JPH0428444A - 鍛造ギヤの製造方法 - Google Patents

鍛造ギヤの製造方法

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JPH0428444A
JPH0428444A JP13163990A JP13163990A JPH0428444A JP H0428444 A JPH0428444 A JP H0428444A JP 13163990 A JP13163990 A JP 13163990A JP 13163990 A JP13163990 A JP 13163990A JP H0428444 A JPH0428444 A JP H0428444A
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JP
Japan
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forging
forged
gear
punched
lower die
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JP13163990A
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English (en)
Inventor
Koji Maeda
前田 浩治
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鍛造ギヤの製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来一般的な鍛造ギヤの製造方法としては、次の如きも
のがある。即ち、例えば、第6図に示すようにギヤ成形
部52(鍛造成形後に機械加工によってギヤが形成され
る)を備えるとともにその軸心部に軸穴54を有するギ
ヤ成形品51を鍛造成形する場合には、先ず第8図(イ
)の如き所定大きさの棒状素材61に荒仕上げ鍛造をし
、同図(ロ)の如き鍛造素材62を得る。
然る後、この鍛造素材62を同図(ハ)に示すように成
形下型71と成形上型72を使用した仕上げ鍛造により
半製品63を得る。この場合、半製品63は成形上型7
2側に該成形上型72によって軸穴の一部を構成する深
穴部63aが形成されるとともに、該深穴部63aの底
部側には厚さの薄い打ち抜き部63bが残される。
次に、同図(ニ)に示すように、この半製品63を下型
73と上型74を用いた打ち抜き加工によって上記打ち
抜き部63bを打ち抜き、貫通穴76を形成し、ギヤ成
形品51を得る。尚、この貫通穴76は、後の機械加工
によって軸穴54とされる。以上でギヤ成形品51の鍛
造成形か全て完了する。
尚、このような鍛造ギヤの製造方法の公知例としては、
例えば、特開昭60−56436号公報に開示される如
きものがある。
ところで、通常このギヤ成形品51には、第6図に示す
ように、ギヤ成形部52の端面53に、上記軸穴54に
連続するようにして油溝用凹部55.55.・・が形成
される。この場合、この各油溝用凹部55,55.・・
を鍛造時に同時成形するために、従来一般には、第7図
に示すように、上記成形下型71の成形面71aに該成
形面71aから上方に突出する凸部75,75.・・を
設け、第8図(ハ)に示す鍛造成形時に同時に該各画部
75゜75、・・により各油溝用凹部55 55.・・
を成形するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、このように成形下型の成形面71aに凸部7
5を設け、これによって鍛造成形時に油溝用凹部55を
形成するようにした場合には、鍛造素材62をこの成形
下型71の各凸部75,75、・・によって支持した状
態から成形上型72による押圧成形が開始されることと
なるため、成形開始直後の衝撃荷重か上記各凸部75.
75・にがかり、その結果、該各画部75,75.・・
が変形あるいは破損し易くなり、該成形下型71そのも
のの耐久性の低下、製品の品質低下等の不具合を招来す
るということが懸念される。
そこで本発明は、鍛造用下型に設けられる凸部に対して
鍛造初期の衝撃荷重がかかるのを防止して鍛造金型の耐
久性の向上あるいは製品の品質向上を図り得るようにし
た鍛造ギヤの製造方法を提案せんとしてなされたもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明ではかかる課題を解決するための具体的手段とし
て、軸心部に軸穴を有するとともに、その軸方向一端面
上に適宜深さの凹部が形成されたギヤを鍛造により製造
するに際して、下型の成形面上に鍛造素材を載置し且つ
これをその上方に配置した上型によって押圧して所定形
状の半製品を得た後、該半製品の軸心部分に打ち抜き加
工を施して上記軸穴を形成するようにした鍛造ギヤの製
造方法において、上記下型の成形面に、上記凹部を成形
するための凸部を設けるとともに、上記打ち抜き部分に
対応する位置には上記凸部よりも上方に突出する隆起部
を設け、上記鍛造素材の押圧成形時には該鍛造素材を上
記隆起部によって支持せしめ、その状態から上記上型に
よる該鍛造素材への押圧を開始するようにしたことを特
徴としている。
(作用) 本発明の鍛造ギヤの製造方法ではこのような構成である
から、下型の隆起部によって鍛造素材を支持した状態に
おいて上型による抑圧成形が開始されるため、鍛造成形
初期の衝撃的な荷重は該隆起部によって支持され、これ
より高さの低い各凸部に衝撃荷重がかかるのか防止され
、該各画部の変形あるいは破損が可及的に抑制されるこ
ととなる。
また、隆起部によって半製品側には不要の四部が形成さ
れるが、この隆起部が鍛造成形後に打ち抜かれる打ち抜
き部に対応して設けられているため、製品形状にはなん
ら影響を及ぼさない。
(発明の効果) 従って、本発明の鍛造ギヤの製造方法によれば、下型に
凸部を設け、該凸部によって油溝等となる凹部を鍛造時
に同時成形する構成であるにもかかわらず、隆起部を設
けたことによって該各画部に鍛造初期の衝撃荷重がかか
るのが確実に防止されることから、該各画部の変形ある
いは破損が可及的に抑制され、その結果、鍛造金型自体
の耐久性の向上あるいは製品の品質向上という点におい
て多大の効果が得られるものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の詳細な説明例を説明
する。
第1図には、本発明の鍛造ギヤの製造方法の実施に供さ
れる鍛造装置Zが示されている。この鍛造装置Zは、第
8図(イ)〜(ニ)の作業手順によって第6図に示すよ
うなギヤ成形品51(特許請求の範囲中のワークに該当
する)を製造する几めのものであって、固定配置される
固定基台4とこれに対してその上方から接離する下動基
台5との間に、後述する荒仕上げ鍛造部lと仕上げ鍛造
部2と打ち抜き加工部3とを配置して構成され、該下動
基台5の一行程によって該各部I〜3において同時に並
行して荒鍛造、仕上げ鍛造及び打ち抜き加工を行うこと
ができるようになっている。以下、これら各部の構造等
を説明する。
荒仕上げ鍛造部I 荒仕上げ鍛造部1は、第8図(イ)に示すような棒状素
材61を加圧成形して同図(ロ)に示すような鍛造素材
62を得るためのものであって、上記固定基台4側に固
定された下型11と上記下動基台5側に固定された上型
12とから構成されている。
仕上げ鍛造部2 仕上げ鍛造部2は、上記荒仕上げ鍛造部1において製造
された鍛造素材62を加圧成形して略り断面形状をもつ
半製品63を製造するためのものであって、上記固定基
台4側に固定された下型21と、上記下動基台5側に固
定された上型22と、該下型21と上型22の側方に位
置する側型23とで構成されている。尚、符号24は成
形後に半製品63を金型側から取り出すためのノックア
ウトビンである。
この仕上げ鍛造部2での鍛造により半製品63が製造さ
れる訳であるが、この半製品63には第6図に示すよう
な油溝用凹部55,55.・・を鍛造時に一体成形する
必要があり、しかもこの場合にこの各油溝用凹部55,
55.・・成形用として上記下型21の成形面に設けら
れる各隆起部27゜27、・・(第2図及び第3図参照
)に鍛造初期の衝撃荷重がかかるのを防ぐ必要があるこ
とは既述の通りである。このため、この実施例において
は、第2図及び第3図にそれぞれ示すように、下型21
の成形面21aに上記各油溝用凹部55,55゜・・に
対応する凸部25.25.・・を設けるとともに、該各
凸部25,25.・・の半径方向内側寄り位置、即ち、
後述の打ち抜き加工部3において打ち抜かれる部分に対
応する位置に該各凸部25゜25、・・より上方(上型
22側)に突出する環状の隆起部27を形成している。
このように下型21の成形面2]aに隆起部27を形成
すると、仕上げ鍛造部2において下型21側に鍛造素材
62を載置した時、該鍛造素材62は該隆起部27によ
って支持され、各凸部25゜25、・・には非接触とさ
れる。このため、この状態から、上型22による押圧成
形が開始されたとしても鍛造初期の衝撃荷重は該隆起部
27によって支持され、各凸部25,25.・・にはか
からず、従って、該各凸部25,25.・・の変形ある
いは破損が可及的に抑制され、それだけ該下型21の耐
久性あるいは製品としてのギヤ成形品51の品質向上に
寄与し得ることとなるものである。
尚、第4図にはこの下型21を使用した半製品63の鍛
造状態を示している。この図からも判るように、半製品
63には各凸部25.25.・・によって各油溝用凹部
55,55.・・が形成されると同時に、その軸心部分
には上型22によ、って深穴部63aが、また下型21
の隆起部27によって浅穴部63cが上下両方向からそ
れぞれ形成され、そしてこれらの間に打ち抜き部63b
が形成される。この場合、この浅穴部63cは本来不要
なものであるが、これが打ち抜き部63bに対応する位
置に形成されているため後述の打ち抜き加工部3におい
て該打ち抜き部63cを取り除いた状態では軸穴54の
一部を構成し、ギヤ成形品51の機能上なんら支障を及
ぼすものではない。
また、打ち抜き部63bが薄肉に成形されることとなり
、該打ち抜き部63bの打ち抜き加工が容易ならしめら
れる。
さらに、このように隆起部27によって鍛造初期の衝撃
荷重を受けるようにした場合には、該隆起部27の変形
等が魚具されるが、該隆起部27は凸部25に比してそ
の受圧面積か大きいfこめに変形等が生しにくく、しか
も例えこれか変形等しても製品としてのギヤ成形品5I
の形状にはなんら影響しないものであり、回答不具合を
生じるおそれはない。
打ち抜き加工部3 打ち抜き加工部3は、上記仕上げ鍛造部2において製造
された半製品63の打ち抜き部63cを打ち抜いて第5
図に示すような軸穴54をもつギヤ成形品51を得るた
めのものであって、第1図に示すように、上記固定基台
4側に固定される下型31と上記下動基台5側に固定さ
れる上型32とを備えている。
以上の説明の通り、本発明の製造方法を適用してギヤの
製造を行う場合には、金型の耐久性並びに製品の品質維
持が図れるものであり、製品の品質管理、製造コストの
低廉化という点において特に顕著な効果が期待できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の鍛造ギヤの製造方法の実施に供せられ
る鍛造装置の要部縦断面図、第2図は第1図に示した仕
上げ鍛造部の下型の平面図、第3図は第2図の■−■矢
視図、第4図は仕上げ鍛造部における鍛造状態説明図、
第5図は鍛造装置によって製造される製品としてのギヤ
成形品の縦断面図、第6図は第5図に示し1ニギャ成形
品の斜視図、第7図は従来の成形下型を示す斜視図、第
8図(イ)〜(ニ)は一般的な鍛造ギヤの製造行程の説
明図である。 1・・・・・・荒仕上げ鍛造部 2・・・・・・仕上げ鍛造部 3・・・・・・打ち抜き加工部 4・・・・・・固定基台 5・・・・・・下動基台 II、21.31・・・下型 12.22.32・・・上型 25・・・・・凸部 27・・・・・隆起部 51・・・・・ギヤ成形品 52・・・・・ギヤ成形部 55・・・・・油溝用凹部 61・・・・・棒状素材 62・・・・・鍛造素材 63・・・・・半製品 代 理 人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、軸心部に軸穴を有するとともに、その軸方向一端面
    上に適宜深さの凹部が形成されたギヤを鍛造により製造
    するに際して、下型の成形面上に鍛造素材を載置し且つ
    これをその上方に配置した上型によって押圧して所定形
    状の半製品を得た後、該半製品の軸心部分に打ち抜き加
    工を施して上記軸穴を形成するようにした鍛造ギヤの製
    造方法であって、上記下型の成形面に、上記凹部を成形
    するための凸部を設けるとともに、上記打ち抜き部分に
    対応する位置には上記凸部よりも上方に突出する隆起部
    を設け、上記鍛造素材の押圧成形時には該鍛造素材を上
    記隆起部によって支持せしめ、その状態から上記上型に
    よる該鍛造素材への押圧を開始するようにしたことを特
    徴とする鍛造ギヤの製造方法。
JP13163990A 1990-05-21 1990-05-21 鍛造ギヤの製造方法 Pending JPH0428444A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102009117A (zh) * 2010-11-05 2011-04-13 广东省韶铸集团有限公司 轴承毛坯外圈与外圈在高速镦锻机上套锻生产的穿孔定位工艺
CN105945203A (zh) * 2016-07-11 2016-09-21 杨林 一种齿轮锻造加工用装置

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