JP2002079750A - インクジェット印刷方法 - Google Patents
インクジェット印刷方法Info
- Publication number
- JP2002079750A JP2002079750A JP2001202023A JP2001202023A JP2002079750A JP 2002079750 A JP2002079750 A JP 2002079750A JP 2001202023 A JP2001202023 A JP 2001202023A JP 2001202023 A JP2001202023 A JP 2001202023A JP 2002079750 A JP2002079750 A JP 2002079750A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink jet
- ink
- image
- recording element
- printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/5218—Macromolecular coatings characterised by inorganic additives, e.g. pigments, clays
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31855—Of addition polymer from unsaturated monomers
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、転写された色素画像につい
ての良好な光安定性を有する記録要素を使用するインク
ジェット印刷方法、または良好な色素の結合を提供する
記録要素を使用するインクジェット印刷方法を提供する
ことである。 【解決手段】 A)ディジタルデータ信号に応答するイ
ンクジェットプリンターを用意する工程、B)上記プリ
ンターに、複素環式アミンポリマーを含む画像受容層を
担持している基材を含んでなるインクジェット記録要素
であって、上記画像記録層が水溶性の第一系列遷移金属
イオン塩を関連して有するインクジェット記録要素を装
填する工程、C)上記プリンターに、インクジェットイ
ンク組成物を装填する工程、並びにD)上記ディジタル
データ信号に応答して上記インクジェットインクを使用
して上記インクジェット記録要素に印刷する工程を含む
インクジェット印刷方法。
ての良好な光安定性を有する記録要素を使用するインク
ジェット印刷方法、または良好な色素の結合を提供する
記録要素を使用するインクジェット印刷方法を提供する
ことである。 【解決手段】 A)ディジタルデータ信号に応答するイ
ンクジェットプリンターを用意する工程、B)上記プリ
ンターに、複素環式アミンポリマーを含む画像受容層を
担持している基材を含んでなるインクジェット記録要素
であって、上記画像記録層が水溶性の第一系列遷移金属
イオン塩を関連して有するインクジェット記録要素を装
填する工程、C)上記プリンターに、インクジェットイ
ンク組成物を装填する工程、並びにD)上記ディジタル
データ信号に応答して上記インクジェットインクを使用
して上記インクジェット記録要素に印刷する工程を含む
インクジェット印刷方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット印刷
方法に関する。より詳細には、本発明は、ポリマーおよ
び金属イオン塩を含有している記録要素を使用するイン
クジェット印刷方法に関する。
方法に関する。より詳細には、本発明は、ポリマーおよ
び金属イオン塩を含有している記録要素を使用するイン
クジェット印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的なインクジェット記録システムま
たはインクジェット印刷システムにおいては、インク液
滴が、記録要素または記録媒体に向かってノズルから高
速で噴射され、媒体上に画像を生ずる。インク液滴(ま
たは記録液体)は、一般に、記録薬剤(例えば染料また
は顔料)および大量の溶媒を含んでなる。溶媒(または
キャリア液体)は、概して、水、一価アルコール、多価
アルコールまたはそれらの混合物などの有機材料から作
られている。
たはインクジェット印刷システムにおいては、インク液
滴が、記録要素または記録媒体に向かってノズルから高
速で噴射され、媒体上に画像を生ずる。インク液滴(ま
たは記録液体)は、一般に、記録薬剤(例えば染料また
は顔料)および大量の溶媒を含んでなる。溶媒(または
キャリア液体)は、概して、水、一価アルコール、多価
アルコールまたはそれらの混合物などの有機材料から作
られている。
【0003】インクジェット記録要素は、概して、少な
くとも一方の表面にインク受容層または画像形成層を担
持している支持体を含んでなり、このような要素には、
不透明な支持体を有する、反射式観察を目的とするも
の、および透明な支持体を有する、透過光による観察を
目的とするものが含まれる。
くとも一方の表面にインク受容層または画像形成層を担
持している支持体を含んでなり、このような要素には、
不透明な支持体を有する、反射式観察を目的とするも
の、および透明な支持体を有する、透過光による観察を
目的とするものが含まれる。
【0004】インクジェット装置と共に使用するための
多種多様なタイプの画像記録要素がこれまでに提案され
ているけれども、当該技術分野には多くの未解決の問題
があり、既知の製品には、それらの商業的有用性を制限
する多くの欠陥が存在する。
多種多様なタイプの画像記録要素がこれまでに提案され
ているけれども、当該技術分野には多くの未解決の問題
があり、既知の製品には、それらの商業的有用性を制限
する多くの欠陥が存在する。
【0005】このような画像記録要素上に写真画質の画
像を達成および維持するためには、インクジェット記録
要素が以下の条件を満たさなければならないことがよく
知られている。
像を達成および維持するためには、インクジェット記録
要素が以下の条件を満たさなければならないことがよく
知られている。
【0006】・容易に濡れ、パッドリング(puddling)
(すなわち、不均一な濃度につながる隣接するインクド
ットの凝集)がまったく無いこと。 ・水による流失および高湿度による汚れ(emearing)の両
方を最少化するのに十分な強さで色素を結合すること。 ・画像の滲み(bleeding)をまったく呈さないこと。 ・高濃度のインクを吸収し、素速く乾燥して、次のプリ
ントまたは他の表面と重ねられた際に要素がいっしょに
ブロッキングを生ずることを防ぐ能力を呈すること。 ・支持体および/または層(複数であってもよい)の間
の相互作用に起因する不連続性または欠陥(例えば亀
裂、はじき、櫛筋など)をまったく呈さないこと。 ・吸収されなかった色素が自由表面で凝集して、色素の
結晶化が起こり、像形成領域においてブルームまたはフ
ェロ焼け(ブロンジング)の影響が生ずるようなことが
無いこと。 ・水との接触または日光、タングステン灯、もしくは蛍
光灯による照射に起因する退色を防ぐのに最適化された
画像堅牢度を有すること。
(すなわち、不均一な濃度につながる隣接するインクド
ットの凝集)がまったく無いこと。 ・水による流失および高湿度による汚れ(emearing)の両
方を最少化するのに十分な強さで色素を結合すること。 ・画像の滲み(bleeding)をまったく呈さないこと。 ・高濃度のインクを吸収し、素速く乾燥して、次のプリ
ントまたは他の表面と重ねられた際に要素がいっしょに
ブロッキングを生ずることを防ぐ能力を呈すること。 ・支持体および/または層(複数であってもよい)の間
の相互作用に起因する不連続性または欠陥(例えば亀
裂、はじき、櫛筋など)をまったく呈さないこと。 ・吸収されなかった色素が自由表面で凝集して、色素の
結晶化が起こり、像形成領域においてブルームまたはフ
ェロ焼け(ブロンジング)の影響が生ずるようなことが
無いこと。 ・水との接触または日光、タングステン灯、もしくは蛍
光灯による照射に起因する退色を防ぐのに最適化された
画像堅牢度を有すること。
【0007】殆ど瞬間的なインク乾燥時間および良好な
画質を同時に提供するインクジェット記録要素が望まし
い。しかしながら、記録要素が適合する必要のあるイン
クの組成およびインクの容量は広範囲にわたるので、イ
ンクジェット記録媒体のこれらの要求条件を同時に達成
するのは困難である。
画質を同時に提供するインクジェット記録要素が望まし
い。しかしながら、記録要素が適合する必要のあるイン
クの組成およびインクの容量は広範囲にわたるので、イ
ンクジェット記録媒体のこれらの要求条件を同時に達成
するのは困難である。
【0008】欧州特許出願公開明細書第 943 450号は、
水溶性の二価またはそれ以上の金属塩を含有しているイ
ンクジェット記録シートに関する。しかしながら、第一
系列遷移金属イオンによって提供される利点も、それら
を複素環式アミンポリマーと共に好都合に使用すること
も、まったく教示されていない。
水溶性の二価またはそれ以上の金属塩を含有しているイ
ンクジェット記録シートに関する。しかしながら、第一
系列遷移金属イオンによって提供される利点も、それら
を複素環式アミンポリマーと共に好都合に使用すること
も、まったく教示されていない。
【0009】インクジェットプリンター用のインク組成
物において第一系列遷移金属を使用することは、特開昭
59-53562号公報、同59-53565号公報、同59-53566号公
報、同59-53567号公報、および欧州特許出願公開明細書
第 087 544号において開示されている。しかしながら、
これらの参考文献においては、これらの金属イオン塩を
複素環式アミンポリマーと組み合わせて含有しているイ
ンクジェット受容体要素はまったく開示されていない。
物において第一系列遷移金属を使用することは、特開昭
59-53562号公報、同59-53565号公報、同59-53566号公
報、同59-53567号公報、および欧州特許出願公開明細書
第 087 544号において開示されている。しかしながら、
これらの参考文献においては、これらの金属イオン塩を
複素環式アミンポリマーと組み合わせて含有しているイ
ンクジェット受容体要素はまったく開示されていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、転写
された色素画像についての良好な光安定性を有する記録
要素を使用するインクジェット印刷方法を提供すること
である。本発明のもう1つの目的は、良好な色素の結合
を提供する記録要素を使用するインクジェット印刷方法
を提供することである。
された色素画像についての良好な光安定性を有する記録
要素を使用するインクジェット印刷方法を提供すること
である。本発明のもう1つの目的は、良好な色素の結合
を提供する記録要素を使用するインクジェット印刷方法
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】これらの目的および他の
目的は、 A)ディジタルデータ信号に応答するインクジェットプ
リンターを用意する工程、 B)上記プリンターに、複素環式アミンポリマーを含む
画像受容層を担持している基材を含んでなるインクジェ
ット記録要素であって、上記画像記録層が水溶性の第一
系列遷移金属イオン塩を関連して有するインクジェット
記録要素を装填する工程、 C)上記プリンターに、インクジェットインク組成物を
装填する工程、並びに D)上記ディジタルデータ信号に応答して上記インクジ
ェットインクを使用して上記インクジェット記録要素に
印刷する工程、を含むインクジェット印刷方法、を含む
本発明によって達成される。
目的は、 A)ディジタルデータ信号に応答するインクジェットプ
リンターを用意する工程、 B)上記プリンターに、複素環式アミンポリマーを含む
画像受容層を担持している基材を含んでなるインクジェ
ット記録要素であって、上記画像記録層が水溶性の第一
系列遷移金属イオン塩を関連して有するインクジェット
記録要素を装填する工程、 C)上記プリンターに、インクジェットインク組成物を
装填する工程、並びに D)上記ディジタルデータ信号に応答して上記インクジ
ェットインクを使用して上記インクジェット記録要素に
印刷する工程、を含むインクジェット印刷方法、を含む
本発明によって達成される。
【0012】本発明のインクジェット印刷方法を使用す
れば、良好な色素結合および改良された光安定性を提供
するインクジェット記録要素が得られる。
れば、良好な色素結合および改良された光安定性を提供
するインクジェット記録要素が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明において使用される基材
は、紙などの多孔質のものであってもよく、または樹脂
コート紙、合成紙(例えばTeslin(商標)または Tyvek
(商標))、含浸紙(例えばDuraform(商標))、酢酸
セルロースフィルムもしくはポリエステルフィルムなど
の非多孔質のものであってもよい。基材の表面を処理し
て、画像受容層の支持体に対する接着性を改良してもよ
い。例えば、画像受容層を支持体に適用する前に、表面
にコロナ放電処理を施してもよい。あるいは、ハロゲン
化フェノールもしくは部分的に加水分解された塩化ビニ
ル−酢酸ビニルのコポリマーから形成される層などのア
ンダコーティングまたは下塗り層を支持体の表面に適用
することもできる。
は、紙などの多孔質のものであってもよく、または樹脂
コート紙、合成紙(例えばTeslin(商標)または Tyvek
(商標))、含浸紙(例えばDuraform(商標))、酢酸
セルロースフィルムもしくはポリエステルフィルムなど
の非多孔質のものであってもよい。基材の表面を処理し
て、画像受容層の支持体に対する接着性を改良してもよ
い。例えば、画像受容層を支持体に適用する前に、表面
にコロナ放電処理を施してもよい。あるいは、ハロゲン
化フェノールもしくは部分的に加水分解された塩化ビニ
ル−酢酸ビニルのコポリマーから形成される層などのア
ンダコーティングまたは下塗り層を支持体の表面に適用
することもできる。
【0014】本発明において使用される複素環式アミン
ポリマーは、例えば、ポリ1-ビニルイミダゾール、ポリ
4-ビニルピリジン、ポリ2-ビニルピリジン、ポリ (スチ
レン-co-1-ビニルイミダゾール-co-塩化3-ヒドロキシエ
チル -1-ビニルイミダゾリウム) (モル比=5:4:
1)、ポリ (スチレン-co-1-ビニルイミダゾール-co-塩
化3-ベンジル -1-ビニルイミダゾリウム) (モル比=
5:4:1)、ポリ (スチレン-co-1-ビニルイミダゾー
ル-co-塩化3-ヒドロキシエチル -1-ビニルイミダゾリウ
ム) (モル比=2:2:1)、ポリ (スチレン-co-4-ビ
ニルピリジン-co-塩化1-ヒドロキシエチル -4-ビニルピ
リジニウム) (モル比=5:4:1)、ポリ(1-ビニル
イミダゾール-co-塩化3-ヒドロキシエチル -1-ビニルイ
ミダゾリウム) (モル比=9:1)、およびポリ (アク
リロニトリル-co-4-ビニル -1,2-メチレンジオキシベン
ゼン-co-1-ビニルイミダゾール-co-塩化3-ヒドロキシエ
チル -1-ビニルイミダゾリウム) (モル比=10:2:
7:1)であってもよい。これらの複素環式アミンポリ
マーは、色素を結合し、揺らぎ(wandering) または汚れ
を防ぐ媒染剤としてはたらくことができる。複素環式ア
ミンポリマーは、0.10〜20.0g/m2、より典型的には0.20
〜10.0g/m2の量で塗布することができる。
ポリマーは、例えば、ポリ1-ビニルイミダゾール、ポリ
4-ビニルピリジン、ポリ2-ビニルピリジン、ポリ (スチ
レン-co-1-ビニルイミダゾール-co-塩化3-ヒドロキシエ
チル -1-ビニルイミダゾリウム) (モル比=5:4:
1)、ポリ (スチレン-co-1-ビニルイミダゾール-co-塩
化3-ベンジル -1-ビニルイミダゾリウム) (モル比=
5:4:1)、ポリ (スチレン-co-1-ビニルイミダゾー
ル-co-塩化3-ヒドロキシエチル -1-ビニルイミダゾリウ
ム) (モル比=2:2:1)、ポリ (スチレン-co-4-ビ
ニルピリジン-co-塩化1-ヒドロキシエチル -4-ビニルピ
リジニウム) (モル比=5:4:1)、ポリ(1-ビニル
イミダゾール-co-塩化3-ヒドロキシエチル -1-ビニルイ
ミダゾリウム) (モル比=9:1)、およびポリ (アク
リロニトリル-co-4-ビニル -1,2-メチレンジオキシベン
ゼン-co-1-ビニルイミダゾール-co-塩化3-ヒドロキシエ
チル -1-ビニルイミダゾリウム) (モル比=10:2:
7:1)であってもよい。これらの複素環式アミンポリ
マーは、色素を結合し、揺らぎ(wandering) または汚れ
を防ぐ媒染剤としてはたらくことができる。複素環式ア
ミンポリマーは、0.10〜20.0g/m2、より典型的には0.20
〜10.0g/m2の量で塗布することができる。
【0015】本発明において用いられる水溶性塩は、元
素の周期表の第一系列の遷移系列の金属(Sc、Ti、
V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、CuおよびZn)
の塩を含んでなる。好ましい第一系列遷移金属イオンに
は、Zn++、Ni++、Cu++、Co++およびMn++が含
まれる。背景色の最小化が重要である場合には、Zn ++
およびMn++がとりわけ好ましい。本発明の遷移金属イ
オン塩の成分として有用なアニオンには、塩化物アニオ
ン、硫酸アニオン、硝酸アニオン、酢酸アニオン、燐酸
アニオンおよびそれらの水和物、または本発明の実施を
妨げない水溶性塩を提供する他のアニオンが含まれる。
素の周期表の第一系列の遷移系列の金属(Sc、Ti、
V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、CuおよびZn)
の塩を含んでなる。好ましい第一系列遷移金属イオンに
は、Zn++、Ni++、Cu++、Co++およびMn++が含
まれる。背景色の最小化が重要である場合には、Zn ++
およびMn++がとりわけ好ましい。本発明の遷移金属イ
オン塩の成分として有用なアニオンには、塩化物アニオ
ン、硫酸アニオン、硝酸アニオン、酢酸アニオン、燐酸
アニオンおよびそれらの水和物、または本発明の実施を
妨げない水溶性塩を提供する他のアニオンが含まれる。
【0016】本発明において用いられる金属イオン塩
は、インクジェット記録要素において、0.10〜 2.0g/
m2、好ましくは0.20〜 1.0g/m2の量で塗布される。モル
に基づくと、用いられる金属イオン塩は、インクジェッ
ト記録要素において、0.0010〜 0.020モル/m2の量で塗
布される。
は、インクジェット記録要素において、0.10〜 2.0g/
m2、好ましくは0.20〜 1.0g/m2の量で塗布される。モル
に基づくと、用いられる金属イオン塩は、インクジェッ
ト記録要素において、0.0010〜 0.020モル/m2の量で塗
布される。
【0017】上記インクジェットコーティングは、従来
の前計量または後計量の塗布方法(例えばブレードコー
ティング、エアナイフコーティング、ロッドコーティン
グ、ロールコーティングなど)によって、基材の一方ま
たは両方の表面に適用することができる。塗布方法の選
択は操作の経済性から定まり、これにより、次に、コー
ティング固形分、コーティング粘度、およびコーティン
グ速度などの調合物の仕様が定まるであろう。
の前計量または後計量の塗布方法(例えばブレードコー
ティング、エアナイフコーティング、ロッドコーティン
グ、ロールコーティングなど)によって、基材の一方ま
たは両方の表面に適用することができる。塗布方法の選
択は操作の経済性から定まり、これにより、次に、コー
ティング固形分、コーティング粘度、およびコーティン
グ速度などの調合物の仕様が定まるであろう。
【0018】上記画像受容層の厚みは、1〜60μm 、好
ましくは5〜40μm の範囲にわたることができる。
ましくは5〜40μm の範囲にわたることができる。
【0019】また、本発明において用いられる要素の画
像記録層は、高分子バインダー(例えば、ポリビニルア
ルコールなどの水溶性ポリマー、ゼラチン、ポリビニル
ピロリドン、ポリ2-エチル -2-オキサゾリン、ポリ2-メ
チル -2-オキサゾリン、ポリアクリルアミド、キトサ
ン、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースな
ど)を含有していてもよい。また、低Tg ポリマーラテ
ックス(例えばポリ (スチレン-co-ブタジエン) 、ポリ
ウレタンラテックス、ポリエステルラテックス、ポリア
クリル酸n-ブチル、ポリメタクリル酸n-ブチル、ポリア
クリル酸2-エチルヘキシル、アクリル酸n-ブチルとアク
リル酸エチルとのコポリマー、酢酸ビニルとアクリル酸
n-ブチルとのコポリマーなど)などの他のバインダーを
使用することもできる。
像記録層は、高分子バインダー(例えば、ポリビニルア
ルコールなどの水溶性ポリマー、ゼラチン、ポリビニル
ピロリドン、ポリ2-エチル -2-オキサゾリン、ポリ2-メ
チル -2-オキサゾリン、ポリアクリルアミド、キトサ
ン、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースな
ど)を含有していてもよい。また、低Tg ポリマーラテ
ックス(例えばポリ (スチレン-co-ブタジエン) 、ポリ
ウレタンラテックス、ポリエステルラテックス、ポリア
クリル酸n-ブチル、ポリメタクリル酸n-ブチル、ポリア
クリル酸2-エチルヘキシル、アクリル酸n-ブチルとアク
リル酸エチルとのコポリマー、酢酸ビニルとアクリル酸
n-ブチルとのコポリマーなど)などの他のバインダーを
使用することもできる。
【0020】また、例えば硝酸などのpH調節剤、架橋
剤、レオロジー調節剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、殺
生剤、滑剤、色素、色素定着剤または媒染剤、蛍光増白
剤などの他の添加剤が画像記録層に含まれていてもよ
い。
剤、レオロジー調節剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、殺
生剤、滑剤、色素、色素定着剤または媒染剤、蛍光増白
剤などの他の添加剤が画像記録層に含まれていてもよ
い。
【0021】塗布後に、インクジェット記録要素をカレ
ンダー加工またはスーパーカレンダー加工に付して、表
面の平滑性を高めてもよい。本発明の好ましい態様にお
いて、インクジェット記録要素は、65℃の温度、 14000
kg/mの圧力、および0.15 m/s〜 0.3 m/sの速度における
高温ソフトニップカレンダー加工に付される。
ンダー加工またはスーパーカレンダー加工に付して、表
面の平滑性を高めてもよい。本発明の好ましい態様にお
いて、インクジェット記録要素は、65℃の温度、 14000
kg/mの圧力、および0.15 m/s〜 0.3 m/sの速度における
高温ソフトニップカレンダー加工に付される。
【0022】本発明において用いられる記録要素を像形
成させるのに使用されるインクジェットインクは当該技
術分野において周知である。本発明において用いられる
受容要素は、アニオン性色素を含んでなるインクに対し
て特に有用である。概してインクジェット印刷において
使用されるインク組成物は、溶媒またはキャリア液体、
染料または顔料、湿潤剤、有機溶媒、洗浄剤、増粘剤、
防腐剤などを含んでなる液体組成物である。溶媒または
キャリア液体は単なる水とすることができ、または多価
アルコールなどの他の水混和性溶媒と混合された水とす
ることもできる。また、多価アルコールなどの有機材料
が主たるキャリアまたは溶媒液体であるインクを使用し
てもよい。特に有用なものは、水と多価アルコールとの
混合溶媒である。このような組成物において使用される
色素は、概して、水溶性の直接染料または酸性型染料で
ある。このような液体組成物は、例えば、米国特許第
4,381,946号、同 4,239,543号、および同 4,781,758号
の各明細書を含む従来技術に広範に記載されている。
成させるのに使用されるインクジェットインクは当該技
術分野において周知である。本発明において用いられる
受容要素は、アニオン性色素を含んでなるインクに対し
て特に有用である。概してインクジェット印刷において
使用されるインク組成物は、溶媒またはキャリア液体、
染料または顔料、湿潤剤、有機溶媒、洗浄剤、増粘剤、
防腐剤などを含んでなる液体組成物である。溶媒または
キャリア液体は単なる水とすることができ、または多価
アルコールなどの他の水混和性溶媒と混合された水とす
ることもできる。また、多価アルコールなどの有機材料
が主たるキャリアまたは溶媒液体であるインクを使用し
てもよい。特に有用なものは、水と多価アルコールとの
混合溶媒である。このような組成物において使用される
色素は、概して、水溶性の直接染料または酸性型染料で
ある。このような液体組成物は、例えば、米国特許第
4,381,946号、同 4,239,543号、および同 4,781,758号
の各明細書を含む従来技術に広範に記載されている。
【0023】以下の例により、本発明をさらに説明す
る。
る。
【0024】
【実施例】例1−改良された色素光安定性対照標準要素1 Kodak Ektacolor Edge(商標)F 紙ベース(着色樹脂コ
ート紙支持体)に、7.53g/m2のタイプIVの骨ゼラチン、
1.08g/m2の複素環式アミンポリマー、ポリ1-ビニルイミ
ダゾール、 0.1g/m2の展着剤10-G(Olin)および 0.026
g/m2のホルムアルデヒド硬膜剤を含んでなる、およそ8
μm 厚のゼラチン/ポリマー受容層を塗布した。この受
容層は、水溶液から 0.010cmの湿潤厚に塗布し、50℃に
おいて乾燥させた。塗布の前に、1モル/L(1N)の
塩化水素酸の滴下添加によって、溶液のpHを7に調整
した。次に、このベースとなるゼラチン/ポリマー層
に、ゼラチンの水溶液を上塗りして、1.08g/m2のゼラチ
ンオーバーコートを提供した。
ート紙支持体)に、7.53g/m2のタイプIVの骨ゼラチン、
1.08g/m2の複素環式アミンポリマー、ポリ1-ビニルイミ
ダゾール、 0.1g/m2の展着剤10-G(Olin)および 0.026
g/m2のホルムアルデヒド硬膜剤を含んでなる、およそ8
μm 厚のゼラチン/ポリマー受容層を塗布した。この受
容層は、水溶液から 0.010cmの湿潤厚に塗布し、50℃に
おいて乾燥させた。塗布の前に、1モル/L(1N)の
塩化水素酸の滴下添加によって、溶液のpHを7に調整
した。次に、このベースとなるゼラチン/ポリマー層
に、ゼラチンの水溶液を上塗りして、1.08g/m2のゼラチ
ンオーバーコートを提供した。
【0025】対照標準要素2 この要素は、ゼラチンオーバーコート水溶液に、 0.002
15モル/m2( 0.161g/m2)の量に塗布される対照標準
塩、塩化カリウムをも含有させたことを除き、対照標準
要素1と同じに調製した。
15モル/m2( 0.161g/m2)の量に塗布される対照標準
塩、塩化カリウムをも含有させたことを除き、対照標準
要素1と同じに調製した。
【0026】対照標準要素3 この要素は、硫酸マグネシウム七水和物を含有させたこ
とを除き、対照標準要素2と同じに調製した。
とを除き、対照標準要素2と同じに調製した。
【0027】対照標準要素4 この要素は、塩化カルシウム二水和物を含有させたこと
を除き、対照標準要素2と同じに調製した。
を除き、対照標準要素2と同じに調製した。
【0028】対照標準要素5 この要素は、0.0043モル/m2の量に塗布される、塩化カ
ルシウム二水和物を含有させたことを除き、対照標準要
素2と同じに調製した。
ルシウム二水和物を含有させたことを除き、対照標準要
素2と同じに調製した。
【0029】本発明の要素1 この要素は、第一系列遷移金属塩、硫酸亜鉛七水和物を
含有させたことを除き、対照標準要素2と同じに調製し
た。
含有させたことを除き、対照標準要素2と同じに調製し
た。
【0030】本発明の要素2 この要素は、硝酸ニッケル(II)六水和物を含有させた
ことを除き、対照標準要素2と同じに調製した。
ことを除き、対照標準要素2と同じに調製した。
【0031】本発明の要素3 この要素は、硝酸コバルト(II)六水和物を含有させた
ことを除き、対照標準要素2と同じに調製した。
ことを除き、対照標準要素2と同じに調製した。
【0032】本発明の要素4 この要素は、硫酸マンガン(II)一水和物を含有させた
ことを除き、対照標準要素2と同じに調製した。
ことを除き、対照標準要素2と同じに調製した。
【0033】本発明の要素5 この要素は、硫酸鉄七水和物を含有させたことを除き、
対照標準要素2と同じに調製した。
対照標準要素2と同じに調製した。
【0034】本発明の要素6 この要素は、 0.00108モル/m2の量に塗布される、塩化
第二銅を含有させたことを除き、対照標準要素2と同じ
に調製した。塩化第二銅のモルレイダウンを半分に減ら
すことにより、背景色を少なくした。
第二銅を含有させたことを除き、対照標準要素2と同じ
に調製した。塩化第二銅のモルレイダウンを半分に減ら
すことにより、背景色を少なくした。
【0035】本発明の要素7 この要素は、各々 0.00108モル/m2の量に塗布される、
硝酸ニッケル六水和物および硫酸亜鉛七水和物を含有さ
せたことを除き、対照標準要素2と同じに調製した。
硝酸ニッケル六水和物および硫酸亜鉛七水和物を含有さ
せたことを除き、対照標準要素2と同じに調製した。
【0036】印刷 Reactive Red 31 (Lyson マゼンタ)水溶性色素が入っ
ているインクカートリッジが装填されているHewlett Pa
ckard Desk Jet(商標)695Cインクジェットプリンター
を使用して、画像を印刷した。インクは、1000倍希釈に
おいて1cmのセル中で 1.0の光学的透過濃度を生ずる濃
度に調製した。この水性インクには、 6.0質量%のグリ
セロール、 6.0質量%のジエチレングリコールおよび
0.5質量%のSurfynol(商標)465 をも含有させた。こ
のインクを段階的に印刷して、種々の反射濃度(およそ
1.0の濃度を含む)を生じさせた。
ているインクカートリッジが装填されているHewlett Pa
ckard Desk Jet(商標)695Cインクジェットプリンター
を使用して、画像を印刷した。インクは、1000倍希釈に
おいて1cmのセル中で 1.0の光学的透過濃度を生ずる濃
度に調製した。この水性インクには、 6.0質量%のグリ
セロール、 6.0質量%のジエチレングリコールおよび
0.5質量%のSurfynol(商標)465 をも含有させた。こ
のインクを段階的に印刷して、種々の反射濃度(およそ
1.0の濃度を含む)を生じさせた。
【0037】光安定性 上記種々の印刷試料の反射濃度を、X-Rite(商標)338
濃度計を用いて測定した。次に、試料を、50キロルクス
の強度を有する模擬昼光に1週間暴露した。次に、反射
濃度を再測定し、濃度の損失率(%)を以下の如く測定
した。
濃度計を用いて測定した。次に、試料を、50キロルクス
の強度を有する模擬昼光に1週間暴露した。次に、反射
濃度を再測定し、濃度の損失率(%)を以下の如く測定
した。
【0038】
【表1】
【0039】上記結果は、本発明において用いられる記
録要素により、Reactive Red 31 マゼンタ色素画像の光
誘起退色を相当低減することを示している。
録要素により、Reactive Red 31 マゼンタ色素画像の光
誘起退色を相当低減することを示している。
【0040】画質 高い湿度によって誘起される画像の汚れに対する耐性の
試験においては、上記対照標準要素および本発明の要素
に、解像力テストチャートの試料をも印刷し、次に、38
℃/90%相対湿度に3日間暴露した。本発明の要素はい
ずれも、この高湿度保存試験において有意な画像の汚れ
を示さず、かつ、少なくとも3本/mmの解像度が維持さ
れた。しかしながら、対照標準要素は、高湿度への暴露
時に若干の汚れおよび解像度の損失を示した。
試験においては、上記対照標準要素および本発明の要素
に、解像力テストチャートの試料をも印刷し、次に、38
℃/90%相対湿度に3日間暴露した。本発明の要素はい
ずれも、この高湿度保存試験において有意な画像の汚れ
を示さず、かつ、少なくとも3本/mmの解像度が維持さ
れた。しかしながら、対照標準要素は、高湿度への暴露
時に若干の汚れおよび解像度の損失を示した。
【0041】さらに、本発明において用いられる、印刷
された要素1、3、4、5および7は、いずれも、蒸留
水に5分間浸した後のReactive Red 31 色素の流失が、
対照標準要素1〜5よりも少ないことを示した。
された要素1、3、4、5および7は、いずれも、蒸留
水に5分間浸した後のReactive Red 31 色素の流失が、
対照標準要素1〜5よりも少ないことを示した。
【0042】例2−別の複素環式アミンポリマーを用い
て改良された色素光安定性対照標準要素6 Kodak Ektacolor Edge(商標)F 紙ベース(着色樹脂コ
ート紙支持体)に、7.53g/m2のタイプIVの骨ゼラチン、
1.08g/m2の複素環式アミンポリマー、ポリ4-ビニルピリ
ジン、 0.1g/m2の展着剤10-G(Olin)および 0.026g/m2
のホルムアルデヒド硬膜剤を含んでなる、およそ8μm
厚のゼラチン/ポリマー受容層を塗布した。この受容層
は、pHを5に調整された水溶液から 0.010cmの湿潤厚
に塗布し、50℃において乾燥させた。次に、このベース
となるゼラチン/ポリマー層に、ゼラチンの水溶液を上
塗りして、1.08g/m2のゼラチンオーバーコートを提供し
た。
て改良された色素光安定性対照標準要素6 Kodak Ektacolor Edge(商標)F 紙ベース(着色樹脂コ
ート紙支持体)に、7.53g/m2のタイプIVの骨ゼラチン、
1.08g/m2の複素環式アミンポリマー、ポリ4-ビニルピリ
ジン、 0.1g/m2の展着剤10-G(Olin)および 0.026g/m2
のホルムアルデヒド硬膜剤を含んでなる、およそ8μm
厚のゼラチン/ポリマー受容層を塗布した。この受容層
は、pHを5に調整された水溶液から 0.010cmの湿潤厚
に塗布し、50℃において乾燥させた。次に、このベース
となるゼラチン/ポリマー層に、ゼラチンの水溶液を上
塗りして、1.08g/m2のゼラチンオーバーコートを提供し
た。
【0043】対照標準要素7 この要素は、 0.00215モル/m2の量に塗布される、対照
標準金属塩、硫酸マグネシウム七水和物を含有させたこ
とを除き、対照標準要素6と同じに調製した。
標準金属塩、硫酸マグネシウム七水和物を含有させたこ
とを除き、対照標準要素6と同じに調製した。
【0044】対照標準要素8 この要素は、塩化カルシウム二水和物を含有させたこと
を除き、対照標準要素7と同じに調製した。
を除き、対照標準要素7と同じに調製した。
【0045】本発明の要素8 この要素は、第一系列遷移金属塩、硝酸ニッケル(II)
六水和物を含有させたことを除き、対照標準要素7と同
じに調製した。
六水和物を含有させたことを除き、対照標準要素7と同
じに調製した。
【0046】本発明の要素9 この要素は、硫酸マンガン(II)一水和物を含有させた
ことを除き、対照標準要素7と同じに調製した。
ことを除き、対照標準要素7と同じに調製した。
【0047】印刷 例1と同様に、画像を印刷した。
【0048】光安定性 Reactive Red 31 についての光安定性測定を例1と同様
に行った結果を、以下の表IIに示す。
に行った結果を、以下の表IIに示す。
【0049】
【表2】
【0050】上記結果は、本発明において用いられる要
素が、対照標準要素と比較して、より低減された退色を
有していたことを示している。
素が、対照標準要素と比較して、より低減された退色を
有していたことを示している。
【0051】本発明の他の好ましい態様を、請求項との
関連において、次に記載する。
関連において、次に記載する。
【0052】[1]A)ディジタルデータ信号に応答す
るインクジェットプリンターを用意する工程、 B)前記プリンターに、複素環式アミンポリマーを含む
画像受容層を担持している基材を含んでなるインクジェ
ット記録要素であって、前記画像記録層が水溶性の第一
系列遷移金属イオン塩を関連して有するインクジェット
記録要素を装填する工程、 C)前記プリンターに、インクジェットインク組成物を
装填する工程、並びに D)前記ディジタルデータ信号に応答して前記インクジ
ェットインクを使用して前記インクジェット記録要素に
印刷する工程、を含むインクジェット印刷方法。
るインクジェットプリンターを用意する工程、 B)前記プリンターに、複素環式アミンポリマーを含む
画像受容層を担持している基材を含んでなるインクジェ
ット記録要素であって、前記画像記録層が水溶性の第一
系列遷移金属イオン塩を関連して有するインクジェット
記録要素を装填する工程、 C)前記プリンターに、インクジェットインク組成物を
装填する工程、並びに D)前記ディジタルデータ信号に応答して前記インクジ
ェットインクを使用して前記インクジェット記録要素に
印刷する工程、を含むインクジェット印刷方法。
【0053】[2]前記複素環式アミンポリマーが、ポ
リ (1-ビニルイミダゾール) またはポリ (4-ビニルピリ
ジン) である、[1]に記載の方法。
リ (1-ビニルイミダゾール) またはポリ (4-ビニルピリ
ジン) である、[1]に記載の方法。
【0054】[3]前記遷移金属イオンが、Zn++、N
i++、Cu++、Co++またはMn++である、[1]に記
載の方法。
i++、Cu++、Co++またはMn++である、[1]に記
載の方法。
【0055】[4]前記遷移金属イオン塩が0.10〜 2.0
g/m2の量で存在している、[1]に記載の方法。
g/m2の量で存在している、[1]に記載の方法。
【0056】[5]前記遷移金属イオン塩が0.0010〜
0.020モル/m2の量で存在している、[1]に記載の方
法。
0.020モル/m2の量で存在している、[1]に記載の方
法。
【0057】[6]前記複素環式アミンポリマーが0.10
〜20.0g/m2の量で存在している、[1]に記載の方法。
〜20.0g/m2の量で存在している、[1]に記載の方法。
【0058】[7]前記インクジェットインク組成物が
アニオン性色素を含んでなる、[1]に記載の方法。
アニオン性色素を含んでなる、[1]に記載の方法。
【0059】[8]前記遷移金属イオン塩が前記画像受
容層の中に配置されている、[1]に記載の方法。
容層の中に配置されている、[1]に記載の方法。
【0060】[9]前記遷移金属イオン塩が前記画像受
容層の上に配置されている、[1]に記載の方法。
容層の上に配置されている、[1]に記載の方法。
Claims (1)
- 【請求項1】 A)ディジタルデータ信号に応答するイ
ンクジェットプリンターを用意する工程、 B)前記プリンターに、複素環式アミンポリマーを含む
画像受容層を担持している基材を含んでなるインクジェ
ット記録要素であって、前記画像記録層が水溶性の第一
系列遷移金属イオン塩を関連して有するインクジェット
記録要素を装填する工程、 C)前記プリンターに、インクジェットインク組成物を
装填する工程、並びにD)前記ディジタルデータ信号に
応答して前記インクジェットインクを使用して前記イン
クジェット記録要素に印刷する工程、を含むインクジェ
ット印刷方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/610,735 US6422697B1 (en) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | Ink jet printing method |
US09/610735 | 2000-07-06 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002079750A true JP2002079750A (ja) | 2002-03-19 |
Family
ID=24446211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001202023A Pending JP2002079750A (ja) | 2000-07-06 | 2001-07-03 | インクジェット印刷方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6422697B1 (ja) |
EP (1) | EP1170146B1 (ja) |
JP (1) | JP2002079750A (ja) |
DE (1) | DE60108450T2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6503608B2 (en) * | 2001-01-26 | 2003-01-07 | Eastman Kodak Company | Ink jet printing method |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04282282A (ja) * | 1990-10-24 | 1992-10-07 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | 印刷用透明組成物 |
JPH08112964A (ja) * | 1994-10-14 | 1996-05-07 | Asahi Glass Co Ltd | 記録用シートおよび記録物 |
JP2000103160A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Oji Paper Co Ltd | インクジェット記録体 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0087544A1 (de) | 1982-02-27 | 1983-09-07 | BIG LIFT Maschinenbau- und Vertriebs GmbH | Kabeltrommel mit elektromotorischem Antrieb für die Kabelrückführung, insbesondere zur Vielfach-Anordnung in Rundfunk-, Fernsehübertragungs- und Funkwagen |
JPS5953562A (ja) | 1982-09-20 | 1984-03-28 | Dainippon Toryo Co Ltd | ジエツトインク組成物 |
JPS5953567A (ja) | 1982-09-20 | 1984-03-28 | Dainippon Toryo Co Ltd | ジエツトインク組成物 |
JPS5953566A (ja) | 1982-09-20 | 1984-03-28 | Dainippon Toryo Co Ltd | ジエツトインク組成物 |
JPS5953565A (ja) | 1982-09-20 | 1984-03-28 | Dainippon Toryo Co Ltd | ジエツトインク組成物 |
US4554181A (en) * | 1984-05-07 | 1985-11-19 | The Mead Corporation | Ink jet recording sheet having a bicomponent cationic recording surface |
US5589269A (en) * | 1993-03-12 | 1996-12-31 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Ink receptive sheet |
EP0636489B1 (en) * | 1993-07-30 | 1997-11-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording medium, ink-jet recording method using the same and print obtained thereby, and dispersion and production process of the recording medium using the dispersion |
US5500668A (en) * | 1994-02-15 | 1996-03-19 | Xerox Corporation | Recording sheets for printing processes using microwave drying |
JPH09267546A (ja) * | 1996-04-01 | 1997-10-14 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジェット記録シート |
US6051306A (en) * | 1996-11-15 | 2000-04-18 | Fargo Electronics, Inc. | Ink jet printable surface |
JP2001508713A (ja) * | 1997-01-07 | 2001-07-03 | ポラロイド コーポレイション | インキジェット記録用シート |
JPH11321090A (ja) | 1998-03-17 | 1999-11-24 | Tomoegawa Paper Co Ltd | インクジェット記録シ―ト |
-
2000
- 2000-07-06 US US09/610,735 patent/US6422697B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-06-25 DE DE2001608450 patent/DE60108450T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2001-06-25 EP EP01202443A patent/EP1170146B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-07-03 JP JP2001202023A patent/JP2002079750A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04282282A (ja) * | 1990-10-24 | 1992-10-07 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | 印刷用透明組成物 |
JPH08112964A (ja) * | 1994-10-14 | 1996-05-07 | Asahi Glass Co Ltd | 記録用シートおよび記録物 |
JP2000103160A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Oji Paper Co Ltd | インクジェット記録体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6422697B1 (en) | 2002-07-23 |
DE60108450T2 (de) | 2006-02-09 |
EP1170146A1 (en) | 2002-01-09 |
EP1170146B1 (en) | 2005-01-19 |
DE60108450D1 (de) | 2005-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0286427B1 (en) | Recording medium | |
US5723211A (en) | Ink-jet printer recording element | |
US5429860A (en) | Reactive media-ink system for ink jet printing | |
US4576867A (en) | Ink jet recording paper | |
US6089704A (en) | Overcoat for ink jet recording element | |
JPS5952689A (ja) | インクジェット記録用シート | |
JPH06234268A (ja) | インクジェット記録シート | |
JP2004524994A (ja) | 受像シート | |
JP2001287453A (ja) | インクジェット印刷方法 | |
JPS6049990A (ja) | インクジエツト記録用紙 | |
JPS6083882A (ja) | インクジエツト記録用紙 | |
US5656378A (en) | Ink acceptor material containing an amino compound | |
JPH0630951B2 (ja) | 被記録材 | |
EP0742109A1 (en) | Ink-jet recording method | |
JP3826818B2 (ja) | インクジェット記録シート、その製造方法及び画像形成方法 | |
JPS61163886A (ja) | インクジェット記録用紙 | |
JP2001277713A (ja) | インクジェット印刷方法 | |
JP2002079750A (ja) | インクジェット印刷方法 | |
US20030194513A1 (en) | Ink jet recording medium | |
JPH0755580B2 (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP3427279B2 (ja) | インクジェット記録用シート | |
JP2000280615A (ja) | インクジェット記録用媒体 | |
JP2000355158A (ja) | インクジェット式記録方法及び記録装置 | |
JP2001301324A (ja) | インクジェット記録要素 | |
JP3707901B2 (ja) | ノーカーボン感圧複写紙 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080416 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100727 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110104 |