JPH04290477A - 半導体装置及びその実装構造 - Google Patents

半導体装置及びその実装構造

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JPH04290477A
JPH04290477A JP3055105A JP5510591A JPH04290477A JP H04290477 A JPH04290477 A JP H04290477A JP 3055105 A JP3055105 A JP 3055105A JP 5510591 A JP5510591 A JP 5510591A JP H04290477 A JPH04290477 A JP H04290477A
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JP
Japan
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semiconductor device
base
substrate
semiconductor
frame
Prior art date
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Withdrawn
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JP3055105A
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English (en)
Inventor
Masao Makiuchi
正男 牧内
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体素子が基板に形成
された構造の半導体装置及びその実装構造に関する。
【0002】半導体装置においては、実装した後におい
て、半導体素子の特性が劣化しないことが重要であり、
そのために信頼性の高い実装が要求されている。
【0003】
【従来の技術】本出願人は先に特願平2−172661
号(出願日平成2年7月2日)、発明の名称「半導体受
光素子」において、図6に示すように、基板2の下面3
に半導体素子4が形成され、同じく下面3の各コーナ部
に電極5,6及びパッド7,8が形成され、且つ半導体
素子4の部位に電極9が形成された半導体装置1を提案
した。
【0004】この半導体装置1は、電極5,6をパッド
11,12,電極9をパッド13,パッド7,8をパッ
ド14,15に夫々接着されて、基台16の上面に実装
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実装された状態におい
て、半導体素子4は、上側については基板2により保護
され、下側については基台16により保護されているけ
れども、周囲方向についてみると、隣り合う接続部分の
間は開口17となっており、半導体素子4は気密封止さ
れていない。
【0006】このため、半導体素子4には、大気中の水
分等の影響が開口17を通して及ぶことになり、比較的
短い期間のうちに半導体素子4の特性が劣化してしまう
虞れがあり、実装状態についての信頼性が十分でなかっ
た。
【0007】本発明は、実装状態における信頼性の向上
を実現した半導体装置及びその実装構造を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板
と、該基板上に形成された半導体素子と、該基板上に、
該半導体素子の周囲を取り囲むように形成され、全周に
亘って基台に接着される枠部とよりなる構成としたもの
である。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、上
記枠部は、その表面に、上記半導体素子の一の電極層を
有する構成としたものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1記載の半導体
装置を、上記基板の上記半導体素子が形成されている面
を上記基台に対向させた向きで、上記枠部を、その全周
に亘って、上記基台に接着された構成としたものである
【0011】
【作用】請求項1の発明において、枠部は、全周に亘っ
て基台に接着されたときに、半導体素子の全周囲に亘っ
て、基板と基台との間の隙間を塞ぐ。
【0012】請求項2の発明において、枠部がその表面
に一の電極層を有する構成は、枠部が電極を兼ねる作用
をする。
【0013】請求項3の発明において、枠部がその全周
に亘って基台と接着された構成は、基台及び基板と協働
して、半導体素子を気密封止する。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例になる半導体装置2
0を、これが実装される基台21と併せて示す。
【0015】まず、半導体装置20の構造について説明
する。
【0016】22はInP基板(半導体基板)であり、
200×200μm の大きさの矩形状であり、波長1
.3 〜1.6 μm の光に対して透明である。
【0017】基板22の下面23にはその中心に、半導
体素子であるPIN型フォトダイオード24が、図2に
併せて示すように形成してある。
【0018】同じく、基板22の下面23には、PIN
型フォトダイオード24を取り囲む矩形の枠部25が形
成してある。
【0019】この枠部25は、図2に示すように、半導
体エピタキシャル層26により形成されている。27は
半導体エピタキシャル層26のうちの導体層(N層)で
ある。
【0020】28は電極層であり、枠部25の内側にお
いて導体層27と接続された状態で、枠25の表面に形
成してある。
【0021】29は融着層であり、例えばAuSu製で
あり、フォトダイオード24の部位及び枠部25上に形
成してある。フォトダイオード24の部位の融着層29
aは電極としての役割を有する。
【0022】基板22の上面には、入射した光をフォト
ダイオード24の部位に集光させるマイクロレンズ30
が形成してある。
【0023】次に基台21について説明する。
【0024】41は枠状パターンであり、Au製の融着
層からなり、上記枠部25に対応する大きさで、セラミ
ック積層構造の基台本体40の上面42に形成してある
【0025】枠状パターン41の中央に、同じくAu製
の融着層からなる円形パターン43が形成してある。
【0026】44,45は電極パッドであり、枠状パタ
ーン41から延出して形成してある。
【0027】枠状パターン41の内側の円形パターン4
3は、図3に併せて示すように、基台本体40の内部に
形成された内層ストリップライン46を介して、枠状パ
ターン41の下側を通って枠状パターン41とは干渉す
ることなく、枠状パターン41の外側に引き出されてい
る。
【0028】ストリップライン46の先端は、電極パッ
ド47と接続してある。
【0029】次に、半導体装置20の基台21上への実
装状態について説明する。
【0030】半導体装置20は、下面23を基台21に
対向させた向きで、フリップチップ方式で実装される。
【0031】半導体装置20は、図3に併せて示すよう
に、融着層29を全周に亘って枠状パターン41に融着
され、且つ融着層29aを円形パターン43に融着され
た状態で実装される。
【0032】このように実装された状態において、フォ
トダイオード24は、上方側については、基板22自体
によって覆われ、下方側については、基台21(基台本
体40)によって覆われ、周囲については、基板22と
基台21との間の隙間を占める枠部25によって塞がれ
、気密封止された状態となる。
【0033】このため、フォトダイオード24には、半
導体装置20が設置された場所の雰囲気の影響が及ぶこ
とがなく、水分等の影響による特性劣化は起きず、長期
に亘って初期の特性が維持される。
【0034】また、上記の気密封止は、半導体装置20
をフリップチップ方式で実装するだけで、その他の処理
は行わずに且つ特別の封止部材を使用することなく完了
するものであり、半導体装置20の実装作業性は良好で
ある。
【0035】また、枠部25は、上記の気密封止の他に
、放熱を考慮して所定の面積Sとしてあり、フォトダイ
オード24が発する熱は枠部25を通して気密封止され
ている空間外に放散され、発熱による影響はない。
【0036】図4は本発明の第2実施例になる半導体装
置50を示す。
【0037】この半導体装置50は、InP基板51の
下面52に、4つのフォトダイオード53−1〜53−
4及び6つの電極54−1〜54−6が形成され、且つ
電極とは別に矩形状枠部55が形成された構成である。
【0038】枠部55は、フォトダイオード53−1〜
53−4及び54−1〜54−6を取り囲んで形成して
ある。
【0039】上記の半導体装置50は、図5に示すよう
に、枠部55を全周に亘って基台60上の融着層よりな
る枠状パターン61に融着されて、且つ各電極54−1
〜54−6を対応するパッド62に接続されて、基台6
0上にフリップチップ方式で実装されている。
【0040】フォトダイオード53−1〜53−4は、
上記実施例の場合と同様に、基板51,基台60及び枠
部55により気密封止されている。
【0041】図5中、63は基台60の内部の内層スト
リップラインである。
【0042】なお、本発明は、PINフォトダイオード
に限らずAPD,LED等にも適用出来る。また本発明
はフォトダイオードのような光半導体素子に限らず、一
般の半導体素子であっても有効である。
【0043】また、基台21,60を、シリコンIC或
はGaAs−IC又はヒートシンク付のものとすること
もできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1の発明によ
れば、枠部を接着させて基台上に実装するだけで、特別
の気密封止作業及び気密封止部材は必要とせずに、半導
体素子を気密封止された状態とし得る構造を実現出来る
【0045】請求項2の発明によれば、枠部と電極を別
個に設けることを不要とし得、その分構造を簡単化出来
る。
【0046】請求項3の発明によれば、実装された状態
において、半導体素子が外部の雰囲気による影響を受け
ることを確実に防止することが出来、これによって半導
体素子の特性が劣化することを防止し得、信頼性の向上
を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例になる半導体装置をこれが
実装される基台と併せて示す図である。
【図2】図1中、II−II線に沿う断面矢視図である
【図3】図1の半導体装置の基台上への実装構造を示す
図である。
【図4】本発明の第2実施例になる半導体装置を下面側
からみた図である。
【図5】図4の半導体装置の基台上への実装構造を示す
図である。
【図6】従来の半導体装置の1例をこれが実装される基
台と併せて示す図である。
【符号の説明】
20,50  半導体装置 21,60  基台 22,51  InP基板 23,52  下面 24  PIN型フォトダイオード 25,55  枠部 26  半導体エピタキシャル層 27  導体層(N層) 28  電極層 29  融着層 30  マイクロレンズ 40  基台本体 41,61  枠状パターン 42  上面 43  円形パターン 44,45,47  電極パッド 46,63  内層ストリップライン 53−1,53−4  フォトダイオード54−1,5
4−6  電極 62  パッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基板(22,51)と、該基板上に形
    成された半導体素子(24,53−1,53−4)と、
    該基板上に、該半導体素子の周囲を取り囲むように形成
    され、全周に亘って基台(21,60)に接着される枠
    部(25,55)とを備えることを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】  請求項1において、上記枠部(25)
    は、その表面に、上記半導体素子の一の電極層(28)
    を有する構成であることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】  請求項1記載の半導体装置(20,5
    0)を、上記基板(22,51)の上記半導体素子(2
    4,53−1,53−4)が形成されている面を上記基
    台(21,60)に対向させた向きで、上記枠部(25
    ,55)を、その全周に亘って、上記基台(21,60
    )に接着された構成としたことを特徴とする半導体装置
    の実装構造。
JP3055105A 1991-03-19 1991-03-19 半導体装置及びその実装構造 Withdrawn JPH04290477A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08162650A (ja) * 1994-11-30 1996-06-21 Yunitoron:Kk 受光装置
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Effective date: 19980514