JPH0428872A - 蒸着装置 - Google Patents
蒸着装置Info
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- JPH0428872A JPH0428872A JP13504890A JP13504890A JPH0428872A JP H0428872 A JPH0428872 A JP H0428872A JP 13504890 A JP13504890 A JP 13504890A JP 13504890 A JP13504890 A JP 13504890A JP H0428872 A JPH0428872 A JP H0428872A
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Links
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は蒸着装置に関する。
近年、蒸着装置は、磁気記録テープ、フィルムコンデン
サ等に使われる金属蒸着膜付フィルムを製造するのに用
いられるなど広く利用されている第4図は、従来の蒸着
装置の要部構成を模式的にあられす。
サ等に使われる金属蒸着膜付フィルムを製造するのに用
いられるなど広く利用されている第4図は、従来の蒸着
装置の要部構成を模式的にあられす。
蒸着装置では、真空チャンバー51が2つに区画され、
上区画51a内に、フィルムの供給ローラ52と巻取ロ
ーラ53が設けられ、両ローラ52.53の間において
フィルムと接触する冷却用回転ドラム54が設けられて
いるとともに、下区画5Ib内に、冷却用回転ドラム5
4に対向して蒸発源61が設けられている。なお、供給
コーラ52と冷却用回転ドラム54の間にはガイドロー
ラ56a、56bが、冷却用回転ドラム54と捲取ロー
ラ53の間にはガイドローラ56c、56dが、それぞ
れ、フィルムが安定して走行するJうに案内するために
設けられている。
上区画51a内に、フィルムの供給ローラ52と巻取ロ
ーラ53が設けられ、両ローラ52.53の間において
フィルムと接触する冷却用回転ドラム54が設けられて
いるとともに、下区画5Ib内に、冷却用回転ドラム5
4に対向して蒸発源61が設けられている。なお、供給
コーラ52と冷却用回転ドラム54の間にはガイドロー
ラ56a、56bが、冷却用回転ドラム54と捲取ロー
ラ53の間にはガイドローラ56c、56dが、それぞ
れ、フィルムが安定して走行するJうに案内するために
設けられている。
蒸着を行う際には、真空チャンバー51を真控排気口5
1cの先に接続された真空排気手段(し示省略)により
所定の真空度まで真空排気したCち蒸着を開始する。供
給ローラ52から引き出されるフィルム55が途中で冷
却用回転ドラム54に接することで冷却されつつ稟発源
61で蒸着されてから巻取ローラ53に巻き取られる。
1cの先に接続された真空排気手段(し示省略)により
所定の真空度まで真空排気したCち蒸着を開始する。供
給ローラ52から引き出されるフィルム55が途中で冷
却用回転ドラム54に接することで冷却されつつ稟発源
61で蒸着されてから巻取ローラ53に巻き取られる。
しかしながら、上記蒸着装置には、歩留まり良く蒸着フ
ィルムを製造できないという問題があるフィルム55は
蒸着粒子による凝縮熱や蒸発窩61からの輻射熱により
加熱されるので、冷却用回転ドラム54で温度を下げる
ようにしているものの、常温までは下がっておらず、蒸
着済のフィルム55の温度と蒸着後に接するガイドロー
ラ56c、56dの温度の間にはかなりの差がある。
ィルムを製造できないという問題があるフィルム55は
蒸着粒子による凝縮熱や蒸発窩61からの輻射熱により
加熱されるので、冷却用回転ドラム54で温度を下げる
ようにしているものの、常温までは下がっておらず、蒸
着済のフィルム55の温度と蒸着後に接するガイドロー
ラ56c、56dの温度の間にはかなりの差がある。
そのために、蒸着済のフィルム55がコーラと接触した
際に急冷されて収縮し、シワが発生して不良品となって
しまうのである。
際に急冷されて収縮し、シワが発生して不良品となって
しまうのである。
さらに、フィルム55には下記のようにしてシワが発生
し不良品ができることがある。すなわち、蒸発源61が
基若材料62を電子ビーム63により加熱熔融し菌数さ
せる電子ビーム加熱式の蒸発源である場合、加熱初期に
電子ビーム63で叩かれた蒸着材料62から反射電子等
の荷電粒子が多量に発生してフィルムを帯電させ冷却用
回転ドラム54上でシワを発生させる。巻取ローラ53
では初期にシワが入ったフィルムの上から巻き重ねられ
るフィルム部分にも下のシワが写り2次的にシワが入り
、結構、多量の不良部分が出来てしまう。
し不良品ができることがある。すなわち、蒸発源61が
基若材料62を電子ビーム63により加熱熔融し菌数さ
せる電子ビーム加熱式の蒸発源である場合、加熱初期に
電子ビーム63で叩かれた蒸着材料62から反射電子等
の荷電粒子が多量に発生してフィルムを帯電させ冷却用
回転ドラム54上でシワを発生させる。巻取ローラ53
では初期にシワが入ったフィルムの上から巻き重ねられ
るフィルム部分にも下のシワが写り2次的にシワが入り
、結構、多量の不良部分が出来てしまう。
この発明は、上記事情に鑑み、シワのない蒸着フィルム
を歩留まりよく製造できる蒸着装置を提供することを課
題とする。
を歩留まりよく製造できる蒸着装置を提供することを課
題とする。
前記課題を解決するため、請求項1記載の蒸着装!では
、冷却用ドラムより後のガイドローラには、同ガイドロ
ーラを冷却用ドラムの温度と巻取ローラの温度の間の温
度に加温する加温手段が設けられている。
、冷却用ドラムより後のガイドローラには、同ガイドロ
ーラを冷却用ドラムの温度と巻取ローラの温度の間の温
度に加温する加温手段が設けられている。
そして、請求項2記載の蒸着装置では、蒸発源から初期
に飛び出す荷電粒子を電気的に反発させることによりフ
ィルムに付着しないようにするための電圧を冷却用ドラ
ムに与える電圧供給手段が設けられている。
に飛び出す荷電粒子を電気的に反発させることによりフ
ィルムに付着しないようにするための電圧を冷却用ドラ
ムに与える電圧供給手段が設けられている。
請求項1記載の蒸着装置では、加温手段により、冷却用
ドラムの後のガイドローラを、冷却用ドラムの温度と巻
取ローラの温度の間の温度に加温する。そのため、凛着
済のフィルム温度とガイドローラの温度差が縮まり、フ
ィルムにシワが入り難くなって歩留まりが向上する。
ドラムの後のガイドローラを、冷却用ドラムの温度と巻
取ローラの温度の間の温度に加温する。そのため、凛着
済のフィルム温度とガイドローラの温度差が縮まり、フ
ィルムにシワが入り難くなって歩留まりが向上する。
請求項2記載の蒸着装置では、電圧供給手段により、冷
却用ドラムに、蒸発源から初期に飛び出す荷電粒子を電
気的に反発させることによりフィルムに付着しないよう
にする電圧をかけるようにする。そのため、フィルムの
帯電が防止されてフィルムにシワが入り難くなり、歩留
まりが向上することになる。
却用ドラムに、蒸発源から初期に飛び出す荷電粒子を電
気的に反発させることによりフィルムに付着しないよう
にする電圧をかけるようにする。そのため、フィルムの
帯電が防止されてフィルムにシワが入り難くなり、歩留
まりが向上することになる。
以下、この発明の実施例を図面を参照しながら詳しく説
明する。
明する。
第1図は、請求項1記載の蒸着装置の要部構成を模式的
にあられす。
にあられす。
蒸着装置では、真空チャンバー1が2つに区画され、上
区画1a内には、フィルムの供給ローラ2と巻取ローラ
3が設けられ、冷却用回転ドラム4が両ローラ2.3の
間においてフィルムと接触するようにして設けられてい
るとともに、供給ローラ2と冷却用回転ドラム40間に
はガイドローラ(フリーローラ)6a、6bが、冷却用
回転ドラム4と巻取ローラ3の間にはガイドローラ(フ
リーローラ)6c、6dが、それぞれ、フィルムを案内
するために設けられている。
区画1a内には、フィルムの供給ローラ2と巻取ローラ
3が設けられ、冷却用回転ドラム4が両ローラ2.3の
間においてフィルムと接触するようにして設けられてい
るとともに、供給ローラ2と冷却用回転ドラム40間に
はガイドローラ(フリーローラ)6a、6bが、冷却用
回転ドラム4と巻取ローラ3の間にはガイドローラ(フ
リーローラ)6c、6dが、それぞれ、フィルムを案内
するために設けられている。
一方、下区画lb内には、蒸発源1)が冷却用回転ドラ
ム4に対向して設けられている。この蒸発源1)は電子
ビーム加熱式蒸発源である。すなわち、ルツボ12内の
蒸着材料13が電子ビーム14により加熱溶融されフィ
ルム5の方に蒸散してゆくようになっているのである。
ム4に対向して設けられている。この蒸発源1)は電子
ビーム加熱式蒸発源である。すなわち、ルツボ12内の
蒸着材料13が電子ビーム14により加熱溶融されフィ
ルム5の方に蒸散してゆくようになっているのである。
もちろん、抵抗加熱式や高周波誘導加熱式の蒸発源が用
いられるようであってもよい。
いられるようであってもよい。
蒸着を行う際には、真空チャンバー1を真空排気口IC
の先に接続された真空排気手段(図示省略)により10
−’Torr程度まで真空排気したのち蒸着を開始する
。供給ローラ2から引き出されるフィルム5は途中で冷
却用回転ドラム4に接することで冷却されつつ蒸発源1
)で蒸着されてから巻取ローラ3に巻き取られる。
の先に接続された真空排気手段(図示省略)により10
−’Torr程度まで真空排気したのち蒸着を開始する
。供給ローラ2から引き出されるフィルム5は途中で冷
却用回転ドラム4に接することで冷却されつつ蒸発源1
)で蒸着されてから巻取ローラ3に巻き取られる。
ところで、この蒸着装置では、加温手段13.13′に
より、冷却用回転ドラム4の後のガイドローラ6c、6
dは、冷却用回転ドラム4の温度と巻取ローラ3の温度
の間の温度になるように加温されている。なお、巻取ロ
ーラ3も加温手段13#で加温されており、冷却用回転
ドラム4−ガイドローラ6cmガイドローラ6d−巻取
ローラ3の順に段階的に温度が低くなるように設定でき
るようになっている。そのため、フィルムにシワが入り
難いことは前述の通りである。加温手段は13.13’
13“には例えば、温水循環式コントローラが用い
られる。加温手段13″はなくてもよい。
より、冷却用回転ドラム4の後のガイドローラ6c、6
dは、冷却用回転ドラム4の温度と巻取ローラ3の温度
の間の温度になるように加温されている。なお、巻取ロ
ーラ3も加温手段13#で加温されており、冷却用回転
ドラム4−ガイドローラ6cmガイドローラ6d−巻取
ローラ3の順に段階的に温度が低くなるように設定でき
るようになっている。そのため、フィルムにシワが入り
難いことは前述の通りである。加温手段は13.13’
13“には例えば、温水循環式コントローラが用い
られる。加温手段13″はなくてもよい。
ガイドローラ6C温度を80℃、ガイドローラ6d温度
を50℃と冷却用回転ドラム4の温度約100℃と巻取
ローラ3の温度30℃の間にして、長さ1000m、幅
2541n、FEPフィルムにNiを蒸着した。製造さ
れた蒸着フィルムには、不良と判定されるようなシワは
殆ど発生していなかった。
を50℃と冷却用回転ドラム4の温度約100℃と巻取
ローラ3の温度30℃の間にして、長さ1000m、幅
2541n、FEPフィルムにNiを蒸着した。製造さ
れた蒸着フィルムには、不良と判定されるようなシワは
殆ど発生していなかった。
なお、比較のために、加温手段13.13′13″を働
かせないようにした他は、同様にして蒸着を行った。製
造された蒸着フィルムには、不良と判定されるシワが入
っていた。すなわち、走行方向に平行なシワが10本程
度、常に発生する第2図は、請求項2記載の蒸着装置の
要部構成を模式的にあられす。
かせないようにした他は、同様にして蒸着を行った。製
造された蒸着フィルムには、不良と判定されるシワが入
っていた。すなわち、走行方向に平行なシワが10本程
度、常に発生する第2図は、請求項2記載の蒸着装置の
要部構成を模式的にあられす。
蒸着装置では、真空チャンバー1が2つに区画され、上
区画1a内には、フィルムの供給ローラ2と巻取ローラ
3が設けられ、冷却用回転ドラム4が両ローラ2.3の
間においてフィルムと接触するようにして設けられてい
るとともに、供給ローラ2と冷却用回転ドラム40間に
はガイドローラ6a、6bが、冷却用回転ドラム4と巻
取ローラ3の間にはガイドローラ6C26dが、それぞ
れ、フィルムを案内するために設けられている。
区画1a内には、フィルムの供給ローラ2と巻取ローラ
3が設けられ、冷却用回転ドラム4が両ローラ2.3の
間においてフィルムと接触するようにして設けられてい
るとともに、供給ローラ2と冷却用回転ドラム40間に
はガイドローラ6a、6bが、冷却用回転ドラム4と巻
取ローラ3の間にはガイドローラ6C26dが、それぞ
れ、フィルムを案内するために設けられている。
一方、下区画lb内には、蒸発源1)が冷却用回転ドラ
ム4に対向して設けられている。この蒸発源1)は電子
ビーム加熱式蒸発源である。すなわち、ルツボ12内の
蒸着材料15が電子ビーム14により加熱熔融されフィ
ルム5の方に蒸散してゆくようになっているのである。
ム4に対向して設けられている。この蒸発源1)は電子
ビーム加熱式蒸発源である。すなわち、ルツボ12内の
蒸着材料15が電子ビーム14により加熱熔融されフィ
ルム5の方に蒸散してゆくようになっているのである。
もちろん、他の方式の蒸発源が用いられるようであって
もよい蒸着を行う際には、真空チャンバー1を真空排気
口1cの先に接続された真空排気手段(図示省略)によ
り10−’Torr程度まで真空排気したのち蒸着を開
始する。供給ローラ2がら引き出されるフィルム5は途
中で冷却用回転ドラム4に接することで冷却されつつ蒸
発源1)で蒸着されてから巻取ローラ3に巻き取られる
。
もよい蒸着を行う際には、真空チャンバー1を真空排気
口1cの先に接続された真空排気手段(図示省略)によ
り10−’Torr程度まで真空排気したのち蒸着を開
始する。供給ローラ2がら引き出されるフィルム5は途
中で冷却用回転ドラム4に接することで冷却されつつ蒸
発源1)で蒸着されてから巻取ローラ3に巻き取られる
。
蒸着の際には、電圧供給手段17により、冷却用回転ド
ラム4に負電圧をかける。そうすると、蒸発源から初期
に飛び出す荷電粒子を電気的に反発させることによりフ
ィルムに付着しないようにできる。そのため、フィルム
の帯電によるシワが防止されることは前述の通りである
。この電圧は、普通、蒸着の開始当初だけかけて、一定
時間後には供給を停止する。
ラム4に負電圧をかける。そうすると、蒸発源から初期
に飛び出す荷電粒子を電気的に反発させることによりフ
ィルムに付着しないようにできる。そのため、フィルム
の帯電によるシワが防止されることは前述の通りである
。この電圧は、普通、蒸着の開始当初だけかけて、一定
時間後には供給を停止する。
電圧供給手段17により、冷却用回転ドラム4に一45
0Vの負電圧を印加して、長さ1000m、幅254鶴
のFEPフィルムにNiを蒸着した。製造された蒸着フ
ィルムには、不良と判定されるようなシワは殆ど発生し
ていなかった。
0Vの負電圧を印加して、長さ1000m、幅254鶴
のFEPフィルムにNiを蒸着した。製造された蒸着フ
ィルムには、不良と判定されるようなシワは殆ど発生し
ていなかった。
なお、比較のために、負電圧を全(印加しないようにし
た他は、同様にして蒸着を行った。製造された蒸着フィ
ルムには、不良と判定されるシワが、蒸着初期部分50
〜100mにわたって入っていた。
た他は、同様にして蒸着を行った。製造された蒸着フィ
ルムには、不良と判定されるシワが、蒸着初期部分50
〜100mにわたって入っていた。
つぎに、冷却用回転ドラム4まわりの構成について説明
する。
する。
冷却用回転ドラム4は両側の軸4a、4bでチャンバー
壁の軸受は部材1dにベアリング31・・・を介して回
転可能に軸支され、モータ等の駆動手段で回転制御され
るようになっている。そして、回転ドラム4には軸4a
から入りドラム表面を廻り再び軸4aに出る冷媒流路3
2を備え、必要な冷却機能を発揮するようになっている
。一方、各軸受は部材1dは絶縁材33が介在すること
によりチャンバー壁から電気的に絶縁されている。そし
て、第2図の蒸着装置の冷却用回転ドラム4の場合、電
圧供給手段17からのリード線35が軸受は部材1dの
ひとつに接続されていて、供給された負電圧が、さらに
ベアリング31部分を通して冷却用回転ドラム4にかか
るようになっているなお、この発明で用いられるフィル
ムは、例えば、FEP (テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体) 、PTFE (ポ
リテトラフルオロエチレン) 、PFA (テトラフル
オロエチレン−ペルフルオロアルキルビニルエーテル共
重合体) 、PCTFE (ポリクロロトリフルオロエ
チレン) 、ETFE (テトラフルオロエチレン−エ
チレン共重合体)、PVF(ポリふっ化ビニル)、PV
DF(ポリぶつ化ビニリデン)、PET(ポリエチレン
テレフタレート) 、PBT(ポリブチレンチレフタレ
−)) 、PPS (ポリフェニレンサルファイド)等
のフィルムが挙げられる。蒸着材料としては、例えば、
Ni、Co、Cr、Ti、Aj!等が挙げられる。
壁の軸受は部材1dにベアリング31・・・を介して回
転可能に軸支され、モータ等の駆動手段で回転制御され
るようになっている。そして、回転ドラム4には軸4a
から入りドラム表面を廻り再び軸4aに出る冷媒流路3
2を備え、必要な冷却機能を発揮するようになっている
。一方、各軸受は部材1dは絶縁材33が介在すること
によりチャンバー壁から電気的に絶縁されている。そし
て、第2図の蒸着装置の冷却用回転ドラム4の場合、電
圧供給手段17からのリード線35が軸受は部材1dの
ひとつに接続されていて、供給された負電圧が、さらに
ベアリング31部分を通して冷却用回転ドラム4にかか
るようになっているなお、この発明で用いられるフィル
ムは、例えば、FEP (テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体) 、PTFE (ポ
リテトラフルオロエチレン) 、PFA (テトラフル
オロエチレン−ペルフルオロアルキルビニルエーテル共
重合体) 、PCTFE (ポリクロロトリフルオロエ
チレン) 、ETFE (テトラフルオロエチレン−エ
チレン共重合体)、PVF(ポリふっ化ビニル)、PV
DF(ポリぶつ化ビニリデン)、PET(ポリエチレン
テレフタレート) 、PBT(ポリブチレンチレフタレ
−)) 、PPS (ポリフェニレンサルファイド)等
のフィルムが挙げられる。蒸着材料としては、例えば、
Ni、Co、Cr、Ti、Aj!等が挙げられる。
なお、真空排気手段には、ロータリーポンプ、油拡散ポ
ンプ、クライオポンプ等が用いられる。
ンプ、クライオポンプ等が用いられる。
この発明は上記実施例に限らない。例えば、実施例1の
蒸着装置に、第2図に示す電圧供給手段17がさらに設
けられている装置も、他の実施例として挙げられる。
蒸着装置に、第2図に示す電圧供給手段17がさらに設
けられている装置も、他の実施例として挙げられる。
請求項1記載の発明の蒸着装置は、蒸着済のフィルム温
度とガイドローラの温度の間の差が縮まるためにシワが
入らず、また、請求項2記載の発明の蒸着装置は、蒸発
源から初期に発生する荷電粒子による帯電が阻止される
ためにシワが入らず、いずれも、歩留まりよく蒸着フィ
ルムが製造できるので、実用性が高い。
度とガイドローラの温度の間の差が縮まるためにシワが
入らず、また、請求項2記載の発明の蒸着装置は、蒸発
源から初期に発生する荷電粒子による帯電が阻止される
ためにシワが入らず、いずれも、歩留まりよく蒸着フィ
ルムが製造できるので、実用性が高い。
第1図は、請求項1記載の蒸着装置の一実施例の要部構
成を模式的にあられす説明図、第2図は、請求項2記載
の蒸着装置の一実施例の要部構成を模式的にあられす説
明図、第3図は、この発明にかかる蒸着装置の冷却用回
転ドラムまわりの構成例をあられす断面図、第4図は、
従来の蒸着装置の要部構成を模式的にあられす説明図で
ある。 l・・・真空チャンバー 2・・・供給ローラ 3
・・・巻取ローラ 4・・・冷却用回転ドラムフィル
ム 6C,6d・・−ガイドローラ3.13′・・
・(ガイドローラの)加温手段7・・・電圧供給手段
成を模式的にあられす説明図、第2図は、請求項2記載
の蒸着装置の一実施例の要部構成を模式的にあられす説
明図、第3図は、この発明にかかる蒸着装置の冷却用回
転ドラムまわりの構成例をあられす断面図、第4図は、
従来の蒸着装置の要部構成を模式的にあられす説明図で
ある。 l・・・真空チャンバー 2・・・供給ローラ 3
・・・巻取ローラ 4・・・冷却用回転ドラムフィル
ム 6C,6d・・−ガイドローラ3.13′・・
・(ガイドローラの)加温手段7・・・電圧供給手段
Claims (2)
- (1)チャンバー内に、フィルムの供給ローラと巻取ロ
ーラが設けられ、両ローラの間において前記フィルムと
接触する冷却用ドラムが設けられ、この冷却用ドラムと
巻取ローラの間に前記フィルムを案内するガイドローラ
が設けられているとともに、この冷却用ドラムに対向し
て蒸発源が設けられている蒸着装置において、前記ガイ
ドローラには、同ガイドローラを前記冷却用ドラムの温
度と巻取ローラの温度の間の温度に加温する加温手段が
設けられていることを特徴とする蒸着装置。 - (2)チャンバー内に、フィルムの供給ローラと巻取ロ
ーラが設けられ、両ローラの間において前記フィルムと
接触する冷却用ドラムが設けられているとともに、この
冷却用ドラムに対向して蒸発源が設けられている蒸着装
置において、前記蒸発源から初期に飛び出す荷電粒子を
電気的に反発させることによりフィルムに付着しないよ
うにするための電圧を前記冷却用ドラムに与える電圧供
給手段が設けられていることを特徴とする蒸着装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2135048A JP3008446B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 蒸着装置 |
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-
1990
- 1990-05-24 JP JP2135048A patent/JP3008446B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015021172A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | 日東電工株式会社 | スパッタ装置 |
JP2018009247A (ja) * | 2017-07-31 | 2018-01-18 | 日東電工株式会社 | スパッタ装置 |
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