JP4290639B2 - 数値制御装置及び数値制御工作機械 - Google Patents

数値制御装置及び数値制御工作機械 Download PDF

Info

Publication number
JP4290639B2
JP4290639B2 JP2004349061A JP2004349061A JP4290639B2 JP 4290639 B2 JP4290639 B2 JP 4290639B2 JP 2004349061 A JP2004349061 A JP 2004349061A JP 2004349061 A JP2004349061 A JP 2004349061A JP 4290639 B2 JP4290639 B2 JP 4290639B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
tool
axis
shaft
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004349061A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006155530A (ja
Inventor
智典 佐藤
鋭志 林
裕司 水上
俊之 村木
晃 井関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamazaki Mazak Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamazaki Mazak Corp, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Yamazaki Mazak Corp
Priority to JP2004349061A priority Critical patent/JP4290639B2/ja
Priority to US11/289,531 priority patent/US7194329B2/en
Priority to CNB2005101257930A priority patent/CN100493836C/zh
Priority to DE102005057409.2A priority patent/DE102005057409B4/de
Publication of JP2006155530A publication Critical patent/JP2006155530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4290639B2 publication Critical patent/JP4290639B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/19Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/49Nc machine tool, till multiple
    • G05B2219/49135Active clamping, use servo to keep in position

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

本発明は、数値制御装置(以下、「NC装置」という。)及び数値制御工作機械(以下、「NC工作機械」という。)に関するもので、特にクランプが可能な軸(以下、「クランプ軸」という。)を有する工作機械を制御するNC装置及びそのNC装置を備えたNC工作機械に関する。
一般に、NC工作機械は、複数軸のサーボモータをサーボ制御装置により駆動制御し、ワークに対する工具の移動を制御してワークの加工を行う。ワークの加工時に、工具を位置決めする各軸のサーボ剛性だけでは剛性が不足する場合には、軸の位置を機械的に固定する噛み合い型のカップリング等のクランプ装置が用いられる。このようなクランプ装置は、例えば、工作機械のタレット刃物台や回転テーブルの回転軸等の、サーボモータのトルク容量に対して外乱(切削抵抗)が大きい軸において用いられている。
このようなクランプ装置は、軸の剛性の向上には効果があるが、軸の位置決め精度の面では問題が生じる場合がある。クランプ装置により軸の位置を固定しているとき(クランプ状態)の軸の位置精度は、主に、クランプ装置の機械的な精度(例えば、カップリングの精度等)で決まる。一方、軸の位置を固定していないとき(非クランプ状態)は、軸の位置はサーボモータによって制御されているので、その位置精度は、主に、サーボモータの位置決め精度によって決まる。その結果、クランプ状態と非クランプ状態では、軸の位置決め位置に差異が生じ、非クランプ状態でサーボモータによって軸を位置決めした後にクランプ装置で軸をクランプしようとすると、噛み合いミスや歯のぶつかり合いによる騒音等の問題が生じる。
従来のNC旋盤では、刃物保持面を複数有する刃物台をサーボモータにより旋回させて所望の刃物保持面を所定の角度に割出可能なNC旋盤において、刃物台を所定の角度でクランプした状態で、検出した実際のモータの角度、もしくは基準値に対する角度誤差を記憶しておき、次回、同じ角度へ非クランプ状態で位置決めする際のモータの角度目標値を補正していた。これにより、刃物台を非クランプ状態からクランプ状態へ切り替える際の角度ずれを解消することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−5978号公報(第3−5頁、図1)
しかしながら、上記従来の技術では、クランプ状態か非クランプ状態かの違いによって生ずる、クランプ軸(刃物台の旋回軸)の移動方向の位置誤差(角度誤差)のみを補正の対象としている。実際には、他の移動方向(例えば旋回軸の軸方向)にも、クランプ状態か非クランプ状態かの違いによって、微小ではあるが位置誤差が生じている。上記従来の技術では、他の移動方向に生じる位置誤差の補正がされていないという問題があった。
また、上記従来の技術では、非クランプ状態でのみ位置誤差(角度誤差)の補正を行い、クランプ状態では何ら位置誤差の補正を行っていない。クランプ状態での加工と非クランプ状態での加工を両方用いるような加工においては、クランプ状態及び非クランプ状態の両方とも高精度に工具の位置を制御することが必要となる。しかしながら、従来の技術では、クランプ状態及び非クランプ状態の両方とも高精度に工具の位置を制御することはできないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、クランプ軸を含む複数の軸により各軸方向に移動する工具の位置を制御するNC工作機械において、クランプ軸移動方向とは異なる方向の工具の位置誤差を解消することができるNC装置及びNC工作機械を得ることを目的とする。
また、クランプ状態及び非クランプ状態の両方とも高精度に工具の位置を制御することができるNC装置及びNC工作機械を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、NC工作機械の工具の位置指令値を生成し出力する位置指令生成部と、前記位置指令値に基づいて数値制御工作機械の複数のサーボモータを制御する複数のサーボ制御部と、前記複数のサーボモータの回転位置を検出して位置検出値を前記複数のサーボ制御部にフィードバックする複数の検出器とを備え、前記複数のサーボモータにより駆動される機械的にクランプ可能なクランプ軸を含む複数の軸により工具の位置を制御する数値制御装置において、前記クランプ軸がクランプ状態か非クランプ状態かを判定しクランプ状態信号を出力するクランプ判定部と、前記クランプ状態信号に応じて、前記クランプ軸による工具の移動に伴って生じる工具の位置誤差を打ち消すように、少なくとも前記クランプ軸以外の軸の位置指令値又は位置検出値を、予め記憶した補正値に基づいて補正する補正部とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、クランプ軸がクランプ状態か非クランプ状態かに応じて、クランプ軸による工具の移動に伴って生じる工具の位置誤差を打ち消すように、少なくとも前記クランプ軸以外の軸の位置指令値又は位置検出値を、予め記憶した補正値に基づいて補正する。
この発明によれば、クランプ軸がクランプ状態か非クランプ状態かに応じて、クランプ軸による工具の移動に伴って生じる工具の位置誤差を打ち消すように、少なくとも前記クランプ軸以外の軸の位置指令値又は位置検出値を、予め記憶した補正値に基づいて補正するので、クランプ状態及び非クランプ状態ともに、クランプ軸による工具の移動に伴って生じる工具の位置誤差を低減することができるNC装置が得られるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかるNC装置及びNC工作機械の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる実施の形態1のNC装置及びNC工作機械の概略構成を示すブロック図であり、図2は、NC工作機械の刃物台の駆動機構を模式的に示す図である。
実施の形態1のNC工作機械101は、クランプ装置109を備えた1軸(B軸202)と、他の1軸(Y軸(図示せず))の2軸を備える最も簡単な構成の工作機械である。
NC工作機械101は、後述のNC装置102と、NC装置102により駆動制御され、加工ヘッドとしての刃物台204をB軸回りに回転させるB軸サーボモータ116b、NC装置102により駆動制御され、刃物台204をY軸方向に移動させるY軸サーボモータ116y、減速器201b及び減速器201aを有しB軸サーボモータ116bの回転を刃物台204に伝達して刃物台204を回転させる回転機構117b、Y軸サーボモータ116yの回転を直線運動に変換して刃物台204をY軸方向に移動させる移動機構117y、B軸サーボモータ116bの回転位置を検出して位置検出値120bを出力する検出器119b、Y軸サーボモータ116yの回転位置を検出して位置検出値120yを出力する検出器119y、被クランプ部109a及びクランプ部109bを有しクランプ部109bで被クランプ部109aをクランプすることにより刃物台204のB軸回りの回転を位置決め固定するクランプ装置109、及びクランプ装置109を駆動するクランプ装置駆動部108等を備えている。
NC装置102は、加工プログラム103aを記憶するプログラムメモリ103、プログラムメモリ103から加工プログラム103aを読み出して解析する加工プログラム解析部104、加工プログラム103aの解析結果に基づいてクランプ装置駆動部108のシーケンス制御を行うシーケンス制御部105、加工プログラム103aの解析結果に基づいて刃物台204のB軸及びY軸の位置指令値110を生成する位置指令生成部106、生成された位置指令値110を補正して補正位置指令値113を出力する後述の補正部112、及び補正位置指令値113に従って刃物台204のB軸及びY軸上の位置を制御するB軸サーボ制御部114b及びY軸サーボ制御部114y等を備えている。上述の検出器119b、119yは、NC工作機械101に属する機器として説明したが、機能からみるとNC装置102に属するので、本明細書では、NC装置102に属する機器として扱うこととする。
クランプ判定部としてのシーケンス制御部105は、クランプ装置駆動部108と出力/入力信号107をやりとりし、クランプ装置109のクランプ/非クランプの動作を制御する。また、シーケンス制御部105は、クランプ状態か非クランプ状態かを示す信号(クランプ状態信号111)を補正部112に出力する。補正部112は、本発明の核心の部分であるが、クランプ状態信号111に応じて位置指令値110を補正し、補正位置指令値113を求め、補正位置指令値113をサーボ制御部114b、114yへ出力する。
ここで、位置指令値110及び補正位置指令値113は、複数軸要素からなるベクトル値であり、また、ここでいう位置とは、並進位置と回転角度位置の両者を含む。B、Y各軸のサーボ制御部114b、114yは、与えられた補正位置指令値113、各検出器119b、119yで検出した各位置検出値120b、120y及び各電流検出値121b、121yに基づいて各サーボモータ116b、116yに制御電流115b、115yを出力し各サーボモータ116b、116yにより回転機構117b、移動機構117yを駆動することにより、B、Y各軸の工具位置118b、118yを位置決めする。
なお、実施の形態1のNC装置102では、加工プログラム解析部104を設けたが、加工プログラム解析部104は、本発明のNC装置に必須のものではなく、他の手段、例えばオペレータの手入力等により必要な情報、すなわち移動(経路、速度)やクランプ/非クランプのいずれの状態かに関する情報をNC装置に与えるようにしてもよい。
次に、図2を参照して、加工ヘッドとしての刃物台204の駆動機構について説明する。刃物台204の回転機構117bは、減速器201b、201a及び刃物台旋回軸としてのB軸202を備えている。B軸サーボモータ116bは、減速器201b、201aを介して、B軸202をB軸回転中心203回りに回転させ、刃物台204を旋回させる。刃物台204の端面に把持された工具としての刃物205によりワークの加工を行う。B軸202は、図2に示す座標系のY軸に平行に設置されている。B軸202には、クランプ部109b及び被クランプ部109aを有するクランプ装置109が設置されており、B軸202をクランプ装置109で固定することにより刃物台204を所定の旋回角度位置で固定することが可能である。クランプ装置109としては、噛み合せ式のカップリング装置、あるいは摩擦力によるブレーキ装置等を用いることができる。
また、図2には図示していないが、刃物台204のY軸方向の移動機構117yは、図2に示す刃物台204、回転機構117b、クランプ装置109及びB軸サーボモータ116bの全体をY軸方向に並進移動させる直線移動機構であり、Y軸サーボモータ116yにより駆動される。移動機構117yはクランプ装置を備えていない。また、図2に図示していないが、NC工作機械101は、刃物205の先端の加工位置206にワークの加工面を保持するワーク保持装置を備えている。ワーク保持装置は、Y軸に平行な回転主軸を有し、ワークをチャックして回転させ、移動機構117yは、刃物台204を介して刃物205をY軸方向に移動させることにより、ワークと刃物205とを相対移動させ、ワークの加工を行う。
図3は、図2のB軸202の変位に伴う全6自由度の変位方向に生じる工具205の位置誤差を示す。A軸方向誤差とはX軸回りの回転誤差であり、B軸方向誤差とはY軸回りの回転誤差であり、C軸方向誤差とはZ軸回りの回転誤差であり、X、Y及びZ軸方向誤差とは、それぞれX、Y及びZ軸方向の併進誤差である。
前述の従来の技術においては、クランプ状態と非クランプ状態の違いによって生じる、クランプ軸(B軸)の回転方向の角度誤差のみを補正の対象としている。しかし、図3に示すように、実際には、B軸のクランプ/非クランプによって他の方向にも位置(角度)誤差が生じ、その誤差は、クランプ状態と非クランプ状態で異なる値となる。一般に、変位方向は並進変位3自由度(X、Y、Z)および回転変位3自由度(A、B、C)であり、実施の形態1のNC工作機械101では、クランプ軸による変位(移動)方向がBであるので、その他の変位(移動)方向は、残るX、Y、Z、A、Cの5つの変位(移動)方向となる。
図4は、図1に示す補正部112における補正位置指令値113の計算手順を示すフローチャートである。ステップ1では、クランプ状態信号111及び現在のB軸の位置指令値110に応じて、後述の補正値603を計算する。以下、図1及び図2に示すような、B軸とY軸を備えた実施の形態1のNC工作機械101において、Y軸方向に発生する位置誤差の補正方法を説明する。
まず、ステップ1では、クランプ状態信号111をCSS、B軸の位置指令値110をBr、Y軸方向の補正値603(図6参照)をΔYと置くと、ΔYは式:
ΔY=ΔY(CSS、Br) (1)
により求めることができる。ここで、CSSは、クランプ状態と非クランプ状態を区別するために、異なる値、例えばそれぞれ1、0とする。また、補正値603は、工具205のB軸回りの変位に伴ってY軸方向に生じる位置誤差dYを打ち消すように、位置誤差の符号を反転した値とする。CSSとBrの値に対する補正値ΔYの関係式ΔY(CSS、Br)は、例えば、関係式、テーブル、ニューラルネット、ルール等で表現して、補正部112中の図示しない記憶部に予め記憶させておく。
次に、ステップ2では、Y軸の位置指令値110をYr、Y軸の補正後の位置指令値(補正位置指令値)113をYr’と置き、YrにΔYを加算し、Yr’を求める(本明細書では変数の右肩の「’」は補正後の値であることを示す。)。
Yr’=Yr+ΔY (2)
上記の例は、工具205のB軸回りの変位がY軸方向に及ぼす位置誤差のスカラの関係式であるが、一般的には、位置指令値110、補正値603、補正位置指令値113は、複数軸要素からなるベクトルとして扱えば良く、それぞれをPr、ΔP、Pr’と置くと、式(1)、(2)は、それぞれ、
ΔP=ΔP(CSS、Pr) (3)
Pr’=Pr+ΔP (4)
と置き換えることができる。
以上説明したように、実施の形態1のNC工作機械101によれば、クランプ状態及び非クランプ状態のいずれにおいても、それぞれの状態に応じて位置指令値110の補正を行うので、クランプ状態及び非クランプ状態のいずれの位置誤差も低減することができる。また、クランプ軸の変位方向とは異なる変位方向の位置誤差についても、クランプ状態及び非クランプ状態のいずれの位置誤差も低減することができる。
実施の形態1のNC工作機械101の構成、作用及び効果は上記の通りであるが、次に述べる4項目の変更又は拡張を行うことにより付加的な作用・効果を得ることができる。
(1)NC工作機械101は、刃物台204の駆動機構としてB軸とY軸の2軸だけを備えるものであるが、さらに多数の軸を備えるものとすることにより、それだけ多方向の位置誤差の補正が可能になる。例えば、直交3軸(X、Y、Z)を備えるようにすれば、工具205のB軸回りの変位に伴う並進誤差を全3自由度とも補正することができる。また、クランプ軸(NC工作機械101ではB軸)とは異なる他の回転軸(NC工作機械101ではA軸及びC軸)を備えようにすれば、クランプ軸自体の姿勢誤差(軸の傾き)も補正することができる。
(2)NC工作機械101では、Y軸方向に発生する位置誤差として、B軸回りの変位に伴って発生する位置誤差のみを取り上げたが、一般的には、ある軸(例えば第j軸とする)の位置の補正値は、その軸方向に発生する多数の要因に起因する位置誤差の合計値とすればよい。例えば、第j軸方向に発生する位置誤差として、第j軸の変位に起因する誤差、他の第i軸(i≠j)の変位に起因する位置誤差、あるいは何らかの他の要因に起因する位置誤差(例えばバックラッシュ、熱変位等の動的な誤差)があれば、これらを含めた合計値を第j軸の補正値とすればよく、これらの位置誤差の補正も同様に行なうことが可能となる。
(3)NC工作機械101では、クランプ装置109は、クランプ状態又は非クランプ状態のいずれかの状態を選択するものとしたが、これを拡張して、複数又は可変のクランプ状態に対応することが可能である。例えば、複数のクランプ装置109を備える場合、あるいは、クランプ装置109のクランプ圧力やクランプ位置等を連続的に可変制御する場合がある。このような場合には、CSS(クランプ状態信号)は、3値以上の(あるいは連続的な)値をとる変数として扱い、CSSの取りうる各値に対応して補正値を求めるための前述の関係式ΔP(CSS、Pr)を予め記憶させておけばよい。このような方法を用いれば、クランプ装置109が多数の場合又は連続的な可変のクランプ状態を取りうる場合であっても、いずれのクランプ状態においても最適に補正して位置誤差を低減することができる。
(4)さらに、NC工作機械101においては、サーボ制御部114b、114yは、一般に位置のフィードバック制御を行なっているが、この場合は、上記のように補正値を位置指令値110に加算する代わりに、補正値を検出器119b、119yによる位置検出値120b、120yから減算してもよい。このようにすると、フィードフォワード制御を行う場合には、補正値に対する応答遅れが生じるというデメリットがあるものの、位置指令値110に加算された補正値を微分することがないため、振動を励起しない滑らかな動きが実現できるという効果がある。さらには、上記では、補正値は位置指令値110に応じて計算したが、位置検出値120に応じて計算してもよい。このようにすると、サーボ遅れも含めたより正確な位置に応じた補正値を求めることができる。
実施の形態2.
図5は、本発明のNC装置102の実施の形態2の補正部212の構成を示すものである。補正部212は、クランプ補正部501と非クランプ補正部501とを備えている。クランプ状態信号111に基づき、クランプ状態であればクランプ補正部501にて補正位置指令値113を計算し、逆に非クランプ状態であれば非クランプ補正部502にて補正位置指令値113を計算する。
補正部212は、図6に示すような補正部312としてもよい。図6は、本発明のNC装置102の実施の形態2の補正部の他の例を示すものである。図6において、補正部312は、クランプ補正部としてのクランプ補正値計算部601と非クランプ補正部としての非クランプ補正値計算部602とを備えている。クランプ状態信号111に基づき、クランプ状態であればクランプ補正値計算部601にて補正値603を計算し、逆に非クランプ状態であれば非クランプ補正値計算部602にて補正値603を計算し、計算した補正値603を位置指令値110に加算して補正位置指令値113を出力する。
次に、図6に示す補正部312において、補正値603を求める具体例を説明する。ここでは、実施の形態1のNC工作機械101と同様に、クランプ装置109を備えたB軸と、Y軸との2軸を備えている場合について示す。クランプ状態では、クランプ補正値計算部601において、クランプ軸(B軸)を除いた軸について補正を行う。すなわちクランプ軸の位置に対するY軸の補正値603の関係式ΔYc(Br)を用いて、現在のクランプ軸の位置Brに応じた補正値(603)ΔYを求める。
ΔY=ΔYc(Br) (5)
ここで、クランプ軸(B軸)自身は、クランプ状態ではクランプ装置109により機械的に精度が決まるので、クランプ状態の軸について、いくらサーボ制御部114bに与える位置指令値110を補正しても精度に影響しないためB軸の補正は行わない。
一方、非クランプ状態では、非クランプ補正値計算部602において、クランプ軸(B軸)の変位方向に生じる誤差dBを、クランプ軸(B軸)自身の自由度を用いて補正する。すなわち、クランプ軸の位置に対するB軸、Y軸の補正値603の関係をそれぞれΔBu(Br)、ΔYu(Br)と置くと、これらを用いて、現在のクランプ軸の位置Brに応じてB軸の補正値(603)ΔB、およびY軸の補正値(603)ΔYを求める。
ΔB=ΔBu(Br) (6)
ΔY=ΔYu(Br) (7)
ΔYc(Br)、ΔBu(Br)、ΔYu(Br)は、予め実験により位置誤差を測定した結果に基づいて補正部312に記憶させておく。
この実施の形態2によれば、補正部212、312を、クランプ状態用と非クランプ状態用とに分けて独立させて設計することができる。そのため、両者で、制御に用いる軸や補正値計算方法(計算式、計算ルール等)が大きく異なっていても設計が容易である。また、補正部212(312)では、クランプ補正部501及び非クランプ補正部502(クランプ補正値計算部601及び非クランプ補正値計算部602)は、クランプ状態及び非クランプ状態のそれぞれに発生する誤差要因だけを考えて補正値を求めればよいので、計算に用いる誤差モデル(具体的には計算式、計算ルール等)が比較的単純となり、計算時間が短くなるという利点がある。
さらに他の例として、クランプ状態用又は非クランプ状態用のいずれか一方(これをAとする)の補正値計算部(601又は602)と、クランプ状態と非クランプ状態の補正値の差異δを求める補正値差異計算部とを備え、クランプ状態用又は非クランプ状態用のうちAとは異なる方の補正値は、Aの補正値603と前記補正値の差異δの和として求めても良い。
実施の形態3.
実施の形態2では、クランプ装置109を備えた1軸(B軸)と、他の1軸(Y軸)の2軸を備える場合を示したが、さらに他の軸を備える場合には、それらの軸の変位方向の位置誤差も補正することができる。
例えば、図6に示す構成において、クランプ装置109を備えた1軸(B軸)の他に、直交3軸(X軸、Y軸、Z軸)を備えた機械の場合について、補正値603を求める具体的な例を示す。クランプ状態においては、クランプ軸(B軸)自身は制御不可のため、その代わりクランプ軸を含まない他の軸、特に直線軸、さらにこのケースにおいて具体的にいうとクランプ軸の変位方向の位置誤差ΔBによって加工位置(工具先端)206(図2参照)に生じる並進位置の誤差を解消する変位方向に該当する直線軸(ここではB軸に垂直な二つの直線軸X軸、Z軸)を用いて、クランプ軸の変位方向の位置誤差ΔBに伴って加工位置206において発生する位置誤差を補正する。すなわち、
ΔZ=ΔZc(Br)+
R(−cos(Br)+cos(Br+ΔBc(Br))) (8)
ΔX=ΔXc(Br)+
R(−sin(Br)+sin(Br+ΔBc(Br))) (9)
のように補正値603を求める。ここで式(8)、(9)の右辺第1項はB軸回りの回転変位に伴ってB軸回転中心に発生するそれぞれZ軸、X軸方向の位置誤差を補正するための補正値603であり、予め実験により位置誤差を測定した結果に基づいて記憶しておく。一方、式(8)、(9)の右辺第2項は、B軸の角度誤差ΔBc(Br)により生じる、クランプ軸(B軸)の回転中心203から加工位置206までの相対的な位置誤差を補正するための項であり、ここでRは図2に示すようにクランプ軸(B軸)の回転中心203から加工位置206までの距離である。またこれ以外にY軸については実施例2と同様に式(5)に従って補正する。
一方、非クランプ状態においては、クランプ軸(B軸)を含めて、それぞれの変位方向に生じる位置誤差をそれぞれの軸を用いて補正する。すなわち、実施例2と同様に式(6)、(7)に従ってB軸、Y軸の補正値603を求めるとともに、Z軸、X軸については、
ΔZ=ΔZu(Br) (10)
ΔX=ΔXu(Br) (11)
のように、B軸回りの変位に伴ってB軸回転中心203に発生するそれぞれZ軸、X軸方向の位置誤差を補正する。
上記において、ΔBc(Br)、ΔYc(Br)、ΔZc(Br)、ΔXc(Br)、ΔBu(Br)、ΔYu(Br)、ΔZu(Br)、ΔXu(Br)は予め実験により位置誤差を測定した結果に基づいて記憶しておく。
このように実施の形態3では、クランプ状態では、その軸が制御不可となるので、代替手段として他の軸(特に直線軸)を用いて、クランプ状態での軸自身の変位に伴う加工位置206の位置誤差を解消するように、他の軸で補正を行うことで、クランプ状態であっても加工精度が向上する。前述した従来の方法では、非クランプ状態でのみ位置誤差(角度誤差)の補正を行い、クランプ状態では何ら補正を行っていなため、単にクランプ状態と非クランプ状態の両者の位置の相違を解消(相対的な誤差を0とする。)することだけが可能であった。
これに対して、実施の形態3ではクランプ状態、非クランプ状態とも、本来の目標位置との位置誤差をなくす(絶対的な誤差を0とする。)ことが可能となる。この方法は、特にクランプ状態で行う加工(クランプ装置109で固定できる特定角度での多面加工や斜め穴加工等)と、非クランプ状態で行う加工(同時5軸加工やクランプ装置109で固定できない任意角度での斜め穴加工等)をともに行うようなNC工作機械101およびそのNC装置102に特に有用である。
以上のように、本発明にかかるNC装置102及びNC工作機械101は、精密加工用NC装置及びNC工作機械に適している。
本発明の実施の形態1のNC装置及びNC工作機械の概略構成を示すブロック図である。 NC工作機械の刃物台の駆動機構を模式的に示す図である。 図2のB軸の変位に伴う全6自由度の変位方向に生じる位置誤差を示す図である。 図1に示す補正部における補正位置指令値の計算手順を示すフローチャートである。 本発明のNC装置の実施の形態2の補正部の構成を示すブロック図である。 本発明のNC装置の実施の形態2の補正部の他の例を示すブロック図である。
符号の説明
101 NC工作機械
102 NC装置
105 シーケンス制御部(クランプ判定部)
106 位置指令生成部
109 クランプ装置
110 位置指令値
111 クランプ状態信号
112,212,312 補正部
114b,114y サーボ制御部
116b,116y サーボモータ
119b,119y 検出器
120b,120y 位置検出値
202 B軸(クランプ軸)
204 加工ヘッド
205 工具
206 加工位置
501 クランプ補正部
502 非クランプ補正部
601 クランプ補正値計算部
602 非クランプ補正値計算部
603 補正値

Claims (6)

  1. 数値制御工作機械の工具の位置指令値を生成し出力する位置指令生成部と、前記位置指令値に基づいて数値制御工作機械の複数のサーボモータを制御する複数のサーボ制御部と、前記複数のサーボモータの回転位置を検出して位置検出値を前記複数のサーボ制御部にフィードバックする複数の検出器とを備え、前記複数のサーボモータにより駆動される機械的にクランプ可能なクランプ軸を含む複数の軸により工具の位置を制御する数値制御装置において、
    前記クランプ軸がクランプ状態か非クランプ状態かを判定しクランプ状態信号を出力するクランプ判定部と、前記クランプ状態信号に応じて、前記クランプ軸による工具の移動に伴って生じる工具の位置誤差を打ち消すように、少なくとも前記クランプ軸以外の軸の位置指令値又は位置検出値を、予め記憶した補正値に基づいて補正する補正部とを備えたことを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記補正部が、前記クランプ軸による工具の移動に伴って生じる、前記クランプ軸移動方向とは異なる方向の工具の位置誤差を打ち消すように、前記クランプ軸以外の軸の位置指令値又は位置検出値を補正することを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 前記補正部が、前記クランプ軸がクランプ状態のとき前記位置指令値又は位置検出値を補正するクランプ補正部と、前記クランプ軸が非クランプ状態のとき前記位置指令値又は位置検出値を補正する非クランプ補正部と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の数値制御装置。
  4. 前記非クランプ補正部が、前記クランプ軸による工具の移動に伴って生じる前記クランプ軸移動方向の工具の位置誤差を打ち消すように、前記クランプ軸の位置指令値又は位置検出値を補正することを特徴とする請求項3に記載の数値制御装置。
  5. 前記クランプ補正部が、前記クランプ軸による工具の移動に伴って生じる前記クランプ軸移動方向の工具の位置誤差を打ち消すように、前記クランプ軸以外の軸の位置指令値又は位置検出値を補正することを特徴とする請求項3に記載の数値制御装置。
  6. ワークを保持するワーク保持装置と、
    前記ワークを加工する工具と、
    該工具を保持する加工ヘッドと、
    前記ワーク保持装置及び前記加工ヘッドを介して前記ワークと前記工具を相対的に各軸方向に移動させるクランプ軸を含む複数の軸と、
    該複数の軸を駆動する複数のサーボモータと、
    前記複数の軸のうちの前記クランプ軸をクランプするクランプ装置と、
    請求項1〜5のいずれか一つに記載の数値制御装置と、
    を備えたことを特徴とする数値制御工作機械。
JP2004349061A 2004-12-01 2004-12-01 数値制御装置及び数値制御工作機械 Active JP4290639B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004349061A JP4290639B2 (ja) 2004-12-01 2004-12-01 数値制御装置及び数値制御工作機械
US11/289,531 US7194329B2 (en) 2004-12-01 2005-11-30 Numerical control apparatus and numerical control system
CNB2005101257930A CN100493836C (zh) 2004-12-01 2005-12-01 数控装置和数控机床
DE102005057409.2A DE102005057409B4 (de) 2004-12-01 2005-12-01 Numerisch gesteuerte Einrichtung und numerisch gesteuertes System

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004349061A JP4290639B2 (ja) 2004-12-01 2004-12-01 数値制御装置及び数値制御工作機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006155530A JP2006155530A (ja) 2006-06-15
JP4290639B2 true JP4290639B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=36597159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004349061A Active JP4290639B2 (ja) 2004-12-01 2004-12-01 数値制御装置及び数値制御工作機械

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7194329B2 (ja)
JP (1) JP4290639B2 (ja)
CN (1) CN100493836C (ja)
DE (1) DE102005057409B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013240848A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Tsugami Corp 工作機械

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004044838A1 (de) * 2004-09-13 2006-03-30 Chiron-Werke Gmbh & Co Kg Verfahren zur Kompensation von thermischen Verlagerungen
JP5030653B2 (ja) * 2007-04-20 2012-09-19 株式会社牧野フライス製作所 数値制御工作機械及び数値制御装置
KR101088843B1 (ko) 2007-11-02 2011-12-06 마키노 밀링 머신 주식회사 에러맵 작성방법 및 장치와 에러맵 작성기능을 가진 수치제어 공작기계
CN101866163B (zh) * 2007-11-02 2014-09-10 株式会社牧野铣床制作所 数值控制机床及数值控制装置
JP4327894B2 (ja) 2007-11-30 2009-09-09 ファナック株式会社 5軸加工機を制御する数値制御装置
JP5136091B2 (ja) * 2008-01-30 2013-02-06 ブラザー工業株式会社 数値制御装置
JP4467625B2 (ja) * 2008-03-31 2010-05-26 三菱電機株式会社 数値制御装置および数値制御方法
WO2011104757A1 (ja) * 2010-02-25 2011-09-01 三菱電機株式会社 数値制御装置
JP5632181B2 (ja) * 2010-03-31 2014-11-26 新日本工機株式会社 数値制御装置及び工作機械
JP5713764B2 (ja) * 2011-04-04 2015-05-07 オークマ株式会社 工作機械の補正値演算方法及びプログラム
JP2012033203A (ja) * 2011-11-14 2012-02-16 Makino Milling Mach Co Ltd 数値制御工作機械
JP2012079358A (ja) * 2012-01-27 2012-04-19 Makino Milling Mach Co Ltd エラーマップ作成方法及び装置並びにエラーマップ作成機能を有した数値制御工作機械
JP2012104153A (ja) * 2012-01-27 2012-05-31 Makino Milling Mach Co Ltd エラーマップ作成方法及び装置並びにエラーマップ作成機能を有した数値制御工作機械
JP6165461B2 (ja) * 2012-03-13 2017-07-19 東芝機械株式会社 機上測定機能付き加工装置
KR20140129102A (ko) * 2012-03-30 2014-11-06 마키노 밀링 머신 주식회사 워크의 가공방법, 공작기계, 공구경로 생성장치 및 공구경로 생성 프로그램
EP2910332B1 (en) * 2012-10-01 2018-07-25 Yamazaki Mazak Corporation Machine tool
JP5956952B2 (ja) * 2013-05-10 2016-07-27 株式会社牧野フライス製作所 数値制御工作機械
JP5963792B2 (ja) * 2014-02-27 2016-08-03 株式会社牧野フライス製作所 エラーマップ作成方法及び装置並びにエラーマップ作成機能を有した数値制御工作機械
CN107615197B (zh) * 2015-05-12 2020-07-14 三菱电机株式会社 数控装置
CN104942658A (zh) * 2015-06-25 2015-09-30 温州大学 基于闭环检测的后桥壳加工系统
JP6999456B2 (ja) * 2018-03-15 2022-01-18 オークマ株式会社 位置制御システム
JP7134031B2 (ja) * 2018-09-05 2022-09-09 オークマ株式会社 数値制御方法及び数値制御装置
JP2020154956A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 ブラザー工業株式会社 数値制御装置及び工作機械
JP7454381B2 (ja) * 2020-01-09 2024-03-22 オークマ株式会社 工作機械の工具主軸位置補正装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2349004A1 (de) * 1973-09-28 1975-04-10 Siemens Ag Einrichtung zur korrektur der werkzeugdaten bei einer numerisch gesteuerten werkzeugmaschine
US4471676A (en) * 1981-02-23 1984-09-18 Joseph Rhodes Limited Machine tool including workpiece clamp sensor
JPH01147608A (ja) 1987-12-02 1989-06-09 Toshiba Mach Co Ltd 位置決め誤差補正方式
JPH03260708A (ja) * 1990-03-09 1991-11-20 Toshiba Mach Co Ltd 位置誤差補正方法
JPH0749164B2 (ja) * 1991-03-11 1995-05-31 大日金属工業株式会社 Nc旋盤における往復台構造
JP3171298B2 (ja) * 1994-09-29 2001-05-28 キタムラ機械株式会社 数値制御工作機械
WO1997025183A1 (fr) * 1996-01-09 1997-07-17 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Dispositif de correction de deplacement d'un outil de machine
US6192284B1 (en) * 1998-05-15 2001-02-20 Norgren Automotive, Inc. Clamping arm position sensing apparatus
JP3826570B2 (ja) 1998-06-17 2006-09-27 村田機械株式会社 Nc旋盤
US6738679B2 (en) * 2000-05-08 2004-05-18 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Positional control system and positional control method
DE10085406T1 (de) * 2000-12-14 2003-08-07 Mitsubishi Electric Corp Numerisches Steuerungssystem und Wellensteuerungsverfahren in numerischem Steuerungssystem

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013240848A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Tsugami Corp 工作機械

Also Published As

Publication number Publication date
US20060136088A1 (en) 2006-06-22
DE102005057409B4 (de) 2014-09-25
JP2006155530A (ja) 2006-06-15
DE102005057409A1 (de) 2006-08-03
CN100493836C (zh) 2009-06-03
US7194329B2 (en) 2007-03-20
CN1781662A (zh) 2006-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4290639B2 (ja) 数値制御装置及び数値制御工作機械
JP4291382B2 (ja) 接触検知による取り付け誤差の自動補正機能を有する工作機械
CN102736560B (zh) 机床的校正值运算方法
JP4276270B2 (ja) 接触検知によるワークの基準位置設定機能を有する工作機械
CN102736559B (zh) 机床的校正值运算方法以及机床的控制装置
JP5220183B2 (ja) 数値制御装置および当該数値制御装置の制御方法
JP6942577B2 (ja) 工作機械の数値制御装置及び数値制御方法
JP5105024B2 (ja) 数値制御装置
JP2015109023A (ja) 多軸工作機械の幾何誤差同定方法及び多軸工作機械
JP5673855B2 (ja) 工作機械
CN101403906A (zh) 具有工件设置误差补偿单元的数值控制装置
JP5713764B2 (ja) 工作機械の補正値演算方法及びプログラム
JP5317627B2 (ja) 誤差補正方法
JP4984114B2 (ja) 空間3自由度パラレル機構及び該空間3自由度パラレル機構を用いた多軸制御工作機械
JP7134031B2 (ja) 数値制御方法及び数値制御装置
JP5071250B2 (ja) パラレルメカニズム及びそのキャリブレーション方法
JP2005034934A (ja) 数値制御装置、それを備えた工作機械及びワークの座標算出方法
JP2014238782A (ja) 工作機械の制御方法
JP6623061B2 (ja) 工作機械及び工作機械の制御方法
JP2016038674A (ja) 工作機械の補正値演算方法及び補正値演算プログラム
JP4734439B2 (ja) 4軸加工機用数値制御装置
JP4842903B2 (ja) 数値制御装置及び数値制御方法
JP2004148422A (ja) 多軸加工装置、多軸加工装置での加工方法、プログラム
JP2024112632A (ja) 工作機械の誤差補正方法及び誤差補正装置
JP2021122874A (ja) 計測装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090331

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4290639

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250