JPH04283003A - Nc旋盤における往復台構造 - Google Patents

Nc旋盤における往復台構造

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JPH04283003A
JPH04283003A JP3104890A JP10489091A JPH04283003A JP H04283003 A JPH04283003 A JP H04283003A JP 3104890 A JP3104890 A JP 3104890A JP 10489091 A JP10489091 A JP 10489091A JP H04283003 A JPH04283003 A JP H04283003A
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shaft
tool spindle
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Masatake Minagawa
皆川 正剛
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Dainichi Kinzoku Kogyo Co Ltd
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    • B23B3/16Turret lathes for turning individually-chucked workpieces
    • B23B3/161Turret lathes for turning individually-chucked workpieces lathe with one toolslide carrying one turret head
    • B23B3/162Arrangements for performing other machining operations, e.g. milling, drilling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Turning (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、NC旋盤における往
復台構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図31ないし図33に示す
ワークWを加工成形する場合、NC旋盤において加工材
をチャック、心押台、振れ止めにより芯出しする段取り
作業の後、第1加工工程の対象とする段差軸部1の各段
部1a,1b,1cの外径部の旋削加工および内径部2
の旋削加工がなされるとともに、段部1aのねじ部3の
ねじ切り加工がなされて第1加工工程を完了する。
【0003】次に、第2加工工程の対象とするフランジ
部4およびその端面部5の加工は第1加工工程における
ワークWを一旦取外して反転した状態でチャックにより
把持して再び芯出しした後、フランジ部4およびその端
面部5の加工がなされる。
【0004】このNC旋盤により旋削加工がなされたワ
ークWは、第3加工工程のたて型マシニングセンタに搬
送され、芯出し作業の後、キー溝6の加工がなされると
ともに、割出しによりフラット面7,8の加工がなされ
る。
【0005】この第3加工工程を完了したワークWは第
4加工工程の横型マシニクグセンタに搬送され、再び芯
出し作業がなされて端面部5のドリル・タップ加工9が
なされて加工を完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の加工工程ではワークWの工程間の移動および各工程
での芯出し作業等によるロスタイムが多く、かつ品質へ
の影響も多く、また、近時提唱される無人化を進める上
での問題点を多く有するものであった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、ワークの1回の取付けで旋削はもとよ
り、フライス削り、穴あけ、中ぐり、ねじ切り、リーマ
加工等を行うことのできるNC旋盤における往復台構造
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、第1の発明はC軸回りに回転する回転
軸を有する主軸台を備え心押台を摺動案内する案内面と
、この案内面と並設して往復台をZ軸方向へ摺動案内す
る案内面を有するNC旋盤において、前記往復台は前記
案内面を摺動する摺接面と所定の角度で傾斜する傾斜案
内面を有するサドルと、このサドルの傾斜案内面に沿っ
て前記主軸台のC軸に向うY軸方向へ案内される摺動支
台を備え、この摺動支台より直角状に起立して前記主軸
台のC軸に対するX軸方向の案内面を有するコラム部と
からなるコラムと、前記コラム部に沿ってX軸方向へ案
内される駆動機構を備えた横送り台と、この横送り台に
取付けられ、かつ前記駆動機構に連繋されて、前記X軸
およびZ軸方向と直交する3次方向のB軸回りに旋回可
能なツールスピンドルとより構成したNC旋盤の往復台
構造であり、
【0009】第2の発明はC軸回りに回転する回転軸を
有する主軸台を備え心押台を摺動案内する案内面と、こ
の案内面と並設して往復台をZ軸方向へ摺動案内する案
内面を有するNC旋盤において、前記往復台は前記案内
面を摺動する摺接面と所定の角度で傾斜する傾斜案内面
を有するサドルと、このサドルの傾斜案内面に沿って前
記主軸台のC軸に向うY軸方向へ案内される摺動支台を
備え、この摺動支台より直角状に起立して前記主軸台の
C軸に対するX軸方向の案内面を有するコラム部とから
なるコラムと、前記コラム部に沿ってX軸方向へ案内さ
れる駆動機構を備えた横送り台と、この横送り台に取付
けられ、かつ前記駆動機構に連繋されて、前記X軸およ
びZ軸方向と直交する3次方向のB軸回りに旋回可能な
ツールスピンドルとからなり、前記ツールスピンドルは
前記横送り台にB軸回りに回動可能に、かつカービック
カップリング機構により昇降可能に設けられた旋回軸に
取付けられるとともに、前記旋回軸に内嵌され、前記駆
動機構に連繋されてB軸回りに回転可能に設けられた駆
動軸の駆動まがりばかさ歯車と噛合うまがりばかさ歯車
を介して回転可能に支承される主軸を有し、前記旋回軸
は前記横送り台に内装された3位置割出し機構に連繋し
て前記主軸をB軸回りの特定の角度90°範囲の位置B
0°、B45°、B90°に割出し可能に構成し、さら
に、前記ツールスピンドルに回転可能に支承した主軸の
外周の所定の位置0°、180°の対称位置にロック部
を凹設するとともに、ツールスピンドルの本体には、前
記ロック部に臨んで係脱可能なロックロッドを有するロ
ック装置を設けて、前記位置0°のロック部にロックす
る旋削モードと、前記ロック部にアンロックする回転工
具モードと、前記位置0°、180°に駆動機構を介し
て割出す左右勝手旋削モードに切換可能に構成した請求
項2のNC旋盤の往復台構造に存する。
【0010】
【作用】上記構成としたことにより、ツールスピンドル
を旋削モード、回転工具モード、左右勝手モードに切換
えることができるとともに、ツールスピンドルをB軸回
りの位置B0°、B45°、B90°に割出すことがで
き、さらに、Y軸方向へ移動することができて旋削はも
とより、フライス削り、穴あけ、中ぐり、ねじ切り、リ
ーマ加工等を行うことができる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1はNC旋盤10の略体斜視図を示すも
ので、該旋盤10のベッド13の上面には心押し台12
の案内面14と往復台16の案内面15とが並設され、
この心押し台12の対向側には主軸台11が設けられ、
同主軸台11の回転軸はC軸回転制御されるとともに、
C軸回りでの割出し制御機能を備えている。
【0012】往復台16はベッド13の案内面15に沿
ってZ軸方向へ案内されるサドル17と、このサドル1
7に形成された傾斜案内面19に沿ってY軸方向へ案内
されるコラム21と、このコラム21の案内面24に沿
ってX軸方向へ案内される横送り台42と、この横送り
台42に取付けられた刃物台ベース43に取付けられ、
B軸旋回制御されるツールスピンドル107 とこの往
復台16と一体的に移動される自動工具交換装置165
 とより構成されている。
【0013】このサドル17はベッド13の案内面15
と摺接する山形面と水平面とを有する摺接面18と水平
面に対しほぼ角度20度で傾斜する傾斜案内面19とに
より断面略三角形状で所定の幅を有し、傾斜案内面19
はその中央部のY軸方向に沿ってナローガイド案内面が
形成されている。また、この傾斜案内面19の中央部に
はコラム21に支承されたY軸用ボールねじ25と螺合
するY軸用ボールねじナット20が取り付けられている
【0014】コラム21は傾斜案内面19に摺動可能に
取付けられる摺動支台22と傾斜案内面19に対し角度
90度の案内面24を有するコラム部23とが略L型形
状に形成され、摺動支台22にはサドル17に取付けた
Y軸用ボールねじナット20と螺合する所定のねじ部長
さを有するY軸用ボールねじ25が回転可能に支承され
、同ボールねじ25の後端にはプーリー26が取付けら
れるとともに、支台22の後端にはブラケット27を介
してブレーキ付きのACサーボモータ28が取付けられ
、このサーボモータ28の回転軸に取付けたプーリ29
とプーリ26間には無端状のベルト30が掛着されてい
る。
【0015】また、コラム部23には所定のねじ部長さ
を有するX軸用ボールねじ31が回転可能に支承され、
同ボールねじ31の図示上端にはプーリー32が取付け
られるとともに、コラム部23の上端にはブラケット3
3を介してブレーキ付きのACサーボモータ34が取付
けられ、このサーボモータ34の回転軸に取付けたプー
リ35とプーリ32間には無端状のベルト36が掛着さ
れ、このX軸用ボールねじ31には横送り台42を案内
面24に沿って摺動可能に連結するX軸用ボールねじナ
ット37が螺合されている。
【0016】このボールねじナット37は横送り台42
に取付ける取付部38とX軸用ボールねじ31と並設さ
れるバランス用シリンダ40のピストンロッド41と連
結するブラケット39が一体に形成されている。また、
このバランス用シリンダ40はボールねじナット37の
移動に追従して伸縮作動するように設けられて横送り台
42上に取付けられるツールスピンドル107 をバラ
ンスするように構成されている。
【0017】このように設けられたコラム21はACサ
ーボモータ28の起動により傾斜案内面19に沿ってY
軸方向へ移動され、また、ACサーボモータ34の起動
により横送り台42を案内面24に沿ってX軸方向へ移
動され、この横送り台42上には刃物台ベース43が取
付けられている。
【0018】この刃物台ベース43にはツールスピンド
ル107 の駆動機構44とツールスピンドル107 
をB軸旋回制御して3位置(B0°、B45°、B90
°)に割出す3位置割出し機構85およびこの3位置に
位置保持するカービックカップリング機構66が内装さ
れている。
【0019】45はベース43の後部側に取付けられた
駆動モータであって、その回転軸46にはモータ軸ギヤ
47がキー着され、この回転軸46と平行に第1軸48
が回転可能に支承され、同第1軸48の一端部には1軸
まがりばかさ歯車49が一体に形成され、他端部にはモ
ータ軸ギヤ47と噛合う1軸ギヤ50がキー着されてい
る。また、第1軸48と直交して第2軸51が回転可能
に支承されるとともに、この第2軸51には1軸まがり
ばかさ歯車49と噛合う2軸まがりばかさ歯車52と2
軸ギヤ53とがキー着されている。
【0020】また、この第2軸51と所定の間隔を隔て
て平行に設けられた駆動軸58との間には第3軸54お
よび第4軸55が設けられ、両軸54,55には3軸ギ
ヤ56、4軸ギヤ57が回転可能に嵌着されて噛合い連
繋されている。
【0021】この駆動軸58は下端部がベース43の下
部側に回転可能に支承されるとともに、その上端側は同
軸58に外嵌する旋回軸61に回転可能に支承され、駆
動軸58の上端には駆動まがりばかさ歯車59が一体に
形成され、同下部側には4軸ギヤ57と噛合う駆動ギヤ
60が旋回軸61との間にスラストベアリングを介して
キー着されている。
【0022】旋回軸61は駆動軸58に外嵌して連結支
持したツールスピンドル107 をB軸旋回制御、すな
わち駆動軸58を中心とする所定の角度範囲を3位置割
出し機構85により、B0°、B45°、B90°の3
位置に旋回制御するもので、この旋回軸61は円盤状の
連結支持台62と段差筒状の回転支軸63とが一体に形
成されるとともに、この回転支軸63の端部には旋回ギ
ヤ64がボルト65を介して取付けられ、このように形
成された旋回軸61は駆動軸58に回転可能に外嵌され
、この旋回軸61と刃物台ベース43との間にはカービ
ックカップリング機構66が介装されている。
【0023】このカービックカップリング機構66は作
動部67とカービックカップリング77,78とからな
るもので、この作動部67は旋回軸61を取付けたベー
ス43と回転支軸63との間の下部側に取付けられた蓋
部材68により形成される断面略横凸字形状の環状のピ
ストン室69と、このピストン室69に摺動可能に内装
されるピストン70とからなり、このピストン70の上
下はスラストニードルベアリング71を介して回転支軸
63および旋回ギヤ64間に挾持状に取付けられ、また
、このピストン70の凸状のピストン部72はピストン
室69の凹状の作動室73に摺動可能に納められ、この
作動室73はピストン部72により上部室74と下部室
75とに区画され、両室74,75には油圧路76a,
76bと連通されて、下部室75に圧油が作用すること
で、ピストン70に所定のストロークtが与えられ、こ
れにより旋回軸61は一体にストロークt分上動するよ
うに構成されている。この様に設けられた旋回軸61の
旋回支持台62下面とベース43の上面43aとの間に
は対をなすカービックカップリング77,78が取付け
られている。
【0024】このカービックカップリング77,78は
所定の径を有する平板リング状に形成され、その対向面
の外周にはフェースギヤ状に係止爪77a,78aが噛
合い係合可能に形成され、作動部67の作動により係脱
可能に設けられている。このようにカップリング77,
78を取付けた旋回支持台62の外周には旋回カバー7
9が取付けられるとともに、この旋回カバー79の所定
の90度の角度範囲Raにおいて45度間隔で検知用ド
ッグ80a,80b,80cが取付けられ、また、旋回
支持台62の旋回経路の外周のベース43の上面43a
の所定の90度角度範囲Rbには45度間隔でブラケッ
ト83を介してツールスピンドル107 の割出し位置
検出用の近接スイッチ81a,81b,81cがドッグ
80と近接して配設され、中央(45度位置)の近接ス
イッチ61bの下部にはカップリング77,78のクラ
ンプ状態を検出する近接スイッチ82が取付けられてい
る。 この様に設けられた旋回軸61には3位置割出し機構8
5が連繋されている。
【0025】この3位置割出し機構85はベース43の
一側方寄りに配設されるもので、同割出し機構85は3
位置シリンダ86とラック102 と、このラック10
2 と旋回軸61に取付けた旋回ギヤ64と噛合い連繋
する中間ギヤ105,106 とから構成されている。
【0026】この3位置シリンダ86のシリンダ87は
所定の摺動径を有する主シリンダ88と若干大径の摺動
径を有する副シリンダ89とが同心に連結してなり、こ
の主シリンダ88に摺動可能に嵌合された主ピストン9
0は所定の幅h1を有し、同ピストン90には左右方向
へ延出するピストンロッド91a,91bが一体に形成
され、また、このピストンロッド91a側には同ロッド
91aに摺動可能に嵌合し、かつ副シリンダ89に摺動
可能に嵌合する所定の幅h2(=h1)を有する副ピス
トン92が設けられ、この副ピストン92にはロッド9
1aに外嵌し、かつ主シリンダ88に摺動可能に嵌合す
る所定長さsのボス部93が一体に形成されている。こ
のように形成されたシリンダ86の主ピストン90と蓋
体94との間の室95aには油圧回路のAポートが連通
され、主ピストン90と副ピストン92との間の室95
bには同じくBポートが連通され、また、副ピストン9
2と蓋体96との間の室95cにはCポートがそれぞれ
連通されている。この様に設けられた3位置シリンダ8
6は図8に示すようにその摺動長さL=3s+2hに形
成され、この寸法sは旋回軸61の旋回角度45度をラ
ック102 上のストロークに換算した寸法である。ピ
ストンロッド91a側には連結部材97を介してラック
102 が連結されている。
【0027】この連結部材97は略コの字状継ぎ手98
と板状継ぎ手99との2部材からなり、コの字状継ぎ手
98には主ピストン90のピストンロッド91aの端部
に形成したねじ部が螺着され、また、板状継ぎ手99に
はその両側に所定のばね圧を有する複数の皿ばね100
 が調整部材101 を介して挾着状にしてラック10
2 の一端部が螺着され、両継ぎ手98,99を結合す
ることでピストンロッド91とラック102 とは同一
線上に設けられて3位置シリンダ86の作動によりラッ
ク102 は直線状に往復作動するように設けられてい
る。このラック102 と旋回軸61に取付けた旋回ギ
ヤ64との間には中間軸103,104 を介して中間
ギヤ105,106が噛合い連繋されている。
【0028】このように設けられた3位置割出し機構8
5は例えばツールスピンドル107 を位置B45°、
B90°から位置B0°に割出す場合、MDIにて位置
B0°をNCへ指令すると、カービックカップリング機
構66の作動部67の油圧路76bより下部室75に油
圧が作用してピストン70が上動され、同ピストン70
を取付けた旋回軸61はストロークt上動されてカービ
ックカップリング77,78の係合が解かれる(図9参
照)。これにより、3位置シリンダ86のAポートより
室95aに油圧が作用して図10に示すように主ピスト
ン90は図示左方向へ移動される。この移動により、副
ピストン92は蓋体96に当接されるとともに、同副ピ
ストン92のボス部93の端部に主ピストン90が当接
されて、連結部材97を介してラック102 に対し、
位置B45°の場合にはストロークsが、また、位置B
90°の場合にはストローク2sが与えられる。このラ
ック102 にストロークが与えられることにより、こ
れと噛合い連繋されたれた中間ギヤ105,106 は
時計方向および反時計方向へ回転され、この中間ギヤ1
06 と噛合う旋回軸61に取付けられた旋回ギヤ64
は時計方向へ回転されてツールスピンドル107は位置
B0°に割出されるとともに、近接スイッチ81aにド
ッグ80bが対設されることで、割出し位置B0°を検
出する。この検出信号により油圧路76aより作動室7
3の上部室74に油圧が作用することで旋回軸61は降
下されてカービックカップリング77,78が噛合い、
ツールスピンドル107 は位置B0°に強固にクラン
プされる。このカービックカップリング77,78の噛
合いは近接スイッチ82により検知され、この検知信号
によりツールスピンドル107 にはNCにより次期動
作が与えられる。
【0029】次に、ツールスピンドル107 を位置B
0°より位置B45°に割出す場合、MDIにて位置B
45°をNCへ指令すると、カービックカップリング機
構66の作動部67の油圧路76bより下部室75に油
圧が作用してピストン70が上動され、同ピストン70
を取付けた旋回軸61はストロークt上動されてカービ
ックカップリング77,78の係合が解かれる(図9参
照)。これにより、3位置シリンダ86のAポートおよ
びCポートより室95a,95cに油圧が作用し、この
場合主ピストン90と副ピストン92とは図10の状態
より図示右方向へ一体に押送され、副ピストン92のボ
ス部93が主シリンダ88に嵌合摺動されて副ピストン
92が同シリンダ88の端面に当接されると停止され、
これに連動してラック102 には図示右方向へストロ
ークsが与えられる(図11参照)。このラック102
 の移動により、これと噛合い連繋されたれた中間ギヤ
105,106 は反時計方向および時計方向へ回転さ
れ、この中間ギヤ106 と噛合う旋回軸61に取付け
られた旋回ギヤ64は反時計方向へ回転されてツールス
ピンドル107 は位置B45°に割出されるとともに
、近接スイッチ81bにドッグ80bが対設されること
で、割出し位置B45°を検出する。この検出信号によ
り油圧路76aより作動室73の上部室74に油圧が作
用することで旋回軸61は降下されてカービックカップ
リング77,78が噛合い、ツールスピンドル107 
は位置B45°に強固にクランプされる。このカービッ
クカップリング77,78の噛合いは上記と同様に近接
スイッチ82により検知され、この検知信号によりツー
ルスピンドル107 にNCにより次期動作が与えられ
る。
【0030】また、位置B0°から位置B90°に割出
す場合、図10の状態より同様にしてMDIにて位置B
90°をNCへ指令すると、カービックカップリング機
構66の作動部67の油圧路76bより下部室75に油
圧が作用してピストン70が上動され、同ピストン70
を取付けた旋回軸61はストロークt上動されてカービ
ックカップリング77,78の係合が解かれる(図9参
照)。これにより、3位置シリンダ86のBポートより
室95bに油圧が作用し、この場合主ピストン90と副
ピストン92とは図10の状態より主ピストン90のみ
が図示右方向へ押送され、主ピストン90が蓋体94に
当接されると停止され、これに連動してラック102 
には図示右方向へストローク2sが与えられる(図12
参照)。このラック102 の移動により、これと噛合
い連繋されたれた中間ギヤ105,106 は反時計方
向および時計方向へ回転され、この中間ギヤ106 と
噛合う旋回軸61に取付けられた旋回ギヤ64は反時計
方向へ回転されてツールスピンドル107 は位置B9
0°に割出されるとともに、近接スイッチ81cにドッ
グ80bが対設されることで、割出し位置B90°を検
出する。この検出信号により油圧路76aより作動室7
3の上部室74に油圧が作用することで旋回軸61は降
下されてカービックカップリング77,78が噛合い、
ツールスピンドル107 は位置B90°に強固にクラ
ンプされる。このカービックカップリング77,78の
噛合いは上記と同様に近接スイッチ82により検知され
、この検知信号によりツールスピンドル107にNCに
より次期動作が与えられる。
【0031】また、この位置B90°の割出し位置より
位置B45°に割出す場合には、図12の状態より、3
位置シリンダ86のAポートおよびCポートより室95
a,95cに油圧が作用し、この場合主ピストン90と
副ピストン92とは図12の状態より対向移動され、副
ピストン92のボス部93が主シリンダ88に嵌合摺動
されて副ピストン92が同シリンダ88の端面に当接さ
れて停止されるとともに、主ピストン90はボス部93
の端面にされて停止し、これに連動してラック102 
には図示左方向へストロークsが与えられる(図11参
照)。このラック102 の移動により、これと噛合い
連繋されたれた中間ギヤ105,106 は時計方向お
よび反時計方向へ回転され、この中間ギヤ106 と噛
合う旋回軸61に取付けられた旋回ギヤ64は反時計方
向へ回転されてツールスピンドル107 は位置B45
°に割出される。
【0032】次に、上記のように設けられた刃物台ベー
ス43の旋回軸61の連結支持台62に取付けられるツ
ールスピンドル107 について説明すると、このツー
ルスピンドル107 は連結支持台62に取付けられる
本体108 と、この本体108 に回転可能に取付け
られる主軸113 とこの主軸113 に内装されるツ
ールクランプ軸115 と、主軸113 を角度0°と
角度180°との2位置に割出し固定する前後のロック
装置122 ,131 とより構成されて、主軸113
 に回転を与えてドリル、タップ、フライス加工と、主
軸113 を固定して旋削加工するように構成されてい
る。
【0033】この本体108 は主本体109 と副本
体110 とフランジ体111 との3部材からなるも
ので、主本体109 にはベアリング112 を介して
主軸113 が回転可能に支承されている。この主軸1
13 の中心には段差状の挿通孔114 が嵌通形成さ
れ、同挿通孔114 の先端にはツールのチャック部1
16 が取付けられるとともに、このチャック部116
 に連繋されてツールをクランプ、アンクランプするツ
ールクランプ軸115がばね部材117 を介して図示
左右方向へ摺動可能に弾着されている。また、主軸11
3 には刃物台ベース43の駆動まがりばかさ歯車59
と噛合い連繋するまがりばかさ歯車118 がキー着さ
れるとともに、同かさ歯車118 のボス部の直径方向
の対応する外周部には主軸113 を角度0°と角度1
80°との2位置に割出し固定するための略V形状のロ
ック溝119 が凹設されるとともに、同主軸113 
図示左側寄りの外周にはロック溝119 と対応する位
置にはフラット状のロック面120 が凹設されている
。また、主軸113の図示右端部にはリング状の磁気セ
ンサー121 が位置調整可能に取付けられいる。
【0034】上記のように主軸113 を回転可能に支
承した主本体109 の主軸113 の中心線上の所定
の位置にはロック面120 およびロック溝119 と
対応して前部ロック装置122 と後部ロック装置13
1 がそれぞれ設けられている。
【0035】123 は主本体109 に凹設された前
部ロック装置122 のピストン室であって、同ピスト
ン室123 には主軸側へ貫通してロックロッド126
 を摺動可能に挿通する挿通孔124 が貫設され、同
ピストン室123 には主軸113 のロック面120
 に面当接するロックロッド126 を有するピストン
125 が摺動可能に嵌合されて、同ピストン室123
 は上下の室127,128 に区画され、このピスト
ン室123 は主本体109 の上部に取付けられてエ
ア、油圧、切削水等を分配するロータリジョイント12
9 により閉止されている。
【0036】また、主本体109 の後部ロック装置1
31 の取付部には図示段差状の取付孔130が貫設さ
れて後部ロック装置131 が取付けられている。この
ロック装置131 のシリンダ体132 にはピストン
室133 と主軸113 側に貫通する挿通孔134 
が貫設され、ピストン室133 に摺動可能に嵌合され
たピストン135 には挿通孔134 に摺動可能に挿
通されて先端に主軸113 のロック溝119 と係合
するロック爪137 を有するロックロッド136 が
設けられ、同ピストン135 の上面側にはピストンカ
バー139に摺動可能に貫通する検知用ロッド138 
が設けられ、ピストン室133 はピストン135 に
より上部室140 と下部室141 とに区画されると
ともに、検知用ロッド138の上端には検知用ドッグ1
42 が取付けられている。このように設けられた前後
部のロック装置122,131 の上部室127,14
0 および下部室128,141 にはロータリジョイ
ント129 に接続される油圧路143,144 によ
りそれぞれ接続されて、ロックロッド126,136 
に所定のストロークS1,S2 が与えられてロック溝
119 およびロック面120 と係脱可能に設けられ
ている。また、検知用ドッグ142にはロックロッド1
26,136 の係脱を検知する近接スイッチ145 
が対設されている。
【0037】また、ツールクランプ軸115 は主軸1
13 の端部より所定の長さ延出形成されるとともに、
この延出部には同クランプ軸115 に外嵌し、かつ副
本体110 に内嵌する回転軸シール体146 が設け
られ、この回転軸シール体146 には流量センサに接
続されるエア路147 が形成されて、同エア路147
 はクランプ軸115 に貫設したエア孔148 に連
通されて、チャック部116 に係脱するツールの着装
を検知するように構成されている。また、副本体110
 の主軸113 に取付けた磁気センサー121 と対
応する外周部の所定の直径方向、すなわち対応する18
0°位置には凹部149,150 が凹設されて、同凹
部149,150 には主軸113 を位置0°と位置
180°との割出し位置に検出する磁気センサーヘッド
151,152 が取付けられている。
【0038】また、副本体110 に取付けられるフラ
ンジ体111 にはピストン155 を摺動可能に嵌合
するピストン室153 が凹設されるとともに、ピスト
ンロッド156 を挿通する挿通孔154 が貫設され
、同ピストン室153 はピストン155 により左右
の室157,158 に区画され、室157 にはロー
タリジョイント129 に接続される切削水路159が
連通され、また、室158 にはロータリジョイント1
29 に接続される油圧路160が連通されている。ま
た、ピストンロッド156 の端部には検知用ドッグ1
61 が取付けられるとともに、フランジ体111 と
検知用ドッグ161 との間にはコイルスプリング16
2 が弾着されてピストン155 は常時には図示右側
へ付勢されている。また、検知用ドッグ161 と近接
してツールのクランプを検知する近接スイッチ163が
設けられている。なお、室157 はクランプ軸115
 に貫設した孔115aに連通して切削水を先端工具に
供給するように設けられている。
【0039】このように設けられたツールスピンドル1
07 の動作について説明すると、このツールスピンド
ル107 はその主軸113 を位置0°と位置180
°に回転割出してバイトの刃先の向きを180°変換し
て切削する左右勝手切削と、ツールスピンドル107 
の位置B0°におけるツール交換との動作が与えられ、
また、主軸113をロック装置122,131 により
ロックした状態での位置B0°、B45°、B90°の
旋削工具による旋削(旋削モードという)と、主軸11
3 をロック装置122,131 によりアンロックし
た状態での位置B0°、B45°、B90°のドリル、
タップ、フライス等による回転切削(回転工具モードと
いう)することができる。
【0040】先ず、主軸113 の位置0°を割出す場
合は、MDIにより主軸位置0°の割出しを指令すると
、油圧路144 よりロック装置122,131 の下
部室128,141 へ油圧が作用してピストン125
,135 は上動されて、ロックロッド126,136
 と主軸113 のロック溝119 とロック面120
 との係合が解かれて主軸113 はフリーの状態とな
るとともに、ピストン135 に設けた検知用ドッグ1
42 に対設された近接スイッチ145によりこれが検
知される。この近接スイッチ145 の検知信号により
刃物台ベースの駆動モータ45が起動されて駆動機構4
4のギヤ列を介して駆動軸58が回転され、この駆動軸
58の駆動まがりばかさ歯車59と噛合うまがりばかさ
歯車118 を介して主軸113 は回転される(図1
8参照)。この主軸113 の回転で同端部の磁気セン
サー121 が磁気センサーヘッド151 により検知
されると駆動モータ45は停止されると同時に、この検
知信号により油圧路143 より上部室127,140
 に油圧が作用してピストン125,135 は下動さ
れ、ロックロッド126,136 は下方に位置したロ
ック面120 およびロック溝119 と係合されて強
固なロック状態が維持される。このロック状態は検知用
ドッグ142 が近接スイッチ145 より外れること
で確認される。これにより主軸113 の位置0°の割
出しを完了する。この状態でチャック部116 に把持
された旋削用工具BTは図26に示すようにワークWの
軸心に対して右勝手RHに位置される。
【0041】なお、主軸113 の位置180°を割出
す場合は上記と同様であって、MDIにより主軸位置1
80°の割出しを指令し、この場合磁気センサー121
 は磁気センサーヘッド152 により検知されること
で、主軸113 の位置180°の割出しを完了する。 この状態でチャック部116 に把持された旋削用工具
BTは図26に示すようにワークWの軸心に対して左勝
手LHに位置される。 また、図18に示すようにロック装置122,131 
をアンロックすることで、駆動機構44により主軸11
3に回転が与えられ、回転工具モードとされる。
【0042】次に、ツール交換時の動作について説明す
ると、先ず、3位置割出し機構85によりツールスピン
ドル107 を位置B0°に割出す。この状態でツール
スピンドル107 の主軸113 は位置0°に設定さ
れている。この状態でMDIによりツール交換を指令す
る。これにより油圧路160 より室158 に油圧が
作用し、ピストン155 は図示左方向へ移動してツー
ルクランプ軸115 を図示左方向へ押送する。これに
よりチャック部116 に把持されたツールのクランプ
が解除されるとともに、ピストンロッド156 に取付
けた検知用ドッグ161 が近接スイッチ163 によ
りクランプ解除が検知され、この検知信号により自動工
具交換装置166 は所定の時間内に所要の工具に交換
される。この工具交換において工具を取外すと回転軸シ
ール体146 よりツールクランプ軸115 に貫設し
たエア孔148 よりエアは噴出し、工具が装着される
とエア孔148 は閉止されて流量センサーにより装着
が検知される。 この装着の確認信号により室158 の油圧は逃がされ
ることで、ピストン155はコイルスプリング162 
の復元力により元の位置に復帰されるとともに、ツール
クランプ軸115 もばね部材117 の復元力により
元の位置に復帰され、これによりツールはチャック部1
16 に強固にクランプされ、このクランプ状態は近接
スイッチ163により確認され、ツール交換動作を完了
する。
【0043】なお、自動工具交換装置165 (以下、
ATCという)およびツールマガジン166 はサドル
17と一体に移動可能に設けられて、ツールスピンドル
107 の位置B0°の割出し位置でツールの交換が可
能である。また、図示はしないが往復台16の前面側に
はワークWの取換えおよび主軸台11のチャック爪16
7 の交換等を行うロボットが配設されている。
【0044】次に、上記のように構成された往復台16
を装備したNC旋盤によるワークWの加工について説明
すると、このワークWの素材Waは内径2を有する中空
状の素材より切削成形される。なお、図20および図2
1は第1加工工程を、図22および図23は第2加工工
程を示す。
【0045】先ず、ロボットにより主軸台11に対し、
第1工程に見合うチャック爪167 に自動交換する。 しかる後、ロボットによりワーク素材を搬入してチャッ
ク・クランプし、心押し台12を移動して内径2に押し
当ててワーク素材をセットする(この場合主軸台はC0
°の位置に割出されている。)一方、往復台16側にお
いてはツールスピンドル107 は3位置割出し機構8
5によりB軸回りの位置B0°に割出され、ATC16
5 によりツールマガジン166 より外径旋削工具が
セットされ、3位置割出し機構85によりB軸回りの位
置B90°に割出されるとともに、カービックカップリ
ング機構66の作動により位置固定され、主軸113 
を前後のロック装置122,131 によりロックする
旋削モードとされる。これにより、主軸台11(C軸)
が回転されるとともに、往復台16はX軸、Z軸方向へ
数値制御されて段差部1a,1b,1cとフランジ部4
の端面4aの荒加工が行われる。この場合、例えばフラ
ンジ部4の端面4aと段差部1aとの段差が大きな部分
においては図25に示すようにツールスピンドル107
 を位置B45°に割出すことで容易に旋削することが
できる。そして上記と同様にして中仕上工具の交換によ
る中仕上加工および仕上工具による仕上げ加工がなされ
て段差部1a,1b,1cとフランジ部4の端面4aの
加工を完了する。
【0046】次に、位置B0°でATC165 により
ねじ切り工具に交換され、割出し位置B90°の旋削モ
ードでねじ部3のねじ加工が施される。
【0047】次に、位置B0°でATC165 により
キー溝6の荒加工工具(キー溝6幅より若干小径の工具
)に交換する。そしてツールスピンドル107 を位置
B90°に割出し固定し、回転工具モード、すなわち、
前後のロック装置122,131 をロックしない図1
8の状態に設定する一方、主軸台11を位置C0°に設
定してワークWを固定する。これにより駆動機構44の
駆動モータ45を起動すると駆動系を介して主軸113
 に回転が与えられ、数値制御によりX軸方向で切込み
量が、また、Z軸方向で送り量が与えられて荒加工が行
われ、次いで、再び位置0°でATC165 によりキ
ー溝6幅に見合う径の仕上げ工具に交換され、位置90
°においてY軸方向での幅出しがなされてX軸およびZ
軸方向の制御により仕上げ加工がなされる。
【0048】次に、位置B0°でATC165 により
ワークWの段差部1bのフラット面7を加工する工具に
交換する。そしてツールスピンドル107を位置B90
°に割出し固定し、回転工具モードにする。このときワ
ークWは主軸台11により位置C0°に設定した状態に
ある。 そして駆動機構44により主軸113 に回転が与えら
れ、数値制御によりX軸方向で切込み量が、また、Y軸
方向で送り量が与えられて一方のフラット面7が切削さ
れ、これが完了すると、ワークWは主軸台11により1
80°位置に割出され、対称位置に上記と同様にフラッ
ト面7の加工がなされる。
【0049】このフラット面7の加工が完了すると、ワ
ークWはその所定位置に対し振れ止め168 によりセ
ット保持されるとともに、心押し台12が後退される。 そしてツールスピンドル107 は位置B0°でATC
165により内径2加工工具に交換され、旋削モードに
設定される。この状態で主軸台11に回転が与えられる
とともに、ツールスピンドル107 は位置B0°の状
態で数値制御によりX軸方向で切込み量が、また、Z軸
方向で送り量が与えられて内径2の荒加工が行われ、さ
らに、仕上げ工具に交換されて内径2の仕上げ加工がな
される。これにより第1工程を完了し、主軸台11は位
置C0°に割出される。
【0050】次に、第2加工工程について図22および
図23にしたがって説明する。この第2工程ではワーク
Wをロボットにより取出しワークテーブルに置く。しか
る後、主軸台11のチャック爪167 を第2工程に見
合うチャック167 にロボットにより交換するととも
に、主軸台11を位置C0°に割出す。そしてワークW
を第1工程とは反転した状態にして段部1cをチャック
クランプし、心押し台12を移動してワークWに押し当
てるとともに、振れ止め168 をワークWの所定位置
に移動してセット保持し、心押し台12を後退させる。
【0051】上記の準備動作の後、ツールスピンドル1
07 を位置B0°に割出し、フランジ部4の外周およ
び端面部5を荒加工する旋削工具にATCにより交換し
、ツールスピンドル107 を位置B90°または位置
B45°に割出して旋削モードにより荒加工を行い、次
いで同部を仕上げ加工する旋削工具に交換して旋削モー
ドで仕上げ加工を行う。
【0052】そしてツールスピンドル107 は位置B
0°でATC165 により内径2加工工具に交換され
、旋削モードで、ツールスピンドル107 は位置B0
°の状態で数値制御によりX軸方向で切込み量が、また
、Z軸方向で送り量が与えられて内径2の荒加工が行わ
れ、さらに、仕上げ工具に交換されて内径2の仕上げ加
工がなされる。
【0053】次に、フランジ部4のねじ孔9の加工が行
われる。この場合、まず、位置B0°でATC165 
によりねじ孔9のセンター孔用の工具に交換される。そ
して回転工具モードに設定され、主軸台11は位置C3
0°に割れ出され、ツールスピンドル107 は位置B
0°の状態で、Z軸方向へ送り量が与えられてセンター
孔が穿設され、以下、ワークWは主軸台11によりC6
0°,C90°,C120°,C150°,C210°
,C240°,C270°,C300°,C330°に
割出しながら順次センタヘ孔が穿設される。そしてAT
C165 によりねじ孔9の下孔用ドリルに交換され、
上記と同様に主軸台11により位置C30°〜C330
°が割出されながら下孔が穿設される。そして下孔の加
工が完了すると再び位置B0°でATC165 により
ねじ孔9のタップ加工工具に交換され、主軸台11によ
り位置C30°〜C330°が割出されながら、順次タ
ップ加工がなされる。なお、この場合、駆動モータ45
はZ軸方向の往復動の動作に対し正逆転制御される。
【0054】このねじ孔9の加工完了後、ツールスピン
ドル107 は再び位置B0°でATC165 により
フランジ部4のフラット面8を加工するフェースミル工
具に交換され、位置B90°で回転工具モードに設定さ
れるとともに、主軸台11は位置C0°に設定される。 この状態で数値制御によりX軸方向に切込量が与えられ
、Y軸方向に送り量が与えられて一方のフラット面8を
切削加工する。続いて主軸台11側が配置C180°に
割出されて対称位置のフラット面8を加工する。以上に
より第2工程を完了しワークWの加工を完了し、ロボッ
トによりワークWを把持し、チャックと振れ止め168
 とによる保持を解除し、ワークWをテーブルに搬出す
る。以下、順次上記手順動作の繰り返しでワークWを加
工する。
【0055】なお、上記した振れ止め168 は心押し
台12と同様にプログラマブルであり、自動的に設定位
置に位置決め可能である。また、チャック爪167 は
加工に見合う複数種類が予めパレットにセットされてお
り、ロボットにより自動交換することができる。
【0056】上記したように、ツールスピンドル107
 に旋削モードと回転工具モードおよび左右勝手旋削モ
ードに切換可能に設けるとともに、ツールスピンドル1
07 をB軸回りの位置B0°、位置B45°、位置B
90°に割出し可能に設け、さらに、横送り台42をコ
ラム21を介してY軸方向へ移動可能に設けたものであ
るから、従来のNC旋盤の機能に加えてマシニングセン
ターの機能を付加することができたものであるから、ワ
ークWの加工は1台のマシンによりワークWの全加工工
程を2工程に集約することができ、これによる従来の工
程間を移動する搬送時間を皆無とすることができるとと
もに、段取り回数を減少することができてワークWの加
工工数を低減することができ加工能率を高めることがで
きる。また、段取り回数が2回であることから、段取り
作業に起因する加工誤差を著減することができてワーク
Wの加工精度の品質を高めることができる。
【0057】また、旋削モード、左右勝手旋削モードお
よび工具回転モードによる切削を具体的に述べるならば
、ツールスピンドル107 をB軸回りの位置B0°、
位置B45°、位置B90°の3位置に設定可能である
から、ツールホルダーの方向性がなくなり、すなわち、
従来の旋盤においては外径バイト、中ぐりバイト、端面
バイト等個々の用途に必要な本数を要したが、図24お
よび図25に示すように位置B0°とすることで内径、
端面の切削、位置B90°とすることで外径、端面の切
削することができるとともに、位置B0°においてはZ
軸方向の調整により切込み量が与えられる。また、位置
B45°とすることで、図25に示すようにワークWの
形状の段差の大きい部分Rの加工の際、位置B90°で
はツールスピンドル本体等が干渉して大きな制約を受け
るが、位置B45°とすることで干渉することを解消す
ることができる。
【0058】また、左右勝手旋削モードは主軸113 
を位置0°と位置180°とに割出し可能であることか
ら、図26および図27に示すように例えばワークWa
が図示のように左右にほぼ対称の段差部1d,1eを有
する場合、先ず、段差部1dは主軸113 を位置0°
に設定し、ツールスピンドル107 を位置B90°に
割出して主軸台11を回転して図示矢印方向へ旋削し、
次いで主軸113 を位置180°に設定すると切削工
具BTの刃先は対称の反対向きに固定されるので、この
場合主軸台11は段差部1dとは逆回転することで段差
部1eを旋削することができる。また、図27に示すよ
うな端面にボス部5aを旋削成形する場合、ツールスピ
ンドル107 を位置B0°に割出し、主軸113 を
位置0°に設定して端面および外径部を旋削し、次いで
、主軸113 を位置180°に設定して旋削する。こ
の場合、上記と同様に主軸台11は正逆転して切削され
る。
【0059】また、回転工具モードは例えば図28に示
すワークWbのようにフランジ部4の外径部に孔明け加
工する場合は、主軸113 に対するロック装置122
,131 がアンロックされて回転可能に設定され、ツ
ールスピンドル107 は位置B90°に割出される。 一方、主軸台11側はC軸回りの位置C0°に設定され
る。そしてX軸およびZ軸方向に制御されて位置決めさ
れた後、X軸方向で切削送り量が与えられる。また、こ
の外径部に複数の孔を穿設する場合には、各孔は主軸台
11により割出される。また、ねじ孔の場合には、先ず
、上記と同様に下孔を穿設した後、タップによりねじ切
りが行われ、この場合主軸には正逆転が与えられる。ま
た、端面部への孔明け加工の場合はツールスピンドル1
07 は位置B0°に割出され、Z軸方向で切削送り量
が与えられて穿設される。
【0060】また、回転工具モードによるフェイスミル
加工、例えば図29に示すようにワークWcに略四角形
状の角軸部1fを切削成形する場合、フェイスミル17
0 に交換した後、ツールスピンドル107 を位置B
90°に割出す一方、主軸台11を位置C0°に割出さ
れる。そしてX軸およびZ軸方向へ調整されてフェイス
ミル170 は位置決めされ、Y軸方向で切削送り量が
与えられ、位置C0°での切削を完了すると、順次主軸
台11をC軸回りに位置C90°、C180°、C27
0°に割出して切削することで角軸部が切削成形される
【0061】また、回転モードによる図30に示すワー
クWdにエンドミル加工によりキー溝6を切削する場合
においては、例えばY軸制御を具備しないマシンではキ
ー溝6の幅精度はエンドミルの精度に頼らなければなら
ないものであるが、Y軸制御を設けたことにより、エン
ドミル自体の精度に頼る必要がなく、Y軸制御により溝
幅精度を確保することができる。
【0062】したがって、本例によれば、各モードによ
る加工順位の設定が容易となって複合加工を行うことが
できるとともに、切削工具および回転切削工具の種類を
最小限にとどめることができて他面加工を行うことがで
きる。
【0063】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したもので
あるから、ツールスピンドルを旋削モードと回転工具モ
ードおよび左右勝手旋削モードに切換可能に設けるとと
もに、ツールスピンドルをB軸回りの位置B0°、位置
B45°、位置B90°に割出し可能に設け、さらに、
横送り台をコラムを介してY軸方向へ移動可能に設けた
ものであるから、従来のNC旋盤の機能に加えてマシニ
ングセンターの機能を付加することができたものである
から、ワークWの加工は1台のマシンによりワークWの
全加工工程を2工程に集約することができ、これによる
従来の工程間を移動する搬送時間を皆無とすることがで
きるとともに、段取り回数を減少することができてワー
クWの加工工数を低減することができ加工能率を高める
ことができる。また、段取り回数が2回であることから
、段取り作業に起因する加工誤差を著減することができ
てワークWの加工精度の品質を高めることができる。 また、各モードによる加工順位の設定が容易となって複
合加工を行うことができるとともに、切削工具および回
転切削工具の種類を最小限にとどめることができて他面
加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】NC旋盤に置ける数値制御の座標軸を示す略体
斜視図である。
【図2】往復台の側面図である。
【図3】コラムの断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】刃物台ベースの駆動機構の断面図である。
【図7】3位置割出し機構の歯車系の断面図である。
【図8】刃物台ベースの3位置割出し機構の一部破断し
た平面図である。
【図9】カービックカップリング機構の作用説明図であ
る。
【図10】3位置割出し機構によるツールスピンドルの
位置B0°割出し説明図である。
【図11】同じくツールスピンドルの位置B45°割出
し説明図である。
【図12】同じくツールスピンドルの位置B90°割出
し説明図である。
【図13】ツールスピンドルの断面図である。
【図14】ツールスピンドルの側面図である。
【図15】図14のA−A線断面図である。
【図16】ツールスピンドルの略体平面図である。
【図17】ツールスピンドルの主軸の位置0°、位置1
80°の割出し説明図である。
【図18】ツールスピンドルの主軸をアンロックした回
転工具モードの説明図である。
【図19】工具交換時の作用説明図である。
【図20】ワークの第1切削工程の正面図である。
【図21】ワークの第1切削工程の側面図である。
【図22】ワークの第2切削工程の正面図である。
【図23】ワークの第2切削工程の側面図である。
【図24】ツールスピンドルの位置B0°、位置B90
°の切削モードの説明図である。
【図25】ツールスピンドルの位置B45°の切削モー
ドの説明図である。
【図26】ツールスピンドルの位置B90°の左右勝手
切削モードの説明図である。
【図27】ツールスピンドルの位置B0°の左右勝手切
削モードの説明図である。
【図28】ツールスピンドルの回転工具モードによる位
置B0°、B90°のドリルおよびタップ加工の説明図
である。
【図29】ツールスピンドルの回転工具モードによるフ
ライス加工の説明図である。
【図30】ツールスピンドルの回転工具モードによるエ
ンドミル加工の説明図である。
【図31】従来の加工を説明するワークの説明図である
【図32】同じくワークの側面図である。
【図33】同じく図31のA−A線断面図である。
【符号の説明】
10  NC旋盤 11  主軸台 12  心押し台 13  ベッド 14,15  案内面 16  往復台 17  サドル 18  摺接面 19  傾斜案内面 21  コラム 22  摺動支台 23  コラム部 42  横送り台 44  駆動機構 58  駆動軸 59  駆動まがりばかさ歯車 61  旋回軸 66  カービックカップリング機構 85  3位置割出し機構 86  3位置シリンダ 107   ツールスピンドル 113   主軸 118   まがりばかさ歯車 119   ロック溝(ロック部) 120   ロック面(ロック部) 122   前部ロック装置 131   後部ロック装置 126,136   ロックロッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  C軸回りに回転する回転軸を有する主
    軸台を備え心押台を摺動案内する案内面と、この案内面
    と並設して往復台をZ軸方向へ摺動案内する案内面を有
    するNC旋盤において、前記往復台は前記案内面を摺動
    する摺接面と所定の角度で傾斜する傾斜案内面を有する
    サドルと、このサドルの傾斜案内面に沿って前記主軸台
    のC軸に向うY軸方向へ案内される摺動支台を備え、こ
    の摺動支台より直角状に起立して前記主軸台のC軸に対
    するX軸方向の案内面を有するコラム部とからなるコラ
    ムと、前記コラム部に沿ってX軸方向へ案内される駆動
    機構を備えた横送り台と、この横送り台に取付けられ、
    かつ前記駆動機構に連繋されて、前記X軸およびZ軸方
    向と直交する3次方向のB軸回りに旋回可能なツールス
    ピンドルとより構成したNC旋盤の往復台構造。
  2. 【請求項2】  C軸回りに回転する回転軸を有する主
    軸台を備え心押台を摺動案内する案内面と、この案内面
    と並設して往復台をZ軸方向へ摺動案内する案内面を有
    するNC旋盤において、前記往復台は前記案内面を摺動
    する摺接面と所定の角度で傾斜する傾斜案内面を有する
    サドルと、このサドルの傾斜案内面に沿って前記主軸台
    のC軸に向うY軸方向へ案内される摺動支台を備え、こ
    の摺動支台より直角状に起立して前記主軸台のC軸に対
    するX軸方向の案内面を有するコラム部とからなるコラ
    ムと、前記コラム部に沿ってX軸方向へ案内される駆動
    機構を備えた横送り台と、この横送り台に取付けられ、
    かつ前記駆動機構に連繋されて、前記X軸およびZ軸方
    向と直交する3次方向のB軸回りに旋回可能なツールス
    ピンドルとからなり、前記ツールスピンドルは前記横送
    り台にB軸回りに回動可能に、かつカービックカップリ
    ング機構により昇降可能に設けられた旋回軸に取付けら
    れるとともに、前記旋回軸に内嵌され、前記駆動機構に
    連繋されてB軸回りに回転可能に設けられた駆動軸の駆
    動まがりばかさ歯車と噛合うまがりばかさ歯車を介して
    回転可能に支承される主軸を有し、前記旋回軸は前記横
    送り台に内装された3位置割出し機構に連繋して前記主
    軸をB軸回りの特定の角度90°範囲の位置B0°、B
    45°、B90°に割出し可能に構成したNC旋盤の往
    復台構造。
  3. 【請求項3】  前記ツールスピンドルに回転可能に支
    承した主軸の外周の所定の位置0°、180°の対称位
    置にロック部を凹設するとともに、ツールスピンドルの
    本体には、前記ロック部に臨んで係脱可能なロックロッ
    ドを有するロック装置を設けて、前記位置0°のロック
    部にロックする旋削モードと、前記ロック部にアンロッ
    クする回転工具モードと、前記位置0°、180°に駆
    動機構を介して割出す左右勝手旋削モードに切換可能に
    構成した請求項2のNC旋盤の往復台構造。
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