JPH0428166B2 - - Google Patents

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JPH0428166B2
JPH0428166B2 JP60067291A JP6729185A JPH0428166B2 JP H0428166 B2 JPH0428166 B2 JP H0428166B2 JP 60067291 A JP60067291 A JP 60067291A JP 6729185 A JP6729185 A JP 6729185A JP H0428166 B2 JPH0428166 B2 JP H0428166B2
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JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
resistor
amplifier circuit
input terminal
circuit
Prior art date
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Application number
JP60067291A
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English (en)
Other versions
JPS61224711A (ja
Inventor
Masahito Shimazaki
Nobuyuki Katsuta
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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Publication of JPS61224711A publication Critical patent/JPS61224711A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、単一電源で動作する広帯域増幅用
の電源・電圧変換増幅回路に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に、広帯域で温度ドリフトの小さいDC増
幅器が必要とされる場合がある。この要請を満た
すものとして、従来、OP−AMP(オペ・アンプ)
が使用されている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかし、上記オペ・アンプは、プラスとマイナ
スの両電源を必要とするものであり、単一電源
で、しかも5V程度の比較的低電圧で動作し、上
記した広帯域増幅が可能なDC増幅器を簡単には
構成することができなかつた。
この発明は、上記に鑑み、単一電源で低電圧で
動作する、温度ドリフトの小さな、かつ広帯域増
幅の可能なDC増幅器を提供することを目的とし
ている。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この発明の電流・電圧変換増幅回路は、上記問
題点を解消するために、ノートンアンプで形成さ
れる第1の増幅器1aと、この第1の増幅器1a
の反転入力端子とグランド間に接続される第1の
抵抗R1と、第1の増幅器1aの出力端子と反転
入力端子間に接続される第2の抵抗R2とからな
り、入力電流に応じた電圧を出力する第1の増幅
回路1と、 ノートンアンプで形成される第2の増幅器2a
と、この第2の増幅器2aの反転入力端子とグラ
ンド間に接続される第3の抵抗R3と、第2の増
幅器2aの出力端子と反転入力端子間に接続され
る第4の抵抗R4とからなり、基準電圧を出力す
る第2の増幅回路2と、 前記第1の増幅器1aの出力端子と、前記第2
の増幅器2aの反転入力との間に接続される第5
の抵抗R5と、 前記第1の増幅回路1の出力を非反転入力端子
に受け、前記第2の増幅回路2の出力を反転入力
端子に受ける増幅器3aと、この増幅器3aの出
力端子と反転入力端子間に接続される第6の抵抗
R7と、増幅器3aの非反転入力端子と電源間に
接続される第7の抵抗R8とからなる差動増幅回
路3と、から構成され、 前記第2の抵抗R2、第4の抵抗R4、及び第5
の抵抗R5の抵抗値を等しく設定し、前記第3の
抵抗R3は第1の抵抗R1の抵抗値の1/2に設定し、
かつ第7の抵抗R8の抵抗値を、第6の抵抗R7
抵抗値の2倍となるように設定する。
この電流・電圧変換増幅回路は、入力部にノー
トンアンプが使用されており、ノートンアンプは
単一電源であり、低電圧で動作し、広帯域性もあ
る。ただ、オペ・アンプに比し温度ドリフトが大
きいが、第1の増幅回路の出力と第2の増幅回路
の出力で擬似差動系を構成しているので、温度ド
リフトは打消され、軽減される。
(ホ) 実施例 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に
説明する。
第1図は、この発明の一実施例を示す電流・電
圧変換増幅回路の回路接続図である。この電流・
電圧変換増幅回路は、擬似差動系として動作する
第1の増幅回路1と第2の増幅回路2と、さら
に、これら第1の増幅回路1と第2の増幅回路2
の出力を受けて差動的に増幅する差動増幅回路3
とから構成されている。
第1の増幅回路1は、増幅器1aと抵抗R1
R2から構成され、増幅器1aとしてノートンア
ンプが使用されている。また、増幅器1aの
(−)入力端に入力電流が入力され、出力端より
入力電流に応じた電圧Vo1が出力されるようにな
つている。
第2の増幅回路2は、増幅器2aと抵抗R3
R4から構成され、増幅器2aとして、やはりノ
ートンアンプが使用されている。この第2の増幅
回路2の増幅器2aの出力端から、擬似差動系の
基準電圧Vo2が出力されるようになつている。
上記増幅器1a,2aとして使用されるノート
ンアンプの基本回路を、第2図に示している。こ
の回路は(+)入力端P+と−入力端P-に流入す
る電流を、それぞれI+,I-とすると、トランジス
タQ1,Q2でカレントミラー回路を構成している
ので、トランジスタQ2のコレクタ電流Ic2は電流
I+と等しい電流が流れ、トランジスタQ3にはIB3
=I-−I++Ibのベース電流が流れることになり、
このベース電流IB3が増幅され、トランジスタQ4
をドライブして、出力電圧Voutを導出するよう
になつている。
今、+入力端P+及び−入力端P-とGND間の電
位差をφ+、φ-とし、+入力端P+をGNDに接続す
るとすると、出力電圧Voutは、 Vout=φ-+(φ-/Rb+Ib)Rf ≒φ-+φ-/Rb・Rf =φ-(1+Rf/Rb) ……(1) となる。電位φ-(φ+)は、トランジスタのベー
ス・エミツタ間電圧であるため、約2mv/℃の
温度ドリフトを持つている。
第1図の実施例回路において、第1の増幅回路
1の出力Vo1は、上記(1)式よりして、 Vo1=φ-(1+R2/R1) ……(2) 一方、第2の増幅回路2の出力Vo2は、 Vo2=(φ-/R3−Vo1−φ-/R5)R4+φ- ここで、R5=R4=R2とすると、 V02=(2−R4/R3)φ-−V01 =(2−R4/R3)φ−(1+R2/R1)φ =(1+R4/R3−R2/R1)φ ……(3) ただし φ=φ-=φ+ さらに、R3=R1/2とすると、 Vo2=(1+R2/R1)φ=Vo1 ……(4) となる。従つて、この出力Vo1、Vo2を差動増幅
回路3で受けて差動増幅すると、第1と第2の増
幅回路1,2の温度ドリフトは打消されることに
なる。
また、差動増幅回路において、出力電圧Voは、 Vo=R7/R8(+Vcc−φ)+φ +R7/R8(Vo1−Vo2) ここで、R8=2R7とすると、 Vo=1/2(+Vcc+φ) となり、実施例回路の温度ドリフトを1/2φとす
ることができる。
具体例として、ノートンアンプにNSのLM−
359のICを使用し、R2=10kΩ、差動増幅器3を
10倍とすると、1μAの入力電流で、出力は200m
v、帯域はDC〜10MHz程度の電流・電圧変換増
幅回路となる。
(ヘ) 発明の効果 この発明によれば、ノートンアンプを用いて入
力電流を電圧に変換して増幅するものであるか
ら、単一電源で低電圧動作、広帯域増幅が可能で
あり、しかもノートンアンプを含む第1と第2の
増幅回路を差動的に動作させるものであり、ま
た、第1、第2の増幅回路、及び差動増幅回路を
構成する各抵抗を所定の抵抗値に設定するもので
あるから、ノートンアンプを使用するにもかかわ
らず、温度ドリフトの小さな、広帯域のDC増幅
器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す電流・電
圧変換増幅回路の回路接続図、第2図は、同電
流・電圧変換増幅回路に使用されるノートンアン
プの基本回路を示す回路接続図である。 1:第1の増幅回路、2:第2の増幅回路、
3:差動増幅回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ノートンアンプで形成される第1の増幅器1
    aと、この増幅器1aの反転入力端子とグランド
    間に接続される第1の抵抗R1と、第1の増幅器
    1aの出力端子と反転入力端子間に接続される第
    2の抵抗R2とからなり、入力電流に応じた電圧
    を出力する第1の増幅回路1と、 ノートンアンプで形成される第2の増幅器2a
    と、この第2の増幅器2aの反転入力端子とグラ
    ンド間に接続される第3の抵抗R3と、第2の増
    幅器2aの出力端子と反転入力端子間に接続され
    る第4の抵抗R4とからなり、基準電圧を出力す
    る第2の増幅器回路2と、 前記第1の増幅器1aの出力端子と、前記第2
    の増幅器2aの反転入力との間に接続される第5
    の抵抗R5と、 前記第1の増幅回路1の出力を非反転入力端子
    に受け、前記第2の増幅回路2の出力を反転入力
    端子に受ける増幅器3aと、この増幅器3aの出
    力端子と反転入力端子間に接続される第6の抵抗
    R7と、増幅器3aの非反転入力端子と電源間に
    接続される第7の抵抗R8とからなる差動増幅回
    路3と、から構成され、 前記第2の抵抗R2、第4の抵抗R4、及び第5
    の抵抗R5の抵抗値を等しく設定し、前記第3の
    抵抗R3は第1の抵抗R1の抵抗値の1/2に設定し、
    かつ第7の抵抗R8の抵抗値を、第6の抵抗R7
    抵抗値の2倍となるように設定したことを特徴と
    する電流・電圧変換増幅回路。
JP60067291A 1985-03-29 1985-03-29 電流・電圧変換増幅回路 Granted JPS61224711A (ja)

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JPS61224711A JPS61224711A (ja) 1986-10-06
JPH0428166B2 true JPH0428166B2 (ja) 1992-05-13

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