JPH1018696A - ピボット型ドアクローザ - Google Patents

ピボット型ドアクローザ

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JPH1018696A
JPH1018696A JP18873796A JP18873796A JPH1018696A JP H1018696 A JPH1018696 A JP H1018696A JP 18873796 A JP18873796 A JP 18873796A JP 18873796 A JP18873796 A JP 18873796A JP H1018696 A JPH1018696 A JP H1018696A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア本体の所定の回動範囲において閉扉トル
クを増加させ、部品の製造や組付けが容易な持出吊式ピ
ボット型ドアクローザの提供。 【解決手段】 壁側から延びるピボット軸9がドア本体
2側に取付けられたギヤケース2内のピボットギヤ20
に固着される。ギヤケース内にはアイドルギヤ21、ピ
ニオン用ギヤ22がギヤ列をなして収容されこれらは標
準のギヤである。ピニオン用ギヤ22には第1ケーシン
グ12内に延びるピニオン軸25が固定され、ピニオン
軸25には第1ケーシング内でピニオンギヤ33が固着
される。ピニオンギヤはピストン30のラック30bと
噛合する。ピストン30の一端はロッド47が固定され
ロッドの回りをメインスプリング48が位置してピスト
ンを付勢している。ロッドの先端にはボール保持部材4
1が設けられ、ピストンとボール保持部材間にサブスプ
リング49が介装される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピボット型ドアクロ
ーザに関し、特に、ドアの回動軸心がドア本体からずれ
た位置にあるいわゆる持出吊式ピボット型ドアクローザ
に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平7−1483号公報に記載される
持出吊式ピボット型ドアクローザは、ドア本体の上側に
設けられ内部にピストンが往復動可能に設けられたピス
トンケースと、ドア本体の上方でドア本体を囲う上枠部
に固定支持されると共にピストンケース上に設けられた
ギヤケースを有する。ピストンケース内には水平方向に
延びる円孔が形成され、この円孔内をピストンが摺動可
能に設けられている。ギヤケースは、ドア本体からドア
の回動方向に突出して位置しており、ドア本体の回動軸
心をなすピボット軸が、上枠部に支持されまた上枠部か
ら下方に突出してギヤケース内に収容されている。
【0003】ギヤケース内には、ピボット軸に固設され
た偏心ピボットギヤと、偏心ピボットギヤと噛合するア
イドルギヤと、アイドルギヤと噛合する偏心ピニオンギ
ヤが設けられ、偏心ピニオンギヤからはピニオン軸が下
方に延びてピストンケース内に収容される。ピストン内
にはラックが形成されており、またピニオン軸にはラッ
クと噛合するピニオンギヤが固設されている。更にピス
トンの一端面はドア本体を閉扉方向に付勢するための圧
縮スプリングで付勢されている。
【0004】ドア本体の開閉動作により、偏心ピニオン
ギヤ、アイドルギヤ、偏心ピボットギヤの順で回転が伝
達され、ドア本体はピボット軸の軸心を中心に回動す
る。ドア本体を開扉するとき、偏心ピニオンギヤがピス
トンケース内で回転し、ラックを介してピストンが圧縮
スプリングの付勢力に抗して円孔内で圧縮スプリングを
圧縮する方向に移動する。従ってドア本体の開扉動作に
より、ドア本体の閉扉方向への復帰力が蓄勢され、閉扉
動作は圧縮スプリングの復帰力によって行われる。また
円孔及びピストン内には油圧が作用しており、圧縮スプ
リングの復帰力が調整される。
【0005】アイドルギヤは偏心ピニオンギヤと偏心ピ
ボットギヤの間に位置しており、偏心ピニオンギヤと偏
心ピボットギヤの偏心量を吸収するために、アイドルギ
ヤ軸は長穴内を平行移動できる様に構成されている。こ
こで長穴は、ピボット軸とピニオン軸とを結んだ線と平
行に形成されており、偏心ピニオンギヤや偏心ピボット
ギヤの回転に応じてアイドルギヤ軸が長穴に沿って移動
しつつ回転するものである。即ちドア本体の開閉に伴
い、アイドルギヤは回転及び直線運動を行うものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしかかる構成によ
ると、アイドルギヤは回転運動のみならず直線運動をす
る必要があるためにトルク伝達効率の低下の原因とな
る。また圧縮スプリングの付勢力によりアイドルギヤ軸
は長穴方向に付勢されず、長穴と直角な方向に付勢され
ながら直線運動を行うので、長穴とアイドルギヤ軸の間
に摩擦が生じて摩耗し、ひいてはギヤ相互の噛合にガタ
ツキが生じて伝達効率を更に低下させるおそれがある。
【0007】また偏心ピボットギヤと偏心ピニオンギヤ
を使用ているので一般にギヤを製作するのが困難であ
る。またギヤ部(伝達部)で閉扉の際のトルクアップを
する構成であるので、組込み角度を誤ると求めるトルク
を得ることができなくなる。従って組立時にはギヤ同士
の組込み角度の位置決めを正確に行う必要があり組立性
の面でも問題がある。
【0008】更にドア本体を開扉したままの状態に保持
することができず、ドアクローザをドアドア本体に取付
ける時に、開放保持のストップ装置をドア本体とは別に
設ける必要がある。
【0009】そこで本発明は、閉扉トルクの増大のため
に偏心ギヤや特定のギヤ軸の直線運動を必要とせずにギ
ヤ部におけるギヤ軸の摩耗によるガタツキが生じず、ギ
ヤからピストンへの伝達効率が良好であり、また製作が
困難な偏心ギヤを使用せず標準のギヤを使用してギヤの
製作を容易とし、特定の開扉角度からは通常のドアクロ
ーザと同様の開扉力で開扉でき、また扉の開放保持が可
能であり、閉扉時は閉扉トルクを徐々に上げ大きい閉扉
力で扉を閉扉することができる持出吊式ピボット型ドア
クローザを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め本発明は、ドア本体の上部に位置するギヤケースと、
該ドア本体を囲む取付枠から延び該ドア本体の回動軸を
構成すると共に、一端が該ギヤケース内に収容されるピ
ボット軸と、該ギヤケース内に収容されると共に該ピボ
ット軸に接続されたギヤ列と、該ドア本体に設けられた
ピストンケースと、該ピストンケース内に往復動可能に
設けられラックが形成されたピストンと、該ギヤ列と該
ピストンとを接続するために、該ギヤ列に接続され該ギ
ヤケースから該ピストンケース内に延びるピニオン軸
と、該ラックと噛合すると共に該ピニオン軸に設けられ
たピニオンと、該ドア本体を閉扉方向に付勢するために
該ピストンケース内に設けられ該ピストンの一端を付勢
するスプリングとを有する持出吊式ピボット型ドアクロ
ーザにおいて、該ピストン30の一端側のピストンケー
ス12、38、39、40内の空間には該ピストン30
の移動に連動するロッド47が設けられ、該ピストンケ
ースにはボール係止部39aが設けられ、該ロッド47
には該ボール係止部39aと対向する位置にボール保持
部材41が移動可能に設けられ、該ボール保持部材41
内には常時ボール42が収容され、該ピストン30と該
ボール保持部材41間には補助スプリング49が設けら
れ、該ボール係止部39aは該ピストン30が所定区間
を移動する範囲ではボール42を係止してボール保持部
材41の移動を抑制して該補助スプリング49の付勢力
を有効化し、該ピストン30が所定区間を越えて移動す
る範囲ではボール42が該ボール係止部39aから離脱
して該補助スプリング49の付勢力が無効となる持出吊
式ピボット型ドアクローザを提供している。
【0011】ここで、該ピストンケース39には、該ド
ア本体2の開扉動作に伴い該ピストン30が該所定区間
を越えた範囲にあるとき、該ドア本体2を閉扉方向に移
動させる過程で該ボール42と係合可能な開扉位置保持
用溝部60が形成されているのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
持出吊式ピボット型ドアクローザについて図1乃至図1
1に基づき説明する。図1、図2は本実施の形態による
持出吊式ピボット型ドアクローザ1の取付け状態を示し
ており、ドア本体2は、壁3のドア取付枠4内の空間に
位置する閉扉位置と、該空間からずれる開扉位置に回動
される。ドア取付枠4の上枠4Aと下枠(沓摺枠)4B
にはそれぞれ上枠側上部ピボット5と下枠側下部ピボッ
ト(図示せず)が水平方向に埋設固定され、上枠側上部
ピボット5と下枠側下部ピボットはそれぞれ上枠4Aと
下枠4Bに固定された上部ピボットケース6と下部ピボ
ットケース7内に収容される。そして上部ピボット5は
ボルト8により鉛直方向に延びるピボット軸9を固定す
る。下部ピボットについても同様である。このピボット
軸9は非回転で上枠側上部ピボット5に挿嵌固定され
る。
【0013】ドア本体2の上端にはギヤケース10がド
ア本体2から横方向に突出して設けられている。またド
ア本体2の下端にはピボットケース11がドア本体2か
ら横方向に突出して設けられている。ギヤケース10の
下側であってドア本体2内には空間が形成され、空間内
には第1ケーシング12が収容されている。具体的には
図2、図3、図4に示されるように、第1ケーシング1
2は、ドア本体2に設けられた扉幅方向の補強部材13
に取付板14を介してネジ15によって固定されると共
に、ドア本体2に固定された縦方向の補強部材16にも
ネジ17により固定されている。従って第1ケーシング
12はドア本体2の厚さ範囲内に保持される。またギヤ
ケース10は第1ケーシング12に載置され、ネジ18
によって第1ケーシング12に固定されている。
【0014】ギヤケース10内には標準の平歯車からな
るピボットギヤ20、アイドルギヤ21、ピニオン用ギ
ヤ22が配置されており、上部カバー23により閉鎖さ
れる。即ちアイドルギヤ21がピボットギヤ20とピニ
オン用ギヤ22間に噛合して配置されている。ピボット
軸9は軸受19を介してギヤケース10に支持され、従
ってドア本体2はピボット軸9の軸心を中心に回動する
ものである。そしてピボットギヤ20はピボット軸9に
固着されている。なお軸受19はピボットギヤ20を挟
んだ状態でピボット軸9に挿嵌されている。
【0015】アイドルギヤ21はピボットギヤ20及び
ピニオン用ギヤ22よりも大径であり、上部カバー23
とギヤケース10の底壁間に固定された軸24を中心に
ドア本体2の開閉に伴い回転可能に設けられる。ピニオ
ン用ギヤ22には上部孔27と角穴形状をなす下部孔2
6が形成され、第1ケーシング12から延び上部が角軸
形状としているピニオン軸25が下部孔26に廻り止め
されて挿嵌される。上部孔27内にはワッシャー28が
配置され、ネジ29によりワッシャ28を挟み込んでピ
ニオン軸25がピニオン用ギヤ22に固定される。ピニ
オン用ギヤ22は、ドア本体2の開閉動作に基づいてア
イドルギヤ21がピボットギヤ20の廻りを回転したと
き、ピボットギヤ20の回転に伴って回転し、ピニオン
軸25を通して後述するピストン30に動力を伝達する
ものである。
【0016】第1ケーシング12内は円孔12Aが形成
され、円孔12A内にピストン30が往復動作可能に設
けられている。また第1ケーシング12にはピニオン軸
25の通過を許す孔12aが半径方向に延びて形成され
ている。ピストン30は円孔12A内の空間を前室31
と後室32に画成する。ピストン30には貫通孔30a
が形成されると共に、貫通孔30aにはラック30bが
形成されている。ピニオン用ギヤ22に固定されたピニ
オン軸25が貫通孔30aを貫通して設けられ、ピニオ
ン軸25にはラック30bと噛合するピニオンギヤ33
が固着されている。又ピニオン軸25の上下には両側か
らワッシャー34、34、軸受35、35、Oリング3
6、36の順で嵌められ、最後にピニオンブッシュ3
7、37が孔12a、12aに嵌合されている。しかし
て、ピニオン軸25は第1ケーシング12内で回転可能
に支持され、また第1ケーシング12に対して横方向に
相対移動不能に設けられる。
【0017】第1ケーシング12の後室32の端部にお
いて、シリンダキャップ38が円孔12Aに嵌着にさ
れ、第1ケーシング12の前室31の端部には円筒状の
第2ケーシング39の一端部(内端部)が円孔12Aに
嵌着され、第2ケーシング39の他端部(外端部)には
シリンダキャップ40が嵌着されている。第1ケーシン
グ12、シリンダキャップ38、40、第2ケーシング
39によりピストンケースが構成される。この第2ケー
シング39の内周面の内端部付近には段部39aが形成
され、また中心孔41bが形成された円筒状のボール保
持部材41がスライド可能に嵌装されている。ボール保
持部材41には周方向に等間隔の4ヶ所のボール保持孔
41aが形成され、ボール保持孔41a内にはボール4
2が保持されている。このボール42は第2ケーシング
39の段部39aに当接可能なようにボール保持孔41
aから半径方向外方に幾分突出している。そしてボール
保持孔41aや段部39aは、ドア本体2の閉扉状態か
らある一定の開扉角度まではボール保持孔41aと段部
39aとでボール42を挟んだ状態となるように位置設
定されている。即ち段部39aはボール係止部を構成す
る。
【0018】ピストン30には前室31と貫通孔30a
と連通する第1油路43と、後室32と貫通孔30aと
を連通する第2油路44が形成されている。またピスト
ン30の後室32側には筒状のピストンキャップ45が
嵌合されている。ピストンキャップ45の貫通孔30a
側の端部付近は弁座45Aが形成されており、そこに逆
止弁46が着座可能に設けられ。またピストンキャップ
45の後室32側の端面にはストッパ45Bが設けられ
て、逆止弁46がピストンキャップ45から離脱するの
を防止している。逆止弁46が弁座45Aに着座してい
るときは、後室32内のオイルがピストンキャップ45
内を通過して、ピストン30の貫通孔30a内に侵入す
ることはなく、逆止弁46が弁座45Aから離反してい
るときは、貫通孔30a内のオイルは第2油路44、ピ
ストンキャップ45を通過して後室32に流れることが
できる。
【0019】ピストン30の前室31側端面中央部から
は長尺なロッド47が前室31の長手方向に延びて固定
されている。このロッド47の自由端は、ボール保持部
材41の中心孔41bに挿嵌されている。また第2ケー
シング39の段部39aの位置よりもピストン30に近
い位置において、このロッド47の外周面には環状のボ
ール保持溝47Aが形成されており、ロッド47とボー
ル保持部材41とが所定の位置関係にあるときは、ボー
ル42がボール保持部材41の半径方向内方に移動し、
ボール42が環状のボール保持溝47Aと嵌合してロッ
ド47とボール保持部材41とが一体に移動可能に構成
される。
【0020】またピストン30の前室31側端面と第2
ケーシング39の内端間にはロッド47に外装され第1
ケーシング12内の円孔12Aとほぼ同径のメインスプ
リング48が設けられている。メインスプリング48は
ピストン30を後室32方向に付勢するものである。更
にピストン30の前室31側端面とロッド47の先端に
設けられたボール保持部材41の端面間には、メインス
プリング48よりも小径のサブスプリング49がロッド
47に外装されかつメインスプリング48の半径方向内
方に設けられている。このメインスプリング48は常に
ピストン30を閉扉方向Xに付勢しており、サブスプリ
ング49もドア本体2の所定の回動区間においてはピス
トン30を閉扉方向Xに付勢するものである。
【0021】図2、図3、図9乃至図11に示されるよ
うに、ドア本体2の開閉速度調整機構としての第1速度
調整弁50と第2速度調整弁51が、第1ケーシング1
2の下部に互いに平行に延びて設けられている。第1ケ
ーシング12の下部には第1速度調整弁50と連通する
H字状の第1オイル通路52と、第2速度調整弁51と
連通する略H字状の第2オイル通路53がそれぞれ独立
して形成されている。第1オイル通路52はピストン3
0の貫通孔30aに開口する第1開口52aと、ピスト
ン30の外周面で閉鎖されるか後室32と連通する第2
開口52bを有し、第2オイル通路53はピストン30
の貫通孔30aに開口するかピストン30の外周面で閉
鎖される第1開口53aと、ピストン30の外周面で閉
鎖されるか後室32と連通する第2開口53bを有す
る。これら速度制御弁50、51の絞り込みを調整する
ことにより、ドア本体2の閉扉時に、第1オイル通路5
2と第2オイル通路53を介して後室32から前室31
へオイルが流れるときのオイルの流量を調整して、2段
階に閉扉速度を調整することができる。
【0022】以上の構成において、ドア本体2が閉扉位
置にあるとき(開扉角度0°)は、図5に示されるよう
に、ピストン30にはメインスプリング48及びサブス
プリング49の両方の付勢力によって、第1ケーシング
12の円孔12A内において最も左側に位置している。
即ち、ボール保持孔41aに保持されたボール42は段
部39aに係止された状態にあり、ボール保持部材41
の右方向への移動が阻止されているので、サブスプリン
グ49の付勢力はボール保持部材41、ボール42を介
して段部39aに作用しており、ピストン30にも作用
することができる。
【0023】また図11に示されるように、ピストン3
0が最も左側にあるときは、第1オイル通路52の第2
開口52bはピストン30の外周面によって閉鎖され、
また第2オイル通路53の第2開口53bは、ピストン
30の先端のテーパ面によって完全には閉鎖されない
が、ほとんどはピストン30の外周面によって閉鎖され
ている。よって、オイル通路52を介して前室31から
後室32にオイルが流れることはなく、オイル通路53
にはわずかにオイルが流れる。
【0024】次にドア本体2をピボット軸9の軸心を中
心に除々に開扉方向に開いていくと、ピボットギヤ20
は上枠側上部ピボット5に固定されているため回転しな
いが、ドア本体2の回動に伴いアイドルギヤ21がピボ
ットギヤ20の廻りを回転し、アイドルギヤ21と噛合
するピニオン用ギヤ22が回転する。ピニオン用ギヤ2
2はピニオン軸25に固定されて一体となっているた
め、ピニオン用ギヤ22の回転に伴いピニオン軸25が
図5の時計反対方向に回転する。よってピニオン軸25
と一体のピニオン33が同方向に回転し、ピニオン33
とラック30bとの噛合によってピストン30が前室3
1方向に移動してゆく。
【0025】図6はドア本体2を30°開いたときの第
1ケーシング12の内部を示す。ピストン30が前室3
1方向に移動して行く最中に、ボール42は段部39a
に係止されているのでボール保持部材41は移動しない
が、ピストン30の前室側端面から延びるロッド47の
自由端部は、ボール保持部材41の中心孔41b内をシ
リンダキャップ40方向に移動する。ロッド47に形成
されたボール保持溝47Aがボール42の係止位置付近
にまで移動してボール42がボール保持溝47Aへ嵌入
しようとしている。まだこの状態においてはサブスプリ
ング49の付勢力もピストン30に作用し得る状態にあ
る。またピストン30の前室31方向への移動に伴い、
逆止弁46はオイルによりストッパ48B方向に付勢さ
れ、前室31内のオイルは、ピストン30に形成された
第1油路43、貫通孔30a、第2油路44と逆止弁4
6とを通って後室32に流入していく。
【0026】ドア本体2を更に開扉方向に回動させてピ
ストン30を更に前室31方向に移動させ、ドア本体2
が約40゜開いたとき、ボール42はボール保持部材4
1の半径方向内方に移動してボール42は完全にボール
保持溝47Aへ嵌入し、ボール42を介してボール保持
部材41がロッド47と共に移動可能となると共に、ボ
ール42は第2ケーシング39の段部39aから離脱す
る。そのため、サブスプリング49の付勢力がピストン
30に作用しなくなり、メインスプリング48だけの付
勢力がピストン30に作用することになる。従って初期
の開扉状態に比較して、ドア開扉に対する抵抗が少なく
なり、より少ない力でドア本体2を開扉動作することが
できる。
【0027】ドア本体2が55°開いた状態の第1ケー
シング12の内部を図7に示す。この状態では、ボール
42は完全にボール保持溝47Aへ嵌入しており、ボー
ル42は第2ケーシング39の段部39aから離脱し終
わり、サブスプリング49の付勢力がピストン30に作
用せず、メインスプリング48だけの付勢力がピストン
30に作用する。
【0028】図8はドア本体2を65°開いた状態を示
すものであり、開扉角度55°以降と同様に、ロッド4
7とボール保持部材41はボール42を介して一体とな
っているため、ピストン30の移動に伴ってボール保持
部材41は第2ケーシング39の内周面に沿ってシリン
ダキャップ40方向にスライドする。
【0029】閉扉動作に関しては、図8、図7、図6、
図5の順で上記とは逆の動作が行われる。従って、図8
から図7までの状態では、メインスプリング48の付勢
力(通常の付勢力)でドア本体2が閉扉されるが、図6
から図5までの状態では、サブスプリング49の付勢力
が加わるので閉扉力が高められる。以上のようにドア本
体2が0°から約40°の範囲で開閉されるときは、メ
インスプリング48とサブスプリング49の付勢力がピ
ストン30に作用するので、強い閉扉力を発生すること
ができ、ドア本体2がそれ以上の角度で開閉されるとき
はメインスプリング48だけの付勢力が作用するので、
従来のドアクローザと同等の力で開扉することができ
る。
【0030】尚、閉扉動作において、速度調整機構の作
用について図9乃至図11を用いて説明する。閉扉動作
においては、後室32内のオイルを第1オイル通路52
又は第2オイル通路53を介して前室31に流入させ
る。図9に示されるようにドア本体2が70°の閉扉位
置にあるときは、第2オイル通路53の第1開口部53
aはピストン30によって塞がれている。一方第1オイ
ル通路52の第1開口部52aと第2開口部52bはピ
ストン30で塞がれていない。従って後室32内のオイ
ルは第1オイル通路52のみを介してピストンの貫通孔
30aを通り前室31に流入するが、その際には第1速
度調整弁50において流量が調整され、従ってメインス
プリング48の付勢力と相まって第1速度調整弁50で
設定された速度でドア本体2が閉扉されてゆく。
【0031】図10に示されるようにドア本体2が25
°乃至30゜の閉扉位置にあるときは、第1オイル通路
52の第2開口部52bがピストン30によって塞がれ
ている。一方第2オイル通路53の第1開口部53aと
第2開口部53bはピストン30で塞がれていない。従
って後室32内のオイルは第2オイル通路53のみを介
してピストンの貫通孔30aを介して前室31に流入す
るが、その際には第2速度調整弁51において流量が調
整され、従ってメインスプリング48とサブスプリング
49の付勢力と相まって第2速度調整弁51で設定され
た速度でドア本体2が閉扉されてゆく。
【0032】図11はドア本体2が完全に閉扉された状
態であり、上述したように第1オイル通路52の第2開
口部52bはピストン30によって閉鎖されており、老
いる通路52から前室31にオイルが流入することはな
い。またこのとき、第2オイル通路53の第2開口部5
3bはピストン30のテーパ面に面してわずかに開口し
ているので、オル通路53にはオイルが流れる。
【0033】本発明の第2の実施の形態による持出吊式
ピボット型ドアクローザについて図12に基づき説明す
る。この持出吊式ピボット型ドアクローザは、第1の実
施の形態による持出吊式ピボット型ドアクローザに、開
扉されているドア本体2が所定角度まで閉扉方向に回動
したときに開扉位置を保持するための構成を付加したも
のである。即ち、第2ケーシング39’の内周面であっ
て段部39aよりもシリンダキャップ40に近い場所に
は、ボール42の球面に倣った浅いストップ用溝部60
が形成され、ボール42と係合可能に構成される。な
お、該溝部60の深さが大き過ぎると、ボール42が該
溝部60から抜けなくなるので、該溝部60は、閉扉方
向へドア本体2を軽く引く程度の力で該溝部60からボ
ール42が脱出できるぐらいの深さに形成される。
【0034】ドア本体2のが開扉している状態から除々
に閉扉方向にドア本体2を回動してゆくと、ボール42
が第2ケーシング39’の内周面に沿ってロッド47の
移動に伴われて移動し、ボール42がストップ用溝部6
0に至ったときに、ボール42はストップ用溝部60に
落下してそれと係合し、ドア本体2の閉扉動作に抵抗を
与えることになる。即ちストップ用溝部60は、ドア本
体2の所定の開扉位置を保持するための開扉位置保持部
として作用する。
【0035】本発明は上述した実施の形態に限定され
ず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変更が可能
である。例えば、第2ケーシング39に形成された段部
39’の位置は、ドア本体2が約40度程度に閉扉され
たときに、ボール42と係合するような位置に形成され
て、サブサブスプリング49の付勢力を有効化させてい
るが、所望の閉扉角度から閉扉力が増大するように段部
39’の位置を変更してもよい。またロッド47に形成
するボール保持溝47Aの位置を現在の位置から図3の
左右方向に変更して形成しても、閉扉力を増大させる角
度を変更させることができる。
【0036】また第2の実施の形態において、ストップ
用溝部60の位置を適宜選定することにより、開扉スト
ップ位置を所望の位置とすることができる。更に、内部
にギヤ列20、21、22等を配置したギヤケース10
を除去し、上枠4Aにレールを敷設し、レールに回動可
能摺動動可能にアームの一端を取付け、アームの他端を
ピストンから延びるピニオン軸25と接続することによ
り、コンシールドタイプのドアクローザとして使用可能
である。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の持出吊式ピボット型ドア
クローザによれば、ドア本体を開扉するときは、特定の
角度からは通常のドアクローザと同様の開扉力で開扉で
き、ドア本体を閉扉するときは、特定の角度からは補助
スプリングを作動させることによって、スプリングと補
助スプリングとで閉扉トルクを徐々に増加させ、本来の
閉扉力よりも大きい閉扉力で閉扉することが可能とな
る。ここでは、偏心ギヤを用いることなく第1ケーシン
グ内のスプリングに加えて補助スプリングの付勢力によ
って閉扉力のトルクアップを達成しているため、アイド
ルギヤ軸の往復直線運動も必要とせず、ギヤ列における
ギヤ軸の摩耗によるガタツキが生じないので、ギヤ列か
らピストンへの伝達効率も良好に維持される。また製作
が困難な偏心ギヤを使用する必要がないので、標準の平
歯車等のギヤの製作が容易であり組立も簡単となる。
【0038】請求項2記載の持出吊式ピボット型ドアク
ローザによれば、ピストンケースの内周面に単にボール
と係合可能な開扉位置保持用溝部を形成するのみでドア
本体を所望の開扉位置に保持することが可能となり、開
扉位置保持機構を別途設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドア本体やドア取付枠に対する本発明の持出吊
式ピボット型ドアクローザの取付態様を示す概略正面
図。
【図2】ドア本体やドア取付枠に対する本発明の持出吊
式ピボット型ドアクローザの取付態様を示す側断面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態による持出吊式ピボ
ット型ドアクローザの正面側断面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿った水平断面図を含む
本発明の第1の実施の形態による持出吊式ピボット型ド
アクローザを示した平面図。
【図5】ドア本体が開扉された状態の本発明の第1の実
施の形態による持出吊式ピボット型ドアクローザのピス
トンケース内部を示す断面図。
【図6】ドア本体が30度開扉された状態の本発明の第
1の実施の形態による持出吊式ピボット型ドアクローザ
のピストンケース内部を示す断面図。
【図7】ドア本体が55度開扉された状態の本発明の第
1の実施の形態による持出吊式ピボット型ドアクローザ
のピストンケース内部を示す断面図。
【図8】ドア本体が約65度開扉された状態の本発明の
第1の実施の形態による持出吊式ピボット型ドアクロー
ザのピストンケース内部を示す断面図。
【図9】ドア本体が70度位置に閉扉された状態の本発
明の第1の実施の形態による持出吊式ピボット型ドアク
ローザのピストンとオイル通路の開口との位置関係を示
す図であり、(A)はピストンと第2オイル通路の開口
との位置関係を示す図2のA−A線に沿った断面図であ
り(B)はピストンと第1オイル通路の開口との位置関
係を示す図2のA−B線に沿った断面図。
【図10】ドア本体が25度乃至30度位置に閉扉され
た状態の本発明の第1の実施の形態による持出吊式ピボ
ット型ドアクローザのピストンとオイル通路の開口との
位置関係を示す図であり、(A)はピストンと第2オイ
ル通路の開口との位置関係を示す図2のA−A線に沿っ
た断面図であり、(B)はピストンと第1オイル通路の
開口との位置関係を示す図2のA−B線に沿った断面
図。
【図11】ドア本体が閉扉された状態の本発明の第1の
実施の形態による持出吊式ピボット型ドアクローザのピ
ストンとオイル通路の開口との位置関係を示す図であ
り、(A)はピストンと第2オイル通路の開口との位置
関係を示す図2のA−A線に沿った断面図であり(B)
はピストンと第1オイル通路の開口との位置関係を示す
図2のA−B線に沿った断面図。
【図12】本発明の第2の実施の形態による持出吊式ピ
ボット型ドアクローザのピストンケース内部の部分正面
側断面図。
【符号の説明】
1 持出吊式ピボット型ドアクローザ 2 ドア本体 4 ドア取付枠 9 ピボット軸 10 ギヤケース 12 ピストンケースを構成する第1ケーシング 20 ギヤ列を構成するピボットギヤ 21 ギヤ列を構成するアイドルギヤ 22 ギヤ列を構成するピニオン用ギヤ 25 ピニオン軸 30 ピストン 30b ラック 33 ピニオンギヤ 38 ピストンケースを構成するシリンダキャップ 39 ピストンケースを構成する第2ケーシング 39a ボール係止部たる段部 40 ピストンケースを構成するシリンダキャップ 41 ボール保持部材 42 ボール 47 ロッド 48 スプリングたるメインスプリング 49 補助スプリングたるサブスプリング 60 開扉位置保持用溝部たるストップ用溝部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア本体の上部に位置するギヤケース
    と、 該ドア本体を囲む取付枠から延び該ドア本体の回動軸を
    構成すると共に、一端が該ギヤケース内に収容されるピ
    ボット軸と、 該ギヤケース内に収容されると共に該ピボット軸に接続
    されたギヤ列と、 該ドア本体に設けられたピストンケースと、 該ピストンケース内に往復動可能に設けられラックが形
    成されたピストンと、 該ギヤ列と該ピストンとを接続するために、該ギヤ列に
    接続され該ギヤケースから該ピストンケース内に延びる
    ピニオン軸と、 該ラックと噛合すると共に該ピニオン軸に設けられたピ
    ニオンと、 該ドア本体を閉扉方向に付勢するために該ピストンケー
    ス内に設けられ該ピストンの一端を付勢するスプリング
    とを有する持出吊式ピボット型ドアクローザにおいて、 該ピストンの一端側のピストンケース内の空間には該ピ
    ストンの移動に連動するロッドが設けられ、 該ピストンケースにはボール係止部が設けられ、 該ロッドには該ボール係止部と対向する位置にボール保
    持部材が移動可能に設けられ、 該ボール保持部材内には常時ボールが収容され、 該ピストンと該ボール保持部材間には補助スプリングが
    設けられ、 該ボール係止部は該ピストンが所定区間を移動する範囲
    ではボールを係止してボール保持部材の移動を抑制して
    該補助スプリングの付勢力を有効化し、該ピストンが所
    定区間を越えて移動する範囲ではボールが該ボール係止
    部から離脱して該補助スプリングの付勢力が無効となる
    ことを特徴とする持出吊式ピボット型ドアクローザ。
  2. 【請求項2】 該ピストンケースには、該ドア本体の開
    扉動作に伴い該ピストンが該所定区間を越えた範囲にあ
    るとき、該ドア本体を閉扉方向に移動させる過程で該ボ
    ールと係合可能な開扉位置保持用溝部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の持出吊式ピボット型ド
    アクローザ。
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