JPH0428534Y2 - - Google Patents

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JPH0428534Y2
JPH0428534Y2 JP6159887U JP6159887U JPH0428534Y2 JP H0428534 Y2 JPH0428534 Y2 JP H0428534Y2 JP 6159887 U JP6159887 U JP 6159887U JP 6159887 U JP6159887 U JP 6159887U JP H0428534 Y2 JPH0428534 Y2 JP H0428534Y2
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JP
Japan
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stopper
cap
operation button
liquid container
button
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JP6159887U
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English (en)
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JPS63169053U (ja
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Priority to JP6159887U priority Critical patent/JPH0428534Y2/ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は魔法びんなどの液体容器の栓に関
し、特に中栓操作ボタンに関するものである。
〔従来の技術〕
魔法びんなどの液体容器の栓において、栓中央部
に中栓操作ボタンを設け、栓内部に組込んだ中栓
開閉機構を介して、操作ボタンの押下げにより開
栓状態にロツクすると共に、操作ボタンを開位置
に保持し、再び操作ボタンを押下げることにより
ロツクを解除して閉栓すると共に操作ボタンを自
己復帰せしめる栓の構造が従来から知られてい
る。
このような構成を備えた栓において、開栓・閉
栓いずれの状態にあるかを表示するため、開栓時
は操作ボタンを栓本体上面から没入した状態に保
持し、閉栓時は操作ボタンを栓本体上面と同一高
さに保持する構造が、従来から知られている(例
えば、実公昭60−31622号公報参照)。
このような手段は、操作ボタンの没入状態が開
栓状態を印象づけるため、中栓の開閉の識別が容
易にできる一応の効果がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、操作ボタンは本来中栓の開閉操
作のために設けられるものであるから、開閉状態
の表示機能を重視するあまり、却つて操作性が劣
ることになることは避けなければならない。即
ち、表示機能は操作性とバランスしたものでなけ
ればならない。
このような観点から上記の従来技術を見ると、
開閉時に操作ボタンが栓上面から没入することに
なるので、表示機能としては明確性に優れている
としても、開栓操作の際には指先を没入穴に差込
み、更に深く操作ボタンを押込んでロツクを解除
しなければならない。操作ボタンの操作はできる
だけ栓本体上面から上下に離れ過ぎない位置で出
来ることが望ましいから、上記のように深く押込
まなければならないことは不便である。この点
で、従来のものは表示機能が重視され過ぎ、操作
性に劣る欠点があつた。
そこで、この考案は表示機能も、操作性もバラ
ンスよく兼ね備えた栓の構造を提供することを目
的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は栓
体に形成した案内筒に操作ボタンを上下動自在に
挿入し、操作ボタンと中栓との間に中栓開閉機構
を設け、開栓時の操作ボタンの位置が閉栓時より
低く保持されるように構成した液体容器の栓にお
いて、操作ボタンの上面中央部に操作面を形成
し、その操作面の外周にその面より低い表示面を
形成し、開栓時に上記操作面が栓体上面とほぼ同
一高さとなるように構成したものである。
〔実施例〕
第1図から第3図に示すように、この考案に係
る栓は、栓本体1の中央部に上下に開放した案内
筒2を有し、操作ボタン3はその案内筒2に上下
動自在に挿入される。操作ボタン3は、第1図及
び第2図に示すように、中央部に操作面4を突設
し、その操作面4の外周にこれより一段低い表示
面5を形成し、表示面5の外周に外周筒6を形成
し、また外周筒6の内部において操作面4の下方
に内周筒6′を一体に形成している。また、外周
筒6の下端につば7を形成し、そのつば7を案内
筒2の下端に係合せしめる。
上記の表示面5は、第1図に示す非操作時、即
ち閉栓時においては、栓本体1の上面と同じ高さ
となり、また第3図に示す操作時、即ち開栓時に
おいては、表示面5が没入し、操作面4が栓本体
1の上面と同じ高さとなるように形成されてい
る。
上記の操作ボタン3と、中栓8との間には、従
来公知の開閉機構9が組込まれている。この開閉
機構9は、栓本体1の内部に固定された支持筒1
0、その内部に組込まれる中間部材11及び作動
子12から成る。作動子12は、弁棒13のまわ
りに挿入されたスプリング14によつて上向きに
付勢される。また中間部材11の上端は操作ボタ
ン3の下面に当たり、またその下端は作動子12
に当たる。また中間部材11の下端部外周面は支
持筒10の上端内面と係合される。
作動子12には外歯15が形成され、支持筒に
はこれと噛み合う内歯16が形成され、操作ボタ
ン3を押下げることにより弁棒13を介して中栓
8を開状態、閉状態の二位置で保持せしめる。
その他、図中17は容器の肩体、18は注水
口、19は真空二重びん、20は容器の胴であ
る。
この考案の実施例は、以上のように構成され、
第2図のように閉栓状態にある場合は、操作ボタ
ン3の表示面5が栓本体1の上面と同じ高さにな
り、操作面4が突出した状態となる(第1図参
照)。
また、上記操作面4を指先で押下げると、開閉
機構9を介して中栓8が開放されると共に、作動
子12が下位に保持される。その結果、操作ボタ
ン3は、第3図及び第4図に示すように、その表
示面5が没入すると共に操作面4が栓本体1の上
面と同じ高さになり、案内筒2、表示面5及び操
作面4の立上り周壁とによつて環状の凹所aが形
成される。
開栓状態においては、閉栓状態では現われない
環状凹所aが栓本体1の上面に現れるため、その
凹所aの有無により、開閉を表示することができ
る。
なお、表示面5は、必ずしも操作面4と平行な
面である必要はなく、第5図に示すように、操作
面4から次第に下降する傾斜面によつて表示面5
を形成してもよい。この場合、開栓時に現れる環
状の凹所aは、案内筒2と傾斜した表示面5によ
つて形成された溝になる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案は操作ボタンの上面中
央部に操作面を形成し、その操作面の外周にその
面より低い表示を形成し、開栓時に上記操作面が
栓体上面とほぼ同一高さとなるように構成したも
のであるから、次の効果がある。
(1) 開栓時に環状の凹所が形成されるので、窪み
感が開栓状態を直感せしめると共に、凹所が環
状であることが通常の状態(閉栓時)と顕著に
異なつた印象を与えるので、開栓状態を正確に
認識せしめることができる。
(2) 開栓状態から閉栓する場合、操作面の高さは
ほぼ栓本体の上面の高さにあるので、指先を深
く差込む必要がなく、操作性に優れている。
(3) 閉栓状態においては、操作面が突出するの
で、閉栓状態を正確に認識せしめることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の栓本体上部の閉栓時における
斜視図、第2図は使用状態の液体容器の一部を示
す断面図、第3図は栓本体上部の開栓時における
斜視図、第4図は使用状態の液体容器の一部を示
す断面図、第5図は変形例の一部を示す断面図で
ある。 1……栓本体、2……案内筒、3……操作ボタ
ン、4……操作面、5……表示面、6……外周
筒、6′……内周筒、7……つば、a……凹所。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 栓体に形成した案内筒に操作ボタンを上下動
    自在に挿入し、操作ボタンと中栓との間に中栓
    開閉機構を設け、開栓時の操作ボタンの位置が
    閉栓時より低く保持されるように構成した液体
    容器の栓において、上記操作ボタンの上面を操
    作面と表示面で構成し、該操作ボタンの上面中
    央部に操作面を形成し、その操作面の外周にそ
    の面より低い表示面を形成して、開栓時に上記
    操作面が栓体上面とほぼ同一高さとなるように
    構成したことを特徴とする液体容器の栓。 (2) 上記の表示面を操作面と平行な面で形成し、
    閉栓時に表示面が栓体上面とほぼ同じ高さとな
    るように構成したことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲の第1項に記載の液体容器の栓。 (3) 上記の表示面を操作面から次第に下降する傾
    斜面により形成したことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の液体容器の栓。
JP6159887U 1987-04-21 1987-04-21 Expired JPH0428534Y2 (ja)

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JP6159887U JPH0428534Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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Publication Number Publication Date
JPS63169053U JPS63169053U (ja) 1988-11-02
JPH0428534Y2 true JPH0428534Y2 (ja) 1992-07-10

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