JP3517269B2 - 圧力補償付流量調整弁 - Google Patents
圧力補償付流量調整弁Info
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Description
絞り孔の開度を変更自在に設定し、この絞り孔の前後差
圧を一定に補償する圧力補償付流量調整弁に関する。
は、図4に示す如き、弁本体26に有する蓋部材27に
流量調整部材28のねじ部28Aを螺合し、流量調整部
材28は弁本体26外部に露出した外方端部に回動部と
してのダイヤル部材29を止めねじ部材30により固着
して有し、ダイヤル部材29の回動操作により流量調整
部材28を軸方向に進退自在に設け、流量調整部材28
の弁本体26内部に位置する内方端部には弁座31に着
座する逆止め弁体32を外嵌し、逆止め弁体32には流
体を絞縮制御する絞り孔33を形成し、ダイヤル部材2
9の回動操作による流量調整部材28の軸方向移動によ
りその内方端で絞り孔33の開度を変更自在に設定して
設け、絞り孔33の開度は蓋部材27の外周面に配設し
た目盛部材34上のダイヤル部材29の位置を読み取り
して確認できるよう設けている。ダイヤル部材29には
その中心より偏心位置に回動により進退操作自在に固定
部材35を螺合して設け、固定部材35は進入操作によ
り弁本体26に有する蓋部材27の端面に圧接してその
圧接力でダイヤル部材29を回動操作不能に固定すると
共に、後退操作により蓋部材27の端面から離脱してダ
イヤル部材29の固定を解除して設けている。流量調整
部材28には圧力補償弁体36を外嵌し、圧力補償弁体
36は弁本体26内の摺動孔37へ軸方向に摺動自在に
嵌挿して摺動孔37との摺動部に開口36Aを形成し、
開口36Aは圧力補償弁体36の軸方向摺動で開度を増
減自在に設けている。そして、圧力補償弁体36には弁
本体26の1次ポート38より開口36Aを流れた絞り
孔33前の流体圧力を開口36Aの開度減少方向に作用
して設けると共に、1次ポート38より開口36A、絞
り孔33を流れ2次ポート39に流出する絞り孔33後
の流体圧力を流量調整部材28に穿設した流路40を介
して開口36Aの開度増加方向に作用して設け、さら
に、開口36Aの開度増加方向にばね力を付与する圧力
補償ばね41を係装している。
退した位置でダイヤル部材29を固定部材35により回
動操作不能に固定し、絞り孔33の開度は最大に設定さ
れている。そして、1次ポート38から流体が流入する
ときは、1次ポート38の流体は開口36Aを流れ絞り
孔33で絞縮制御されて2次ポート39に流出し、圧力
補償弁体36が絞り孔33前後の流体圧力の差圧による
作用力と圧力補償ばね41のばね力との平衡位置へ軸方
向摺動して開口36Aの開度を増減し、絞り孔33の前
後差圧を一定に補償して1次ポート38および2次ポー
ト39の圧力変化にかかわらず流体の通過量を一定に制
御する。また、2次ポート39から流体が流入するとき
は、逆止め弁体32が弁座31から離脱し、圧力補償弁
体36は2次ポート39の流体圧力が対向作用して圧力
補償ばね41のばね力により開口36Aの開度を最大に
し、2次ポート39の流体は開度を最大にした開口36
Aを流れ1次ポート38に自由流れで流出する。
いる図4の状態より、絞り孔33の開度を減少して設定
するには、固定部材35を回動により後退操作してダイ
ヤル部材29の固定を解除し、ダイヤル部材29を回動
操作して流量調整部材28が弁本体26内部へ進入して
その内方端で絞り孔33の開度を減少し、目盛部材34
で読み取る絞り孔33の開度が所望する設定値になった
ら、固定部材35を回動により進入操作して蓋部材27
の端面に圧接してダイヤル部材29を固定する。
では、固定部材35がダイヤル部材29の中心より偏心
位置にあり、ダイヤル部材29を固定するために固定部
材35を弁本体26に有する蓋部材27の端面に圧接す
ると、ダイヤル部材29の中心と固定部材35がある偏
心位置間の距離に固定部材35の圧接力を乗じたモーメ
ントがダイヤル部材29の中心に固着した流量調整部材
28に作用して径方向へのこじれを生じ、この径方向へ
のこじれにより流量調整部材28に外嵌して弁本体26
内の摺動孔37へ嵌挿した圧力補償弁体36の摺動抵抗
が増大して滑らかな軸方向摺動が阻害され、絞り孔33
の前後差圧を一定に補償する圧力補償性能が極端に悪く
なる問題点があった。本発明は、かかる問題点を解決す
るもので、回動部を回動操作不能に固定するために固定
部材を弁本体に圧接しても、流量調整部材に径方向への
こじれを生じることなくし、流量調整部材に外嵌して弁
本体内の摺動孔へ嵌挿した圧力補償弁体を摺動抵抗を軽
減して滑らかに軸方向摺動して、絞り孔の前後差圧を一
定に補償する良好な圧力補償性能を得られるようにした
圧力補償付流量調整弁を提供するものである。
体に螺合して弁本体外部に露出した回動部の回動操作で
進退自在に操作部材を設け、操作部材の回動部にその中
心より偏心位置に進退操作自在に固定部材を有し、固定
部材は進入操作により弁本体に圧接して操作部材の回動
部を回動操作不能に固定すると共に、後退操作により弁
本体から離脱して操作部材の回動部の固定を解除して設
け、操作部材と径方向への移動を許容し軸方向への移動
を阻止して係合自在に設けた流量調整部材を弁本体内へ
収装し、操作部材と流量調整部材との間にはばねを介装
してこのばね力により操作部材と流量調整部材とを軸方
向へ張設し、流量調整部材は操作部材の回動操作による
進退で操作部材とともに軸方向移動して流体を絞縮制御
する絞り孔の開度を変更自在に設定して設け、流量調整
部材に外嵌して圧力補償弁体を弁本体内の摺動孔へ軸方
向に摺動自在に嵌挿し、圧力補償弁体と摺動孔との摺動
部に圧力補償弁体の軸方向摺動で開度を増減する開口を
形成し、圧力補償弁体には絞り孔前後の流体圧力を対向
作用して設けると共に、開口の開度増加方向にばね力を
付与する圧力補償ばねを係装して成る。
絞り孔前後の流体圧力の差圧による作用力と圧力補償ば
ねのばね力との平衡位置へ軸方向摺動して開口の開度を
増減し、流体を絞縮制御する絞り孔の前後差圧を一定に
補償する。そして、回動部の回動操作による操作部材の
進退で、流量調整部材は操作部材との間に介装したばね
のばね力により張設されて操作部材とともに軸方向移動
して絞り孔の開度を変更自在に設定する。そして、操作
部材の回動部を回動操作不能に固定するために固定部材
を弁本体に圧接すると、回動部の中心と固定部材がある
偏心位置間の距離に固定部材の圧接力を乗じたモーメン
トが生じるが、流量調整部材は操作部材と径方向への移
動を許容して係合しているから、かかるモーメントが作
用することはなく径方向へのこじれを生じない。このた
め、流量調整部材に外嵌して弁本体内の摺動孔へ嵌挿し
た圧力補償弁体を摺動抵抗を軽減して滑らかに軸方向摺
動でき、絞り孔の前後差圧を一定に補償する良好な圧力
補償性能を得ることができる。
明する。図1において、1は弁本体で、その端面に開口
して有底の摺動孔2を穿設し、摺動孔2の内周面に流体
の1次ポート3を連通して設けると共に、摺動孔2の底
面に流体の2次ポート4を連通して設けている。5は弁
本体1に螺着して有する蓋部材で、摺動孔2の開口を閉
塞して弁本体1の端面より突出して設けている。6は蓋
部材5に螺合した操作部材で、弁本体1外部に露出した
外方端部には回動部としてのダイヤル部材7を止めねじ
部材8により固着して有し、ダイヤル部材7の回動操作
で軸方向へ進退自在に設けている。また、操作部材6の
蓋部材5内に位置する内方端部には上方が開口するU字
状の切欠き部6Aおよび切欠き部6Aに連設して切欠き
部6Aより開口幅と窪み深さが大きい大切欠き部6Bと
を形成している。9はダイヤル部材7にその中心より偏
心位置に進退操作自在に螺合して有した固定部材で、そ
の外方端部に工具係合孔9Aを形成している。そして、
固定部材9は工具係合孔9Aに係合する工具(図示せ
ず)の回動による進入操作で蓋部材5の端面に圧接して
その圧接力でダイヤル部材7を回動操作不能に固定する
と共に、工具の逆方向への回動による後退操作で蓋部材
5の端面から離脱してダイヤル部材7の固定を解除して
設けている。
量調整部材で、操作部材6と対向する一端部には切欠き
部6Aの開口幅より外径を僅かに小さく形成した軸部1
0Aを突設し、軸部10A先端に連設して軸部10Aよ
り大径で大切欠き部6Bに遊挿する拡径部10Bを有し
ている。そして、流量調整部材10は軸部10Aと拡径
部10Bの連設段部が切欠き部6Aと大切欠き部6Bの
連設段部に当接して操作部材6と径方向への移動を許容
し軸方向への移動を阻止して係合自在に設けている。1
1は操作部材6の内方端部に有したばね受け部材12と
流量調整部材10との間に介装したばねで、流量調整部
材10が軸方向へがたつかないようばね力により操作部
材6と流量調整部材10とを軸方向へ張設している。
径部10Bを有した一端部と反対側の内方端部に外嵌し
た逆止め弁体で、2次ポート4が連通する摺動孔2底面
に形成した弁座14に着座して設け、1次ポート3から
流体が流入するときは着座状態にあると共に、2次ポー
ト4から流体が流入するときは弁座14から離脱するよ
う設けている。15は流体を絞縮制御する絞り孔で、逆
止め弁体13に径方向へ貫通して形成し、1次ポート3
と2次ポート4間を連通して設けている。そして、絞り
孔15は操作部材6の回動操作による進退で操作部材6
とともに軸方向移動する流量調整部材10の内方端で開
度を変更自在に設定して設け、絞り孔15の開度は蓋部
材5の外周面に配設した目盛部材22上のダイヤル部材
7の位置を読み取りして確認できるよう設けている。1
6は流量調整部材10に逆止め弁体13と軸方向および
径方向に間隔を有し外嵌して摺動孔2へ軸方向に摺動自
在に嵌挿した圧力補償弁体で、1次ポート3が連通する
摺動孔2との摺動部に開口16Aを形成し、開口16A
は圧力補償弁体16の軸方向摺動で1次ポート3に連通
する開度を増減自在に設け、その最大開度は圧力補償弁
体16が摺動孔2の底面に当接することで設定されてい
る。そして、圧力補償弁体16を流量調整部材10に外
嵌して摺動孔2へ嵌挿することで摺動孔2を前側室17
と後側室18とに区画形成し、1次ポート3から流体が
流入するときは前側室17には絞り孔15前の流体圧力
を導入して圧力補償弁体16に開口16Aの開度減少方
向に作用して設けると共に、後側室18には絞り孔15
後の流体圧力を流量調整部材10に穿設の流路19を介
して導入して圧力補償弁体16に開口16Aの開度増加
方向に作用して設けている。また、2次ポート4から流
体が流入するときは逆止め弁体13が弁座14から離脱
するので前側室17と後側室18にはともに2次ポート
4の流体圧力を導入して設けている。20は後側室18
に収装した圧力補償ばねで、圧力補償弁体16に開口1
6Aの開度増加方向にばね力を付与するよう係装してい
る。21は前側室17に収装したばねで、逆止め弁体1
3に弁座14への着座方向にばね力を付与するよう係装
している。尚、圧力補償ばね20はばね21よりばね力
を大きく設定して設けている。
の状態は、流量調整部材10が最も後退した位置で操作
部材6のダイヤル部材7を固定部材9により回動操作不
能に固定し、絞り孔15の開度は最大に設定されてい
る。そして、1次ポート3から流体が流入するときは、
逆止め弁体13は弁座14に着座し、1次ポート3の流
体は開口16Aを流れ絞り孔15で絞縮制御されて2次
ポート4に流出し、圧力補償弁体16が前側室17に導
入する絞り孔15前の流体圧力と後側室18に導入する
絞り孔15後の流体圧力との差圧による作用力と圧力補
償ばね20のばね力との平衡位置へ軸方向摺動して開口
16Aの開度を増減し、絞り孔15の前後差圧を一定に
補償して1次ポート3および2次ポート4の圧力変化に
かかわらず流体の通過量を一定に制御する。
きは、逆止め弁体13が弁座14から離脱し、圧力補償
弁体16は前側室17と後側室18とに導入した2次ポ
ート4の流体圧力が対向作用し、圧力補償ばね20のば
ね力により摺動孔2の底面に当接して開口16Aの開度
を最大にし、2次ポート4の流体は開度を最大にした開
口16Aを流れ1次ポート3に自由流れで流出する。
いる図1の状態より、図2に示す如き、絞り孔15の開
度を減少して設定するには、固定部材9を回動により後
退操作して弁本体1に有する蓋部材5の端面から離脱し
て操作部材6のダイヤル部材7の固定を解除し、ダイヤ
ル部材7を回動操作して操作部材6を進入すると、流量
調整部材10は操作部材6とともに軸方向移動してその
内方端で絞り孔15の開度を減少して行く。そして、目
盛部材22で読み取る絞り孔15の開度が所望する設定
値になったら、固定部材9を前述と逆方向への回動によ
り進入操作して弁本体1に有する蓋部材5の端面に圧接
し、この圧接力により操作部材6のダイヤル部材7を回
動操作不能に固定する。
7を回動操作不能に固定するために固定部材9を弁本体
1に有する蓋部材5の端面に圧接すると、ダイヤル部材
7の中心と固定部材9がある偏心位置間の距離に固定部
材9の圧接力を乗じたモーメントが生じるが、流量調整
部材10は一端部に有する軸部10Aと拡径部10Bの
連設段部を操作部材6の内方端部に形成の切欠き部6A
と大切欠き部6Bの連設段部に当接して操作部材6と径
方向への移動を許容して係合しているから、かかるモー
メントが作用することはなく径方向へのこじれを生じな
い。このため、流量調整部材10に外嵌して弁本体1内
の摺動孔2へ嵌挿した圧力補償弁体16を摺動抵抗を軽
減して滑らかに軸方向摺動でき、絞り孔15の前後差圧
を一定に補償する良好な圧力補償性能を得ることができ
る。また、流量調整部材10を操作部材6と径方向への
移動を許容して係合しているため、操作部材6と流量調
整部材10に外嵌して弁本体1内の摺動孔2へ嵌挿した
圧力補償弁体16との同芯度を緩和でき、寸法精度を粗
にして圧力補償弁体16の滑らかな軸方向摺動を得るこ
とができる。さらにまた、操作部材6と流量調整部材1
0との間に介装したばね11のばね力により操作部材6
と流量調整部材10とを軸方向へ張設しているため、流
量調整部材10の軸方向へのがたつきを阻止でき、絞り
孔15の正確な開度設定を損なうことなくできる。
と同一個所には同符号を付して説明を省略し、異なる個
所についてのみ説明する。弁本体1A内には、圧力補償
弁体16を軸方向へ摺動自在に嵌挿する摺動孔2Aの底
面に流体の2次ポート4Aに接続する円筒状の筒部24
を突設し、筒部24には流体を絞縮制御する絞り孔15
Aを径方向へ貫通して形成し、1次ポート3と2次ポー
ト4A間を連通して設け、流量調整部材10の内方端部
を筒部24へ摺動自在に嵌挿し、流量調整部材10の軸
方向移動によりその内方端で絞り孔15Aの開度を変更
自在に設定して設けている。そして、1次ポート3と2
次ポート4A間を絞り孔15Aを介しての連通と並列的
に流路25で連通して設け、流路25には1次ポート3
から2次ポート4Aへの流体流れを阻止すると共に、2
次ポート4Aから1次ポート3への流体流れを許容する
逆止め弁13Aを配設している。
ときは、1次ポート3の流体は逆止め弁13Aにより2
次ポート4Aへの流れを阻止され、開口16Aを流れ絞
り孔15Aで絞縮制御されて2次ポート4Aに流出し、
圧力補償弁体16が一実施例と同様の作動で絞り孔15
Aの前後差圧を一定に補償して1次ポート3および2次
ポート4Aの圧力変化にかかわらず流体の通過量を一定
に制御する。また、2次ポート4Aから流体が流入する
ときは、2次ポート4Aの流体は逆止め弁13Aを介し
1次ポート3に自由流れで流出する。そして、一実施例
と同様の作用効果を得ることができる。
弁本体外部に露出した回動部の回動操作で進退自在に操
作部材を設け、操作部材の回動部にその中心より偏心位
置に進退操作自在に固定部材を有し、固定部材は進入操
作により弁本体に圧接して操作部材の回動部を回動操作
不能に固定すると共に、後退操作により弁本体から離脱
して操作部材の回動部の固定を解除して設け、操作部材
と径方向への移動を許容し軸方向への移動を阻止して係
合自在に設けた流量調整部材を弁本体内へ収装し、操作
部材と流量調整部材との間にはばねを介装してこのばね
力により操作部材と流量調整部材とを軸方向へ張設し、
流量調整部材は操作部材の回動操作による進退で操作部
材とともに軸方向移動して流体を絞縮制御する絞り孔の
開度を変更自在に設定して設け、流量調整部材に外嵌し
て圧力補償弁体を弁本体内の摺動孔へ軸方向に摺動自在
に嵌挿し、圧力補償弁体と摺動孔との摺動部に圧力補償
弁体の軸方向摺動で開度を増減する開口を形成し、圧力
補償弁体には絞り孔前後の流体圧力を対向作用して設け
ると共に、開口の開度増加方向にばね力を付与する圧力
補償ばねを係装したことにより、流量調整部材に外嵌し
て弁本体内の摺動孔へ嵌挿した圧力補償弁体を摺動抵抗
を軽減して滑らかに軸方向摺動でき、絞り孔の前後差圧
を一定に補償する良好な圧力補償性能を得ることができ
る。また、流量調整部材を操作部材と径方向への移動を
許容して係合しているため、操作部材と流量調整部材に
外嵌して弁本体内の摺動孔へ嵌挿した圧力補償弁体との
同芯度を緩和でき、寸法精度を粗にして圧力補償弁体の
滑らかな軸方向摺動を得ることができる。さらにまた、
操作部材と流量調整部材との間に介装したばねのばね力
により操作部材と流量調整部材とを軸方向へ張設してい
るため、流量調整部材の軸方向へのがたつきを阻止で
き、絞り孔の正確な開度設定を損なうことなくできる効
果を有する。
弁の縦断面図である。
償付流量調整弁の縦断面図である。
弁の縦断面図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 弁本体に螺合して弁本体外部に露出した
回動部の回動操作で進退自在に操作部材を設け、操作部
材の回動部にその中心より偏心位置に進退操作自在に固
定部材を有し、固定部材は進入操作により弁本体に圧接
して操作部材の回動部を回動操作不能に固定すると共
に、後退操作により弁本体から離脱して操作部材の回動
部の固定を解除して設け、操作部材と径方向への移動を
許容し軸方向への移動を阻止して係合自在に設けた流量
調整部材を弁本体内へ収装し、操作部材と流量調整部材
との間にはばねを介装してこのばね力により操作部材と
流量調整部材とを軸方向へ張設し、流量調整部材は操作
部材の回動操作による進退で操作部材とともに軸方向移
動して流体を絞縮制御する絞り孔の開度を変更自在に設
定して設け、流量調整部材に外嵌して圧力補償弁体を弁
本体内の摺動孔へ軸方向に摺動自在に嵌挿し、圧力補償
弁体と摺動孔との摺動部に圧力補償弁体の軸方向摺動で
開度を増減する開口を形成し、圧力補償弁体には絞り孔
前後の流体圧力を対向作用して設けると共に、開口の開
度増加方向にばね力を付与する圧力補償ばねを係装して
成る圧力補償付流量調整弁。 - 【請求項2】 絞り孔を形成した逆止め弁体を流量調整
部材に外嵌し、この絞り孔の開度を流量調整部材の軸方
向移動で変更自在に設けたことを特徴とする請求項1に
記載の圧力補償付流量調整弁。 - 【請求項3】 絞り孔を弁本体内部に形成し、この絞り
孔の開度を流量調整部材の軸方向移動で変更自在に設け
たことを特徴とする請求項1に記載の圧力補償付流量調
整弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05506694A JP3517269B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 圧力補償付流量調整弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05506694A JP3517269B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 圧力補償付流量調整弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07239718A JPH07239718A (ja) | 1995-09-12 |
JP3517269B2 true JP3517269B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=12988326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05506694A Expired - Fee Related JP3517269B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 圧力補償付流量調整弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3517269B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101478815B1 (ko) * | 2014-04-01 | 2015-01-02 | 주식회사 에네스지 | 유압 액추에이터용 공기배출장치 및 이를 갖는 발전소용 유압 액추에이터 |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP05506694A patent/JP3517269B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101478815B1 (ko) * | 2014-04-01 | 2015-01-02 | 주식회사 에네스지 | 유압 액추에이터용 공기배출장치 및 이를 갖는 발전소용 유압 액추에이터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07239718A (ja) | 1995-09-12 |
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