JPH0428949Y2 - - Google Patents

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JPH0428949Y2
JPH0428949Y2 JP3006686U JP3006686U JPH0428949Y2 JP H0428949 Y2 JPH0428949 Y2 JP H0428949Y2 JP 3006686 U JP3006686 U JP 3006686U JP 3006686 U JP3006686 U JP 3006686U JP H0428949 Y2 JPH0428949 Y2 JP H0428949Y2
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water supply
water
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valve
hole
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗浄装置を備えたいわゆる温水洗浄
便器の洗浄ノズル駆動装置に関するものであり、
住宅関連産業分野で利用されるものである。
〔従来の技術〕
近年、温水により肛門洗浄、ビデ洗浄を行な
い、必要に応じて温風により乾燥する等して肛門
等の処理を衛生的におこなういわゆる温水洗浄便
器が普及しつつある。
そして、この種便器としては、例えば実公昭60
−382に示されるものがある。この便器は第5A
図乃至第5C図に示す如く、便座102を備えた
便器101の後方内側に、常時は第5B図の如く
収納され、洗浄時には第5C図の如く進出する洗
浄用ノズル107を備えた洗浄用ノズル装置が組
込まれている。該洗浄用ノズル装置は、先端に噴
出口109を有し基端にシールリング114が嵌
着された洗浄ノズル107が、基端にシールリン
グ113が嵌着された可動シリンダ105内を摺
動し、更に該可動シリンダ105が固定シリンダ
104内を摺動する関係に配設され、洗浄ノズル
107内に洗浄ノズル107及び可動シリンダ1
05を進出させる負荷水圧を与える第1の水路、
可動シリンダ105と固定シリンダ104間に可
動シリンダ105の進出を規制する負荷水圧を与
える第2の水路が各々接続されている。
そして負荷水圧は、ポンプ117により温水タ
ンク115から吐出口119を経て、一方は制御
弁121、水圧導入口111を介して洗浄ノズル
107内に導入され、他方は制御弁120、水圧
導入口110を介して可動シリンダ105と固定
シリンダ104間に導入される構成となつてい
る。なお、116はヒータ、117はポンプ、1
18は吸込口、125はサーモスイツチである。
この装置において制御弁121のみを開とすれ
ば、第6C図に示すごとく、第1の水路を経て可
動シリンダ105と洗浄ノズル107が共に前進
してビデ洗浄が可能になる。
そして制御弁120,121の両方を開にすれ
ば、第2の水路を経て可動シリンダ105と固定
シリンダ104間に水圧が負荷され、可動シリン
ダ105は前進することなく洗浄ノズル107の
みが負荷水圧によつて前進し、肛門洗浄が可能と
なる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記のように従来の温水洗浄便器においては、
肛門洗浄、ビデ洗浄の2段階の洗浄位置にて洗浄
制御するために、機構部を固定シリンダ、可動シ
リンダ、洗浄ノズルの3つの筒体より構成し、固
定シリンダに対する可動シリンダ、洗浄ノズルの
相対位置を、2つの制御弁にて2系統の給水系を
個別に開閉制御することによりおこなつていたた
め、制御弁(電磁弁)を少なくとも2個必要と
し、コストがかさむのみならず、機構部の収容ス
ペースを制約される便座型温水洗浄便器にとつて
好ましい方法ではなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記従来の問題点を解決することを目
的とするものであり、基本的な構成は、固定シリ
ンダ、可動シリンダ、洗浄ノズルよりりなる洗浄
用ノズル装置に、温水供給系を介して洗浄ノズル
へ温水を供給するとともに洗浄ノズルの進退動を
制御する第1の給水系と、可動シリンダの進退動
を制御する第2の給水系を有する温水洗浄便器の
給止水弁において、略円盤状の縁部近くの同軸同
一円周上の異なる位置に、第1、第2の送水孔を
上下に貫通開穿した固定デイスク、該固定デイス
ク上面に、回動により前記第1または第2の送水
孔と連通または遮断する給水孔を上下に貫通して
有する回動デイスクを、水密かつ摺動自在に重合
し、固定デイスク、回動デイスクの双方を、回動
デイスクの上面側に給水導入室を有し該給水室へ
の給水導入孔を有するカートリツジ内に収納する
ことにより給止水弁を構成するとともに、該給止
水弁の第1の送水孔と第1の給水系及び第2の給
水系、第2の送水孔と前記第1の給水系を連絡し
たものである。
〔実施例〕
第1図は、本考案の一実施態様を示すものであ
り、給水管C1から給止水弁Vを介して給水管C
2,C5に分岐給水される。
給水管C5に給水された水は、温水タンクTに
流入し、該温水タンクT内の温水を固定シリンダ
3内の案内路P、可動シリンダ4を経て洗浄ノズ
ル5に押し出すという第1の給水系を形成し、洗
浄ノズル5の先端部に設けられた噴出口6より温
水を噴出させる。
給水管C2に給水された水は、給水管C2′、
排水管C3への分岐路を経て第2の給水系を形成
し、固定シリンダ3の背面に給水される。そして
給水管C2′に分岐給水された水は逆止弁CVを経
て給水管C5と合流し、排水管C3に分岐給水さ
れた水は、固定シリンダ3先端周縁の洗浄ノズル
5を洗浄できる位置に開口し、洗浄ノズル5を洗
浄する。
給止水弁Vは、第2図乃至第4図に示すとお
り、略円盤状の縁部近くの同軸同一円周上の異な
る位置に第1の送水孔13及び第2の送水孔12
を上下に貫通開穿した固定デイスク1上面に、回
動により前記第1の送水孔13または第2の送水
孔12と連通または遮断する給水孔22を上下に
貫通する回動デイスク2を水密かつ摺動自在に重
合したものである。
本考案の場合、固定シリンダ、可動シリンダ、
洗浄ノズルの3つの筒体より構成される洗浄用ノ
ズル装置にて、肛門洗浄、ビデ洗浄の2段階の洗
浄位置制御を1つの給止水弁の制御により可能と
するものであり、本実施例にて、その作動を具体
的に説明すると次の通りである。
〔ビデ洗浄〕
給止水弁Vを操作して、第1図に示すごとく固
定デイスク1の送水孔13に回動デイスク2の給
水孔22を連通状態とすることにより、給水管C
1から給止水弁Vへ流入した水は、給水導入孔K
1、給水導入室K、給水孔22、第1の送水孔1
3を経て給水管C2に至り、給水管C2より分岐
して逆止弁CVを介し給水管C5に至る第1の給
水系と、給水管C2を介して固定シリンダ3背面
に至る第2の給水系に分岐して給水される。第2
の給水系に分岐した水は、固定シリンダ3背面よ
り固定シリンダ3内に流入し、可動シリンダ4の
背面4′を押圧して可動シリンダを前進させる。
一方第1の給水系に分岐した水は、温水タンクT
に流入し、該温水タンクT内の温水を固定シリン
ダ3内の案内路Pに向けて押し出す。押し出され
た温水はシャワーノズル5を押し出し、シャワー
ノズル5の進出完了の後、該シャワーノズル5先
端の逆止弁6′を押し開き、噴出口6より温水が
噴出し、ビデ洗浄が可能となる。
給止水弁Vを操作して固定デイスク1の送水孔
13と回動デイスク2の給水孔22との連絡を遮
断することにより、第1の給水系、第2の給水系
への給水は停止され、可動シリンダ4はリターン
スプリング9により、シャワーノズル5はリター
ンスプリング8により各々固定シリンダ3、可動
シリンダ4内に退去する。
〔肛門洗浄〕
給止水弁Vを操作して、固定デイスク1の送水
孔12に回動デイスク2の給水孔22を連通状態
とすることにより、給水管C1から給止水弁Vへ
流入した水は、給水導入孔K1、給水導入室K、
給水孔22、第2の送水孔12を経て給水管C5
に至り、給水管C5を介して温水タンクTへ至る
第1の給水系へ給水される。第1の給水系に給水
された水は、温水タンクTに流入し、該温水タン
クT内の温水を固定シリンダ3内の案内路Pに向
けて押し出す。押し出された温水はシャワーノズ
ル5を押し出し、シャワーノズル5の進出完了の
後、該シャワーノズル5先端の逆止弁6′を押し
開き、噴出口6より温水が噴出し、肛門洗浄が可
能となる。
給止水弁Vを操作して固定デイスク1の送水孔
12と回動デイスク2の給水孔22との連絡を遮
断することにより、第2の給水系への給水は停止
され、シャワーノズル5はリターンスプリング8
により可動シリンダ4内に退去する。
〔考案の効果〕
温水供給系を介して洗浄ノズルへ温水を供給す
るとともに少なくとも洗浄ノズルの進退動を制御
する第1の給水系と可動シリンダのみの進退動を
制御する第2の給水系との開閉制御を1つの給止
水弁の制御により可能としたので、制御弁スペー
スを小さくすることが可能となり、機構部の収容
スペースを制約される便座型温水洗浄便器の必要
スペースを大巾に緩和できた。
また、肛門洗浄、ビデ洗浄の2つの洗浄制御
が、単一の操作部にて制御可能となるため、操作
性が良くなるとともに、操作部の少なくとも1つ
を減らすことができるので、意匠的にスツキリま
とめることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る給止水弁を採用した温水
洗浄便器の機構説明図。第2A図は本考案に係る
給止水弁の固定デイスク平面図。第2B図は第2
A図のX−X′断面図。第3A図は本考案に係る
給止水弁の回動デイスク平面図。第3B図は第3
A図のY−Y′断面図。第4図は本考案に掛る給
止水弁の分解斜視図。第5A図、第5B図、第5
C図は、各々従来の温水洗浄便器の全体概略図、
要部説明図、作動状態図。 1……固定デイスク、2……回動デイスク、3
……固定シリンダ、4……可動シリンダ、5……
洗浄ノズル、12……第2の送水孔、13……第
1の送水孔、22……給水孔、K……給水導入
室、K1……給水導入孔、V……給止水弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 固定シリンダ、可動シリンダ、洗浄ノズルよ
    りなる洗浄用ノズル装置に、温水供給系を介し
    て洗浄ノズルへ温水を供給するとともに洗浄ノ
    ズルの進退動を制御する第1の給水系と、可動
    シリンダの進退動を制御する第2の給水系を有
    する温水洗浄便器の給止水弁において、略円盤
    状の縁部近くの同軸同一円周上の異なる位置に
    第1、第2の送水孔を上下に貫通開穿した固定
    デイスク、該固定デイスク上面に、回動により
    前記第1または第2の送水孔と連通または遮断
    する給水孔を上下に貫通して有する回動デイス
    クを、水密かつ摺動自在に重合し、固定デイス
    ク、回動デイスクの双方を、回動デイスクの上
    面側に給水導入室を有し該給水導入室への給水
    導入孔を有するカートリツジ内に収納すること
    により給止水弁を構成するとともに、該給止水
    弁の第1の送水孔と第1の給水系及び第2の給
    水系、第2の送水孔と前記第1の給水系を連絡
    したことを特徴とする温水洗浄便器の給止水
    弁。 2 給止水弁の第1の送水孔からの第2給水系か
    らは逆止弁を介して第1の給水系に連通し、第
    2の給水系が固定シリンダ先端周縁に開口する
    排水管を備えたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の温水洗浄便器の給止水
    弁。
JP3006686U 1986-03-04 1986-03-04 Expired JPH0428949Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3006686U JPH0428949Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

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JPS62143778U JPS62143778U (ja) 1987-09-10
JPH0428949Y2 true JPH0428949Y2 (ja) 1992-07-14

Family

ID=30834536

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JP3006686U Expired JPH0428949Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002088873A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Toto Ltd 人体局部洗浄ノズルおよびこれを備えた人体局部洗浄装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002088873A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Toto Ltd 人体局部洗浄ノズルおよびこれを備えた人体局部洗浄装置

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JPS62143778U (ja) 1987-09-10

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