がある。
【0005】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、ピストンの連通穴の開口面積を容易に調
整することができ、ピストンロッドの変位速度を変更で
きるようにしたガススプリングを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成は、両端が閉塞され、内部
に加圧状態のガスが封入されたシリンダと、該シリンダ
の一端側に回転可能に設けられ、一方の固定部に固着さ
れる一側ジョイントと、前記シリンダ内を二つの室に画
成するように軸方向に摺動可能に設けられ、該各室間を
連通させる連通穴を有するピストンと、一端が前記シリ
ンダ内に侵入して該ピストンと相対回転可能に取付けら
れ、他端が前記シリンダ外に突出したピストンロッドと
、該ピストンロッドの他端側に設けられ、他方の固定部
に固着される他側ジョイントと、前記シリンダとピスト
ンとの間に軸方向に設けられ、前記ピストンの軸方向の
摺動を許し、前記シリンダを回転させたときには、前記
ピストンロッドに対して前記ピストンとシリンダとを一
体的に回転させるコントロールロッドと、前記ピストン
のいずれか一方の面に位置して設けられ、前記ピストン
ロッドに対し回転不能に取付けられた弁体と、該弁体と
前記ピストンの連通穴とで形成され、前記ピストンとピ
ストンロッドとが相対回転することにより、前記ピスト
ンの連通穴の開口面積を可変に調整する絞り通路機構と
からなる。
【0007】また、前記ピストンと前記ピストンロッド
との間の相対回転位置を決める位置決め機構を設けるの
が好ましい。
【0008】
【作用】上記構成により、シリンダをピストンロッドに
対して相対回転させると、ピストンはコントロールロッ
ドによって該シリンダと一体的に回転するから、絞り通
路機構によってピストンの連通穴の開口面積を調整でき
、前記各室間をピストンの連通穴を介して流動するガス
の流動抵抗を変化させて、ピストンロッドの変位速度を
変更できる。
【0009】また、前記ピストンとピストンロッドとの
間の相対回転位置を決める位置決め機構を設ければ、ピ
ストンとピストンロッドとの相対回転時に、絞り通路と
ピストンの連通穴とを位置決めして該連通穴の開口面積
を可変に調整できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図6に基
づきワゴン車等のバックドアに用いた場合を例に挙げて
説明する。
【0011】まず、図1および図2は本発明の第1の実
施例を示している。
【0012】図中、1は筒状のシリンダを示し、該シリ
ンダ1の上下両端側は、ロッドガイド1Aとボトムキャ
ップ1Bとによって施蓋され、シリンダ1の内部には後
述のストッパ8がカシメ固定されている。2は該シリン
ダ1の下端側に設けられた一側ジョイントを示し、該一
側ジョイント2はシリンダ1のボトムキャップ1Bに溶
接手段で固着された係合部2Aと、上端側が該係合部2
Aと回転可能に係合し、下端側が一方の固定部としての
車体ボディ(図示せず)に固着して取付けられた取付部
2Bとから構成されている。
【0013】3はシリンダ1内に軸方向(上下方向)に
摺動可能に設けられ、該シリンダ1内を上側に位置する
室Aと下側に位置する室Bとに画成したピストンを示し
、該ピストン3には、該各室A,B間を連通させる連通
穴3Aと、後述するコントロールロッド7が挿通される
挿通穴3Bとがそれぞれ軸方向に穿設されている。
【0014】4は、その下端側がシリンダ1内に侵入し
てピストン3と相対回転可能に取付けられ、上端側がシ
リンダ1外に突出したピストンロッドを示し、該ピスト
ンロッド4の上端側には、他方の固定部としてのバック
ドア(図示せず)に固着して取付けられる他側ジョイン
ト5が設けられている。
【0015】6はピストン3の上面側に位置し、ピスト
ンロッド4に対して回転不能に取付けられた平板状の弁
体を示し、該弁体6には、図2に示す如く、ピストン3
の連通穴3Aと対応する円周上に位置して、それぞれ開
口面積の異なる3個の絞り通路6A,6B,6Cが所定
角度αづつ離間して穿設されている。ここで、絞り通路
6Aはピストン3の連通穴3Aよりも若干小径に形成さ
れ、絞り通路6Bは該絞り通路6Aよりも小径に形成さ
れ、絞り通路6Cは該絞り通路6Bよりも小径に形成さ
れている(6A>6B>6C)。そして、各絞り通路6
A,6B,6Cはピストン3の連通穴3Aの開口面積を
段階的に絞ることにより絞り通路機構を形成し、ピスト
ン3の連通穴3Aを流通するガスに流動抵抗を与えるよ
うになっている。なお、弁体6は、その面取り穴部6D
がピストンロッド4の面取り部4Aに嵌合されることで
、該ピストンロッド4に対して回転不能に取り付けられ
ている。
【0016】7はピストン3の挿通穴3B内に挿通され
、軸方向に伸長したコントロールロッドを示し、該コン
トロールロッド7は、その上端側がシリンダ1内にカシ
メ固定されたストッパ8に固定され、下端側がシリンダ
1のボトムキャップ1Bに固定されている。そして、該
コントロールロッド7は、ピストン3の軸方向の摺動を
許し、またシリンダ1がピストンロッド4に対して相対
回転すると、ピストン3を該シリンダ1と共に一体的に
相対回転させるようになっている。
【0017】9は一側ジョイント2の係合部2Aと取付
部2Bとの間に設けられた位置決め機構を示し、該位置
決め機構9は、一側ジョイント2の係合部2Aの下端側
に位置して、弁体6の各絞り通路6A,6B,6Cとそ
れぞれ対応するように所定角度αづつ離間して凹設され
た3個の係合凹部10(1個のみ図示)と、一側ジョイ
ント2の取付部2Bの上端側に位置して上向きに開口し
て形成された収容部11と、該収容部11内に収容され
、各係合凹部10内に上端側が嵌合して係合する球状の
押付け部12と、収容部10内に設けられ、該押付け部
12を常時上向きに付勢する支持ばね13とから構成さ
れている。そして、該位置決め機構9は、シリンダ1に
回転力が加えられると、押付け部12が一の係合凹部1
0から外れて一側ジョイント2の係合部2A下面側に当
接し、収容部11内に収容されてシリンダ1がピストン
3と共にピストンロッド4に対して相対回転するのを許
すと共に、この相対回転終了後には、押付け部12が支
持ばね13により付勢されて他の係合凹部10内に嵌合
し、ピストン3の連通穴3Aを弁体6の各絞り通路6A
,6B,6Cに対応させて位置決めするようになってい
る。
【0018】本実施例によるガススプリングは上述の如
き構成を有するもので、次に、その作動について説明す
る。
【0019】まず、バックドアを開扉すべく、バックド
アのロック機構(図示せず)を解除すると、シリンダ1
内の室Bのガスの作用によってピストン3が図1中の矢
示C方向に押圧され、ピストンロッド4が矢示C方向に
自動的に伸長されるようになる。このとき、ピストン3
の連通穴3Aは、弁体6の各絞り通路6A,6B,6C
のいずれか1つと連通してその開口面積が絞られている
から、室Bから室Aへと流動するガスにはこの開口面積
に応じた流動抵抗が与えられ、ピストンロッド4はこの
流動抵抗に応じた伸長速度で伸長し、ピストン3の上面
側がストッパ8の下面側に当接して伸長位置が規制され
る。
【0020】一方、バックドアを閉扉すべく、ピストン
ロッド4を縮める方向に外力を加えると、室B側が高圧
となって弁体6がピストン3の上端面から離座するから
、ピストン3の連通穴3Aの開口面積は弁体6の各絞り
通路6A,6B,6Cによって絞られず、室B内のガス
がピストン3の連通穴3Aを介して室A内へと比較的多
量に流動し、ピストンロッド4はスム−ズに縮められる
【0021】また、ピストンロッド4の伸長速度を変更
する場合には、シリンダ1に回転力を加えることにより
、押付け部12を支持ばね13のばね力に抗して収容部
11内に収容させ、位置決め機構9の係合状態を解除し
て、シリンダ1をピストンロッド4に対して所定角度α
づつ相対回転させる。これにより、ピストン3はコント
ロールロッド7を介して、該シリンダ1と共にピストン
ロッド4に対して相対回転し、ピストン3の連通穴3A
が弁体6の各絞り通路6A,6B,6Cのうち、いずれ
か1つの絞り通路の下側に位置して該連通穴3Aの開口
面積が絞られると共に、押付け部12の上側には、弁体
6の各絞り通路6A,6B,6Cとそれぞれ対応する係
合凹部10が位置するようになるから、該押付け部12
は支持ばね13により付勢されて係合凹部10に係合し
、シリンダ1の回転を規制して、ピストン3の連通穴3
Aを弁体6の各絞り通路6A,6B,6Cに位置決めさ
せる。
【0022】かくして本実施例によれば、シリンダ1を
所定角度αづつピストンロッド4に対して相対回転させ
ることによって、ピストン3の連通穴3Aを、弁体6の
各絞り通路6A,6B,6Cのうち、いずれか1つの絞
り通路の下側に位置させることができる。この結果、ピ
ストン3の連通穴3Aの開口面積を弁体6の各絞り通路
6A,6B,6Cのうち、いずれか1つの絞り通路の開
口面積により段階的に絞って調整することができ、ピス
トンロッド4の伸長時(バックドアの開扉時)に、室A
からピストン3の連通穴3A等を介して室Bに流入する
ガスの流動抵抗を調節することができるから、ピストン
ロッド4の伸長速度を段階的に変更させることができ、
運転者の好み等に応じてバックドアの開扉速度を容易に
変更することができる。
【0023】また、一側ジョイント2の係合部2Aと取
付部2Bとの間には、弁体6の各絞り通路6A,6B,
6Cにそれぞれ対応して凹設された3個の係合凹部10
と、一側ジョイント2の取付部2Bに形成された収容部
11と、該収容部11内に収容され、各係合凹部10内
に嵌合して係合する押付け部12と、該押付け部12を
常時係合凹部10側に向けて付勢する支持ばね13とか
らなる位置決め機構9を設けたから、ピストン3の連通
穴3Aの開口面積を調整するときに、押付け部12は収
容部11内に収容されて係合状態を解除し、シリンダ1
がピストン3と共にピストンロッド4に対して相対回転
するのを許すことができ、調整終了時には、押付け部1
2が支持ばね13により付勢されて係合凹部10内に係
合し、シリンダ1が運転時の振動等によって回転するの
を防止して、ピストン3の連通穴3Aを弁体6の絞り通
路6A,6B,6Cに対して効果的に位置決めすること
ができる。
【0024】次に、本発明の第2の実施例を図3および
図4に基づいて説明する。なお、本実施例では、前述し
た図1および図2に示す第1の実施例と同一の構成要素
に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0025】然るに、本実施例の特徴は、前記第1の実
施例で述べた位置決め機構をピストンロッドとピストン
との間に設けたことにある。
【0026】図中、21は本実施例によるピストンを示
し、該ピストン21は前記第1の実施例で述べたピスト
ン3とほぼ同様に、シリンダ1内に摺動可能に設けられ
、連通穴21Aと挿通穴21Bとが軸方向にそれぞれ穿
設されているものの、該ピストン21の下側には、後述
の位置決め機構23が設けられている。
【0027】22はピストンロッドを示し、該ピストン
ロッド22は前記第1の実施例で述べたピストンロッド
4とほぼ同様に、下端側がシリンダ1内に侵入して、ピ
ストン21と相対回転可能に取付けられているものの、
該ピストンロッド22の下端側には後述の係合板24が
設けられている。
【0028】23はピストン21に設けられた本実施例
による位置決め機構を示し、該位置決め機構23は、ピ
ストン21の下端面に摺接して設けられ、ピストンロッ
ド22の下端側に面取り部を介して回転不能に固着され
た係合板24と、該係合板24の上端面に位置して、弁
体6の各絞り通路6A,6B,6Cとそれぞれ対応する
位置に凹設された3個の係合凹部25(1個のみ図示)
と、ピストン21の下側に位置して、下向きに開口して
形成された収容部26と、該収容部26内に収容された
球状の押付け部27と、収容部26内に設けられ、該押
付け部27を常時下向きに付勢する支持ばね28とから
構成されている。そして、該位置決め機構23は、シリ
ンダ1に回転力が加えられると、押付け部27が1つの
係合凹部25から外れて係合板24の上面側に当接して
収容部26内に収容され、シリンダ1がピストン21と
共にピストンロッド22に対して相対回転するのを許す
と共に、相対回転終了後には、押付け部27が支持ばね
28により付勢されて他の係合凹部25内に嵌合し、ピ
ストン21の連通穴21Aを弁体6の各絞り通路6A,
6B,6Cに対応させて位置決めするものである。
【0029】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用、効果を得る
ことができるものの、特に本実施例では、位置決め機構
23をシリンダ1内のピストン21とピストンロッド2
2との間に設ける構成としたから、ガススプリングの伸
縮時等にシリンダ1に作用するねじれ力によってシリン
ダ1が回転するのを効果的に防止でき、ピストン21の
連通穴21Aを弁体6の各絞り通路6A,6B,6Cの
下側に位置決めすることができる上に、係合凹部25や
収容部26に粉塵等の外部からの異物が侵入するのを防
止して、当該ガススプリングの寿命や信頼性を向上させ
ることができる。
【0030】なお、前記各実施例では、弁体6にそれぞ
れ開口面積の異なる3個の絞り通路6A,6B,6Cを
設け、該各絞り通路6A,6B,6Cの形状を円形状に
図示したが、本発明はこれに限らず、例えば弁体6にそ
れぞれ開口面積の異なる絞り通路を2個または4個以上
設けてもよく、あるいは図5に示す第1の変形例の如く
、弁体6に、周方向に開口面積が順次変化する長穴状の
絞り通路6A´を形成してもよく、この場合には、各ピ
ストン3,21の連通穴3A,21Aをアナログ的に調
整することができる。
【0031】また、第1の実施例では、弁体6をピスト
ン3の上面側に設け、ピストンロッド4が伸長するとき
の抵抗力を可変に調整する構成としたが、弁体6をピス
トン3の下面側に設け、前記ピストンロッド4が縮小す
るときの抵抗力を可変に調整してもよい。
【0032】一方、一側ジョイント2を車体ボディに固
着し、他側ジョイント5をバックドアに固着するものと
して述べたが、これらの取付け関係を逆としてもよいも
のである。
【0033】さらに、前記各実施例では、ワゴン車等の
バックドアに用いた場合を例に挙げて説明したが、本発
明はこれに限らず、種々の開閉装置にも適用することが
できる。
【0034】さらにまた、前記実施例では、ピストン3
に連通穴3Aを軸方向に穿設し、弁体6に絞り通路6A
,6B,6Cを穿設するものとして述べたが、これに替
えて、図6に示す第2の変形例の如く、ピストン3´に
3個の連通穴3A1 ,3A2,3A3 を軸方向に穿
設し、弁体6″に単一の絞り通路6A1 を穿設するよ
うにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、シ
リンダをピストンロッドに対して相対回転させることに
よって、ピストンをコントロールロッドを介して該シリ
ンダと共に相対回転させることができ、これによりピス
トンの連通穴の開口面積を絞り通路機構によって調整す
ることができ、ピストンの連通穴を介して流動するガス
の流動抵抗を変化させて、ピストンロッドの伸長速度ま
たは縮小速度等の変位速度を運転者の好み等に応じて容
易に変更することができる。
【0036】また、ピストンとピストンロッドとの間の
相対回転位置を決める位置決め機構を設けたから、運転
時の振動等によってピストンがピストンロッドに対して
相対回転するのを防止でき、ピストンの連通穴を絞り通
路に対して効果的に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すガススプリングの
縦断面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向拡大断面図である
【図3】本発明の第2の実施例を示すガススプリングの
縦断面図である。
【図4】図3中の矢示IV−IV方向拡大断面図である
【図5】本発明の第1の変形例を示す図2と同様の断面
図である。
【図6】本発明の第2の変形例を示す図5と同様の断面
図である。
【符号の説明】
1  シリンダ 2  一側ジョイント 3,3´,21  ピストン 3A,21A,3A1 ,3A2 ,3A3   連通
穴4,22  ピストンロッド 5  他側ジョイント 6,6´,6″  弁体 6A,6B,6C,6A´,6A1   絞り通路7 
 コントロールロッド 9,23  位置決め機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端が閉塞され、内部に加圧状態のガスが
    封入されたシリンダと、該シリンダの一端側に回転可能
    に設けられ、一方の固定部に固着される一側ジョイント
    と、前記シリンダ内を二つの室に画成するように軸方向
    に摺動可能に設けられ、該各室間を連通させる連通穴を
    有するピストンと、一端が前記シリンダ内に侵入して該
    ピストンと相対回転可能に取付けられ、他端が前記シリ
    ンダ外に突出したピストンロッドと、該ピストンロッド
    の他端側に設けられ、他方の固定部に固着される他側ジ
    ョイントと、前記シリンダとピストンとの間に軸方向に
    設けられ、前記ピストンの軸方向の摺動を許し、前記シ
    リンダを回転させたときには、前記ピストンロッドに対
    して前記ピストンとシリンダとを一体的に回転させるコ
    ントロールロッドと、前記ピストンのいずれか一方の面
    に位置して設けられ、前記ピストンロッドに対し回転不
    能に取付けられた弁体と、該弁体と前記ピストンの連通
    穴とで形成され、前記ピストンとピストンロッドとが相
    対回転することにより、前記ピストンの連通穴の開口面
    積を可変に調整する絞り通路機構とから構成してなるガ
    ススプリング。
  2. 【請求項2】前記ピストンと前記ピストンロッドとの間
    の相対回転位置を決める位置決め機構を設けたことを特
    徴とする請求項1に記載のガススプリング。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100354077B1 (ko) * 2000-04-28 2002-09-27 기아자동차주식회사 자동차용 가스 댐퍼
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