JPH04135032A - レブロジョイント外輪の製造方法 - Google Patents
レブロジョイント外輪の製造方法Info
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- JPH04135032A JPH04135032A JP25827590A JP25827590A JPH04135032A JP H04135032 A JPH04135032 A JP H04135032A JP 25827590 A JP25827590 A JP 25827590A JP 25827590 A JP25827590 A JP 25827590A JP H04135032 A JPH04135032 A JP H04135032A
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- 238000005242 forging Methods 0.000 claims abstract description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 23
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 6
- 238000005336 cracking Methods 0.000 abstract description 2
- 239000000047 product Substances 0.000 description 11
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 5
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 4
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/22—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
- F16D3/223—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
- F16D3/226—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts the groove centre-lines in each coupling part lying on a cylinder co-axial with the respective coupling part
- F16D3/227—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts the groove centre-lines in each coupling part lying on a cylinder co-axial with the respective coupling part the joints being telescopic
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2250/00—Manufacturing; Assembly
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明はレブロジョイントの外輪を製造するための方
法に関するものである。
法に関するものである。
従来の技術
従来、レブロジョイントの外輪を製造する方法として、
生産性および製品品質を高めるために、プレス型を用い
る方法が提案されている(特開昭60−22144号)
。
生産性および製品品質を高めるために、プレス型を用い
る方法が提案されている(特開昭60−22144号)
。
具体的には、第7図および第8図に示すように、得るべ
き外輪の形状と類似する形状のカップ状の粗形材30を
予め鍛造などによって用意しておく方法であって、その
粗形材30は、カップ部31とカップ部31に一体成形
された軸部32とからなる。この粗形材30を素材とし
て鍛造を行なうにあたっては、先ず外周に複数のり凸ス
溝型を配置したマンドレルポンチにカップ部31を被せ
、また粗形材30の外周に、周方向に分割した複数の成
形ポンチを配設し、その成形ポンチを内側に移動させて
カップ部31を縮径し、これと同時にカップ部31の内
周面に前記クロス溝型により複数のクロス溝34を成形
し、外輪を製造している。
き外輪の形状と類似する形状のカップ状の粗形材30を
予め鍛造などによって用意しておく方法であって、その
粗形材30は、カップ部31とカップ部31に一体成形
された軸部32とからなる。この粗形材30を素材とし
て鍛造を行なうにあたっては、先ず外周に複数のり凸ス
溝型を配置したマンドレルポンチにカップ部31を被せ
、また粗形材30の外周に、周方向に分割した複数の成
形ポンチを配設し、その成形ポンチを内側に移動させて
カップ部31を縮径し、これと同時にカップ部31の内
周面に前記クロス溝型により複数のクロス溝34を成形
し、外輪を製造している。
そしてこのような鍛造の後に、研削などの仕上げを行な
って製品を得ている。
って製品を得ている。
また最近では、製品の軽量化が強く望まれており、第9
図ないし第11図に示すように、強度上あるいは剛性上
特には必要としない部分、すなわち外輪33のうちクロ
ス溝34の間に位置する外周部の一部を、NC(数値制
御)ミーリングなどによって切削して除去し、凹部35
を形成することも行なわれている。
図ないし第11図に示すように、強度上あるいは剛性上
特には必要としない部分、すなわち外輪33のうちクロ
ス溝34の間に位置する外周部の一部を、NC(数値制
御)ミーリングなどによって切削して除去し、凹部35
を形成することも行なわれている。
ところで、レブロジョイントは回転部品として使用され
るため、動的バランスが悪いと、すなわち重量の偏りが
あると、振動や騒音を発生する原因となる。したがって
上記の凹部も内面の溝を基準として、位相ずれすること
なく正確な位置に設ける必要がある。このため従来では
、クロス溝34をまず成形し、つぎにこれを基準として
位置決めを行なって前記凹部35の切削を行なっており
、その結果、切削作業に時間がかかり、作業能率が悪い
などの欠点があった。
るため、動的バランスが悪いと、すなわち重量の偏りが
あると、振動や騒音を発生する原因となる。したがって
上記の凹部も内面の溝を基準として、位相ずれすること
なく正確な位置に設ける必要がある。このため従来では
、クロス溝34をまず成形し、つぎにこれを基準として
位置決めを行なって前記凹部35の切削を行なっており
、その結果、切削作業に時間がかかり、作業能率が悪い
などの欠点があった。
この欠点を除くため、鍛造工程の後に製品の一部を切削
する方法に替え、鍛造時に、製品の内周面にクロス溝を
成形すると同時に外周面に凹部を形成し、切削作業を省
いて作業能率を向上させる方法が提案されている(特開
昭61−63221号)。
する方法に替え、鍛造時に、製品の内周面にクロス溝を
成形すると同時に外周面に凹部を形成し、切削作業を省
いて作業能率を向上させる方法が提案されている(特開
昭61−63221号)。
これは、鍛造工程で使用する成形ポンチ36の内面に、
第12図に示すように突起37を設けておき、成形ポン
チ36による縮径時にその突起37によって製品33の
外周面に凹部35を形成する方法である。この方法では
、成形ポンチ36がクロス溝型を配置したマンドレルと
共にプレス型の一部を構成するものであるから、突起3
7とクロス溝型の相対位置は、型構造によって正確なも
のとして保証され、したがって特別な位置決めを行なう
ことなく凹部とクロス溝とを所期の位置に形成すること
ができる。
第12図に示すように突起37を設けておき、成形ポン
チ36による縮径時にその突起37によって製品33の
外周面に凹部35を形成する方法である。この方法では
、成形ポンチ36がクロス溝型を配置したマンドレルと
共にプレス型の一部を構成するものであるから、突起3
7とクロス溝型の相対位置は、型構造によって正確なも
のとして保証され、したがって特別な位置決めを行なう
ことなく凹部とクロス溝とを所期の位置に形成すること
ができる。
発明が解決しようとする課題
上記の突起37を有する成形ポンチ36を使用して前記
凹部35を成形する場合、第13図に示すように、材料
が内側に押し出され、粗形材30の内面が中心方向に張
り出される。しかるに製品である外輪に用いる材料は、
一般に、硬質の炭素鋼であるうえに、突起37による凹
部35の成形と同時に粗形材30の縮径とクロス溝34
の成形が進行するから、凹部35の部分での成形量が多
くなって第13図の矢印方向に過大な引張力が働き、極
端な場合には第13図および第14図に示すように内面
に割れ38が生じるおそれが多分にあった。
凹部35を成形する場合、第13図に示すように、材料
が内側に押し出され、粗形材30の内面が中心方向に張
り出される。しかるに製品である外輪に用いる材料は、
一般に、硬質の炭素鋼であるうえに、突起37による凹
部35の成形と同時に粗形材30の縮径とクロス溝34
の成形が進行するから、凹部35の部分での成形量が多
くなって第13図の矢印方向に過大な引張力が働き、極
端な場合には第13図および第14図に示すように内面
に割れ38が生じるおそれが多分にあった。
この発明は上記の事情を背景としてなされたもので、割
れを生じさせることなくレブロジョイントの外輪を製造
することのできる方法を提供することを目的とするもの
である。
れを生じさせることなくレブロジョイントの外輪を製造
することのできる方法を提供することを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段
この発明は、上記の目的を達成するために、内周面に複
数本の溝が円周方向に一定間隔をあけて形成されかつ外
周面のうち前記溝の中間部に対応する位置に凹部が形成
されたカップ部を有するレブロジョイント外輪を鍛造に
て製造するにあたり、前記カップ部より大径でかつカッ
プ部とほぼ相似形状の中空部を有する粗形材のうちその
中空部の外面で前記凹部に対応する箇所を前記凹部に類
似する形状に窪ませておき、その中空部を鍛造工程で縮
径すると同時にその内面に前記溝を形成することを特徴
とする方法である。
数本の溝が円周方向に一定間隔をあけて形成されかつ外
周面のうち前記溝の中間部に対応する位置に凹部が形成
されたカップ部を有するレブロジョイント外輪を鍛造に
て製造するにあたり、前記カップ部より大径でかつカッ
プ部とほぼ相似形状の中空部を有する粗形材のうちその
中空部の外面で前記凹部に対応する箇所を前記凹部に類
似する形状に窪ませておき、その中空部を鍛造工程で縮
径すると同時にその内面に前記溝を形成することを特徴
とする方法である。
作 用
この発明の方法では、最終製品の形状とある程度近似し
た粗形材を鍛造素材として鍛造を行ない、その粗形材の
うち製品のカップ部に対応する中空部の外周部の一部は
、カップ部の外面に形成する凹部に対応して窪んでいる
。この粗形材は、鍛造工程において、その中空部が縮径
されてカップ部とされるとともに、その内面に複数本の
溝が形成される。したがって凹部に相当する部分では特
別成形量の多い成形が生じないので、割れが生じる危険
はない。
た粗形材を鍛造素材として鍛造を行ない、その粗形材の
うち製品のカップ部に対応する中空部の外周部の一部は
、カップ部の外面に形成する凹部に対応して窪んでいる
。この粗形材は、鍛造工程において、その中空部が縮径
されてカップ部とされるとともに、その内面に複数本の
溝が形成される。したがって凹部に相当する部分では特
別成形量の多い成形が生じないので、割れが生じる危険
はない。
実 施 例
つぎにこの発明の方法を実施例に基づいて説明する。
この実施例では、第9図および第10図に示す形状のレ
ブロジョイント外輪33を製造するものであり、そのた
めの粗形材1として第1図に示すように、予めこのレブ
ロジョイント外輪33と形状が近似する形状としたもの
を製造し、用意しておく。この粗形材1は、一方に開口
した中空状のカップ部2と軸部3とからなり、カップ部
2の外周面には、3つの凹部4が一定間隔をあけて形成
されている。この凹部4の成形方法は特に限定されるも
のではなく、鍛造によって成形する他に、切削加工によ
って形成することができる。
ブロジョイント外輪33を製造するものであり、そのた
めの粗形材1として第1図に示すように、予めこのレブ
ロジョイント外輪33と形状が近似する形状としたもの
を製造し、用意しておく。この粗形材1は、一方に開口
した中空状のカップ部2と軸部3とからなり、カップ部
2の外周面には、3つの凹部4が一定間隔をあけて形成
されている。この凹部4の成形方法は特に限定されるも
のではなく、鍛造によって成形する他に、切削加工によ
って形成することができる。
なお、凹部4を形成するにあたっては、粗形材1を一定
角度づつに割出し、あるいは一定角度づつに配置された
所定の成形型で成形して凹部4同士の間隔を一定にすれ
ばよいのであって、作業が特に繁雑になるものではない
。
角度づつに割出し、あるいは一定角度づつに配置された
所定の成形型で成形して凹部4同士の間隔を一定にすれ
ばよいのであって、作業が特に繁雑になるものではない
。
なお、凹部4の側縁部に連続する粗形材1の外側表面2
aの部分には、第4図に示すように、若干の肉盛り(カ
ップ部の肉厚に対して約10%)を行なった肉盛り部4
aが形成されている。なお、第4図には、比較のため肉
盛りを施していない外周面を破線で示したが、肉盛り部
4aは、差異を明確にするために、誇張して図示しであ
る。また第2図には、凹部4を形成しない場合の外周面
の位置を二点鎖線で示しである。
aの部分には、第4図に示すように、若干の肉盛り(カ
ップ部の肉厚に対して約10%)を行なった肉盛り部4
aが形成されている。なお、第4図には、比較のため肉
盛りを施していない外周面を破線で示したが、肉盛り部
4aは、差異を明確にするために、誇張して図示しであ
る。また第2図には、凹部4を形成しない場合の外周面
の位置を二点鎖線で示しである。
つぎに第5図および第6図は、第1図に示す粗形材1を
素材として鍛造を行なう金型を示すものである。下型5
は固定されており、これに対して上型6は図示しない駆
動手段で上下動可能に支持されている。下型5の中央部
には、円柱状のマンドレルポンチ7が配置されており、
マンドレルポンチ゛7の外周には、6つのクロス溝型8
が、斜めに規則的に嵌合されている。これらのクロス溝
型8は、下部でシリンダ9に連結されており、マンドレ
ルポンチ7の外周面を上下に移動可能である。
素材として鍛造を行なう金型を示すものである。下型5
は固定されており、これに対して上型6は図示しない駆
動手段で上下動可能に支持されている。下型5の中央部
には、円柱状のマンドレルポンチ7が配置されており、
マンドレルポンチ゛7の外周には、6つのクロス溝型8
が、斜めに規則的に嵌合されている。これらのクロス溝
型8は、下部でシリンダ9に連結されており、マンドレ
ルポンチ7の外周面を上下に移動可能である。
なお、上記の下型5およびマンドレルポンチ7内には、
下端でシリンダ10に連結されたノックアウトピン11
が貫通しており、ノックアウトピン11のフランジ状先
端部は、マンドレルポンチ7上に位置している。またマ
ンドレルポンチ7の下部の外周には、下型5に固定され
たマンドレル押え型12が当接して配置されており、マ
ンドレル押え型12の外周には、上面をマンドレル押え
型12の上面と面一としたプレート13が配置されて、
同じく下型5に固定されている。
下端でシリンダ10に連結されたノックアウトピン11
が貫通しており、ノックアウトピン11のフランジ状先
端部は、マンドレルポンチ7上に位置している。またマ
ンドレルポンチ7の下部の外周には、下型5に固定され
たマンドレル押え型12が当接して配置されており、マ
ンドレル押え型12の外周には、上面をマンドレル押え
型12の上面と面一としたプレート13が配置されて、
同じく下型5に固定されている。
上記マンドレル押え型12およびプレート13上には、
マンドレルポンチ7を囲むようにして6つの成形ポンチ
14が水平方向にスライド可能に配置されており、それ
ぞれ外周に配置された受動型15に固定されている。成
形ポンチ14のうち1つおきの成形ポンチ14には、前
述した第12図の成形ポンチ36の突起37と同様に、
内周面に突起(図示せず)が形成されている。
マンドレルポンチ7を囲むようにして6つの成形ポンチ
14が水平方向にスライド可能に配置されており、それ
ぞれ外周に配置された受動型15に固定されている。成
形ポンチ14のうち1つおきの成形ポンチ14には、前
述した第12図の成形ポンチ36の突起37と同様に、
内周面に突起(図示せず)が形成されている。
上記受動型15は、図示しないバネやシリンダによって
外周側に付勢されており、隣接する受動型15間には、
扇形の案内型16が固定されている。なお、受動型15
の外周面はテーパ面に形成されており、このテーパ面に
、上型6に垂下して固定された楔形状のカム17が摺動
可能に当接している。
外周側に付勢されており、隣接する受動型15間には、
扇形の案内型16が固定されている。なお、受動型15
の外周面はテーパ面に形成されており、このテーパ面に
、上型6に垂下して固定された楔形状のカム17が摺動
可能に当接している。
一方、上型6には、前記マンドレルポンチ7の上方に位
置するよう、中央部に軸周孔部18を有する押え型19
が配置されており、押え型室20で上型6に支持されて
いる。
置するよう、中央部に軸周孔部18を有する押え型19
が配置されており、押え型室20で上型6に支持されて
いる。
つぎに上記のプレス型により前記の粗形材1から製品を
得る工程を説明する。
得る工程を説明する。
粗形材1はその軸部3を上方にしてカップ部2をマンド
レルポンチ7に被せる。この状態でカップ部2の外周の
凹部4を、成形ポンチ14の突起に嵌合させることによ
り、粗形材1が正確かつ確実に位置決めされる。
レルポンチ7に被せる。この状態でカップ部2の外周の
凹部4を、成形ポンチ14の突起に嵌合させることによ
り、粗形材1が正確かつ確実に位置決めされる。
さらに上型6を下降させつつ、粗形材1の軸部3を押え
型19の軸周孔部18に位置させることにより、押え型
19を粗形材1に当接させる。
型19の軸周孔部18に位置させることにより、押え型
19を粗形材1に当接させる。
上型6が更に下降することにより、押え型19は粗形材
1を押圧するとともに、カム17の下降によって受動型
15が楔作用で内側に押圧されて、バネなどの弾性力に
抗して内側に移動する。したがって6つの成形ポンチ1
4の先端部を結んだ円の径が減少して粗形材1を周囲か
ら同時に加圧する。またカップ部2の内部では、クロス
溝型8によってクロス溝34が斜めに形成される。
1を押圧するとともに、カム17の下降によって受動型
15が楔作用で内側に押圧されて、バネなどの弾性力に
抗して内側に移動する。したがって6つの成形ポンチ1
4の先端部を結んだ円の径が減少して粗形材1を周囲か
ら同時に加圧する。またカップ部2の内部では、クロス
溝型8によってクロス溝34が斜めに形成される。
一般に、上記のクロス溝34のコーナ部34aは欠肉を
生じやすいが、その外周面側では、凹部4の肉盛り部4
aが成形ポンチ14の突起で押圧されて、その余肉がク
ロス溝コーナ部34aに押し込まれるので、低荷重でフ
ィルアップが図られ、欠肉が防止される。
生じやすいが、その外周面側では、凹部4の肉盛り部4
aが成形ポンチ14の突起で押圧されて、その余肉がク
ロス溝コーナ部34aに押し込まれるので、低荷重でフ
ィルアップが図られ、欠肉が防止される。
そして上記の方法では、凹部4の部分が、内側に窪んで
いるために、成形ポンチ14の突起による成形量は少な
く、その結果、゛内面での割れが確実に防止される。
いるために、成形ポンチ14の突起による成形量は少な
く、その結果、゛内面での割れが確実に防止される。
発明の詳細
な説明したようにこの発明の方法によれば、カップ部を
成形するための縮径およびこれと同時の内周面の溝の成
形を行なう鍛造工程に供される粗形材に、肉厚を減じる
ための窪みを外周の一部に予め形成おくから、縮径およ
び溝成形のための鍛造工程においては前記肉厚を減じる
部分での成形量が少なくなり、したがって従来生じてい
た内面での割れを確実に防止することができ、またこの
発明の方法では工程数が特に増大しないので、能率の良
い加工を行なうことができる。
成形するための縮径およびこれと同時の内周面の溝の成
形を行なう鍛造工程に供される粗形材に、肉厚を減じる
ための窪みを外周の一部に予め形成おくから、縮径およ
び溝成形のための鍛造工程においては前記肉厚を減じる
部分での成形量が少なくなり、したがって従来生じてい
た内面での割れを確実に防止することができ、またこの
発明の方法では工程数が特に増大しないので、能率の良
い加工を行なうことができる。
第1図はこの発明の一実施例に用いる粗形材の平面図、
第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は第2図の■
線矢視図、第4図は第3図のIV−TV線断面図、第5
図は実施例に用いるプレス型の縦断面図、第6図は第5
図のVl−VI線断面図、第7図は従来の製造方法に用
いる粗形材の平面図、第8図は同じく縦断面図、第9図
は得るべき製品である外輪の平面図、第10図は第9図
のX−X線断面図、第11図は第10図のXT線矢視図
、第12図は従来の製造方法で用いる成形ポンチの部分
斜視図、第13図は割れの発生状況を示す部分縦断面図
、第14図は割れの生じたカップ部の縦断面図である。 1・・・粗形材、 2・・・カップ部、 4・・・凹部
、709.マンドレルポンチ、 8・・・クロス溝型
、 14・・・成形ポンチ、 33・・・外輪、 3
4・・・クロス溝。 出願人 l・ヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 渡 辺 丈 夫 第1図 第3図 第2図 第5図 第7図 第8図 第6図 第9図 第り図
第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は第2図の■
線矢視図、第4図は第3図のIV−TV線断面図、第5
図は実施例に用いるプレス型の縦断面図、第6図は第5
図のVl−VI線断面図、第7図は従来の製造方法に用
いる粗形材の平面図、第8図は同じく縦断面図、第9図
は得るべき製品である外輪の平面図、第10図は第9図
のX−X線断面図、第11図は第10図のXT線矢視図
、第12図は従来の製造方法で用いる成形ポンチの部分
斜視図、第13図は割れの発生状況を示す部分縦断面図
、第14図は割れの生じたカップ部の縦断面図である。 1・・・粗形材、 2・・・カップ部、 4・・・凹部
、709.マンドレルポンチ、 8・・・クロス溝型
、 14・・・成形ポンチ、 33・・・外輪、 3
4・・・クロス溝。 出願人 l・ヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 渡 辺 丈 夫 第1図 第3図 第2図 第5図 第7図 第8図 第6図 第9図 第り図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 内周面に複数本の溝が円周方向に一定間隔をあけて形成
されかつ外周面のうち前記溝の中間部に対応する位置に
凹部が形成されたカップ部を有するレブロジョイント外
輪を鍛造にて製造するにあたり、 前記カップ部より大径でかつカップ部とほぼ相似形状の
中空部を有する粗形材のうちその中空部の外面で前記凹
部に対応する箇所を前記凹部に類似する形状に窪ませて
おき、その中空部を鍛造工程で縮径すると同時にその内
面に前記溝を形成することを特徴とするレブロジョイン
ト外輪の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25827590A JPH04135032A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | レブロジョイント外輪の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25827590A JPH04135032A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | レブロジョイント外輪の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04135032A true JPH04135032A (ja) | 1992-05-08 |
Family
ID=17317985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP25827590A Pending JPH04135032A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | レブロジョイント外輪の製造方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JPH04135032A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007167911A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Fuji Heavy Ind Ltd | クラウニング付歯形の鍛造成形装置 |
WO2010122893A1 (ja) * | 2009-04-20 | 2010-10-28 | Ntn株式会社 | トリポード型等速自在継手およびその製造方法 |
-
1990
- 1990-09-27 JP JP25827590A patent/JPH04135032A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8491398B2 (en) | 2009-04-20 | 2013-07-23 | Ntn Corporation | Tripod type constant-velocity universal joint and method for producing the same |
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