JPS6236943Y2 - - Google Patents

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JPS6236943Y2
JPS6236943Y2 JP19782681U JP19782681U JPS6236943Y2 JP S6236943 Y2 JPS6236943 Y2 JP S6236943Y2 JP 19782681 U JP19782681 U JP 19782681U JP 19782681 U JP19782681 U JP 19782681U JP S6236943 Y2 JPS6236943 Y2 JP S6236943Y2
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JP
Japan
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chamber
door
piston
brake shoe
cam surface
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JP19782681U
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JPS58100975U (ja
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はドアチエツカーに関するものである。
従来、この種のドアチエツカーとしては特公昭
44−25181号公報に示すように、シリンダー内に
嵌挿したピストンのラツク歯にドアに取付けたア
ームと連繋したピニオン歯車を噛合させると共
に、前記ラツク歯の一部分を欠歯とし、ピニオン
歯車には未切削外周面を残存させ、ドアを所定角
度だけ回動するとラツク歯の欠歯部分とピニオン
歯車の未切削外周面とが摩擦係合してドアを開放
位置に保持できるようにしたものが提案されてい
る。
しかし、この構造であるとラツク歯の欠歯部分
とピニオン歯車の未切削外周面との摩擦力によつ
てドアを開放位置に保持しているので、その保持
力が弱く強風等が作用するとドアが急激に閉じる
方向に回動してしまい非常に危険である。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的は所定角範囲まではドアを自動的に
閉じる方向に回動でき、所定角度以上ドアを開放
した場合にはその位置にドアを保持できると共
に、そのドア保持力を強くできるようにしたドア
チエツカーを提供することである。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
本体1にはシリンダー孔2が形成され、該シリ
ンダー孔2の両端開口は蓋体3.4でそれぞれ閉
塞してあると共に、シリンダー孔2内にはピスト
ン5が摺動自在に嵌挿れて第1室6と第2室7と
を形成している。
前記ピストン5の軸心には第1室6に開口した
盲穴8が形成され、その底壁9と一方の蓋体3と
の間にはバネ10が弾装されてピストン5を他方
の蓋体4側に摺動付勢していると共に、底壁9に
は第1室6と第2室7とを連通する連通孔11が
穿孔され、その連通孔11には第2室7から第1
室6に向けて油が流通することを阻止する逆止弁
(ボール)12が設けてあり、さらにピストン5
の外周壁下面にはラツク歯13が長手方向に形成
され、かつラツク歯13の径方向両側には第1・
第2カム面14・14がそれぞれ形成してあ
る。
前記本体1にはシリンダ孔2と開口連続した大
径孔15がシリンダ孔2と直交して形成され、該
大径孔15内には前記ラツク歯13と噛合するピ
ニオン歯車16が嵌挿してあり、その支軸17は
図示しないリンク機構を介してドアAに連繋して
ある。
前記第1室6と第2室7とは本体1に穿孔した
第1・第2通路18・18及びピストン5に
穿孔した油孔19でそれぞれ連通されるようにな
り、第1・第2通路18・18にはそれぞれ
流量調整弁20が設けてある。
前記支軸17のピニオン歯車16の両側位置に
は第1・第2ブレーキシユー20・20が嵌
合され該第1・第2ブレーキシユー20・20
は前記第1・第2カム面14・14と相対
向している。
なお、支軸17は本体1の大径孔15の両端開
口部に螺合した一対のキヤツプ21・21で回転
自在に支承されている。
前記第1・第2ブレーキシユー20,20
は第3図に示すように、不連続な筒状となり、第
1ブレーキシユー20の切欠部201aは右向と
なり、第2ブレーキシユー20の切欠部202a
は左向となるように支軸17に嵌合され、第1・
第2ブレーキシユー20,20には突起2
2,22が前記第1・第2カム面14,14
と相対向して形成されていると共に、回り止め用
突起23がそれぞれ形成され、各回り止め用突起
23は前記大径孔15の切欠凹部24内に嵌合さ
れて第1・第2ブレーキシユー20,20
回転しないように大径孔15内に嵌合されてい
る。
前記第1・第2カム面14・14は円弧状
の段部25を境として低部カム面26と高部カム
面27とを備え、第1・第2カム面14・14
の段部25は位置がずれている。
次に作動を説明する。
図示の状態はドアAが閉じた状態であり、この
状態よりドアAを開放するとピニオン歯車16が
矢印イ方向に回転し、ピストン5を矢印ロ方向に
バネ力及び油圧力に抗して摺動する。
この時、第1室6内の油は連通孔11よりボー
ル12を押し開いて第2室7内に流出すると共
に、第1・第2ブレーキシユー20,20
突起22は各カム面14の低部カム面26に接触
しているから第1・第2ブレーキシユー20
20と支軸17との間に〓間が生じ回転抵抗が
小さくピストン5は小さな力で摺動することがで
きる。
この状態でドアAを開放する力を取り除くと、
ピストン5が前述のように小さな力で摺動可能で
あるからバネ10の復元力で矢印ハ方向に押動さ
れてピニオン歯車16が矢印ニ方向に回転するか
らドアAが閉じ側に自動的に回動する。
この時、第2室7内の油は第2通路18、油
孔19より第1室6内に流出し、ある程度ドアA
が閉じると第2通路18がピストン5で閉塞さ
れかつ第1通路18が開口されて第2室7内の
油は第1通路18より第1室6内に流出する。
なお第1通路18、第2通路18はともに
大径孔15に開口しているので、第2室7内の油
は大径孔15を経て第1室6内に流出すると共
に、第2通路18に設けた流量調整弁20は大
流量が流れるように調整されているのでピストン
5は高速で摺動されてドアAは高速で閉じ側に回
動し、第1通路18に設けた流量調整弁20は
小流量が流れるように調整されているのでピスト
ン5は低速で摺動されてドアAは低速で閉じ側に
回動する。
したがつて、ドアAが閉じ側に回動する初期は
高速で回動し、閉じ位置近傍となると低速で回動
する。
また、前述の状態より更にドアAが開放されて
ピストン5が摺動されることで第1ブレーキシユ
ー20が第1カム面14の高部カム面27に
接触すると、つまりピストン5がL1だけ摺動す
るのに見合う角度だけドアAが開放されると(例
えば第1図での位置)第1ブレーキシユー20
の突起22が第1カム面14の高部カム面2
7に接触する。
このために、第1ブレーキシユー20が支軸
17に圧接され、ドアAを開く力を取り除いた時
にピストン5にバネ10で矢印ハ方向の摺動力が
付与されると第1ブレーキシユー20は支軸1
7を締めつけて支軸17の回転抵抗を大とする
(つまり、制動する)ので、ドアAはその開放位
置に保持される。
また、前述の開き位置よりも更にドアAを開
放すると第2ブレーキシユー20の突起22が
第2カム面14の高部カム面27に接触し、そ
れ以上ドアAを開放する時に前述のように第2ブ
レーキシユー20で支軸17を制動し大きな開
き力が作用しないとドアAが開放しないようにす
る。
以上の様に、ドアAを所定角度の開き位置か
ら最大開き位置までの範囲ではドアAをその開
き位置に保持できる。
なお、ドアAを閉じる時には前記制動力に見合
う以上の閉じ力をドアAに作用すれば良い。
本考案は以上の様になり、ドアAを所定の中間
位置までの所定角度範囲内で開放した時にドアA
の力を取り除けば自動的に閉じ側に回動でき、所
定の中間位置と最大開き位置との間の所定角度位
置ではドアをその開き位置に保持できる。
また、支軸17に遊嵌したブレーキシユーをピ
ストン5に設けたカム面で支軸17に緊締して支
軸17を制動することでドアAを保持するので、
その保持力が強くなつて強風等によつてドアAが
急激に開閉することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図はブレーキシ
ユーの斜視図である。 1……本体、2……シリンダ孔、5……ピスト
ン、6・7……第1・第2室、10……バネ、1
3……ラツク歯、14……カム面、16……ピニ
オン歯車、17……支軸、20……ブレーキシユ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体1のシリンダ孔2内にラツク歯13を備え
    たピストン5を嵌挿して第1・第2室6,7を形
    成しかつ第1・第2室6,7内に油を封入し、該
    ピストン5をバネ10で第2室7側に摺動付勢す
    ると共に、前記本体1にドアAと連繋した回転動
    するピニオン歯車16を前記ラツク歯13に噛合
    して設けることでドアAを開放するとピストン5
    が第1室6側に摺動し、ドアAを閉じるとピスト
    ン5が第2室7側に摺動するように構成したドア
    チエツカーにおいて、前記ピストン5に第1・第
    2室6,7を連通する連通孔11を形成すると共
    に、その連通孔11に第2室7より第1室6への
    油流通を阻止する逆止弁12を設け、さらに本体
    1に穿孔した通路とピストン5に形成した油孔1
    9で第1室6と第2室7を連通すると共に、前記
    ピニオン歯車16の支軸17を、本体1に固定し
    た略筒状のブレーキシユー内に挿入させ、該ブレ
    ーキシユーと圧接するカム面を前記ピストン5に
    形成すると共に、該カム面と前記ブレーキシユー
    とをピストン5が第1室6側に所定ストローク
    L1摺動するとカム面がブレーキシユー20に圧
    接して支軸17を緊締する構造としたことを特徴
    とするドアチエツカー。
JP19782681U 1981-12-28 1981-12-28 ドアチエツカ− Granted JPS58100975U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19782681U JPS58100975U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 ドアチエツカ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19782681U JPS58100975U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 ドアチエツカ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58100975U JPS58100975U (ja) 1983-07-09
JPS6236943Y2 true JPS6236943Y2 (ja) 1987-09-19

Family

ID=30111030

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19782681U Granted JPS58100975U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 ドアチエツカ−

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JPS58100975U (ja) 1983-07-09

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