JPH0365685B2 - - Google Patents

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JPH0365685B2
JPH0365685B2 JP59278021A JP27802184A JPH0365685B2 JP H0365685 B2 JPH0365685 B2 JP H0365685B2 JP 59278021 A JP59278021 A JP 59278021A JP 27802184 A JP27802184 A JP 27802184A JP H0365685 B2 JPH0365685 B2 JP H0365685B2
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circuit
switch
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野〕 本発明は、電圧比較器に関し、特に結合コンデ
ンサを用いたサンプリング型比較器に関する。
〔従来技術〕
従来の結合コンデンサを用いたサンプリング型
比較器は、第3図に示すように構成が比較的簡単
で素子数が少なくて済むため、多くの比較器を必
要とする並列比較型のアナログ−デイジタル変換
器に用いられる。この種の従来のサンプリング型
比較器はスイツチ101〜104,反転回路11
0〜112およびコンデンサ120で構成されて
いる。なお、電圧分割回路100は比較器の基準
電圧を作るための回路である。また、スイツチ1
01〜104は第4図に示す2相のクロツクφと
φによつて開閉を制御される。
この従来のサンプリング型比較器の動作につい
て説明すると、まず、第4図に示す期間T1にお
いてスイツチ101とスイツチ103とがオン
し、スイツチ102とスイツチ104とがオフす
る。スイツチ103がオンすることにより反転回
路110の入出力端子が短絡され、反転回路11
0の入出力端子は同電位VBにバイアスされる。
このとき、スイツチ101が同時にオンすること
によつて、コンデンサ120は電圧分割回路10
0の出力電圧VRoと、前記反転回路110のバイ
アス電位VBとの差が印加され、充電される。次
に期間T2では、スイツチ101とスイツチ10
3がオフし、スイツチ102とスイツチ104と
がオンする。スイツチ102がオンしたことによ
りコンデンサ120にはアナログ入力電圧VS
印加される。このとき、アナログ入力電圧VS
前記電圧分割回路100の出力電圧VRoより大き
ければA点の電位はバイアス電位VBから上昇し、
前記出力電圧VRoより小さければA点の電位はバ
イアス電位VBから下降する。このとき、スイツ
チ103がオフしているため反転回路110はア
クテイブ状態にあり、従つて反転回路110の出
力は前記A点の電位の上昇もしくは下降に応じて
変化する。反転回路110の出力電圧の変化は反
転回路111で論理レベルまで増幅される。ま
た、スイツチ104と反転回路112はラツチ回
路を構成し、反転回路111の出力結果を次の比
較結果が得られるまで保持する。従つて、比較器
の出力である反転回路112の出力は、アナログ
入力電圧VSが電圧分割回路100の出力電圧VRo
より大きいときには低レベル、すなわち論理
“0”となり、アナログ入力電圧VSが電圧分割回
路100の出力電圧VRoより小さいときには高レ
ベル、すなわち論理“1”となる。
ところで、結合コンデンサを用いたサンプリン
グ型比較器は、このようにクロツクの半周期ごと
に反転回路110の入出力が短絡されるため、反
転回路110には入出力端子が同電位となるよう
にバイアス電流IBが流れて反転回路110の入出
力端子が同電位VBにバイアスされる。また、反
転回路111は反転回路110の出力を入力とし
ているため、反転回路111には反転回路110
に流れるバイアス電流IBと同程度の電流が流れる
ことになる。
従つて、反転回路に相補型MOS回路を使用し
たとしても、クロツクの半周期の間反転回路11
0と反転回路111には電流が流れて電力を消費
することになり、分解能をNビツトすると2N-1
の比較器を必要とする並列比較型アナログ−デイ
ジタル変換器のように比較器を多数用いる場合に
は、全体の消費電力は大きなものとなる。従つ
て、アナログ−デイジタル変換動作を必要としな
い時には、比較器を低消費電力状態に固定する必
要がある。
結合コンデンサを用いたサンプリング型比較器
を低消費電力状態に固定するためには、第2図の
2相クロツクφとを、φが論理“0”,が論
理“1”となるように固定すれば良く、クロツク
φを論理“0”とすることにより、スイツチ10
1とスイツチ103をオフし、クロツクを論理
“1”とすることにより、スイツチ102とスイ
ツチ104をオンさせる。スイツチ103がオフ
することによつて、反転回路110の入出力端子
間は開放となつてバイアス電流IBが流れなくなる
ことになり、従つて比較器を低消費電力状態とす
ることができる。ところがクロツクφが論理
“0”,クロツクが論理“1”に固定されるとス
イツチ102が常時オンすることになるため、ア
ナログ入力端子が結合コンデンサ120に常時接
続されることになる。従つて、アナログ入力電圧
VSの変化は結合コンデンサ120を介してA点
の電位を変化させることになり、アナログ入力電
圧VSが反転回路110のバイアス電位VBに近い
値になつたときには反転回路110にはバイアス
電流IBと同程度の電流が流れることになり、電力
を消費することになる。
したがつて、従来の結合コンデンサを用いたサ
ンプリング型比較器は、低消費電力状態とするた
めに、クロツクφを論理レベル“0”,クロツク
φを論理レベル“1”としても、アナログ入力電
圧VSの値によつては内部反転回路に電流が流れ
て電力を消費するため、完全な低消費電力状態に
ならないという欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、従来の電圧比較器におけるか
かる欠点を除去すると共にアナログ入力電圧VS
の値にかかわらず、低消費電力状態とすることを
可能とし、構成も簡単な、しかもMOSトランジ
スタ構造のみで構成されたモノリシツク集積回路
化に適したサンプリング型比較器を提供すること
にある。
〔発明の構成〕
本発明によれば、反転回路の入力端子と出力端
子とを短絡する短絡手段と、前記反転回路の入力
端子を所定の電位に接続する接続手段とを有し電
圧比較動作を行なう結合コンデンサを用いたサン
プリング型比較器において電圧比較動作を停止す
るときには前記反転回路の入力端子と出力端子と
の短絡を禁止し、かつ前記反転回路の入力端子を
所定の電位に接続せしめ、電圧比較動作を行なう
ときには前記反転回路の入力端子と出力端子との
短絡を許可し、かつ前記反転回路の入力端子を所
定の電位から切り放せしめるように前記短絡手段
と前記接続手段とを制御する制御手段を設けたこ
とを特徴とする電圧比較回路が得られる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の一実施例である電圧比較器を
示す。第1図において、本実施例は結合コンデン
サを用いたサンプリング型比較器で、電圧VR
接続され、基準電圧を作るための電圧分圧回路3
00と、この電圧分圧回路300に接続される第
1のスイツチ301と、アナログ入力電圧VS
接続される第2のスイツチ302と、これらスイ
ツチ301と302に接続されるコンデンサ32
0と、このコンデンサ320に直列的に接続され
る反転回路310〜312と、2つのスイツチが
直列的に接続され、かつ反転回路310に並列に
接続された第3のスイツチ303および第4のス
イツチ305と、反転回路310の入力端子に接
続されかつ、入力端子330に反転回路を介して
接続され、固定電圧VCを供給する第5のスイツ
チ306と、反転回路311および312の間に
接続される第6のスイツチ304とを含む。
スイツチ301〜304は第4図に示す2相の
クロツクφとによつて開閉されるように接続さ
れている。第2のスイツチ305と第3のスイツ
チ306とは制御信号330によつて開閉が制御
され、しかも第2のスイツチ305と第3のスイ
ツチ306とは互に逆相で動作するように接続さ
れている。
この実施例の動作を説明すると、本実施例はま
ず、制御信号330を論理“1”とすると、通常
の動作状態となつて、第4のスイツチ305は常
時オンとなり、逆に第5のスイツチ306は常時
オフすることになり、第4図に示す2相のクロツ
クφととに従つて比較動作を行なう。期間T1
においてスイツチ301とスイツチ303とがオ
ンし、スイツチ302とスイツチ304とがオフ
する。スイツチ303がオンすることにより、そ
してスイツチ305が常時オンしていることによ
り反転回路310の入出力が短絡され、反転回路
310には入出力端子が同電位となるようにバイ
アス電流IBが流れて、インバータ310の入出力
端子が同電位VBにバイアスされる。このとき、
スイツチ301が同時にオンすることによつて、
コンデンサ320には電圧分割回路300の出力
電圧VRoと、前記反転回路310のバイアス電位
VBとの差に相当する電圧が印加される。次に期
間T2では、スイツチ301とスイツチ303が
オフし、スイツチ302とスイツチ304とがオ
ンする。スイツチ302がオンすることによつて
コンデンサ320にはアナログ電圧VSが印加さ
れる。このとき、アナログ入力電圧VSが前記電
圧分割回路300の出力電圧VRoより大きければ
A点は上昇し、前記出力電圧VRoより小さければ
A点の電位は下降する。
このとき、スイツチ303がオフしているため
反転回路310はアクテイブ状態にあり、従つて
反転回路310の出力は前記A点の電位の上昇も
しくは下降に応じて変化する。反転回路310の
出力電圧の変化は反転回路311で論理レベルま
で増幅される。また、スイツチ304と反転回路
312はラツチ回路を構成し、反転回路311の
出力結果を次の比較結果が得られるまで保持す
る。従つて、比較器の出力である反転回路312
の出力は、アナログ入力電圧VSが電圧分割回路
300の出力電圧VRoより大きいときには低レベ
ル、すなわち論理“0”となり、アナログ入力電
圧VSが電圧分割回路300の出力電圧VRoより小
さいときには高レベル、すなわち論理“1”とな
る。
次に制御信号330を論理“0”とすると、比
較器は低消費電力状態となつて、第4のスイツチ
305は常時オフとなり、逆に第5のスイツチ3
06は常時オンすることになる。第4のスイツチ
305が常時オフすることによつて、スイツチ3
03がクロツクφに従つてオン,オフをくり返え
しても反転回路310の入出力端子が短絡される
ことはなくなり、反転回路310は常にアクテイ
ブ状態を保つことになるため、反転回路310に
バイアス電流が流れることはなくなる。また、制
御信号が論理“1”となつて第5のスイツチ30
6が常時オンすることにより、反転回路310の
入力端子が固定電位VCに接続される。従つてス
イツチ302がクロツクに従つてオン,オフを
くり返えすことによつてアナログ入力電圧VS
コンデンサ320に印加されても、A点の電位が
固定されているため、アナログ入力電圧VSの変
化は何ら反転回路310には影響を与えない。し
かも、反転回路に相補型MOS回路を用い、固定
電位VCの値を適当に選ぶことによつて反転回路
310には電流が流れなくすることができる。一
方反転回路311はインバータ310の出力を入
力としているため、反転回路311の入力電圧も
固定となり、反転回路311にも電流が流れなく
することができる。従つて、制御信号330を論
理“1”とすることによつて比較器を完全に低消
費電力状態とすることができる。
また第2図は本発明の他の実施例で、一実施例
の第4のスイツチ305に代えてゲート回路35
0を設けたものである。制御信号330が論理
“1”の時にはゲート回路350の出力はクロツ
クφに従うため、比較器は正常に動作する。制御
信号330が論理“0”になるとゲート回路35
0の出力は論理“0”に固定されるため、スイツ
チ303は常にオンすることになる。また、制御
信号330が論理“0”になると、スイツチ30
6がオンして反転回路310の入力端子が固定電
位VCに接続される。従つて、アナログ入力電圧
VSの変化は何ら反転回路310には影響を与え
ることはなくなり、第1図に示した一実施例と同
じ効果が得られる。
なお、本実施例においては高レベルを論理
“1”,低レベルを論理“0”として説明してきた
が、電圧比較器を構成する素子の極性によつて
は、高レベルを論理“0”,低レベルを論理“1”
とすることによつて同じ効果が得られるのは言う
までもない。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように、従来の結合コン
デンサを用いたサンプリング型比較器のごとく、
低消費電力状態にしてもアナログ入力電圧の変化
によつて内部の反転回路に電流が流れるために電
力を消費することもなく、比較器を完全な低消費
電力状態とすることができ、しかも特殊な回路を
必要としないため、比較的構成の簡単なモノリシ
ツク集積回路として構成することが容易なサンプ
リング型比較器を提供でき等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は
本発明の他の実施例を示す図、第3図は従来のサ
ンプリング型比較器を示す回路図、第4図はサン
プリング型比較器を駆動するクロツクを示す波形
図である。 300……電圧分割回路、301〜304……
スイツチ、305……第2のスイツチ、306…
…第3のスイツチ、310〜312……反転回
路、320……コンデンサ、330……制御信号
入力端子、350……ゲート回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 反転回路の入力端子と出力端子とを短絡する
    短絡手段と、前記反転回路の入力端子を所定の電
    位に接続する接続手段とを有し電圧比較動作を行
    なう結合コンデンサを用いたサンプリング型比較
    器において、電圧比較動作を停止するときには前
    記反転回路の入力端子と出力端子との短絡を禁止
    し、かつ前記反転回路の入力端子を所定の電位に
    接続せしめ、電圧比較動作を行なうときには前記
    反転回路の入力端子と出力端子との短絡を許可
    し、かつ前記反転回路の入力端子を所定の電位か
    ら切り放せしめるように前記短絡手段と前記接続
    手段とを制御する制御手段を設けたことを特徴と
    する電圧比較回路。
JP27802184A 1984-12-25 1984-12-25 電圧比較器 Granted JPS61150518A (ja)

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JP27802184A JPS61150518A (ja) 1984-12-25 1984-12-25 電圧比較器

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JPS61150518A JPS61150518A (ja) 1986-07-09
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JPS61150518A (ja) 1986-07-09

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