JPH0428171B2 - - Google Patents

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JPH0428171B2
JPH0428171B2 JP60139575A JP13957585A JPH0428171B2 JP H0428171 B2 JPH0428171 B2 JP H0428171B2 JP 60139575 A JP60139575 A JP 60139575A JP 13957585 A JP13957585 A JP 13957585A JP H0428171 B2 JPH0428171 B2 JP H0428171B2
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JP
Japan
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voltage
constant current
transistor
inverter
output
Prior art date
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JP60139575A
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JPS62119A (ja
Inventor
Kazuo Ryu
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Publication of JPS62119A publication Critical patent/JPS62119A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は発振器に関し、特に1端子に外付け抵
抗を接続して所望の発振出力を得ることができ
る、モノリシツク化に好適な1端子発振器に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、マイクロコンピユータ等のロジツクシス
テムLSIおよびA/D変換器等のアナログ−デイ
ジタル混在LSIに搭載される発振器のうち1MHz
以下の比較的低周波数の応用に対しては容量と抵
抗によつて発振周波数を決定する、いわゆるCR
発振器が広く用いられている。この場合、容量と
抵抗は、ペレツト寸法を極力小さくするため、お
よびその発振周波数に自由度をもたせるために外
付け部品を用いることが望ましい。さらに、これ
らの外付け部品を接続する端子も、パツケージの
端子数を極力減らすことを考慮した場合、1端子
のみで済むことが望ましい。
第3図は1端子発振器の従来例の回路図、第4
図はそのタイミングチヤートである。
第3図において、太い実線39で囲まれた部分
がシリコンチツプ上に形成される部分を示し、端
子31が外付け抵抗32および外付け容量33を
接続する端子である。いま、端子31の電圧V31
がインバータ35のしきい値電圧Vth35を越え
て、その出力がトリガ入力としてワンシヨツトマ
ルチバイブレータ36に入力されると、ワンシヨ
ツトマルチバイブレータ36の出力は“1”のレ
ベルに反転し、リセツト用トランジスタ34をオ
ンさせる。これによつて、端子31の電圧は零レ
ベルまで下がり、ワンシヨツトマルチバイブレー
タ36の固有の遅延時間T0の間リセツト状態と
なる。この遅延時間T0の後、トランジスタ34
がオンし、容量33が充電され、端子31の電圧
が再び上昇し、以後、同様の動作を繰り返す。こ
の繰り返し周期Tは T=T0+T1=T0−C・R・In(1−Vth35/VDD) ……(1) ただし、 C:外付け容量33の値 R:外付け抵抗32の値 VDD:電源端子38の電圧 で表わされる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
(1)式より明らかなように、第3図に示す従来例
の1端子発振器の繰り返し周期Tは電源電圧VDD
およびインバータ35のしきい値電圧Vth35の変
動によつて変化し、安定性の点で問題があつた。
本発明の目的は従来のCR発振器の繰り返し周
期、すなわち発振周波数が電源電圧およびしきい
値電圧の変動によつて変化するという欠点を除去
した、安定な1端子発振器を提供することであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明1端子発振器は、発振周波数を制御する
1端子で接続された外付け抵抗と、前記外付け抵
抗によつて電流値が制御される定電流回路と、前
記定電流回路の定電流を反転する電流ミラー回路
と、積分容量と該積分容量に並列に接続され、リ
セツト信号が印加されると該積分容量の充電を開
始させるスイツチング素子を含み、前記電流ミラ
ー回路の複数の出力電流をそれぞれ積分する3個
以上の積分器と、相異なる2個の積分器の一方の
積分器の積分電圧が出力される節点に入力側が接
続され、他方の積分器のスイツチング素子に出力
側が接続されて、全体として前記積分器と1つの
ループを形成する3個以上のレベル検出器であつ
て、しきい値電圧がいずれも前記定電流回路のし
きい値電圧と等しく、積分電圧が前記しきい値電
圧に達したときに前記リセツト信号を出力するレ
ベル検出器を有する。
このように、定電流源のしきい値電圧とレベル
検出器のしきい値電圧を等しくすることにより、
後述するように、本発明の1端子発振器の繰り返
し周期Tはしきい値電圧や電源電圧に無関係な値
になり、これらが変動しても周期Tは安定したも
のとなる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は本発明の1端子発振器の一実施例(積
分器、レベル検出器が3個の場合)の回路図、第
2図はそのタイミングチヤートである。
端子1には外付け抵抗2が接続され、太い実線
28で囲まれた部分が集積回路化されている。ト
ランジスタ4、インバータ5、および外付け抵抗
2は定電流源を構成しており、この定電流値を制
御することにより発振器の出力周波数を制御する
ことができる。ここで、外付け抵抗2の抵抗値を
R、インバータ5のしきい値電圧をVth5とする
とトランジスタ4はインバータ5によつて帰還バ
イアスされているので、端子1の電圧はVth5
なり、したがつて端子1を流れる定電流I0は I0=Vth5/R ……(2) と表わされる。
トランジスタ3,6,11および16で構成さ
れる電流ミラー回路は、定電流回路の定電流I0
反転して、第1、第2、第3の出力電流I1,I2
I3を出力する。
容量9(容量値C9)と、この容量9に並列に
接続されたトランジスタ10は第1の積分器を構
成し、トランジスタ10のゲートに“1”レベル
の電圧V19が入力するとトランジスタ10がオフ
して定電流I01による充電が開始され、“0”レベ
ルの電圧V15が入力するとトランジスタ10がオ
ンして容量9の電荷が放電される。容量12(容
量値C12)と、この容量12に並列に接続された
トランジスタ13は第2の積分器を構成し、トラ
ンジスタ13のゲートに“1”レベルの電圧V21
が入力するとトランジスタ13がオフして定電流
I02による充電が開始され、“0”レベルの電圧
V20が入力するとトランジスタ13がオンして容
量12の電荷が放電される。容量17(容量値
C17)と、この容量17に並列に接続されたトラ
ンジスタ18は第3の積分器を構成し、トランジ
スタ18のゲートに“1”レベルの電圧V8が入
力するとトランジスタ18がオンして定電流I03
による充電が開始され、“0”レベルの電圧V8
入力するとトランジスタ18がオフして容量17
の電荷が放電される。インバータ7,8は第1の
レベル検出器を構成し、第1の積分器の積分出力
電圧である節点21の電圧V21が零のとき“0”
レベルの電圧V8を、電圧V21がインバータ7のし
きい値電圧Vth7を越えると“1”レベルの電圧
V8を第3の積分器に出力する。インバータ14,
15は第2のレベル検出器を構成し、第2の積分
器の積分出力電圧である節点22の電圧V22が零
のとき“0”レベルの電圧V15を、電圧V22がイ
ンバータ14のしきい値電圧Vth14を越えると
“1”レベルの電圧V15を第1の積分器に出力す
る。インバータ19,20は第3のレベル検出器
を構成し、第3の積分器の積分出力電圧である節
点23の電圧V23が零のとき“0”レベルの電圧
V20を、電圧V23がインバータ19のしきい値電
圧Vth19を越えると“1”レベルの電圧V20を第
2の積分器に出力する。なお、インバータ5,
7,14および19のしきい値電圧Vth5,Vth7
Vth14,Vth19は同じ値で、容量値C9,C12,C17
同じ値(Cとする)である。
次に、本実施例の動作を第2図のタイミングチ
ヤートを参照しながら説明する。
時刻t0に第1の積分器をリセツトする信号V15
がインバータ15から出力されると、トランジス
タ10がオンして容量9の電荷は放電され、節点
21の電圧V21は零となる。一方、第3の積分器
は、電圧V21が零となつたことを受けてインバー
タ8の出力が零となるため、トランジスタ18が
オフし、したがつて容量17は定電流I03により
充電が開始される。そして、節点23電圧V23
上昇し、時刻t1にインバータ19のしきい値電圧
Vth19を越えると、インバータ20の出力V20
零レベルから“1”レベルへ反転する。このイン
バータ20の出力反転を受けて第2の積分器のト
ランジスタ13はオンし、容量12は放電され
る。そして、節点22の電圧V22は零になり、イ
ンバータ15の出力V15が零レベルになるため、
第1の積分器の容量9の充電が開始される。そし
て時刻t2に節点21の電圧V21がインバータ7の
しきい値電圧Vth7を越えると、インバータ8の
出力が零レベルから“1”レベルへ反転し、第3
の積分器のトランジスタ18がオンし、容量17
は放電され、節点23の電圧V23は零に下がる。
その結果、インバータ20の出力V20が零レベル
となるため、第2の積分器のトランジスタ13は
オフし、容量12は定電流I02で充電が開始され
る。そして、時刻t3に節点22の電圧V22がイン
バータ14のしきい値電圧Vth14を越えるとイン
バータ15の出力V15が零レベルから“1”レベ
ルへ反転し、1サイクルの動作が完了する。以
降、このサイクルが繰り返され、第2図に示すよ
うに、インバータ8,15および20の出力とし
て、安定した繰り返し周期を得ることができる。
繰り返し周期をTとすると =T01+T12+T23 =C17/I03・Vth19+C9/I01・Vth7+C12/I02・Vth1
4
=C17・RVth19/Vth5+C9・RVth7/Vth5 +C12・RVth14/Vth5 ……(3) で表わすことができる。
ここで、しきい値電圧Vth5=Vth7=Vth14
Vth19であり、容量値C9=C12=C17=Cであるか
ら、(3)式は T=3・C・R ……(4) と表わすことができる。
すなわち、本実施例の1端子発振器の繰り返し
周期Tは電源電圧およびインバータ5,7,1
4,19のしきい値電圧の変動の影響を受けるこ
となく、安定した周期となる。なお、積分器(レ
ベル検出器)の数は4個以上でもよく、また積分
器の積分容量の値は必ずしも全部同じでなくても
よい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、定電流をインバ
ータしきい値電圧と抵抗のみで決定し、この電流
を容量で積分し、その電圧変化を検出するインバ
ータ5を定電流源で使用するインバータ5と実質
的に同一とすることにより、その繰り返し周期を
電源電圧やしきい値電圧の変動に対して安定化で
きる。さらに、1端子のみ設けることにより、抵
抗を外付けすることが可能となり、発振周波数を
所望の周波数に設定でき、発振器としての自由度
が増加するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1端子発振器の実施例を示す
回路図、第2図は第1図の実施例のタイミングチ
ヤート、第3図は1端子発振器の従来例の回路
図、第4図は第3図の従来例のタイミングチヤー
トである。 1:端子、2:外付け抵抗、3,4,6,1
0,11,13,16,18:トランジスタ、
5,7,8,14,19,20:インバータ、
9,12,17:容量、21,22,23:節
点、V21:節点21の電圧、V22:節点22の電
圧、V23:節点23の電圧、V8:インバータ8の
出力、V15:インバータ15の出力、V20:イン
バータ20の出力、Vth7:インバータ7のしき
い値電圧、Vth14:インバータ14のしきい値電
圧、Vth19:インバータ19のしきい値電圧。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発振周波数を制御するための抵抗と、該抵抗
    の一端にソースが接続された第1のトランジスタ
    と、この第1のトランジスタのソースに入力端が
    接続され出力端がゲートに接続された所定の閾値
    を有するインバータとを有し、前記第1のトラン
    ジスタのドレインから定電流を出力する定電流回
    路と、 該定電流回路の前記定電流出力を反転して複数
    の出力電流を得る電流ミラー回路と、 前記出力電流の1つを充電する積分容量と、こ
    の積分容量の充電電荷をリセツト信号に応じて放
    電する放電制御手段とを有する少くとも3個であ
    るn(nは正の整数)個の積分器と、 前記n個の積分器のおのおのの前記積分容量の
    充電電圧を検出して、該充電電圧が前記所定の閾
    値に達した時前記リセツト信号を発生する前記n
    個のレベル検出器と、 n番目の前記レベル検出器の前記リセツト信号
    をn−1番目(n−1が“0”の時はn番目)の
    前記積分器の前記放電制御手段に加える第1の回
    路接続手段とを備えたことを特徴とする発振器。
JP60139575A 1985-06-26 1985-06-26 発振器 Granted JPS62119A (ja)

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