JP4970471B2 - 自由流動媒体を容器から注ぎ出す集成装置 - Google Patents

自由流動媒体を容器から注ぎ出す集成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4970471B2
JP4970471B2 JP2008557573A JP2008557573A JP4970471B2 JP 4970471 B2 JP4970471 B2 JP 4970471B2 JP 2008557573 A JP2008557573 A JP 2008557573A JP 2008557573 A JP2008557573 A JP 2008557573A JP 4970471 B2 JP4970471 B2 JP 4970471B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
pouring
container
opening
pour
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008557573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009528232A (ja
Inventor
ユルグ ツヴァーレン
Original Assignee
ビルヒマイアー シュプリューテヒニク アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ビルヒマイアー シュプリューテヒニク アクチェンゲゼルシャフト filed Critical ビルヒマイアー シュプリューテヒニク アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JP2009528232A publication Critical patent/JP2009528232A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4970471B2 publication Critical patent/JP4970471B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/04Closures with discharging devices other than pumps
    • B65D47/20Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
    • B65D47/24Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat
    • B65D47/248Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat the valve being opened or closed by imparting a motion to the valve stem
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D25/00Details of other kinds or types of rigid or semi-rigid containers
    • B65D25/38Devices for discharging contents
    • B65D25/40Nozzles or spouts
    • B65D25/42Integral or attached nozzles or spouts
    • B65D25/46Hinged, foldable or pivoted nozzles or spouts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D7/00Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
    • B67D7/005Spouts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

本発明は、請求項1の前提部に記載された自由流動媒体を注ぎ出す集成装置に関する。
自由流動媒体の分量を貯蔵したり小出ししたりする容器に取り付けられた従来型注ぎ出し集成装置は、閉鎖可能な注ぎ口及び同様に閉鎖可能な充填用開き具を備えた容器本体を有する。閉鎖状態では、容器は、容器内に入っている媒体が容器の位置とは関係なく流れ出すことができないように密封的に閉鎖される。この種の容器は、例えば、小型タンク用の補充容器又は分量だけが各使用の際に容器から取り出される濃縮物又は添加剤の容器として用いられる。注ぎ出しのため、注ぎ出し管が、容器にねじ止めされ又は装着される場合があり、必要に応じて、補充用開き具が、ねじ止めされて空気が容器内に流入することができ、それにより連続注ぎ出しが可能になる。注ぎ出し操作の終わりに、注ぎ出し管を注ぎ出し開口部から再び取り外して保管し、容器を閉鎖する。かかる注ぎ出し集成装置を備えた容器の取り扱いは、厄介であり、閉鎖されていない容器が傾けられると、液体が自由に流れ出る恐れがある。多くの場合、可動ベローが、充填されるべきタンク又は容器のそれぞれの位置に良好に適合できるよう注ぎ出し管として用いられる。この場合、充填媒体の残った量が、ベローの溝の中に入ったままである。これは、注ぎ出し管又はベロー及び容器の注ぎ口の領域が、使用のたびに充填媒体で汚れ、その避けられない結果として、ユーザは、充填媒体に触れることになる。加うるに、注ぎ出し管は、容器から取り外された場合、紛失しやすい場合がある。
国際公開第2004/020298号パンフレットから、注ぎ出し弁を備えた注ぎ口、注ぎ出し弁のための作動装置、容器に取り付けられた注ぎ出し管、通気弁及び閉鎖可能な充填用開き具を有する注ぎ出し集成装置を備えたガソリン缶の形態の容器が知られている。注ぎ口にねじ止めされたフレキシブル注ぎ出し管は、使用されていないときの通気弁と同様、その外側端部のところがクロージャキャップで覆われ、かくして、容器が使用されていないときにはしっかりと密封されるようにする。注ぎ出し弁は、プッシュボタンを備えた連結部材によって制御され、このプッシュボタンは、通気弁を作動させると同時に、注ぎ出し弁が開かれると、通気弁も又開かれるようにする。注ぎ出し弁と通気弁の両方は、使用されていないときには閉鎖される。ガソリンを缶から取り出すことができるようにするため、まず最初に、クロージャキャップをフレキシブル注ぎ出し管及び通気弁からねじ戻して外す。次に、プッシュボタンを作動させることにより、ガソリンを計量された仕方で容器から取り出すことができる。
この集成装置の欠点は、固定のため及び容器を緊密に密封するためにクロージャキャップをねじ止めしなければならないということにある。加うるに、例えば容器の運搬中、僅かな量のガソリンが注ぎ出し弁からにじみ出て注ぎ出し管内に入り込み又は通気弁を通ってカバーキャップ内に入り込む場合があり、それにより、カバーキャップを注ぎ出し管又は通気弁からねじ戻して外したときに汚れが生じる場合がある。
本発明の目的は、自由流動媒体を容器から注ぎ出す公知の集成装置の上述の欠点を解決することにある。
この目的は、請求項1に記載された特徴によって達成される。
本発明の基本的な構想は、取り外し式の追加の部品を取り付けないで自由流動媒体を注ぎ出すための本発明の集成装置では、容器を閉鎖されると共にしっかりと密封された状態からいつでも操作できる状態に切り換えることができ、再び逆にすることができるということにある。この目的のため、本発明は、操作が容易な作動装置によってユーザにより楽に開閉でき、かくして制御された注ぎ出し操作を可能にする注ぎ出し弁を有する。注ぎ出し弁を閉鎖位置にロックすることにより、注ぎ出し弁が偶発的に開かれることがなくなる。本発明の集成装置は、同様に閉鎖状態にロックできる通気弁を更に有する。圧縮ばねにより、休止状態では、即ち、作動装置が作動されていないとき、注ぎ出し弁は、注ぎ口を封止し、同様に、通気弁は、閉鎖される。
本発明の集成装置は、自由流動媒体を容器から注ぎ出すために用いられる。この場合、集成装置は、容器それ自体又は容器の蓋に組み込まれるのが良い。自由流動媒体は、例えば、洗剤、潤滑剤、ガソリン、スクリーン洗浄剤、不凍剤、建築場所における添加剤及びその他多くの媒体であって良い。自由流動媒体は、容器内に気密状態に貯蔵され、僅かな分量で容器から取り出される細粒粉末、顆粒等であると理解されるべきである。注ぎ出し集成装置を装備した容器は、その内容物の分量をときどき取り出すことができる貯蔵及び運搬容器を形成する。内容物の分量を容器から取り出すため、まず最初に、注ぎ出し管を容器から離して注ぎ出し位置に旋回させる。それと同時に、注ぎ出し弁をロック解除する。次に、通気弁をロック解除し、注ぎ出し制御装置を作動させることにより、注ぎ出し弁と通気弁の両方を開き、内容物を注ぎ出すのが良い。この場合、注ぎ出しは、内容物が全くこぼれることなく、しかもユーザが容器の内容物に触れることなく、制御された仕方で行われる。滑らかな内壁を備えた管が、注ぎ出し管として用いられ、したがって、注ぎ出し操作後には、注ぎ出し管内に内容物が残ったままにならないようにする。取り出しの終わりに、注ぎ出し制御装置を解除し、それにより圧縮ばねが、注ぎ出し弁と通気弁の両方を閉じ、注ぎ出し管を封鎖位置に旋回させ、通気弁をロックする。したがって、容器は、再び密封されて確実に閉鎖される。注ぎ出し弁及び通気弁のロックにより、自由流動媒体が容器から偶発的に流れ出ることは不可能になる。
本発明の別の利点は、従属形式の請求項の記載及び図面に記載された2つの例示の実施形態を参照して本発明を詳細に説明する以下の説明から理解されよう。
図中、同一の参照符号は、常に同一の要素に用いられており、最初の説明は、特に断らない限り、全ての図に関連している。
図1は、本発明の注ぎ出し集成装置の例示の実施形態を備えた携帯容器1を示している。この集成装置の必要不可欠なコンポーネントは、容器1の注ぎ口13に旋回可能に取り付けられていて、内部に設けられた注ぎ出し弁及び注ぎ出し弁のロック装置を有する注ぎ出し管2、注ぎ出し弁を作動させるプッシュボタンを備えた作動装置9、プッシュボタンと注ぎ出し弁との間に設けられた連結部材及び作動装置9に組み込まれたロック可能な通気弁である。また、容器の上側には、蓋6で閉鎖可能な充填用開き具5及び取っ手32が設けられている。充填用開き具5は、これが容器上方境界よりも下に位置するような仕方で容器1に取り付けられている。この結果、容器1を過剰充填することができない。地面に置かれた容器の充填中、充填用開き具の高さ位置に達すると、十分に大きなガスクッションが容器1の内部に残り、かかるガスクッションは、温度変動に伴う体積及び圧力の変動を吸収することができる。作動装置9は、容器を取っ手32により片手で保持でき、作動装置9に設けられているプッシュボタン10を同じ手で操作することができるように容器取っ手32の近くに配置されている。注ぎ出し管2は、容器1の上で旋回されて封鎖位置に配置される。この位置では、注ぎ出し弁は、ロックされ、容器1は、しっかりと密閉される。
図2は、注ぎ出し集成装置のコンポーネントを詳細に示しており、注ぎ出し管2は、注ぎ出し管2の内部に設けられた注ぎ出し弁3の領域が切除されている。フレキシブルプッシュロッド7を作動装置9と注ぎ出し弁3との間の連結部材として識別することができ、このプッシュロッドは、容器壁内に組み込まれたチャネル15内で案内される。プッシュロッド7は又、容器の一部として形成されたチャネル上且つ(或いは)管状構造体内で案内されても良く、或いは、これらは、別々に挿入される部品であっても良い。プッシュロッド7は、例えば、可撓性で曲げることができる1本の金属又はプラスチックロッドであるのが良く、その長さは、これが案内されるチャネルの湾曲経路に合わされており、このプッシュロッドは、作動装置9から注ぎ出し弁3まで延びている。連結部材7は、複数個の個々の要素で構成されても良い。
図3は、旋回式注ぎ出し管2がいつでも注ぎ出しを行うことができる状態にある容器1を示しており、即ち、この位置では、注ぎ出し弁3は、ロック解除されているが、依然として閉じられている。プッシュボタン10を押すことにより、プッシュロッド7は、チャネル15に沿って注ぎ出し弁3に向かって押され、それにより、注ぎ出し弁3が開かれる。図示の実施形態では、注ぎ出し管2は、注ぎ口13の注ぎ出しカラー14に平行に延びる軸線回りに旋回可能に配置されており、封鎖位置から注ぎ出し位置まで約180°にわたり旋回可能である。地面に立てて置いた容器の場合、これは、ほぼ水平な旋回操作に相当している。しかしながら、垂直方向に延びる注ぎ出し管2の旋回を可能にする旋回装置を注ぎ口13のところに設けることも実現可能であり、この場合、注ぎ出し弁3は、同様に封鎖位置ではロックされ、注ぎ出し管2の注ぎ出し位置では、注ぎ出し弁3は、ロック解除される。注ぎ出し連結部品12が、注ぎ出し管2の前側端部のところに回転可能に配置されている。注ぎ出し連結部品12は、僅かな曲がり又は弧状プロフィールを有している。その結果、注ぎ出し連結部品12を備えた注ぎ出し管2を単純且つ容易に充填されるべき容器又は入れ物の開口部内に導入することができる。また、凹部16を容器1の上方側部に設けるのが良く、この凹部は、封鎖位置で注ぎ出し管2を受け入れるのに役立つ。凹部16の外側フランクは、僅かに高くなっており、これは凹部16に平行に延びるリブ17を形成する。注ぎ出し管2を封鎖位置に旋回させると、注ぎ出し管2は、力を手加減してこのリブ17に及ぼして押される必要があり、その結果、注ぎ出し管は、最終的には、凹部16内に穏やかに係合する仕方で嵌まるようになる。その結果、注ぎ出し管2を封鎖位置から偶発的に旋回させることはできない。注ぎ出し管は、これを旋回させるには僅かな圧力でリブ17から押し離される必要がある。
図4は、注ぎ出し弁3が閉鎖され且つロックされた状態にある注ぎ口13の付近の注ぎ出し管2の断面斜視部分図である。カラー14が、容器1の注ぎ口13のところに見える。カラー14は、容器の上壁に組み込まれており、このカラーは、その上方開口部のところに円形絞り部18を有している。この絞り部18の内方に差し向けられた表面19は、開口部の直径が容器の方向にテーパするよう円錐形に面取りされた仕方で延びている。この円錐形表面19は、注ぎ出し弁3の弁座19を形成する。円錐形表面19に代えて、凹状表面19、例えば円錐形層の内面を設けることも実現可能である。その結果、注ぎ出し弁3の軸方向位置の不正確さを確実に吸収することができ、注ぎ出し弁3の確実な密封が保証される。送り出し管2は、パイプ状の形態を有している。注ぎ出し管2は、その容器側端部が、円錐形の上方に閉じられ、下方に開いた円錐形部分21内で開口している。この円錐形部分21は、注ぎ口13のカラー14上に配置されると共にねじ山21を介してこれに作動的に連結されている。注ぎ出し管2を旋回させると、注ぎ出し管2の円筒形部分は、旋回方向に従って、具体的に言えば、注ぎ出し管2の封鎖位置では、円錐形部分21が最も遠くに下降され、注ぎ出し位置では、最も遠くに下げられ、注ぎ出し位置では、最も遠くに上げられるようにねじ山20によって上下される。半径方向に円周の溝22が、カラー14の上縁部領域に設けられており、かかる溝は、第1の密封要素23を受け入れるのに役立つ。この第1の密封要素23は、容器1と注ぎ出し管2との間の密封移行部を形成する。注ぎ出し弁3は、注ぎ口13の円形絞り部18内に挿入されている。注ぎ出し弁3の弁キャップは、リングケーキに類似した形状を有し、上方外縁部ゾーンには、密封要素25を受け入れる半径方向円周方向の溝24を有している。閉鎖状態では、密封要素25は、弁座19に着座し、注ぎ口13の開口部を密封的に閉鎖する。しかしながら、弁キャップ3それ自体が密封要素25を形成することも実現可能であり、即ち、弁キャップは、全体が又は弁座の領域が密封可能な材料で作られ、それにより、弁座19による注ぎ口13の確実且つ密封的な閉鎖を達成することができる。垂直方向に延びる突起又はリブ38が、弁キャップの外壁に設けられており、かかる突起又はリブは、弁座内への弁3の閉鎖中、弁キャップを心出しする。注ぎ出し管2の円錐形部分21の上方側部は、板状凹部26を有している。管2の封鎖位置では、板状凹部29の側壁は、注ぎ出し弁3の上縁部に圧接し、それにより弁密封体25を弁座19に押し付ける。注ぎ出し弁3の上縁部と注ぎ出し管2の板状凹部26の協働により、注ぎ出し弁3の封鎖装置が形成され、それにより、かかる封鎖装置を封鎖位置では弁座19から上昇させることができない。
図5は、注ぎ出し弁が閉鎖され且つロック解除された状態にある注ぎ口13の付近の容器1の部分図である。注ぎ出し管2は、注ぎ出し位置に旋回されており、円筒形部分21は、その最も高い位置に上げられている。注ぎ出し管2の板状凹部26,28,29は、注ぎ出し弁3の弁ピン27及び上縁部上にはもはや位置していない。その結果、注ぎ出し弁は、軸方向に変位可能である。圧縮コイルばね11が、注ぎ出し管2の板状凹部の中心と注ぎ出し弁3との間で弁ピン27回りに配置されており、この圧縮コイルばねは、注ぎ出し弁3を板状凹部28の下側から弁座19内に押し込む。それにより、注ぎ出し弁は、ロック解除されるが、圧縮ばね11により閉じられる。弁ピン27は、容器の方向に軸方向に延びる穴を中央に有し、この穴は、プッシュロッド7を受け入れるのに役立つ。
図6は、注ぎ出し弁3が開かれ且つロック解除された状態にある注ぎ口13の付近の注ぎ出し管2の部分断面斜視図である。プッシュロッド7は、注ぎ出し弁3をばね力11に抗して弁座19から押し離し、その結果、注ぎ口13が解除され、容器を適当に傾けると、自由流動媒体が、注ぎ出し管2を通って流れ出ることができるようになる。
図7は、通気弁8が開かれた状態で注ぎ出し弁3を作動させるプッシュボタン10を備えた作動装置9の断面斜視図である。開口部34を備えた容器の上方側部にほぼ平行に延びる円筒形突出部が、容器の外側上方側部において容器1の壁に組み込まれている。作動装置9は、開口部34を備えたこの突出部上に配置され又は密封的にこれを螺着されている。作動装置9は、弁ホルダ30と、通気ピストン31と、プッシュボタン10とから成っている。弁ホルダ30は、内方に差し向けられた密封面36を備えた絞り部35を有する。通気ピストン31は、その容器側端部が、円筒形開口部34の直径にほぼ一致した直径を有している。通気ピストン31の直径は、外側に向かい、ホルダ30の絞り部35の直径に向かってテーパしている。それにより、通気ピストン31は、開口部34の内壁及びホルダ30の絞り部内で案内され、軸方向に変位可能である。通気ピストン31の大きい直径から小さい直径までの移行ゾーンには、通気弁8のための弁シール33を備えた半径方向に延びる溝が設けられている。この通気弁8は、密封体33を備えた通気ピストン31と通気弁8の弁座を形成する密封面36を備えたホルダ30の絞り部との協働により得られる。容器側端部に設けられた穴が、プッシュロッド7を受け入れるのに役立つ。
図8は、通気弁8が閉じられた状態で注ぎ出し弁3を作動させるプッシュボタン10を備えた作動装置9の斜視図である。プッシュロッド7は、圧縮ばね11により作動装置9の方向で注ぎ出し弁3内に押し込まれる。その結果、密封体33を備えた通気ピストン31は、後方に向かって、ホルダ30の絞り部35の密封面36、即ち、弁座に押し付けられ、容器1は、外側に向かって密閉される。プッシュボタン10を押すことにより、通気ピストン31及びプッシュロッド7が圧縮ばね11のばね力に抗して容器の方向に押された場合、通気弁8及び注ぎ出し弁3は、弁座から上げられ、周囲空気圧力との圧力均衡を通気弁により容器1内に達成することができる。内容物を開かれた状態の注ぎ口を通って容器から空けることができる。通気弁の偶発的な開放を阻止するため、作動装置には封鎖装置が設けられている。軸方向に設けられた溝が、ホルダの外側領域に延び、かかる溝は、プッシュボタン10に設けられたカムを受け入れるよう設計されている。プッシュボタン10は、通気ピストン30と共に長手方向軸線回りに回転可能である。通気弁8を閉じるやいなや、カムは、溝の外側に配置され、プッシュボタン10を回すことができる。しかしながら、カムが溝と嵌合するようプッシュボタンを位置決めし又は回すと、プッシュボタン10又は通気弁8の軸方向変位が可能であるに過ぎない。即ち、通気弁を閉じると、プッシュボタンは、封鎖位置に回され、それにより通気弁がロックされる。プッシュボタン10を逆に回してカムが溝と嵌合する位置に位置させたときのみ、プッシュボタンを押して弁を作動させることができる。プッシュボタン10及び通気ピストン31は、通気ピストン31のホルダ30に設けられたリンク内で案内される。プッシュボタン10を開放位置からロック位置に回すと、これは、通気ピストン31と一緒に容器から遠ざかる軸方向に変位され、弁座36に当接した通気ピストン31の密封体33がホルダ30内で引かれ又は押されるようになる。また、プッシュボタン10には係合機構体が設けられ、この係合機構体は、ホルダ内に嵌まり、それにより一方においては、プッシュボタン10の特定の且つ既定の位置決めを可能にし、他方において、プッシュボタン10を封鎖位置からの偶発的な捩じりを止めるよう固定する。容器は、注ぎ出し弁3及び通気弁8のロックにより気密封止され、したがって、充填媒体のうちの幾分かが、容器から注ぎ出し弁3を通ったり通気弁を通ったりして逃げ出すことができず、又、液体が外部から容器内に入り込むことができないようになっている。注ぎ出し弁及び(又は)通気弁がロック解除された場合でも、本発明の自由流動媒体を注ぎ出す集成装置により、容器1は、緊密に閉鎖されているので、容器がたとえ倒された場合でも内容物がどれも容器から流出することができないようになっている。プッシュボタンを押すことにより弁をロック解除して開いた場合にのみ容器を空けることができる。
一体形注ぎ出し集成装置を備えた容器1の別の実施形態が、図9に示されている。この集成装置の必要不可欠なコンポーネントは、この場合も又、容器1の注ぎ口13に旋回可能に取り付けられた注ぎ出し管2、注ぎ口13の内部に設けられた注ぎ出し弁及び注ぎ出し弁のロック装置、注ぎ出し弁を作動させる圧力スライダ10′を備えた作動装置、プッシュレバー10′と注ぎ出し弁との間に設けられた連結部材、即ち、プッシュロッド及び圧力スライダ10′によりロック可能であって作動装置9に組み込まれた通気弁である。さらに、蓋6で閉鎖可能な充填用開き具5が、容器の側部の上方領域に設けられている。容器1は、充填用開き具5が容器1のベース表面を越えて突出部内に突き出ることがないように上方にテーパした形状を有している。これは、容器を互いに隣接して底面を底面の上に位置させた状態で貯蔵できるという利点を有している。取っ手32が、容器の上方側部且つ後側側壁に組み込まれている。取っ手32のキャビティは、容器1を充填して密閉したときに、温度変動に伴う体積及び圧力の変動を吸収することができる十分に大きなガスクッションが残るように容器1の内部に通じている。作動装置9は、後側側壁の取っ手32の近くに配置されていて、容器1を取っ手32により片手で保持でき、作動装置9に設けられた圧力スライダ10′を同じ手で操作できるようになっている。注ぎ出し管2は、容器1の上で旋回されて封鎖位置に配置される。この位置では、注ぎ出し弁は、ロックされ、容器1は、しっかりと密閉される。マーキング40が容器1の側壁に見える。容器壁が透明である場合、このマーキング40は、容器1の垂直方向保持位置と水平方向保持位置の両方において容器内の液体の量を見せることができる。
図10は、注ぎ出し管2が旋回していつでも注ぎ出しを行うことができる状態にある容器1を示しており、即ち、この位置では、注ぎ出し弁は、ロック解除されているが、依然として閉じられている。圧力スライダ10′は、後方に旋回され、それにより作動装置9がロック解除される。作動装置9のロックの仕方について以下に詳細に説明する。圧力スライダ10′を押すことにより、プッシュロッドが注ぎ出し弁に圧接され、それにより注ぎ出し弁が開かれる。図示の実施形態では、注ぎ出し管2は、垂直平面内において封鎖位置から注ぎ出し位置に約180°旋回可能である。ロック解除位置では、注ぎ出し管2は、容器1から遠ざかる方向に向く。さらに、出張り41が、容器1の側壁の上方側部に設けられるのが良く、かかる出張りは、容器壁に設けられた突起によって形成され、封鎖位置にある注ぎ出し管2を受け入れるのに役立つ。
図11は、注ぎ出し弁50が閉じられ且つロックされた状態の注ぎ口13の水平断面部分図である。カラー14及びこれに設けられた注ぎ口13を有する容器開き具が見える。注ぎ口13は、弁座52及びカラー14内に挿入された弁体53を備えた弁50と、ハウジング42と、注ぎ出し管2とから成っている。注ぎ口13は、リテーナナット44によって容器1のカラー14にねじ止めされている。円筒形要素51が、カラー14内に挿入され、この円筒形要素は、カラー縁部に密封的に載るリムを一端に有すると共に容器1の内部に向いたその端部に円錐形に延びる表面を有し、この円錐形に延びる表面は、弁体53の弁座52を形成する。弁体53は、密封要素55を受け入れる半径方向円周方向の溝を有している。閉鎖状態では、密封要素55は、弁座52上に載り、注ぎ口13の開口部を密封的に閉じる。弁体53は、その中央のところに前方に差し向けられた弁スリーブ54を有している。プッシュロッドスリーブ又はハウジング47が、弁スリーブ54内で長手方向に変位可能に設けられている。圧縮ばね46が、プッシュロッドスリーブ47と弁スリーブ54との間に挿入され、この圧縮ばねは、プッシュロッドスリーブ47を弁スリーブ54から遠ざかる容器内部の方向に押す。プッシュロッドスリーブ47は、その後側端部のところに、プッシュロッド57を受け入れるスリーブの形をした開口部を有している。ハウジング42の縁部は、リテーナナット44により保持された円筒形要素51のリムの外縁部に載っている。リテーナナット44は、ねじ山48によって容器カラー14にねじ止めされている。ハウジング42は、円筒形要素51への連結領域に複数の半径方向内方に延びるウェブ56を有し、これらウェブは、圧縮ばね45を受け入れるのに役立つ。この圧縮ばね45は、弁スリーブ54上でこれに沿って延び、その第2の端部が弁体53に当たった状態で位置し、弁体53を弁座52に押し付け、それにより容器1は、注ぎ口13の領域が密封的に閉鎖される。
注ぎ出し管2は、ハウジング42内に、容器1からの流出方向58に垂直に延びる仮想軸線A回りに回転可能に設けられている。注ぎ出し管2は、注ぎ出し管2の注ぎ口63が垂直に旋回すると、注ぎ出し管2が仮想軸線A回りに回転するように90°の曲率を有する。注ぎ出し管2を密封する密封体49が、ハウジング42に設けられている。注ぎ出し管2の周囲に設けられたウェブ59が、ハウジング42に設けられた凹部60に嵌まり込んでおり、旋回中、注ぎ出し管2を案内する。注ぎ出し管は、ハウジング42内の注ぎ出し管2の端部領域で管ジャケット62に設けられた開口部61を有し、この開口部は、これが注ぎ出し管2の流出開口部63と対向して差し向けられるよう設けられている。即ち、管ジャケット62の開口部61は、注ぎ出し管2の流出開口部を旋回させて容器から遠ざけると、容器カラー14に向く。注ぎ出し管2の流出開口部63が容器1の方に向くやいなや、管ジャケット62の開口部61は、容器カラー14から遠ざかる方向に向く。この場合、弁スリーブ54は、管ジャケット62に当接し、これは、弁スリーブ54を弁体53と共に弁座52に押し付ける。この位置では、注ぎ出し弁50は、ロックされ、プッシュロッド57によりこれを開くことができない。
図12は、図11の場合と同一の容器1の領域を示しているが、この場合、縦断面で示している。管ジャケット62は、半月形状のように見える。弁スリーブ54は、弁50を開くことができないように管ジャケット62によって封鎖される。注ぎ弁50を作動させるため、プッシュロッドスリーブ47をプッシュロッド57により第1の圧縮ばね46のばね力に抗して注ぎ出し管2の方向で弁スリーブ54内で押す必要がある。第1の圧縮ばね45のばね力と第2の圧縮ばね46のばね力の比に応じて、極端な場合、プッシュロッド57を場合によっては、プッシュロッドスリーブ47の下縁部ゾーンが弁スリーブ54の底部に達するまで前方に押さなければならず、次に、プッシュロッド57を圧縮ばね45のばね力に抗して一段と押している間にのみ、弁体53が弁座52から上げられ、容器開口部が開かれる。この場合、一方において、プッシュロッドハウジング47内の第1の圧縮ばね46は、プッシュロッド57を後側に向かって押して作動装置9の弁を閉鎖状態に保持するという役目を果たし、他方において、プッシュロッド57の長さのばらつきを補償する役目を果たす。容器1とプッシュロッド57は、充填具合、温度及び圧力に応じて膨張度が互いに異なっており、したがって、弁体スリーブ54と作動装置9との間の間隔が変化する。したがって、容器1及びプッシュロッド57の互いに異なる膨張度を補償するため、弁スリーブ54中には補償経路64が設けられている。これは、容器を閉鎖してロックしたとき、プッシュロッドスリーブ47が容器1の温度、圧力及び充填具合に応じて、弁スリーブ54内の互いに異なる深さまで突き出ることを意味している。
図13は、注ぎ出し弁50が閉じられ且つロック解除された状態の注ぎ口13の垂直断面部分図である。注ぎ口は、注ぎ口管2を旋回させることによりロック解除される。管ジャケット62は、弁スリーブ54を露出させてこれを前方に押すことができるようにする。プッシュロッド57を前方に押してプッシュロッドスリーブ47がついには弁スリーブ54の底部に達するようにする。弁密封体55を備えた弁体53は、圧縮ばね45により弁座52に更に押し付けられる。弁50は、依然として閉じられている。
図14は、注ぎ出し弁50が開かれた状態の注ぎ口13の水平断面部分図である。注ぎ出し管2は、前方に旋回されて容器1から遠ざけられており、かくして、注ぎ口がロック解除されている。圧縮ばね45のばね力に抗して押すことにより、弁スリーブ54は、注ぎ出し管2の管ジャケット62の開口部61内に前方に押し込まれ、密封体55を備えた弁体53は、弁座52から上げられる。それにより、容器1の注ぎ口が開かれ、容器内に入っている媒体は、開かれた注ぎ出し弁50を通って注ぎ出し管2内に流入することができる。
図15は、通気弁8が閉じられ且つロックされた状態で注ぎ出し弁50を作動させる作動装置9の垂直断面部分図である。作動装置9は、通気弁8と、圧力スライダ10′とから成っている。後側容器取っ手32の取っ手上端部は、案内レール66として構成されている。容器1の容器壁は、案内レール66の領域に開口部を有し、この開口部の内縁部は、弁座65を形成している。弁体67は、内側領域に、プッシュロッド57を受け入れる盲穴を有している。閉鎖状態では、圧縮ばね46は、プッシュロッド57を後側に向かって押し、密封体33を備えた弁体67は、弁座65に密封的に載る。弁体67は、その後方に突き出たU字形ネック68と共にレール66に沿って変位可能に案内される。垂直方向に旋回可能な圧力スライダ10′が、弁ネック68の外端部のところに設けられている。図15では、スライダ10′は、前方に旋回され、容器1の壁に圧接している。それにより、弁体67は、弁座65に押し付けられ、通気弁8を閉鎖状態に封鎖している。
図16は、通気弁8が閉じられた状態で注ぎ出し弁50を作動させる後方にヒンジ留めされた圧力スライダ10′を備える作動装置9を示す図である。作動装置の垂直断面部分図である。プッシュロッド57は、圧縮ばね45により作動装置9の方向に押されている。それにより、密封体33を備えた弁体67は、後側に向け、弁座65に向かって押され、容器1は、外側に向かって密封される。圧力スライダ10′の外方に差し向けられた表面は、容器1が片手で後側取っ手32により保持したときにかかる表面に到達して親指で操作しやすいように形作られている。
図17は、通気弁8が開かれた状態の作動装置9の垂直断面部分図である。圧力スライダ10′を押すことにより、弁体67はプッシュロッド57と共に圧縮ばね46のばね力に抗して注ぎ出し管2の方向に押され、通気弁8及び注ぎ出し弁50が開かれる。開かれた通気弁8により、周囲空気圧力との圧力均衡が、容器1内で起こることができ、内容物を開かれている注ぎ口13を通って容器から空けることができる。通気弁8の偶発的な開放を阻止するため、圧力スライダ10′は、前方に折り曲げられ、かくして、注ぎ弁50が閉じられると共に通気弁8が閉じられてロックされる。
自由流動媒体を注ぎ出す本発明の集成装置をかかる集成装置が組み込まれ又は容器壁に組み込まれた携帯容器の2つの例に関して説明した。別の実施形態では、集成装置のコンポーネントは、密封連結手段、例えば、ねじ−蓋連結手段又は差込み形プラグオン連結手段によって容器にねじ止めでき又はこれに装着して配置できる容器蓋に組み込まれる。これは、本発明の集成装置を備えた蓋をサイズの異なる容器に用いることができるという利点を有する。別の実施形態では、自由流動媒体を注ぎ出す集成装置をカートリッジ又はカルトューシュを受け入れるようになった容器内に組み込むことも実現可能である。
一体形注ぎ出し集成装置を備えた容器の斜視図である。 注ぎ出し集成装置の個々のコンポーネントを示す図である。 旋回式注ぎ出し管を含む一体形注ぎ出し集成装置を備えた容器の斜視図である。 注ぎ出し弁が閉じられ且つロックされた状態の注ぎ口の部分断面斜視図である。 注ぎ出し弁が閉じられ且つロック解除された状態の注ぎ口の部分断面斜視図である。 注ぎ出し弁が開かれ且つロック解除された状態の注ぎ口の部分断面斜視図である。 通気弁が開かれた状態の注ぎ出し弁のプッシュボタンの断面斜視図である。 通気弁が閉じられた状態で注ぎ出し弁を作動させるプッシュボタンの部分図である。 注ぎ口が閉じられ且つロックされ、作動装置が閉じられ且つロックされた状態の一体形注ぎ出し集成装置を備える容器の別の実施形態の斜視図である。 図9に記載された容器設計例を注ぎ口がロック解除されると共に作動装置がロック解除された状態で示す図である。 注ぎ出し弁が閉じられ且つロックされた状態の注ぎ口の水平断面部分図である。 注ぎ出し弁が閉じられ且つロックされた状態の注ぎ口の垂直断面部分図である。 注ぎ出し弁が閉じられ且つロック解除された状態の注ぎ口の垂直断面部分図である。 注ぎ出し弁が開かれた状態の注ぎ口の水平断面部分図である。 通気弁が閉じられ且つロックされた状態で注ぎ出し弁を作動させる作動装置の垂直断面部分図である。 通気弁が閉じられ且つロックされた状態の作動装置の垂直断面部分図である。 通気弁が開かれた状態の作動装置の垂直断面部分図である。
符号の説明
1 容器
2 注ぎ出し管
3 注ぎ出し弁
5 充填用開き具
6 充填用蓋
7 プッシュロッド
8 通気弁
9 作動装置
10 プッシュボタン
10′ 圧力スライダ
11 圧縮ばね
12 注ぎ出し連結部品
13 注ぎ口
14 注ぎ出しカラー
15 案内チャネル
16 容器に設けられた凹部
17 突出リブ
18 注ぎ出しカラーのところに設けられた絞り部
19 弁座
20 ねじ山
21 注ぎ出し管の円筒形部分
22 カラーに設けられた溝
23 カラー密封体
24 弁に設けられた溝
25 弁密封体
26 板状凹部
27 弁ピン
28 板状凹部の中央部
29 板状凹部の側壁
30 通気ピストンのホルダ
31 通気ピストン
32 容器取っ手
33 通気ピストン密封体
34 円筒形密封体
35 通気ピストンに設けられた絞り
36 密封面−弁座
37 弁キャップに設けられたリブ
40 マーキング
41 容器に設けられた出張り
42 注ぎ口のためのハウジング
43 クロージャ
44 リテーナナット
45 圧縮ばね1
46 圧縮ばね2−補償
47 プッシュロッドスリーブ,受け入れスリーブ
48 ねじ山−容器カラー
49 Oリング−ハウジング
50 注ぎ出し弁
51 円筒形要素
52 弁座
53 弁体
54 弁スリーブ
55 弁密封体
56 ハウジングに設けられたウェブ
57 プッシュロッド
58 容器からの注ぎ出し方向
59 ウェブ
60 ハウジングに設けられた凹部
61 管ジャケットに設けられた開口部
62 管ジャケット
63 流出開口部
64 補償経路
65 作動装置のための開口部
66 レール
67 弁体
68 U字形ネック
A 仮想軸線

Claims (10)

  1. 自由流動媒体を容器(1)から注ぎ出す集成装置であって、注ぎ出し管(2)と、注ぎ出し開口部(13)を注ぎ出しカラー(14)で密封的に閉鎖する注ぎ出し弁(3,50)と、前記注ぎ出し弁(3,50)を作動させる手段と、通気弁(8)と、閉鎖可能な充填用開き具(5)とを有する集成装置において、
    前記注ぎ出し集成装置は、前記注ぎ出し弁(3,50)を密封位置にロックすることができる封鎖装置を有し、前記注ぎ出し管(2)は、更に、前記注ぎ出し開口部(13)回りに旋回可能に配置され、前記注ぎ出し管(2)を旋回させることにより前記封鎖装置をロックし又はロック解除することができる、集成装置。
  2. 前記注ぎ出し弁(3,50)を作動させる前記手段は、プッシュボタン(10)又は圧力スライダ(10′)によってばね要素(11,45,46)のばね力に抗して変位可能な連結部材(7,57)を有する、請求項1記載の集成装置。
  3. カラー(14)が、前記容器(1)の容器上壁に組み込まれ、前記カラーは、その上方開口部のところに設けられていて、前記開口部の直径が前記容器(1)の方向にテーパするような仕方で内方に差し向けられた密封面(19)を備える円形の絞り部(18)を有し、前記密封面(19)は、弁座を形成し、密封要素を備えた弁キャップが、前記注ぎ口(13)の前記円形絞り部(18)内に更に挿入されており、閉鎖状態では、前記密封要素(25)は、前記弁座に着座し、ばね要素が、前記注ぎ出し管(2)の内側と前記弁キャップ(3)との間に設けられ、前記ばね要素は、前記弁キャップ(3)を前記弁座(19)内に押し込むようになっている、請求項2記載の集成装置。
  4. 前記注ぎ出し管(2)は、前記注ぎ口(13)の前記注ぎ出しカラー(14)に平行に延びる軸線回りに旋回可能に配置され、前記注ぎ出し弁(3)を作動させる前記連結部材(7)は、前記集成装置の前記容器壁に形成されたチャネル(15)又は管内で案内されると共に前記チャネル(15)に沿って変位可能である、請求項3記載の集成装置。
  5. 前記注ぎ出し管(2)は、その容器側端部のところが、円筒形部分(21)で終端し、前記円筒形部分は、頂部が閉鎖されると共に底部が開いており、前記円筒形部分(21)は、前記注ぎ口(13)の前記カラー(14)上に配置されると共にねじ山(20)を介して前記カラーに作動的に連結されており、前記注ぎ出し管(2)を旋回させることにより、旋回方向に従って前記ねじ山(20)を介して前記注ぎ出し管(2)の前記円筒形部分(21)を上昇させ又は下降させることができ、前記円筒形部分(21)の最も低い位置では、前記注ぎ出し管(2)の凹部(26,28,29)が、前記注ぎ出し弁(3)をその密封要素(25)が前記弁座(19)に密着した状態で保持し、前記注ぎ出し弁(3)を前記弁座(19)から上昇させることができないような仕方で前記注ぎ出し弁(3)に圧接する、請求項4記載の集成装置。
  6. 円筒形要素(51)が、前記カラー(14)内に挿入され、前記円筒形要素は、その一端部のところに設けられていて、前記カラー(14)のカラー縁部上に密封的に載るリムを有し、前記リムは、前記容器(1)の内部に向いたその端部のところに円錐形に延びる表面を有し、前記円錐形表面は、前記弁(50)の弁体(53)の弁座(52)を形成し、前記弁体(53)は、その中央に、前方に差し向けられた弁スリーブ(54)を有し、プッシュロッドスリーブ(47)が、前記弁スリーブ内に変位可能に設けられ、前記プッシュロッドスリーブは、前記プッシュロッド(57)の後側端部を受け入れるスリーブ形開口部を有し、第1の圧縮ばね(46)が、前記プッシュロッドスリーブ(47)と前記弁スリーブ(54)との間に更に設けられ、更に、ハウジング(42)が、リテーナナット(44)により前記容器カラー(14)にねじ止めされた前記円筒形要素(51)の縁部上に載り、複数の半径方向内方に延びるウェブ(56)が、前記円筒形要素(51)への連結領域で前記ハウジング(42)に取り付けられ、前記ウェブは、圧縮ばね(45)を受け入れるのに役立ち、前記圧縮ばね(45)は、前記弁スリーブ(54)上を延びてその第2の端部が前記弁体(53)上に載った状態で位置している、請求項2記載の集成装置。
  7. 前記注ぎ出し管(2)は、前記容器(1)からの流出方向(58)に垂直に延びる仮想軸線(A)回りに回転可能に前記ハウジング(42)内に設けられ、前記注ぎ出し管(2)は、前記注ぎ出し管(2)の前記注ぎ出し開口部(63)が垂直に旋回すると、前記注ぎ出し管(2)が前記ハウジング(42)内で前記仮想軸線(A)回りに回るように90°の曲率を有し、前記注ぎ出し管(2)は、前記ハウジング(42)の内部の領域において、管ジャケット(62)に設けられた開口部(61)を更に有し、前記開口部(61)は、これが前記注ぎ出し管(2)の前記流出開口部(63)と対向して差し向けられるように設けられ、前記弁スリーブ(54)は、前記管ジャケット(62)に当接し、前記注ぎ出し管(2)の前記流出開口部(63)が前記容器(1)の方に向いたときに前記弁(50)をロックする、請求項6記載の集成装置。
  8. 前記注ぎ出し弁(3,50)の前記作動装置(9)は、押圧状態では開き、非押圧状態では閉じられる通気弁(8)を有し、前記通気弁(8)は、閉鎖状態にロックできる、請求項1〜7のうちいずれか一に記載の集成装置。
  9. 開口部が、前記容器(1)の容器後壁に設けられ、前記開口部の内縁部は、前記弁(8)の弁座(65)を形成し、前記容器壁は、前記開口部の領域に設けられていて、レール(66)に沿って変位可能に案内される前記弁体(67)のU字形ネック(68)を受け入れるのに役立つ外方に向いた案内レール(66)を有し、前記弁体(67)は、前記プッシュロッド(57)を前記内側領域で受け入れる盲穴を更に有し、垂直に旋回可能な圧力スライダ(10′)が、前記弁ネック(68)の外側端部のところに設けられ、前記圧力スライダは、前記容器壁に向かって前方に傾けられた位置では、前記通気弁(8)を閉鎖状態に封鎖する、請求項8記載の集成装置。
  10. 前記注ぎ出し集成装置のコンポーネントは、容器にねじ止めでき又は容器に装着して配置できる蓋に組み込まれている、請求項1〜7のうちいずれか一に記載の集成装置。
JP2008557573A 2006-03-03 2007-02-27 自由流動媒体を容器から注ぎ出す集成装置 Active JP4970471B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH3442006 2006-03-03
CH344/06 2006-03-03
PCT/CH2007/000098 WO2007098626A1 (de) 2006-03-03 2007-02-27 Anordnung zum ausgiessen von fliessfähigen medien aus einem behältnis

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009528232A JP2009528232A (ja) 2009-08-06
JP4970471B2 true JP4970471B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=38055595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008557573A Active JP4970471B2 (ja) 2006-03-03 2007-02-27 自由流動媒体を容器から注ぎ出す集成装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8091744B2 (ja)
EP (1) EP1991469B1 (ja)
JP (1) JP4970471B2 (ja)
AT (1) ATE443667T1 (ja)
DE (1) DE502007001584D1 (ja)
ES (1) ES2333626T3 (ja)
PL (1) PL1991469T3 (ja)
WO (1) WO2007098626A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2470574B (en) * 2009-05-27 2014-05-07 Martin Andrew Slack A reusable container
US8662359B1 (en) * 2010-06-18 2014-03-04 James R. Hickey Gasoline can air vent
US8616419B2 (en) 2010-07-21 2013-12-31 Martin Slack Reusable containers
US8910835B2 (en) * 2011-09-21 2014-12-16 Brad C. Ouderkirk Fuel container and methods
US8833617B1 (en) * 2013-03-13 2014-09-16 Mark A. P. Compton Sealed fluid container
US9809238B2 (en) * 2015-01-28 2017-11-07 Pik Six LLC Compact portable cooling container and keg dispenser
US10196254B2 (en) * 2015-01-28 2019-02-05 Pik Six LLC Compact portable cooling container and keg dispenser
CA3056235C (en) 2017-03-15 2021-06-22 Timothy James SHAW Fuel container
WO2019160938A1 (en) 2018-02-13 2019-08-22 Stackcan Llc Container vent, dispenser and holding system
US20200149669A1 (en) * 2018-11-13 2020-05-14 Brandon Ragan Flip cap with hose barb

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US77755A (en) * 1868-05-12 James ogdin
US1290814A (en) * 1917-04-07 1919-01-07 Weaver Mfg Co Dispensing appliance.
US2040584A (en) * 1934-01-09 1936-05-12 Swingspout Measure Company Device for handling canned fluids
US2134852A (en) * 1937-01-02 1938-11-01 William R Bogan Dispensing apparatus
JPS50151416U (ja) * 1974-05-31 1975-12-16
JPS62115345U (ja) * 1986-01-13 1987-07-22
JPH0443474Y2 (ja) * 1987-01-27 1992-10-14
FR2669184B1 (fr) * 1990-11-20 1994-01-21 Exel Gsa Arrosoir, en particulier arrosoir a usage individuel.
DE4214171A1 (de) * 1992-04-30 1993-11-04 Fritz Peter Orth Fuellbarer behaelter
US5628352A (en) * 1992-07-24 1997-05-13 Briggs & Stratton Corporation Closable pour spout for fluid dispensing container
US6045013A (en) * 1998-10-07 2000-04-04 Yang; Ming-Te Container containing liquid or the like therein
GB0211482D0 (en) * 2002-05-17 2002-06-26 Bone Paul A Container
GB0220296D0 (en) * 2002-08-31 2002-10-09 Bone Paul A Cotainer

Also Published As

Publication number Publication date
ATE443667T1 (de) 2009-10-15
DE502007001584D1 (de) 2009-11-05
JP2009528232A (ja) 2009-08-06
PL1991469T3 (pl) 2010-04-30
ES2333626T3 (es) 2010-02-24
EP1991469A1 (de) 2008-11-19
EP1991469B1 (de) 2009-09-23
US8091744B2 (en) 2012-01-10
US20090032556A1 (en) 2009-02-05
WO2007098626A1 (de) 2007-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4970471B2 (ja) 自由流動媒体を容器から注ぎ出す集成装置
US10455959B2 (en) Portable beverage container with a robust and easily cleanable seal mechanism
US10259620B2 (en) Lid assembly for a container
JP5031143B2 (ja) 飲料、特にビールを貯蔵し分配するための容器
US8622229B2 (en) Beverage bottle and lid with back button release and button lock
RU2237009C2 (ru) Разливочно-дозирующее устройство для напитков
US6290090B1 (en) Drip-less carbonated beverage container “flow control element” with suction spout
CA2381533C (en) Non-spilling detachable pouring spout
JP5748071B2 (ja) 栓体
JP5864717B2 (ja) 容器クロージャー
JP4883942B2 (ja) 飲料容器及び飲み口付蓋体
US9415994B2 (en) Fuel container and methods
US20060011630A1 (en) Thermal container
US20190053649A1 (en) Beverage Container Having Non-Circular Shape
JP6875022B2 (ja) 飲料容器
US20090108022A1 (en) Liquid dispensing apparatus
EP0759007B1 (en) Container cover and dispensing device
RU2401797C1 (ru) Соединительный механизм между контейнером для напитка и раздаточным устройством для напитка и раздаточное устройство для напитка, использующее этот механизм
JP4968738B2 (ja) 飲料容器
JP2010159072A (ja) パウチ容器及びパウチホルダー
JPH09150852A (ja) 液体容器の栓装置
JP5720719B2 (ja) パウチホルダー
JP6945880B2 (ja) 蓋体及びこれを備えた飲料容器
US12012264B2 (en) Water bottle
CA2309568A1 (en) Fluid dispensing closure

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120305

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120404

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250