JPH04286246A - 変復調器 - Google Patents

変復調器

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JPH04286246A
JPH04286246A JP7448091A JP7448091A JPH04286246A JP H04286246 A JPH04286246 A JP H04286246A JP 7448091 A JP7448091 A JP 7448091A JP 7448091 A JP7448091 A JP 7448091A JP H04286246 A JPH04286246 A JP H04286246A
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JP
Japan
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signal
orthogonal
generation circuit
output
signal generation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7448091A
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English (en)
Inventor
Tetsuyoshi Takenaka
哲喜 竹中
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変復調器に関し、特に直
交信号発生回路からの中間周波帯の互いに直交するロー
カル信号により直交変調及び直交検波する変復調器に関
するものである。
【0002】無線・衛星通信等では、QPSKに代表さ
れるような直交変調方式がよく採用されるが、これを実
現するためには変調器側では直交変調器、復調側で直交
検波器が必要になり、これらの直交変調器及び直交復調
器には互いに直交する二つのローカル信号が必要となる
【0003】
【従来の技術】図7には、従来から良く知られた直交変
調器が示されており、図において11はシリアルな送信
データを2ビットの並列データに変換する直並列(S/
P)変換回路、12,13はそれぞれ直並列変換回路1
1の2ビット出力の内の各1ビットに対して帯域制限を
加えるためのローパスフィルタとしてのバイナリー・ト
トランバーサル・フィルタ(以下、BTFと略称する)
、14,15はそれぞれBTF12,13の出力をアナ
ログ信号に変換するD/A変換器、16,17はそれぞ
れD/A変換器14,15の出力中の低周波成分のみを
取り出すためのローパスフィルタ、18,19は発振器
40からの発振信号(cosω1t) を90°ハイブ
リッド41で移相して得られる互いに直交した2つのロ
ーカル信号によりフィルタ16,17の出力を中間周波
帯(以下、IF帯と略称する)の信号に変換するための
乗算器、そして、20はこれら乗算器18,19の出力
を加算して変調波信号を発生するための加算器である。
【0004】また、図8には、従来から良く知られた直
交検波器を含む復調器(この例では準同期型復調器)が
示されており、図において、21,22は発振器42か
らの発振信号(cosω2t) を90°ハイブリッド
41で移相して得られる互いに直交した2つのローカル
信号によりIF帯の受信信号をベースバンドの信号に変
換するための乗算器、23,24は乗算器21,22の
出力の内の低周波成分のみを取り出すためのローパスフ
ィルタ、25,26はフィルタ23,24の各出力をデ
ィジタル信号に変換するためのA/D変換器、27,2
8はA/D変換器25,26の各出力中の伝送路ノイズ
等を除去するためのディジタル・トランスバーサル・フ
ィルタ(以下、DTFと略称する)、DTF27,28
の両出力から復調データを出力するための搬送波再生回
路(以下、CRと略称する)、そして、30はCR29
の復調データによりビット・タイミング信号を生成して
A/D変換器25,26に与えるためのビットタイミン
グ再生回路(以下、BTRと略称する)である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の変調
器又は復調器においては、乗算器18,19又は21,
22へのローカル信号を得るために90°ハイブリッド
41を用いていたため、90°ハイブリッド41の2つ
の出力は厳密には直交していない。これは、個々のハイ
ブリッドの特性のバラツキ、温度特性、信号レベルの変
動等が原因と考えられ、そのズレの大きさは1°〜3°
程度である。
【0006】即ち、2つのローカル信号の直交性が不完
全であると、QPSKの場合、変調器側では、図9(a
) に示すように信号空間において直交すべき単位ベク
トルiとqが直交していないため、本来4つ信号点で正
方形 P1P2P3P4 を形成する筈のものが、矢印
で示すように菱形 P1’P2’P3’P4’ に変形
してしまう。
【0007】この場合のI−Q直交座標からの変調ズレ
角をεとすると、 P1’のI軸座標i1 はL(1+
sinε) で表され、Q軸座標q1 はLcos ε
で表される。但し、Lは直交性が完全であるときの受信
レベルを表す。
【0008】一方、復調器側の直交検波におけるローカ
ル信号の直交性の不完全性の影響が図9(b) に示さ
れており、この図では直交検波の段階で受信信号の搬送
波周波数及び位相と同期していると仮定すると、図9(
a) における P1’を受信信号として得られる同図
(b) のI’ , Q’ 各軸のレベルは、 i1’ = i1 =L(1+sinε)q1’ =A
cos(π/2−θ−ε’)=Asin(θ+ε’) =Asin θcos ε’+Acos θsin ε
’=q1cos ε’+i1sin ε’=L{cos
 εcos ε’ +(1+sinε)sinε’ }
となる。ここで、ε’ は検波側の直交軸からのズレ角
であり、直交性の不完全性の影響は下記の表1に示すよ
うにε=±3°、ε’ =±3°に対して、5%程度受
信レベルが変動することが分かる。
【0009】
【表1】
【0010】更に、直交検波が受信信号の搬送波周波数
に同期していなければ、直交検波後の出力を信号空間で
考えると信号点が(周波数のズレに比例する角速度で)
回転しており、この信号を復調すると信号点の信号空間
の位置(位相)によりレベルが変動する。即ち、アイ・
パターンの開口が最大の時点であるデータ判定点のレベ
ルが一定にならず、この部分に一定の太さをもつように
なる。言い換えれば、信号空間において各復調信号点は
一点に集まらないで、円に近い軌跡を持つことになり、
その半径は正しい受信レベルLの5%程度となる。
【0011】このような、受信レベルの変動はS/Nの
変動と等価であり、これがCR29やBTR30に影響
を及ぼすことによってI, Q各チャネルのビット誤り
率(BER)が等しくなかったり、双方ともにビット誤
り率が劣化する等、受信系に対して悪い影響を及ぼすと
いう問題点があった。
【0012】そこで、本発明は、90°ハイブリッドを
用いずにローカル信号の直交性を改善した変復調器を実
現することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る変調器においては、90°ハイブリッ
ドの代わりにディジタル構成の直交信号発生回路からの
中間周波帯の互いに直交するローカル信号によりベース
バンドの送信信号を直交変調するようにしたものである
【0014】即ち、図1に原理的に示すように、該直交
信号発生回路を、発振周波数ωを入力として一定周期の
時間積分値ωtを演算するディジタル積分器1と、該デ
ィジタル積分器1の出力を瞬時位相情報として該位相に
対する余弦値及び正弦値をそれぞれ出力する位相/振幅
変換テーブル2,3と、各テーブル2,3の出力をアナ
ログ信号に変換するD/A変換器4,5と、各D/A変
換器4,5の出力の内の低周波成分を取り出すフィルタ
6,7と、各フィルタ6,7の出力から該ローカル信号
を発生する周波数変換回路8,9とで構成している。
【0015】また、本発明では上記のような直交信号発
生回路を復調器において用いることにより、該直交信号
発生回路からのローカル信号により中間周波帯の受信信
号を直交検波することができる。
【0016】
【作用】図2は図1に示したディジタル積分器1と、位
相/振幅変換テーブル2,3の作用を示したもので、発
振周波数ωは図7や図8の発振器40,42の発振周波
数ω1 又は  ω2 に相当するもので、これがディ
ジタル積分器1に与えられると、ディジタル積分器1は
図2(a) に示したように時間について積分すること
により時間関数ωtを出力する。但し、この時間関数は
図示のように+π〜−πの一定周期毎に繰り返すもので
ある。
【0017】このような時間関数ωtを共通に受けた位
相/振幅変換テーブル2,3では、同図(b) に示す
ように時間関数ωt、即ち瞬時位相に対応する振幅値を
出力する。この振幅値はテーブル2の場合は余弦値(c
os) 、テーブル3の場合は正弦値(sin) が共
にディジタル信号として出力される。
【0018】この場合、テーブル2,3からの余弦値デ
ータと正弦値データとは同図(b) に示すように元々
完全に直交する(90°位相差を有する)ものであるか
ら上記のような直交性の不完全性を取り除くことができ
る。
【0019】そして、それぞれD/A変換器4,5でア
ナログ信号に変換し、フィルタ6,7で低周波成分のみ
を取り出せばベースバンドの互いに直交したローカル信
号が得られる。そして、これらのローカル信号を、それ
ぞれ周波数変換回路8,9でIF帯に変換して図7に適
用すれば、図3に示すような完全に直交したローカル信
号による直交変調を行うことができる。
【0020】同様にして、復調器においても同様のディ
ジタル構成の直交信号発生回路からの互いに直交したロ
ーカル信号をIF帯の受信信号に対して直交検波を掛け
て図8に適用すれば、図4に示すような完全に直交した
ローカル信号による直交検波を伴う復調を行うことがで
きる。
【0021】図5は、図1に示した直交信号発生回路を
同期検波型復調器に適用した復調器を示しており、この
場合には、同期検波が行われるのでDTF27,28か
らは復調データそのものが出力され、該復調データ同士
を位相比較器(PD)32で位相比較してその位相差に
応じた周波数制御信号をループフィルタ(LF)33か
ら発生させれば、本発明の直交信号発生回路をとり込ん
だ搬送波再生系が構成でき、これを図1の発振周波数ω
の信号として用いることができる。
【0022】
【実施例】図6(a) は、図1に示したディジタル積
分器1の実施例を示したもので、1Aは全加算器、1B
は1サンプル分(T)の遅延素子を示しており、例えば
全加算器1Aを4ビットとし、発振周波数ωを「000
1」とすると、積分器出力ωtは、サンプル毎に、「0
000」から「0001」, 「0010」, …, 
「0111」, 「1000」, 「1001」, …
, 「1111」と増加して行くが、4ビットであるの
で、「1111」の次は「0000」に戻ることとなる
【0023】従って、この4ビットの内のMSBが「1
」であるときには負数として2の補数をとるものとする
(即ち、次段のテーブル2,3でのアドレスをそのよう
に設定する)と、上記の「0000」から「0111」
までを図2(a) に示した「0」から「π」までとし
、「1000」から「1111」までを同図に示した「
−π」から「0」までとすると、丁度同図のような「+
π〜−π」の一定周期の時間積分関数ωtが演算される
こととなる。
【0024】そして、このような時間積分値ωtを受け
たテーブル2,3では、同図(b) に示すように各時
間積分値ωtに対応する余弦値及び正弦値をそれぞれ出
力することとなる。
【0025】図6(b) は、図1に示した直交信号発
生回路における周波数変換回路8,9の一実施例を示し
ており、この実施例では、それぞれIF帯の発振器10
からの信号 cosω’tとフィルタ6,7からのベー
スバンドのローカル信号とを乗算する乗算器81,91
と、この乗算器81,91から出力されるIF帯の直交
する信号の組cos(ω+ω’)t, sin(ω+ω
’)t とcos(ω−ω’)t, sin(ω−ω’
)t との内、何れか一方のみを通過させるフィルタ8
2,92とで構成されている。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明に係る変復調器によ
れば、ディジタル構成の直交信号発生回路からの中間周
波帯の互いに直交するローカル信号によりベースバンド
の送信信号を直交変調し、或いは該直交信号発生回路か
らのローカル信号により中間周波帯の受信信号を直交検
波するように構成したので、各ローカル信号の直交性を
改善することができ、以て送受信系のビット誤り率の劣
化等の影響を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る変復調器における直交信号発生回
路を原理的に示したブロック図である。
【図2】本発明に係る変復調器における直交信号発生回
路におけるディジタル余弦値及び正弦値の生成過程を説
明するためのグラフ図である。
【図3】本発明による直交信号発生回路を含む直交変調
器を示したブロック図である。
【図4】本発明による直交信号発生回路を含む復調器(
準同期型)を示したブロック図である。
【図5】本発明による直交信号発生回路を含む復調器(
同期検波型)を示したブロック図である。
【図6】本発明に係る変復調器における直交信号発生回
路におけるディジタル積分器及び周波数変換回路の実施
例を示したブロック図である。
【図7】従来の直交変調器の構成例を示したブロック図
である。
【図8】従来の直交検波器を含む復調器の構成例を示し
たブロック図である。
【図9】従来例の直交不完全性を説明するためのグラフ
図である。
【符号の説明】
1  ディジタル積分器 2,3  位相/振幅変換テーブル 4,5  D/A変換器 6,7  フィルタ 8,9  周波数変換回路 ω  発振周波数 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  直交信号発生回路からの中間周波帯の
    互いに直交するローカル信号によりベースバンドの送信
    信号を直交変調する変調器において、該直交信号発生回
    路が、発振周波数 (ω) を入力として一定周期の時
    間積分値(ωt) を演算するディジタル積分器(1)
     と、該ディジタル積分器(1) の出力を瞬時位相情
    報として該位相に対する余弦値及び正弦値をそれぞれ出
    力する位相/振幅変換テーブル(2,3) と、各テー
    ブル(2,3) の出力をアナログ信号に変換するD/
    A変換器(4,5) と、各D/A変換器(4,5) 
    の出力の内の低周波成分を取り出すフィルタ(6,7)
     と、各フィルタ(6,7) の出力から該ローカル信
    号を発生する周波数変換回路(8,9)と、を備えたこ
    とを特徴とする変調器。
  2. 【請求項2】  該直交信号発生回路からのローカル信
    号により中間周波帯の受信信号を直交検波することを特
    徴とした請求項1記載の復調器。
JP7448091A 1991-03-14 1991-03-14 変復調器 Withdrawn JPH04286246A (ja)

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JP7448091A JPH04286246A (ja) 1991-03-14 1991-03-14 変復調器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6009449A (en) * 1996-07-16 1999-12-28 Nec Corporation Phase angle data-trigonometric function value converter circuit and composite diversity receiver

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6009449A (en) * 1996-07-16 1999-12-28 Nec Corporation Phase angle data-trigonometric function value converter circuit and composite diversity receiver

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514