JPH0428636A - シート材給送装置 - Google Patents

シート材給送装置

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JPH0428636A
JPH0428636A JP13498290A JP13498290A JPH0428636A JP H0428636 A JPH0428636 A JP H0428636A JP 13498290 A JP13498290 A JP 13498290A JP 13498290 A JP13498290 A JP 13498290A JP H0428636 A JPH0428636 A JP H0428636A
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feeding
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sheet
paper feed
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JP13498290A
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Masao Ando
正雄 安藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置において
シート材を1枚ずつ分離して給送する装置に係わり、詳
しくは摩擦分離方式を用いたシート材給送装置に関する
(ロ)従来の技術 従来、摩擦部材(分離パッド)を用いた摩擦分離方式は
、大きく分けて2つあり、1つは第16図に示す半月ロ
ーラと従動コロとを組み合わせた方式と、他の1つは第
18図に示すような丸ローラを用いた方式とが一般に知
られている。
まず、第16図により半月ローラと従動コロを組み合わ
せた摩擦分離方式について説明する。第16図(a)に
おいて、カセットトレイ101内には複数のシート材P
か積載された中板102が配設されている。この中板1
02は基部を支軸103によりカセットトレイ101に
枢着されていて、中板102とカセットトレイ101の
底板間に設けられた圧縮ばね105の弾力によりシート
材Pを加圧する向きに付勢されている。
軸106に固着された半月形のゴムからなる給紙ローラ
107は不図示の駆動源により矢印方向に回転するよう
になっており、この給紙ローラ107の両側に設けられ
た従動コロ109は上記軸106に回転自在に取りつけ
られている。自由端に分離バッド110か設けられてい
る保持板111の基部は支持112により揺動自在に支
持されており、上記分離バッド110は保持板111と
固定部材113間に設けられた圧縮ばね115の弾力に
より給紙ローラ107に圧接している。上記軸106の
一端には、不図示の本体からの駆動を伝達する駆動伝達
手段と、ばねクラッチや電磁クラッチ等の不図示の駆動
連結手段が設けられていて、給紙ローラ107の1回転
制御ができるように構成されている。
ここで、上記軸106が駆動されると、給紙ローラ10
7が矢印方向に回転してカセットトレイ101内のシー
ト材Pをピックアップする。そして分離バッド110の
分離作用により最上位のシート材Pのみが分離され、こ
のシート材は、図示しない装置本体内部にあるレジスト
手段に到達してループを形成した後に給紙ローラ107
の回転は停止する。さらにシート材Pはレジスト手段に
より搬送されるが、この搬送時のシート材Pの後端部は
給紙ローラ107には接触せずに従動コロ109のみに
当接しているので、下位のシート材Pは分離バッド11
0の作用により停止した状態にある。
次に、上記給紙手段により手差し給紙を行なう場合は、
第16図(b)に示すように手差しガイド116に沿っ
て給紙されたシート材PMは、従動コロ】09とカセッ
トトレイ101内のシート材Pで形成されるニップ部に
先端が到達した状態で待機する。そして、不図示の検知
手段又はマニュアル操作スイッチ等によって画像形成装
置本体がシート材PMを認識して給紙ローラ107が回
転する。この時、給紙ローラ107は第16図(C)に
示すように手差しされたシート材PMとのみ接触するの
で、下位のシート材Pは分離バ・ソド110により分離
されて、手差しされたシート材PMのみを装置本体内部
へと給送することができる。
次に、第18図を用いて九ローラを用いた摩擦分離方式
について説明する。
同図において、本摩擦分離方式か前述した給紙ローラ1
07を用いた摩擦分離方式と異なる点は、第18図(c
)に示すように給紙部に前述したような従動コロ109
が使用されていないことと、給紙ローラ117が円形を
なしていることである。また、このような給紙ローラ1
17を用いた給紙方式は、一般に1回転制御を行なわす
、図示しないレジスト手段近傍に用紙検知手段を設ける
と共に、軸106の一端に駆動伝達手段と駆動連結手段
を設け、給紙されたシート材Pが不図示のレジスト手段
に到達してループが一定量形成された後に給紙ローラ1
17が停止するように時間を制御する方式か用いられて
いる。
図示しない駆動手段による駆動を解除された軸106及
び給紙ローラ117は、レジスト手段によって搬送され
るシート材P1との摩擦により従動回転され、この回転
はシート材Plが分離バッド110を脱するまで行なわ
れる。そのために、下位のシート材P2は、給紙ローラ
117の回転により僅かに給送されて第18図(b)に
示すように僅かに給送された状態で待機している。
また、手差し給紙を給紙部において行なうのは、手差し
の操作性及び装置のコストの点から非常に大きなメリッ
トを有しているからである。つまり、用紙を装置本体内
に挿入する方向と、カセ・シトトレイ101を装着する
方向とが一致しており、また給紙ローラ107,117
やガイド板等が既設のものを利用することができて、こ
れらを新たに設ける必要がないからである。さらに、手
差しされるシート材PMをガイドする手差しガイド11
6も、カセットトレイ101のカセット蓋を利用するこ
とができる利点がある。
(ハ)発明か解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来のシート材給送装置におい
ては、装置本体に対する手差し給紙を、カセット給紙部
又はマルチトレイ給紙部で行なう場合、分離部上に既に
積載されている用紙を取り除かないとシート材Pの重送
を生じるという欠点があった。
(A)例えば、第16図の半月ローラからなる給紙ロー
ラ107の場合、手差しによるシート材P2の給紙を反
復して行なっていくと、その下位のシート材P+が第1
7図(a)の状態から同図(b)に示すようにシート材
PMとの摩擦により連れ出されて下流側に徐々に移動し
ていき、最後には下位のシート材P工か手差しされたシ
ート材P、と共に装置本体内部へと給送されてしまう。
(B)また、第18図の九ローラからなる給紙ローラ1
17の場合、カセットトレイ101内の最上位のシート
材P、の先端か第18図(b)に示すように給紙ローラ
117と分離バッド110との間に深く進入しているの
で、第19図(a)に示すようにシート材P、を手差し
すると、下位のシート材P1は第19図(b)に示すよ
うに半月ローラの場合よりもさらに高い確率で重送か生
じる。
そこで上記重送を解消するために、第20図(a)に示
すように給紙ローラ117(a)を揺動自在のレバー1
19で支持して、ピックアップ時のみに給紙ローラ11
7かカセットトレイ101内のシート材Pに当接するよ
うにして、ピックアップしない時には第20図(b)に
示すようにカセットトレイ101内のシート材Pに当接
させないようにするか、又は第20図(C) 、 (d
)に示すように中板102を揺動自在のレバー120に
より上下動させてシート材Pのピックアップ時のみに給
紙ローラ117をカセットトレイ101内のシート材P
に当接させるようにする手段が考えられるが、これらの
給紙方式は、いずれも装置か複雑化すると共にコストア
ップの原因となる問題かある。
そこで、本発明は、手差し給紙時に装置本体の操作レバ
ーを解除位置に操作することによって、給送手段に対す
る加圧手段及び分離手段の加圧手段の加圧を解除すると
共に分離手段部に突出しているシート材を戻してシート
材の重送の防止を図ったシート材給送装置を提供するこ
とを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は上述事情に鑑みなされたものであって、例えば
第1図〜第3図を参照して示すと、シート材(P)を積
載収納していて装置本体(1)に着脱自在の用紙収納手
段(3)と、前記積載されたシート材(P)をピックア
ップして給送する摩擦部材がらなる給送手段(25)と
、前記給送手段(25)に前記用紙収納手段(3)内の
シート材(P)を押圧させる加圧手段(11)と、前記
給送されたシート材(P)を1枚ずつ分離する摩擦部材
がらなる分離手段(36)と、を備えたシート材給送装
置において、前記装置本体(1)に回動自在に設けた操
作部材(45)の解除位置(C)への操作に連動して前
記加圧手段(11)により押圧されているシート材(P
)を前記給送手段(25)から退避させる給紙圧解除手
段(54)と、前記操作部材(45)の操作に連動して
前記給送手段(25)に押圧している分離手段(36)
を退避させかつ突出したシート材(p o )の先端部
に当接することによってシート材(’po)を後退させ
る用紙戻し手段(50)と、を゛備えることを特徴とす
る。
(ホ)作用 以上構成に基づき、用紙収納手段(3)の着脱部におい
て手差しのシー1へ材(PQ)の給紙を挿入する場合、
装置本体(1)の操作レバー(45a)を解除位置に操
作すると、この操作に給紙圧解除手段(50)が連動し
て、加圧手段(11)による給紙ローラ(25)へのシ
ート材(P)の加圧が解除され、さらに、給紙ローラ(
25)がら分離バッド(36)が退避すると共に突出し
ている最上位のシート材(Po ’)か用紙収納手段(
3)へもどされて、手差し給紙による最上位のシート材
(P、)の重送が防止される。これにより、用紙収納手
段(3)の着脱部において手差し給紙を行なう時に突出
しているシート材(PO)を使用者が手操作により取り
除く等の操作は不要となる。
(へ)実施例 以下、本発明の第1の実施例を第1図〜第4図に基づい
て説明する。
同図において、符号2は画像形成装置本体1の給紙部を
示しており、この給紙部2に対しては後述するカセット
トレイ(用紙収納手段)3が着脱自在に装着される。
第3図に示すように、カセットトレイ3は基部を支軸5
aにより揺動自在に支持されている中板5を有していて
、その上には複数枚のシート材Pが積載されている。こ
のカセットトレイ3は、装置本体1に設けられた1対の
ガイド6a、6bに沿って挿入することにより装置本体
1に装着される。
装置本体1は1対の側板7,9を有しており、この側板
7,9に軸受10a両端をそれぞれ枢着された支軸10
の中央部には加圧板(加圧手段)11の基部が固着され
ている。支軸10の両端にはアーム12と幅広の上縁部
13aを有するアー・ム13の基部がそれぞれ固着され
ており、両端を各アーム12.13の自由端と側板7,
9とにそれぞれ係止された1対の引っ張りばね15の弾
力により加圧板11は矢印16方向に付勢されていて中
板5の自由端を上方に加圧している。
なお、カセットトレイ3には、上記加圧板11を逃げる
ための切り火き3aが形成されている。
カセットトレイ3内には、第2図に示すようにシート材
Pの幅方向を規制するための1対の規制板17が設けら
れている。図中で符号Rはすべて抜き止めリングを示し
ている。
第1図及び第2図において、側板7,9間には支持板1
9が構成されており、この支持板19及び側板9には1
対の軸受20を介して軸21か回転自在に装着されてい
る。軸21の内端部には保持部材22どその外周面に固
着されたゴム部材23とからなる給紙ローラ(給送手段
)25がビン26により固着されている。軸21の外端
には、軸21に回転自在に取りつけられたギヤ27と軸
21に固着されたクラッチ部29とからなる電磁クラッ
チ30が設けられており、上記ギヤ27に噛合している
ギヤ31は駆動源32に接続している。上記給紙ローラ
25は、電磁クラ・ソチ30の結合及び解除を電気的に
行なうことにより回転を制御されるようになっている。
保持板33の基部は支軸35により側板7,9に揺動自
在に装着されていて、その自由端には分離バラ1〜(分
離手段)36が固着されている。この分離バッド36は
、第3図に示すように分離バッド36と固定部材37間
に設けられた圧縮ばね39の弾力により給紙ローラ25
に(C)付勢している。分離バッド36の下流側には、
1対のガイド板40a、40bと、ローラ41a、41
bとからなるレジストローラ対41が順次配設されてい
る。レジストローラ対41の上流側近傍には、シート材
Pの進入を検知する検知装置42か設けられている。
次に、手差し給紙部の構成について説明する。
前記側板9の外側には側板9と平行の基板43か固設さ
れている。この基板43に支軸44により枢着された操
作部材45は操作レバー45aを有しており、この操作
レバー45aは装置本体1の外装カバー46に形成され
た長孔46aから外方に延出している。操作部材45は
上記操作レバー45aとほぼ直角をなすアーム45bを
一体的に有しており、このアーム45bの自由端に穿設
された穴45c(第4図参照)には連結部材47の一端
に設けられた軸47aが遊合している。
給紙ローラ25の軸21の外側には管軸49か配設され
ていてその両端部は前記軸21にそれぞれ遊嵌している
。上記管軸49の下部周面には1対の突起49a、49
bと腕部49cとがそれぞれ構成されており、上記腕部
49cに穿設された穴49d(第4図参照)には、上記
連結部材47の他端が軸47bにより枢着されている。
なお、上記突起49a及び49bの側縁部は、突起49
aの方が上流側に位置するように位相差を持たせて形成
されている。上記突起49aは、後述するようにして分
離バッド36の加圧作用の解除を行ない、また突起49
bは分離バット36部に突出している最上位のシート材
の戻しを行なうものである。
上記突起49a、49b及び管軸49等により分離バッ
ド36の退避及び最上位のシート材P。
の後退を行わせる用紙戻し手段54が構成されている。
上記操作部材45にはギヤ45dが形成されており、こ
のギヤ45dには解除部材(給紙圧解除手段)50と一
体のギヤ50aが噛合している。
解除部材50は支軸51により基板43に回転自在に装
着されており、この解除部材50は、前記アーム13に
係合可能のカム部50bと突起50Cとを一体的に有し
ている。
次に、手差し給紙の検知手段の構成について説明する。
前記支持板19及び側板9には検知軸52か回転自在に
装着されていて、その内端には用紙先端当接部材53が
一体的に設(づられている。側板9から延出している検
知軸52の端部には、第6図に示すようにフランジ52
a及び小径部52b及びフランジ52aの外面に突出し
ているストッパ52c等が形成されている。第7図に示
す第1の遮蔽部材55のボス部55aの端部には、端部
の一部を切り欠いて形成される段部によりストッパ55
bが設けられている。
第5図において、検知軸52の小径部52bには上記第
1の遮蔽部材55か嵌合されており、第1の遮蔽部材5
5のボス部55aに巻回されている捩りコイルばね56
の両端部はフランジ52aの切り欠き52d及び第1の
遮蔽部材55の切り欠き55cにそれぞれ係止されてい
る。上記検知軸52は、第7図(C) 、 (d)に示
すように矢印57方向へは第1の遮蔽部材55に対して
独立して回動可能であり、通常は捩りコイルはね56の
弾力により両ストッパ52c、55bか互いに当接した
状態にある。
第1図及び第2図に示すように、基板43にはさらに別
の第2の遮蔽部材60か配設されており、この第2の遮
蔽部材60の両側部に形成された溝部を基板43に形成
された長孔に遊合させることにより第2の遮蔽部材60
は上下動自在に基板43に装着されている。この第2の
遮蔽部材60は、上部遮蔽板60aを有している。また
、基板43には図示しないし保持部材を介してフォトイ
ンタラプタからなる第1のセンサ61及び第2のセンサ
62かそれぞれ設けられており、第1のセンサ61及び
第2のセンサ62は第1の遮蔽部材55の自由端に形成
された突片55dにより光路が遮断されて、0N−OF
F信号の切換えか行なわれる。
なお、上記の用紙先端当接部材53、第1の遮蔽部材5
5、第2の遮蔽部材60、第1のセンサ61、第2のセ
ンサ62等によりシート材PMの検知手段64か構成さ
れている。
次に、本発明のシート材給送装置の動作について説明す
る。
画像形成装置の図示しない電源か入ると、第1図に示す
駆動源32からの駆動かギヤ31に伝達されてギヤ27
が回転する。この時、クラッチ部29はOFFの状態で
あって、クラッチ部29は軸21の周りを空転する。給
紙部2に給紙指令か出されると、上記電磁クラッチ30
はONの状態となってクラッチ部29とギヤ27が電磁
力により結合し、これによりギヤ310回転は軸2】に
伝達されて給紙ローラ25か矢印方向に回転する。
カセットトレイ3内のシート材Pは給紙ローラ25に押
圧されているのて、シート材Pは給紙ローラ25との摩
擦力によりピックアップされる。
さらに、分離バッド36による捌き作用により最上位の
シート材P。のみが給送されてレジストローラ対41の
ニップ部にガイドされる。この位置のシート材P。は、
検知装置42により検知される。シート材P。がレジス
トローラ対41に到達しても給紙ローラ25は回転駆動
されていて、シート材P。かさらに給送されることによ
りシート材P。にはループが形成される。
上検知装置42によりシート材P。の先端が検知されて
から一定時間経過した後に電磁クラッチ30がOFFに
なって給紙ローラ25の回転が停止するようになってお
り、これによりシート材Poには常に一定のループが形
成される。その後、レジストローラ対41の駆動の連結
・加除を行なう図示しないクラッチの作用によりレジス
トローラ対41は回転を始めてシート材P。を画像形成
装置本体1内部へ搬送する。
第8図及び第9図を用いて手差し給紙の動作について説
明する。
手差し給紙を行なう場合、操作レバー45aは、まず第
8図(a)に示すようにカセットトレイ3内のシート材
Pを給送する給紙位置Aに設定されている。手差し給紙
を行なう場合は、使用者の手により操作レバー45aを
上記の給紙位置Aから矢印65方向へ上昇して解除位1
tBに設定される。操作レバー45aの上記の移動、す
なわち操作部材45の矢印66方向への回転により連結
部材47が矢印67方向へ移動し、腕部49cを介して
管軸49及びこれと一体の突起49a、突起49bを矢
印69方向へ回動させる(第8図(b)参照) 操作部材45と一体のギヤ45dの上記回動により、ギ
ヤ45dに噛合しているギヤ50a及びこれと一体の解
除部材50が矢印70方向に回動して解除部材50のカ
ム部50bかアーム13の上縁部13a(第1図参照)
を押圧してアーム13を矢印71方向へ回動させる。ア
ーム13の上記回動により、アーム13と一体の支軸1
0及び加圧板11が同方向に回動し、これによりカセッ
トトレイ3内の中板5か下降する向きに回動して、給紙
ローラ25に対するシート材Pの加圧作用は第8図(b
)に示すように解除される。上記カム部50bの形状を
、最大外径の大きさを所定の値に設定することにより、
アーム13及び加圧板11は所定位置で必ず停止するよ
うになっている。
操作レバー45aをさらに矢印65方向に移動させるこ
とにより、第8図(b)の位置にある突起49a、腕部
49bかさらに矢印67方向に回動して解除位置Cに設
定し、まず突起49aが第8図(c)に示すように保持
板33を押圧回動させて給紙ローラ25に対する分離バ
ッド36の加圧作用を解除する。次に、他方の突起49
bが最上位のシート材P。の先端縁を押圧してシート材
P。
を矢印72方向へ押し戻そうとする。ここで、シート材
P。は、中板5及び分離パッド36による給紙ローラ2
5への加圧作用がそれぞれ解除されていて摩擦力が作用
していないので、シート材Poはカセットトレイ3内に
容易に戻される。
なお、本実施例では、操作部材45の操作レバー45a
と管軸49の突起49a、49bとは、それぞれの作用
を開始する時期がずれるように位相差が設けられており
、これにより先ず給紙ローラ25に対するシート材Pの
加圧が解除され、次に給紙ローラ25に対する分離バッ
ト36の加圧か解除され、最後に最上位のシート材P。
の戻しが行なわれるようになっている。また、操作部材
45のギヤ45dのピッチ円径を解除部材50のギヤ5
0aのそれよりも大きくなるように形成することにより
、操作レバー45aに対する小さな力でカセットトレイ
3の中板5を上下動させることができる。
上記突起49bによる最上位のシート材P。の戻しの場
合、シート材P。がカセットトレイ3内の元の位置に完
全に戻らなくても、手差しにより挿入されるシート材P
Mの先端と少なくとも同じ位置に先端が位置しているな
らば、シート材PMの手差しを繰り返しても最上位のシ
ート材P。かカセットトレイ3から次第に給送されてい
くことはない。
第9図に示すように、カセットトレイ3はその蓋を兼用
している手差しガイド73を有しており、手差しのシー
ト材PMは上記手差しガイド73に沿って矢印75方向
に挿入されて、その先端が上記突起49bに当接した時
点で挿入は停止される。
手差しのシート材P、の挿入が終了した状態で操作レバ
ー45aを第9図において矢印76の方向に移動させて
給紙位置Aに設定すると、前述した動作と逆の動作が行
なわれる。すなわち、操作部材45が矢印77の方向に
回動することにより、突起49bが矢印79方向に回動
して突起49bによる保持板33への押圧が解除されて
分離パッド36が給紙ローラ25に圧接する。さらに操
作部材45を矢印77方向に回動させてことによって、
解除部材50が矢印80方向に回動してカム部50bが
アーム13から離れ、これによりアーム13及びこれと
一体の加圧板11が上昇する向きに回動してカセットト
レイ3内のシート材Pが給紙ローラ25に加圧される。
この状態で装置本体1側の駆動源32による駆動が開始
されると、前述と同様の動作によりシート材PMか給送
される。
次に、手差し給紙のシート材PMの検知の動作について
説明する。
第10図(a)に示すように、カセットトレイ3内にシ
ート材Pが存在している場合には、用紙先端当接部材5
3はその傾斜部53aが最上位のシート材P。に当接し
た状態にあり、この状態ては第1の遮蔽部材55は図示
のように第1及び第2のセンサ61,62の間に位置し
ていて遮蔽しない状態にある。この時°、画像形成装置
の図示しない制御部は、カセットトレイ3内にシート材
Pか存在すると認識している。また、カセットトレイ3
の中板5には中板5のスリット5bが形成されており、
カセットトレイ3内にシート材Pか無いときには上記用
紙先端当接部材53かスリット5b内に進入自在になっ
ている。
カセットトレイ3内のシート材Pか順次給送されて最後
の1枚がなくなると、用紙先端当接部材53はシート材
Pに接触しない状態になって1重により矢印82方向に
回動して、第10図(b)に示すようにスリット5b内
に進入しストッパ81に当接して保持される。上記用紙
先端当接部材53の回動時に用紙先端当接部材53と一
体の第1の遮蔽部材55が同方向に回動して第1のセン
サ61の光路を遮断する。この時、画像形成装置はカセ
ットトレイ3内のシート材Pが存在しないと認識して、
装置本体1の駆動源32に駆動が停止して用紙補給の警
告が出される。この作用は一般に用いられている方式と
同様のものである。
次に、第11図においてカセットトレイ3内にシート材
Pが残留しているときにシート材PMの手差しを行なう
場合、前述したように操作部材45の操作レバー45a
が第11図(a)に示す解除値1cに使用者により上昇
される。操作レバー45aの上記の回動に連動して解除
部材50の突起50cか第8図(a)に示す位置から矢
印70方向の上昇する向きに回動して、第2の遮蔽部材
60の下端に当接して第2の遮蔽部材60を押し上げ、
第11図(a)に示すように遮蔽板60aにより第1の
センサ61の光路を遮断する。この第1のセンサ61の
遮断は、シーケンス制御の都合上、カセットトレイ3を
一度紙無し状態にするためである。
次に、第11図(b)に示すように手差しガイド73に
沿ってシート材PMを挿入すると、シート材PMの先端
が用紙先端当接部材53に当接し、さらにシート材PM
か進むと用紙先端当接部材53は矢印83方向に回動す
る。用紙先端当接部材53の回動と共に第1の遮蔽部材
55も同方向に回動するが、第1の遮蔽部材55はその
回動通路に位置している連結部材47の軸47aに衝合
して回動を停止してこれ以上は回転しないようになって
いる。すなわち、第1の遮蔽部材55は第2のセンサ6
2を遮断しない状態にある。
次に、操作レバー45aを給紙位置Aから元の解除位置
Cに戻すと、これに連動して突起50cが下降する方向
に回動することにより、第2の遮蔽部材60が従動下降
して第1のセンサ61から抜けて紙布状態となる。さら
に、連結部材47の軸47aが支軸44(第9図参照)
を中心として矢印77方向に回動することにより、第1
の遮蔽部材55は捩りコイルばね56の弾発力により矢
印83方向に回動して第11図(c)に示すように第2
のセンサ62を遮断する。
この時、装置本体1の不図示の制御部は、手差しによる
シート材PMがセットされていることを認識する。なお
、第1の遮蔽部材55の上記回動は検知軸52に対して
遊動して行なわれ、第1の遮蔽部材55のストッパ55
b(第7図参照)が検知軸52のストッパ52cに衝合
する元の位置で停止する。
第12図は、カセットトレイ3内にシート材Pが残留し
ていないときの手差し給紙を行なう動作を示している。
同図において、用紙先端当接部材53が当接されるシー
ト材Pがカセット1〜レイ3内に無いことから用紙先端
当接部材53が中板5のスリット5b内に位置し、これ
により第1の遮蔽部材55は第12図(a、)に示すよ
うに第1のセンサ61を遮断した状態にある。また、操
作レバー45aが解除値WCの位置にあると、これに連
動して回動する突起50cにより第2の遮蔽部材60か
上昇されて、遮蔽板60aと上記第1の遮蔽部材55の
両方が第1のセンサ61を遮断し、紙無状態を認識する
この状態でシート材PMを第12図(b)に示すように
手差しガイド73に沿って挿入すると、シート材PMの
先端の押圧により用紙先端当接部材53が回動し、第1
の遮蔽部材55も前述したように軸47aに当接するま
で回動する。
その後、操作レバー45aを解除位置Cから第12図(
c)に示す給紙位置Aに下降させると、これにより連動
して解除部材50の突起50cか下降すると共に第1の
遮蔽部材55が軸47aに追随して矢印83方向に回動
する。これにより第2の遮蔽部材60の遮蔽板60a及
び第1の遮蔽部材55が第1のセンサ61から抜けて紙
布状態が検知され、さらに第1の遮蔽部材55は第2の
センサ62を遮断して手差し給紙が確認される。
上述したように、本実施例によれば給紙ローラ25と分
離パッド36間に最上位のシート材Pか残留している状
態で手差し給紙を行なう場合に、操作レバー45aを手
差し給紙する位置、すなわち解除値2cに設定すること
により、給紙ローラ25に対するシーl−材Pか解除さ
れると共に、給紙ローラ25に対するシート材P。の加
圧解除及びシート材P。のカセットトレイ3への戻し作
用等が行なわれて、手差しによるシート材PMを連続し
て給紙しても、カセットトレイ3の最上位のシート材P
が装置本体1内に重送されるという不具合は防止されて
いる。
第13図及び第14図は、給紙ローラ25の回転の切換
え手段の別の実施例を示している。前述した実施例にお
いては、給紙ローラ25の回転の切換えは、第1図に示
す電磁クラッチ30により行なっているが、これに限る
ことはなく例えば第13図及び第14図に示すソレノイ
ドとばねクラッチを組み合わせた構成であってもよい。
同図において、給紙ローラ25を構成している保持部材
22は軸21に対してワンウェイクラッチ85を介して
装着されていて、軸21が矢印86方向に回転するとき
のみ軸21の駆動力か給紙ローラ25に伝達されるよう
になっている。軸21の端部には、軸21に回転自在に
取りつけられているギヤ87と、ねじ898により軸2
1に固着されたボス89が配設されていて、それらの外
周面にはコイルばね90が巻回されている。コイルばね
90に外嵌されている制御環91は複数の爪部91aを
有していると共に上記コイルばね90の折曲部90aが
係止されている。上記のギヤ87、ボス89、コイルば
ね90及び制御環91等によりはねクラッチ92が構成
されている。
また、上記制御環91の爪部91aの近傍にはソレノイ
ド93のアクチュエータ93aの係止爪93bが対向し
ている。上記ギヤ87は第1図に示すギヤ31に噛合し
ていて、駆動源32の駆動力により矢印86に回転する
。このギヤ87の回転時にコイルばね90は締まり勝手
になっていて、ギヤ87の回転は軸21に伝達される。
ソレノイド93がONL/てアクチュエータ93aの係
止爪93bが制御環91の爪部91aに係止すると、コ
イルばね90が緩み勝手となってギヤ87は軸21に対
してフリーに回転する。上記のようにソレノイド93の
作動を電気的に制御することによって給紙ローラ25の
回転か制御される。
前述した実施例においては、分離バッド36の押圧解除
及びシート材P。の戻しを行なう突起49a、49bの
回転中心となる軸21は、分離バッド36の上方に設け
られているが、必すしもこれに限らず、例えば第15図
に示すように保持板95の下方に配設することも可能で
ある。
第15図(a)において、分離バッド36か固着されて
いる保持板95の自由端は下側に折曲してなるチャンネ
ル部95aが形成されている。このチャンネル部95a
と固定部材間には圧縮ばね39が配設されていて、その
弾力により分離バッド36を給紙ローラ25に加圧して
いる。上記保持板95の下方に配設された支軸96には
解除部材97が固定されており、この解除部材97は分
離バッド36の加圧解除を行なう突起97aと、シート
材P。の戻しを行なう突起97bとを有している。また
、上記支軸96には図示しない腕部が下向きに設けられ
ていてその自由端は前記連結部材47(第1図参照)の
端部に枢着されている。
手差し給紙を行なう場合には、第8図により説明したよ
うな操作レバー45aの操作により解除部材97が矢印
方向に回動する。この回動により突起97aか第15図
(b)に示すようにチャンネル部95aを押し下げて保
持板95を図において時計方向に回動させることにより
、給紙ローラ25に対する分離バッド36の加圧か解除
される。
この加圧作用が解除された状態のシート材P。
は、突起97bにより先端が押圧されてカセットトレイ
3へ戻される。この状態でシート材PMが前記実施例と
同様にして給紙ローラ251\挿入される。
なお、本実施例では給紙ローラ25か丸ローラであるタ
イプを説明したが、半月ローラと従動コロの組み合わせ
で1回転制御を行なう構成であってもよい。
また、カセットトレイ3内のシート材Pの給紙圧解除を
、加圧板11を押し下げるのではなく、中板5自体を押
し下げる構成であってもよい。
さらに、本実施例では用紙収納手段として着脱可能なカ
セットトレイ3を用いているか、装置本体1に備え付け
のマルチトレイてあってもよい。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、カセットトレイ(
用紙収納手段)の着脱部から手差し給紙を行なう場合に
おいて、装置本体の操作レバーを解除位置に操作するこ
とにより、カセットトレイ内のシート材の給紙ローラ(
給送手段)に対する加圧及び分離バッド(分離手段)の
加圧がそれぞれ解除されると共に、カセットトレイから
突出しているシート材がカセットトレイ側に戻すことが
でき、カセットトレイから突出しているシート材を除去
しなくても重送な生じることなく手差し給紙を確実に行
なうことがてきる。また、上記の加圧解除及びシート材
の戻しが簡単な構成ですむのて、従来装置に比べ装置の
コストを低減することができる。
また、手差し給紙の操作レバーの操作をし忘れた状態で
手差しのシート材を挿入してしまっても、装置は手差し
給紙と判別てきるので、シーケンス制御上は互換性を保
つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すシート材給送装置の斜
視図、第2図は同じく平面図、第3図は同じく縦断側面
図、第4図は同じく分解斜視図、第5図は第1の遮蔽部
材部の側面図、第6図(a)は検知軸の端部の正面図、
第6図(b)は同じく側面図、第7図(a)は第1の遮
蔽部材の側面図、第7図(b)〜(d)は同じく正面図
、第8図及び第9図は第1図に示すシート材給送装置の
解除部材(給紙圧解除手段)及び用紙戻し手段の作用図
、第10図〜第12図は手差しシートの検知手段の作用
図、第13図は給紙ローラの他の駆動手段を示す斜視図
、第14図は同じく正面図、第15図は用紙戻し手段の
他の実施例を示す縦断側面図、第16図は従来のシート
材給送装置の一例を示す縦断側面図、第17図は同じく
動作図、第18図は従来の他のシート材給送装置を示す
縦断側面図、第19図は同じく作用図、第20図は第1
8図に示す装置の改良した装置の縦断側面図である。 P・・・シート材   P。・・・最上位のシート材、
PM・・・手差しシート材   1・・・装置本体2・
・・給紙部   3・・・カセットトレイ(用紙収納手
段) 、  11・・・加圧板(加圧手段)25・・・
給紙ローラ(給送手段)   36・・・分離バッド(
分離手段) 、 45・・・操作部材、45a・・・操
作レバー   50・・・解除部材(給紙圧解除手段)
   54・・・用紙戻し手段64・・・手差しシート
の検知手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シート材を積載収納していて装置本体に着脱自在の
    用紙収納手段と、前記積載されたシート材をピックアッ
    プして給送する摩擦部材からなる給送手段と、前記給送
    手段に前記用紙収納手段内のシート材を押圧させる加圧
    手段と、前記給送されたシート材を1枚ずつ分離する摩
    擦部材からなる分離手段と、を備えたシート材給送装置
    において、 前記装置本体に回動自在に設けた操作部材 の解除位置への操作に連動して前記加圧手段により押圧
    されているシート材を前記給送手段から退避させる給紙
    圧解除手段と、 前記操作部材の操作に連動して前記給送手 段に押圧している分離手段を退避させかつ突出したシー
    ト材の先端部に当接することによってシート材を後退さ
    せる用紙戻し手段と、を備えることを特徴とするシート
    材給送装 置。 2、上記操作部材の解除位置への操作により、前記用紙
    収納手段内のシート材が存在しないことを意味する「紙
    無信号」を発生し、手差し給紙口からのシート材の挿入
    操作によって始めて手差し挿入されたシート材を認識す
    るシート材検知手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のシート材給送装置。
JP13498290A 1990-05-23 1990-05-23 シート材給送装置 Pending JPH0428636A (ja)

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