JP3689263B2 - ハンディポット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は器体に有するハンドルを手で握って器体を持ち上げ、ハンドルを握った手の親指で開閉弁の開き操作をした状態で、器体を傾けて器体内の貯液を注出するようにしたハンディポットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のハンディポットは従来、上記のような取り扱いをするため図7に示すように、器体aの前部の上部に注出口bが、後部にほぼ上下に向く握り部c1を有したハンドルcがそれぞれ設けられ、器体aの上部の給排液口dに着脱できるように装着され、かつ、この装着状態で器体a内と前記注出口bとを連絡する通水路eと、この通水路eを上動付勢によって常時閉じるように設けられた開閉弁fとを有した着脱栓gと、ハンドルcを握った手の親指で操作されて前記開閉弁fを開き操作する開き操作機構jとを備え、前記開き操作機構jは、着脱栓gに設けられて着脱栓gを横断する方向にスライドして前記開閉弁fをカム部h1で押し下げ操作して押し開く押し開きロッドhと、ハンドルcの握り部c1の上部に設けられて尾端部i1を前方に向けて押動されて前記押し開きロッドhの尾端部h2を先端部i2で押動し、押し開きロッドhを介した開閉弁fの開き操作をする開き操作ロッドiとを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記開き操作ロッドiを押動する操作は、ハンドルcのほぼ上下に向く握り部c1を握った手の親指で開き操作ロッドiを前方へ押し出す動きとなり、ごく自然に立てた親指の腹部のほぼ平行移動により押圧操作することになるが、親指の自然な屈曲を十分に利用できないので力が入りにくく操作しにくい。その他の操作方法ではハンドルcの握りや親指の動きが余計に不自然になり、器体aの取り扱いや開き操作がより困難になる。
【0004】
本発明の目的は、自然な握りや親指の動きにより器体を容易に取り扱い開閉弁を軽快に開き操作できるハンディポットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のハンディポットは、器体の前部の上部に注出口が、後部にほぼ上下に向く握り部を有したハンドルがそれぞれ設けられ、器体の上部の給排液口に着脱できるように装着され、かつ、この装着状態で器体内と前記注出口とを連絡する通水路と、この通水路を上動付勢によって常時閉じるように設けられた開閉弁とを有した着脱栓と、ハンドルを握った手の親指で操作されて前記開閉弁を開き操作する開き操作機構とを備え、前記開き操作機構は、着脱栓に設けられて、軸を中心に弧回動して先端部で前記開閉弁を押し下げ操作して押し開く押し開きレバーと、ハンドルの握り部の上部に設けられて、軸を中心に弧回動して前記押し開きレバーの尾端部を先端部で直接または間接に押し上げて押し開きレバーをヘッドの窓に臨出した位置から先端部が下動するように開き操作する開き操作レバーとを備え、押し開きレバーは開閉弁の常閉状態への復帰によってヘッドの窓に臨出する位置まで押し上げられるように設け、開き操作レバーの尾端部はハンドルの握り部の上部に握り部を握った手の親指によって押し下げ操作できるように上向きに臨んで位置するようにしたことを主たる特徴としている。
【0006】
このような構成では、ハンドルのほぼ上下に向く握り部を手で握って器体を持ち上げ、その手の親指で開き操作機構を操作して開閉弁を開いた後、器体を傾けて貯液を注出するのに、ハンドルの握り部の上部に押し下げ操作できるように臨んでいる開き操作レバーの尾端部を押し下げ操作すると、開き操作レバーが軸を中心に弧回動して先端部で押し開きレバーの尾端部を直接または間接に押し上げて開きレバーをヘッドの窓に臨出した位置から先端部が下動するように開き操作し、これにより押し開きレバーの先端部で開閉弁をその上動付勢に抗して下方に押し開くので、2つのレバーのレバー比の設定により開閉弁を常閉なように付勢する付勢力と、開閉弁を開き操作するのに必要な操作力との関係を高い自由度で所望のままに設定でき、開閉弁の十分な常閉力によって器体が横転したときの貯液の流出防止の安全を確保しながら、開閉弁を開くのに必要な操作力を軽すぎることによる誤操作やいたずら操作されやすくなるような問題のない程度に軽減するといった微妙な設定をすることができる。併せて、開き操作レバーの尾端部の押し下げはほぼ上下に向く握り部を握った手の親指を立てた状態から前方下向きに大きく屈曲させる、いわば、シャープペンシルやボールペンの上端部でのノック操作のような自然で力の入りやすい動きによって軽快に操作することができるし、これによってハンドルのほぼ上下に向く握り部の握りも自然なものになる。従って、互いに外部に臨む2つのレバーを利用して自然な握りや親指の動きにより器体を容易に取り扱い開閉弁を軽快に開き操作できる。
【0007】
本発明のハンディポットは、また、器体の前部の上部に注出口が、後部にほぼ上下に向く握り部を有したハンドルがそれぞれ設けられ、器体の上部の給排液口に着脱できるように装着され、かつ、この装着状態で器体内と前記注出口とを連絡する通水路と、この通水路を上動付勢によって常時閉じるように設けられた開閉弁とを有した着脱栓と、ハンドルを握った手の親指で操作されて前記開閉弁を開き操作する開き操作機構とを備え、前記開き操作機構は、着脱栓に設けられて、軸を中心に弧回動して先端部で前記開閉弁を押し下げ操作して押し開く押し開きレバーと、ハンドルの握り部の上部に設けられて、軸を中心に弧回動して前記押し開きレバーの尾端部を先端部で上下動する仲介部材を介し押し上げて押し開きレバーをヘッドの窓に臨出した位置から先端部が下動するように開き操作する開き操作レバーとを備え、開き操作レバーの尾端部はハンドルの握り部の上部に握り部を握った手の親指によって押し下げ操作できるように上向きに臨んで位置するようにしたことを別の特徴としている。
【0008】
このような構成では、ハンドルのほぼ上下に向く握り部を手で握って器体を持ち上げ、その手の親指で開き操作機構を操作して開閉弁を開いた後、器体を傾けて貯液を注出するのに、ハンドルの握り部の上部に押し下げ操作できるように臨んでいる開き操作レバーの尾端部を押し下げ操作すると、開き操作レバーが軸を中心に弧回動して先端部で押し開きレバーの尾端部を上下動する仲介部材を介し押し上げて押し開きレバーをヘッドの窓に臨出した位置から先端部が下動するように開き操作し、これにより押し開きレバーの先端部で開閉弁をその上動付勢に抗して下方に押し開くので、2つのレバーのレバー比の設定により開閉弁を常閉なように付勢する付勢力と、開閉弁を開き操作するのに必要な操作力との関係を高い自由度で所望のままに設定でき、開閉弁の十分な常閉力によって器体が横転したときの貯液の流出防止の安全を確保しながら、開閉弁を開くのに必要な操作力を軽すぎることによる誤操作やいたずら操作されやすくなるような問題のない程度に軽減するといった微妙な設定をすることができる。併せて、開き操作レバーの尾端部の押し下げはほぼ上下に向く握り部を握った手の親指を立てた状態から前方下向きに大きく屈曲させる、いわば、シャープペンシルやボールペンの上端部でのノック操作のような自然で力の入りやすい動きによって軽快に操作することができるし、これによってハンドルのほぼ上下に向く握り部の握りも自然なものになる。従って、自然な握りや親指の動きにより器体を容易に取り扱い開閉弁を軽快に開き操作できる。特に、開き操作レバーと押し開きレバーとは仲介部材を介して連動するようにするので、2つのレバーが互いの連動のために特に複雑な形状や構造を持たなくてよくなる。
【0009】
本発明の他の目的および特徴は、以下の詳細な説明および図面の記載によって明らかになる。また、本発明の各特徴は、それ単独で、あるいは種々な組み合わせで複合して用いることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態についてその実施例とともに図1〜図7を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
【0011】
本実施の形態のハンディポットは、図1〜図6に示すように従来の場合同様、器体1の前部の上部に注出口2が設けられ、後部にほぼ上下に向く握り部3aを有したハンドル3が設けられている。また、器体1の上部の給排液口4に着脱できるように装着され、かつ、この装着状態で器体1内と注出口2とを連絡する通水路5と、この通水路5をばね6を利用した上動付勢によって図1、図4に示すように常時閉じるように設けられた開閉弁7とを有した着脱栓8、および、ハンドル3の握り部3aを握った手の親指で操作されて前記開閉弁7を開き操作する開き操作機構9とを備え、ハンドル3のほぼ上下に向く握り部3aを手で握って器体1を持ち上げ、その手の親指で開き操作機構9を操作して開閉弁7を図2、図5に示すように開いた後、器体1を傾けることにより貯液を注出することができる。
【0012】
本実施の形態のハンディポットは特に、前記開き操作機構9が、着脱栓8に設けられて、先端部11aおよび尾端部11b間の軸12を中心に上下の向きに弧回動して反時計まわりの弧回動のとき前記開閉弁7を先端部11aで押し下げ操作して押し開く押し開きレバー11と、ハンドル3の握り部3aの上部に設けられて、先端部13aおよび尾端部13b間の軸14を中心に上下の向きに弧回動して時計まわりの弧回動のとき前記押し開きレバー11の尾端部11bを先端部13aで直接または間接に押し上げ、押し開きレバー11を介した開閉弁7の開き操作をする開き操作レバー13とを備え、開き操作レバー13の尾端部13bがハンドル3の握り部3aの上部に握り部3aを握った手の親指によって押し下げ操作できるように、図1、図4に示すように上向きに臨んで位置するようにしている。
【0013】
これによって、ハンドル3のほぼ上下に向く握り部3aを手で握って器体1を持ち上げ、前記のように貯液を注出するのに、ハンドル3の握り部3aの上部に押し下げ操作できるように臨んでいる開き操作レバー13の尾端部13bを図2、図5に示すように押し下げ操作すると、開き操作レバー13が軸14を中心に時計まわりに弧回動して先端部13aが押し開きレバー11の尾端部11bを押し上げ、押し開きレバー11が軸12を中心に反時計まわりに弧回動して先端部13aで開閉弁7をそのばね6による上動付勢に抗して図2、図5に示すように下方に押し開く。
【0014】
このとき、2つのレバー11、13のレバー比の設定により開閉弁7を常閉なように付勢するばね6の付勢力と、開閉弁7を開き操作するのに必要な操作力との関係を高い自由度で所望のままに設定できる。従って、開閉弁7の十分な常閉力によって器体1が横転したときの貯液の流出防止などの常閉機能による安全を確保しながら、開閉弁7を開くのに必要な操作力を軽すぎることによる誤操作やいたずら操作されやすくなるような問題のない程度に軽減するといった微妙な設定をすることができる。
【0015】
これに併せて、開き操作レバー13の尾端部13bの押し下げはほぼ上下に向く握り部3aを握った手の親指を立てた状態から前方下向きに大きく屈曲させる、いわば、シャープペンシルやボールペンの上端部でのノック操作のような自然で力の入りやすい動きによって軽快に操作にすることができるし、これによってハンドル3のほぼ上下に向く握り部3aの握りも自然なものになる。従って、自然な握りや親指の動きにより器体1を容易に取り扱い開閉弁7を軽快に開き操作できる。
【0016】
図1〜図3に示す第1の実施例および図4、図5に示す第2の実施例では、器体1は、内容器15を収容したものであり、この内容器15内が着脱栓8の通水路5を介して注出口2に通じるようにされ、上記器体1の取り扱いと開閉弁7の開き操作によって内容器15内の貯液を注出することができる。この内容器15は、種々なものを採用して上記の特徴を発揮しながら器体1の外観は器体1の外装ケース16によって整えることができる。
【0017】
内容器15は、真空二重びん15aであり、外装ケース16は鋼鈑板やステンレス鋼板などからなる金属板製のものとして外観を整えてある。外装ケース16が金属板製で器体1の口部や底部に必要な複雑な形状や構造が得られにくいため、外装ケース16の上端に合成樹脂製の肩部材17を無理嵌め部18の無理嵌めによって取り付け、肩部材17によって上記の注出口2および給排液口4を形成している。また、外装ケース16の下端に合成樹脂製の底部材19をねじ環21を利用して取り付け、この底部材19に真空二重びん15aを給排液口4の底部開口9aの下にシールパッキング22を介し押し当てて固定する中ねじ23を設けてある。ねじ環21は外装ケース16の下端に設けた内向きの折り曲げ部16aの上に載せられ、底部材19は外装ケース16の下方から自身の外ねじ19aをねじ合わせて、外ねじ19aの下部にあるフランジ19bと前記ねじ環21との間に外装ケース16の折り曲げ部16aを挟み付ける状態で外装ケース16の下端に取り付けられる。中ねじ23は底部材19の内ねじ19cに下方からねじ合わせて真空二重びん15aの底部を必要な程度上向きに押圧できるようにしている。
【0018】
上記のように、内容器15が真空二重びん15aなどの真空二重容器であると、それが持つ真空断熱空間15bによって保温、保冷効果の高いものとすることができる。真空二重容器としては熱伝導性の低いステンレス鋼製のもの、さらに熱伝導性の低い合成樹脂製のものなどがある。もっとも、合成樹脂製であると耐圧のためにスペーサなどを内部に設けて補強する必要がある。
【0019】
注出口2は給排液口4の底部開口9aを有した底部9bに沿って前部へ樋状に延び、給排液口4の上端とともに、着脱栓8の着脱口25aを持った蓋板25によって覆ってある。注出口2の前端部内には上端部の軸26aを中心に揺動するフラップ弁26が設けられ、軸26aから真下に垂れて安定するようにしてある。これによって、器体1が正立状態のときフラップ弁26は注出口2の前端部開口を閉じゴミや虫などが侵入するのを防止する。器体1が前方へ傾けられて注出口2が前傾していくのにつれ、フラップ弁26は前記垂下状態のままであることにより注出口2の前端部の開口を開いていき、貯液が注出されるのを邪魔しない。
【0020】
着脱栓8は、合成樹脂製で中空な本体31と、この本体31の上端に無理嵌め部32で無理嵌めなどして取り付けたカバーヘッド33とで構成され、本体31の外周に形成されたねじ34を給排液口4の内周に形成されたねじ35にねじ合わせて着脱されるようにしてある。本体31は装着完了状態でその下端部31aが給排液口4の底部9bに着座し、下端部31aの中央部から下に突出する流入口5aが真空二重びん15aの口部15cに入り込んで内容器15内に開口し、流入口5aの突出基部の外まわりに装着したシリコンゴムなどよりなるシールパッキング36が給排液口4の底部9bに圧着して低部開口9aを密に閉じるようにしている。
【0021】
通水路5は前記流入口5aから本体31の下端部内を前部側に向きを変えて注出口2の基部側の底部に流出口5bが開口し、開閉弁7が流入口5aを開いたとき貯液が通水路5を通じて注出口2に流出して注出されるようにしている。通水路5は後部に向かう吸気路 5cを有し、貯液の注出時に外気を吸い込み貯液の注出がスムーズに行われるようにする。開閉弁7は本体31の下端部31aの中央部に弁棒 7aが上下動できるように嵌め合わせて、前記ばね6による上動付勢にて弁棒 7aの下端にある弁体7bが流入口 5aの下端に圧接して通水路 5を閉じるようにしてある。
【0022】
ハンドル3は肩部材17に上端部で連続するように一体成形され、下端部をねじ41により外装ケース16に止められている。押し開きレバー11はカバーヘッド33内に前記軸12により支持され、開閉弁7の常閉状態への復帰によって図1〜図3に示す第1の実施例ではカバーヘッド33と面一な状態になるようにその窓33cに臨出するように、図4、図5に示す第2の実施例ではカバーヘッド33の内面近くまで達するように、先端部11aを押し上げられる。開き操作レバー13はハンドル3の上端部に上向きに開口して設けられた凹部42内に軸14によって支持され、凹部42部まで延びてこれを覆う蓋板25に設けられた窓25bを通じて、尾端部13bが押し下げ操作できるように上向きに外部に臨んでいる。尾端部13bは特に窓25bの外に大きく張り出す押し下げ操作部13cとし、さらに押し下げ操作しやすい構造となっている。
【0023】
図3で代表して示すように、第1、第2の各実施例において、押し開きレバー11および開き操作レバー13はいずれも、器体1の半径線上に器体1の中心線44からハンドル3の上端部にかけて帯状に連なるように設けられている。押し開きレバー11の先端部11aが図1〜図5に示すように、ほぼ器体1および開閉弁7のほぼ中心線44上で、かつ、ほぼ前記軸12の高さとなる位置に開閉弁7に対する押圧操作部11a1を有している。これにより、押し開きレバー11の軸12を中心とした反時計まわりの弧回動における押圧操作部11a1の上下動軌跡が円弧を描くにしても、開閉弁7のほぼ中心線44に沿うので、押し開き操作力を偏りやこじれなどなく開閉弁7に無理なく円滑に伝達することができ、開閉弁の開き操作がより軽快になる。押し開きレバー11の軸12から先端部11aまでの長さが大きいほど上下動軌跡の円弧が中心線44に沿いやすくなる。
【0024】
開き操作レバー13の先端部13aと押し開きレバー11の尾端部11bとを連動させるのに、肩部材17のハンドル3の基部が連続する部分に形成した凹部45内で上下動できるように収容された仲介部材46を利用している。仲介部材46は押し開きレバー11の尾端部11bと、開き操作レバー13の先端部13aとの間に位置し、押し開きレバー11に働く開閉弁7の常閉付勢力によって開き操作レバー13の先端部13aに常時押し付けられ、開き操作レバー13の開き操作を押し開きレバー11に伝達するし、開き操作を解除したときは開閉弁7の復帰に押し開きレバー11が連動して復帰する動作を開き操作レバー13に伝達する。なお、仲介部材46は押し開きレバー11の尾端部11bとは当接し合うだけであるが、開き操作レバー13の先端部13aには連動窓46aで嵌り合って当接し合うようにしてある。もっとも、これらの連動方式や具体的機構、復帰方式や具体的機構は種々に設計することができる。
【0025】
このように、開き操作レバー13と押し開きレバー11とは仲介部材46を介して連動するようにすると、2つのレバー11、13が互いの連動のために特に複雑な形状や構造を持たなくてよくなる。
【0026】
図6に示す第3の実施例は、押し開きレバー11と開き操作レバー13とを直接連動させるようにした場合の一例であり、開き操作レバー13の先端部13aに、局部的に薄肉にした樹脂ヒンジ部13cを介して連動突起13dを設け、この連動突起13dが前記凹部45内で上下動して押し開きレバー11の尾端部11bと連動するようにしてある。このような直接の連動方式および具体的構造も種々に設計することができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明の主たる特徴のハンディポットによれば、ハンドルのほぼ上下に向く握り部を手で握って器体を持ち上げ、その手の親指で開き操作機構を操作して開閉弁を開いた後、器体を傾けて貯液を注出するのに、ハンドルの握り部の上部に押し下げ操作できるように臨んでいる開き操作レバーの尾端部を押し下げ操作すると、開き操作レバーが軸を中心に弧回動して先端部で押し開きレバーの尾端部を直接または間接に押し上げて開きレバーをヘッドの窓に臨出した位置から先端部が下動するように開き操作し、これにより押し開きレバーの先端部で開閉弁をその上動付勢に抗して下方に押し開くので、2つのレバーのレバー比の設定により開閉弁を常閉なように付勢する付勢力と、開閉弁を開き操作するのに必要な操作力との関係を高い自由度で所望のままに設定でき、開閉弁の十分な常閉力によって器体が横転したときの貯液の流出防止の安全を確保しながら、開閉弁を開くのに必要な操作力を軽すぎることによる誤操作やいたずら操作されやすくなるような問題のない程度に軽減するといった微妙な設定をすることができる。併せて、開き操作レバーの尾端部の押し下げはほぼ上下に向く握り部を握った手の親指を立てた状態から前方下向きに大きく屈曲させる、いわば、シャープペンシルやボールペンの上端部でのノック操作のような自然で力の入りやすい動きによって軽快に操作することができるし、これによってハンドルのほぼ上下に向く握り部の握りも自然なものになる。従って、互いに外部に臨む2つのレバーを利用して自然な握りや親指の動きにより器体を容易に取り扱い開閉弁を軽快に開き操作できる。
【0028】
本発明の別の特徴のハンディポットによれば、ハンドルのほぼ上下に向く握り部を手で握って器体を持ち上げ、その手の親指で開き操作機構を操作して開閉弁を開いた後、器体を傾けて貯液を注出するのに、ハンドルの握り部の上部に押し下げ操作できるように臨んでいる開き操作レバーの尾端部を押し下げ操作すると、開き操作レバーが軸を中心に弧回動して先端部で押し開きレバーの尾端部を上下動する仲介部材を介し押し上げて押し開きレバーをヘッドの窓に臨出した位置から先端部が下動するように開き操作し、これにより 押し開きレバーの先端部で開閉弁をその上動付勢に抗して下方に押し開くので、2つのレバーのレバー比の設定により開閉弁を常閉なように付勢する付勢力と、開閉弁を開き操作するのに必要な操作力との関係を高い自由度で所望のままに設定でき、開閉弁の十分な常閉力によって器体が横転したときの貯液の流出防止の安全を確保しながら、開閉弁を開くのに必要な操作力を軽すぎることによる誤操作やいたずら操作されやすくなるような問題のない程度に軽減するといった微妙な設定をすることができる。併せて、開き操作レバーの尾端部の押し下げはほぼ上下に向く握り部を握った手の親指を立てた状態から前方下向きに大きく屈曲させる、いわば、シャープペンシルやボールペンの上端部でのノック操作のような自然で力の入りやすい動きによって軽快に操作することができるし、これによってハンドルのほぼ上下に向く握り部の握りも自然なものになる。従って、自然な握りや親指の動きにより器体を容易に取り扱い開閉弁を軽快に開き操作できる。特に、開き操作レバーと押し開きレバーとは仲介部材を介して連動するようにするので、2つのレバーが互いの連動のために特に複雑な形状や構造を持たなくてよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の代表的な実施の形態に係る第1の実施例のハンディポットを示す閉じ状態の断面図である。
【図2】 図1のポットの開き状態を示す断面図である。
【図3】 図1のポットの平面図である。
【図4】 第2の実施例のハンディポットを示す閉じ状態の断面図である。
【図5】 図4のポットの開き状態の断面図である。
【図6】 第3の実施例のハンディポットを示す閉じ状態の断面図である。
【図7】 従来のハンディポットを示す閉じ状態の断面図である。
【符号の説明】
1 器体
2 注出口
3 ハンドル
3a 握り部
4 給排液口
5 通水路
6 ばね
7 開閉弁
8 着脱栓
9 開き操作機構
11 押し開きレバー
12 軸
13 開き操作レバー
13b 尾端部
14 軸
15 内容器
16 外装ケース
17 肩部材
15a 真空二重びん
46 仲介部材
Claims (2)
- 器体の前部の上部に注出口が、後部にほぼ上下に向く握り部を有したハンドルがそれぞれ設けられ、器体の上部の給排液口に着脱できるように装着され、かつ、この装着状態で器体内と前記注出口とを連絡する通水路と、この通水路を上動付勢によって常時閉じるように設けられた開閉弁とを有した着脱栓と、ハンドルを握った手の親指で操作されて前記開閉弁を開き操作する開き操作機構とを備えたハンディポットにおいて、
前記開き操作機構は、着脱栓に設けられて、軸を中心に弧回動して先端部で前記開閉弁を押し下げ操作して押し開く押し開きレバーと、ハンドルの握り部の上部に設けられて、軸を中心に弧回動して前記押し開きレバーの尾端部を先端部で直接または間接に押し上げて押し開きレバーをヘッドの窓に臨出した位置から先端部が下動するように開き操作する開き操作レバーとを備え、押し開きレバーは開閉弁の常閉状態への復帰によってヘッドの窓に臨出する位置まで押し上げられるように設け、開き操作レバーの尾端部はハンドルの握り部の上部に握り部を握った手の親指によって押し下げ操作できるように上向きに臨んで位置するようにしたことを特徴とするハンディポット。 - 器体の前部の上部に注出口が、後部にほぼ上下に向く握り部を有したハンドルがそれぞれ設けられ、器体の上部の給排液口に着脱できるように装着され、かつ、この装着状態で器体内と前記注出口とを連絡する通水路と、この通水路を上動付勢によって常時閉じるように設けられた開閉弁とを有した着脱栓と、ハンドルを握った手の親指で操作されて前記開閉弁を開き操作する開き操作機構とを備えたハンディポットにおいて、
前記開き操作機構は、着脱栓に設けられて、軸を中心に弧回動して先端部で前記開閉弁を押し下げ操作して押し開く押し開きレバーと、ハンドルの握り部の上部に設けられて、軸を中心に弧回動して前記押し開きレバーの尾端部を先端部で上下動する仲介部材を介して押し上げて押し開きレバーをヘッドの窓に臨出した位置から先端部が下動するように開き操作する開き操作レバーとを備え、開き操作レバーの尾端部はハンドルの握り部の上部に握り部を握った手の親指によって押し下げ操作できるように上向きに臨んで位置するようにしたことを特徴とするハンディポット。
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