JPH04282282A - 印刷用透明組成物 - Google Patents

印刷用透明組成物

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JPH04282282A
JPH04282282A JP3259162A JP25916291A JPH04282282A JP H04282282 A JPH04282282 A JP H04282282A JP 3259162 A JP3259162 A JP 3259162A JP 25916291 A JP25916291 A JP 25916291A JP H04282282 A JPH04282282 A JP H04282282A
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JP
Japan
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formula
hydrogen
composition
carbon atoms
alkyl group
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Application number
JP3259162A
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English (en)
Inventor
Mohammad Iqbal
モハメッド・イクバル
Terrance P Smith
テレンス・パトリック・スミス
Jr John J Stofko
ジョン・ジョゼフ・ストフコ・ジュニア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体を吸収できる透明組
成物、さらに詳しくは、透明画像形成材料(trans
parent imageable material
)用のインキ受容層として使用できる組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および課題】耐久性および透明度をある程
度維持しながら多量の液体を吸収できる透明材料はコン
タクトレンズ、水溶液を用いてコーティングされるコー
ティング用下塗層、防曇性コーティング、およびペン・
プロッター、インキジェット・プリンター等の機械化さ
れたインキ付着装置と共に用いる透明画像形成材料とし
て有用である。透明画像形成材料は技術製図の分野での
オーバーレイおよび頭上投影用の透明画として用いられ
る。透明グラフィック用に用いる液体吸収材料の表面は
、多量のインキを吸収した後もさわれるような不粘着性
であることが望ましい。
【0003】ペン・プロッターおよびインキジェット・
プリンターを通常に使用する間、このような機械に用い
るインキは画像形成前に長期間、外気にさらされる。こ
のように外気にさらした後も、インキは、溶剤が蒸発す
ることなしに許容し得る方法で機能しなければならない
。この要求を満足させるため、インキ処方では、典型的
に、水、エチレングリコール、プロピレングリコール等
の非常に低揮発性の溶剤を用いる。水または水相溶性溶
剤を含有するインキは、通常、水性インキと呼ばれ、こ
れらのインキに用いられる溶媒は、通常、水性液と呼ば
れる。このような水性液に対して受容性の材料を、以下
、親水性組成物と呼ぶ。
【0004】該水性液は低揮発性であるため、蒸発によ
る画像の乾燥は非常に制限される。繊維性を有するペー
パーシートに画像形成する場合、多量の液体が該シート
中に拡散し、その表面は非常に短時間の内に乾燥状態に
なる。ポリマーフィルムに画像形成する場合、画像をう
まく乾燥させるためには、水性液を吸収する幾つかの手
段が必要である。
【0005】透明液体吸収材料として有用な組成物は、
液体不溶性ポリマー材料と液体可溶性材料をブレンドす
ることにより形成される。該液体不溶性材料は、その中
で液体可溶性材料が存在するマトリックスを形成すると
考えられる。このようなブレンドとしては、例えば、米
国特許第4,300,820号および第4,369,2
29号並びに欧州特許出願0 233 703号に開示
された透明吸水性ポリマー材料等が挙げられる。
【0006】ポリマーブレンドの配合においてよく生じ
る問題はブレンドするポリマーの不相溶性である。試し
に不相溶性であるポリマーをブレンドしてみたが、相分
離が生じ、その結果、曇り、透明度の不足、不均質等の
問題が生じた。
【0007】ブレンドにおける2種以上のポリマー間の
相溶性は、液体可溶性ポリマーに対していくらか親和性
を示す液体可溶性マトリックス形成ポリマー鎖モノマー
単位を配合することにより改善できる。少量の酸官能価
を有するポリマー材料はポリビニルラクタムと相溶性を
示すと思われる。一般に、ポリマーが互いに水素結合で
きれば、ブレンドされるポリマーの相溶性が改善される
【0008】液体吸収ポリマーのブレンドを用いる際に
注目される不相溶性の第2の形態は、マトリックス形成
不溶性ポリマーと吸収される液体の不相溶性である。例
えば、吸収される液体が水であり、吸水性ポリマーが疎
水性である場合、吸水性の抑制が考えられる。この問題
点を解消する方法は、それらが用いられる温度で水不溶
性である親水性マトリックスポリマーを用いることであ
るが、それらは各々異なった温度で水溶性である。米国
特許第4,503,111号では、ポリビニルピロリド
ンとブレンドしたポリビニルアルコールまたはゼラチン
からなるインキ受容コーティングが開示されている。室
温で水溶性を示すポリビニルおよびゼラチンは、両方と
も、これらのコーティング用マトリックス形成ポリマー
として作用し、該コーティングは水性インキに対して完
全に受容性である。しかし、該コーティングは画像形成
または高湿度のために粘着性になる傾向を示す。
【0009】したがって、可溶性および不溶性ポリマー
は液体吸収組成物として有用であるが、液体吸収性およ
び耐久性が制限されるという欠点を有する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)80〜
99重量部のα,β−エチレン性不飽和モノマーおよび
1〜20重量部の少なくとも1つ以上のキレート化化合
物から形成された少なくとも1つ以上の架橋性ポリマー
から構成されるポリマーマトリックス成分と、(b)吸
水性、好ましくは、水溶性ポリマーから構成される少な
くとも1つ以上の液体吸収成分と、(c)架橋剤として
の多価金属イオンとのブレンドからなることを特徴とす
る液体吸収組成物を提供するものである。
【0011】この組成物は液体吸収性の半相互浸透網状
構造(semi−interpenetratingn
etwork)(以下、SIPNという)を形成できる
。本発明のSIPNは、ポリマー成分の少なくとも1つ
がブレンド後に架橋されて材料の大部分において連続し
た網状構造を形成し、かつ、それにより、未架橋ポリマ
ー成分が組合されて、巨視的に均質な組成物を形成する
ポリマーブレンドである。
【0012】本発明のSIPNsは、物理的結合性を損
なうことなく、かつ、浸出または他の形態の相分離を起
こすことなしに、SIPNの未架橋部位の溶剤としての
液体を多量に吸収できる。SIPNが最初は透明である
場合、それらは多量の液体を吸収した後も透明のままで
ある。
【0013】SIPNのマトリックス成分の形成に用い
る架橋剤の性質は、液体の存在下で使用中に遭遇する耐
久性と、液体吸収成分に対する相溶性とを合したもので
ある。架橋マトリックス成分と液体吸収成分は混和性で
あり、殆どまたは全く分離を起こさず、コーティング時
に殆どまたは全く曇りを生じない。架橋剤の性質は、通
常の製造方法に関係する可使時間および硬化性を損なわ
ないものであるべきである。さらに詳しくは、架橋剤は
SIPNのマトリックス成分に限定され、SIPNにお
いて相分離や不均質性を引き起こすべきではない。
【0014】本発明は、透明な裏地にコーティングされ
ると、改良されたインキ吸収性および耐久性を付与する
透明コーティングを形成できると共に、透明度を保ち、
透明グラフィック材料の製造に通常用いられるタイプの
処理を行うことができるポリマーマトリックスを提供す
るものである。
【0015】以下、SIPNの架橋性部位をマトリック
ス成分と呼び、液体吸収部位を吸収成分と呼ぶ。
【0016】本発明のSIPNのマトリックス成分は、
疎水性または親水性の架橋性ポリマーからなり、アクリ
ル系または他の疎水性または親水性エチレン不飽和モノ
マーを酸性基またはキレート化基を有するモノマーと共
重合するか、あるいは、これらのエチレン不飽和モノマ
ー中に側鎖エステル基がすでに存在する場合は、それら
を加水分解することにより得られる。
【0017】一般に、架橋性マトリックス成分の製造に
適した疎水性モノマーは以下の特性を有する。 (1)それ自体で重合する場合には、水不溶性ホモポリ
マーを形成する。 (2)それらから形成されたポリマーは、18個以上、
好ましくは4個以上、さらに好ましくは1〜2個の炭素
原子を有しない側鎖を有する。 (3)それらから形成されたポリマーは、水素結合して
水または他の水素結合液体の吸収を増大させることがで
きる基を、それらの主鎖またはそれらの主鎖の置換基中
に有する。
【0018】これらのモノマーは、好ましくは、(1)
式:
【化12】 [式中、R1は水素または−CH3、R2は18個まで
、好ましくは4個まで、さらに好ましくは1〜2個の炭
素原子を有するアルキル基、9個までの炭素原子を有す
る脂環式基、14個までの炭素原子を有する置換または
非置換アリール基および10個までの炭素原子を有する
酸素含有複素環式基よりなる群から選択される1種の置
換基を意味する]で示される構造を有するアクリレート
およびメタクリレート; (2)アクリロニトリルまたはメタクリロニトリル;

0019】(3)式:
【化13】 [式中、XおよびYは、各々独立して、水素または4個
まで、好ましくは1〜2個の炭素原子を有するアルキル
基、ハロゲン原子、ハロゲン化アルキル基、あるいはO
Rm(式中、Rmは水素または4個まで、好ましくは1
〜2個の炭素原子を有するアルキル基)、Zは水素また
はメチルを意味する]で示される構造を有するスチレン
またはα−メチルスチレン;並びに (4)酢酸ビニルから選択される。
【0020】架橋性マトリックス成分を製造するのに適
した疎水性モノマーは、典型的に、それら自体で重合す
る場合に吸水性ホモポリマーを形成するという特徴を有
する。
【0021】それらは、好ましくは、 (1)式:
【化14】 [式中、nは2または3の整数を意味する]で示される
反復構造を有するビニルラクタム;
【0022】(2)式:
【化15】 [式中、R1は水素または−CH3、R5は水素または
10個まで、好ましくは1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基、R6は水素、10個までの炭素原子を有する
アルキル基および−(CH2)p−OR7(式中、pは
包括的に1〜3の整数)で示される構造を有するヒドロ
キシ置換アルキル基またはアルコキシ置換アルキル基よ
りなる群から選択される1種の置換基、R7は水素また
は10個まで、好ましくは1〜4個の炭素原子を有する
アルキル基を意味する]で示される構造を有するアクリ
ルアミドまたはメタクリルアミド;
【0023】(3)  式:
【化16】 [式中、qは1または2の整数、R1およびR5は前記
と同意義、各々のR5は同じまたは異なることを意味す
る]で示される構造を有する第三級アミノアルキルアク
リレートまたは第三級アミノアルキルメタクリレート;
【0024】(4)式:
【化17】 [式中、rは包括的に1〜4、好ましくは2または3の
整数、R1は前記と同意義、R8は水素または1〜4個
の炭素原子を有するアルキル基を意味する]で示される
構造を有するアルコキシアルキルアクリレート、ヒドロ
キシアルキルアクリレート、アルコキシアルキルメタク
リレートまたはヒドロキシアルキルメタクリレート;並
びに
【0025】(5)式:
【化18】 [式中、sは包括的に5〜25の整数、R1は前記と同
意義を意味する]で示される構造を有するアルコキシア
クリレートまたはアルコキシメタクリレートから選択さ
れる。
【0026】前記の疎水性および親水性モノマー単位の
両方の幾つかの構造は側鎖エステル基を有し、これらは
加水分解によって架橋性となり得る。また、酸性基を有
するモノマーはそれ自体で共重合して架橋性ポリマーを
形成することができる。酸性基を有する好適なモノマー
としては、例えば、アクリル酸またはメタクリル酸、他
の共重合性カルボン酸、およびアンモニウム塩が挙げら
れる。また、酸性基を有するモノマーはポリマーにグラ
フトできる。
【0027】アクリル酸またはメタクリル酸を用いると
、酸性基は架橋性ポリマーに対して約1.0〜20重量
%、好ましくは約2.5〜9重量%の濃度で存在する。 アンモニア塩を用いると、アミン構造は以下のとおりで
ある。
【0028】
【化19】 [式中、R9は独立して水素あるいは5個まで、好まし
くは1または2個の炭素原子を有するアルキル基を意味
し、好ましいアミンはNH3または揮発性アミンである
【0029】また、マトリックス成分はキレート化剤化
合物を含有する。好ましいキレート化化合物は、(1)
式:
【化20】 [式中、R1は水素または−CH3、MはLi、Na、
K、Rb、CsまたはNH4を意味する]で示される構
造を有するアクリル酸またはメタクリル酸のアルカリ金
属塩;
【0030】(2)式:
【化21】 [式中、R1は前記と同意義、R10は水素または4個
までの炭素原子を有するアルキル基であるが好ましくは
水素原子である、R11は−COOMまたは−SO3M
(式中、Mは前記と同意義)を意味する]で示される構
造を有するイオン性官能価を有するN−置換アクリルア
ミドまたはメタクリルアミドモノマー;
【0031】(3)p−スチレンスルホン酸のアルカリ
金属塩; (4)2−スルホエチルアクリレートまたはメタクリレ
ートのナトリウム塩; (5)2−および4−ビニルピリジン;(6)ビニルイ
ミダゾール; (7)N−(3−アミノプロピル)メタクリルアミド塩
酸塩;並びに (8)2−アセトアセトキシエチルアクリレートまたは
2−アセトアセトキシエチルメタクリレートから選択で
きる。
【0032】マトリックス成分は、遊離基重合、乳化重
合または懸濁重合技術を用い、適量の前記疎水性または
親水性モノマーとキレート化化合物を共重合することに
より形成される。典型的には、該マトリックス成分は、
約80〜99重量部の疎水性または親水性モノマーと約
1〜20重量部のキレート化化合物とからなる。
【0033】SIPNの液体吸収性に悪影響を与えずに
SIPNに物理的結合性および耐久性を付与することが
SIPNのマトリックス成分の主な作用であるが、液体
吸収性を増大することが吸収成分の主な作用である。
【0034】水性液が吸収される場合、たいていのイン
キに言えるように、吸収成分は、吸水性、好ましくは水
溶性であり、以下のモノマーから形成されたポリマーか
ら選択される。
【0035】(1)式:
【化22】 [式中、nは前記と同意義を意味する]で示される反復
構造を有するビニルラクタム;
【0036】(2)式:
【化23】 [式中、m、R1およびR2は前記と同意義、各々のR
5は同じまたは異なることを意味する]で示される構造
を有する第三級アミノアルキルアクリレートまたは第三
級アミノアルキルメタクリレート;並びに(3)アルキ
ル第四級アミノアルキルアクリレートまたはアルキル第
四級アミノアルキルメタクリレート
【0037】これら
のモノマーの重合は、前記のような典型的な遊離基重合
技術により行われる。
【0038】また、吸収成分は、ポリビニルアルコール
、ポリビニルアルコール/ポリ酢酸ビニルコポリマー、
ポリビニルホルマール、ポリビニルブチラル、ゼラチン
、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエ
チルスターチ、ポリエチルオキサゾリン、ポリエチレン
オキシド、ポリエチレングリコール、ポリプロピレンオ
キシド等の市販の水溶性または水膨潤性ポリマーから選
択できる。好ましいポリマーはポリビニルラクタムであ
り、特に好ましいものは、ポリビニルピロリドン、ポリ
ビニルアルコールおよびポリエチレンオキシドである。
【0039】架橋は多価金属イオン塩等の多価金属イオ
ンにより行うことができる。該イオンは、好ましくは、
コバルト、カルシウム、マグネシウム、クロム、アルミ
ニウム、スズ、ジルコン、亜鉛、ニッケル、鉄等の金属
から選択される。
【0040】これらのイオンを提供できる化合物として
は、例えば、酢酸アルミニウム、硫酸アルミニウムアン
モニウム十二水和物、ミョウバン、塩化アルミニウム、
酢酸クロム(III)、塩化クロム(III)六水和物
、酢酸コバルト、塩化コバルト(II)十四水和物、硫
酸コバルト水和物、硫酸銅十五水和物、酢酸銅水和物、
塩化銅二水和物、塩化第二鉄十六水和物、塩化第一鉄二
十四水和物、酢酸マグネシウム二十四水和物、塩化マグ
ネシウム十六水和物、硝酸マグネシウム十六水和物、酢
酸マンガン十四水和物、塩化マンガン十四水和物、塩化
ニッケル十六水和物、硝酸ニッケル十六水和物、塩化第
一スズ二水和物、塩化スズ、酢酸スズ(II)、酢酸ス
ズ(IV)、塩化ストロンチウム十六水和物、硝酸スト
ロンチウム、酢酸亜鉛二水和物、塩化亜鉛、硝酸亜鉛、
塩化ジルコニウム(IV)、酢酸ジルコニウム、ジルコ
ニウムオキシクロライド、ジルコニウムヒドロキシクロ
ライド、炭酸アンモニウムジルコニウム等が挙げられる
【0041】本発明のSIPNはグラフィック材料用の
インキ受容層を形成するのに用いることができる。典型
的には、これらのSIPNは、SIPNの全重量に対し
て約0.5〜6重量%、さらに好ましくは、約1.0〜
4.5重量%の架橋剤を含有する。マトリックス成分は
SIPN全量に対して約23.5〜98.5重量%、さ
らに好ましくは、約30〜57重量%の濃度で存在でき
る。吸収成分は約1〜70.5重量%、さらに好ましく
は、約38〜69重量%の濃度で存在する。ポリビニル
ピロリドンがSIPNの吸収成分として存在し、マトリ
ックス成分としてアクリレートを用いる場合、該ポリビ
ニルピロリドンが少なくとも約30重量%、好ましくは
、少なくとも約50重量%のSIPNを含有すると、室
温で水性インキの良好な吸収を得ることができる。多量
のポリビニルピロリドンが存在する場合、耐久性を犠牲
にすることにより、より高い吸収を得ることができる。 ポリビニルピロリドンがSIPNの約80%の量で存在
すると、マトリックス成分は完全な網状構造を形成でき
ず、水で洗浄すると、組成物は完全に物理的結合性を損
なう。
【0042】本発明のSIPNを、固体支持体により支
持された液体受容層として透明グラフィック材料で用い
る場合、このような層をコーティング可能な形態の支持
体に適用し、ついで、乾燥して固体層を形成するのに有
利である。コーティング可能な組成物は、適当な比率の
マトリックス成分および吸収成分を、該成分の溶解度に
応じて、通常の溶剤、好ましくは、水または水混和性溶
剤中に溶解することにより製造される。溶剤はハンセン
溶解度パラメーターに基づいて選択できる。ついで、架
橋剤を溶液に添加し、該溶液が均一になるまで混合する
。この溶液を、ポリマーフィルム等の透明支持体上にコ
ーティングして乾燥させる。適当な時間で乾燥を行うの
に必要な熱量は、通常、マトリックス成分に架橋を引き
起こすのに十分である。
【0043】本発明のSIPN溶液は、本発明の液体吸
収性に悪影響を与えない範囲で、定着剤、粒子、表面活
性剤、粘度調整剤等の調整成分をさらに含有してもよい
【0045】コーティングは、当業者に公知のナイフコ
ーター、グラビアコーター、リバースロールコーター等
のいずれの適当な手段により行うことができる。乾燥は
熱風により行うことができる。所望により、適用される
コーティングと支持体の間に定着下塗層を挿入すること
もできる。このような下塗層としては、下塗コーティン
グが挙げられる。その他に、コロナ処理等の表面処理ま
たは他の適当な処理により定着性を増大できる。これら
の処理は当業者に公知である。SIPNの定着性は、写
真フィルム裏地(backing)に使用されるタイプ
のゼラチン下層を下塗層とSIPN層間に挿入すること
により増大できる。下塗層とゼラチン下層を両方とも有
するフィルム裏地は市販されており、しばしば、下地フ
ィルム(primedand subbed film
)裏地として設計される。
【0046】本発明のSIPNを用いて、インキジェッ
ト・プリンターと共に使用するフィルムのインキ吸収層
を形成する場合、該フィルムの裏地は約50〜125μ
mの厚さを有することが好ましい。約50μm以下の厚
さを有するフィルムはグラフィックアート・フィルム用
には弱すぎ、約125μm以上の厚さを有するフィルム
は、現在使用されている多くの画像形成装置に容易に供
給するのにはかたすぎる。グラフィックアート・フィル
ムに好適な裏地材料としては、例えば、ポリエチレンテ
レフタレート、セルロースアセテート、ポリカーボネー
ト、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリスルホン等の
ポリエステルが挙げられる。
【0047】本発明のSIPNを用いてインキジェット
印刷用のフィルムのインキ吸収層を形成する場合、例え
ば、澱粉粒子が分散されたポリビニルアルコールからな
る層やポリビニルアルコールが吸収成分である半相互浸
透ポリマー網状構造等のインキ浸透性不粘着保護層でS
IPN層をさらにコーティングしてもよい。このような
オーバーコート層のさらに他の作用は、インキ液滴の広
がりを正確に制御して画像品質を最適化するのを助ける
表面特性を提供することである。
【0048】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳し
く説明するが、本発明はそれらに限定するものではない
。また、特に断らない限り、「%」は「重量%」を意味
する。 実施例1 N−ビニル−2−ピロリドン(28重量部)、N,N−
ジメチル−アクリルアミド(20重量部)、2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸のアンモニウ
ム塩(2重量部)、アゾ−ビス−イソブチロニトリル(
デュポン社製「バゾ(Vazo)」、0.07重量部)
および脱イオン水(280重量部)を1リットルの茶色
のボトル中で合することにより、SIPNのマトリック
ス用ポリマー材料を製造した。
【0049】混合物を乾燥窒素ガスでパージした後、6
0℃の温度に維持した恒温浴中で該ボトルを8時間浸漬
することにより重合を行って非常に粘性の透明溶液(転
化率97.8%)を得た。得られた重合混合物を脱イオ
ン水で希釈して10%の水溶液(以下、A溶液という)
を得た。
【0050】分離ベッセル中で、A溶液(21.94g
の10%水溶液)をポリビニルアルコール〔エア・プロ
ダクツ・アンド・ケミカルズ社(Air Produc
ts and Chemica−ls Inc.)製「
ビノール(Vinol)540」、28.6gの5%水
溶液〕および塩化クロム架橋剤(0.29gの10%水
溶液)と十分に混合した。
【0051】得られた溶液を、厚さ100μmのポリエ
チレンテレフタレート・フィルムの裏地にコーティング
し、塩化ポリビニリデンで下塗を施し、その上にゼラチ
ン接着性を改善するために写真フィルムで用いたタイプ
のゼラチン下層〔ミネソタ・マイニング・アンド・マニ
ュファクチャリング(Minnesota Minin
g and Manufac−turing)社製の「
スコッチパー(Scotchpar)」タイプのPH下
地フィルム〕をコーティングした。コーティングはナイ
フコーターを用いて200μmの厚さで行った。 ついで、該コーティングを90℃の循環熱風に5分間さ
らすことにより透明なSIPN層を形成した。
【0052】染料を含有するインキ(3〜5%の水溶液
)を用い、インキジェット・プリンターおよびペンを用
いて印刷を行った。1分後、画像形成フィルムは接触乾
燥状態となった。SIPN層はそのまま残った。
【0053】比較例A 架橋剤を使用せず、15gのA溶液および20.5gの
ポリビニルアルコールを用いる以外は実施例1と同様に
して実施した。画像形成フィルム上のインキは常温で5
分間放置した後も乾燥しなかった。
【0054】実施例2〜4 以下の組成物を製造した。                          
                         
    量(g)        成    分   
                         
 B        C       D  N−ビニ
ル−2−ピロリドン                
  35.0      35.0     35.0
N,N−ジメチルアクリルアミド          
     13.0      13.0     1
3.0アリルエーテルスルホネートの        
         5.0       −     
  −ナトリウム塩(COPS−1、 40%溶液、アクコラック・ スペシャリティ・ケミカルズ社製) 3−スルホプロピルアクリレートの         
     −       2.0      −カリ
ウム塩(アルドリッヒ・ケミカル社製)3−スルホプロ
ピルメタクリレートの            −  
     −       2.0カリウム塩(アルド
リッヒ・ケミカル社製)アゾ−ビス−イソブチロニトリ
ル(「バゾ」)  0.07      0.07  
   0.07水                 
                        2
83.0     283.0    283.0
【0055】各組成物を分離ボトル中で混合し、各ボト
ルを窒素でパージし、各組成物を60℃の温度で8〜1
0時間重合した。得られた樹脂は非常に粘性であり、そ
の各々を100gの脱イオン水で希釈した。転化率は8
0〜95%であった。各々の反応組成物をさらに脱イオ
ン水で希釈して、10重量%の乾燥固体を含有する溶液
を得、各々を用いて以下の組成物を製造した。
【0056】                          
   各成分の量(g)実施例    B組成物   
 C組成物    D組成物    ホ゜リヒ゛ニルア
ルコール    塩化クロムNo.     10%水
溶液   10%水溶液   10%水溶液   10
%水溶液     CrCl3・H2O       
                         
                         
   5%水溶液      2         5
1        −           −   
      60         2.4  3  
        −        35      
    −         35         
1.15  4          −       
  −          30        35
         2.9各サンプルの組成物を十分に
混合し、実施例1に記載のタイプのポリエステル下地フ
ィルム上に100μmの厚さでナイフコーティングし、
通常の熱風炉中90℃で5分間乾燥した。ついで、ヘウ
レット・パッカード・デスクジェット(Hewlett
−Packard Deskjet)・インキジェット
プリンターを用い、コーティングされたフィルムを各々
画像形成した。画像形成部分を急速乾燥したが曇りは発
生しなかった。
【0057】実施例5 N−ビニル−2−ピロリドン(40重量部)、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート(アルドリッヒ・ケミカル
社製、7.5重量部)、4−ビニルピリジン〔レイリー
・ター・アンド・ケミカル(Reilly Tar a
nd Chemical)社製、2.5重量部〕、アゾ
−ビス−イソブチロニトリル(「バゾ」、0.07重量
部)、脱イオン水(275重量部)およびエチルアルコ
ール(50重量部)をワンポイント・ボトル中で混合し
た。ついで、混合物を窒素ガスでパージした。混合物を
窒素ガスでパージした後、60℃の温度で18〜20時
間重合して非常に粘性の不透明樹脂を得た。得られた樹
脂を脱イオン水で7.5重量%固体に希釈した。
【0058】このサンプルの樹脂を含有するコーティン
グ可能な溶液(18.0gの7.5%溶液)、ポリビニ
ルアルコール(「ビノール540」、27.0gの7.
5%水溶液)およびCrCl3・6H2O(1.2gの
5.0%水溶液)を十分に混合し、実施例1に記載のタ
イプのポリエステル下地フィルム上に厚さ100μmで
ナイフコーティングを施した。該コーティングを炉中9
5℃の温度で5分間乾燥した。ヒューレット・パッカー
ド・デスクジェット・インキジェットプリンター上でフ
ィルムに画像形成を行った。画像形成部分を急速乾燥し
たが曇りは生じなかった。該画像は水中に浸漬した後も
洗い落とされなかった。
【0059】実施例6 以下の所定量の成分を混合することにより重合性組成物
を製造した。         成    分           
                   量(重量部)
N−ビニル−2−ピロリドン            
          32.5N,N−ジメチルアクリ
ルアミド                   15
.02−ビニルピリジン              
                  2.5アゾ−ビ
ス−イソブチロニトリル(「バゾ」)        
0.07脱イオン水                
                    278.0
エチルアルコール                 
                 5.0混合物を窒
素ガスでパージし、60℃の温度で12〜15時間重合
した。転化率は定量的であった。得れらた樹脂を脱イオ
ン水で7.5重量%固体まで希釈した。
【0060】このサンプルの樹脂(21.53gの7.
5%水溶液)、ポリビニルアルコール(32.3gの7
.5%水溶液)およびCrCl3・6H2O(1.42
gの5.0%水溶液)を十分に混合し、実施例1に記載
のタイプのポリエステル下地フィルム上に厚さ100μ
mでナイフコーティングを施した。該コーティングを炉
中95℃の温度で5分間乾燥した。ヒューレット・パッ
カード・デスクジェット・インキジェットプリンター上
でフィルムに画像形成を行った。画像形成部分を急速乾
燥したが曇りは生じなかった。
【0061】実施例7 以下の所定量の成分を混合することにより重合性組成物
を製造した。         成    分           
                   量(重量部)
N−ビニル−2−ピロリドン            
          47.52−アセトナセトキシエ
チルメタクリレート          2.5(イー
ストマン・コダック社製) アゾ−ビス−イソブチロニトリル(「バゾ」)    
    0.07脱イオン水            
                        2
00.0メチルアルコール             
                   50.0混合
物を窒素ガスでパージし、60℃の温度で20〜24時
間重合した。転化率は96.04%であった。得れらた
樹脂を脱イオン水で7.5重量%固体まで希釈した。
【0062】このサンプルの樹脂(21.53gの7.
5%水溶液)、ポリビニルアルコール(32.6gの7
.5%水溶液)およびCrCl3・6H2O(0.69
gの5.0%水溶液)を十分に混合し、実施例1に記載
のタイプのポリエステル下地フィルム上に厚さ100μ
mでナイフコーティングを施した。該コーティングを炉
中95℃の温度で5分間乾燥した。ヒューレット・パッ
カード・デスクジェット・インキジェットプリンター上
でフィルムに画像形成を行った。画像形成部分を急速乾
燥したが曇りは生じなかった。
【0063】実施例8 N−ビニル−2−ピロリドン(37.5重量部)、N,
N−ジメチルアクリルアミド(10.0重量部)、4−
ビニルピリジン(1.5重量部)、1−ビニルイミダゾ
ール(アルドリッヒ・ケミカル社製、1.0重量部)、
アゾ−ビス−イソブチロニトリル(「バゾ」、0.07
重量部)および脱イオン水(283.3重量部)を窒素
ガスでパージし、60℃の温度で14〜16時間重合し
て、11.19%溶液を得た。得られた樹脂を脱イオン
水で7.5重量%固体に希釈した。
【0064】このサンプルの樹脂(20.5gの7.5
%水溶液)、ポリビニルアルコール(30.75gの7
.5%水溶液)およびCrCl3・6H2O(1.2g
の5%水溶液)を十分に混合し、実施例1に記載のタイ
プのポリエステル下地フィルム上に厚さ100μmでナ
イフコーティングを施した。該コーティングを炉中95
℃の温度で5分間乾燥した。ヒューレット・パッカード
・デスクジェット・インキジェットプリンター上でフィ
ルムに画像形成を行った。画像形成部分を急速乾燥した
が曇りは生じなかった。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)80〜99重量部のα,β−エ
    チレン性不飽和モノマーおよび1〜20重量部の少なく
    とも1つ以上のキレート化化合物から形成された少なく
    とも1つ以上の架橋性ポリマーから構成されるポリマー
    マトリックス成分と、(b)吸水性ポリマーから構成さ
    れる少なくとも1つ以上の液体吸収成分と、(c)架橋
    剤としての多価金属イオンとのブレンドからなることを
    特徴とする液体吸収組成物。
  2. 【請求項2】  α,β−エチレン性不飽和モノマーが
    疎水性である請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】  ポリマーマトリックス成分が、(1)
    式: 【化1】 [式中、R1は水素または−CH3、R2は18個まで
    の炭素原子を有するアルキル基、9個までの炭素原子を
    有する脂環式基、14個までの炭素原子を有する置換ま
    たは非置換アリール基および10個までの炭素原子を有
    する酸素含有複素環式基よりなる群から選択される1種
    の置換基を意味する]で示される構造を有するアクリレ
    ートおよびメタクリレート; (2)アクリロニトリルまたはメタクリロニトリル;(
    3)式: 【化2】 [式中、XおよびYは、各々独立して、水素または4個
    までの炭素原子を有するアルキル基、ハロゲン原子、ハ
    ロゲン化アルキル基、あるいはORm(式中、Rmは水
    素または4個までの炭素原子を有するアルキル基)、Z
    は水素またはメチルを意味する]で示される構造を有す
    るスチレンまたはα−メチルスチレン;並びに(4)酢
    酸ビニルよりなる群から選択されるモノマー単位からな
    る請求項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】  α,β−エチレン性不飽和モノマーが
    親水性である請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】  親水性モノマーが、 (1)式: 【化3】 [式中、nは2または3の整数を意味する]で示される
    反復構造を有するビニルラクタム; (2)式: 【化4】 [式中、R1は水素または−CH3、R5は水素または
    10個までの炭素原子を有するアルキル基、R6は水素
    、10個までの炭素原子を有するアルキル基および−(
    CH2)p−OR7(式中、pは包括的に1〜3の整数
    )で示される構造を有するヒドロキシ置換アルキル基ま
    たはアルコキシ置換アルキル基よりなる群から選択され
    る1種の置換基、R7は水素または10個までの炭素原
    子を有するアルキル基を意味する]で示される構造を有
    するアクリルアミドまたはメタクリルアミド;(3)式
    : 【化5】 [式中、qは1または2の整数、R1およびR5は前記
    と同意義、各々のR5は同じまたは異なることを意味す
    る]で示される構造を有する第三級アミノアルキルアク
    リレートまたは第三級アミノアルキルメタクリレート;
    (4)式: 【化6】 [式中、rは包括的に1〜4、好ましくは2または3の
    整数、R1は前記と同意義、R8は水素または1〜4個
    の炭素原子を有するアルキル基を意味する]で示される
    構造を有するアルコキシアルキルアクリレート、ヒドロ
    キシアルキルアクリレート、アルコキシアルキルメタク
    リレートまたはヒドロキシアルキルメタクリレート;並
    びに (5)式: 【化7】 [式中、sは包括的に5〜25の整数、R1は前記と同
    意義を意味する]で示される構造を有するアルコキシア
    クリレートまたはアルコキシメタクリレートよりなる群
    から選択される請求項4記載の組成物。
  6. 【請求項6】  ポリマー液体吸収成分が窒素含有極性
    化合物からなる請求項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】  ポリマー液体吸収成分が、(1)式: 【化8】 [式中、nは2〜3の整数を意味する]で示される反復
    構造を有するビニルラクタム; (2)式: 【化9】 [式中、R1は水素または−CH3、R5は水素または
    10個までの炭素原子を有するアルキル基、mは1また
    は2の整数、各々のR5は同じまたは異なることを意味
    する]で示される構造を有する第三級アミノアルキルア
    クリレートまたは第三級アミノアルキルメタクリレート
    ;並びに (3)アルキル第四級アミノアルキルアクリレートまた
    はアルキル第四級アミノアルキルメタクリレートよりな
    る群から選択されるモノマー単位から形成されたポリマ
    ーからなる請求項6記載の組成物。
  8. 【請求項8】  多価金属イオンがクロムである請求項
    1記載の組成物。
  9. 【請求項9】  金属キレート化化合物が、(1)式: 【化10】 [式中、R1は水素または−CH3、MはLi、Na、
    K、Rb、CsまたはNH4を意味する]で示される構
    造を有するアクリル酸またはメタクリル酸のアルカリ金
    属塩;(2)式: 【化11】 [式中、R1は前記と同意義、R10は水素または4個
    までの炭素原子を有するアルキル基であるが好ましくは
    水素原子である、R11は−COOMまたは−SO3M
    (式中、Mは前記と同意義)を意味する]で示される構
    造を有するイオン性官能価を有するN−置換アクリルア
    ミドまたはメタクリルアミドモノマー; (3)p−スチレンスルホン酸のアルカリ金属塩;(4
    )2−スルホエチルアクリレートまたはメタクリレート
    のナトリウム塩; (5)2−および4−ビニルピリジン;(6)ビニルイ
    ミダゾール; (7)N−(3−アミノプロピル)メタクリルアミド塩
    酸塩;並びに (8)2−アセトアセトキシエチルアクリレートまたは
    2−アセトアセトキシエチルメタクリレートよりなる群
    から選択される請求項1記載の組成物。
  10. 【請求項10】  キレート化化合物が2−ビニルピリ
    ジン、4−ビニルピリジンおよび2−アセト−アセトキ
    シエチルメタクリレートよりなる群から選択される請求
    項9記載の組成物。
  11. 【請求項11】  約23.5〜98.5%のマトリッ
    クス成分と、約1〜70.5%の液体吸収成分と、約0
    .5〜6%の多価アジリジンとからなる請求項1記載の
    組成物。
  12. 【請求項12】  約30〜57%のマトリックス成分
    と、約38〜69%の液体吸収成分と、約1〜4.5%
    の多価アジリジンとからなる請求項1記載の組成物。
  13. 【請求項13】  約19〜97.5%のマトリックス
    成分のα−β−エチレン性不飽和モノマーと、約1〜4
    .5%のキレート化化合物と、約1〜70.5の液体吸
    収成分と、約0.5〜6%の架橋剤とからなる請求項1
    記載の組成物。
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