JP3716721B2 - 液体容器の栓 - Google Patents

液体容器の栓 Download PDF

Info

Publication number
JP3716721B2
JP3716721B2 JP2000246754A JP2000246754A JP3716721B2 JP 3716721 B2 JP3716721 B2 JP 3716721B2 JP 2000246754 A JP2000246754 A JP 2000246754A JP 2000246754 A JP2000246754 A JP 2000246754A JP 3716721 B2 JP3716721 B2 JP 3716721B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
drinking
stopper
container
indirect
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000246754A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002058606A (ja
Inventor
英一 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Corp
Original Assignee
Tiger Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tiger Corp filed Critical Tiger Corp
Priority to JP2000246754A priority Critical patent/JP3716721B2/ja
Publication of JP2002058606A publication Critical patent/JP2002058606A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3716721B2 publication Critical patent/JP3716721B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯用魔法瓶、卓上用魔法瓶、水筒等の液体容器において、同一の容器本体の栓孔に異なる二種類の栓体を差し替えることにより、用途の異なる二種類の栓体を備えた液体容器の栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の液体容器用の栓では、(イ) 容器本体を傾斜して栓内液通路の注出口から内容液をコップ等に注出するようにした間接飲み用栓体や、ストローの飲み口に直接に口をつけて内容液を飲むようにした直接飲み用栓体などが知られている。
【0003】
前述の間接飲み用栓体や直接飲み用栓体は異なる構造であるため、それらの栓体を嵌脱自在に嵌挿する液体容器の容器本体も異なる構造のものであり、使用目的に応じて別個の液体容器を使い分ける必要があった。換言すれば、従来の液体容器の栓は1つの容器本体に対して間接飲みと直接飲みとに選択して使用することはできないという問題があった。
【0004】
このような問題を解消するため、(ロ) 特開平9−313363号公報に示された液体容器の栓が知られている。この公報記載の液体容器の栓は、1つの容器本体の栓孔に、間接飲み用の第1液通路と直接飲み用の第2液通路との2系統の液通路を有する1つの栓体を嵌脱自在に嵌挿し、第1液通路を開閉する第1弁体、第2液通路を開閉する第2弁体、第1弁体及び第2弁体の開閉手段として用いる飲み口部材を有しており、前記飲み口部材は外部からの操作により別異の二態様の作動が可能であって、その一態様の作動時に前記第2液通路を閉塞したまま第1液通路を閉塞せしめ、他の一態様の作動時に第1液通路を閉塞したまま前記第2液通路を開閉せしめるようにしてなるものである。
【0005】
上記(ロ)のものによれば、1つの容器本体に1つの栓体を嵌挿して、所定の操作を行なうことにより、間接飲み用と直接飲み用のいずれかに切り替えて使用できるものであるため、従来例(イ)のものに比べて極めて便利なものとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記(ロ)のものでは、第2液通路、第2弁体、飲み口部材及び注ぎ口開閉部材など多数の部品を1つの栓体に組み込まねばならず、部品点数が多くなるばかりか構造が煩雑となるという難点がある。
【0007】
また、第1液通路と第2液通路の開閉は、飲み口部材の上下動、又は回転・スライドなどの別異の作動が必要であるため、使用者が操作する際には煩雑で面倒であるなどの問題がある。
【0008】
本発明は、上記従来例(イ)、(ロ)の問題点を解消しようとするものであり、1つの容器本体の栓孔に差し替え可能な間接飲み用栓体と直接飲み用栓体の二種類の栓体を用いることによって、間接飲みと直接飲みのいずれかを選択して使用できるだでなく、両栓体は部品点数の増大化を防止できるとともに構造の簡単化が図られ、さらに間接飲みと直接飲みの各操作が、使用者にとって簡単容易で確実に行なえ、更に二種類の栓体を1つの容器本体に嵌合ないし収容しておくことで使い勝手が良好な液体容器の栓を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、容器本体を傾斜して内溶液を注出するようにした間接飲み用栓体と、直接飲み部材の飲み口に直接に口をつけて内溶液を飲むようにした直接飲み用栓体との二種類の栓体とを備え、前記間接飲み用栓体と直接飲み用栓体とは、容器本体の栓孔に選択して嵌して固定できるようにした液体容器の栓において、前記間接飲み用栓体と直接飲み用栓体とはいずれも、容器本体の栓孔に嵌挿される略筒状の1個の栓本体と、この栓本体に着脱自在に設けられて栓本体との間で栓内液通路が形成される間接飲み用栓体用の第1栓副体又は直接飲み用栓体用の第2栓副体とで分離可能に形成し、前記栓本体は、閉栓時に容器本体の栓孔を封止するパッキンと、前記栓内液通路を開閉する弁体とを設けてなり、前記パッキン及び弁体とを設けた1個の栓本体に対して第1栓副体と第2栓副体とを差し替えることにより、間接飲み用栓体または直接飲み用栓体として選択使用できるように構成してあることを特徴とする(請求項参照)。これによれば、部品点数が更に減少できる上に構造が簡単となる。
【0010】
接飲み用栓体と直接飲み用栓体とを、容器本体の栓孔に嵌挿するとともに該容器本体に固定する具体的構造としては、前記要素を充足する限り、本発明では特に限定されず任意である。
【0011】
例えば、間接飲み用栓体の取付け時には、容器本体の栓孔に間接飲み用栓体を嵌挿するとともに、容器本体または容器本体に取り付けられた肩部に形成した雄ねじに外蓋の雌ねじを螺合して前記間接飲み用栓体を被蓋するようにした外蓋を設ける一方、直接飲み用栓体の取付け時には、該直接飲み用栓体のスカート部に形成した雌ねじを前記容器本体または容器本体に取りつけられた肩部に形成した雄ねじに螺合して容器本体の栓孔を閉塞するようすることができる。つまり、間接飲み用栓体において外蓋を容器本体または容器本体に取りつけられた肩部に螺合する螺合部は公知技術であるが、この公知の雄ねじに直接飲み用栓体のスカート部に形成した雌ねじを螺合するように構成したもので、肩部の雄ねじを共用してなるものでもよい(図1、図2参照)。
【0012】
この場合、直接飲み用栓体は、該直接飲み用栓体の栓本体に形成した雄ねじを、容器本体の開口縁に形成され間接飲み用栓体の雄ねじに螺合される雌ねじに螺合するようにした方が好ましい。このように、直接飲み用栓体が、間接飲み用栓体使用時の外蓋の螺合部と間接飲み用栓体螺合部との二個所で螺着されるため、該直接飲み用栓体が容器本体から螺解され難くなる利点がある。
【0013】
また、本発明では、容器本体の底部には収納凹部を形成し、この収納凹部に二種類の栓体のうち使用しない栓体を収納するようにしてなる(請求項参照)方が好ましい。このようにすることにより、使用中の栓体は容器本体の栓孔に嵌合するとともに、不使用中の栓体は前記容器本体の底部に形成した収納凹部に収納することができるため、使い勝手がよく便利である。
【0014】
この場合、容器本体の底部に形成した収納凹部の形状や構造は、適宜設計変更できるものであり、本発明では特に限定しないものである。
【0015】
たとえば、容器本体の底部に形成した収納凹部の下部内周側壁には、前記容器本体の栓孔に形成した雌ねじと同一の雌ねじを形成するとともに、容器本体の底部の外周側壁には前記肩部に形成した雄ねじと同一の雄ねじを形成し、前記収納凹部に直接飲み用栓体を収納する場合には、該直接飲み用栓体の雄ねじを前記収納凹部の雌ねじに、また直接飲み用栓体の雌ねじを容器本体の底部に形成した前記雄ねじに、それぞれ螺合するとともに、該直接飲み用栓体のスカート部に形成した雄ねじに第2の外蓋に形成した雌ねじを螺合して、第2の外蓋により直接飲み用栓体を被蓋し、前記収納凹部に間接飲み用栓体を収納する場合には、該間接飲み用栓体の雄ねじを前記収納凹部の雌ねじに螺合するとともに、容器本体の底部の外周側壁に形成した雄ねじに外蓋の雌ねじを螺合して、該外蓋で間接飲み用栓体を被蓋するようにすることもできる(図11参照)。これによれば、二種類の栓体が1つの容器本体の上下両端部に螺合により保持しておけるとともに、容器本体の底部に螺着した外蓋(コップを兼用している方が好ましいが、そうでなくてもよい。)が容器本体の底板としての役割を果たす。
【0016】
【発明の実施の形態1】
本発明の実施の形態の第1例を図1〜図10に基づいて以下に説明する。
【0017】
この液体容器は、内容器1Aと外容器1Bとの間に断熱空間2を形成した容器本体1と、容器本体1の内容器1Aの栓孔3をそれぞれ閉塞できる間接飲み用栓体20及び直接飲み用栓体40と、閉栓状態で前記間接飲み用栓体20と容器本体1の口部とを被蓋するコップ兼用の外蓋60とを備えている。
【0018】
前記容器本体1は、金属で形成された有底筒状の内容器1Aと、同じく金属で形成された底板4を底体5と接合した外容器1Bとで二重容器を形成し、内外両容器1A、1B間に形成される隙間を真空排気することにより同隙間を真空の断熱空間2としてあり、容器本体1の栓孔3には間接飲み用栓体20または直接飲み用栓体40のいずれかが嵌挿される。
【0019】
前記間接飲み用栓体20は、図1及び図10に示すように、略筒状の栓本体21と、該栓本体21の下部内の中央部に立設したガイド筒22に螺合24した栓副体23と、栓本体21と栓副体23との間に形成され容器本体1の内部と外部とを連通する栓内液通路25と、弁棒部27aをガイド筒22内から栓副体23内に臨ませるようにバネ26で上方に付勢し、かつ前記栓内液通路25を開閉する弁体27と、栓副体23内に設けられ押圧操作により弁体27を下動して開弁する弁開閉機構28とを備えている。前記弁開閉機構28は、押圧板29と、この押圧板29と栓副体23との間に揺動部材30を介在するとともに、該揺動部材30の下部には傾斜面bを有するリブaが形成されている。従って、外蓋60を取り外した状態で、弁開閉機構28の押圧板29を押し下げることにより揺動部材30のリブaの傾斜面bが弁棒部27aを下動し弁体27が開弁される。この開弁時に容器本体1を傾斜して栓内液通路25の注出口25aから内容液を注出するようにしてある。
【0020】
間接飲み用栓体20を容器本体1に取り付ける具体的構成を説明すると、図1及び図10に示すように、間接飲み用栓体20の栓本体21の外周に形成した雄ねじ21aを容器本体1の開口縁に形成した雌ねじ6に螺合する。そして、容器本体1の肩部1cに形成した雄ねじ7に外蓋(コップ兼用外蓋)60の雌ねじ61を螺合して、前記間接飲み用栓体20を外蓋(コップ兼用外蓋)60で被蓋する。
【0021】
なお、図10で、31は揺動部材30のバネ、32はパッキン、33は折り曲げ可能な把手、34は吊紐である。
【0022】
次に、直接飲み用栓体40は、図10において間接飲み用栓体20や外蓋60を容器本体1から取り外して、同容器本体1に支障なく取り付けられるものでなければならない。つまり、この直接飲み用栓体40は、容器本体1の内部と外部とを連通する栓内液通路49をも形成するストロー等からなる直接飲み部材48と、前記栓内液通路49を開閉する弁体47とを有し、開弁時に直接飲み部材48の飲み口48aに直接に口をつけて内溶液を飲むようにしたものであればよい。
【0023】
図2〜図9に示した直接飲み用栓体40は、内底部に弁体ガイド筒42と直接飲み部材ガイド筒43とを突設した筒状の筒体44と、該筒体44の外方に同筒体44上端部に一体形成したスカート部45とからなる栓本体41と、上記筒体44上端部に無理嵌め等により一体形成した栓蓋46と、前記弁体ガイド筒42内に上下動可能に嵌挿した弁体47と、直接飲み部材ガイド筒43に上下動可能に嵌挿され栓内液通路49をも形成するストロー等の直接飲み部材48と、前記栓蓋46に摺動自在に設けたスライダー50とを備えている。
【0024】
また、栓本体41のスカート部45には雌ねじ45aが形成してある。従って、この直接飲み用栓体40の取付け時には、直接飲み用栓体40の筒体44を容器本体1の栓孔3に嵌挿するとともに、該直接飲み用栓体40のスカート部45の雌ねじ45aを前記容器本体の肩部1cに形成した雄ねじ7に螺合して容器本体1の栓孔3を閉塞する。この場合、直接飲み用栓体40は、該直接飲み用栓体40の栓本体41つまり筒体44の外周に形成した雄ねじ44aを、容器本体1の開口縁に形成されて間接飲み用栓体20の雄ねじ21aに螺合される雌ねじ6に螺合するようにしてある。
【0025】
弁体47は、前記間接飲み用栓体20に用いた弁体27と同一構成としてあり、ばね受42bと弁体ガイド筒42の内底面間に設けた弁体用ばね42aで常時は閉弁方向(上方向)に付勢されている。
【0026】
直接飲み部材48の中程位置には鍔部48bが形成され、この鍔部48bと直接飲み部材ガイド筒43内底面との間にはばね48cを介装しており、このばね48cの弾発力により該直接飲み部材48は常時には上方に付勢されている。直接飲み部材48の上端部は飲料する人が口をつける飲み口48aである。
【0027】
スライダー50は、階段状に形成した平板部51と該平板部51の低板部50aに垂下したリブ52とからなっており、リブ52の下端底面には傾斜面(カム面)52aが形成されている。従って、スライダー50が、図2〜図5の如く閉弁状態時においては、スライダー50の高板部50bが直接飲み部材48の頂面をばね48cの付勢力に抗して押圧することで、鍔部48bが直接飲み部材ガイド筒43の頂面に当接する位置まで該直接飲み部材48が下動姿勢に保持されるとともに、リブ52の傾斜面52aの高い部分が弁体47の弁棒部47aの頂面に接しているだけで、弁座部47bが栓パッキン53に密着して栓内液通路49(直接飲み部材48)の入口を封止する。
【0028】
図2〜図5の閉弁状態でスライダー50を開弁方向(図2、図3で右方向)に摺動すると、図6〜図9に示す開弁状態となるとともに、直接飲み部材48が上動した状態となり飲み口から内溶液が飲料できる状態となる。
すなわち、閉弁状態でスライダー50を開弁方向に摺動すると、図6に示すように、スライダー50のリブ52に形成した傾斜面52aの低い部分が弁体47の弁棒部47aの頂面を下動するため弁体47も下動して、弁座部47bによる栓内液通路49(直接飲み部材48)の入口が開放されるとともに、スライダー50の高板部50による直接飲み部材48の頂面の抑制が解除されて、ばね48cの付勢力により該直接飲み部材48は栓蓋46上面より上方へ飛び出して飲み口48aに口つけ易い姿勢となる。
【0029】
図6〜図9の開弁状態から図2〜図5の如く閉弁状態とするには、図6〜図9の開弁状態において、直接飲み用栓体40の外方へ突出させている直接飲み部材48の突出部48d又は直接飲み部材48自体を手指で下動してから、スライダー50を閉弁方向(図6、図7で左方向)に摺動するとよい。すなわち、図6、図7の状態でスライダー50を閉弁方向に摺動すると、図2に示すように、スライダー50のリブ52に形成した傾斜面52aの高い部分が弁体47の弁棒部47aの頂面と当接するため弁体47が上動し閉弁状態となるとともに、スライダー50の高板部50bによってばね48cのバネ力に抗して直接飲み部材48の頂部が押圧され、該直接飲み部材48が直接飲み用栓体40内に収納される。
【0030】
なお、前述した直接飲み部材48の突出部48dがあると、直接飲み部材48の下動時に直接飲み部材48自体を手指で触って操作しなくて良いので、直接飲み部材48を汚すことがなくなり衛生的である。
【0031】
前記第1実施形態における二種類の栓体(間接飲み用栓体20、直接飲み用栓体40)のうち使用する栓体は、図10のように容器本体1の栓孔3に嵌挿されるが、他方の未使用の栓体は袋などに収納した状態で容器本体に付設した把手や吊紐に取り付けておくとか、又は当該液体容器とは別の場所に用意しておくものである。
【0032】
【発明の実施の形態2】
本発明の実施の形態の第2例を図11に基づいて以下に説明する。
【0033】
この場合の液体容器は、図10と図11を比較すれば判るように、間接飲み用栓体20及び直接飲み用栓体40の構造、両栓体20、40を選択して嵌挿するための容器本体1の栓孔3の構造、外蓋60及び直接飲み用栓体40を螺合する雄ねじ7の構造は、前記第1実施形態のものと同一である。
【0034】
しかしながら、この第2実施形態の液体容器は、容器本体1の底部に収納凹部10を形成し、この収納凹部10に二種類の栓体20、40のうち使用しない栓体を収納するようにしてある点に特徴を有する。つまり、使用する栓体(20または40)は容器本体1の栓孔3に嵌挿するとともに、使用しない栓体(40または20)は同一の容器本体1の収納凹部10に収納するものである。これによって1つの液体容器に二種類の栓体(20、40)を組み込んでおけるので、常時に二種類の栓体を忘れることなく揃えておけて使用勝手がよい上に、外観上も見苦しくないし、容器本体1の底部の有効利用が達成できる。
【0035】
この場合、図11に示すように、容器本体1の肩部1cに形成した雄ねじ7に雌ねじ61を螺合して間接飲み用栓体20を被覆する外蓋60と、この外蓋60の外方に該外蓋60に螺合するような第2の外蓋63を用意しておく。図11で、62は外蓋60に形成した雄ねじ、64は第2の外蓋63に形成した雌ねじである。
【0036】
そして、直接飲み用栓体40のスカート部45を段状に形成して雄ねじ45bを形成し、該スカート部45の雌ねじ45aを容器本体1の底部の外周側壁に形成した雄ねじ8に螺合する。
【0037】
そこで、容器本体1の底部に形成した収納凹部10に直接飲み用栓体40を収する場合には、直接飲み用栓体40を前記収納凹部10に収納するとともに、スカート部45の雌ねじ45aを容器本体1の底部に形成した雄ねじ8と螺合し、次にスカート部45の雄ねじ45bに第2の外蓋63の雌ねじ64を螺合する。一方、収納凹部10に間接飲み用栓体20を収納する場合には、間接飲み用栓体20を前記収納凹部10に収納するとともに、外蓋60の雌ねじ61を容器本体1の底部の雄ねじ8に螺合するとよい。このとき、直接飲み用栓体40は第2の外蓋63と一体となって容器本体1の肩部1cの雄ねじ7に螺合される。
【0038】
容器本体1の底部に形成した収納凹部10への栓体の収納について、更に具体的な構造を図11に沿って以下に説明する。
すなわち、容器本体1の底部に形成した収納凹部10の下部内周側壁には、前記容器本体1の栓孔3に形成した雌ねじ6と同一の雌ねじ11を形成するとともに、容器本体1の底部の外周側壁には前記肩部1cに形成した雄ねじ7と同一の雄ねじ8を形成している。
【0039】
それゆえ、前記収納凹部10に直接飲み用栓体40を収納する場合には、図11に示すように、該直接飲み用栓体40の筒体44に形成した雄ねじ44aを前記収納凹部10の雌ねじ11に、また直接飲み用栓体40のスカート部45に形成した雌ねじ45aを容器本体1の底部に形成した前記雄ねじ8に、それぞれ螺合するとともに、該直接飲み用栓体40のスカート部45に形成した雄ねじ45bに第2の外蓋63に形成した雌ねじ64を螺合して、第2の外蓋63により直接飲み用栓体40を被蓋する。このとき、間接飲み用栓体20は、図11に示す如く、容器本体1の栓孔3に嵌挿され、該間接飲み用栓体20は外蓋60で被蓋されている。
【0040】
一方、前記収納凹部10に間接飲み用栓体20を収納する場合には、図示していないが、図11を参考にして説明すると、該間接飲み用栓体20の雄ねじ21aを前記収納凹部10の雌ねじ11に螺合するとともに、容器本体1の底部の外周側壁60に形成した雄ねじ8に外蓋60の雌ねじ61を螺合して、該外蓋60で間接飲み用栓体20を被蓋するようにしてある。このとき、直接飲み用栓体40は、図2に示すように、容器本体1の栓孔3に嵌挿されるとともに、栓孔3部の雌ねじ6と直接飲み用栓体40の雄ねじ44a、容器本体1の肩部1cに形成した雄ねじ7と直接飲み用栓体40の雌ねじ45aとはそれぞれ螺合される。
【0041】
【発明の実施の形態3】
本発明の実施の形態の第3例を図12と図13に基づいて以下に説明する。
【0042】
この第3の実施形態は、前記第1の実施形態の変形例と言えるものであって、両者は直接飲み用栓体の構造のみが異なり、間接飲み用栓体や容器本体その他の構造は第1の実施形態のものと同一であるので、図1及び図10に対応する図面は省略した。従って、本実施形態においては、間接飲み用栓体や容器本体等は図1及び図10を参照すべきである。
【0043】
この場合の直接飲み用栓体40は、第1実施形態のものがスライダー50によって弁体47の開閉と直接飲み部材48の出没を同時に行なうスライダー方式であるのに対し、この第3実施形態では、弁体47の開閉と直接飲み部材48の出没とを押しボタン方式で同時に行なうものである。
【0044】
すなわち、この場合の栓本体41は図2のものと同様に形成してあり、この栓本体41の上部空室には、直接飲み部材48と、直接飲み部材48の飲み口48aを開閉するとともに弁体47を下動して開弁する揺動部材70と、揺動部材70を作動する押しボタン76が設けてある。
【0045】
直接飲み部材48は、下端が直接飲み部材ガイド筒43の上端を嵌挿するとともに、下部外周壁に鍔部48bを形成した第1直接飲み部材48Aと、該第1直接飲み部材48Aの上部を外嵌めして同第1直接飲み部材48Aより上動されるとともに、先端に飲み口48aを有する第2直接飲み部材48Bとからなっている。
【0046】
揺動部材70は、断面が略しゃくし状のものであって、一端側には第1直接飲み部材48Aと第2直接飲み部材48Bとが二重管状態時において飲み口48aを封止するシール部71を形成し、他端側には押しボタン76で下動される作動部72とを有し、枢支点73を回動中心として該揺動部材70が回動されるようになっている。
【0047】
この押しボタン式の直接飲み用栓体40の作動について以下に説明する。
図12は閉弁状態であって、直接飲み部材48が揺動部材70のシール部71で封止されているので、飲み口48aに口をつけて内溶液を飲むことはできない。
この図12の閉弁状態において、押しボタン76を押すと、揺動部材70の他端部の作動部72が枢支点73を回動中心として時計方向に回動されるに伴い、図13に示すように、弁体47が下動され開弁される。それと同時に揺動部材70のシール部71は前記枢支点73を回動中心として時計方向に回動されて飲み口48aが開放される。そこで飲み口48aに口をつけて容器本体1内の内容液を飲むことができる。このとき、直接飲み部材48は、第1直接飲み部材48Aは常時に栓体上方に突出されているが、この第1直接飲み部材48Aの高さ位置より第2直接飲み部材48Bを手で上方へ引き上げると図13のように更に高くなるので、飲み易くなる。
【0048】
この開弁状態から図12の如く閉弁状態とするには、第2直接飲み部材48の上端面を第1直接飲み部材48Aの上端面と同一面となるように、該第2直接飲み部材48Bを押し下げて、揺動部材70のシール部71が前記第1、2の直接飲み部材48A、48Bの上端面を密着するまで反時計方向に回動する。すると、揺動部材70の作動部72によって弁体用ばね42aに抗して開弁されていた弁体47が、図12のように、弁体用ばね42aの付勢力によって上動し、栓内液通路49をも構成する直接飲み部材48の入口を閉弁し閉弁状態となる。
【0049】
【発明の実施の形態4】
本発明の実施の形態の第4例を図14と図15に基づいて以下に説明する。
【0050】
この第4実施形態の液体容器の栓は、間接飲み用栓体20が図1と同一構造で栓本体21と栓副体23とを分離可能に構成し、前記栓副体23を他の栓副体と交換することによって直接飲み用栓体40としても使用できるようにしたものである。
つまり、栓本体21に、第1栓副体23または第2栓副体83を選択して取り付けることにより、液体容器の栓として、間接飲み用栓体20又は直接飲み用栓体40に使い分けることができる。
【0051】
すなわち、前記間接飲み用栓体20と直接飲み用栓体40はいずれも栓本体21と栓副体とで分離可能に形成し、栓本体21は1個で間接飲み用栓体20と直接飲み用栓体40として共通して使用でき、栓副体は間接飲み用栓体20用の第1栓副体23と直接飲み用栓体40用の第2栓副体83とで構成してある。そして、容器本体1の栓孔3に着脱自在に螺着した略筒状の栓本体21に対して、前記第1栓副体23と第2栓副体83とを差し替えることにより、間接飲み用栓体20または直接飲み用栓体40として選択使用できるように構成してある。その他の構成は第1〜第3の実施形態を参考にするとよい。
なお、栓本体21には、閉栓時に容器本体の栓孔3を封止するパッキン32と、該栓本体21と栓副体23、83とで形成される栓内液通路25、49を開閉する弁体27とを設けてある。
【0052】
間接飲み用栓体20の具体的構成は図1と同一であるので、詳細は第1実施形態の説明を参考にするとよい。
【0053】
直接飲み用栓体40は、栓本体として前記間接飲み用栓体20の栓本体21(パッキン32と弁体7とを設けてある)を共用し、この栓本体21に第2栓副体83を着脱自在に取り付けたものである。この場合の第2栓副体83は、本発明では特に限定しないで適宜設計変更できるものであるが、この第4実施形態では図15に示されているように、図14に示した第1栓副体23の上部外周縁にスカート部45の基端を一体に形成し、該スカート部45を外方へ拡開して垂設しているとともに、スカート部45の一部に図12に示す如き直接飲み部材48を突設してなり、その他は第1栓副体23と同一構成としている。なお、図15で85はキャップである。
【0054】
この第2栓副体83には、図12に示すような、揺動部材70や第1、第2の直接飲み部材48A、48Bは構成されていず、飲み口48aは飛び上がるものではなく固定式である。
【0055】
この第4実施形態によれば、本願の液体容器の使用者の立場から言えば、通常は、栓本体21に第1栓副体23を結合して間接飲み用栓体20として使用し、必要に応じて栓体を直接飲みに切り替えたいときには、前記第1栓副体23を栓本体21から取り外してから、該栓本体21に第2栓副体83を結合して容器本体1の栓孔3に嵌挿するとよい。従って、この液体容器の栓は栓本体21を1個と第1栓副体23を1個と第2栓副体83を1個の合計3個を1組として1つの液体容器に備えておくことにより、前述のように2つの使用態様に切り替えられる。また、本願の液体容器の栓の生産者の立場から言えば、1個の栓本体21(パッキン32と弁体7とを設けてある)を間接飲み用栓体20と直接飲み用栓体40とに共用して、各々の栓本体を必要としないため、部品が省略できるとともに栓体の製造費用が安価にできる。
また、第4実施形態の場合も、図10、図11のように使用することができるのは勿論である。
【0056】
【変形例等】
外蓋60又は直接飲み用栓体40の雌ねじ61、45aが螺合される雄ねじ7は、各実施形態では、容器本体1の肩部位置に無理嵌め等により固定した別部材の肩部1cに形成しているが、例えば、前記別部材の肩部1cを設けずに容器本体1の外容器1Bの首部外周に雄ねじ7を形成する構成も実施できる。
【0057】
直接飲み用栓体40は、図2〜図9に示すスライド式や図12〜図13に示す押しボタン式に限らず、回動式その他適宜設計変更できる。
【0058】
間接飲み用栓体20と直接飲み用栓体40とを、選択して、容器本体1に固定する手段としては、各実施形態に示した容器本体1の肩部1cに形成した雄ねじ7に、間接飲み用栓体20の外蓋60の雌ねじ61を螺合できるだけでなく、同雄ねじ7に直接飲み用栓体40の雌ねじ45aを螺合できるようにしているが、このような螺合方式に限らずその他の固定方式を採用することもできる。
【0059】
【発明の効果】
請求項の発明によれば、容器本体の栓孔に着脱自在に嵌挿される1個の栓本体に対して、間接飲み用栓体用の第1栓副体と直接飲み用栓体用の第2栓副体とを差し替えることにより、間接飲み用栓体または直接飲み用栓体として選択使用できて、パッキン及び弁体とを設けた栓本体が共用できるため、部品点数がより一層少なくでき構造が簡単となる。
【0060】
請求項の発明によれば、使用中の栓体は容器本体の栓孔に嵌挿するとともに、不使用中の栓体は前記容器本体の底部に形成した収納凹部に収納することができるから、常時に二種類の栓体を1つの容器本体の上下両端部に保持しておけるため、使い勝手がよく便利である上に、外観上も見苦しくないし、容器本体の底部の有効利用が達成でる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における間接飲み用栓体を閉弁した状態の一部断面図である。
【図2】第1実施形態における直接飲み用栓体を閉弁した状態の一部断面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2で直接飲み用栓体を270度反時計方向に回転した場合の一部断面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】直接飲み用栓体を開弁した状態の一部断面図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】図6で直接飲み用栓体を270度反時計方向に回転した場合の一部断面図である。
【図9】図8の平面図である。
【図10】図1の栓体を含む液体容器の全体を示した断面図である。
【図11】第2実施形態における全体の構成を示す断面図である。
【図12】第3実施形態における直接飲み用栓体を閉弁した状態の一部断面図である。
【図13】図12における弁体を開放した状態の一部断面図である。
【図14】第4実施形態における間接飲み用栓体を閉弁した状態の一部断面図である。
【図15】第4実施形態における直接飲み用栓体を閉弁した状態の一部断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体
1c 肩部
3 栓孔
6 雌ねじ
7 雄ねじ
8 雄ねじ
10 収納凹部
20 間接飲み用栓体
21 栓本体
21a 雄ねじ
23 栓副体(第1栓副体)
25 栓内液通路
25a 注出口
27 弁体
30 揺動部材
40 直接飲み用栓体
41 栓本体
42a 弁体用ばね
44a 雄ねじ
45a 雌ねじ
45b 雄ねじ
47 弁体
48 直接飲み部材
48a 飲み口
49 栓内液通路
50 スライダー
60 外蓋
61 雌ねじ
63 第2の外蓋
64 雌ねじ
70 揺動部材
71 シール部
72 作動部
76 押しボタン
83 第2栓副体

Claims (2)

  1. 容器本体を傾斜して内溶液を注出するようにした間接飲み用栓体と、直接飲み部材の飲み口に直接に口をつけて内溶液を飲むようにした直接飲み用栓体との二種類の栓体とを備え、前記間接飲み用栓体と直接飲み用栓体とは、容器本体の栓孔に選択して嵌挿して固定できるようにした液体容器の栓において、
    前記間接飲み用栓体と直接飲み用栓体とはいずれも、容器本体の栓孔に嵌挿される略筒状の1個の栓本体と、この栓本体に着脱自在に設けられて栓本体との間で栓内液通路が形成される間接飲み用栓体用の第1栓副体又は直接飲み用栓体用の第2栓副体とで分離可能に形成し、
    前記栓本体は、閉栓時に容器本体の栓孔を封止するパッキンと、前記栓内液通路を開閉する弁体とを設けてなり、前記パッキン及び弁体とを設けた1個の栓本体に対して第1栓副体と第2栓副体とを差し替えることにより、間接飲み用栓体または直接飲み用栓体として選択使用できるように構成してあることを特徴とする液体容器の栓。
  2. 容器本体を傾斜して内溶液を注出するようにした間接飲み用栓体と、直接飲み部材の飲み口に直接に口をつけて内溶液を飲むようにした直接飲み用栓体との二種類の栓体とを備え、前記間接飲み用栓体と直接飲み用栓体とは、容器本体の栓孔に選択して嵌挿して固定できるようにした液体容器の栓において、
    前記容器本体の底部には収納凹部を形成し、この収納凹部に二種類の栓体のうち使用しない栓体を収納するようにしてあることを特徴とする液体容器の栓。
JP2000246754A 2000-08-16 2000-08-16 液体容器の栓 Expired - Fee Related JP3716721B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000246754A JP3716721B2 (ja) 2000-08-16 2000-08-16 液体容器の栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000246754A JP3716721B2 (ja) 2000-08-16 2000-08-16 液体容器の栓

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004117369A Division JP4089650B2 (ja) 2004-03-15 2004-03-15 液体容器の栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002058606A JP2002058606A (ja) 2002-02-26
JP3716721B2 true JP3716721B2 (ja) 2005-11-16

Family

ID=18737002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000246754A Expired - Fee Related JP3716721B2 (ja) 2000-08-16 2000-08-16 液体容器の栓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3716721B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101625866B1 (ko) * 2013-12-03 2016-06-16 이탄 보온그릇

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002058606A (ja) 2002-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6935536B2 (en) Cap for a container
JP2005193944A (ja) 飲料用容器の栓体
CN103129824A (zh) 能够排气的饮料容器封闭件
EP3682771A1 (en) Beverage container
JP7090489B2 (ja) キャップユニット及びキャップ付き容器
US20110186573A1 (en) Cap for a container
JP3716721B2 (ja) 液体容器の栓
JP3171259U (ja) 飲料用容器の栓体及びこれを有する飲料用容器
JP3125422U (ja) 容器の開閉器
JP5642329B2 (ja) 液体容器用中栓
JP4089650B2 (ja) 液体容器の栓
CN210520680U (zh) 一种带密封便携开关的茶杯
JP3164205U (ja) 携帯用飲料容器
JP7355991B2 (ja) 飲料容器
JP3115142U (ja) 飲料用容器
JP6979223B2 (ja) 蓋体
JPH0220976Y2 (ja)
CA2692059A1 (en) Cap for a container
JP2568201Y2 (ja) 液体容器の栓体
JPS64205Y2 (ja)
JPH0220972Y2 (ja)
JP2526081Y2 (ja) 液体容器の中栓
JP3689263B2 (ja) ハンディポット
KR970006026Y1 (ko) 진공보온병용뚜껑
JPS5830023Y2 (ja) 魔法瓶などの液体容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20011017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040428

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040428

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050610

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090909

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090909

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100909

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100909

Year of fee payment: 5

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100909

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110909

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110909

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120909

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120909

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130909

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees