JPH04287777A - 車両のフロア構造 - Google Patents
車両のフロア構造Info
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- JPH04287777A JPH04287777A JP4976591A JP4976591A JPH04287777A JP H04287777 A JPH04287777 A JP H04287777A JP 4976591 A JP4976591 A JP 4976591A JP 4976591 A JP4976591 A JP 4976591A JP H04287777 A JPH04287777 A JP H04287777A
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- vehicle
- floor
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 abstract 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 13
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等の車両のフロア
構造に関する。
構造に関する。
【０００２】
【従来技術】車両のフロアを構成するフロントフロアパ
ンには、車幅方向略中央部に車体前後方向に沿って車体
上方へ突出したフロアトンネル部が設けられており、こ
のフロアトンネル部は車体の前後方向の補強と排気管等
の配設用とされている。
ンには、車幅方向略中央部に車体前後方向に沿って車体
上方へ突出したフロアトンネル部が設けられており、こ
のフロアトンネル部は車体の前後方向の補強と排気管等
の配設用とされている。
【０００３】このフロアトンネル部を備えた車両のフロ
ア構造としては、実開昭５９−１３３３７３号公報等が
開示されている。図４及び図５に示される如く、この車
両のフロア構造においては、車幅方向に沿って配置され
たフロアクロスメンバ７２が、フロアトンネル部７０で
車体幅方向に２分割されており、夫々の両端部７２Ａ、
７２Ｂがロッカ７４とフロアトンネル部７０とに結合さ
れている。
ア構造としては、実開昭５９−１３３３７３号公報等が
開示されている。図４及び図５に示される如く、この車
両のフロア構造においては、車幅方向に沿って配置され
たフロアクロスメンバ７２が、フロアトンネル部７０で
車体幅方向に２分割されており、夫々の両端部７２Ａ、
７２Ｂがロッカ７４とフロアトンネル部７０とに結合さ
れている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
両のフロア構造においては、フロアクロスメンバ７２が
、フロントフロアパン７６に装着されるシート関連部品
との干渉を防ぐために、両端部７２Ａ、７２Ｂの中間部
７２Ｃの上部が車体上下方向下側へ凹陥した形状とされ
ている。即ち、フロアクロスメンバ７２の上部が凹凸形
状とされている。従って、図５に示される如く、ロッカ
７４に車幅方向内側への荷重（図５の矢印Ｆ）が作用し
た場合には、この荷重によって、ロッカ７４の変形に続
いて、フロアクロスメンバ７２の凹凸境界部７２Ｄ、７
２Ｅ近傍が屈曲して荷重のエネルギを吸収する。このた
め、荷重のエネルギをフロアトンネル部７０に充分に伝
達することができず、車幅方向内側への荷重をフロアト
ンネル部で吸収できないという不具合があった。
両のフロア構造においては、フロアクロスメンバ７２が
、フロントフロアパン７６に装着されるシート関連部品
との干渉を防ぐために、両端部７２Ａ、７２Ｂの中間部
７２Ｃの上部が車体上下方向下側へ凹陥した形状とされ
ている。即ち、フロアクロスメンバ７２の上部が凹凸形
状とされている。従って、図５に示される如く、ロッカ
７４に車幅方向内側への荷重（図５の矢印Ｆ）が作用し
た場合には、この荷重によって、ロッカ７４の変形に続
いて、フロアクロスメンバ７２の凹凸境界部７２Ｄ、７
２Ｅ近傍が屈曲して荷重のエネルギを吸収する。このた
め、荷重のエネルギをフロアトンネル部７０に充分に伝
達することができず、車幅方向内側への荷重をフロアト
ンネル部で吸収できないという不具合があった。
【０００５】本発明は上記事実を考慮し、車幅方向内側
への荷重を充分にフロアトンネル部に伝達でき、車幅方
向内側への荷重をフロアトンネル部で吸収できる車両の
フロア構造を得ることが目的である。
への荷重を充分にフロアトンネル部に伝達でき、車幅方
向内側への荷重をフロアトンネル部で吸収できる車両の
フロア構造を得ることが目的である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明は
、フロントフロアパンの略車幅方向中央部に車体前後方
向に沿って形成されたフロアトンネル部を備えた車両の
フロア構造であって、車幅方向に沿って配置され前記フ
ロアトンネル部の両側で分割され前記フロアトンネル部
とロッカとを車体上下方向において略直線状に結合する
クロスメンバを有することを特徴としている。
、フロントフロアパンの略車幅方向中央部に車体前後方
向に沿って形成されたフロアトンネル部を備えた車両の
フロア構造であって、車幅方向に沿って配置され前記フ
ロアトンネル部の両側で分割され前記フロアトンネル部
とロッカとを車体上下方向において略直線状に結合する
クロスメンバを有することを特徴としている。
【０００７】また、請求項２に記載の発明は、前記クロ
スメンバの車体前後方向の幅がフロアトンネル部側から
ロッカ側へ向けて連続的に幅広とされたことを特徴とし
ている。
スメンバの車体前後方向の幅がフロアトンネル部側から
ロッカ側へ向けて連続的に幅広とされたことを特徴とし
ている。
【０００８】
【作用】請求項１に記載の発明によれば、フロアトンネ
ル部とロッカとの間でクロスメンバの上部が車体上下方
向に凹凸状とされた従来構造に比べ、フロアトンネル部
とロッカとの間でクロスメンバの曲げ剛性が高くなり、
これによって、ロッカに車幅方向内側への荷重が作用し
た場合には、この荷重をクロスメンバによってフロアト
ンネル部に充分に伝達することができ、車幅方向内側へ
の荷重をフロアトンネル部で吸収することができる。
ル部とロッカとの間でクロスメンバの上部が車体上下方
向に凹凸状とされた従来構造に比べ、フロアトンネル部
とロッカとの間でクロスメンバの曲げ剛性が高くなり、
これによって、ロッカに車幅方向内側への荷重が作用し
た場合には、この荷重をクロスメンバによってフロアト
ンネル部に充分に伝達することができ、車幅方向内側へ
の荷重をフロアトンネル部で吸収することができる。
【０００９】また、請求項２に記載の発明によれば、ロ
ッカに車幅方向内側への荷重が作用した場合には、クロ
スメンバのロッカ側の幅広部で、ロッカに分散された広
範囲の荷重を受け、この荷重をクロスメンバを介して、
フロアトンネル部側の幅狭部へ集約させて、フロアトン
ネル部へ伝達する。このため、車幅方向内側への荷重に
対してフロアトンネル部が潰れ易く、車幅方向内側への
荷重をフロアトンネル部で吸収することができる。
ッカに車幅方向内側への荷重が作用した場合には、クロ
スメンバのロッカ側の幅広部で、ロッカに分散された広
範囲の荷重を受け、この荷重をクロスメンバを介して、
フロアトンネル部側の幅狭部へ集約させて、フロアトン
ネル部へ伝達する。このため、車幅方向内側への荷重に
対してフロアトンネル部が潰れ易く、車幅方向内側への
荷重をフロアトンネル部で吸収することができる。
【００１０】
【実施例】本発明の一実施例を図１〜図３に従って説明
する。
する。
【００１１】なお、これらの図において、適宜示される
矢印ＦＲは車体前後方向前側、矢印ＩＮは車幅方向内側
、矢印ＵＰは車体上下方向上側をそれぞれ示している。
矢印ＦＲは車体前後方向前側、矢印ＩＮは車幅方向内側
、矢印ＵＰは車体上下方向上側をそれぞれ示している。
【００１２】図１に示される如く、車体下部の車幅方向
両端部には、車体前後方向に沿ってロッカ１０が配置さ
れている。このロッカ１０は、ロッカ１０の車幅方向外
側部を構成するロッカアウタパネル１２と、ロッカ１０
の車幅方向内側部を構成するロッカインナパネル１４と
、ロッカアウタパネル１２とロッカインナパネル１４と
の間に配置されたロッカリインフオース１６とで構成さ
れている。
両端部には、車体前後方向に沿ってロッカ１０が配置さ
れている。このロッカ１０は、ロッカ１０の車幅方向外
側部を構成するロッカアウタパネル１２と、ロッカ１０
の車幅方向内側部を構成するロッカインナパネル１４と
、ロッカアウタパネル１２とロッカインナパネル１４と
の間に配置されたロッカリインフオース１６とで構成さ
れている。
【００１３】図２に示される如く、ロッカアウタパネル
１２は車幅方向内側へ開口部を向けて配置されており、
上面部１２Ａの車幅方向内側端部は、車体上下方向上側
へ屈曲されフランジ１２Ｂとされている。ロッカアウタ
パネル１２の上面部１２Ａの車幅方向外側部は下方へ低
くなった段部１２Ｃとされており、段部１２Ｃの車幅方
向外側端部は、車体上下方向下方内側へ向けて円弧状に
湾曲され、ロッカ１０の車幅方向外側壁面と下面とを構
成する側壁部１２Ｄとされている。この側壁部１２Ｄの
車幅方向内側端部は、車体上下方向下方へ屈曲されフラ
ンジ１２Ｅとされている。
１２は車幅方向内側へ開口部を向けて配置されており、
上面部１２Ａの車幅方向内側端部は、車体上下方向上側
へ屈曲されフランジ１２Ｂとされている。ロッカアウタ
パネル１２の上面部１２Ａの車幅方向外側部は下方へ低
くなった段部１２Ｃとされており、段部１２Ｃの車幅方
向外側端部は、車体上下方向下方内側へ向けて円弧状に
湾曲され、ロッカ１０の車幅方向外側壁面と下面とを構
成する側壁部１２Ｄとされている。この側壁部１２Ｄの
車幅方向内側端部は、車体上下方向下方へ屈曲されフラ
ンジ１２Ｅとされている。
【００１４】図１に示される如く、ロッカアウタパネル
１２の車幅方向内側には、ロッカアウタパネル１２に沿
ってロッカリインフオース１６が配置されており、この
ロッカリインフオース１６は車体前後方向に長手状とさ
れた板材とされている。図２に示される如く、ロッカリ
インフオース１６の上端縁部１６Ａは、ロッカアウタパ
ネル１２のフランジ１２Ｂに車幅方向内側から当接しい
る。また、ロッカリインフオース１６の下端縁部１６Ｂ
は、ロッカアウタパネル１２のフランジ１２Ｅに車幅方
向内側から当接している。
１２の車幅方向内側には、ロッカアウタパネル１２に沿
ってロッカリインフオース１６が配置されており、この
ロッカリインフオース１６は車体前後方向に長手状とさ
れた板材とされている。図２に示される如く、ロッカリ
インフオース１６の上端縁部１６Ａは、ロッカアウタパ
ネル１２のフランジ１２Ｂに車幅方向内側から当接しい
る。また、ロッカリインフオース１６の下端縁部１６Ｂ
は、ロッカアウタパネル１２のフランジ１２Ｅに車幅方
向内側から当接している。
【００１５】図１に示される如く、ロッカリインフオー
ス１６の車幅方向内側には、ロッカリインフオース１６
に沿ってロッカインナパネル１４が配置されている。図
２に示される如く、ロッカインナパネル１４は車幅方向
外側へ開口部を向けて配置されており、上面部１４Ａの
車幅方向内側端部は、車体上下方向上側へ屈曲されフラ
ンジ１４Ｂとされている。このフランジ１４Ｂは、ロッ
カアウタパネル１２のフランジ１２Ｂとロッカリインフ
オース１６の上端縁部１６Ａとの当接部に車幅方向内側
から当接し、フランジ１４Ｂとロッカアウタパネル１２
のフランジ１２Ｂとロッカリインフオース１６の上端縁
部１６Ａとはスポツト溶接等によって溶着されている。
ス１６の車幅方向内側には、ロッカリインフオース１６
に沿ってロッカインナパネル１４が配置されている。図
２に示される如く、ロッカインナパネル１４は車幅方向
外側へ開口部を向けて配置されており、上面部１４Ａの
車幅方向内側端部は、車体上下方向上側へ屈曲されフラ
ンジ１４Ｂとされている。このフランジ１４Ｂは、ロッ
カアウタパネル１２のフランジ１２Ｂとロッカリインフ
オース１６の上端縁部１６Ａとの当接部に車幅方向内側
から当接し、フランジ１４Ｂとロッカアウタパネル１２
のフランジ１２Ｂとロッカリインフオース１６の上端縁
部１６Ａとはスポツト溶接等によって溶着されている。
【００１６】また、ロッカインナパネル１４の上面部１
４Ａは車幅方向内側下方へ向けて傾斜されており、上面
部１４Ａの車幅方向内側端部は、車体上下方向下方外側
へ向けて傾斜され、ロッカ１０の車幅方向内側壁面を構
成する内側壁部１４Ｃとされている。この内側壁部１４
Ｃの下端部は車幅方向内側へ向けて屈曲され、ロッカ１
０の下面を構成する下面部１４Ｄとされている。この下
面部１４Ｄの車幅方向外側端部は車体上下方向下側へ屈
曲されフランジ１４Ｅとされており、このフランジ１４
Ｅは、ロッカアウタパネル１２のフランジ１２Ｅとロッ
カリインフオース１６の下端縁部１６Ｂとの当接部に車
幅方向内側から当接し、フランジ１４Ｅとロッカアウタ
パネル１２のフランジ１２Ｅとロッカリインフオース１
６の下端縁部１６Ｂとはスポツト溶接等によって溶着さ
れている。
４Ａは車幅方向内側下方へ向けて傾斜されており、上面
部１４Ａの車幅方向内側端部は、車体上下方向下方外側
へ向けて傾斜され、ロッカ１０の車幅方向内側壁面を構
成する内側壁部１４Ｃとされている。この内側壁部１４
Ｃの下端部は車幅方向内側へ向けて屈曲され、ロッカ１
０の下面を構成する下面部１４Ｄとされている。この下
面部１４Ｄの車幅方向外側端部は車体上下方向下側へ屈
曲されフランジ１４Ｅとされており、このフランジ１４
Ｅは、ロッカアウタパネル１２のフランジ１２Ｅとロッ
カリインフオース１６の下端縁部１６Ｂとの当接部に車
幅方向内側から当接し、フランジ１４Ｅとロッカアウタ
パネル１２のフランジ１２Ｅとロッカリインフオース１
６の下端縁部１６Ｂとはスポツト溶接等によって溶着さ
れている。
【００１７】従って、ロッカ１０は、ロッカアウタパネ
ル１２とロッカリインフオース１６とロッカインナパネ
ル１４とで、車体前後方向に延びる２重の閉断面部１８
、２０を有する構造とされている。
ル１２とロッカリインフオース１６とロッカインナパネ
ル１４とで、車体前後方向に延びる２重の閉断面部１８
、２０を有する構造とされている。
【００１８】図１に示される如く、ロッカ１０の車幅方
向内側には、フロントフロアパン２２が配置されている
。このフロントフロアパン２２の車幅方向端部は、車体
上下方向上側へ屈曲され、フランジ２２Ａとされており
、このフランジ２２Ａは、ロッカインナパネル１４の内
側壁部１４Ｃの下端部に車幅方向内側から溶着されてい
る。また、フロントフロアパン２２の車幅方向略中央部
には、車体前後方向に沿って車体上方へ突出したフロア
トンネル部２４が設けられており、このフロアトンネル
部２４は車体フロア部の前後方向の補強と排気管等の配
設用とされている。
向内側には、フロントフロアパン２２が配置されている
。このフロントフロアパン２２の車幅方向端部は、車体
上下方向上側へ屈曲され、フランジ２２Ａとされており
、このフランジ２２Ａは、ロッカインナパネル１４の内
側壁部１４Ｃの下端部に車幅方向内側から溶着されてい
る。また、フロントフロアパン２２の車幅方向略中央部
には、車体前後方向に沿って車体上方へ突出したフロア
トンネル部２４が設けられており、このフロアトンネル
部２４は車体フロア部の前後方向の補強と排気管等の配
設用とされている。
【００１９】フロアトンネル部２４とロッカ１０との間
には、フロントフロアクロスメンバ２６が車幅方向に沿
って配置されている。このフロントフロアクロスメンバ
２６はフロアトンネル部２４の両側で分割されており、
フロントフロアクロスメンバライト２８とフロントフロ
アクロスメンバレフト３０とに２分割されている。
には、フロントフロアクロスメンバ２６が車幅方向に沿
って配置されている。このフロントフロアクロスメンバ
２６はフロアトンネル部２４の両側で分割されており、
フロントフロアクロスメンバライト２８とフロントフロ
アクロスメンバレフト３０とに２分割されている。
【００２０】次に、フロントフロアクロスメンバライト
２８ついて説明する。なお、フロントフロアクロスメン
バレフト３０は、フロアトンネル部２４に対して、フロ
ントフロアクロスメンバライト２８と対称形とされてい
るため、その説明を省略する。
２８ついて説明する。なお、フロントフロアクロスメン
バレフト３０は、フロアトンネル部２４に対して、フロ
ントフロアクロスメンバライト２８と対称形とされてい
るため、その説明を省略する。
【００２１】図３に示される如く、フロントフロアクロ
スメンバライト２８の車幅方向内側から見た断面形状は
、開口部を車体上下方向下側へ向けたコ字状とされてお
り、前側立壁部２８Ａの下端部は車体前後方向前側へ屈
曲されフランジ２８Ｂとされており、このフランジ２８
Ｂはフロントフロアパン２２に車体上下方向上側から溶
着されている。また、フロントフロアクロスメンバライ
ト２８の後側立壁部２８Ｃの下端部は車体前後方向後側
へ屈曲されフランジ２８Ｄとされており、このフランジ
２８Ｄはフロントフロアパン２２に車体上下方向上側か
ら溶着されている。従って、フロントフロアクロスメン
バライト２８とフロントフロアパン２２とで、車体幅方
向に延びる閉断面構造３０が形成されている。
スメンバライト２８の車幅方向内側から見た断面形状は
、開口部を車体上下方向下側へ向けたコ字状とされてお
り、前側立壁部２８Ａの下端部は車体前後方向前側へ屈
曲されフランジ２８Ｂとされており、このフランジ２８
Ｂはフロントフロアパン２２に車体上下方向上側から溶
着されている。また、フロントフロアクロスメンバライ
ト２８の後側立壁部２８Ｃの下端部は車体前後方向後側
へ屈曲されフランジ２８Ｄとされており、このフランジ
２８Ｄはフロントフロアパン２２に車体上下方向上側か
ら溶着されている。従って、フロントフロアクロスメン
バライト２８とフロントフロアパン２２とで、車体幅方
向に延びる閉断面構造３０が形成されている。
【００２２】図２に示される如く、フロントフロアクロ
スメンバライト２８の車体後方から見た断面形状は、上
面部２８Ｅが車体上下方向において略直線状とされてい
る。この上面部２８Ｅの車幅方向外側縁部は、車幅方向
外側へ延設されフランジ２８Ｆとされており、このフラ
ンジ２８Ｆはロッカインナパネル１４の上面部１４Ａに
車体上下方向上側から溶着されている。また、フロント
フロアクロスメンバライト２８の上面部２８Ｅの車幅方
向内側縁部は、車幅方向内側へ延設されフランジ２８Ｇ
とされており、このフランジ２８Ｇはフロアトンネル部
２４の上面部２４Ａに車体上下方向上側から溶着されて
いる。
スメンバライト２８の車体後方から見た断面形状は、上
面部２８Ｅが車体上下方向において略直線状とされてい
る。この上面部２８Ｅの車幅方向外側縁部は、車幅方向
外側へ延設されフランジ２８Ｆとされており、このフラ
ンジ２８Ｆはロッカインナパネル１４の上面部１４Ａに
車体上下方向上側から溶着されている。また、フロント
フロアクロスメンバライト２８の上面部２８Ｅの車幅方
向内側縁部は、車幅方向内側へ延設されフランジ２８Ｇ
とされており、このフランジ２８Ｇはフロアトンネル部
２４の上面部２４Ａに車体上下方向上側から溶着されて
いる。
【００２３】図１に示される如く、フロントフロアクロ
スメンバライト２８は、車体前後方向の幅がフロアトン
ネル部２４側からロッカ１０側へ連続的に広くされてお
り、フロアトンネル部２４側に比べロッカ１０側が車体
前後方向に幅広とされている。フロントフロアクロスメ
ンバライト２８の前側立壁部２８Ａの車幅方向外側端部
は、車体前後方向前側へ向けて屈曲されフランジ２８Ｈ
とされており、このフランジ２８Ｈは、ロッカインナパ
ネル１４の内側壁部１４Ｃに車幅方向内側から溶着され
ている。また、フロントフロアクロスメンバライト２８
の前側立壁部２８Ａの車幅方向内側端部は、車体前後方
向前側へ向けて屈曲されフランジ２８Ｊとされており、
このフランジ２８Ｊは、フロアトンネル部２４の側壁部
２４Ｂに車幅方向外側から溶着されている。
スメンバライト２８は、車体前後方向の幅がフロアトン
ネル部２４側からロッカ１０側へ連続的に広くされてお
り、フロアトンネル部２４側に比べロッカ１０側が車体
前後方向に幅広とされている。フロントフロアクロスメ
ンバライト２８の前側立壁部２８Ａの車幅方向外側端部
は、車体前後方向前側へ向けて屈曲されフランジ２８Ｈ
とされており、このフランジ２８Ｈは、ロッカインナパ
ネル１４の内側壁部１４Ｃに車幅方向内側から溶着され
ている。また、フロントフロアクロスメンバライト２８
の前側立壁部２８Ａの車幅方向内側端部は、車体前後方
向前側へ向けて屈曲されフランジ２８Ｊとされており、
このフランジ２８Ｊは、フロアトンネル部２４の側壁部
２４Ｂに車幅方向外側から溶着されている。
【００２４】一方、フロントフロアクロスメンバライト
２８の後側立壁部２８Ｃの車幅方向外側端部は、車体前
後方向後側へ向けて屈曲されフランジ２８Ｋとされてお
り、このフランジ２８Ｋは、ロッカインナパネル１４の
内側壁部１４Ｃに車幅方向内側から溶着されている。ま
た、フロントフロアクロスメンバライト２８の後側立壁
部２８Ｃの車幅方向内側端部は、車体前後方向後側へ向
けて屈曲されフランジ２８Ｌとされており、このフラン
ジ２８Ｌは、フロアトンネル部２４の側壁部２４Ｂに車
幅方向外側から溶着されている。
２８の後側立壁部２８Ｃの車幅方向外側端部は、車体前
後方向後側へ向けて屈曲されフランジ２８Ｋとされてお
り、このフランジ２８Ｋは、ロッカインナパネル１４の
内側壁部１４Ｃに車幅方向内側から溶着されている。ま
た、フロントフロアクロスメンバライト２８の後側立壁
部２８Ｃの車幅方向内側端部は、車体前後方向後側へ向
けて屈曲されフランジ２８Ｌとされており、このフラン
ジ２８Ｌは、フロアトンネル部２４の側壁部２４Ｂに車
幅方向外側から溶着されている。
【００２５】次に、本実施例の作用を説明する。
【００２６】本実施例の車両のフロア構造によれば、車
幅方向に沿って配置されたフロントフロアクロスメンバ
２６がフロアトンネル部２４の両側でフロントフロアク
ロスメンバライト２８とフロントフロアクロスメンバレ
フト３０とに分割され、夫々がフロアトンネル部２４と
ロッカ１０とを車体上下方向において略直線状に結合し
ている。
幅方向に沿って配置されたフロントフロアクロスメンバ
２６がフロアトンネル部２４の両側でフロントフロアク
ロスメンバライト２８とフロントフロアクロスメンバレ
フト３０とに分割され、夫々がフロアトンネル部２４と
ロッカ１０とを車体上下方向において略直線状に結合し
ている。
【００２７】従って、フロアトンネル部とロッカとの間
でクロスメンバの上部が車体上下方向に凹凸状とされた
従来構造に比べ、フロアトンネル部２４とロッカ１０と
の間でフロントフロアクロスメンバライト２８とフロン
トフロアクロスメンバレフト３０との曲げ剛性が高くな
る。これによって、ロッカ１０に車幅方向内側への荷重
（図１及び図２の矢印Ｆ）が作用した場合には、この荷
重をフロントフロアクロスメンバ２６によってフロアト
ンネル部２４に充分に伝達することができ、車幅方向内
側への荷重をフロアトンネル部２４で吸収することがで
きる。
でクロスメンバの上部が車体上下方向に凹凸状とされた
従来構造に比べ、フロアトンネル部２４とロッカ１０と
の間でフロントフロアクロスメンバライト２８とフロン
トフロアクロスメンバレフト３０との曲げ剛性が高くな
る。これによって、ロッカ１０に車幅方向内側への荷重
（図１及び図２の矢印Ｆ）が作用した場合には、この荷
重をフロントフロアクロスメンバ２６によってフロアト
ンネル部２４に充分に伝達することができ、車幅方向内
側への荷重をフロアトンネル部２４で吸収することがで
きる。
【００２８】また、本実施例の車両のフロア構造によれ
ば、フロントフロアクロスメンバライト２８とフロント
フロアクロスメンバレフト３０とは、夫々フロアトンネ
ル部２４側に比べロッカ１０側が車体前後方向に幅広と
されている。従って、ロッカ１０に車幅方向内側への荷
重が作用した場合には、フロントフロアクロスメンバラ
イト２８又は、フロントフロアクロスメンバレフト３０
のロッカ１０側の幅広部で、ロッカ１０に分散された広
範囲の荷重を受け、この荷重をフロントフロアクロスメ
ンバライト２８又は、フロントフロアクロスメンバレフ
ト３０を介して、フロアトンネル部２４側の幅狭部へ集
約させて、フロアトンネル部２４へ伝達する。このため
、車幅方向内側への荷重に対してフロアトンネル部２４
が潰れ易く、車幅方向内側への荷重をフロアトンネル部
２４で確実に吸収することができる。
ば、フロントフロアクロスメンバライト２８とフロント
フロアクロスメンバレフト３０とは、夫々フロアトンネ
ル部２４側に比べロッカ１０側が車体前後方向に幅広と
されている。従って、ロッカ１０に車幅方向内側への荷
重が作用した場合には、フロントフロアクロスメンバラ
イト２８又は、フロントフロアクロスメンバレフト３０
のロッカ１０側の幅広部で、ロッカ１０に分散された広
範囲の荷重を受け、この荷重をフロントフロアクロスメ
ンバライト２８又は、フロントフロアクロスメンバレフ
ト３０を介して、フロアトンネル部２４側の幅狭部へ集
約させて、フロアトンネル部２４へ伝達する。このため
、車幅方向内側への荷重に対してフロアトンネル部２４
が潰れ易く、車幅方向内側への荷重をフロアトンネル部
２４で確実に吸収することができる。
【００２９】また、本実施例の車両のフロア構造によれ
ば、従来のものと比べフロントフロアクロスメンバライ
ト２８の車幅方向外側部とフロントフロアクロスメンバ
レフト３０の車幅方向外側部とが夫々広幅とされている
。従って、フロントフロアクロスメンバライト２８とフ
ロントフロアクロスメンバレフト３０との各剛性が向上
し、フロントフロアパン２２の一般面の剛性が向上する
と共に、フロアトンネル部２４とロッカ１０との結合剛
性が向上する。このため、車体の捩剛性を向上すること
ができる。
ば、従来のものと比べフロントフロアクロスメンバライ
ト２８の車幅方向外側部とフロントフロアクロスメンバ
レフト３０の車幅方向外側部とが夫々広幅とされている
。従って、フロントフロアクロスメンバライト２８とフ
ロントフロアクロスメンバレフト３０との各剛性が向上
し、フロントフロアパン２２の一般面の剛性が向上する
と共に、フロアトンネル部２４とロッカ１０との結合剛
性が向上する。このため、車体の捩剛性を向上すること
ができる。
【００３０】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、車幅方向
内側への荷重を充分にフロアトンネル部に伝達でき、車
幅方向内側への荷重をフロアトンネル部で吸収できると
いう優れた効果を有する。
内側への荷重を充分にフロアトンネル部に伝達でき、車
幅方向内側への荷重をフロアトンネル部で吸収できると
いう優れた効果を有する。
【図１】本発明の一実施例の車両のフロア構造を示す車
体後方内側から見た斜視図である。
体後方内側から見た斜視図である。
【図２】図１の２−２線断面図である。
【図３】図２の３−３線断面図である。
【図４】従来例の車両のフロア構造を示す車体斜め後方
から見た斜視図である。
から見た斜視図である。
【図５】図４の５−５線断面図である。
１０ ロッカ
２２ フロントフロアパン
２４ フロアトンネル部
２６ フロントフロアクロスメンバ２８
フロントフロアクロスメンバライト２８Ｅ 上面
部
フロントフロアクロスメンバライト２８Ｅ 上面
部
Claims (2)
- 【請求項１】 フロントフロアパンの車幅方向略中央
部に車体前後方向に沿って形成されたフロアトンネル部
を備えた車両のフロア構造であって、車幅方向に沿って
配置され前記フロアトンネル部の両側で分割され前記フ
ロアトンネル部とロッカとを車体上下方向において略直
線状に結合するクロスメンバを有することを特徴とする
車両のフロア構造。 - 【請求項２】 前記クロスメンバの車体前後方向の幅
がフロアトンネル部側からロッカ側へ向けて連続的に幅
広とされたことを特徴とする請求項１記載の車両のフロ
ア構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4976591A JPH04287777A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 車両のフロア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4976591A JPH04287777A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 車両のフロア構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04287777A true JPH04287777A (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=12840274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4976591A Pending JPH04287777A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 車両のフロア構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04287777A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5853195A (en) * | 1997-01-16 | 1998-12-29 | Ford Global Technologies, Inc. | Front rail assembly for a vehicle |
| DE102005021166B4 (de) * | 2005-05-06 | 2015-02-12 | Audi Ag | Bodenstruktur |
| WO2016076315A1 (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-19 | 新日鐵住金株式会社 | Ｔ字継手構造 |
| WO2016104078A1 (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 新日鐵住金株式会社 | 構造部材 |
| JP2017043201A (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | トヨタ自動車株式会社 | 車両下部構造 |
| JP2018135066A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | トヨタ自動車株式会社 | 車両下部構造 |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP4976591A patent/JPH04287777A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5853195A (en) * | 1997-01-16 | 1998-12-29 | Ford Global Technologies, Inc. | Front rail assembly for a vehicle |
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| CN107074302B (zh) * | 2014-11-10 | 2020-04-21 | 日本制铁株式会社 | T形接头构造 |
| US10538275B2 (en) | 2014-11-10 | 2020-01-21 | Nippon Steel Corporation | T-shaped joint structure |
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| JPWO2016076315A1 (ja) * | 2014-11-10 | 2017-08-24 | 新日鐵住金株式会社 | Ｔ字継手構造 |
| RU2672005C1 (ru) * | 2014-12-22 | 2018-11-08 | Ниппон Стил Энд Сумитомо Метал Корпорейшн | Конструктивный элемент |
| JPWO2016104078A1 (ja) * | 2014-12-22 | 2017-09-14 | 新日鐵住金株式会社 | 構造部材 |
| US20170349217A1 (en) * | 2014-12-22 | 2017-12-07 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Structural member |
| EP3219589A4 (en) * | 2014-12-22 | 2018-08-22 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Structural member |
| CN107107968A (zh) * | 2014-12-22 | 2017-08-29 | 新日铁住金株式会社 | 构造构件 |
| US10407101B2 (en) | 2014-12-22 | 2019-09-10 | Nippon Steel Corporation | Structural member |
| WO2016104078A1 (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 新日鐵住金株式会社 | 構造部材 |
| JP2017043201A (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | トヨタ自動車株式会社 | 車両下部構造 |
| JP2018135066A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | トヨタ自動車株式会社 | 車両下部構造 |
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